JP3270882B2 - Avシステム制御方法 - Google Patents

Avシステム制御方法

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JP3270882B2
JP3270882B2 JP19790494A JP19790494A JP3270882B2 JP 3270882 B2 JP3270882 B2 JP 3270882B2 JP 19790494 A JP19790494 A JP 19790494A JP 19790494 A JP19790494 A JP 19790494A JP 3270882 B2 JP3270882 B2 JP 3270882B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のAV機器(オー
ディオビデオ機器)により構成されるAVシステムを制
御する場合に用いて好適なAVシステム制御方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】AVシステムにおいては、例えばVT
R、MDP(マルチディスクプレーヤ)、テレビジョン
受像機、スピーカなどがシステムとして接続される。そ
して、例えばMDPによりビデオディスクを再生し、そ
の再生信号をVTRに供給して、磁気テープに記録する
とともに、テレビジョン受像機に出力し、表示させるよ
うな場合、MDPの再生を指令すると、VTRやテレビ
ジョン受像機が自動的に通電され、所定の動作が実行さ
れる。従って、使用者は、共同して動作する各AV機器
を個別に制御する必要がなく、操作性が良好となる。
【0003】AVシステムにおいて、このように、各A
V機器を制御する場合、所定のAV機器(例えばテレビ
ジョン受像機)をAVセンタとして、そこにおいて、こ
のAVシステムを構成する各AV機器の接続状態を管理
し、このAVセンタから各AV機器を制御するのが一般
的である。
【0004】AVセンタにおいては、各AV機器を管理
できるように、AVシステムを構成するAV機器と、そ
の接続状態を予めメモリに記憶しておき、その記憶され
ている通りに各AV機器を制御する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
AVシステムは、このようにAVシステムを構成する標
準パターンを予め記憶しておき、その標準パターンの通
りにAV機器を実際に接続させるようにしているため、
予め記憶されている標準パターンと異なる接続状態にす
ると、各AV機器を機能的に制御することができなくな
ってしまう課題があった。
【0006】そこで、できるだけ多くの標準パターンを
予め記憶させるようにすることができるが、この標準パ
ターンの数を多くすると、標準パターンを記憶するメモ
リの容量が大きくなり、コスト高となる課題があった。
【0007】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、メモリの容量を大きくすることなく、でき
るだけ多くの接続パターンを管理することができるよう
にするものである。
【0008】
【0009】
【0010】
【課題を解決するための手段】 請求項に記載のAVシ
ステム制御方法は、AVシステムを構成する複数のAV
機器と、複数のAV機器の接続状態を表す標準パターン
をテーブルとして予め記憶しておき、テーブルに記憶さ
れている標準パターンに対応して各AV機器を制御する
AVシステム制御方法において、標準パターンに含まれ
るAV機器が、実際にシステムを構成する機器として採
用されているか否かを記憶し、標準パターンを表示する
とき、実際にシステムを構成する機器として採用されて
いるAV機器を表示するとともに、実際にシステムを構
成する機器として採用されていないAV機器を、本来使
用される位置に、実際にシステムを構成する機器として
採用されているAV機器とは識別できるように表示する
ことを特徴とする。
【0011】請求項に記載の本発明のAVシステム制
御方法は、AVシステムを構成する複数のAV機器と、
複数のAV機器の接続状態を表す標準パターンをテーブ
として予め記憶しておき、テーブルに記憶されている
標準パターンに対応して各AV機器を制御するAVシス
テム制御方法において、AV機器の名称を指定させ、標
準パターンを表示する場合、AV機器の名称が指定され
ているとき、AV機器を、指定された名称で表示すると
ともに、AV機器の名称が指定されていないとき、AV
機器を、予め用意されている標準的な名称で表示するこ
とを特徴とする。
【0012】請求項に記載のAVシステム制御方法
は、AVシステムを構成する複数のAV機器と、複数の
AV機器の接続状態を表す標準パターンをテーブルとし
予め記憶しておき、テーブルに記憶されている標準パ
ターンに対応して前記各AV機器を制御するAVシステ
ム制御方法において、標準パターンを表示する場合、A
V機器とともに、AV機器の接続状態を表す接続線を表
示し、接続線のうち、そのとき注目されている接続線
を、他の接続線とは識別できるように表示することを特
徴とする。
【0013】請求項に記載のAVシステム制御方法
は、AVシステムを構成する複数のAV機器と、複数の
AV機器の接続状態を表す標準パターンをテーブルとし
予め記憶しておき、テーブルに記憶されている標準パ
ターンに対応して各AV機器を制御するAVシステム制
御方法において、AV機器のうち、第1のAV機器から
第2のAV機器に対して第1の信号を出力し、第2のA
V機器に、第1の信号に対応する出力を発生させるとと
もに、第2のAV機器から第1のAV機器に対して第2
の信号を出力し、第1のAV機器に、第2の信号に対応
する出力を発生させることを特徴とする。
【0014】
【0015】
【0016】
【作用】 請求項に記載のAVシステム制御方法におい
ては、標準パターンを表示するとき、実際にシステムを
構成する機器として採用されているAV機器が表示され
るとともに、実際にシステムを構成する機器として採用
されていないAV機器が、本来使用される位置に、実際
システムを構成する機器として採用されているAV機
器とは識別できるように表示される。従って、システム
の構成を変更するような場合、新たに追加するAV機器
をどこに接続すればよいかを、迅速かつ確実に認識する
ことができる。
【0017】請求項に記載のAVシステム制御方法に
おいては、標準パターンを表示する場合、AV機器の名
称が指定されていれば、その指定された名称で、そのA
V機器が表示される。従って、より分かりやすい標準パ
