JP3088124U - 便器補助具及び便器補助具装置 - Google Patents

便器補助具及び便器補助具装置

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JP3088124U JP2002000849U JP2002000849U JP3088124U JP 3088124 U JP3088124 U JP 3088124U JP 2002000849 U JP2002000849 U JP 2002000849U JP 2002000849 U JP2002000849 U JP 2002000849U JP 3088124 U JP3088124 U JP 3088124U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 飛散させずにトイレの床を汚すこと無く安心
して用をたすことができる便器補助具を提供する。 【解決手段】 洋式便器10の開口部13に遊嵌可能な下部
開口部1の上部前側及び上部左右両側に縦向き板部2,
2Aを連続して形成する。撥水性及び抗菌性を有する板
部2,2A,4を折り畳み可能に或いは軟質合成樹脂によ
り形成する。下部開口部1の上部後側には切り欠き部3
を介して横向き板部4を形成する。高齢者や身体障害
者、幼児などが小用を足す際、便器補助具Aを用いるこ
とにより、便器10周辺を汚すことなく確実に便器10内へ
流し込むことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、洋式便器に使用し、健常者は勿論のこと、特に高齢者や身体障害者 、幼児などの為の便器補助具及び便器補助具装置に関する。
【0002】
【考案が解決しようとする課題】
従来、洋式便器で男性が小用をたす場合、便器の開口部と人体が離れているの で、便器の周囲に尿をもらなさいように注意をする必要があった。しかしながら 、高齢者や身体障害者、幼児などは的はずれの放尿、又は飛散により便器及びそ の周辺の床を汚すことが多く後始末が大変であった。 そこで、従来技術として特開2001−55777号公報には、ほぼ筒状本体の 上部側壁に陰茎を挿入するのに十分な開口部を有し、筒状本体下部には先端に小 便を放出するノズルを持つ漏斗を形成した、樹脂等防水性素材よりなる小便補助 ノズルを用いて小便をするものが開示されている。しかし、この従来技術では前 記小便補助ノズルを手で持って使用しなければならず、不便である。 この考案は上記の問題を鑑み、飛散させずにトイレの床を汚すこと無く安心して 用をたすことができると共に、トイレを清潔に保つことができ、しかも極めて簡 便でコンパクトに収納可能な便器補助具及びその装置を提供することを目的とす る。
【0003】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する為に、請求項1の考案は、洋式便器の開口部に遊嵌可能な 筒状の下部開口部の上部前側及び上部左右両側に縦向き板部を連続して形成する と共に、前記下部開口部の上部後側には切り欠き部を形成すると共に該切り欠き 部の下部に横向き板部が外側に向けて形成されていることを特徴とする。
【0004】 この請求項1の考案によれば、洋式便器で男性が小用をたす場合、特に高齢者 や身体障害者、幼児などが便座を開いた状態で、便器補助具を前記便器開口部に 遊嵌してセットし、下部開口部の上部後側の切り欠き部から小便をする。この際 、小便は上部前側及び上部左右両側の縦向き板部により便器周辺を汚すことなく 確実に便器内へ流し込むことができ、横向き板部により小便が床にたれることは ない。
【0005】 請求項2の考案は、前記縦向き板部を、折り畳み可能に、或いは軟質合成樹脂 により形成し、前記横向き板部は外側が内側よりやや高く設定されたことを特徴 とする。
【0006】 この請求項2の考案によれば、板部を折り畳みに、或いは軟質合成樹脂とする ことで、使用状態以外での、収納、整理の際に非常にコンパクトにして、トイレ 内に片付けておくことができる。また、横向き板部に尿がたれても洋式便器の開 口部に流し込むことができる。
【0007】 請求項3の考案は、前記下部開口部に前記洋式便器の開口部に載置する縁部を 設けたことを特徴とする。
【0008】 この請求項3の考案によれば、縁部を便器開口部に確実に載置させることによ り、洋式便器の前記便器開口部に安定性良くセットすることができる。
【0009】 請求項4の考案においては、前記縦向き板部および前記横向き板部は撥水性及 び抗菌性を有することを特徴とする。
【0010】 この請求項4の考案によれば、撥水性に優れ且つアンモニアや雑菌等に対して 抗菌性を有した材質にすることにより、水洗い等の簡単な洗浄方法で容易に汚れ を落とすことが可能で、長期の使用でも、悪臭が付かず、衛生的な状態で使用す ることができる。
