JPH0625330A - 安定剤として使用するのに好適な立体障害アミノ基を含有する重合体化合物およびそれを含む重合体組成物 - Google Patents

安定剤として使用するのに好適な立体障害アミノ基を含有する重合体化合物およびそれを含む重合体組成物

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JPH0625330A
JPH0625330A JP4182952A JP18295292A JPH0625330A JP H0625330 A JPH0625330 A JP H0625330A JP 4182952 A JP4182952 A JP 4182952A JP 18295292 A JP18295292 A JP 18295292A JP H0625330 A JPH0625330 A JP H0625330A
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alkyl
chemical
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JP4182952A
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Marco Foa
マルコ、フォア
Francesco Casagrande
フランチェスコ、カサグランデ
Umberto Giannini
ウンベルト、ジャニーニ
Giancarlo Caselli
ジャンカルロ、カセリ
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Original Assignee
Himont Inc
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/16Nitrogen-containing compounds
    • C08K5/34Heterocyclic compounds having nitrogen in the ring
    • C08K5/3412Heterocyclic compounds having nitrogen in the ring having one nitrogen atom in the ring
    • C08K5/3432Six-membered rings
    • C08K5/3435Piperidines
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F8/00Chemical modification by after-treatment
    • C08F8/30Introducing nitrogen atoms or nitrogen-containing groups

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  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 安定剤として使用するのに好適な立体障害ア
ミノ基を含有する重合体化合物およびそれを含む重合体
組成物の提供。 【構成】 一般式 P(ZA) 〔式中、Pはオレフィン(C2〜10の末端二重結合の
もの)の重合体または共役ジオレフィン(C4〜5)の
重合体に由来する重合体鎖で、nは1〜20,ZA基は
等しいか異なり、重合体鎖に直接結合され、末端位に存
在するか、重合体鎖中またはその分枝の1つ中に挿入す
ることができるa),d)等である重合体化合物。 一例として、 (式中、Pは、この場合には、ポリプロピレン鎖;tm
pHは次式のアルテルピペリジン鎖; R8はH,CHを示す。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、有機物質、例えば、重合体の安
定剤として作用することができる立体障害アミノ基を含
有する新しい種類の重合体化合物、およびそれを含む重
合体組成物に関する。
【0002】ポリオレフィンなどの重合体物質は、一旦
一般に空気または酸化剤および光にさらされると迅速に
分解する傾向を有することが周知である。機械的性質、
色などの物理的特性の劣化をもたらす前記分解は、太陽
光線または他の紫外線源にさらすことによって増大す
る。
【0003】光安定剤は、この現象を打ち消すために使
用されている。
【0004】光安定剤として作用する各種の化合物が技
術上既知であり、それらの1つは立体障害アミノ基を含
有する化合物(「HALS」ヒンダードアミン光安定剤)に
