JPH06253368A - Av装置動作管理システムと方法 - Google Patents

Av装置動作管理システムと方法

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JPH06253368A
JPH06253368A JP5039028A JP3902893A JPH06253368A JP H06253368 A JPH06253368 A JP H06253368A JP 5039028 A JP5039028 A JP 5039028A JP 3902893 A JP3902893 A JP 3902893A JP H06253368 A JPH06253368 A JP H06253368A
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義雄 刑部
Shigeo Tanaka
繁雄 田中
Akira Katsuyama
明 勝山
Hiroshi Yamazaki
洋 山崎
Yasuo Kusagaya
康夫 草ヶ谷
Noriko Kotabe
典子 小田部
Koichi Sugiyama
宏一 杉山
Makoto Sato
真 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 全体構成が簡単で、誤動作を回避させ、誤動
作を伝搬させないAV装置動作管理システムを提供す
る。 【構成】 AV信号を伝達するAV信号ラインと、制御
信号を伝達する制御信号ラインを有する通信バス10を
介して、AVセンタ装置12と、複数のAV装置、たと
えば、第1のVTR14、MDP16が第1のセレクタ
18を介して、第2のVTR22が直接接続されてい
る。AVセンタ装置12にはマイクロコンピータなどで
構成され、ROMおよびRAMを有する内蔵制御回路1
26、AV装置の動作確認メッセージを表示する表示部
120、AV装置の動作指示を行うリモコン受信部12
4および操作パネル部122を有する。RAMにAV装
置の状態および信号経路が記憶され、AV装置のプロテ
クション管理はAVセンタ装置12内の内蔵制御回路1
26で行う。好適には、表示部120にAV装置の動作
状態および信号経路が表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数のAV(オーデオ・
ビデオ)装置(機器)を通信バスを介して接続し、AV
情報を交信させる複合化AVシステムに関するものであ
り、特に、AV装置の動作管理を行うAV装置動作管理
システムとその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】複数のAV装置を通信バス(ライン)を
介して相互に交信可能とし、複数のAV装置の持つ情報
を総合的に処理する複合化AVシステムが試みられてい
る。
【0003】そのような複合化AVシステムの構成例を
図6に示す。この複合化AVシステムは、通信バス3
0、この通信バス30を介して相互に接続されたAVセ
ンタ装置32、セレクタ38、および、第2のVTR
(ビデオテープレコーダ)40を有する。さらに、セレ
クタ38には、第1のVTR34とMDP(レーザディ
スクプレイヤー)36とが接続され、選択的に通信バス
30を介してAVセンタ装置32に接続される。通信バ
ス30は、映像信号および音響信号が伝送されるAV信
号ラインと、制御信号が伝送される制御信号ラインとを
有する。
【0004】図4において、たとえば、 MDP36⇒セレクタ38⇒AVセンタ装置32⇒第2
のVTR40 の経路で、MDP36に記憶されている情報を第2のV
TR40にAV情報を記録(ダビング)させようとする
フィーチャーを持っている場合の動作を述べる。
【0005】(1)まず、MDP36がセレクタ38に
下記の接続制御信号を出力する。 〔接続命令〕+〔相手アドレス〕+〔プロテクション情
報〕 接続命令とは、MDP36と第2のVTR40とを接続
することを指示する命令である。この接続命令は、〔オ
ペコード+オペランド〕で構成され、たとえば、オペコ
ード=E0、オペランド=20(相手装置)である。相
手アドレスとは、それぞれの装置に予め付与されたアド
レスであり、たとえば、AVセンタ装置32のアドレス
は「100H」であり、第2のVTR40のアドレスは
「120H」である。プロテクション情報とはAV装置
