JPH0625368U - 原料供給装置の制御装置 - Google Patents
原料供給装置の制御装置Info
- Publication number
- JPH0625368U JPH0625368U JP7018892U JP7018892U JPH0625368U JP H0625368 U JPH0625368 U JP H0625368U JP 7018892 U JP7018892 U JP 7018892U JP 7018892 U JP7018892 U JP 7018892U JP H0625368 U JPH0625368 U JP H0625368U
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 複数台のカードにフィードダクトを介して原
料を送風搬送する原料供給装置において、制御装置に予
め許容停止台数を入力設定し、各カードの運転状態を監
視して停止したカードが許容停止台数を越えたとき全カ
ード及び送綿機に運転停止指令を出力するとともに警報
ランプに作動指令を出力する。 【効果】 送綿機の駆動モータを可変速制御することな
く、生産されるスライバ重量を概ね均一にできる。
料を送風搬送する原料供給装置において、制御装置に予
め許容停止台数を入力設定し、各カードの運転状態を監
視して停止したカードが許容停止台数を越えたとき全カ
ード及び送綿機に運転停止指令を出力するとともに警報
ランプに作動指令を出力する。 【効果】 送綿機の駆動モータを可変速制御することな
く、生産されるスライバ重量を概ね均一にできる。
Description
【0001】
本願は、一端に空気圧式の送綿機を設けたフィードダクトに複数のカードを接 続し、送綿機の作用で原料をフィードダクトを介して各カードに供給するように した原料供給装置に関するものである。
【0002】
従来の供給装置として特開昭61−132636号公報に開示されたものがあ り、これは、送綿機の搬送用送風機の駆動モータを可変速モータとし、この可変 速モータを運転中のカード台数に基づいて自動的に可変速制御し、カード台数の 変動に対応して送綿機による原料の供給量を自動的に変化させ、各カードに対す る供給量を絶えず一定にするようにしたものであった。
【0003】
前記従来の原料供給装置では、送綿機の駆動モータとして可変速モータを使用し ているので制御が複雑であり、かつ装置全体として高価となってしまう問題があ った。又、送綿量を変化させると、フィードダクト内への綿づまりが発生するお それがあった。
【0004】
前記問題点を解決するため、本願では一端に送綿機を設けたフィードダクトに 複数のカードを接続し、送綿機の作用で原料をフィードダクトを介して各カード に供給するようにした空気圧式の原料供給装置において、作動時に作業者に異常 発生を知らせる警報器と、許容停止台数を入力設定する入力設定手段と、各カー ドの運転状態に基づき停止したカードが許容停止台数を越えたことを判別する判 別手段と、判別手段の判別結果に基づき全カード及び送綿機に運転停止指令を出 力するとともに警報器に作動指令を出力する指令出力手段とを備えてなることを 特徴とする。
【0005】
入力設定手段に許容停止台数を入力設定した後、全カード及び送綿機を運転し 、判別手段が各カードの運転状態に基づき、停止するカードが許容停止台数を越 えたことを判断すると、指令出力手段により全カード及び送綿機の運転が停止さ れるとともに警報器が作動され、従って作業者は異常発生を確認し、異常発生の 原因を取り除いた後、再び全カード及び送綿機を運転させる。
【0006】
次に、図面において原料供給装置1の実施例について説明する。駆動モータ2 の作用で空気流を発生する送綿機3には、吸引側に開繊機9が、吹出側にはフィ ードダクト4が接続されている。このフィードダクト4には複数(図面上6)の カードが連結され、従って、繊維原料は開繊機9により開繊された後送綿機3に 吸引されて、この送綿機3の空気流によりフィードダクト4を介して各カード5 に供給されるようになっている。尚各カード5は、カード5が運転状態であるこ とを検出する検出器6及びこの検出器6の検出信号により、後述のコンピュータ 13に運転中信号を出力すると共に、カード5の運転を制御するコントロールボ ックス7を備えている。
【0007】 次に、原料供給装置1の制御装置11は、作動時に作業者に異常発生を知らせ る警報ランプ12と、周知の如くプログラム記憶部ROM、演算処理部CPU及 びデータ記憶部RAMから成るコンピュータ13と、許容停止台数を入力する入 力設定手段14とを備えている。このコンピュータ13は前記送綿機3の駆動モ ータ2、各カード5のコントロールボックス7、警報ランプ12及び入力設定手 段14に接続されている。
【0008】 コンピュータ13のプログラム記憶部ROMには、図2のフローチャートに示 す制御プログラムがメモリしてある。制御プログラムの各ステップは夫々機能実 施手段であり、この制御プログラムは、各カード5から送られる運転信号(運転 状態)に基づき、停止したカードが許容停止台数を越えたことを判別する判別手 段(ステップ)及び判別手段の判別結果に基づき全カード5及び送綿機3の駆 動モータ2に運転停止指令を出力するとともに警報ランプ12に作動指令を出力 する指令出力手段(ステップ,)を備えている。前記許容停止台数は、全カ ードのうち許容停止台数までのカードが停まった状態でそのまま原料供給装置の 運転を続けても他の運転中のカードで生産されるスライバの重量が、全カード運 転時に比べて実用上の問題がない程度の変動しか生じない値に設定されている。
