JP2919520B2 - 介護用ベッド - Google Patents

介護用ベッド

Info

Publication number
JP2919520B2
JP2919520B2 JP32764989A JP32764989A JP2919520B2 JP 2919520 B2 JP2919520 B2 JP 2919520B2 JP 32764989 A JP32764989 A JP 32764989A JP 32764989 A JP32764989 A JP 32764989A JP 2919520 B2 JP2919520 B2 JP 2919520B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toilet
bed
flush toilet
nursing
pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP32764989A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03186265A (ja
Inventor
賢輝 徳永
孝英 柿沼
剛 板垣
久一 川島
真一 赤平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Denki Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Denki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Denki Co Ltd filed Critical Sanyo Denki Co Ltd
Priority to JP32764989A priority Critical patent/JP2919520B2/ja
Priority to US07/598,163 priority patent/US5077845A/en
Priority to CA002027828A priority patent/CA2027828C/en
Priority to SE9003340A priority patent/SE9003340L/
Publication of JPH03186265A publication Critical patent/JPH03186265A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2919520B2 publication Critical patent/JP2919520B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Invalid Beds And Related Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この発明は、水洗便器付の介護用ベッドに関する。
(ロ) 従来の技術 介護用ベッドの従来技術としては、特開昭63−189541
号公報に記載されているように、水洗トイレ〔水洗便
器〕を備えた介護用ベッドにおいて、配管にミキサーを
内蔵して排水し易いようにして排泄物等を下水道へ導く
ものが示されている。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 前述した介護用ベッドでは、排泄物等を下水道へ導く
ための具体的な手段が示されていないため、発明の構成
自体が不明であり、排泄物等を下水道へ確実に導くこと
ができるかどうか明らかでなくこの下水道へ導く手段、
つまり、この構成に不具合〔漏水や詰り〕が生ずるおそ
れがある。
また、前述した介護用ベッドには下水道へ送った排泄
物や下水管の汚物からの悪臭を遮断するものがないた
め、悪臭が水洗トイレの開口から部屋に広がるおそれが
るある。
この発明は、通常はベッドとして使用できる一方、用
便時には、ベッド上での排便等および排便後の洗浄なら
びに排泄物等の下水道への導出を確実に行なうことがで
きる水洗便器付きの介護用ベッドを提供するものであ
る。
(ニ) 課題を解決するための手段 この発明は、上記のような課題を解決するために、水
洗便器と、この水洗便器に接続され、水洗便器内の排泄
物や洗浄水を水洗便器外へ導く排出管とを有している介
護用ベッドにおいて、前記水洗便器はベッドとほぼ同じ
高さに、使用者の腰部や臀部との当たり位置を変える機
構のついた便座部を有し、かつ、前記排出管側には便座
近くには水はりを可能にする開閉バルブを設けた介護用
ベッドである。
(ホ) 作用 この発明による介護用ベッドにおいては、水洗便器を
使用していないときは、使用者の腰部や臀部への当たり
位置を変える機構によって、部屋への臭気の拡散を防止
したり、時には身体への当たり方を変えることによって
蓐瘡を防止する事もできる通常のベッドとして使用で
き、また、用便時には、水洗便器として使用できる一
方、便器の便座近くに水はりを可能にすることによって
使用者の排便後の身体や便器の洗浄が行なえる。
(ヘ) 実施例 この発明の実施例を図面と共に説明する。第1図は本
発明による介護用ベッドの使用状態を示す説明図で、こ
の図において、(1)は本発明による介護用ベッド、
(2)はこの介護用ベッドの設置されている一般住宅の
部屋、(3)はこの部屋の床(4)に設けられた開口で
ある。また、(5)(6)(7)はそれぞれマットレス
の背もたれ部、腰部、脚部、(8)はベッドフレーム、
(9)はマットレスの腰部(5)に設けられた水洗便
器、(10)は介護用ベッド(1)移動用のため脚部(1
1)に取付けたキャスターである。(12)は前記水洗便
器(9)と開口(3)とを接続する排出管で、この排出
管の下部の端部(13)は、開口(3)との接続部分から
排泄臭、排泄物及び洗浄水が漏れないように、気密かつ
水密に接続されている。(14)は排出管(12)途中に設
けられた開閉バルブで、この開閉バルブはゴムチューブ
から形成され、内部への給気や内部からの排気によって
