JPH06254210A - 回胴式遊技機 - Google Patents

回胴式遊技機

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JPH06254210A
JPH06254210A JP5041210A JP4121093A JPH06254210A JP H06254210 A JPH06254210 A JP H06254210A JP 5041210 A JP5041210 A JP 5041210A JP 4121093 A JP4121093 A JP 4121093A JP H06254210 A JPH06254210 A JP H06254210A
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Kazuo Inoue
和郎 井上
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KONISHI SEITARO
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】入賞の組合せの種類を減らすことなく再遊技を
導入することができる回胴式遊技機を提供する。 【構成】3個のホイール1a,1b,1cの外周面に複
数種類の図柄7が循環的に配列して表記される。各ホイ
ール1a,1b,1cは駆動部2により回転駆動され、
停止スイッチ4a,4b,4cの操作により各別に停止
する。制御・判定部7は、表示窓6a,6b,6cで設
定したライン上に並ぶ図柄がすべてのホイール1a,1
b、1cで同じか、または第1ホイール1aの指定図柄
がライン上に出現すると入賞と判定する。また、制御・
判定部7は、第3ホイール1bの指定図柄がライン上に
出現し、かつ第1ホイール1aおよび第2ホイール1b
の指定図柄ではない特定の種類の図柄がライン上に並ぶ
と再遊技と判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチスロと呼称されて
いる回胴式遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、回胴式遊技機としてはスロット
マシンが代表的であるが、わが国ではスロットマシンに
類似したパチスロと呼称される遊技機が知られている。
この種の回胴式遊技機では、複数種類の図柄を外周面に
循環的に表記したホイールよりなる回胴を複数個(通常
は3個)備える。各ホイールは同軸的に配列されてモー
タのような駆動手段により回転駆動されるのであって、
遊技メダルを投入し、駆動手段を始動させた後、各ホイ
ールの回転を各別に停止させることができる停止手段と
しての停止スイッチの操作部を遊技者が押操作すると各
ホイールの回転がそれぞれ停止する。各ホイールに設け
た図柄の一部(通常は3個)は表示手段である表示窓を
通して露出し、ホイールの回転が停止したときに表示窓
に出現している図柄が特定の関係で並んでいるときには
入賞と判定され、入賞に係る図柄の組み合わせに対応し
て遊技メダルを獲得することができるように構成されて
いる。入賞の判定には、各ホイールについて1個ずつの
図柄を用いる方法と、各ホイールについて複数個(通常
は3個)ずつの図柄を用いる方法とがある。たとえば、
ホイールが3個である場合、各ホイールについて一直線
上に並ぶ1個ずつの図柄を用いる1ラインと呼ばれる方
法があり、また、各ホイールについて3個ずつの図柄を
用いる方法には、ホイールの軸方向の3本の直線上に並
ぶ図柄のみを用いる3ラインと呼ばれる方法と、その3
ラインに加えて斜め方向の2本の直線上に並ぶ図柄を用
いる5ラインと呼ばれる方法とがある。1ライン、3ラ
イン、5ラインのどの方法を用いるかは、最初に投入す
る遊技メダルの数で選択することができる。
【0003】ところで、この種の回胴式遊技機は、「遊
技機等の認定及び型式の検定等に関する規則」によって
入賞に係る図柄の組合せの数が規定されている。すなわ
ち、「入賞に係る図柄の組合せの数は、すべての図柄の
組合せの数の100分の11を超え、100分の40を
超えないものであること」と規定されている。一方、遊
技機として普及している遊技盤(いわゆるパチンコ)で
は、1分間に使用する遊技球は100個程度であって、
