JPH0625436B2 - 要介護人用水洗便所 - Google Patents
要介護人用水洗便所Info
- Publication number
- JPH0625436B2 JPH0625436B2 JP63151011A JP15101188A JPH0625436B2 JP H0625436 B2 JPH0625436 B2 JP H0625436B2 JP 63151011 A JP63151011 A JP 63151011A JP 15101188 A JP15101188 A JP 15101188A JP H0625436 B2 JPH0625436 B2 JP H0625436B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toilet
- stool
- care recipient
- caregiver
- floor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は家庭または病院に設けられる要介護人用の水洗
便所に関する。
便所に関する。
従来の技術 人口の老齢化が進むにつれて便所の利用に介護を必要と
する人（要介護人）の数が次第に増大してきているが、
家庭または病院に現在設けられている水洗便所は要介護
人の利用に対する配慮に乏しい。便器が和風水洗便器と
されている場合を便器が腰掛け便器（洋風水洗便所）と
されている場合に比較すると、介護人が要介護人に用便
姿勢をとらすのに必要とする労力は前者の場合より後者
の場合の方が遥かに少ない。しかしながら、後者の場合
でも介護が長期に亙ると上記の労力は介護人に極めて大
きい負担を与えるようになる。
する人（要介護人）の数が次第に増大してきているが、
家庭または病院に現在設けられている水洗便所は要介護
人の利用に対する配慮に乏しい。便器が和風水洗便器と
されている場合を便器が腰掛け便器（洋風水洗便所）と
されている場合に比較すると、介護人が要介護人に用便
姿勢をとらすのに必要とする労力は前者の場合より後者
の場合の方が遥かに少ない。しかしながら、後者の場合
でも介護が長期に亙ると上記の労力は介護人に極めて大
きい負担を与えるようになる。
発明が解決しようとする課題 要介護人を便器に腰掛けさせるの必要とする時間および
労力が大きいのは、体力が衰えているために姿勢を速や
かに変え得ないとう要介護人の側の事情（第１の事情）
と、便器に至る洗浄水の放流用配管が介護人および要介
護人の便室内においての自由な移動を妨げがちであると
いう便所構造に起因する事情（第２の事情）とによる。
これら第１、第２の事情は本発明が決解決しようとする
二つの課題である。更に、介護人の負担を増している他
の事情として汚物により汚された便室床および便座の洗
浄，清掃を速やかに行なわれがたいという他の一つの事
情（第３の事情）がありこの第３の事情の解決は上記第
１，第２の事情の解決と共に本発明が解決しようとする
課題である。
労力が大きいのは、体力が衰えているために姿勢を速や
かに変え得ないとう要介護人の側の事情（第１の事情）
と、便器に至る洗浄水の放流用配管が介護人および要介
護人の便室内においての自由な移動を妨げがちであると
いう便所構造に起因する事情（第２の事情）とによる。
これら第１、第２の事情は本発明が決解決しようとする
二つの課題である。更に、介護人の負担を増している他
の事情として汚物により汚された便室床および便座の洗
浄，清掃を速やかに行なわれがたいという他の一つの事
情（第３の事情）がありこの第３の事情の解決は上記第
１，第２の事情の解決と共に本発明が解決しようとする
課題である。
課題を解決するための手段 上記課題を解決する本発明による要介護人用水洗便所
は、介護人が腰掛け便器への洗浄水供給配管により妨げ
られることなく、介護人が要介護人を伴いつつ腰掛け便
器の回りに正逆いずれの方向にも３６０度以上の角度範
囲に亙って移動し得るようにする空間が腰掛け便器の回
りに設けられていると共に、便室床の洗浄に使用され洗
浄水を腰掛け便器の防臭トラツプの洗浄水流入側空間に
流入させる多数の掃き込み孔を備えた大型の目皿部を腰
掛け便器の下端を囲む便室床上の部分に設けたことを特
徴とするものである。
は、介護人が腰掛け便器への洗浄水供給配管により妨げ
られることなく、介護人が要介護人を伴いつつ腰掛け便
器の回りに正逆いずれの方向にも３６０度以上の角度範
囲に亙って移動し得るようにする空間が腰掛け便器の回
りに設けられていると共に、便室床の洗浄に使用され洗
浄水を腰掛け便器の防臭トラツプの洗浄水流入側空間に
流入させる多数の掃き込み孔を備えた大型の目皿部を腰
掛け便器の下端を囲む便室床上の部分に設けたことを特
徴とするものである。
便室内には散水清掃用器具の収納部を設けておくことが
望ましい。
望ましい。
作用 介護人が要介護人を伴いつつ腰掛け便器の回りに正逆い
ずれの方向にも３６０度以上角度範囲に亙って移動し得
るようにする本発明によるものの上記の空間は、要介護
人の体形および体力を考慮しつつ行う介護人の誘導を容
易にし、便器の便座への要介護人の着座が使用される労
力を比較的少なくして短時間に簡単に行われるようにす
る。また、本発明によるものの上記大形の目皿部は要介
護人が汚した便座及び便室床に対する散水洗浄が汚れ箇
所および汚物の付着態様にほぼ無関係に遂行され得るよ
うにする。
ずれの方向にも３６０度以上角度範囲に亙って移動し得
るようにする本発明によるものの上記の空間は、要介護
人の体形および体力を考慮しつつ行う介護人の誘導を容
易にし、便器の便座への要介護人の着座が使用される労
力を比較的少なくして短時間に簡単に行われるようにす
る。また、本発明によるものの上記大形の目皿部は要介
