JP3326847B2 - Avセンタ装置、av装置管理方法およびavシステム - Google Patents

Avセンタ装置、av装置管理方法およびavシステム

Info

Publication number
JP3326847B2
JP3326847B2 JP03902893A JP3902893A JP3326847B2 JP 3326847 B2 JP3326847 B2 JP 3326847B2 JP 03902893 A JP03902893 A JP 03902893A JP 3902893 A JP3902893 A JP 3902893A JP 3326847 B2 JP3326847 B2 JP 3326847B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control
devices
operating
communication bus
center
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP03902893A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06253368A (ja
Inventor
義雄 刑部
繁雄 田中
明 勝山
洋 山崎
康夫 草ヶ谷
典子 小田部
宏一 杉山
真 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP03902893A priority Critical patent/JP3326847B2/ja
Publication of JPH06253368A publication Critical patent/JPH06253368A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3326847B2 publication Critical patent/JP3326847B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数のAV(オーデオ・
ビデオ)装置(機器)を通信バスを介して接続し、AV
情報を交信させる複合化AVシステムに関するものであ
り、特に、AV装置の動作管理を行うAV装置動作管理
システムとその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】複数のAV装置を通信バス(ライン)を
介して相互に交信可能とし、複数のAV装置の持つ情報
を総合的に処理する複合化AVシステムが試みられてい
る。
【0003】そのような複合化AVシステムの構成例を
図6に示す。この複合化AVシステムは、通信バス3
0、この通信バス30を介して相互に接続されたAVセ
ンタ装置32、セレクタ38、および、第2のVTR
(ビデオテープレコーダ)40を有する。さらに、セレ
クタ38には、第1のVTR34とMDP(レーザディ
スクプレイヤー)36とが接続され、選択的に通信バス
30を介してAVセンタ装置32に接続される。通信バ
ス30は、映像信号および音響信号が伝送されるAV信
号ラインと、制御信号が伝送される制御信号ラインとを
有する。
【0004】図6において、たとえば、 MDP36⇒セレクタ38⇒AVセンタ装置32⇒第2
のVTR40 の経路で、MDP36に記憶されている情報を第2のV
TR40にAV情報を記録(ダビング)させようとする
フィーチャーを持っている場合の動作を述べる。
【0005】(1)まず、MDP36がセレクタ38に
下記の接続制御信号を出力する。 〔接続命令〕+〔相手アドレス〕+〔プロテクション情
報〕 接続命令とは、MDP36と第2のVTR40とを接続
することを指示する命令である。この接続命令は、〔オ
ペコード+オペランド〕で構成され、たとえば、オペコ
ード=E0、オペランド=20(相手装置)である。相
手アドレスとは、それぞれの装置に予め付与されたアド
レスであり、たとえば、AVセンタ装置32のアドレス
は「100H」であり、第2のVTR40のアドレスは
「120H」である。プロテクション情報とはAV装置
をプロテクトするか否かを示す情報であり、たとえば、
下記にその値で示す。 40H:アン(非)プロテクト(プロテクト解除) 60H:プロテクト プロテクトとは、信号経路の変更、装置の電源のオフな
どの動作が禁止されること示す。
【0006】(2)上記接続制御信号を受信したセレク
タ38は、通信バス30を介して、AVセンタ装置32
に下記の接続制御信号を出力する。 〔接続命令〕+〔相手アドレス〕+〔プロテクション情
報〕
【0007】(3)セレクタ38から上記接続制御信号
を受信したAVセンタ装置32は、通信バス30を介し
て第2のVTR40に下記接続制御信号を出力する。 〔接続命令〕+〔相手アドレス〕+〔プロテクション情
