JPH06253638A - 刈取収穫機の対地高さ検出構造 - Google Patents

刈取収穫機の対地高さ検出構造

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JPH06253638A
JPH06253638A JP4233693A JP4233693A JPH06253638A JP H06253638 A JPH06253638 A JP H06253638A JP 4233693 A JP4233693 A JP 4233693A JP 4233693 A JP4233693 A JP 4233693A JP H06253638 A JPH06253638 A JP H06253638A
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JP
Japan
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sensor
plate
rear end
ground height
reaping
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JP4233693A
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Hiromi Yamaguchi
廣見 山口
Takayuki Ono
隆行 大野
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 刈取前処理装置の下部に上下揺動自在な接地
センサを設けてある刈取収穫機において、機体をバック
させたときのセンサによる土のすくい取り防止の向上を
はかる。 【構成】 接地センサSの後端部に、横軸芯X周りに回
動自在な後部閉塞用のプレート12を装着すると共に、
そのプレート12を、後端縁12aが刈取前処理装置4
の下面に接触するように上方に付勢してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、稲や麦、或いは、大豆
などの作物を刈取るコンバインなどの刈取収穫機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、コンバインなどの刈取収穫機に
おいては、地面の凹凸に対して刈り高さが不揃いになら
ないように、刈取前処理装置を対地一定高さに昇降制御
する昇降制御装置、或いは、機体の左右傾斜にかかわら
ず刈取前処理装置を水平姿勢に制御するローリング制御
装置などを備えている。
【0003】従来、刈取前処理装置昇降制御用の接地セ
ンサやローリング制御用の接地センサは、実開平4−8
0314号公報、或いは、特開昭63−207311号
公報に示されるように、機体をバックさせたときに、セ
ンサで土をすくい取ることがないように、接地センサの
後端部を上方に折曲してある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】センサによる泥土のす
くい取りを阻止する手段として、接地センサの後端部を
上方に折曲すると、接地センサの揺動量が小さくなる不
都合があり、又、接地センサは地面に追従するように下
方に付勢されているので、センサの後端縁と刈取前処理
装置下面との間に必然的に隙間が生じ、泥土の侵入を完
全に阻止することはできないものとなっている。
【0005】本発明は、上述のような不都合を解消する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の特徴構成は、接地センサの後端部に、横軸芯
周りに回動自在な後部閉塞用のプレートを装着すると共
に、そのプレートを、後端縁が刈取前処理装置の下面に
接触するように上方に付勢した点にある。
【0007】
【作用】図1に示すように、接地センサSの上下動に伴
って後部閉塞用プレート12は、その後端縁12aが、
刈取前処理装置4の下面に接触したまま前後方向に移動
することとなり、機体バック時に、センサSで土をすく
い取ることがない。又、センサSは、後部閉塞用のプレ
ート12によって上方への揺動が阻害されることがな
く、センサSの感知作動範囲が広がる。
【0008】又、刈取前処理装置4の下面に摺接する後
部閉塞用プレート12は、機体バック時に、例えば、盛
り土に接触すると、後端縁12aが、刈取前処理装置4
の下面に摺接し乍ら上方に逃げることとなり、センサS
に対する土の侵入が皆無となる。
【0009】
【発明の効果】上記構成の結果、センサで土をすくい取
ることによるセンサの作動不良を抑制することができ、
又、広い感知範囲の作動により、自動刈り高さ性能を高
められる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0011】図3に大豆やソバなどの作物を収穫する刈
取収穫機としての全稈投入型コンバインを示し、このコ
ンバインは、左右一対のクローラ走行装置1を備えた機
体フレーム2に脱穀装置3を搭載すると共に、機体の前
部に、油圧シリンダCによって横軸芯P周りに昇降駆動
される刈取前処理装置4を連結して構成してある。
【0012】前記刈取前処理装置4は、植立穀稈の穂先
側を機体側に掻き込む回転リール5、機体側に掻き込ま
れた穀稈の株元側を切断するバリカン型刈取装置6、そ
の刈取穀稈を機体横一側方に寄せ集めるオーガ7、その
寄せ集められた穀稈を前記後部脱穀装置3に向けて搬送
するフィードコンベア8によって構成されている。
【0013】前記左右一対のクローラ走行装置1は、刈
取前処理装置4の下部に設けた左右一対の接地センサ
S,Sの検出結果に基いて制御装置(図示せず)を介し
て左右独立的に昇降駆動可能になっており、左右の畝の
高さが相違していても、刈取前処理装置4が対地水平姿
勢に制御されるようになっている。
【0014】前記左右一対のクローラ走行装置1は、夫
々、転輪1aを支持するトラックフレーム1Aが前後一
対のベルクランク9a,9bにより上下動自在に支持さ
れ、そして、両ベルクランク9a,9bをリンク9cで
連結して、両ベルクランク9a,9bを油圧シリンダ1
0を介して揺動操作することによりクローラ接地部を機
体フレーム2に対して相対的に昇降されるように構成さ
れている。
【0015】図1に示すように、前記接地センサSは、
その前端側が刈取前処理装置4の下面に枢支連結されて
いると共に、後端側がリンク機構Rを介してポテンショ
メータMに連結されており、センサの上下揺動量をリン
クの揺動量として検出するようになっている。
【0016】そして、前記接地センサSが地面に追従す
るように前記リンク機構Rがバネ11を介して下方に付
勢されており、その接地センサSの後端部に、横軸芯X
周りに回動自在な後部閉塞用のプレート12を装着して
ある。
【0017】前記後部閉塞用のプレート12は、後端縁
12aが刈取前処理装置4の下面に接触するようにバネ
13によって上方に付勢されており、センサSの上下動
に伴ってその後端縁12aが刈取前処理装置4の下面に
接触したまま前後方向に移動するようになっている。
【0018】又、前記後部閉塞用プレート12は、その
後端部が、刈取前処理装置4の下面に設けた中央部と両
サイドの補強フレーム4a,4bの間に挾み込まれる突
出形状に構成されており、センサSの左右方向のズレ動
きを前記後部閉塞用プレート12と補強フレーム4a,
4bとの接当により抑制すべく構成してある。
【0019】〔別実施例〕上記実施例においては機体の
左右傾斜にかかわらず刈取前処理装置を水平姿勢に制御
するローリング制御用の接地センサに付いて例示した
が、刈り高さを一定にする刈取前処理装置昇降制御用の
接地センサであってもよい。
【0020】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】センサの作動状態を示す側面図
【図2】センサの取付け構造を示す縦断面図
【図3】コンバイン全体の概略側面図
【符号の説明】
4 刈取前処理装置 12 後部閉塞用プレート 12a 後端縁 S 接地センサ X 横軸芯

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 刈取前処理装置(4)の下部に上下揺動
    自在な接地センサ(S)を設けてある刈取収穫機の対地
    高さ検出構造であって、前記接地センサ(S)の後端部
    に、横軸芯(X)周りに回動自在な後部閉塞用のプレー
    ト(12)を装着すると共に、そのプレート(12)
    を、後端縁(12a)が刈取前処理装置(4)の下面に
    接触するように上方に付勢してある刈取収穫機の対地高
    さ検出構造。
JP4233693A 1993-03-03 1993-03-03 刈取収穫機の対地高さ検出構造 Expired - Lifetime JP2813708B2 (ja)

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JPH06253638A true JPH06253638A (ja) 1994-09-13
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1293796C (zh) * 2002-12-27 2007-01-10 株式会社久保田 收割机

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN1293796C (zh) * 2002-12-27 2007-01-10 株式会社久保田 收割机

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JP2813708B2 (ja) 1998-10-22

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