現状では1分当たりの費用が400円程度になる。ま
た、回胴式遊技機では1分間に行う遊技の回数は14回
程度であって、1回の遊技につき1枚の遊技メダルを使
用する1ラインの遊技のみを行えば1分間に使用する遊
技メダルの枚数は14枚になるが、上述した5ラインの
遊技では1回の遊技につき3枚の遊技メダルを必要とし
かつ回胴式遊技機は3枚の遊技メダルを一度に投入でき
るように構成されているから、1ラインの遊技を行うこ
とは少なく、大多数は1回の遊技について3枚の遊技メ
ダルを使用する。その結果、1分間の遊技メダルの使用
枚数は42枚(=3×14)になり、1枚の遊技メダル
が現状では20円であるから、回胴式遊技機の1分当た
りの費用は840円程度になる。このように、遊技盤と
回胴式遊技機とでは単位時間当たりに要する費用の差が
大きいものであるから、この差を小さくするために、上
記規則では上記規定に加えて再遊技の規定がある。すな
わち、上記規則によれば、「再遊技とは、1回の遊技の
結果として特定の図柄の組合せ(入賞に係る図柄の組合
せを除く。)が表示された場合における次回の遊技で、
遊技メダルを投入することによらずに行うことができる
ものをいう。」のであって、再遊技は入賞とは別に規定
されている。しかしながら、再遊技は実質的には1枚の
メダルが払い戻される入賞に相当することになる。した
がって、前述した入賞に係る図柄の組合せの数に関する
規定については、入賞と再遊技を合計した組合せの数が
100分の40を超えないこと、と定められている。
【0004】さらに、上記規則では、図柄の数は、1の
回胴につき21を超えず、すべての図柄の種類の数は7
を超えるものでないこと、との規定があるから、従来の
回胴式遊技機では、図柄の組合せの数が最大になるよう
に図柄の種類を7種類とし、かつ1個の回胴について2
1個の図柄を設けているのが普通である。しかるに、再
遊技に関する上記規定を満足するために、再遊技の規定
が設定される以前の回胴式遊技機では7種類あった入賞
の組合せを6種類に減らし、新たに再遊技専用の組合せ
を設定するという対策を講じているのが現状である。す
なわち、再遊技の規定が設定される以前の回胴式遊技機
では、7種類のすべての図柄を入賞に係る図柄として用
いていたのに対して、現状の回胴式遊技機では、入賞に
係る図柄の種類を6種類とし、残りの1種類を再遊技専
用に用いているのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記技
術では入賞の組合せの種類が7種類から6種類に減るこ
とによって遊技の多様性が低減することになり、たとえ
ば、特定の1つのホイールについて再遊技専用の図柄が
表示されたときに、残りのホイールを操作しても再遊技
を行うか遊技メダルの獲得に失敗するかの選択肢しか残
されておらず、遊技の結果の選択範囲が狭まって遊技者
の興味が半減するという問題があった。
【0006】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、遊技機に関する規定を満たすことができるよ
うにしながらも、入賞の組合せの種類を減らすことなく
再遊技を行えるようにし、もって入賞の多様性を低減さ
せず、かつ1つの回胴が停止しただけでは遊技の結果に
対する選択範囲が狭まらないようにした回胴式遊技機を
提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、複数種類の図柄を図柄の種類以上の所定
個数で循環するように配列した少なくとも3個の回胴
と、各回胴に設けた図柄の一部を規定個数ずつ抽出し規
定列数の列に並べて表示する表示手段と、表示手段に表
示される図柄が循環するように各回胴を駆動する駆動手
段と、すべての回胴の駆動を開始させる始動手段と、外
部操作によって各回胴の駆動を各別に停止させる停止手
段と、表示手段に表示される各回胴の図柄が所定の関係
に並ぶと入賞または再遊技と判定する判定手段とを備
え、図柄のうちの特定の1種類を特別図柄として少なく
とも1個の回胴には特別図柄を設けないようにし、判定
手段は、表示手段に設定したライン上に並ぶ図柄がすべ
ての回胴で同じか、または他の特定の1個の回胴に設け
た特別図柄がライン上に出現すると入賞と判定し、さら
に他の特定の1個の回胴に設けた特別図柄がライン上に
出現し、かつ残りのすべての回胴に設けた特別図柄では