報〕
【0008】つまり、上述した複合化AVシステムにお
いては、上記信号経路に存在するMDP36、セレクタ
38、AVセンタ装置32に順次、カスケードに上記接
続制御信号が伝搬されていき、それぞれの装置におい
て、プロテクションの管理をしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記複合化AVシステ
ムにおいては、プロテクションの管理がそれぞれの装置
において行われるため、それぞれの装置において、信号
経路のプロテクション状態を管理する必要があるから、
それぞれの装置にプロテクション管理のための処理回
路、または、この処理回路をマイクロコンピータなどで
実現した場合はプロテクション管理用プログラムが必要
になり、それぞれの装置におけるメモリ、たとえば、ラ
ンダムアクセスメモリ(RAM)またはリードオンリー
メモリ(ROM)の容量が増加し、装置が大型化し価格
が高騰するという問題がある。特に、複合化AVシステ
ム全体についてみると、装置構成の大型化および高価格
化に至るという問題に遭遇している。
【0010】加えて、仮に信号伝搬経路の途中の装置
が、たとえば、アンプロテクション(プロテクション解
除)のときに誤って電源をオフにすると、それ以降、ア
ンプロテクションされず、誤りが伝搬していくという問
題がある。そのような問題を解決する手法を組み込むと
仮定すると、それぞれの装置におけるプログラムは一層
複雑になるという問題が予想される。
【0011】本発明の目的は、上述した問題を解決し、
装置構成を簡単かつ低価格にし、しかも、誤動作を防止
するAV装置の動作管理を行う、AVセンタ装置、AV
装置管理方法およびAVシステムを提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明においては、プロ
テクションの管理をAVセンタ装置において集中して行
う。さらに本発明においては、動作対象の装置の動作確
認を行う。なお、本発明におけるAV装置とは、オーデ
オ(音響)信号を処理する装置、ビデオ(映像)信号を
処理する装置のいずれか、または、両者の信号を処理す
る装置を意味する。
【0013】本発明の第1の観点によれば、通信バスに
接続された、該通信バスに接続された複数のAV装置に
対して前記通信バスを介して動作指示を行うAVセンタ
装置であって、出力手段と、前記複数のAV装置の動作
状態を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された
AV装置の動作状態および操作指示に応じて前記複数の
AV装置の動作を制御する制御手段とを有し、前記制御
手段は、前記操作指示に応じて前記複数のAV装置のう
ちの該当するAV装置を動作させるための制御処理を行
う際に、該制御対象のAV装置が動作中の時は、前記出
力手段に制御対象のAV装置を動作させるための制御を
実行するか否かを問い合わせる情報を出力し、所定時間
内に実行を否定する操作指示がない限り前記制御対象の
AV装置が動作中の時でも動作させるための制御を実行
する、AVセンタ装置が提供される。
【0014】また本発明の第2の観点によれば、通信バ
スを介してAVセンタ装置と複数のAV装置とが接続さ
れたAVシステムにおけるAV装置管理方法であって、
前記AVセンタ装置は、前記通信バスを介して前記複数
のAV装置から送出されたAV装置の動作状態を記憶
し、操作指示に応じて前記複数のAV装置のうちの該当
するAV装置を動作させるための制御処理を行う際に、
前記記憶された動作状態を参照して制御対象のAV装置
が動作中の時は、出力手段に制御対象のAV装置を動作
させるための制御を実行するか否かを問い合わせる情報
を出力し、所定時間内に実行を否定する操作指示がない
限り前記制御対象のAV装置が動作中の時でも動作させ
るための制御を実行する、ことを特徴とするAV装置管
理方法が提供される。
【0015】本発明の第3の観点によれば、通信バスに
接続された、複数のAV装置と、操作指示に応答して前
記複数のAV装置に対して前記通信バスを介して動作指
示を行うAVセンタ装置とを有するAVシステムであっ
て、前記AVセンタ装置は、出力手段と、前記複数のA
V装置の動作状態を記憶する記憶手段と、前記記憶手段
に記憶されたAV装置の動作状態および操作指示に応じ
て前記複数のAV装置を制御する制御手段とを有し、前
記制御手段は、前記操作指示に応じて前記複数のAV装
置のうちの該当するAV装置を動作させるための制御処
理を行う際に、該制御対象のAV装置が動作中の時は、
前記出力手段に制御対象のAV装置を動作させるための
制御を実行するか否かを問い合わせる情報を出力し、所
定時間内に実行を否定する操作指示がない限り前記制御
対象のAV装置が動作中の時でも動作させるための制御