【0009】 次に、図2のフローチャートに従って以上のように構成された原料供給装置1 の制御装置11の作用について説明する。先ず、入力設定手段14によって許容 停止台数を入力設定する(ステップ)。それから全カード5及び送綿機3の駆 動モータ2を駆動して原料供給装置1を運転状態とする(ステップ)。この原 料供給装置1の運転中に、各カード5では、検出器6はカード5が運転中である ことを検出し、この検出信号によりコントロールボックス7はコンピュータ13 に運転中信号を出力し続けている。しかしなんらかの原因でカード5が運転を止 めると、この停止カード5のコントロールボックス7はコンピュータ13への運 転中信号の出力を止め、コンピュータ12は予め設定された一定時間異常運転中 信号の入力されない時にそのカードを停止していると判断する(ステップ)。
【0010】 そして、停止していると判断されたカード5が許容停止台数を越えたかどうか を判別し(ステップ)、停止カード5が許容停止台数を越えた場合、指令出力 手段により、このカード5及び送綿機3の駆動モータ2の運転は停止されるとと もに警報ランプ12が点滅作動する(ステップ,)。従って工場内にいる作 業者は、異常発生に気付き異常発生原因を取り除いた後コンピュータ13のリセ ットスイッチ(図示せず)を押し(ステップ)再び全カード5及び送綿機3を 運転させる。
【0011】 以上のように本実施例の原料供給装置1の制御装置11では、全カード5のう ちトラブル発生等で停止するカード5が許容停止台数を越えたとき、全カード5 及び送綿機3の運転をやめるとともに警報ランプ12を作動して作業者に知らせ 、トラブル原因を取り除いた後再び全カード5及び送綿機3を運転させるように したので、可変速モータを使用しなくても運転中における各カードに対する原料 の供給量の変動を小さく抑えることができ、従ってカードで生産されるスライバ の重量が大きく変動することを防止できる。
【0012】
以上のように本願の原料供給装置の制御装置は、作動時に作業者に異常発生を 知らせる警報器と、許容停止台数を入力設定する入力設定手段と、各カードの運 転状態に基づき停止するカードが許容停止台数を越えたことを判別する判別手段 と、判別手段の判別結果に基づき全カード及び送綿機に運転停止指令を出力する とともに警報器に作動指令を出力する指令出力手段とを備えているので、送綿機 の駆動モータとして従来のように可変速モータを使用しなくても生産されるスラ イバ重量が変動することを防止できる。また、このように可変速モータを使わな いことにより、つまり安価な定格モータを使用できるので制御が容易であり、装 置全体として低価格に抑えることができる。また、従来のように原料の供給料を 変化させることはないので、フィードダクト内への綿づまりの発生が防止される 。
【図1】原料供給装置の制御装置の説明図である。
【図2】作用を示すフローチャート図である。
1 原料供給装置、 3 送綿機、 4 フィードダク
ト、 5 カード、11 原料供給装置の制御装置、
12 警報ランプ(警報器)
ト、 5 カード、11 原料供給装置の制御装置、
12 警報ランプ(警報器)
Claims (1)
- 【請求項1】 一端に送綿機を設けたフィードダクトに
複数のカードを接続し、送綿機の作用で原料をフィード
ダクトを介して各カードに供給するようにした空気圧式
の原料供給装置において、作業者に異常発生を知らせる
警報器と、許容停止台数を入力設定する入力設定手段
と、各カードの運転状態に基づき停止したカードが許容
停止台数を越えたことを判別する判別手段と、判別手段
の判別結果に基づき全カード及び送綿機に運転停止指令
を出力するとともに警報器に作動指令を出力する指令出
力手段とを備えてなることを特徴とする原料供給装置の
制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7018892U JPH0625368U (ja) | 1992-09-10 | 1992-09-10 | 原料供給装置の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7018892U JPH0625368U (ja) | 1992-09-10 | 1992-09-10 | 原料供給装置の制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0625368U true JPH0625368U (ja) | 1994-04-05 |
Family
ID=13424308
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7018892U Pending JPH0625368U (ja) | 1992-09-10 | 1992-09-10 | 原料供給装置の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0625368U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS434674Y1 (ja) * | 1964-08-11 | 1968-02-29 | ||
JPS61132636A (ja) * | 1984-11-24 | 1986-06-20 | ツリユツラ− ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング ウント コンパニ− コマンデイトゲゼルシヤフト | 複数カ−ドに対する空気圧式供給装置 |
-
1992
- 1992-09-10 JP JP7018892U patent/JPH0625368U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS434674Y1 (ja) * | 1964-08-11 | 1968-02-29 | ||
JPS61132636A (ja) * | 1984-11-24 | 1986-06-20 | ツリユツラ− ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング ウント コンパニ− コマンデイトゲゼルシヤフト | 複数カ−ドに対する空気圧式供給装置 |
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