JPH033304Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH033304Y2 JPH033304Y2 JP1987165283U JP16528387U JPH033304Y2 JP H033304 Y2 JPH033304 Y2 JP H033304Y2 JP 1987165283 U JP1987165283 U JP 1987165283U JP 16528387 U JP16528387 U JP 16528387U JP H033304 Y2 JPH033304 Y2 JP H033304Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toilet
- mouth
- water supply
- chassis
- supply pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 13
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 3
- 230000013872 defecation Effects 0.000 description 3
- 235000019645 odor Nutrition 0.000 description 3
- 241000894006 Bacteria Species 0.000 description 2
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 239000000645 desinfectant Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 1
- 210000003608 fece Anatomy 0.000 description 1
- 208000032839 leukemia Diseases 0.000 description 1
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- 230000009965 odorless effect Effects 0.000 description 1
- 210000002700 urine Anatomy 0.000 description 1
Landscapes
- Non-Flushing Toilets (AREA)
- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
- Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は病院等の医療施設に収容されている患
者、その他身体の不自由な人が簡易に使用できる
移動式の水洗便器である。
者、その他身体の不自由な人が簡易に使用できる
移動式の水洗便器である。
(本考案の目的及び従来技術)
病院等医療施設その他で排尿便の処置は、動け
ない患者は腰の下に差し込み便器等を使用し、排
便処理後、便器消毒器により消毒処理している。
ない患者は腰の下に差し込み便器等を使用し、排
便処理後、便器消毒器により消毒処理している。
しかしトイレ迄の歩行は困難であつても、自力
で便器の使用のできる患者や、白血病等、無菌室
に収容され、外出を止められている患者は室内に
持込んだ便器を使用して済ましていた。
で便器の使用のできる患者や、白血病等、無菌室
に収容され、外出を止められている患者は室内に
持込んだ便器を使用して済ましていた。
従来これらの患者を考慮した便器としては実開
昭59−第36326号、実開昭61−第191032号及び実
公昭55−第51908号考案等がある。
昭59−第36326号、実開昭61−第191032号及び実
公昭55−第51908号考案等がある。
(本考案の解決すべき課題)
この場合、便器は通常の便器であるため臭気が
こもつたり、室内に雑菌が附着したり飛散したり
する処理上の難点や、環境衛生を妨げる問題があ
り、このような患者が無菌的に、かつ抵抗なく使
用できる簡易な排便処理機構が望まれている。
こもつたり、室内に雑菌が附着したり飛散したり
する処理上の難点や、環境衛生を妨げる問題があ
り、このような患者が無菌的に、かつ抵抗なく使
用できる簡易な排便処理機構が望まれている。
しかし現在上記の課題を解消した簡易な患者用
の水洗便器は提案されていない。
の水洗便器は提案されていない。
(課題を解決するための手段)
本考案は前記課題を解消することを目的とした
便器装置で、機枠3と、車台2と、車台に装着し
た使用態様に応じて各自それぞれ接床する自在車
4、固定車5とよりなるボツクス形の装置本体1
内に、密閉する口部蓋14と倒立自在の手押枠6
を備えた水洗便器9を設置し、便器9は内部一側
に隔壁91を設けて便器一側の上部に常時閉止型
バルブ15を備えた給水管10、下部に常時閉止
型バルブ16を備えた排水管11を底部92を介
して連通させると共に、前記給水管10の口部と
