JPH06255476A - 安全柵の格納装置 - Google Patents

安全柵の格納装置

Info

Publication number
JPH06255476A
JPH06255476A JP4528993A JP4528993A JPH06255476A JP H06255476 A JPH06255476 A JP H06255476A JP 4528993 A JP4528993 A JP 4528993A JP 4528993 A JP4528993 A JP 4528993A JP H06255476 A JPH06255476 A JP H06255476A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
safety fence
platform
housing section
trestle
lifter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4528993A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Momomoto
暁生 百本
Kiyoshi Sasamoto
潔 笹本
Hiroshi Shida
博 志田
Tetsuo Funahashi
哲男 舟橋
Isamu Ida
勇 井田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NAKAMURA JIKOU KK
East Japan Railway Co
Original Assignee
NAKAMURA JIKOU KK
East Japan Railway Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NAKAMURA JIKOU KK, East Japan Railway Co filed Critical NAKAMURA JIKOU KK
Priority to JP4528993A priority Critical patent/JPH06255476A/ja
Publication of JPH06255476A publication Critical patent/JPH06255476A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 駅ホーム等に設置された安全柵を、格納装置
により随時格納できるようにする。 【構成】 プラットホーム21の安全柵20設置位置の直下
に格納部22を形設すると共に、この格納部内に枠組みし
た架台25に、安全柵20を搭載しかつその安全柵を格納部
に出し入れするリフタ23を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄道駅のプラットホー
ム等に設置した安全柵を必要に応じてプラットホーム面
下に格納する安全柵の格納装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】鉄道駅のプラットホーム等では、乗客の
線路への転落や進行中の車両との接触などの事故を未然
に防止するために、ホームの線路側に沿って可動ゲート
付き安全柵の設置が進められている。
【0003】この可動ゲート付き安全柵は、例えば図5
〜図7に示したように構成されている。1は可動ゲート
であり、安全柵の本体ケース2の一端又は両端から水平
方向に出し入れ自在に配設されている。図では、左側の
可動ゲート1は本体ケース2内に引き込まれてゲートが
開いた状態を示しており、右側の可動ゲート1は本体ケ
ース2から押し出されてゲートを閉じた状態を示してい
る。しかし、駅のプラットホームに設置された場合は、
両方の可動ゲートは同時に押し出され、あるいは引き込
まれる動作となる。
【0004】3は可動ゲート1の後端に、取付部材5に
よりそれぞれ設けられたスリーブであり、本体ケース2
内に固設されたガイドレール4にそれぞれ嵌合し、ガイ
ドレール4は各可動ゲート1を支持すると共にそれらの
移動を案内する。6は、一端が可動ゲート1の後端にそ
れぞれ連結され他端が本体ケース2の一端にそれぞれ固
定されたシリンダであり、可動ゲート1の後端を押し又
は引っ張ってそれらの出し入れを行なう。7はゲート部
を基台8に設置する支柱ボックスであり、必要な電気回
路等が内蔵されている。9は支柱ボックス7間の空間に
嵌めこまれた透明板で、ホームから線路側が見通せると
共に、必要ならば、広告ポスターなどを掲示することも
できる。さらには、発声手段や発光手段を組み込み、そ
れによる放送や光射を併用することにより、乗客の注意
をより喚起することもできる。10は透明板9の下端を支
える透明板受け台である。
【0005】次に、上記可動ゲート付き安全柵の動作を
説明する。駅のプラットホームの線路側縁部に沿って、
停車した車両の互いに隣接する乗降用ドアとドアとの間
に本体ケース2が位置するように安全柵を設置する。車
両の乗降用ドア部分では、隣接する安全柵の可動ゲート
1が互いに向かい合って出し入れされる。
【0006】常時は、図1の右半分で示したように、シ
リンダ6が延びて可動ゲート1の後端を押すので、可動
ゲートは本体ケース2から押し出され、互いに対向する
可動ゲートの先端間は比較的狭い間隔となって、ゲート
は閉じられた状態となる。
【0007】駅ホームに車両が進入してきて停止する
と、シリンダ6の動作により可動ゲート1が本体ケース
2内に引き込まれ、ゲートが開く。そこで、車両のドア
が開いて乗客の乗降が行なわれる。車両が出発進行する
時は、車両のドアと共に、ゲートが再び閉じる。
【0008】なお、ゲートの開け閉めに応じて、本体ケ
ース2や可動ゲート1内に組み込んだ発声手段や発光手
段を使用して放送や光射により、乗客の注意を喚起す
る。
【0009】このように構成された可動ゲート付き安全
柵では、乗客の乗降時のみゲートが開き、他のときは閉
じた状態となるので、酒酔い乗客、うっかり乗客、ある
いは高齢者や幼児等にとって極めて安全で、線路へ転落
したり、走行する車両に接触するなどの事故を十分防止
することができる。また、可動ゲートの開閉方向が、車
両のドアの開閉方向と一致し、さらに安全柵自体の高さ
も適当な高さに設定するので視界も開け、違和感や圧迫
感もない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このような可動ゲート
付き安全柵は、一般的にプラットホーム等に固定的に設
置される。しかしながら、朝夕のラッシュ時等では、大
勢の人が乗降するので乗客がホームに充満し、このよう