ターンを表示させることが可能となる。
【0018】請求項に記載のAVシステム制御方法に
おいては、そのとき注目されている接続線が、他の接続
線とは識別できるように表示される。従って、そのとき
注目されている接続線を迅速かつ確実に、また、直感的
に認識することができ、誤接続などを確実に防止するこ
とが可能となる。
【0019】請求項に記載のAVシステム制御方法に
おいては、第1のAV機器から第2のAV機器に対して
第1の信号を出力し、第2のAV機器に、第1の信号に
対応する出力を発生させるとともに、第2のAV機器か
ら第1のAV機器に対して第2の信号を出力し、第1の
AV機器に、第2の信号に対応する出力を発生させる。
従って、第1のAV機器と第2のAV機器の相互の接続
状態を、迅速かつ確実に把握することが可能となる。
【0020】
【実施例】図1は、本発明のAVシステム制御方法を応
用したAVシステムの一実施例の構成を表している。こ
の実施例においては、AVセンタとしての1台のテレビ
ジョン受像機100と、4台のVTR30乃至60と、
1台のMDP(マルチディスクプレーヤ)70と、1台
のチューナ80により、AVシステムが構成されてい
る。
【0021】AVセンタ100とVTR60、VTR6
0とVTR40、VTR40とVTR30、VTR30
とVTR50、VTR50とMDP70、MDP70と
チューナ80は、それぞれコントロールバス(AVバ
ス)21A乃至21Fにより接続されている。その接続
の順序は、図1に示した状態とは異なる順序にすること
も可能であるが、いずれにしても、全てのAV機器が順
次接続されている必要がある。
【0022】また、この実施例においては、チューナ8
0の出力が、プラグP1からVTR60の入力用のプラ
グP1に、AV信号線81を介して供給されるように接
続されている。また、VTR60の出力用のプラグP1
は、AV信号線61を介してAVセンタ100の入力プ
ラグP1に接続されている。ビデオディスク、コンパク
トディスクなどを再生可能なMDP70の出力用のプラ
グP1は、AV信号線71を介してVTR40の入力用
のプラグP1に接続されている。VTR40の出力用の
プラグP1は、AV信号線41を介してAVセンタ10
0の入力用のプラグP2に接続されている。
【0023】AVセンタ100の出力用のプラグP3
は、AV信号線31を介してVTR30の入力用のプラ
グP1に接続され、VTR30の出力用のプラグP1
は、AV信号線32を介してAVセンタ100の入力用
のプラグP3に接続されている。さらにVTR30の出
力用のプラグP2は、VTR50の入力用のプラグP1
とAV信号線51を介して接続され、またVTR50の
出力用のプラグP1は、VTR30の入力用のプラグP
2とAV信号線52を介して接続されている。
【0024】また、VTR30とVTR40は、両者が
相互に接続される場合、VTR40の出力用のプラグP
2が、AV信号線42を介してVTR30の入力用のプ
ラグP3に接続される。また、VTR30の出力用のプ
ラグP3が、AV信号線43を介してVTR40の入力
用のプラグP2に接続される。
【0025】さらに、VTR40とVTR60が接続さ
れる場合、VTR60の出力用のプラグP2がAV信号
線62を介してVTR40の入力用のプラグP2に接続
される。また、VTR40の出力用のプラグP2が、A
V信号線63を介してVTR60の入力用のプラグP2
に接続される。
【0026】VTR30とVTR40を接続した場合、
VTR40とVTR60は接続することができない。ま
た逆に、VTR40とVTR60を接続した場合、VT
R30とVTR40は接続することができない。即ち、
いずれか一方の接続のみが可能となされている。
【0027】これらのAV機器の接続状態の詳細は、表
1乃至表13に表されている。
【表1】
【0028】
【表2】
【0029】
【表3】
【0030】
【表4】
【0031】
【表5】
【0032】
【表6】
【0033】
【表7】
【0034】
【表8】
【0035】
【表9】
【0036】
【表10】
【0037】
【表11】
【0038】
【表12】
【0039】
【表13】
【0040】これらの表について簡単に説明しておく
と、例えば表1は、AVセンタ100の各プラグの接続
状態を表している。プラグP1は、オーディオ信号また
はビデオ信号(A/V)が伝送されるプラグであり、入
力用(IN)とされている。また、その接続先はVTR
60のプラグP1である。プラグP2も、プラグP1と
同様に、オーディオまたはビデオ用の信号が伝送される
入力用のプラグであり、VTR40のプラグP1に接続
される。
【0041】また、プラグP3は、オーディオまたはビ
デオ用の信号を伝送するプラグであり、入力用と出力用
(IN/OUT)の2つが存在する。そして、その接続
先はVTR30のプラグP1とされている。
【0042】表2は、AVセンタ100の内蔵するスイ
ッチボックス(切換器)の構成を表している。このスイ
ッチボックスに具備されているスイッチSW1は、オー
ディオまたはビデオ信号を伝送するためのスイッチであ
り、プラグP1,P2,P3またはAVセンタ100に
内蔵されるチューナSD(ここにおいて、SDは、サブ
デバイスを意味し、内蔵されているデバイスであること
を表している)のいずれかを入力として選択するもので
ある。また、その出力先は、モニタサブデバイス(後述
する図2のCRT13)、端子PIP、端子Q3(モニ
タ出力)などとされる。尚、プラグP1,P2,P3と
AVセンタ100の内部のチューナSDの出力するビデ
オ信号とオーディオ信号は、連動して切り換えられる。
ただし、図2のCRT13にはビデオ信号のみが、ま
た、スピーカ19にはオーディオ信号のみが供給され
る。
【0043】また、例えば表4に示すように、VTR3
0のスイッチボックスにおいては、例えばVTR30に
内蔵されているデッキSDとプラグP1,P2,P3の
出力するビデオ信号とオーディオ信号は、連動して切り
換えられる。即ち、これらのプラグには、同一のビデオ
信号とオーディオ信号が出力され、出力信号を独立に切
り換えることができないようになされている。ただし、
プラグP1,P2,P3がINのとき、デッキSDはO
UTとされ、プラグP1,P2,P3がOUTのとき、
デッキSDはINとされる。換言すれば、記録または再
生動作ができるようになされている。
【0044】図2は、AVセンタ100の構成例を示し
ている。操作釦1を操作すると、インタフェース(I/
F)3に所定の信号が入力される。また、コマンダ12
を操作すると、コマンダ12より出射された赤外線信号