【0011】 請求項5の考案は、洋式便器の開口部に遊嵌可能な下部開口部の上部前側及び 上部左右両側に縦向き板部を連続して形成すると共に、前記下部開口部の上部後 側には切り欠き部を形成すると共に該切り欠き部の下部に横向き板部が外側に向 けて形成された便器補助具と、前記便器補助具を収納できる筒状のスタンドとを 設けたことを特徴とする。
【0012】 この請求項5の考案によれば、便器補助具使用後、便器補助具を立設した状態 でスタンドに収納することができる。又、通常使用状態と補助具使用状態の着脱 を容易に行うことが出来、且つ狭いトイレ内でもコンパクトで場所を取らずに、 保管しておくことができる。
【0013】
【考案の実施形態】
以下、考案の実施形態を添付図を参照して説明する。図1は便器補助具全体を 示す斜視図であり、図2は使用状態の斜視図、図3は同側面図である。
【0014】 便器補助具Aは、後述する洋式便器の開口部に遊嵌可能な筒状の下部開口部1 の上部前側及び上部左右両側にそれぞれ上部前面の縦向き板部2及び上部左右両 側の縦向き板部2Aを連続して形成し、さらに下部開口部1の上部後側には切り 欠き部3が形成されており、該切り欠き部3の下部に横向き板部4が外側に向け て形成されている。この横向き板部4は外側が内側よりやや高く設定されるよう になっている。そして、これら縦向き板部2,2A及び横向き板部4は軟質樹脂 により一体に形成されており、折れ線部5を介して潰したり折り畳むことができ るようになっていると共に、撥水性及び抗菌性を有するように形成されている。 また、図中7は便器補助具Aを潰したり、折畳んだ状態で収納できる有底な筒状 のスタンドであり、上部に開口部7Aを有する。
【0015】 次に前記構成についてその作用を説明する。使用するときは、洋式便器10の蓋 11、便座12を上げた状態で下部開口部1を便器10の開口部13の上端に嵌め込む。 そして、小用時には、切り欠き部3の前に人Hが立ち横向き板部4の上方より下 部開口部1に向けて放尿する。容器内の板部2,2Aではじかれた尿は、下部開 口部1を介して開口部13に流れ、便器周辺を汚すことなく確実に流し込むことが できる。
【0016】 用途終了後、通常の洋式便器の状態に戻すときは、トイレ室内の近傍に設置さ れた収納用のスタンド7へ折り畳み又は潰した補助具Aを収納しておくことがで きる。又、この筒状のスタンド7により狭いトイレ室内等で使用する場合でも、 コンパクトで場所を取らずに、保管しておくことができる。
【0017】 又、補助具Aは撥水性及び抗菌性を有してあることから、使用の都度、水洗い 等の簡単な洗浄を行えば、長期の使用でも、衛生的な状態で使用することができ る。
【0018】 以上のように、前記実施例では請求項1に対応して洋式便器10の開口部13に遊 嵌可能な下部開口部1の上部前側及び上部左右両側に縦向き板部2,2Aを連続 して形成すると共に、前記下部開口部1の上部後側には切り欠き部3を介して横 向き板部4が形成されていることにより、高齢者や身体障害者、幼児などが小用 を足す際、便器補助具Aを用いることにより、便器10周辺を汚すことなく確実に 便器10内へ流し込むことができる。
【0019】 又、前記実施例では請求項2に対応して前記板部2,2A,4を折り畳み可能に 或いは軟質合成樹脂により形成したことにより、使用状態以外での、収納、整理 の際に非常にコンパクトにして、トイレ内に片付けておくことができる。また、 前記横向き板部4は外側が内側よりやや高く設定されているので、横向き板部4 にたれた尿を開口部13へ確実に流し込むことができる。
【0020】 又、前記実施例では請求項4に対応して前記板部2,2A,4は、撥水性及び抗 菌性を有していることにより、水洗い等の簡単な洗浄方法で汚れを落とすことが 可能で、長期の使用でも、悪臭が付く等の問題がなく、衛生的な状態で使用する ことができる。
【0021】 さらに、前記実施例では請求項5に対応して洋式便器10の開口部13に遊嵌可能 な下部開口部1の上部前側及び上部左右両側に縦向き板部2,2Aを連続して形 成すると共に、前記下部開口部1の上部後側には切り欠き部3を介して横向き板 部4が形成された便器補助具Aと、前記便器補助具Aを立設した状態で収納でき る筒状のスタンド7とを設けたことにより、折り畳み又は、潰すなどして立設し た状態で便器補助具Aを収納することができ、狭いトイレ内でもコンパクトで場 所を取らずに、保管しておくことができる。
【0022】 図4は他の実施例を示しており、前記第1実施例と同一部分には同一符号を付 し、その詳細な説明を省略する。第2実施例では、前記下部開口部1に前記洋式 便器10の開口部13に載置する縁部8を形成したものであり、この縁部8はリング 状であって、その内径dは便器10の開口部13の外径よりやや小さく形成されて、 この縁部8は補助具Aに対して着脱可能に嵌合して設けられている。
【0023】 したがって、下部開口部1に縁部8を嵌合し、そして縁部8を開口部13に載置 して、補助具Aを便器10に取り付けるものである。
【0024】 このため、前記実施例では請求項3に対応して前記下部開口部に便器10の開口 部13に載置する縁部8を形成したことにより、洋式便器10の開口部13に安定性良 くセットすることができる。