を実行する、AVシステムが提供される。
【0016】
【0017】
【0018】
【作用】本発明のAVシステムにおいては、AVセンタ
装置が集中的に、複数のAV装置の動作情報およびAV
情報の伝送を行う。特に、AVセンタ装置は、操作指示
に応じて複数のAV装置のうちの該当するAV装置を動
作させるための制御処理を行う際に、該制御対象のAV
装置が動作中の時は、出力手段に制御対象のAV装置を
動作させるための制御を実行するか否かを問い合わせる
情報を出力し、所定時間内に実行を否定する操作指示が
ない限り制御対象のAV装置が動作中の時でも動作させ
るための制御を実行する。信号伝搬経路に位置する装置
は接続制御信号を伝搬するだけで、プロテクション管理
は行わず、中央のAVセンタ装置がプロテクション管理
を行う。
【0019】
【0020】
【実施例】図1は、本発明のAV装置動作管理システム
(複合化AVシステム)の構成図である。このAV装置
動作管理システムは、映像信号および音響信号が伝達さ
れるAV装置信号ラインおよび制御信号が伝達される制
御信号ラインとを有する通信バス10を有する。この通
信バス10は、通常の電線を用いてもよいし、光ファイ
バを用いてもよい。AV装置動作管理システムは、通信
バス10に接続されたAVセンタ装置12、第1のセレ
クタ18および第2のVTR22を有する。第1のセレ
クタ18には、第1のVTR14およびMDP16が接
続されており、これら第1のVTR14またはMDP1
6が選択的に通信バス10に接続される。ここでは、第
1のVTR14、MDP16、第2のVTR22を総称
してAV装置と呼ぶ。また、第1のセレクタ18をサブ
機器(装置)と呼ぶ。これらのAV装置14、16、2
および第1のセレクタ18は、通信バス10を介して
AVセンタ装置12と通信を行う通信モジュール(回
路)を有する。さらにこれらのAV装置14、16、2
は、AVセンタ装置12からの指令に応答して、その
指令に従った動作を行うための回路、たとえば、マイク
ロコンピータを内蔵している。
【0021】AVセンタ装置12は、CRT、液晶表示
器などの表示部(OSD:On Screen Display )12
0、利用者が操作指示を行う操作パネル部122、利用
者が図示しないリモートコントロール装置を使用すると
きリモートコントロール装置からの信号を受け入れるリ
モコン受信部124、および、内蔵制御回路126を有
する。内蔵制御回路126の制御手段はマイクロコンピ
ータで構成され、内蔵制御回路126は、制御手段の他
に、後述する制御プログラムが記憶されているROM、
後述するデータが記憶されるRAM、および、通信バス
10を介して第1のVTR14、MDP16、第1のセ
レクタ18および第2のVTR22と通信する通信モジ
ュール(通信回路)を有する。このAVセンタ装置12
は、具体的には、内蔵制御回路126および操作パネル
部122を有するテレビジョン(TV)装置と考えるこ
とができる。
【0022】図2は、AVセンタ装置12の内蔵制御回
路126の動作を示すフローチャートである。ステップ
1(S1):利用者から図示しないリモートコントロー
ル装置または操作パネル部122を介して、内蔵制御回
路126の何らかの動作が開始する。利用者が図示しな
リモートコントロール装置を操作したときは、そのリ
モートコントロール装置からの信号をリモコン受信部1
24が受信して、内蔵制御回路126に印加する。利用
者が操作パネル部122を操作したときは、操作パネル
部122からの操作信号が内蔵制御回路126に印加さ
れる。
【0023】利用者が行う操作例を下記に挙げる。 (a)全てのAV装置のオフ指令キーが押された操作 (b)あるソース(元の)AV装置の操作キーが押され
た操作 (c)あるソースAV装置のチューナー操作キーが押さ
れた操作 これらの操作キーは、図示しないリモートコントロール
装置のキーでもよく、操作パネル部122の操作キーで
もよい。
【0024】ステップ2(S2):内蔵制御回路126
は、全てのAV装置14、16、22の動作状態を通信
バス10を介して入力し、RAMにその状態を記憶す
る。そして、内蔵制御回路126は、現在動作中のAV
装置があるか否かをチェックする。もし、動作中のAV
装置が存在しないときは、ステップ6(S6)の処理に
移行する。
【0025】ステップ3(S3):もし、現在動作中の
AV装置が存在するとき、内蔵制御回路126は表示部
120に操作確認のメッセージを出力する。たとえば、
上記操作(a)、つまり、「全てのAV装置のオフ指令
キーが押された操作」のとき、第2のVTR22が記
録中のとき、内蔵制御回路126は表示部120に、
『第2のVTRが記録中です。オールオフしてもよろし
いですか』なるメッセージを出力する。あるいは、操作