が受信部2により受信され、インタフェース3に信号が
入力される。インタフェース3は、これらの信号を内部
バス20を介してCPU4に出力する。CPU4は、プ
ログラムROM5に記憶されているプログラムに従って
各部を制御する。
【0045】接続構成情報ROM5Aには、AVシステ
ムの標準パターンが予め記憶されている。使用者は、こ
こに記憶されている標準パターンのうち、所定のものを
選択して用いることになる。ここで、接続パターンは、
例えば図4に示すように、所定のAV機器とそれらを接
続する接続線とにより構成される。
【0046】RAM6には、CPU4が各種の処理を行
う上において必要なデータなどが随時記憶される。ま
た、電源をオフにしたときも保持する必要のあるデータ
は、不揮発性メモリ7に記憶される。この不揮発性メモ
リ7には、接続構成情報ROM5Aに記憶されたテーブ
ルに対応して、後述する機器の使用情報、あるいは接続
線(経路)の使用情報などが記憶される。
【0047】クロックタイマ8は、常に計時動作を行っ
ており、時刻情報を出力する。AVバス制御通信処理マ
イコン9は、AVバス制御通信処理IC10を介してコ
ントロールバス21Aに接続されている電子機器(この
実施例の場合、VTR60)と各種のコマンドの授受を
行い、AVシステムとして関連した動作を各AV機器に
実行させる。
【0048】切換器18は、プラグP1乃至P3と接続
され、これらのプラグから供給された信号のうち、ビデ
オ信号をCRT13に出力し、表示させるとともに、オ
ーディオ信号をスピーカ19に出力し、放音させる。ま
た、画面表示用IC14は、CPU4より供給されるO
SDデータに対応するビデオ信号を発生し、CRT13
に出力し、所定のメッセージ、その他の画像を表示させ
る。
【0049】チューナ11は、所定の放送電波などを受
信し、受信信号を切換器18に出力する。切換器18
は、入力された信号を出力用のプラグP3を介してVT
R30に出力する。
【0050】図3は、VTR30の構成例を表してい
る。CPU352は、プログラムROM351に記憶さ
れているプログラムを内部バス350を介して読み出
し、それに従って各部を制御する。RAM353には、
CPU352が各種の処理を行う上において必要なデー
タなどが適宜記憶される。
【0051】AVバス制御通信処理マイコン355は、
AVバス制御通信処理IC354を介してコントロール
バス21Cまたは21Dに接続されている電子機器(こ
の実施例の場合、VTR40またはVTR50)と各種
のコマンドの授受を行い、AVシステムとして関連した
動作を各AV機器とともにに実行する。
【0052】切換器358は、チューナSD356より
供給されるビデオ信号およびオーディオ信号をデッキS
D357に供給するとともに、プラグP1,P2,P3
に供給する。あるいは、デッキSD357が出力するビ
デオ信号およびオーディオ信号を、プラグP1,P2,
P3に供給したり、プラグP1,P2,P3が供給を受
けるビデオ信号およびオーディオ信号を、デッキSD3
57に供給する。
【0053】次に、このAVシステムにおける各AV機
器の制御方法について説明する。図1の実施例の場合、
AVセンタ100が中心となって、他のAV機器を制御
するようになされている。接続構成情報ROM5Aに
は、図4に示すようなAV機器と、そのAV機器の接続
状態を表す標準パターンが、テーブルとして予め記憶さ
れている。使用者は、接続構成情報ROM5Aに記憶さ
れているテーブルの中から所定のものを選択する。
【0054】CPU4は、選択された標準パターンを表
示させるために、内部バス20を介して画面表示用IC
14にOSDデータを出力する。画面表示用IC14
は、このOSDデータに対応して、標準パターンに対応
する画像データを生成し、CRT13に出力し、表示さ
せる。これにより、例えば、後述する図4(または図
5)に示すような標準パターンが表示される。使用者
は、この標準パターンに対応して、AVシステムを構成
する電子機器を接続する。
【0055】使用者は、標準パターンを選択するとき、
実際に組み合わせる(使用する)AV機器により構成さ
れるAVシステムと同一のAVシステムの標準パターン
が存在する場合においては、その標準パターンを選択す
るのであるが、同一の標準パターンが存在しない場合に
おいては、自分が構築しようとするAVシステムより広
い(大きい)標準パターンを選択する。
【0056】例えば、いま、1台のAVセンタ100、
4台のVTR30乃至60、1台のMDP70、および
チューナ80により構成されるAVシステムの標準パタ
ーンとして、図4または図6に示すようなパターンが用
意されているものとする。図4は、VTR30とVTR
40を接続する場合のパターンであり、図6は、VTR
40とVTR60を接続する場合のパターンである。図
5と図7は、それぞれ図4と図6に示した標準パターン
に対応する接続構成情報ROM5Aの記憶データを表し
ている。
【0057】このような状態において、例えば図8に示
すように、1台のAVセンタ100、3台のVTR30
乃至50(標準パターンよりVTRが1台少ない)、1
台のMDP70、およびチューナ80によりAVシステ
ムを構成し、VTR30とVTR40を接続する場合、
図4(図5)に示す標準パターンが選択される。
【0058】即ち、図4と図5に示すような標準パター
ンを選択し、例えば図8に示すように、このうちのVT
R60を省略し、AVセンタ100にチューナ80を直
接接続する構成とする場合、使用者は、VTR60を省
略した旨を、操作釦1またはコマンダ12を操作するこ
とにより、CPU4に指令する。このとき、CPU4
は、不揮発性メモリ7に、図9に示すように、テーブル
に対応する使用情報を記憶させる。
【0059】即ち、この場合においては、AV機器を実
際に使用しているか否かを表す使用情報として、機器フ
ラグU/Nが付加されている。そして、実際にはAVシ
ステムを構成する機器として採用されていない機器(未
使用のAV機器)には、フラグNをセットする。そし
て、CPU4は、このフラグを参照して、図4のAVシ
ステムを制御する場合と同様の制御を実行する。
【0060】例えば、いま使用者が図8に示すような構
成のAVシステムにおいて、チューナ80で受信した信
号をAVセンタ100のCRT13に出力、表示させる
べく、チューナ80の所定のスイッチを操作すると、チ
ューナ80は、AVセンタ100に対して信号ライン接
続のリクエストを発生する。このリクエストは、コント
ロールバス(AVバス)21(21F,21E,21