をプロテクトするか否かを示す情報であり、たとえば、
下記にその値で示す。 40H:アン(非)プロテクト(プロテクト解除) 60H:プロテクト プロテクトとは、信号経路の変更、装置の電源のオフな
どの動作が禁止されること示す。
【0006】(2)上記接続制御信号を受信したセレク
タ38は、セレクタ38を介して、AVセンタ装置32
に下記の接続制御信号を出力する。 〔接続命令〕+〔相手アドレス〕+〔プロテクション情
報〕
【0007】(3)セレクタ38から上記接続制御信号
を受信したAVセンタ装置32は、通信バス30を介し
て第2のVTR40に下記接続制御信号を出力する。 〔接続命令〕+〔相手アドレス〕+〔プロテクション情
報〕
【0008】つまり、上述した複合化AVシステムにお
いては、上記信号経路に存在するMDP36、セレクタ
38、AVセンタ装置32に順次、カスケードに上記接
続制御信号が伝搬されていき、それぞれの装置におい
て、プロテクションの管理をしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記複合化AVシステ
ムにおいては、プロテクションの管理がそれぞれの装置
において行われるため、それぞれの装置において、信号
経路のプロテクション状態を管理する必要があるから、
それぞれの装置にプロテクション管理のための処理回
路、または、この処理回路をマイクロコンピータなどで
実現した場合はプロテクション管理用プログラムが必要
になり、それぞれの装置におけるメモリ、たとえば、ラ
ンダムアクセスメモリ(RAM)またはリードオンリー
メモリ(ROM)の容量が増加し、装置が大型化し価格
が高騰するという問題がある。特に、複合化AVシステ
ム全体についてみると、装置構成の大型化および高価格
化に至るという問題に遭遇している。
【0010】加えて、仮に信号伝搬経路の途中の装置
が、たとえば、アンプロテクション(プロテクション解
除)のときに誤って電源をオフにすると、それ以降、ア
ンプロテクションされず、誤りが伝搬していくという問
題がある。そのような問題を解決する手法を組み込むと
仮定すると、それぞれの装置におけるプログラムは一層
複雑になるという問題が予想される。
【0011】本発明の目的は、上述した問題を解決し、
装置構成を簡単かつ低価格にし、しかも、誤動作を防止
するAV装置の動作管理を行う複合化AVシステム、つ
まり、AV装置動作管理システムとその方法を提供する
ことにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明においては、プロ
テクションの管理をAVセンタ装置において集中して行
う。さらに本発明においては、動作対象の装置の動作確
認を行う。なお、本発明におけるAV装置とは、オーデ
オ(音響)信号を処理する装置、ビデオ(映像)信号を
処理する装置のいずれか、または、両者の信号を処理す
る装置を意味する。
【0013】したがって、本発明のAV装置動作管理シ
ステムは、通信バスと、該通信バスに接続されたAVセ
ンタ装置と、該通信バスに接続され、該通信バスを介し
て前記AVセンタ装置に他のAV装置の動作指示、また
は、AV情報伝送を行う複数のAV装置とで構成され、
AVセンタ装置は、前記複数のAV装置の動作許可また
は動作禁止および複数のAV装置の動作状態を記憶する
記憶部、および、該記憶部に記憶されている動作状態に
基づき動作させる前記複数のAV装置の動作の許可また
は禁止を制御する制御手段を有することを特徴とする。
つまり、AVセンタ装置が集中的に、複数のAV装置の
動作情報およびAV情報の伝送を行う。
【0014】好適には、AVセンタ装置は、動作対象の
AV装置が動作禁止状態のとき、その動作禁止が解除可
能か否かを出力し、解除許可されたとき前記記憶部の記
憶状態を変更し、当該AV装置を動作可能にする手段を
有する。さらに好適には、AVセンタ装置は、動作対象
のAV装置の動作状態を確認する手段をさらに有する。
【0015】複数のAV装置のそれぞれは、通信バスを
介してその動作開始信号と動作終了信号とを前記AVセ
ンタ装置に送出する手段を有し、AVセンタ装置は、該
動作開始および終了信号を前記記憶部に記憶する。
【0016】さらに好適には、通信バスと複数のAV装
置のいくつかのAV装置との間にサブ装置としてのセレ
クタが設けられ、該セレクタに接続された複数のAV装