(b)、「あるソースAV装置、たとえば、第1のVT
R14の操作キーが押された操作」のとき、第1のV
TR14がダビング中のとき、内蔵制御回路126は表
示部120に、『第1のVTRはダビング中です。モー
ドを変更してもよろしいですか』なるメッセージを出力
する。また、操作(c)、「あるソースAV装置、たと
えば、第1のVTR14のチューナー操作キーが押され
た操作」のとき、第1のVTR14がダビング中のと
き、内蔵制御回路126は表示部120に、『第1のV
TRはダビング中です。モードを変更してもよろしいで
すか』なるメッセージを出力する。
【0026】ステップ4,5(S4,S5):利用者は
表示部120に表示されたメッセージを確認して、図示
しないリモートコントロール装置または操作パネル部1
22を操作する。所定時間、たとえば、10秒内にリモ
ートコントロール装置または操作パネル部122のキー
の変更があったとき、内蔵制御回路126は利用者が
の操作指令を行わないと判断し、以下の処理を行わな
い。所定時間内に図示しないリモートコントロール装置
または操作パネル部122のキーの変更がないとき、内
蔵制御回路126はその操作指令を実行するものと判断
する。
【0027】ステップ6(S6):内蔵制御回路126
は、指定された操作について実行する。たとえば、上記
操作(a)、つまり、「全てのAV装置のオフ指令キー
が押された操作」のとき、第2のVTR22が記録中の
ときでも、内蔵制御回路126は全てのAV装置にオー
ルオフ指令を、通信バス10を介して出力する。あるい
は、操作(b)、「あるソースAV装置、たとえば、第
1のVTR14の操作キーが押された操作」のとき、内
蔵制御回路126は通信バス10を介して第1のVTR
14にその操作を指令する。また、操作(c)、「ある
ソースAV装置、たとえば、第1のVTR14のチュー
ナー操作キーが押された操作」のとき、内蔵制御回路1
26は通信バス10を介して、第1のVTR14にその
チューナー操作を指令する。内蔵制御回路126は、通
信バス10を介して上記操作指令を該当するAV装置に
送出したら、その処理を終了する。上述した操作指令を
受けたAV装置は該当する動作を行う。
【0028】内蔵制御回路126から該当するAV装置
に通信バス10を介して出力する制御信号は、たとえ
ば、図3に図解した経路選択フォーマットに従って行
う。この経路選択フォーマットは、下記の構成となって
いる。 先頭フィールド50a 送り手アドレス50b:この場合、AVセンタ装置12
のアドレス 宛先アドレス50c:この場合、指令が送出されるAV
装置アドレス 制御フィールド50d 経路選択コマンドB50e 経路選択コマンド用オペランド50f 送り手/宛先サブ機器アドレス50g:この場合、第1
のVTR14およびMDP16に指令を送出するとき、
第1のセレクタ18がサブ機器に相当し、この第1のセ
レクタ18のアドレス 制御コマンド50h:上記オフコマンド、操作コマン
ド、チューナー操作コマンド 制御コマンド用オペランド50i:ここにはプロテクシ
ョン情報を挿入する 送り手アドレス50bと宛名アドレス50cがアドレス
フィールドを構成し、経路選択コマンド用オペランド5
0f〜制御コマンド用オペランド50iが情報フィール
ドを構成する。
【0029】以上述べたように、本実施例によれば、A
Vセンタ装置12において、集中的に全てのAV装置の
動作(操作)を管理するから、それぞれのAV装置
4、16、22において、プロテクションの管理を行う
必要がない。その結果、それぞれのAV装置14、1
6、22、および、第1のセレクタ18において、プロ
テクション管理用のプログラムを設ける必要がなく、A
V装置動作管理システム全体の価格を低下させることが
できる。また、AVセンタ装置12において、集中して
プロテクション管理を行うことにより、誤動作の伝搬を
容易に防止できる。さらに、プロテクションを解除する
とき、表示部120にその旨をメッセージ表示して、最
終的に利用者の確認をとっており、誤判断または誤動作
に基づく不具合が防止できる。また、プロテクション中
のAV装置が存在しても、利用者の最終判断でそのプロ
テクションを解除できるから、プロテクション解除操作
が容易になり、プロテクション解除処理の自由度が増
す。さらに、AVセンタ装置12からAV装置14、1
6、22、またはあるAV装置から他のAV装置に図3
に示した統一したフォーマットで接続制御信号が送出さ
れるから、AV装置14、16、22信号伝達方式
標準化を図ることができる。
【0030】本発明のAV装置動作管理システムの第2
実施例を図4に示したフローチャートを参照して述べ
る。この動作例は、第2のVTR22(VTR2)から
AVセンタ装置12に録画開始指令を送出した動作例を
示す。ステップ11(S11):第2のVTR22(V