D,21C,21A)を介してAVセンタ100のAV
バス制御通信処理IC10に供給される。
【0061】AVバス制御通信処理IC10は、入力さ
れたリクエストを解読し、AVバス制御通信処理マイコ
ン9に出力する。AVバス制御通信処理マイコン9は、
接続構成情報ROM5Aに記憶されている、図9に示す
テーブルからチューナ80の出力経路を読み取る。この
テーブルには、チューナ80の出力用のプラグP1がV
TR60の入力用のプラグP1に接続され、VTR60
の出力用のプラグP1がAVセンタ100のプラグP1
に接続されていることが記述されている。
【0062】そこでCPU4は、チューナ80の出力が
供給されるVTR60が、実際に使用されているか否か
を、不揮発性メモリ7のデータから読み取る。この実施
例の場合、VTR60には未使用状態を表すフラグNが
セットされている。これにより、CPU4は、VTR6
0が実際には使用されていないことを知ることができ
る。
【0063】このときCPU4は、VTR60が接続さ
れていないため、チューナ80のプラグP1が、AVセ
ンタ100のプラグP1に直接接続されているものとし
て、制御を実行する。即ち、CPU4は、AVバス制御
通信処理マイコン9に対してチューナ80の出力を、プ
ラグP1より出力させるコマンドを発生させる。このコ
マンドは、AVバス制御通信処理IC10から、コント
ロールバス(AVバス)21を介してチューナ80に供
給される。
【0064】チューナ80を始めとする各AV機器に
は、AVセンタ100における場合と同様に、CPU、
AVバス制御通信処理マイコン、およびAVバス制御通
信処理ICを内蔵している。チューナ80のAVバス制
御通信処理ICは、このコマンドを解読し、AVバス制
御通信処理マイコンに供給する。AVバス制御通信処理
マイコンは、このコマンドをさらにCPUに出力する。
チューナ80のCPUは、このコマンドの入力を受けた
とき、内蔵する回路で受信した信号をプラグP1から出
力させるように、内部の回路を制御する。
【0065】一方、AVセンタ100のCPU4は、上
述したようにして、チューナ80に対してコマンドを出
力するとともに、内部の切換器18を制御し、その入力
用プラグP3から入力される信号をCRT13に出力さ
せるように制御する。その結果、チューナ80が出力す
るビデオ信号とオーディオ信号が、チューナ80の出力
用のプラグP1、AV信号線81、AVセンタ100の
入力用のプラグP1を介して、AVセンタ100の切換
器18に供給される。切換器18は、入力された信号の
うち、ビデオ信号をCRT13に出力し、表示させる。
また、オーディオ信号をスピーカ19から出力させる。
【0066】このように、機器使用フラグを確認する処
理を付加することで、標準パターンにより、それに含ま
れる狭いパターンを標準パターンの一種として管理する
ことが可能になる。
【0067】図10は、他の実施例を示している。この
実施例においては、VTR30が省略されたシステムと
されている。この実施例の場合、図11に示すように、
VTR30に対して未使用状態を示すフラグNがセット
される。標準パターンにおいては、AVセンタ100の
出力用のプラグP3が、VTR30の入力用のプラグP
1に接続され、このVTR30の出力用のプラグP2
が、VTR50の入力用のプラグP1に接続されている
が、実際には、その途中のVTR30が使用されていな
いため、AVセンタ100のプラグP3が、VTR50
のプラグP1に直接接続されているものとして処理が行
われる。
【0068】同様に、標準パターンにおいては、VTR
50の出力用のプラグP1が、VTR30の入力用のプ
ラグP2に接続され、VTR30出力用のプラグP1
が、AVセンタ100の入力用のプラグP3に接続され
ているが、実際には、VTR50の出力用のプラグP1
が、AVセンタ100の入力用のプラクP3に直接接続
されているものとして処理が行われる。
【0069】また、この実施例の場合、VTR30が省
略された構成とされているため、VTR40の出力をV
TR50に直接供給したり、VTR50の出力をVTR
40に直接供給することはできない。AVセンタ100
は、VTR50の出力をVTR40に供給したり、VT
R40の出力をVTR50に出力する指令が入力された
とき、それらの信号の授受を、AVセンタ100を介し
て行うように、各部を制御する。
【0070】図12の実施例は、VTR40が省略され
たシステムとされている。従って、この場合、図13に
示すように、VTR40に未使用を表すフラグNがセッ
トされる。
【0071】図14の実施例は、チューナ80が省略さ
れたシステムとされている。従って、この場合、図15
に示すように、チューナ80に対して未使用のフラグN
がセットされる。
【0072】図16の実施例は、MDP70が省略され
た構成とされている。従って、この場合、図17に示す
ように、MDP70に対して未使用のフラグNがセット
される。
【0073】図18の実施例は、VTR50が省略され
た構成とされている。従って、この場合、図19に示す
ように、VTR50に未使用のフラグNがセットされ
る。
【0074】図20の実施例は、MDP70とチューナ
80が省略された構成とされている。このため、図21
に示すように、MDP70とチューナ80に対して、未
使用のフラグNがセットされる。
【0075】図22の実施例においては、VTR50と
チューナ80が省略されている。この場合、図23に示
すように、VTR50とチューナ80に対して、未使用
のフラグNがセットされる。
【0076】図24の実施例においては、VTR50と
MDP70が省略されている。この場合、図25に示す
ように、VTR50とMDP70に対して、未使用のフ
ラグNがセットされる。
【0077】図26の実施例においては、VTR50、
MDP70およびチューナ80が省略されている。従っ
て、この場合、図27に示すように、VTR50、MD
P70およびチューナ80の3つのAV機器に対して、
未使用のフラグNがセットされる。
【0078】図28の実施例においては、VTR50、
MDP70およびVTR60が省略されている。従っ
て、この場合、図29に示すように、VTR50、VT
R60およびMDP70に対して、未使用のフラグNが
セットされる。
【0079】図30の実施例においては、VTR40、
VTR50およびチューナ80が省略されている。従っ
て、この場合、図31に示すように、VTR40、VT
R50およびチューナ80に対して、未使用のフラグN
がセットされる。
【0080】以上のように、テーブル上に用意されてい
