JPH0625426U - ルーフデッキ取付け金具 - Google Patents

ルーフデッキ取付け金具

Info

Publication number
JPH0625426U
JPH0625426U JP6861392U JP6861392U JPH0625426U JP H0625426 U JPH0625426 U JP H0625426U JP 6861392 U JP6861392 U JP 6861392U JP 6861392 U JP6861392 U JP 6861392U JP H0625426 U JPH0625426 U JP H0625426U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roof deck
bolt
cap
nut
rainwater
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6861392U
Other languages
English (en)
Inventor
義一 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takenaka Corp
Original Assignee
Takenaka Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takenaka Corp filed Critical Takenaka Corp
Priority to JP6861392U priority Critical patent/JPH0625426U/ja
Publication of JPH0625426U publication Critical patent/JPH0625426U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ルーフデッキ内への雨水の漏水を確実に防止
することのできるルーフデッキ取付け金具を提供する。 【構成】 少なくとも、ルーフデッキ5と建築物とを連
結し上部がルーフデッキ5上に露出するボルト1と、そ
のボルト1の上端部に螺合組付きしルーフデッキ5を建
築物に固定するナット2と、ルーフデッキ5上に露出す
る少なくともボルト1上部とナット2を覆うキャップ3
とから構成する。キャップ3内に詰め物4を施すと良
く、その詰め物4としてはコーキング材が適している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、建築物の屋根に取付けられるルーフデッキの取付け金具に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
従来、建築物の屋根に取付けられるいわゆるルーフデッキ5は、通常、図2に 示すように、ルーフデッキ5と建築物とを連結するボルト1、そのボルト1に螺 合してルーフデッキ5を固定するナット2、ルーフデッキ5とナット2との間に 位置する座金6とフェルト7によって構成される取付け金具によって固定されて いる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
こうした従来の取付け金具にあっては、新設後2〜3年経過すると、雨水がボ ルトをつたってルーフデッキ内に漏水し(図2の点線参照)、建築物を傷めてし まうという問題がある。これは、新設時には、ボルトとナットとの螺合組付きが 強固に達成されていると共に、フェルトも新しく劣化していないので雨水の漏水 を阻止することができるのであるが、数年経過すると、車や地震等による振動や 衝撃、又、雨、風、乾燥等の過酷な自然条件によってボルトとナットとの螺合組 付きに多少の緩みが発生したり、フェルトが劣化することによるものである。
【0004】 本考案は、こうした問題に鑑み創案されたもので、ルーフデッキ内への雨水の 漏水を確実に防止することのできるルーフデッキ取付け金具を提供することを目 的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そのための手段として、少なくとも、ルーフデッキ5と建築物とを連結し上部 がルーフデッキ5上に露出するボルト1と、そのボルト1の上端部に螺合組付き しルーフデッキ5を建築物に固定するナット2と、ルーフデッキ5上に露出する 少なくともボルト1上部とナット2を覆うキャップ3とから構成した。尚、キャ ップ3内に詰め物4を施すと良く、その詰め物4としてはコーキング材が適して いる。
【0006】
【作用】
本考案は、ルーフデッキ5上に露出している少なくともボルト1上部とナット 2とをキャップ3で覆うこととしたので、そのキャップ3によって雨水の侵入を 防止でき、ルーフデッキ5内に雨水が漏水するのを阻止できる。又、取付け金具 のナット2に、振動等の影響で緩みが発生しても、キャップ3によって雨水の侵 入が防げるので、漏水は発生しない。
【0007】 又、キャップ3内に詰め物4を施すと、振動や衝撃を吸収してボルト1とナッ ト2の緩衝材の役割をも果たしてナット2の緩みを防止し、より確実に雨水の漏 水を防止できる。さらに、この詰め物4は、雨水がキャップ3内に侵入してきて も、それを吸収することによって漏水を防止するはたらきもする。詰め物4をコ ーキング材で構成すると、その性質上、こうした緩衝効果や雨水吸収効果に優れ る。
【0008】
【実施例】
図1に、本考案の一実施例を示す。 本実施例に示す取付け金具は、ボルト1、ナット2、座金6、フェルト7、キ ャップ3および詰め物4で構成している。このフェルト7は雨水を吸収するはた らきをし、座金6はそのフェルト7をルーフデッキ5上に押圧して固定するもの である。キャップ3は、その下端部がルーフデッキ5上に密に当接し、ルーフデ ッキ5上に露出しているボルト1上部、ナット2、座金6およびフェルト7を覆 っている。このキャップ3によってボルト1上部やナット2が雨水に曝されるこ とがないのでルーフデッキ5内への雨水の漏水を防止することができる。又、こ のキャップ3の作用によって、フェルト7の乾燥および劣化を防止でき、漏水の 防止に貢献する。
【0009】 本考案における詰め物4の材料は限定されるものではないが、本実施例におい てはコーキング材で構成している。コーキング材は、振動や衝撃を吸収する能力 および雨水を吸収する能力に優れているため、ナット2の緩みを防止し、又、キ ャップ3内に侵入してきた雨水を吸収するので、ルーフデッキ5内への雨水の漏 水をより確実に防止することができる。
【0010】
【考案の効果】
このように、本考案はルーフデッキ上に露出するボルト上部やナットをキャッ プで覆ったので、雨水のルーフデッキ内への漏水を防止することができ、建築物 の傷みを防止できる。 又、キャップ内に詰め物を施すと、ナットの緩みを防止すると共にキャップ内 に侵入した雨水をも吸収するので、漏水をより確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す断面図である。
【図2】従来技術を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ボルト 2 ナット 3 キャップ 4 詰め物 5 ルーフデッキ 6 座金 7 フェルト