TR2)から通信バス10を介してAVセンタ装置12
に下記接続制御信号(コマンド)が送出される。 〔C2 70 P8〕 ここで、コード「C2」は記録開始ステータスを示し、
コード「70」はVTR22が録画状態であることを示
し、コード「P8」はプロテクション情報を示す。この
接続制御コマンドも、図3に示したフォーマットに従っ
て送出される。
【0031】ステップ12(S12):AVセンタ装置
12内の内蔵制御回路126が上記接続制御コマンドに
応答して、動作を開始し、内蔵制御回路126内のRA
Mに、第2のVTR22が録画状態であることを示す下
記データ:「121H」を記憶する。これにより、内蔵
制御回路126内のRAMには、第2のVTR22が録
画中であることが記憶される。
【0032】ステップ13(S13):第2のVTR2
2の録画が終了したら、第2のVTR22は、その終了
を示す下記に示す接続制御コマンドを通信バス10を介
してAVセンタ装置12に送出する。 〔C2 60 P8〕 ここで、コード「60」はVTR22が録画停止状態で
あることを示す。
【0033】ステップ14(S14):AVセンタ装置
12内の内蔵制御回路126が上記接続制御コマンドに
応答して、動作を開始し、内蔵制御回路126内のRA
Mに、第2のVTR22が録画状態であることを示す下
記データ:「121H」を0にクリアする。これによ
り、内蔵制御回路126内のRAMには、第2のVTR
22が録画が終了したことが記憶される。また、内蔵制
御回路126を介してRAMに記憶されているAV装置
の状態を表示部120に表示することができるので、利
用者が現在のAV装置の状態を表示部120から把握す
ることができる。
【0034】その他のAV装置の動作中も上記同様に、
内蔵制御回路126のRAMに記憶される。
【0035】本発明のAV装置動作管理システムの第3
実施例として、上記第1実施例と第2実施例との組合せ
動作を述べる。図4を参照した上述したステップ13の
段階で、図2を参照して述べた、操作(a)、つまり、
「全てのAV装置のオフ指令キーが押された操作」要求
があったとき、図3に示したステップ2における内蔵制
御回路126の処理は、RAMに第2のVTR22が録
音中であるデータ=「121H」が記憶されているか
ら、内蔵制御回路126は、ステップ3において、表示
部120に、『第2のVTRが記録中です。オールオフ
してもよろしいですか』なるメッセージを出力する。
【0036】ステップ4およびステップ5において、内
蔵制御回路126が利用者がリモートコントロール装置
をそのままの状態に維持していると判断してときは、内
蔵制御回路126は、第2のVTR22が録画中のとき
でも、第2のVTR22を含む全てのAV装置に対し
て、通信バス10を介して、オフ指令を送出する。これ
により、第2のVTR22はもとより、その他のAV装
置も電源をオフする。勿論、リモートコントロール装置
の操作状態に変化があったときは、オフ動作は行われな
い。この実施例においても、AVセンタ装置12が集中
的にAV装置の動作管理を行うので誤動作が発生すると
いう問題が回避される。
【0037】本発明のAV装置動作管理システムの第4
実施例の動作を述べる。たとえば、 第1のVTR14⇒第1のセレクタ18⇒AVセンタ装
置12⇒第2のVTR22 の信号伝搬経路で、第1のVTR14の記録情報を第2
のVTR22においてダビングしているという、AVセ
ンタ装置12からのダビングのフィーチャーがあると
き、内蔵制御回路126内のRAMにはこの信号経路が
記憶されている。このとき、操作(b)、つまり、「第
1のVTR14の操作キーが押された操作」があったと
き、AVセンタ装置12は内蔵制御回路126のRAM
に全ての状態を記憶しているから、内蔵制御回路126
は表示部120に、『第1のVTRはダビング中です。
モードを変更してもよろしいですか』なるメッセージを
出力する。
【0038】ステップ4およびステップ5において、内
蔵制御回路126が利用者がリモートコントロール装置
をそのままの状態に維持していると判断したときは、内
蔵制御回路126は、第1のVTR14がダビング中の
ときでも、第1のVTR14に対して、通信バス10を
介して、そのモード変更を指令する。これにより、第1
のVTR14のモードが変更される。勿論、リモートコ
ントロール装置の操作状態に変化があったときは、モー
ド変更は行われない。この実施例においても、AVセン
タ装置12が集中的にAV装置の動作管理を行うので誤
動作が発生するという問題が回避される。また、内蔵制
御回路126のRAM内に記憶されているデータを表示
部120に表示すると、利用者は、AV装置動作管理シ
ステムにおける信号経路を容易に把握できる。
【0039】以下、操作(c)、つまり、「あるソース