るAV機器のうち、未使用のAV機器に対してフラグを
たてるとともに、より多くのAV機器を要素とするAV
システムを選択させることで、それより少ない数のAV
機器により構成されるAVシステムを実質的に管理する
ことが可能となる。
【0081】以上の実施例においては、標準パターンに
記載はされているが、実際には使用されていないAV機
器を表す機器フラグを記憶させるようにしたのである
が、標準パターンには記述されているが、実際には接続
されていない接続線(経路)に関する使用、未使用に
も、フラグ(経路)を用いるようにすることができる。
図32と図33は、この実施例を表している。
【0082】このようにすると、用意すべきデータベー
スをさらに少なくすることができる。
【0083】即ち、このような構成にした場合、例えば
図4に示すような標準パターンの場合と、図6に示すよ
うな標準パターンの場合において、共通のデータベース
を用いることが可能となる。即ち、この実施例の場合、
例えば図1に示すようなAVシステムが存在する場合に
おいては、有り得る全ての接続状態を予め記述しておく
ことにより、構成する電子機器は同一であっても、接続
状態が異なる場合のパターンを、共通の標準パターンの
下に管理することが可能になる。
【0084】例えば、図4または図6に示すようなAV
システムのデータベースは、図32または図33に示す
ように、同一の構成とされる。即ち、ここにおいては、
AVシステムを構成する全ての電子機器と、その有り得
る接続状態(接続線)が全て記述されている。そして、
これらの記述されている経路のうち、実際には接続(使
用)されていない経路については、未使用を意味するフ
ラグNを設定する。
【0085】例えば、図1に示されているような標準パ
ターンのAVシステムを、実際には図4に示すように接
続して用いる場合、データベースには、図32に示すよ
うな記述が行われる。即ち、図4のAVシステムにおい
ては、VTR40とVTR60を接続する経路が、実際
には用いられていない。そこで、VTR40のプラグP
2からVTR60のプラグP2に向かう経路と、VTR
60のプラグP2からVTR40のプラグP2に向かう
経路に対して、未使用のフラグNがセットされる。
【0086】一方、図1に示す標準パターンのAVシス
テムを、例えば、実際には図6に示すように、VTR3
0とVTR40を接続せず、VTR40とVTR60と
を接続する状態で用いる場合においては、図33に示す
ようなデータベースの下で管理が行われる。即ち、予め
用意されている経路のうち、VTR40のプラグP2か
らVTR30のプラグP3に向かう経路と、VTR30
のプラグP3からVTR40のプラグP2に向かう経路
に対して、未使用のフラグNがセットされる。
【0087】このように、予め標準パターンに用意され
ている経路のうち、実際に使用されていない経路に対し
てフラグNを設定することにより、CPU4は、標準パ
ターンと、実際の経路の差異を知ることができる。そこ
で、各AV機器を制御するとき、接続構成情報ROM5
Aに記憶されているテーブルを参照し、その基本的な接
続状態を確認するとともに、さらに、不揮発性メモリ7
に記憶されている経路フラグを参照することで、そのう
ちの実際に存在する経路を判定することができる。そこ
で、その判定結果に対応して、各AV機器に対して適正
なコマンドを送ることができる。
【0088】さらに、図34の実施例においては、VT
R30とVTR40の接続が省略されるばかりでなく、
VTR40とVTR60の接続が省略されている。この
場合においては、図35に示すように、VTR40のプ
ラグP2からVTR30のプラグP3に対する経路、V
TR30のプラグP3からVTR40のプラグP2に対
する経路、VTR40のプラグP2からVTR60のプ
ラグP2に対する経路、およびVTR60のプラグP2
からVTR40のプラグP2に対する経路に対して、そ
れぞれ未使用のフラグNがセットされる。
【0089】操作釦1またはコマンダ12を操作するこ
とにより、いま選択されている標準パターンの表示を指
令すると、CPU4は、接続構成情報ROM5Aに記憶
されている標準パターンのうち、現在選択されている標
準パターンを読み出し、画面表示用IC14を制御し、
その標準パターンに対応する画像を発生させ、CRT1
3に表示させる。このとき、例えば図5に示すような標
準パターンが選択されているとき、CRT13には、例
えば図4に示すような標準パターンに対応する画像が表
示される。
【0090】また、この実施例の場合、AVシステムを
構成するAV機器のうち、所定のAV機器が未使用のと
き、これを省略せず、それが未使用であることが判るよ
うに表示する。
【0091】例えば、図9に示すようにAVシステムを
構成するAV機器のうち、VTR60が未使用である場
合においては、CRT13に、図37に示すように、V
TR60を省略して表示するのではなく、図36に示す
ように、VTR60をそのブロックの内部に文字を付加
せずに表示する。
【0092】これに対して、実際に接続されているAV
機器に対しては、そのブロックの内部にVTR、AVセ
ンタ、MDP、チューナなどの文字を付加して表示す
る。これにより、使用者は、現在実際に接続されている
AV機器と、接続されていないAV機器とを容易に識別
することができ、AVシステムを拡張する場合におい
て、新しいAV機器をどこに付加することができるかを
容易に確認することが可能となる。
【0093】同様に、図11に示すように、VTR30
が標準パターンから省略された構成とされている場合に
おいては、図10に示すような表示を行うのではなく、
図38に示すような表示が行われる。即ち、この場合に
おいても、VTR30の本来接続されるべき位置に、1
つのブロックが表示されている。
【0094】図13に示すように、VTR40が標準パ
ターンから省略された構成とされている場合において
は、図12に示すような表示を行うのではなく、図39
に示すような表示が行われる。
【0095】図15に示すように、チューナ80が標準
パターンから省略された構成とされている場合において
は、図14に示すような表示を行うのではなく、図40
に示すような表示が行われる。
【0096】図17に示すように、MDP70が標準パ
ターンから省略された構成とされている場合において
は、図16に示すような表示を行うのではなく、図41
に示すような表示が行われる。
【0097】図19に示すように、VTR50が標準パ
ターンから省略された構成とされている場合において
は、図18に示すような表示を行うのではなく、図42
に示すような表示が行われる。