よって表わされる(安定化で活性とみなされる基はポリ
アルキル置換ピペリジン基である)。
【0005】これらの化合物の幾つかは、公開欧州特許
出願EP第176 106号明細書および米国特許第
4,056,507号明細書書に記載されている。前記
HALSの一例は、Ciba Geigyによって商標Tinuvin 770
で市販されている化合物であり、この化合物は工業、特
に自動車工業用の重合体成形品の分野で光安定剤として
広く使用されている。
【0006】しかしながら、前記種類内で見出された化
合物の幾つかは、余り有効ではないことが証明されてお
り、それゆえ、実用的見地から余り興味がない。前記低
有効性の理由の1つは、揮発性である。その理由は、こ
のことが重合体を各種の製造工程で付される高温プロセ
ス時に安定剤の損失を生ずるからである。
【0007】別の原因は、例えば、異なる構造特性のた
め、安定化すべき重合体のマトリックスとの不良な相容
性であり、このように「ブルーミング」現象、即ち、安
定剤の表面上への移行を生じ、その結果安定剤の損失お
よび物品の美的特性の劣化を生ずる。
【0008】高分子HALSは、揮発性の問題を解決するた
めに合成されてきた。前記HALSは、置換ポリアルキルピ
ペリジン基を含有するジアミンまたはジオールと、二官
能有機化合物、例えば、ジハロゲン誘導体またはジカル
ボン酸ジエステルとの重縮合によって得られている。こ
の種のHALSの例は、下記の市販の化合物である:CibaGe
igy によって市販されているChimassorb 944、Tinu
vin 622、SpinuvexA36、およびAmerican Cyanami
d によって市販されているCyasorb UV3346。しか
しながら、前記化合物は、少なくとも幾つかの場合に
は、安定化すべき重合体のマトリックスとの不良な相容
性のため、安定化の見地からも不良な結果を与えるとい
う不利を有する。これらのHALSは、重合体フィルムおよ
び繊維の安定化で主として使用されている。
【0009】重合体HALSも、二重結合を含有するポリア
ルキルピペリジンの誘導体をラジカル開始剤の存在下で
重合または共重合することによって得られている。前記
種類の化合物の例は、米国特許第4,487,887号
明細書、第4,404,301号明細書、第4,49
9,220号明細書、第4,487,900号明細書、
第4,294,949号明細書および第4,435,5
55号明細書に与えられている。これらの重合体HALS
は、特に分子量が高い時に、安定化すべき重合体のマト
リックスと余り相容性ではなく、マトリックスに一様で
はなく分散し、それゆえ有効性は不良である。
【0010】同様に、ポリアルキルピペリジン基を特定
の重合体、例えば、ポリウレタン(独国公開特許出願第
2,719,132号明細書参照)、ポリエーテル(米
国特許第3,974,127号明細書参照)、ポリエー
テルエステル(米国特許第4,136,090号明細書
参照)、ポリエステル(米国特許第4,413,076
号明細書参照)、ポリホスファゼン(米国特許第4,4
51,400号明細書参照)およびポリシロキサン(公
開欧州特許出願EP第263 561号明細書および第
343 717号明細書)に組み込むことによって得ら
れた重合体も、余り相容性ではなく、それゆえほとんど
有効ではない。
【0011】別の種類の高分子HALSは、ポリアルキルピ
ペリジンを含有する基がポリオレフィンマトリックスに
結合されている化合物によって表わされる。前記化合物
の合成反応としては、基本的に2つの反応工程、即ち、
不飽和化合物、例えば、メタクリル酸エポキシプロピル
または無水マレイン酸の前記ポリオレフィン上へのグラ
フト、および前記グラフト重合体とポリアルキルピペリ
ジンの適当な誘導体との爾後反応が挙げられる(Angew.
Makromol. Chemie 1989 171第153頁、米国
特許第4,520,171号明細書および公開欧州特許
申請EP第303 281号明細書および第303 9
87号明細書参照)。しかしながら、前記化合物には、
合成技術に関して不利な点がある。事実、反応性不飽和
分子をグラフトする方法は、幾分臨界的である。その理
由は、特定の段階、例えば、未反応不飽和化合物または
反応の副生物として存在する単独重合体を排除する段階
を制御することが困難であるからである。更に、重合体
マトリックス上のグラフト基の均一な分布を得ることが
困難である。
【0012】本発明者は、光安定化で非常に有効であ
り、市販品から出発して製造しやすく且つ重合体フィル
ムおよび繊維のような成形品分野、例えば、自動車工業