排出管(14)内を閉じたり開いたりするものである。ま
た、(15)は垂直方向に設けられた下水配管、(16)は
汚水槽(17)に向けて下り勾配を持つように配置されて
いる下水配管、(18)は下水管の本管〔図示せず〕と汚
水槽(17)とを接続する下水配管である。
第2図は本発明による介護用ベッドの他の使用状態を
示す説明図で、この図において、(20)(21)(22)は
本発明による介護用ベッド、(23)はこの介護用ベッド
の配置されている病院や入院室や老人ホームの部屋、
(24)(25)(26)は水洗便器、(27)(28)(29)は
それぞれ開口(30)(31)(32)とを接続する排出管、
(33)は開口(34)を気密に塞ぐ蓋、(35)(36)(3
7)(38)(39)は下水配管、(40)は汚水槽、(41)
は下水配管である。第3図、第5図、第7図、第9図は
便器の状態を示す平面図、第4図、第6図、第8図、第
10図はそれぞれ第3図、第5図、第7図、第9図に示す
矢線の断面図であり、図において、水洗便器(9)は例
えばFRPにて形成されている。(50)(51)(52)はこ
の便器(9)の周囲に設けられ、便座を形成するための
ゴムチューブ、(53)(54)は便器(9)内に設けられ
たゴムチューブ、(55)は便口である。また、前記開閉
バルブ(14)は下水配管からの臭気の上昇を遮断するた
めのものであり、かつ、座浴用の止水バルブとしても使
用されるものである。
このように構成された本発明による介護用ベッドで
は、その各チューブ(50)(51)(52)(53)(54)
(14)の状態はその使用経過により異なり、通常時〔第
3図、第4図参照〕、つまり重体患者や寝たきり老人等
の使用者が介護用ベッドで寝ているときは各ゴムチュー
ブ(50)(51)(52)(53)(54)(14)はすべて給気
ポンプ〔図示せず〕により給気されて脹らんでいる。こ
のとき、使用者の腰部や臀部は褥瘡が生じ易いため、こ
の位置のゴムチューブ(50)(51)(54)とゴムチュー
ブ(52)(53)とを交互に膨張、収縮させて、前記褥瘡
が防止されるように構成してもよい。
また、排便時〔第5図、第6図参照〕においては、ゴ
ムチューブ(50)(51)(52)に給気されて弁座が形成
され、ゴムチューブ(53)(54)(14)からは排気され
る。この状態では、排出管(12)内の通路がゴムチュー
ブ〔開閉バルブ〕(14)により閉じられていないので、
排泄物や洗浄水は排出管(12)内を落ち、開口(3)へ
向かって流れていく。
排便後の洗浄時〔第7図、第8図参照〕においては、
ゴムチューブ(50)(51)(52)から排気され、ゴムチ
ューブによる開閉バルブ(14)に給気されて排出管(1
2)内が閉じられた後、便座(9)内に温水が供給され
て便座近くに水はりをすると共に、この温水内に温風が
吹込まれることによって、泡や温水の流動によって肛門
部やその周囲、及び便座(9)が洗浄される。
洗浄後の排水時〔第9図、第10図参照〕においては、
ゴムチューブ(14)から排気されて排出管(12)内が開
かれ、使用済の洗浄水が排出管(12)を通して捨てら
れ、その後便器(9)内に温風が供給され肛門部やその
周囲、および便器(9)が乾燥されられる。
使用者の肛門部やその周囲、及び便器(35)が乾燥さ
せられた後は、前述した通常時におけるゴムチューブ
(50)(51)(52)(53)(54)(14)の状態となる。
このように、本発明による介護用ベッドによれば、排
出物や洗浄水等を排水管を通して下水配管まで流すこと
ができ、かつ、排水管内の通路を開閉バルブで遮断して
下水配管からの臭気の上昇を防止できる。また、開閉バ
ルブを座浴のための止水バルブとしても使用できる。
(ト)発明の効果 以上説明したように、この発明によれば、通常は便器
からの臭気を遮断したり、時には使用者の身体への片当
たりを変えてベッドに長期間にわたって起居する人の蓐
瘡を防止したベッドとしても使用でき、用便時には、ベ
ッドに居ながらその場で用便でき、かつ、排便後は肛門
やその周囲の洗浄や便器の洗浄を行なえる介護用ベッド
を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による介護用ベッドの使用状態を示す説
明図、第2図は同介護用ベッドの他の使用状態を示す説
明図、第3図、第4図は通常時の介護用ベッドの要部を
示すものであり、第3図は平面図、第4図は第3図にお
けるIV−IV線断面図、第5図、第6図は排便時の同要部
を示すものであり、第5図は平面図、第6図は第5図に
示すVI−VI線断面図、第7図、第8図は洗浄時の同要部
を示すものであり、第7図は平面図、第8図は第7図に
示すVIII−VIII線断面図、第9図、第10図は排水時にお
ける同要部を示すもので、第9図は平面図、第10図は第
9図に示すΧ−Χ線断面図である。 (1)……介護用ベッド、(3)……開口、(9)……
水洗便器、(12)……排水管、(13)……端部、(14)
………開閉バルブ、(15)(16)(18)……下水配管、
(20)(21)(22)……介護用ベッド、(24)(25)
(26)……水洗便器、(27)(28)(29)……排水管、
(30)(31)(32)(34)……開口、(35)(36)(3
7)(38)(39)(41)……下水配管。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川島 久一 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 赤平 真一 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭54−94120(JP,A) 実開 昭55−112525(JP,U) 実開 昭63−31181(JP,U) 実開 昭57−66069(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61G 7/00 - 7/075