置が選択的に、前記通信バスを介してAVセンタ装置に
接続される。
【0017】好適には、AVセンタ装置において、AV
装置の状態、または、信号経路が出力される。
【0018】
【作用】信号経路に位置する装置は接続制御信号を伝搬
するだけで、プロテクション管理は行わず、中央のAV
センタ装置がプロテクション管理を行う。たとえば、A
Vセンタ装置から「全電源オフ」とするフィーチャーで
オフコマンドを1つ1つのAV装置に送出する場合、プ
ロテクションのかかっているAV装置にはオフコマンド
を送出しないから、そのAV装置は誤動作することがな
い。
【0019】また、AVセンタ装置は、動作対象の装置
の動作状態を把握し、その動作の確認を行う。したがっ
て、たとえば、あるAV装置がダビング動作中のとき、
誤った動作を防止できる。
【0020】
【実施例】図1は、本発明のAV装置動作管理システム
(複合化AVシステム)の構成図である。このAV装置
動作管理システムは、映像信号および音響信号が伝達さ
れるAV装置信号ラインおよび制御信号が伝達される制
御信号ラインとを有する通信バス10を有する。この通
信バス10は、通常の電線を用いてもよいし、光ファイ
バを用いてもよい。AV装置動作管理システムは、通信
バス10に接続されたAVセンタ装置12、第1のセレ
クタ18および第2のVTR22を有する。第1のセレ
クタ18には、第1のVTR14およびMDP16が接
続されており、これら第1のVTR14またはMDP1
6が選択的に通信バス10に接続される。ここでは、第
1のVTR14、MDP16、第2のVTR22を総称
してAV装置と呼ぶ。また、第1のセレクタ18をサブ
機器(装置)と呼ぶ。これらのAV装置および第1のセ
レクタ18は、通信バス10を介してAVセンタ装置1
2と通信を行う通信モジュール(回路)を有する。さら
にこれらのAV装置は、AVセンタ装置12からの指令
に応答して、その指令に従った動作を行うための回路、
たとえば、マイクロコンピータを内蔵している。
【0021】AVセンタ装置12は、CRT、液晶表示
器などの表示部(OSD:On Screen Display )12
0、利用者が操作指示を行う操作パネル部122、利用
者がリモートコントロール装置を使用するときリモート
コントロール装置からの信号を受け入れるリモコン受信
部124、および、内蔵制御回路126を有する。内蔵
制御回路126の制御手段はマイクロコンピータで構成
され、内蔵制御回路126は、制御手段の他に、後述す
る制御プログラムが記憶されているROM、後述するデ
ータが記憶されるRAM、および、通信バス10を介し
て第1のVTR14、MDP16、第1のセレクタ18
および第2のVTR22と通信する通信モジュール(通
信回路)を有する。このAVセンタ装置12は、具体的
には、内蔵制御回路126および操作パネル部122を
有するTV装置と考えることができる。
【0022】図2は、AVセンタ装置12の内蔵制御回
路126の動作を示すフローチャートである。 ステップ1(S1):利用者からリモートコントロール
装置または操作パネル部122を介して、何らかの内蔵
制御回路126の動作が開始する。利用者がリモートコ
ントロール装置を操作したときは、そのリモートコント
ロール装置からの信号をリモコン受信部124が受信し
て、内蔵制御回路126に印加する。利用者が操作パネ
ル部122を操作したときは、操作パネル部122から
の操作信号が内蔵制御回路126に印加される。
【0023】利用者が行う操作例を下記に挙げる。 (a)全てのAV装置のオフ指令キーが押された操作 (b)あるソース(元の)AV装置の操作キーが押され
た操作 (c)あるソースAV装置のチューナー操作キーが押さ
れた操作 これらの操作キーは、リモートコントロール装置のキー
でもよく、操作パネル部122の操作キーでもよい。
【0024】ステップ2(S2):内蔵制御回路126
は、全てのAV装置の動作状態を通信バス10を介して
入力し、RAMにその状態を記憶する。そして、内蔵制
御回路126は、現在動作中のAV装置があるか否かを
チェックする。もし、動作中のAV装置が存在しないと
きは、ステップ6(S6)の処理に移行する。
【0025】ステップ3(S3):もし、現在動作中の
AV装置が存在するとき、内蔵制御回路126は表示部
120に操作確認のメッセージを出力する。たとえば、
上記操作(a)、つまり、「全てのAV装置のオフ指令