排水管の口部は、それぞれ床、壁等に設置した排
泄物処理機構20の接続パイプ22,23に接続
して作動するように設けた移動式水洗便器装置に
係るものである。
便器装置で、機枠3と、車台2と、車台に装着し
た使用態様に応じて各自それぞれ接床する自在車
4、固定車5とよりなるボツクス形の装置本体1
内に、密閉する口部蓋14と倒立自在の手押枠6
を備えた水洗便器9を設置し、便器9は内部一側
に隔壁91を設けて便器一側の上部に常時閉止型
バルブ15を備えた給水管10、下部に常時閉止
型バルブ16を備えた排水管11を底部92を介
して連通させると共に、前記給水管10の口部と
排水管の口部は、それぞれ床、壁等に設置した排
泄物処理機構20の接続パイプ22,23に接続
して作動するように設けた移動式水洗便器装置に
係るものである。
(本考案の実施例)
第1図は本考案の一実施例を示す便器装置で、
1はボツクス形の本案便器装置本体で、2はボツ
クス形の器枠3を設けた車台で、スプリング12
で使用状態に応じてそれぞれ上下して各自別個に
接床する自在車4と固定脚5を備え、ボツクス一
側に手押枠6を立設する。手押枠は倒立自在と
し、便器上に蓋状に被着し、背もたれと兼ねても
よい。7は車台の出入口である。8は足を載せる
台である。9は水洗便器で一側に隔壁91を設け
て上部に給水管10と、下部に排水管11を取付
け底部92を介して連通させる。
1はボツクス形の本案便器装置本体で、2はボツ
クス形の器枠3を設けた車台で、スプリング12
で使用状態に応じてそれぞれ上下して各自別個に
接床する自在車4と固定脚5を備え、ボツクス一
側に手押枠6を立設する。手押枠は倒立自在と
し、便器上に蓋状に被着し、背もたれと兼ねても
よい。7は車台の出入口である。8は足を載せる
台である。9は水洗便器で一側に隔壁91を設け
て上部に給水管10と、下部に排水管11を取付
け底部92を介して連通させる。
給水管10には先端に複数の放出孔を穿設して
便器上部の内側に湾曲状に反転した便器口部内周
に沿つて放出した給水が回流するように設け便器
の洗浄機能を昂めている。
便器上部の内側に湾曲状に反転した便器口部内周
に沿つて放出した給水が回流するように設け便器
の洗浄機能を昂めている。
13は便座で、14は密閉状に被着する便器の
口部蓋である。15,16は給水管、排水管の口
部にそれぞれ着装した常時閉止型バルブである。
20は排泄物処理機構で、病室、無菌室の壁、床
面に設置し、便器機構と接続し一体となつて作動
するように設けられる。
口部蓋である。15,16は給水管、排水管の口
部にそれぞれ着装した常時閉止型バルブである。
20は排泄物処理機構で、病室、無菌室の壁、床
面に設置し、便器機構と接続し一体となつて作動
するように設けられる。
21は機枠、22は給水パイプの口部の接続パ
イプ、23は排水パイプの口部に接続するパイプ
で、接続部は市販のカプラーで接続する。24は
操作把手である。パイプは嵌込み式である。
イプ、23は排水パイプの口部に接続するパイプ
で、接続部は市販のカプラーで接続する。24は
操作把手である。パイプは嵌込み式である。
叙上の水洗便器装置は水洗便器と排便処理機構
が一体となつて作動するように設けたもので、機
構上適宜設計変更し、構造上追加もしくは簡易化
して実施する。
が一体となつて作動するように設けたもので、機
構上適宜設計変更し、構造上追加もしくは簡易化
して実施する。
便器の使用は人体が便器上に乗台すれば、第1
図で示すように自在車4のスプリング12を圧縮
して自在車を引き上げ固定脚5が接床して、便器
の車台を固定させ、使用後便器より下りれば、第
2図のようにスプリング12の伸長作用によつて
自在車4が下降して接床し、固定脚5は床面より
離れる。患者は第4図のように閉蓋した便器ボツ
クスを押して第2図に示すように排泄物処理機構
20に押し当てれば、給排水パイプ間は一体に接
続し、給水パイプ10と排水パイプ11のバルブ
が開栓し、操作把手24の操作により便器内の尿
と便および臭気は、排水と共に排出される。消毒
液も同時に流出させ無菌無臭の便器にする。
図で示すように自在車4のスプリング12を圧縮
して自在車を引き上げ固定脚5が接床して、便器
の車台を固定させ、使用後便器より下りれば、第
2図のようにスプリング12の伸長作用によつて
自在車4が下降して接床し、固定脚5は床面より
離れる。患者は第4図のように閉蓋した便器ボツ
クスを押して第2図に示すように排泄物処理機構
20に押し当てれば、給排水パイプ間は一体に接
続し、給水パイプ10と排水パイプ11のバルブ
が開栓し、操作把手24の操作により便器内の尿
と便および臭気は、排水と共に排出される。消毒
液も同時に流出させ無菌無臭の便器にする。
排泄物処理後、便器車台を引き離せば給排水口
のバルブは閉止される。
のバルブは閉止される。
(本考案の効果)
以上本案機構は移動と固定自在の簡易水洗便器
装置により、車台ボツクス内に装置した密閉式の
便器内への排便、排尿により使用による悪臭や雑
菌の飛散、附着が防止できる。又本装置は患者の
自力により便器の使用と排便処理ができるもの