な場合には、安全柵はかえって邪魔になる。またこのよ
うなラッシュ時には事故は比較的少なく、昼間の空いて
いるときの高齢者や幼児の転落、あるいは夜遅くなって
の酒酔い乗客の転落や車両との接触事故が比較的多い。
従って、それらの時間帯に応じて随時安全柵をプラット
ホーム面下に格納できるようにすれば便利である。
【0011】本発明は、上記問題点を解決しようとする
もので、必要に応じて安全柵をプラットホーム上に設置
し、あるいはプラットホーム面下に格納できるようにし
た安全柵の格納装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、プラットホームにおける安全柵設置位置
の直下に形設された格納部と、この格納部内に枠組みさ
れた架台と、架台に設けられ、安全柵を搭載してその安
全柵を格納部に対して出し入れする上下動手段とから構
成されるものである。
【0013】また、安全柵をプラットホーム面下に格納
したときは、格納部の開口を蓋で塞ぐようにする。
【0014】
【作用】上記構成によれば、ラッシュ時等では安全柵を
プラットホーム面下の収納部に収納することができるの
で、乗降の邪魔にならず、また、比較的空いていても転
落事故等の多い昼間や夜遅い時間帯では、安全柵をホー
ム上に設置するので、事故を未然に防ぎ、安全性が向上
する。
【0015】また、安全柵をプラットホーム面下に格納
したときは、格納部の開口を蓋で塞ぎ、その蓋の高さ
も、プラットホームの面と略同一レベルにすることがで
きるので、足もとの危険性はない。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して実施例を詳細に説明す
る。図1は本発明の一実施例を示したもので、可動ゲー
ト付き安全柵をプラットホーム上にセットした状態を示
している。また、図2は可動ゲート付き安全柵を格納部
に格納した状態を示している。
【0017】図1,図2において、20は可動ゲート付き
安全柵、21はプラットホーム、22はプラットホーム21の
安全柵設置位置の直下に形設した格納部、25は格納部内
に枠組みされた架台、23は、架台25に設けられ、安全柵
20を搭載してその安全柵を格納部22に対して出し入れす
るリフタ、26はリフタ23を上下方向に駆動する油圧シリ
ンダである。
【0018】図3及び図4は、格納部22内に枠組み設置
され、安全柵20を搭載したリフタ23が組み込まれた架台
の詳細を示したものである。
【0019】次に本実施例の動作を説明する。図1,図
3に示したように、安全柵20をプラットホーム21上にセ
ットするときは、図示しないモータで蓋24をスライドさ
せて格納部22の口を開け、油圧シリンダ26によりリフタ
23を駆動する。リフタ23は上昇して安全柵20をプラット
ホーム21上にセットした後、蓋24を安全柵20の基台に設
けた突起27の下部に挿入してストッパーとする。
【0020】また、安全柵20を格納するときは、図2,
図4に示したように、蓋24を蓋カバー28の下までスライ
ドさせて格納部22の口を開いた後、リフタ23を下げて安
全柵20を格納部22に格納し、更に、蓋24を引き出して格
納部の口を完全に塞いでしまう。これにより、蓋24や蓋
カバー28の表面は、プラットホーム21の表面と略同一レ
ベルとなる。
【0021】なお、実施例では、駅のプラットホームへ
設置された安全柵に対する格納装置について説明した
が、プラットホーム以外で、混雑を緩和するために人の
通行量を制限する目的で設置された安全柵に対しても適
用され得ることは言うまでもない。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
駅ホーム等に設置された安全柵に対する格納装置を設
け、格納が随時できるようにしたので、ラッシュ時など
で安全柵が邪魔になるような場合は格納して、ホームを
広く使用することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成図であり、安全柵をプ
ラットホーム上にセットした状態を示す図である。
【図2】同実施例の、安全柵を格納した状態を示す図で
ある。
【図3】同実施例の、安全柵を保持する架台の構成を示
す斜視図であり、安全柵をセットした状態を示してい
る。
【図4】同実施例の、安全柵を格納した状態を示す斜視
図である。
【図5】本発明が適用される可動ゲート付き安全柵の構
成図である。
【図6】図5のA−A断面図である。
【図7】図5のB−B断面図である。
【符号の説明】
20 … 可動ゲート付き安全柵、 21 … プラットホー
ム、 22 … 格納部、 23 …リフタ、 24 … 蓋、 25 …
架台。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 志田 博 東京都中央区築地3丁目10番10号 株式会 社中村自工内 (72)発明者 舟橋 哲男 東京都中央区築地3丁目10番10号 株式会 社中村自工内 (72)発明者 井田 勇 東京都中央区築地3丁目10番10号 株式会 社中村自工内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラットホーム(21)における安全柵(20)
    設置位置の直下に形設された格納部(22)と、該格納部内
    に枠組みされた架台(25)と、該架台に設けられ、前記安
    全柵(20)を搭載してその安全柵を前記格納部(22)に対し
    て出し入れする上下動手段(23)とからなることを特徴と
    する安全柵の格納装置。
  2. 【請求項2】 安全柵(20)を格納部(22)に格納したと
    き、格納部の開口を塞ぐ蓋(24)を有することを特徴とす
    る請求項1記載の安全柵の格納装置。
JP4528993A 1993-03-05 1993-03-05 安全柵の格納装置 Pending JPH06255476A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4528993A JPH06255476A (ja) 1993-03-05 1993-03-05 安全柵の格納装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4528993A JPH06255476A (ja) 1993-03-05 1993-03-05 安全柵の格納装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06255476A true JPH06255476A (ja) 1994-09-13