ない特定の種類の図柄がライン上に並ぶと再遊技と判定
することを特徴とする。
【0008】また、回胴を3個とする場合には、特別図
柄を設けない回胴を中央の回胴とするのが望ましい。
【0009】
【作用】上記構成によれば、複数個の回胴のうちで少な
くとも1個の回胴には特別図柄を設けないようにし、か
つ判定手段は、表示手段に設定したライン上に並ぶ図柄
がすべての回胴で同じか、または他の特定の1個の回胴
に設けた特別図柄がライン上に出現すると入賞と判定す
るのであり、図柄の種類が7種類であるとすれば、6種
類の図柄については一直線上に並ぶ状態があり、かつ1
個の回胴については特別図柄が表示手段に表示されると
入賞と判定されるのであるから、結局、入賞に係る図柄
の組合せの種類を7種類とすることができる。
【0010】一方、判定手段は、特別図柄の表示で入賞
と判定される回胴とは異なる特定の1個の回胴に設けた
特別図柄がライン上に出現すると入賞と判定し、さらに
他の特定の1個の回胴に設けた特別図柄がライン上に出
現し、かつ残りのすべての回胴に設けた特別図柄ではな
い特定の種類の図柄がライン上に並ぶと再遊技と判定す
るから、再遊技専用の図柄を用いることなく再遊技を指
定することができる。すなわち、再遊技専用の図柄が存
在しないから、遊技者には1個の回胴を停止させた時点
では、入賞、再遊技、遊技メダルの獲得の失敗のいずれ
の選択肢も残されていることになり、遊技の結果に対す
る選択範囲が狭まることがなく、遊技者の興味を保つこ
とができるのである。
【0011】
【実施例】本実施例では、回胴がホイールであってモー
タのような駆動手段によってホイールを回転駆動する機
械式の回胴式遊技機を例示するが、本発明は、図柄に関
するデータを格納したメモリにより回胴を構成し、各デ
ータを駆動手段によって巡回的に読み出すようにした電
子式の回胴式遊技機も含んでいる。このような電子式の
回胴式遊技機では、表示手段として文字や図形を表示す
ることができる表示素子を用いる。
【0012】本発明の回胴式遊技機は、図2に示すよう
に、円筒状に形成され外周面に複数個(本実施例では2
1個であるが、規則により21個以下であればよい)の
図柄が表記された3個のホイール1a,1b,1cを備
える。ホイール1a,1b,1cは、直径が略等しく同
軸上に配置されており、それぞれモータ等を備えた駆動
手段2を用いて回転駆動される。駆動手段2は、遊技メ
ダルの投入口(図示せず)に遊技メダルを投入した後に
始動手段である始動スイッチ3を操作すると始動され
る。また、各ホイール1a,1b,1cに対応して設け
た停止手段である停止スイッチ4a,4b,4cを操作
すれば各ホイール1a,1b,1cの回転は各別に停止
する。始動スイッチ3および停止スイッチ4a,4b,
4cの操作状態や遊技メダルの投入状態などの情報は、
制御・判定部7に入力され、駆動手段2は制御・判定部
7に入力された情報に応じた状態に制御される。ホイー
ル1a,1b,1cや駆動手段2などはケーシング5に
内蔵され、始動スイッチ3、停止スイッチ4a,4b,
4cの操作部はケーシング5の前面に露出する。また、
各ホイール1a,1b,1cに設けた図柄を3個ずつ露
出させるように、ケーシング5には表示手段としての表
示窓6a,6b,6cが開口する。したがって、表示窓
6a,6b,6cを通して3×3=9個の図柄が露出す
ることになる。ここまでの構成は従来の回胴式遊技機と
同様である。
【0013】ところで、ホイール1a,1b,1cに
は、図1に示すように、7種類の図柄が表記されている
(ホイール1a,1b,1cは無端であるが、図1では
展開した状態で示してある)。ここに、図1では説明を
簡略化するために、図柄を数字やアルファベット文字で
示しているが、通常は「バー」、「ベル」、「オレン
ジ」などの図形で示されている。また、以下の説明で
は、3個のホイール1a,1b,1cについて、左から
順に第1ホイール1a,第2ホイール1b、第3ホイー
ル1cと呼ぶことにする。表1は各ホイール1a,1
b,1cに表記した図柄の出現度数を表し、図1および
表1から明らかなように、第2ホイール1bに表記した
図柄では、使用可能な7種類の図柄のうち「C」(「チ
ェリー」の図形を意味する)の図柄を除いてある。すな
わち、本実施例においては「C」の図柄を特別図柄に設
定している。