用製品として有利に使用できる新しい種類のHALSを今や
見出した。
【0013】本発明の目的は、特に、一般式 P(ZA)n 〔式中、Pは末端位に二重結合を有し且つ2〜10個の
炭素原子を有するオレフィンの重合体または共重合体、
または4または5個の炭素原子を有する共役ジオレフィ
ンの重合体、またはそれらと前記オレフィンとの共重合
体から選ばれる重合体に本質上由来する重合体鎖であ
り、nは1〜20、好ましくは1〜10の数であり、Z
A基は等しいか異なり、重合体鎖に直接結合され、末端
位に存在するか、重合体鎖またはその分枝の1つ中に挿
入することができ、下記式
【0014】
【化26】
【0015】
【化27】
【0016】
【化28】
【0017】
【化29】 (式中、fは1または2であり、gは0または1であ
り、tは0または1であり、R1 はHまたはC1 〜C8
アルキルまたはフェニル基から選ばれ、好ましくはR1
はH、CH3 、C2 5 であり、QはZA基が末端、鎖
または側基内であるかどうかに応じてHまたは−(CH
2 t −であることができ、AIIはN原子を通して、好
ましくはアミンまたはヒドラジン基を通して重合体鎖の
炭素に常時結合されたポリアルキルピペリジンの構造、
好ましくは2,2,6,6−テトラメチルピペリジンの
構造を含有する基である)、
【0018】
【化30】
【0019】
【化31】
【0020】
【化32】
【0021】
【化33】
【0022】
【化34】 および
【0023】
【化35】 (式中、AIII はポリアルキルピペリジンの構造、好ま
しくは2,2,6,6−テトラメチルピペリジンの構造
を含有する二価基であり且つ2個のNまたはO原子を通
してこの炭素に結合されているので、それが結合されて
いる重合体鎖の炭素原子と環式構造を形成し、またはA
III はそれが結合されている重合体鎖の炭素原子と二重
結合を形成する)からなる群から選ばれる〕の安定剤と
して使用するのに好適である、立体障害アミノ基を含有
する重合体化合物である。
【0024】AIIは、
【0025】
【化36】 〔式中、R2 はH、CH2 −CN基、C1 〜C12アルキ
ル基、C3 〜C12アルケン、CO−R2 ′(式中、
2 ′はC1 〜C12アルキル基である)のアシル基、ま
たはC7 12アラルキル基(場合によってアルキルまた
はアルコキシ基で置換)から選ばれ、R3 はH、C1
18アルキル基、C5 〜8 シクロアルキル基、C2 〜C12
アルコキシアルキル、10個までの炭素原子を有するジ
アルキルアミンアルキル、または−tmpH−R2 基である
ことができ、且つtmpHは基
【0026】
【化37】 (R2 はピペリジン窒素原子に常時結合されている)
(式中、R8 はHまたはCH3 、好ましくはHである)
を表わす〕
【0027】
【化38】 (式中、BはOおよびNR3 から選ばれ、pは1〜4の
整数である)
【0028】
【化39】 (式中、R4 はC1 〜C6 アルキル基であり、tmp は基
【0029】
【化40】 を表わす)
【0030】
【化41】
【0031】
【化42】 〔式中、 tmp′は構造
【0032】
【化43】 (R2 はピペリジン窒素原子に常時結合されている)を
有する〕 6)式
【0033】
【化44】 〔式中、G″′は(1)構造または下記構造 1a)R2 −tmpH−O−、
【0034】
【化45】 (式中、R4 はC1 〜C6 アルキル基である)、
【0035】
【化46】 から選ばれ、B1 はG″′と同じ意味を有するか、D−
5 (式中、DはO、S、NH、NR7 (R7 はH、C
1 〜C3 アルキル、ベンジル、またはアリル基であ
る)、(CO)R9 基(式中、R9 はC1 〜C6 アルキ
ル、C2 〜C6 アルケニル、C2 〜C6 アルキニル、C
6 〜C10アリール、C7 〜C13アラルキル基である)、
またはSi(R′9 3 基(式中、R′9 はC1 〜C4
アルキルまたはフェニル基である)から選ばれる)(好
ましくはR7 はHである)であり、R5 はC1〜C20
ルキル基、C5 〜C8 シクロアルキル基、C7 〜C12
ラルキル基、またはC6 〜C12アリール基である〕のト
リアジン型構造から選ばれる。
【0036】好ましくは、AIIは、(1)および(6)
構造から選ばれる。
【0037】AIII はそれが結合されている重合体鎖の
炭素原子と環式構造を形成する時には、AIII は、 7)
【0038】
【化47】 (式中、iは2または3である)
【0039】
【化48】
【0040】
【化49】 (式中、R6 はHまたはCH3 である)から選ばれる。
【0041】この場合には、AIII の好ましい構造は、