キーが押された操作」のとき、第2のVTR22が記録
中のとき、内蔵制御回路126は表示部120に、『第
2のVTRが記録中です。オールオフしてもよろしいで
すか』なるメッセージを出力する。あるいは、操作
(b)、「あるソースAV装置、たとえば、第1のVT
R14の操作キーが押された操作」のとき、第1のVT
R14がダビング中のとき、内蔵制御回路126は表示
部120に、『第1のVTRはダビング中です。モード
を変更してもよろしいですか』なるメッセージを出力す
る。また、操作(c)、「あるソースAV装置、たとえ
ば、第1のVTR14のチューナー操作キーが押された
操作」のとき、第1のVTR14がダビング中のとき、
内蔵制御回路126は表示部120に、『第1のVTR
はダビング中です。モードを変更してもよろしいです
か』なるメッセージを出力する。
【0026】ステップ4(S4):利用者は表示部12
0に表示されたメッセージを確認して、リモートコント
ロール装置または操作パネル部122を操作する。所定
時間、たとえば、10秒内にリモートコントロール装置
または操作パネル部122のキーの変更があったとき、
内蔵制御回路126はその操作指令を行わないと判断
し、以下の処理を行わない。所定時間内にリモートコン
トロール装置または操作パネル部122のキーの変更が
ないとき、内蔵制御回路126はその操作指令を実行す
るものと判断する。
【0027】ステップ6(S6):内蔵制御回路126
は、指定された操作について実行する。たとえば、上記
操作(a)、つまり、「全てのAV装置のオフ指令キー
が押された操作」のとき、第2のVTR22が記録中の
ときでも、内蔵制御回路126は全てのAV装置にオー
ルオフ指令を、通信バス10を介して出力する。あるい
は、操作(b)、「あるソースAV装置、たとえば、第
1のVTR14の操作キーが押された操作」のとき、内
蔵制御回路126は通信バス10を介して第1のVTR
14にその操作を指令する。また、操作(c)、「ある
ソースAV装置、たとえば、第1のVTR14のチュー
ナー操作キーが押された操作」のとき、内蔵制御回路1
26は通信バス10を介して、第1のVTR14にその
チューナー操作を指令する。内蔵制御回路126は、通
信バス10を介して上記操作指令を該当するAV装置に
送出したら、その処理を終了する。上述した操作指令を
受けたAV装置は該当する動作を行う。
【0028】内蔵制御回路126から該当するAV装置
に通信バス10を介して出力する制御信号は、たとえ
ば、図3に図解した経路選択フォーマットに従って行
う。この経路選択フォーマットは、下記の構成となって
いる。 先頭フィールド50a 送り手アドレス50b:この場合、AVセンタ装置12
のアドレス 宛先アドレス50c:この場合、指令が送出されるAV
装置アドレス 制御フィールド50d 経路選択コマンドB50e 経路選択コマンド用オペランド50f 送り手/宛先サブ機器アドレス50g:この場合、第1
のVTR14およびMDP16に指令を送出するとき、
第1のセレクタ18がサブ機器に相当し、この第1のセ
レクタ18のアドレス 制御コマンド50h:上記オフコマンド、操作コマン
ド、チューナー操作コマンド 制御コマンド用オペランド50i:ここにはプロテクシ
ョン情報を挿入する 送り手アドレス50bと宛名アドレス50cがアドレス
フィールドを構成し、経路選択コマンド用オペランド5
0f〜制御コマンド用オペランド50iが情報フィール
ドを構成する。
【0029】以上述べたように、本実施例によれば、A
Vセンタ装置12において、集中的に全てのAV装置の
動作(操作)を管理するから、それぞれのAV装置にお
いて、プロテクションの管理を行う必要がない。その結
果、それぞれのAV装置、および、第1のセレクタ18
において、プロテクション管理用のプログラムを設ける
必要がなく、AV装置動作管理システム全体の価格を低
下させることができる。また、AVセンタ装置12にお
いて、集中してプロテクション管理を行うことにより、
誤動作の伝搬を容易に防止できる。さらに、プロテクシ
ョンを解除するとき、表示部120にその旨をメッセー
ジ表示して、最終的に利用者の確認をとっており、誤判
断または誤動作に基づく不具合が防止できる。また、プ
ロテクション中のAV装置が存在しても、利用者の最終
判断でそのプロテクションを解除できるから、プロテク
ション解除操作が容易になり、プロテクション解除処理