で、病室や無菌室内の使用を可能としたもので、
同時に便器も自動的に洗浄、消毒できる利点があ
る。
装置により、車台ボツクス内に装置した密閉式の
便器内への排便、排尿により使用による悪臭や雑
菌の飛散、附着が防止できる。又本装置は患者の
自力により便器の使用と排便処理ができるもの
で、病室や無菌室内の使用を可能としたもので、
同時に便器も自動的に洗浄、消毒できる利点があ
る。
第1図は本考案装置の一実施例を示す全体断面
図、第2図は第1図の使用例を示す全体断面図、
第3図は便器本体の平面図、第4図は本案装置の
全体側面図。 図面において1は便器装置本体、2は車台、3
は器枠、4は自在車、5は固定脚、6は手押枠、
7は出入口、9は水洗便器、91は隔壁、10は
給水管、11は排水管、12はスプリング、13
は便座、14は蓋、15,16はバルブ、20は
排泄物処理機構、21は機枠、24は操作把手を
夫々示す。
図、第2図は第1図の使用例を示す全体断面図、
第3図は便器本体の平面図、第4図は本案装置の
全体側面図。 図面において1は便器装置本体、2は車台、3
は器枠、4は自在車、5は固定脚、6は手押枠、
7は出入口、9は水洗便器、91は隔壁、10は
給水管、11は排水管、12はスプリング、13
は便座、14は蓋、15,16はバルブ、20は
排泄物処理機構、21は機枠、24は操作把手を
夫々示す。
Claims (1)
- 機枠3と、車台2と、車台に装着した使用態様
に応じて各自それぞれ接床する自在車4、固定車
5とよりなるボツクス形の装置本体1内に、密閉
する口部蓋14と倒立自在の手押枠6を備えた水
洗便器9を設置し、便器9は内部一側に隔壁91
を設けて便器一側の上部に常時閉止型バルブ15
を備えた給水管10、下部に常時閉止型バルブ1
6を備えた排水管11を底部92を介して連通さ
せると共に、前記給水管10の口部と排水管の口
部は、それぞれ床、壁等に設置した排泄物処理機
構20の接続パイプ22,23に接続して作動す
るように設けたことを特徴とする移動式水洗便器
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987165283U JPH033304Y2 (ja) | 1987-10-30 | 1987-10-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987165283U JPH033304Y2 (ja) | 1987-10-30 | 1987-10-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0169526U JPH0169526U (ja) | 1989-05-09 |
JPH033304Y2 true JPH033304Y2 (ja) | 1991-01-29 |
Family
ID=31451626
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987165283U Expired JPH033304Y2 (ja) | 1987-10-30 | 1987-10-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH033304Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001323541A (ja) * | 2000-05-12 | 2001-11-22 | Inax Corp | 洋風水洗式便器 |
JP5308365B2 (ja) * | 2010-01-26 | 2013-10-09 | パナソニック株式会社 | 水洗便器 |
JP6474020B2 (ja) * | 2014-09-19 | 2019-02-27 | Toto株式会社 | 移動式大便器 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5551908U (ja) * | 1978-09-30 | 1980-04-05 | ||
JPS5936326B2 (ja) * | 1975-10-29 | 1984-09-03 | ソニー株式会社 | ジカンジクゴサホセイソウチ |
-
1987
- 1987-10-30 JP JP1987165283U patent/JPH033304Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5936326B2 (ja) * | 1975-10-29 | 1984-09-03 | ソニー株式会社 | ジカンジクゴサホセイソウチ |
JPS5551908U (ja) * | 1978-09-30 | 1980-04-05 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0169526U (ja) | 1989-05-09 |
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