(7)である。
【0042】AIII はそれが結合されている炭素原子と
二重結合を形成する時には、AIIIは下記構造
【0043】
【化50】 を有する。
【0044】好ましくは、重合体鎖(P)は、ポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリブテン、ポリブタジエン、
またはそれらの共重合体に由来し且つ分子量200〜1
0,000、より好ましくは300〜5,000を有す
る。
【0045】Zは、化合物が置換ポリアルキルピペリジ
ン基(AIIHまたはAIII 2 )を含有する場合には、
一般に、末端位の重合体鎖上、鎖内またはその分枝の1
つ中に存在するZ′官能基の反応から誘導される基を示
す。本発明の場合には、Z′は、アルデヒドまたはケト
ン基であり且つZは、AIIHまたはAIII 2 の性状お
よびZ′が重合体鎖中で占める位置に応じて異なる意味
をとる。
【0046】式 AIIHまたはAIII 2 の化合物の例
は、それぞれ4−アミノ−2,2,6,6−テトラメチ
ルピペリジン、N,N′−ビス(2,2,6,6−テト
ラメチル−4−ピペリジニル)エチレンジアミンであ
る。
【0047】本発明の目的化合物は、鎖中に少なくとも
1個のアルデヒドまたはケトン基を含有するオレフィン
の重合体または共重合体、またはジオレフィンの重合
体、またはそれらとモノオレフィンとの共重合体(Pの
定義でより詳細に記載)から出発して製造できる。
【0048】少なくとも1個のケトンまたはアルデヒド
基を含有するこれらの重合体は、市販されており、また
は既知の方法により、例えば、少なくとも1個の二重結
合を有する対応重合体のヒドロホルミル化反応により、
または重合体鎖に存在するエポキシ基の異性化反応によ
り製造できる。
【0049】出発物質として使用できる少なくとも1個
の二重結合を有する重合体は、下記式で表わすことがで
きる: RIV−〔Xa −Yb n1−R′ (III) (式中、Xa は基
【0050】
【化51】 を表わし、Yb は基
【0051】
【化52】 を表わし、tは0〜1の整数であり、aは0〜300の
整数であり、bは0〜180の整数であり、n1は1〜
180の整数であり、但しa+b≧1、a+b+n1≧
10であり、 RIVはHまたはC1 〜C15炭化水素基か
ら選ばれ、R′はRIVと等しいか異なり、RIVと同じ意
味を有し、RIIはH、またはC1 〜C8 炭化水素基、フ
ェニルまたはビニル基から選ばれ、但しR″がHまたは
炭化水素基であるならば、b≧1)。
【0052】アルデヒド基を含有する化合物のみをもた
らすヒドロホルミル化反応は、「Ind. Eng. Chem. Rese
arch(1990)29第1443頁」に記載のものに従
って行うことができ、次の通り図式化できる: 〔触媒〕 (III)+nCO+nH2 → RIV−〔X1a′−Y1b′〕n2−〔Xa2−Yb2n1−n2−R′(IV) (式中、a′、a2、b′およびb2はそれぞれa′+
a2=a、およびb′+b2=bの関係を満足する整数
であり、但しa′+b′≧1であり、X1
【0053】
【化53】 および
【0054】
【化54】 から選ばれる基を表わし、Y1
【0055】
【化55】 および
【0056】
【化56】 から選ばれる基を表わす)。
【0057】エポキシド基の異性化反応は、「R. Larok
のComprehensive OrganicTransformation,第628
頁」に記載の方法の1つに従って行うことができる。し
かしながら、好ましい方法は、エポキシド基を含有する
化合物を室温で炭化水素溶媒の溶液中のBD3 ・Et2
Oでの処理の仕方を記載しているものである。
【0058】この異性化反応を定量的方法で行わないな
らば、若干のエポキシド基は、重合体鎖上に残る。この
場合には、置換ポリアルキルピペリジン基を含有する化
合物は、鎖上に存在するカルボニル基と残っているエポ
キシド基との両方を攻撃するであろう。それゆえ、本発
明の目的化合物は、前に明記されたZA基と、鎖に残っ
たエポキシド基の反応から誘導する他の基との両方とも
含有するであろう(1991年6月17日出願の同時係
属伊国特許出願に記載)。
【0059】重合体鎖に存在するアルデヒドまたはケト
ン基上への置換ポリアルキルピペリジン含有誘導体の付
加反応は、例えば、「March のAdvanced Organic Chemi
stry,第798頁」に記載のように還元アミノ化反応に
よって生ずる。
【0060】この反応は、2段階で生ずる。第一段階
は、置換ピペリジンポリアルキル基を含有する化合物