AV装置のチューナー操作キーが押された操作」につい
ても、上記同様に処理が行われる。
【0040】また、MDP16⇒第1のセレクタ18⇒
AVセンタ装置12⇒第2のVTR22、あるいは、第
2のVTR22⇒AVセンタ装置12⇒第1のセレクタ
18⇒第1のVTR14の経路でが行われるときも、上
記同様に行われる。
【0041】上記実施例においては、第1のVTR14
およびMDP16がサブ機器としての第1のセレクタ1
8を介して通信バス10に接続される場合を例示した
が、第1のセレクタ18を介さず、直接、第1のVTR
14およびMDP16が通信バス10に接続される場合
も、上記同様の動作となる。
【0042】また、図5に図解したように、第3のVT
R24がさらに設けられ、第2のVTR22と第3のV
TR24とが第2のセレクタ20を介して通信バス10
に接続されてもよく、この構成においても、上記同様の
動作が行われる。
【0043】上述した内蔵制御回路126の制御手段と
してマイクロコンピータを用いて実現した例を述べた
が、内蔵制御回路126の制御手段としてはマイクロコ
ンピータに限らず、ハードウエア回路で構成することも
できる。
【0044】本発明のAVシステムおよびAV装置管理
方法の実施に際しては、上述した実施例に限定されず、
種々の変形態様をとることができる。たとえば、操作例
としては上述した操作(a)〜(c)に限らず、その他
種々の操作を行うことができる。また、第1のVTR1
4、MDP16、第2のVTR22および第3のVTR
24などのAV装置に限らず、コンパクトディスク装
置、ディジタルオーデオテープ記録再生装置などのAV
装置を適用することができる。つまり、本発明における
AV装置とは、音響信号のみを処理する装置、または、
映像信号のみを処理する装置、あるいは、音響信号およ
び映像信号の両者を処理する装置のいずれも適用するこ
とができる。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、AVセンタ装置でプロ
テクションの集中管理を行うので、AV装置の構成を簡
単にし、低価格にすることができる。また本発明によれ
ば、誤動作が伝搬することが防止でき、さらに、誤動作
を回避することができる。
【0046】本発明によれば、AV装置には、プロテク
ション管理処理回路またはプロテクション管理プログラ
ムを搭載する必要がないので、既存のAV装置を容易に
増設できる。また本発明によれば、中央のAVセンタ装
置から利用者の確認のもとで、容易にプロテクション情
報の変更を行うことができる。さらに本発明によれは、
AVセンタ装置において、AV装置動作管理システム内
のAV装置の状態、信号経路を容易に確認できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のAV装置動作管理システムの第1の構
成例を示す図である。
【図2】図1におけるAVセンタにおける第1の動作処
理を示すフローチャートである。
【図3】AV装置間の通信に用いるデータフォーマット
の構成図である。
【図4】図1におけるAVセンタにおける第1の動作処
理を示すフローチャートである。
【図5】本発明のAV装置動作管理システムの第1の構
成例を示す図である。
【図6】従来のAV装置動作管理システムの構成図であ
る。
【符号の説明】
10、30・・通信バス 12、32・・AVセンタ装置 120・・表示部 122・・操作パネル部 124・・リモコン受信部 126・・内蔵制御回路 14、34・・第1のVTR 16、36・・MDP 18、38・・第1のセレクタ 20・・第2のセレクタ 22・・第2のVTR 24・・第3のVTR 40・・第2のVTR
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山崎 洋 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (72)発明者 草ヶ谷 康夫 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (72)発明者 小田部 典子 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (72)発明者 杉山 宏一 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (72)発明者 佐藤 真 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−212999(JP,A) 特開 平4−84596(JP,A) 特開 平4−304799(JP,A) 特開 昭56−34292(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 9/00