【0098】図21に示すように、MDP70とチュー
ナ80が標準パターンから省略された構成とされている
場合においては、図20に示すような表示を行うのでは
なく、図43に示すような表示が行われる。
【0099】図23に示すように、VTR50とチュー
ナ80が標準パターンから省略された構成とされている
場合においては、図22に示すような表示を行うのでは
なく、図44に示すような表示が行われる。
【0100】また、図27に示すように、VTR50、
MDP70およびチューナ80が標準パターンから省略
された構成とされている場合においては、図26に示す
ような表示を行うのではなく、図45に示すような表示
が行われる。
【0101】以下同様にして、例えばVTR40とVT
R60が標準パターンから省略された構成とされている
場合においては、図46に示すような表示が行われ、V
TR30とVTR60が標準パターンから省略された構
成とされている場合においては、図47に示すような表
示が行われ、VTR30とVTR40が標準パターンか
ら省略された構成とされている場合においては、図48
に示すような表示が行われ、また、VTR30、VTR
40およびVTR60が標準パターンから省略された構
成とされている場合においては、図49に示すような表
示が行われる。
【0102】また、このような標準パターンを表示する
とき、例えば図50に示すように、フィーチャ実行など
でAV信号線のうち、アクティブになっている(現在注
目されている)AV信号線を、その他の信号線と識別で
きるように表示させることもできる。図50の実施例に
おいては、チューナ80の出力がVTR60に供給さ
れ、VTR60が出力する信号がAVセンタ100のプ
ラグP1に供給され、AV信号線81と61が、例えば
赤の色で表示されている。
【0103】この他、例えばAV信号線の太さ、濃さな
どを、他のAV信号線と異なるものにするなどして表示
させるようにすることもできる。また、注目されている
AV信号線をフラッシングさせることもできる。
【0104】このようにすれば、使用者は、現在注目さ
れているAV信号線を、容易かつ確実に認識することが
でき、例えば誤接続などを防止することが可能となる。
【0105】さらにまた、標準パターンを表示すると
き、例えば図51に示すように、各ブロックに配置され
ている名称として、VTR、MDP、チューナなどの一
般名称に代えて、S−VHS−100,Hi−8,VS
−2000といった、具体的な型番あるいは商品名など
を各ブロックの名称として表示させるようにすることが
できる。この場合、使用者に予めその名称を指定させる
処理が必要となる。
【0106】図52は、名称を指定させる処理例を表し
ている。最初にステップS11において、CPU4は、
画面表示用IC14を制御し、CRT13に所定のメッ
セージを表示し、使用者に各ブロックに表示する名称を
入力するように依頼する。ステップS12において、使
用者から所定の名称の入力があったか否かを判定し、入
力があった場合、ステップS13に進み、入力された名
称をそのブロックの名称として、例えば不揮発性メモリ
7に供給し、記憶させる。特に名称の指定のない場合
は、ステップS13の処理はスキップされる。
【0107】そして、ステップS14において、全ての
ブロックの問い合わせが終了したと判定されるまで同様
の処理を繰り返し、全てのブロックの問い合わせが終了
したとき、処理は終了する。
【0108】このように問い合わせが完了した後、実際
の表示を行う場合は、図53のフローチャートに示すよ
うな処理が実行される。即ち、最初にステップS21に
おいて、各ブロックの名称が記憶されているか否かが判
定され、記憶されていると判定された場合、ステップS
22に進み、不揮発性メモリ7に記憶した名称を読み出
し、そのブロックの名称として表示させる。これによ
り、例えば図51に示すように、VTR40のブロック
において、その名称として、「VTR」の文字の代わり
に、「S−VHS−100」の文字が、VTR60のブ
ロックにおいて、「VTR」の文字の代わりに、「Hi
−8」の文字が、また、チューナ80のブロックにおい
て、「Tuner」の文字の代わりに、「BS−200
0」の文字が、それぞれ表示される。
【0109】一方、ステップS21において、特別の名
称が記憶されていないと判定された場合においては、ス
テップS23に進み、そのブロックに対して予め用意さ
れている一般名称が表示される。例えば、VTR30と
VTR50のブロックにおいては、それぞれ「VTR」
の文字が表示され、MDP70のブロックにおいては、
「MDP」の文字がそれぞれ表示される。
【0110】このように、個々に指定した名称を表示さ
せることで、特に同一機能を有するAV機器が複数台存
在するような場合において(例えばVTRが複数台存在
する場合において)、異なる機種を誤って他の機種と勘
違いして操作するようなことが抑制される。
【0111】また、AVセンタ100は、各AV機器の
接続状態を次のようにして確認することができる。即
ち、この場合、AVセンタ100は、図54のフローチ
ャートに示す処理を実行し、各AV機器(例えばMDP
70)は、図55のフローチャートに示す処理を実行す
る。
【0112】各AV機器、いまの場合MDP70は、図
56に示すように、コントロールバス21を介して伝送
されるコマンドに関する処理を行うAVバス制御通信処
理IC70Fと、このコマンドに対応する処理を実行す
るAVバス制御通信処理マイコン70Eを備えており、
さらにMDP70の全体の動作を制御するCPU70D
を備えている。また、MDP70は、ビデオディスクあ
るいはコンパクトディスクを再生し、出力する基本的な
装置の他、所定の警告を発生するためのLED70Aま
たはブザー70Bと、記録信号または文字信号を発生す
る発生回路70Cとを備えている。
【0113】AVセンタ100のCPU4は、AV信号
線の経路を確認するとき、最初にステップS31におい
て、MDP70(そのアドレスは130H)に対してプ
レゼントコマンドを出力する。MDP70は、このプレ
ゼントコマンドの入力を受けたとき、図55のフローチ
ャートに示す処理を実行する。
【0114】即ち、MDP70は、ステップS41にお
いて、CPU4がステップS31において発生したプレ
ゼントコマンドの入力を受けるまで待機し、このプレゼ
ントコマンドを検出したとき、ステップS42に進み、
MDP70のCPU70Dは、LED70Aを点滅させ
たり、あるいはブザー70Bを駆動して所定の警告音を
発生させる。これにより、使用者は、いまAVセンタ1