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水洗便器と、この水洗便器に接続され、水
    洗便器内の排泄物を水洗便器外へ導く排出管とを有して
    いる介護用ベッドにおいて、前記水洗便器はベッドとほ
    ぼ同じ高さに、使用者の腰部や臀部との当たり位置を変
    える機構のついた便座部を有し、かつ、前記排出管側に
    は便座近くに水はりを可能とする開閉バルブを有してい
    ることを特徴とする介護用ベッド。
JP32764989A 1989-10-20 1989-12-18 介護用ベッド Expired - Lifetime JP2919520B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32764989A JP2919520B2 (ja) 1989-12-18 1989-12-18 介護用ベッド
US07/598,163 US5077845A (en) 1989-10-20 1990-10-16 Bed with built-in commode
CA002027828A CA2027828C (en) 1989-10-20 1990-10-17 Bed with built-in commode
SE9003340A SE9003340L (sv) 1989-10-20 1990-10-19 Saeng med inbyggd toalettstol

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32764989A JP2919520B2 (ja) 1989-12-18 1989-12-18 介護用ベッド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03186265A JPH03186265A (ja) 1991-08-14
JP2919520B2 true JP2919520B2 (ja) 1999-07-12

Family

ID=18201418

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32764989A Expired - Lifetime JP2919520B2 (ja) 1989-10-20 1989-12-18 介護用ベッド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2919520B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105832477B (zh) * 2016-03-11 2021-06-11 陶然 护理用排泄物处理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03186265A (ja) 1991-08-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11399999B1 (en) Easy drain mattress
JP3080659B2 (ja) 水洗便器及びこれを備えた介護用ベッド装置
KR101409515B1 (ko) 위생 변기
US5241712A (en) Invalid toliet seat
KR101502302B1 (ko) 위생 변기용 변기좌대
JP2919520B2 (ja) 介護用ベッド
CN215605327U (zh) 多功能坐便椅
US20190153711A1 (en) Grandma's Helper
JP2019190030A (ja) 排便アシスト減圧式水洗トイレシステム
JP3101914B2 (ja) 介護ベッド用水洗便器
JP2552575B2 (ja) 便器付きベッド
JPH033304Y2 (ja)
JPH08257073A (ja) 洗浄乾燥式トイレ装置
KR101208824B1 (ko) 소변기
JP2002017798A (ja) 電動採便器
KR200372819Y1 (ko) 환자용 침대
US20200359857A1 (en) Grandmas Helper
JPH0244224B2 (ja) Haibenyojidosenjosochi
JP2003210508A (ja) サワヤカパンツ
JP3032932U (ja) 移動式かんたんウォッシュレット
JP2001353096A (ja) 移動式ポータブルトイレ
CN116138966A (zh) 一种护理床便池装置及护理床
KR20220150793A (ko) 환자용 다용도 침대 시스템
JP2002320648A (ja) 介護用ベッド
JPH0724675B2 (ja) 介護用ベッド