の自由度が増す。さらに、AVセンタ装置12からAV
装置、またはあるAV装置から他のAV装置に図3に示
した統一したフォーマットで接続制御信号が送出される
から、AV装置の標準化を図ることができる。
【0030】本発明のAV装置動作管理システムの第2
実施例を図4に示したフローチャートを参照して述べ
る。この動作例は、第2のVTR22からAVセンタ装
置12に録画開始指令を送出した動作例を示す。 ステップ11(S11):第2のVTR22から通信バ
ス10を介してAVセンタ装置12に下記接続制御信号
(コマンド)が送出される。 〔C2 70 P8〕 ここで、コード「C2」は記録開始ステータスを示し、
コード「70」はVTR22が録画状態であることを示
し、コード「P8」はプロテクション情報を示す。この
接続制御コマンドも、図3に示したフォーマットに従っ
て送出される。
【0031】ステップ12(S12):AVセンタ装置
12内の内蔵制御回路126が上記接続制御コマンドに
応答して、動作を開始し、内蔵制御回路126内のRA
Mに、第2のVTR22が録画状態であることを示す下
記データ:「121H」を記憶する。これにより、内蔵
制御回路126内のRAMには、第2のVTR22が録
画中であることが記憶される。
【0032】ステップ13(S13):第2のVTR2
2の録画が終了したら、第2のVTR22は、その終了
を示す下記に示す接続制御コマンドを通信バス10を介
してAVセンタ装置12に送出する。 〔C2 60 P8〕 ここで、コード「60」はVTR22が録画停止状態で
あることを示す。
【0033】ステップ14(S14):AVセンタ装置
12内の内蔵制御回路126が上記接続制御コマンドに
応答して、動作を開始し、内蔵制御回路126内のRA
Mに、第2のVTR22が録画状態であることを示す下
記データ:「121H」を0にクリアする。これによ
り、内蔵制御回路126内のRAMには、第2のVTR
22が録画が終了したことが記憶される。また、内蔵制
御回路126を介してRAMに記憶されているAV装置
の状態を表示部120に表示することができるので、利
用者が現在のAV装置の状態を表示部120から把握す
ることができる。
【0034】その他のAV装置の動作中も上記同様に、
内蔵制御回路126のRAMに記憶される。
【0035】本発明のAV装置動作管理システムの第3
実施例として、上記第1実施例と第2実施例との組合せ
動作を述べる。図4を参照した上述したステップ13の
段階で、図2を参照して述べた、操作(a)、つまり、
「全てのAV装置のオフ指令キーが押された操作」要求
があったとき、図3に示したステップ2における内蔵制
御回路126の処理は、RAMに第2のVTR22が録
音中であるデータ=「121H」が記憶されているか
ら、内蔵制御回路126は、ステップ3において、表示
部120に、『第2のVTRが記録中です。オールオフ
してもよろしいですか』なるメッセージを出力する。
【0036】ステップ4およびステップ5において、内
蔵制御回路126が利用者がリモートコントロール装置
をそのままの状態に維持していると判断してときは、内
蔵制御回路126は、第2のVTR22が録画中のとき
でも、第2のVTR22を含む全てのAV装置に対し
て、通信バス10を介して、オフ指令を送出する。これ
により、第2のVTR22はもとより、その他のAV装
置も電源をオフする。勿論、リモートコントロール装置
の操作状態に変化があったときは、オフ動作は行われな
い。この実施例においても、AVセンタ装置12が集中
的にAV装置の動作管理を行うので誤動作が発生すると
いう問題が回避される。
【0037】本発明のAV装置動作管理システムの第4
実施例の動作を述べる。たとえば、 第1のVTR14⇒第1のセレクタ18⇒AVセンタ装
置12⇒第2のVTR22 の信号経路で、第1のVTR14の記録情報を第2のV
TR22においてダビングしているという、AVセンタ
装置12からのダビングのフィーチャーがあるとき、内
蔵制御回路126内のRAMにはこの信号経路が記憶さ
れている。このとき、操作(b)、つまり、「第1のV
TR14の操作キーが押された操作」があったとき、A
Vセンタ装置12は内蔵制御回路126のRAMに全て
の状態を記憶しているから、内蔵制御回路126は表示
部120に、『第1のVTRはダビング中です。モード