00からMDP70に対して信号経路確認のためのコマ
ンドが入力されたのが、MDP70であることを知るこ
とができる。
【0115】そして、このときCPU70Dは、さらに
ステップS43に進み、発生回路70Cを駆動し、MD
P70であることを使用者に認識させるための記号ある
いは文字(例えばMDPの文字)を発生させる。このデ
ータは、AV信号線71を介してVTR40に供給さ
れ、VTR40からAV信号線41を介して、AVセン
タ100のプラグP2から切換器18を介してCRT1
3に出力、表示される。これにより、CRT13にMD
Pの文字が表示される。その結果、使用者は、MDP7
0の出力信号が正しくAVセンタ100に供給されるよ
うに、AV信号線が正しく接続されていることを確認す
ることができる。
【0116】即ち、AVセンタ100のCPU4は、図
54のステップS31において、プレゼントコマンドを
出力した後、ステップS32に進み、VTR40に対し
てMDP70が出力する信号をAVセンタ100に供給
するように、内部のAV信号線路を確保するように接続
を指令する。VTR40は、この指令に対応して内部の
接続を行うことになる。その結果、MDP70の出力す
るビデオ信号(ビデオ信号に重畳されたOSDにMDP
の文字が重畳された信号)が、AVセンタ100のCR
T13に出力、表示される。
【0117】あるいはまた、MDP70が出力する信号
をCPU4が検出可能な信号にすることで、CPU4に
この信号を自動的に検出させるようにすることも可能で
ある。
【0118】次にステップS34に進み、CPU4は接
続確認の終了をMDP70に指令する。
【0119】MDP70は、図55のステップS43に
おいて、ビデオ信号を発生した後、ステップS44に進
み、AVセンタ100のCPU4より終了の指令が供給
されるまで待機し、終了の指令を検出したとき、ステッ
プS45に進み、発生回路70Cの動作を中止させ、処
理を終了する。
【0120】尚、AVセンタ100におけるビデオ信号
の表示は、PIPあるいはP−OUT−Pに表示させる
ようにすることも可能である。
【0121】
【0122】
【0123】
【発明の効果】 請求項に記載のAVシステム制御方法
によれば、標準パターンを表示するとき、実際にシステ
ムを構成する機器として採用されているAV機器を表示
するとともに、実際にシステムを構成する機器として採
されていないAV機器を、本来使用される位置に、実
際にシステムを構成する機器として採用されているAV
機器とは識別できるように表示するようにしたので、シ
ステム構成を確認することが容易にできるようになり、
新たなAV機器をシステムに追加するような場合、迅速
な対処が可能となる。
【0124】請求項に記載のAVシステム制御方法に
よれば、標準パターンを表示する場合、AV機器の名称
が指定されていれば、その指定された名称を表示するよ
うにしたので、同一機能のAV機器が複数台存在するよ
うな場合において、機器を取り違えるようなことが抑制
される。
【0125】請求項に記載のAVシステム制御方法に
よれば、標準パターンを構成するAV機器の接続線のう
ち、注目されている接続線を他の接続線とは識別できる
ように表示するようにしたので、接続状態を迅速かつ確
実に認識することができ、誤接続などを抑制することが
可能となる。
【0126】請求項に記載のAVシステム制御方法に
よれば、第1のAV機器と第2のAV機器の間で入力さ
れた信号に対応する出力を発生させるようにしたので、
接続状態を確実に確認することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のAVシステム制御方法を応用したAV
システムの構成例を示すブロック図である。
【図2】図1のAVセンタ100の構成例を示すブロッ
ク図である。
【図3】図1のVTR30の構成例を示すブロック図で
ある。
【図4】AVシステムの構成例を示すブロック図であ
る。
【図5】図4に示すAVシステムの標準パターンのデー
タを説明する図である。
【図6】AVシステムの構成例を示すブロック図であ
る。
【図7】図6のAVシステムの標準パターンのデータを
説明する図である。
【図8】AVシステムの構成例を示すブロック図であ
る。
【図9】図8のAVシステムの標準パターンのデータの
構成例を示す図である。
【図10】AVシステムの構成例を示すブロック図であ
る。
【図11】図10のAVシステムの標準パターンのデー
タを説明する図である。
【図12】AVシステムの構成例を示すブロック図であ
る。
【図13】図12のAVシステムの標準パターンのデー
タを説明する図である。
【図14】AVシステムの構成例を示すブロック図であ
る。
【図15】図14のAVシステムの標準パターンのデー
タを説明する図である。
【図16】AVシステムの構成例を示すブロック図であ
る。
【図17】図16のAVシステムの標準パターンのデー
タを説明する図である。
【図18】AVシステムの構成例を示すブロック図であ
る。
【図19】図16のAVシステムの標準パターンのデー
タを説明する図である。
【図20】AVシステムの構成例を示すブロック図であ
る。
【図21】図20のAVシステムの標準パターンのデー
タを説明する図である。
【図22】AVシステムの構成例を示すブロック図であ
る。
【図23】図22のAVシステムの標準パターンのデー
タを説明する図である。
【図24】AVシステムの構成例を示すブロック図であ
る。
【図25】図24のAVシステムの標準パターンのデー
タを説明する図である。
【図26】AVシステムの構成例を示すブロック図であ
る。
【図27】図26のAVシステムの標準パターンのデー
タを説明する図である。
【図28】AVシステムの構成例を示すブロック図であ
る。
【図29】図28のAVシステムの標準パターンのデー
タを説明する図である。
【図30】AVシステムの構成例を示すブロック図であ
る。
【図31】図30のAVシステムの標準パターンのデー
タを説明する図である。
【図32】図4のAVシステムの標準パターンのデータ
を説明する図である。
【図33】図6のAVシステムの標準パターンのデータ
を説明する図である。
【図34】AVシステムの構成例を示すブロック図であ
る。
【図35】図34のAVシステムの標準パターンのデー
タを説明する図である。
【図36】AVシステムの標準パターンの表示例を説明
する図である。
【図37】AVシステムの標準パターンの表示例を説明
する図である。
【図38】AVシステムの標準パターンの表示例を説明
する図である。
【図39】AVシステムの標準パターンの表示例を説明