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信バスに接続された、該通信バスに接続
    された複数のAV装置に対して前記通信バスを介して動
    作指示を行うAVセンタ装置であって、 出力手段と、 前記複数のAV装置の動作状態を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶されたAV装置の動作状態および操
    作指示に応じて前記複数のAV装置の動作を制御する制
    御手段とを有し、 前記制御手段は、前記操作指示に応じて前記複数のAV
    装置のうちの該当するAV装置を動作させるための制御
    処理を行う際に、 該制御対象のAV装置が動作中の時は、前記出力手段に
    制御対象のAV装置を動作させるための制御を実行する
    か否かを問い合わせる情報を出力し、所定時間内に実行
    を否定する操作指示がない限り前記制御対象のAV装置
    が動作中の時でも動作させるための制御を実行する、 AVセンタ装置。
  2. 【請求項2】前記操作指示は、前記AVセンタ装置に設
    けられた操作指示手段または前記AVセンタ装置の外部
    のリモートコントロール装置を介して指示される、 請求項1記載のAVセンタ装置。
  3. 【請求項3】前記AVセンタ装置の制御手段は、前記複
    数のAV装置の各々の動作状態を確認することを特徴と
    する請求項1または2記載のAVセンタ装置。
  4. 【請求項4】前記制御手段は、前記出力手段に、前記複
    数のAV装置の各々の動作状態または信号伝搬経路を示
    すデータを出力することを特徴とする、 請求項3記載のAVセンタ装置。
  5. 【請求項5】前記複数のAV装置の各々は前記通信バス
    を介して自身の動作開始信号と動作終了信号を前記AV
    センタ装置に送出し、 前記AVセンタ装置の制御手段は前記動作開始信号と前
    記動作終了信号を前記記憶手段に記憶し、前記記憶手段
    に記憶されている動作開始信号と動作終了信号を参照す
    ることを特徴とする請求項1〜4いずれか記載のAVセ
    ンタ装置。
  6. 【請求項6】通信バスを介してAVセンタ装置と複数の
    AV装置とが接続されたAVシステムにおけるAV装置
    管理方法であって、 前記AVセンタ装置は、 前記通信バスを介して前記複数のAV装置から送出され
    たAV装置の動作状態を記憶し、 操作指示に応じて前記複数のAV装置のうちの該当する
    AV装置を動作させるための制御処理を行う際に、前記
    記憶された動作状態を参照して制御対象のAV装置が動
    作中の時は、出力手段に制御対象のAV装置を動作させ
    るための制御を実行するか否かを問い合わせる情報を出
    力し、所定時間内に実行を否定する操作指示がない限り
    前記制御対象のAV装置が動作中の時でも動作させるた
    めの制御を実行する、 ことを特徴とするAV装置管理方法。
  7. 【請求項7】通信バスに接続された、複数のAV装置
    と、操作指示に応答して前記複数のAV装置に対して前
    記通信バスを介して動作指示を行うAVセンタ装置とを
    有するAVシステムであって、 前記AVセンタ装置は、 出力手段と、 前記複数のAV装置の動作状態を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶されたAV装置の動作状態および操
    作指示に応じて前記複数のAV装置を制御する制御手段
    とを有し、 前記制御手段は、前記操作指示に応じて前記複数のAV
    装置のうちの該当するAV装置を動作させるための制御
    処理を行う際に、 該制御対象のAV装置が動作中の時は、前記出力手段に
    制御対象のAV装置を動作させるための制御を実行する
    か否かを問い合わせる情報を出力し、所定時間内に実行
    を否定する操作指示がない限り前記制御対象のAV装置
    が動作中の時でも動作させるための制御を実行する、 AVシステム。
JP03902893A 1993-02-26 1993-02-26 Avセンタ装置、av装置管理方法およびavシステム Expired - Lifetime JP3326847B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03902893A JP3326847B2 (ja) 1993-02-26 1993-02-26 Avセンタ装置、av装置管理方法およびavシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03902893A JP3326847B2 (ja) 1993-02-26 1993-02-26 Avセンタ装置、av装置管理方法およびavシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06253368A JPH06253368A (ja) 1994-09-09
JP3326847B2 true JP3326847B2 (ja) 2002-09-24