【0014】
【表1】
【0015】特別図柄は、他の図柄とは異なる扱いがな
される。すなわち、すべてのホイール1a,1b,1c
について、表示窓6a,6b,6cに出現する図柄によ
り形成されるラインの上に同じ図柄が並んだときには入
賞とし、また、第1ホイール1aに表記された特別図柄
が表示窓6a,6b,6cに出現したときには、第2ホ
イール1b、第3ホイール1cについて表示窓6a,6
b,6cにどの図柄が現れても入賞とする。ここで、ラ
インとは、表示窓6a,6b,6cに現れる3×3個の
図柄についてホイール1a,1b,1cの並び方向の3
本の直線と2本の対角線との5本の直線上の並びを意味
し、遊技メダルの投入数に応じてホイール1a,1b,
1cの並び方向の3本のラインのうちの1ラインのみを
有効とするか、3本のラインのすべてを有効とするか、
3本のラインに対角線方向の2本のラインを加えた5ラ
インのすべてを有効にするかの選択が行えるようにして
ある。
【0016】一方、特別図柄は、第3ホイール1cにも
設けられているのであって、第3ホイール1cに設けら
れた特別図柄が表示窓6a,6b,6cに現れたときに
は、特別図柄を通るライン上で第1ホイール1aおよび
第2ホイール1cについて表示窓6a,6b,6cに現
れた図柄が同じであって、かつその図柄が「P」または
「7」であるときに再遊技となる。入賞および再遊技に
係る図柄の組合せの判別は判別手段としての制御・判定
部7において行われる。制御・判定部7はマイクロコン
ピュータを用いたり、機械的な手段によって構成するこ
とが可能であり、遊技メダルの投入数に応じて1ライン
・3ライン・5ラインの選択を行ったり、入賞に係る図
柄の組合せの種類に応じた倍率で遊技メダルの払い出し
を行ったりする。図1のように図柄を配列した場合の入
賞および再遊技に係る図柄の組合せの種類および組合せ
の数を表2に示す。表2において「−」は任意の図柄で
あることを示している。
【0017】
【表2】
【0018】表2に示すように、入賞に係る図柄の組合
せの種類は7種類(「C − −」は1種類と数える)
であって、再遊技に係る図柄の組合せの種類は2種類で
ある。ここで、図1のように図柄を配列すれば、表2よ
り明らかなように、図柄のすべての組合せの数は21×
21×21=9261通りであって、入賞に係る図柄の
組合せの数は1011通り、再遊技に係る図柄の組合せ
の数は105通りであるから、1ラインで考えると、再
遊技を含む入賞に係る組合せの数は(1011+10
5)÷9261×100≒12.05%となり、100
分の11を超え、100分の40を超えないという規定
を満たすことができる。同様にして、5ラインで考える
と、入賞に係る図柄の組合せの数は5055通り、再遊
技に係る図柄の組合せの数は525通りとなり、再遊技
を含む入賞に係る図柄の組合せの数は5580通りにな
る。ここで、5ラインの場合には入賞に係る図柄の2種
類の組合せが同時に表示窓6a,6b,6cに出現した
り、入賞に係る図柄の組合せと再遊技に係る図柄の組合
せとが同時に表示窓6a,6b,6cに出現することが
あるから、制御・判定部7は、これらの場合には1回の
入賞として扱うようになっている。すなわち、複数の入
賞が重複する場合や入賞と再遊技とが重複する場合の数
は1885通りであるから、5580−1885=36
95通りとなり、3695÷9261×100%=3
9.90%となるのであって、5ラインについても10
0分の11を超え、100分の40を超えないという規
定を満たすことができる。
【0019】以上説明したように、本発明では入賞に係
る図柄の組合せの数を減らすことなく再遊技を導入する
ことができる。また、いずれか1つのホイール1a,1
b,1cが停止した時点では、入賞、再遊技、遊技メダ
ルの獲得の失敗のいずれの可能性も残されることにな
り、2個のホイール1a,1b,1cが停止した時点で
も遊技メダルの獲得の失敗が確定していなければ、入賞
と再遊技との可能性を残すことになり、再遊技を導入し
ているにもかかわらず遊技者の興味を持続させることが
できるのである。
【0020】なお、図1は図柄配列の一例にすぎず、こ
れ以外に種々の配列を採用できることはいうまでもな
い。また、本実施例では、「P」と「7」との2種類の
図柄を再遊技を可能とする図柄としているが、再遊技を