護人が汚した便座及び便室床に対する散水洗浄が汚れ箇
所および汚物の付着態様にほぼ無関係に遂行され得るよ
うにする。
実施例 第１図および第２図は本発明による水洗便所の１例を示
す垂直断面図および平面図である。
す垂直断面図および平面図である。
これらのの図において、１は便室、２は腰掛け便器（以
下、単に便器と言う。）、３は便室床である。便器２へ
の洗浄水の供給は便室床を下方より上方に向かって貫通
して立ち上がったのち便器２の洗浄水導入口に至る導水
管４を経て行われる。５は導水管４上に設けられた放流
弁で放流弁５は便室内に設けられたレバー等の開便操作
部を操作することにより開かれる。便器２と便器の囲い
６との間の寸法Ｄ1,Ｄ2,Ｄ3,Ｄ4は介護人が要介護人を
伴いつつ腰掛け便器２の回りに自由に移動し得るように
する大きさに選定されている。
下、単に便器と言う。）、３は便室床である。便器２へ
の洗浄水の供給は便室床を下方より上方に向かって貫通
して立ち上がったのち便器２の洗浄水導入口に至る導水
管４を経て行われる。５は導水管４上に設けられた放流
弁で放流弁５は便室内に設けられたレバー等の開便操作
部を操作することにより開かれる。便器２と便器の囲い
６との間の寸法Ｄ1,Ｄ2,Ｄ3,Ｄ4は介護人が要介護人を
伴いつつ腰掛け便器２の回りに自由に移動し得るように
する大きさに選定されている。
７は便器２の下端を囲んで便室床３上に設けられた大型
の目皿部上に設けられた多数の洗浄水掃込み孔である。
掃込み孔７を経て流下する清掃水は防臭トラツプ８を経
て排水管１０に至る。１１は清掃用散水器等を収める収
納部である。
の目皿部上に設けられた多数の洗浄水掃込み孔である。
掃込み孔７を経て流下する清掃水は防臭トラツプ８を経
て排水管１０に至る。１１は清掃用散水器等を収める収
納部である。
発明の効果 本発明による水洗便所の最も大きな利点は介護人に課せ
られる労力の顕著な軽減にある。介護人に課せられる労
力の軽減は要介護人の便器への誘導、要介護人の便器よ
りの退去、要介護人が汚した便室床および便座の清掃等
多岐に亙る。上記介護人の側に生じる利点は要介護人の
側においても極めて好ましい効果をもたらし用便時間を
短縮し用便時に起こる疲れを少なくする。
られる労力の顕著な軽減にある。介護人に課せられる労
力の軽減は要介護人の便器への誘導、要介護人の便器よ
りの退去、要介護人が汚した便室床および便座の清掃等
多岐に亙る。上記介護人の側に生じる利点は要介護人の
側においても極めて好ましい効果をもたらし用便時間を
短縮し用便時に起こる疲れを少なくする。
第１図および第２図は本発明による水洗便所の１例を示
す垂直断面図および平面図である。
す垂直断面図および平面図である。
Claims (1)
- 【請求項１】要介護人を伴う介護人が腰掛け便器に至る
洗浄水放流用配管により移動を妨げられることなく、腰
掛け便器の回りに正逆いずれの方向にも３６０度以上の
角度範囲に亙って自由に移動し得るようにする空間が腰
掛け便器の回りに設けられていると共に、便室床の清掃
洗浄に使用された洗浄水を腰掛け便器の防臭トラツプの
洗浄水流入側空間に流入させる多数の掃き込み孔を備え
た大型の目皿部を腰掛け便器の下端を囲む便室床上の部
分に設けたことを特徴とする要介護人用水洗便所。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63151011A JPH0625436B2 (ja) | 1988-06-18 | 1988-06-18 | 要介護人用水洗便所 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63151011A JPH0625436B2 (ja) | 1988-06-18 | 1988-06-18 | 要介護人用水洗便所 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01318626A JPH01318626A (ja) | 1989-12-25 |
| JPH0625436B2 true JPH0625436B2 (ja) | 1994-04-06 |
Family
ID=15509344
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63151011A Expired - Lifetime JPH0625436B2 (ja) | 1988-06-18 | 1988-06-18 | 要介護人用水洗便所 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0625436B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02176032A (ja) * | 1988-12-26 | 1990-07-09 | Sekisui Chem Co Ltd | トイレ室 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5222669Y2 (ja) * | 1972-04-04 | 1977-05-24 | ||
| JPS58145387U (ja) * | 1982-03-24 | 1983-09-30 | 東陶機器株式会社 | 水洗式洋風大便器 |
-
1988
- 1988-06-18 JP JP63151011A patent/JPH0625436B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01318626A (ja) | 1989-12-25 |
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