を変更してもよろしいですか』なるメッセージを出力す
る。
【0038】ステップ4およびステップ5において、内
蔵制御回路126が利用者がリモートコントロール装置
をそのままの状態に維持していると判断したときは、内
蔵制御回路126は、第1のVTR14がダビング中の
ときでも、第1のVTR14に対して、通信バス10を
介して、そのモード変更を指令する。これにより、第1
のVTR14のモードが変更される。勿論、リモートコ
ントロール装置の操作状態に変化があったときは、モー
ド変更は行われない。この実施例においても、AVセン
タ装置12が集中的にAV装置の動作管理を行うので誤
動作が発生するという問題が回避される。また、内蔵制
御回路126のRAM内に記憶されているデータを表示
部120に表示すると、利用者は、AV装置動作管理シ
ステムにおける信号経路を容易に把握できる。
【0039】以下、操作(c)、つまり、「あるソース
AV装置のチューナー操作キーが押された操作」につい
ても、上記同様に処理が行われる。
【0040】また、MDP16⇒第1のセレクタ18⇒
AVセンタ装置12⇒第2のVTR22、あるいは、第
2のVTR22⇒AVセンタ装置12⇒第1のセレクタ
18⇒第1のVTR14の経路でが行われるときも、上
記同様に行われる。
【0041】上記実施例においては、第1のVTR14
およびMDP16がサブ機器としての第1のセレクタ1
8を介して通信バス10に接続される場合を例示した
が、第1のセレクタ18を介さず、直接、第1のVTR
14およびMDP16が通信バス10に接続される場合
も、上記同様の動作となる。
【0042】また、図5に図解したように、第3のVT
R24がさらに設けられ、第2のVTR22と第3のV
TR24とが第2のセレクタ20を介して通信バス10
に接続されてもよく、この構成においても、上記同様の
動作が行われる。
【0043】上述した内蔵制御回路126の制御手段と
してマイクロコンピータを用いて実現した例を述べた
が、内蔵制御回路126の制御手段としてははマイクロ
コンピータに限らず、ハードウエア回路で構成すること
もできる。
【0044】本発明のAV装置動作管理システムと方法
の実施に際しては、上述した実施例に限定されず、種々
の変形態様をとることができる。たとえば、操作例とし
ては上述した操作(a)〜(c)に限らず、その他種々
の操作を行うことができる。また、第1のVTR14、
MDP16、第2のVTR22および第3のVTR24
などのAV装置に限らず、コンパクトディスク装置、デ
ィジタルオーデオテープ記録再生装置などのAV装置を
適用することができる。つまり、本発明におけるAV装
置とは、音響信号のみを処理する装置、または、映像信
号のみを処理する装置、あるいは、音響信号および映像
信号の両者を処理する装置のいずれも適用することがで
きる。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、AVセンタ装置でプロ
テクションの集中管理を行うので、AV装置の構成を簡
単にし、低価格にすることができる。また本発明によれ
ば、誤動作が伝搬することが防止でき、さらに、誤動作
を回避することができる。
【0046】本発明によれば、AV装置には、プロテク
ション管理処理回路またはプロテクション管理プログラ
ムを搭載する必要がないので、既存のAV装置を容易に
増設できる。また本発明によれば、中央のAVセンタ装
置から利用者の確認のもとで、容易にプロテクション情
報の変更を行うことができる。さらに本発明によれは、
AVセンタ装置において、AV装置動作管理システム内
のAV装置の状態、信号経路を容易に確認できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のAV装置動作管理システムの第1の構
成例を示す図である。
【図2】図1におけるAVセンタにおける第1の動作処
理を示すフローチャートである。
【図3】AV装置間の通信に用いるデータフォーマット
の構成図である。
【図4】図1におけるAVセンタにおける第1の動作処
理を示すフローチャートである。
【図5】本発明のAV装置動作管理システムの第1の構
成例を示す図である。
【図6】従来のAV装置動作管理システムの構成図であ
る。