する図である。
【図40】AVシステムの標準パターンの表示例を説明
する図である。
【図41】AVシステムの標準パターンの表示例を説明
する図である。
【図42】AVシステムの標準パターンの表示例を説明
する図である。
【図43】AVシステムの標準パターンの表示例を説明
する図である。
【図44】AVシステムの標準パターンの表示例を説明
する図である。
【図45】AVシステムの標準パターンの表示例を説明
する図である。
【図46】AVシステムの標準パターンの表示例を説明
する図である。
【図47】AVシステムの標準パターンの表示例を説明
する図である。
【図48】AVシステムの標準パターンの表示例を説明
する図である。
【図49】AVシステムの標準パターンの表示例を説明
する図である。
【図50】AVシステムの標準パターンの表示例を説明
する図である。
【図51】AVシステムの標準パターンの表示例を説明
する図である。
【図52】図51の表示を行う場合の処理を説明するフ
ローチャートである。
【図53】図51の表示を行う場合の処理を説明するフ
ローチャートである。
【図54】接続状態の確認を行う場合の処理を説明する
フローチャートである。
【図55】接続状態の確認を行う場合の処理を説明する
フローチャートである。
【図56】図1のMDP70の内部の構成例を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
4 CPU 5 プログラムROM 5A 接続構成情報ROM 7 不揮発性メモリ 8 クロックタイマ 9 AVバス制御通信処理マイコン 10 AVバス制御通信処理IC 11 チューナ 12 コマンダ 13 CRT 14 画面表示用IC 18 切換器 19 スピーカ 21,21A,21B,21C,21D,21E,21
F コントロールバス 30 VTR 31,32 AV信号線 40 VTR 41乃至43 AV信号線 50 VTR 51,52 AV信号線 60 VTR 61乃至63 AV信号線 70 MDP 71 AV信号線 80 チューナ 81 AV信号線
フロントページの続き (72)発明者 杉山 宏一 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (72)発明者 佐藤 真 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (72)発明者 勝山 明 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (72)発明者 刑部 義雄 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (72)発明者 草ヶ谷 康夫 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−315119(JP,A) 特開 平6−113219(JP,A) 特開 平7−6574(JP,A) 特開 平7−14372(JP,A) 特開 平7−30971(JP,A) 特開 平5−161084(JP,A) 特開 平5−165443(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 9/00 - 9/16 H04N 5/00 H04N 5/44

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 AVシステムを構成する複数のAV機器
    と、前記複数のAV機器の接続状態を表す標準パターン
    をテーブルとして予め記憶しておき、 前記テーブルに記憶されている前記標準パターンに対応
    して前記各AV機器を制御するAVシステム制御方法に
    おいて、 前記標準パターンに含まれる前記AV機器が、実際に
    ステムを構成する機器として採用されているか否かを記
    憶し、 前記標準パターンを表示するとき、実際にシステムを構
    成する機器として採用されている前記AV機器を表示す
    るとともに、実際にシステムを構成する機器として採用
    されていない前記AV機器を、本来使用される位置に、
    実際にシステムを構成する機器として採用されている前
    記AV機器とは識別できるように表示することを特徴と
    するAVシステム制御方法。
  2. 【請求項2】 AVシステムを構成する複数のAV機器
    と、前記複数のAV機器の接続状態を表す標準パターン
    をテーブルとして予め記憶しておき、 前記テーブルに記憶されている前記標準パターンに対応
    して前記各AV機器を制御するAVシステム制御方法に
    おいて、 前記AV機器の名称を指定させ、 前記標準パターンを表示する場合、前記AV機器の名称
    が指定されているとき、前記AV機器を、指定された名
    称で表示するとともに、前記AV機器の名称が指定され
    ていないとき、前記AV機器を、予め用意されている標
    準的な名称で表示することを特徴とするAVシステム制
    御方法。
  3. 【請求項3】 AVシステムを構成する複数のAV機器
    と、前記複数のAV機器の接続状態を表す標準パターン
    をテーブルとして予め記憶しておき、 前記テーブルに記憶されている前記標準パターンに対応
    して前記各AV機器を制御するAVシステム制御方法に
    おいて、 前記標準パターンを表示する場合、前記AV機器ととも
    に、前記AV機器の接続状態を表す接続線を表示し、 前記接続線のうち、そのとき注目されている接続線を、
    他の接続線とは識別できるように表示することを特徴と
    するAVシステム制御方法。
  4. 【請求項4】 AVシステムを構成する複数のAV機器
    と、前記複数のAV機器の接続状態を表す標準パターン
    をテーブルとして予め記憶しておき、 前記テーブルに記憶されている前記標準パターンに対応
    して前記各AV機器を制御するAVシステム制御方法に
    おいて、 前記AV機器のうち、第1のAV機器から第2のAV機
    器に対して第1の信号を出力し、前記第2のAV機器
    に、前記第1の信号に対応する出力を発生させるととも
    に、 前記第2のAV機器から第1のAV機器に対して第2の
    信号を出力し、前記第1のAV機器に、前記第2の信号
    に対応する出力を発生させることを特徴とするAVシス
    テム制御方法。
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