可能とする図柄は1種類であってもよい。さらに、再遊
技を設定する必要がなければ、本実施例における再遊技
に係る図柄の組合せを入賞に係る図柄の組合せに用いる
ようにしてもよい。ホイール1a,1b,1cの個数も
3個以上であればよく、表示窓6a,6b,6cについ
ても図柄を3個表示するものに限定されない。
【0021】
【発明の効果】本発明は上述のように、表示手段に設定
したライン上に並ぶ図柄がすべての回胴で同じか、また
は他の特定の1個の回胴に設けた特別図柄がライン上に
出現すると入賞と判定し、さらに他の特定の1個の回胴
に設けた特別図柄がライン上に出現し、かつ残りのすべ
ての回胴に設けた特別図柄ではない特定の種類の図柄が
ライン上に並ぶと再遊技と判定するので、入賞に係る図
柄の組合せの種類は図柄の種類と同数に設定することが
でき、かつ再遊技専用の図柄を用いることなく再遊技を
指定することができるという効果を奏する。すなわち、
再遊技専用の図柄が存在しないから、遊技者は1個の回
胴を停止させた時点では、入賞、再遊技、遊技メダルの
獲得の失敗のいずれの選択肢も残されることになり、遊
技の結果に対する選択範囲が狭まることがなく、遊技者
の興味を遊技の最後まで維持することができるという利
点がある。結局、入賞に係る図柄の組合せの種類を減じ
ることなく遊技の結果に再遊技を導入することが可能に
なるのであって、再遊技を可能としながらも、入賞の多
様性が低減せず、かつ1つの回胴が停止しただけでは遊
技の結果に対する選択範囲が狭まることのない回胴式遊
技機を提供できるという利点を有するのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例における図柄の配列例を示すホイールの
展開図である。
【図2】実施例の概略構成図である。
【符号の説明】
1a ホイール 1b ホイール 1c ホイール 2 駆動手段 3 始動スイッチ 4a 停止スイッチ 4b 停止スイッチ 4c 停止スイッチ 5 ケーシング 6a 表示窓 6b 表示窓 6c 表示窓 7 制御・判定部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類の図柄を図柄の種類以上の所定
    個数で循環するように配列した少なくとも3個の回胴
    と、各回胴に設けた図柄の一部を規定個数ずつ抽出し規
    定列数の列に並べて表示する表示手段と、表示手段に表
    示される図柄が循環するように各回胴を駆動する駆動手
    段と、すべての回胴の駆動を開始させる始動手段と、外
    部操作によって各回胴の駆動を各別に停止させる停止手
    段と、表示手段に表示される各回胴の図柄が所定の関係
    に並ぶと入賞または再遊技と判定する判定手段とを備
    え、図柄のうちの特定の1種類を特別図柄として少なく
    とも1個の回胴には特別図柄を設けないようにし、判定
    手段は、表示手段に設定したライン上に並ぶ図柄がすべ
    ての回胴で同じか、または他の特定の1個の回胴に設け
    た特別図柄がライン上に出現すると入賞と判定し、さら
    に他の特定の1個の回胴に設けた特別図柄がライン上に
    出現し、かつ残りのすべての回胴に設けた特別図柄では
    ない特定の種類の図柄がライン上に並ぶと再遊技と判定
    することを特徴とする回胴式遊技機。
  2. 【請求項2】 回胴は3個であって中央の回胴には特別
    図柄を設けないようにしたことを特徴とする請求項1記
    載の回胴式遊技機。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1990002627A1 (en) * 1988-09-07 1990-03-22 Fanuc Ltd Laser beam bender
JPH11104315A (ja) * 1997-09-30 1999-04-20 Toyomaru Sangyo Kk 遊技機
JP2006204800A (ja) * 2005-01-31 2006-08-10 Aruze Corp 遊技機
JP2010155172A (ja) * 2010-04-16 2010-07-15 Sophia Co Ltd 遊技機
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