【符号の説明】 10・・通信バス 12、32・・AVセンタ装置 120・・表示部 122・・操作パネル部 124・・リモコン受信部 126・・内蔵制御回路 14、34・・第1のVTR 16、36・・MDP 18、38・・第1のセレクタ 20・・第2のセレクタ 22・・第2のVTR 24・・第3のVTR 40・・第2のVTR
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山崎 洋 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 草ヶ谷 康夫 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 小田部 典子 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 杉山 宏一 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 佐藤 真 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信バスと、 該通信バスに接続されたAVセンタ装置と、 該通信バスに接続され、該通信バスを介して前記AVセ
    ンタ装置に他のAV装置の動作指示、または、AV情報
    伝送を行う複数のAV装置とを有し、 前記AVセンタ装置は、前記複数のAV装置の動作許可
    または動作禁止および前記複数のAV装置の動作状態を
    記憶する記憶部、および、該記憶部に記憶されている動
    作状態に基づき動作させる前記複数のAV装置の任意の
    動作の許可または禁止を制御する制御手段を有し、 前記AVセンタ装置が前記複数のAV装置の動作情報お
    よびAV情報の伝送を行う、AV装置動作管理システ
    ム。
  2. 【請求項2】前記AVセンタ装置は、動作対象のAV装
    置が動作禁止状態のとき、その動作禁止が解除可能か否
    かを出力し、解除許可されたとき前記記憶部の記憶状態
    を変更し、当該AV装置を動作可能にする手段を有す
    る、請求項1記載のAV装置動作管理システム。
  3. 【請求項3】前記AVセンタ装置は、動作対象のAV装
    置の動作状態を確認する手段をさらに有する、請求項2
    記載のAV装置動作管理システム。
  4. 【請求項4】前記複数のAV装置のそれぞれは、前記通
    信バスを介してその動作開始信号と動作終了信号とを前
    記AVセンタ装置に送出する手段を有し、 前記AVセンタ装置は、該動作開始および終了信号を前
    記記憶部に記憶する請求項1〜3いずれか記載のAV装
    置動作管理システム。
  5. 【請求項5】前記通信バスと前記複数のAV装置のいく
    つかのAV装置との間にセレクタが設けられ、該セレク
    タに接続された複数のAV装置が選択的に、前記通信バ
    スを介して前記AVセンタ装置に接続される、請求項1
    〜4いずれか記載のAV装置動作管理システム。
  6. 【請求項6】前記AVセンタ装置において、前記複数の
    AV装置の任意のAV装置の動作状態、または、信号経
    路が出力される、請求項5記載のAV装置動作管理シス
    テム。
  7. 【請求項7】通信バスを介して接続された複数のAV装
    置とAVセンタ装置とを有し、該AVセンタ装置を仲介
    してあるAV装置から他のAV装置の動作情報またはA
    V情報の伝送を行うAV装置動作管理方法において、 前記AVセンタ装置は、前記複数のAV装置の動作許可
    または動作禁止を記憶する記憶部、および、該記憶部に
    記憶されている動作状態に基づき動作させる前記複数の
    AV装置の動作の許可または禁止を制御する制御部を有
    し、 前記AVセンタ装置が前記複数のAV装置の動作または
    AV情報の伝送を行う、AV装置動作管理方法。
  8. 【請求項8】動作対象のAV装置が動作禁止状態のと
    き、その動作禁止が解除可能か否かを出力し、解除許可
    されたとき前記記憶部の記憶状態を変更し、当該AV装
    置を動作可能にし、 動作対象のAV装置の動作状態を確認する請求項7記載
    のAV装置動作管理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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