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ルーフデッキ(5) を建築物に取り付ける
    取り付け金具であって、少なくとも、前記ルーフデッキ
    (5) と前記建築物とを連結し上部が前記ルーフデッキ
    (5) 上に露出するボルト(1) と、該ボルト(1) の上部に
    螺合組付きし前記ルーフデッキ(5) を建築物に固定する
    ナット(2) と、前記ルーフデッキ(5) 上に露出する少な
    くとも前記ボルト(1) 上部と前記ナット(2) を覆うキャ
    ップ(3)とから成るルーフデッキ取付け金具。
  2. 【請求項2】 キャップ(3) 内に詰め物(4) を施して成
    る請求項1記載のルーフデッキ取付け金具。
  3. 【請求項3】 詰め物(4) をコーキング材で構成して成
    る請求項2記載のルーフデッキ取付け金具。
JP6861392U 1992-09-04 1992-09-04 ルーフデッキ取付け金具 Pending JPH0625426U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6861392U JPH0625426U (ja) 1992-09-04 1992-09-04 ルーフデッキ取付け金具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6861392U JPH0625426U (ja) 1992-09-04 1992-09-04 ルーフデッキ取付け金具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0625426U true JPH0625426U (ja) 1994-04-08

Family

ID=13378793

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6861392U Pending JPH0625426U (ja) 1992-09-04 1992-09-04 ルーフデッキ取付け金具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0625426U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4321745A (en) Sealing method
JPH0625426U (ja) ルーフデッキ取付け金具
JP4262846B2 (ja) 雪止め体の取付構造
CN211623930U (zh) 一种地脚螺栓防护装置
JPH0323384B2 (ja)
CN215990037U (zh) 结构稳定的大跨距抗折断的电缆桥架
JPH11169740A (ja) ディスポーザーの防振取付機構
KR200316028Y1 (ko) 사장교 케이블의 제진장치
CN216269756U (zh) 一种船舶机舱低频阻尼板
JPS6231324Y2 (ja)
JPS6020809Y2 (ja) 締付結合体
KR20040015461A (ko) 사장교 케이블의 제진장치
CN211252782U (zh) 一种汽车后门c柱总成
JPH0535130Y2 (ja)
CN219733899U (zh) 一种风机锚栓外露段通用型保护罩
JPH09266607A (ja) 防水カバーのシール構造
JP2886477B2 (ja) 手摺支柱の取付構造
CN219452889U (zh) 一种汽车齿条防尘套
CN217087188U (zh) 一种具有多重防护的高低压预装式变电站
JPS6343316Y2 (ja)
JPS6136681Y2 (ja)
JPS6344488Y2 (ja)
JPS6334026Y2 (ja)
JP3007251U (ja) 笠木の取付構造
KR0118455Y1 (ko) 자동차용 엔진의 진동흡수장치