Family

ID=12715158

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4528993A Pending JPH06255476A (ja) 1993-03-05 1993-03-05 安全柵の格納装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06255476A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2119663A1 (es) * 1995-10-23 1998-10-01 Barcelona Tecn Sa Barrera sumible.
WO2000017028A1 (en) * 1998-09-21 2000-03-30 Rolf Nilsson Railing that can be lowered or raised in connection with platform
KR20010078965A (ko) * 2001-05-26 2001-08-22 김영수 운송체에 대한 이동식 안전 구조물
JP2007153043A (ja) * 2005-12-02 2007-06-21 Railway Technical Res Inst ホーム柵
ITPD20110248A1 (it) * 2011-07-20 2013-01-21 Luigi Sartori Barriera di sicurezza particolarmente per banchine ferroviarie

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0542869A (ja) * 1991-08-09 1993-02-23 Nabco Ltd プラツトホームのステツプ装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0542869A (ja) * 1991-08-09 1993-02-23 Nabco Ltd プラツトホームのステツプ装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2119663A1 (es) * 1995-10-23 1998-10-01 Barcelona Tecn Sa Barrera sumible.
WO2000017028A1 (en) * 1998-09-21 2000-03-30 Rolf Nilsson Railing that can be lowered or raised in connection with platform
KR20010078965A (ko) * 2001-05-26 2001-08-22 김영수 운송체에 대한 이동식 안전 구조물
JP2007153043A (ja) * 2005-12-02 2007-06-21 Railway Technical Res Inst ホーム柵
ITPD20110248A1 (it) * 2011-07-20 2013-01-21 Luigi Sartori Barriera di sicurezza particolarmente per banchine ferroviarie

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1942073A3 (en) Elevator door system
JP3942346B2 (ja) 扉装置
JPH06255476A (ja) 安全柵の格納装置
JP2659488B2 (ja) 引戸装置
US4198785A (en) Movable threshold door seal
JP3009289B2 (ja) 駅ホーム安全管理装置
US4073501A (en) Vehicle entry way elevator step
JP2593605Y2 (ja) プラットホームにおけるガードフェンス
KR100679451B1 (ko) 광고판 내장형 스크린도어
WO2004087479A3 (en) Trolley system for a railway boxcar door
CN215108401U (zh) 平移式站台门
JPH07100437B2 (ja) 可動ゲート付き安全柵
JP2587689B2 (ja) 軌道車両用の乗降場の扉装置
KR200373389Y1 (ko) 광고판 내장형 스크린도어
ES2049365T3 (es) Dispositivo para la sujecion de cristales de ventanas, especialmente para vehiculos sobre railes.
JP2602441Y2 (ja) 変則シャッター装置
KR960002059Y1 (ko) 열차의 승객추락방지장치
JP3045485B2 (ja) 横引き門扉の扉体倒れ防止装置
KR200375931Y1 (ko) 광고기능을 갖는 장애인용 자동게이트
CN113744665A (zh) 一种公交车站台动态信息智能终端
JPH05139297A (ja) 客室構造車両
JPH05246330A (ja) 可動ゲート付き安全柵
JPH11256921A (ja) 水平エレベーターの乗場側ドア開閉機構
CN2571632Y (zh) 轨道车辆用倾斜铰链门
KR20060015798A (ko) 광고기능을 갖는 장애인용 자동게이트