Family

ID=12541661

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03902893A Expired - Lifetime JP3326847B2 (ja) 1993-02-26 1993-02-26 Avセンタ装置、av装置管理方法およびavシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3326847B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100534106B1 (ko) * 2001-08-22 2005-12-08 삼성전자주식회사 컴퓨터 및 컴퓨터의 외부기기 동작 상태 표시 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06253368A (ja) 1994-09-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3243803B2 (ja) Av機器
US6021308A (en) On-vehicle data communication system and method
US5621659A (en) Central control device and operation devices
JP3106495B2 (ja) ホームバス制御装置
US5550826A (en) Communication protocol for communicating image data
CN112698907B (zh) 应用的显示控制方法及电子设备
JP3326847B2 (ja) Avセンタ装置、av装置管理方法およびavシステム
JP3911573B2 (ja) ローカルコミュニケーションシステム
JP3309720B2 (ja) 映像システムの制御方法
US6072442A (en) Local communication system and station for use in such a system
JP3061979B2 (ja) 信号経路保護装置
JPH09130716A (ja) 機能別にモジュール化されたavシステム
US8391679B2 (en) Digital broadcast receiver and digital device system
JP3199084B2 (ja) Avシステムのリモートコントロール方法
EP0482958B1 (en) System for data communication
JPH06169435A (ja) Avシステム
JP3061978B2 (ja) Avシステム制御装置
KR950005924Y1 (ko) 티. 브이. 씨알(tvcr) 시스템
JP3432874B2 (ja) オーディオ入力端子選択方法
JP3432875B2 (ja) 電源復旧時のシステム再設定方法
JPH0298869A (ja) オーディオ・ビデオ機器の相互接続制御システム
JP2983680B2 (ja) オーディオ・ビデオ機器の相互接続制御システム
JP3074410U (ja) 遠隔操作システム、遠隔制御装置、テレビジョン受像機および記録媒体再生装置
JPH10178684A (ja) 集中制御システム,集中制御ユニット及びその制御対象機器
JPH05167590A (ja) 信号伝送方法および装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080712

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090712

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090712

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100712

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100712

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110712

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120712

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130712

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term