【0025】 尚、本考案は前記実施例に限定されるものではなく、種々の変形が可能である 。
【0026】
【考案の効果】
請求項1の考案は、洋式便器の開口部に遊嵌可能な筒状の下部開口部の上部前 側及び上部左右両側に縦向き板部を連続して形成すると共に、前記下部開口部の 上部後側には切り欠き部を形成すると共に該切り欠き部の下部に横向き板部が外 側に向けて形成されていることを特徴とする便器補助具であり、洋式便器で男性 が小用を足す場合、便器周辺を汚すことなく確実に便器内へ流し込むことができ ると共に、的外れの放尿、又は、飛散による後始末などの負担を無くすことがで きる。
【0027】 請求項2の考案は、前記縦向き板部を、折り畳み可能に、或いは軟質合成樹脂 により形成し、前記横向き板部は外側が内側よりやや高く設定されたことを特徴 とする請求項1記載の便器補助具であり、収納、整理する際に非常にコンパクト にして、トイレ内に片付けておくことができ、また横向き板部にたれた尿も床に てれることはない。
【0028】 請求項3の考案は、前記下部開口部に載置する縁部を形成したことを特徴とす る請求項1又は2記載の便器補助具であり、使用中にずれたり、外れたりするこ とのないように、洋式便器の便器開口部に安定性良くセットすることが出来る。
【0029】 請求項4の考案は、前記縦向き板部および前記横向き板部は、撥水性及び抗菌 性を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の便器補助具で あり、長期の使用でも、悪臭が付く等の問題がなく、衛生的な状態で使用するこ とができる。
【0030】 請求項5の考案は、洋式便器の開口部に遊嵌可能な下部開口部の上部前側及び 上部左右両側に縦向き板部を連続して形成すると共に、前記下部開口部の上部後 側には切り欠き部を形成すると共に該切り欠き部の下部に横向き板部が外側に向 けて形成された便器補助具と、前記便器補助具を収納できる筒状のスタンドとを 設けたことを特徴とする便器補助具装置であり、便器補助具使用後、折り畳み又 は、潰すなどして立設した状態で収納することができる。又、通常使用状態と補 助具使用状態の着脱を容易に行うことが出来、且つ狭いトイレ内でもコンパクト で場所を取らずに、保管しておくことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図である。
【図2】本考案の一実施例を示す使用状態の斜視図であ
る。
【図3】本考案の一実施例を示す使用状態の側面図であ
る。
【図4】本考案の他の実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 下部開口部 2 2A 縦向き板部 3 切り欠き部 4 横向き板部 7 スタンド 8 縁部 10 洋式便器 A 便器補助具

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洋式便器の開口部に遊嵌可能な筒状の下
    部開口部の上部前側及び上部左右両側に縦向き板部を連
    続して形成すると共に、前記下部開口部の上部後側には
    切り欠き部を形成すると共に該切り欠き部の下部に横向
    き板部が外側に向けて形成されていることを特徴とする
    便器補助具。
  2. 【請求項2】 前記縦向き板部を、折り畳み可能に、或
    いは軟質合成樹脂により形成し、前記横向き板部は外側
    が内側よりやや高く設定されたことを特徴とする請求項
    1記載の便器補助具。
  3. 【請求項3】 前記下部開口部に前記洋式便器に載置す
    る縁部を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の
    便器補助具。
  4. 【請求項4】 前記縦向き板部および前記横向き板部
    は、撥水性及び抗菌性を有することを特徴とする請求項
    1〜3のいずれか1項に記載の便器補助具。
  5. 【請求項5】 洋式便器の開口部に遊嵌可能な下部開口
    部の上部前側及び上部左右両側に縦向き板部を連続して
    形成すると共に、前記下部開口部の上部後側には切り欠
    き部を形成すると共に該切り欠き部の下部に横向き板部
    が外側に向けて形成された便器補助具と、前記便器補助
    具を収納できる筒状のスタンドとを設けたことを特徴と
    する便器補助具装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011185023A (ja) * 2010-03-05 2011-09-22 Toshiyuki Onodera 男性女性兼用便器における、男性小用時の尿はねの拡散を防止するカバー
JP7428844B1 (ja) 2023-04-03 2024-02-06 聡 小玉 洋式便器用簡易小便器

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