(AIIHまたはAIII 2 )の攻撃によって特徴づけら
れ、第二段階は水素添加または水素化分解によって特徴
づけられる(置換ポリアルキルピペリジン基を含有する
化合物が第二級アミンである時に、水素化分解のみが生
ずることができる)。
【0061】中間化合物は、通常、単離しないが、溶媒
は、必要な時には第一工程と第二工程との間で変更でき
る。
【0062】置換ポリアルキルピペリジン基を含有する
化合物は、重合体鎖に存在するカルボニル基に関して少
なくとも化学量論量で加える。
【0063】反応の第一工程は、好ましくは、脂肪族ま
たは芳香族炭化水素溶媒中で行う。
【0064】置換ポリアルキルピペリジン基を含有する
化合物が第一級アミノ基を含有するならば、反応時に生
成する水の共沸蒸留は、この第一工程で同時に行う。
【0065】この場合には、温度は、好ましくは80〜
140℃である。IR分光法によって反応を追ってカル
ボニル基が完全に消えるまで、反応は行う。
【0066】置換ポリアルキルピペリジン基を含有する
化合物が第二級アミノ基を含有するならば、反応を促進
することができる化合物、例えば、TiCl4 の存在下
で、好ましくは20〜50℃の温度で操作することがで
きる。
【0067】一旦この第一工程が完了したら、溶媒は、
必要ならば変更し、還元物質は加える。
【0068】この第二工程において、アルコール型溶媒
は、使用できる。それらは、PtまたはPdの存在下で
NaBH4 またはH2 還元物質として使用する時に好ま
しいものである。
【0069】この第二段階においては、好ましい温度
は、20〜50℃である。
【0070】置換ポリアルキルピペリジン基を含有する
化合物が重合体鎖上に存在するカルボニル基を攻撃する
ことができる2個の官能基(例えば、2個のアミノ基)
を含有するならば、即ち、AIII 2 型に属すものであ
るならば、AIII は、それが結合されている鎖の炭素原
子と環式構造を形成することができる。
【0071】目的生成物はAIII がそれが結合されてい
る重合体鎖と二重結合を形成するものであるならば、反
応は、好ましくは、炭化水素溶媒中で70〜140℃の
温度で場合によって塩基、例えば、ピペリジンの存在下
で生ずる〔「OrganicReactions 」,15,第204
頁、(1967)参照〕。別法として、反応は、テトラ
ヒドロフラン中のTiCl4 −ピペリジンの系に従って
行うことができる〔「Tetrahedron 」,28,第663
頁、(1972)参照〕。
【0072】本発明の目的である少量の化合物は、光安
定化を与えるために使用される。
【0073】光安定化効果を得るために使用できる前記
化合物の量は、通常、安定化すべき物質100重量部当
たり0.01〜3重量部である。
【0074】特に、本発明の目的は、安定化すべき重合
体物質100重量部当たり0.01〜3重量部の量の式
P(ZA)n の化合物を含有する重合体組成物でもあ
る。
【0075】式 P(ZA)n の化合物が光安定剤とし
て特に有効である重合体としては、式R″′−CH=C
2 (式中、R″′は水素原子、または炭素数1〜6の
アルキルまたはアリール基である)のオレフィンの逐次
重合によって得られる重合体および共重合体、またはそ
れらの混合物が挙げられる。
【0076】特に、前記重合体および共重合体は、 1)イソタクチックまたは大部分イソタクチックのポリ
プロピレン; 2)HDPE、LLDPEおよびLDPEポリエチレ
ン; 3)プロピレンとエチレンおよび/または他のα−オレ
フィン、例えば、1−ブテン、1−ヘキセン、1−オク
テンおよび4−メチル−1−ペンテンとの結晶性共重合
体; 4)エラストマーエチレン/α−オレフィン共重合体お
よび小割合のジエンを含有するエチレン/α−オレフィ
ン/ジエン三元共重合体(α−オレフィンは好ましくは
プロピレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセ
ン、4−メチル−1−ペンテン、および3−メチル−1
−ブテンから選ばれ、前記エラストマー共重合体に最も
普通に存在するジエンの例はブタジエン、エチリデン−
ノルボルネンおよび1,4−ヘキサジエンである); 5)逐次重合によって得られ、(A)プロピレンの単独
重合体画分またはパラグラフ(3)の共重合体の1つ、
および(B)パラグラフ(4)のエラストマー共重合体
を構成する共重合体画分からなる異相重合体からなる。
【0077】本発明の目的化合物が光安定剤として有効
であることが証明された重合体の他の例は、下記のもの
である:ジオレフィンまたはシクロオレフィン重合体、
例えば、ポリイソプレン、ポリブタジエン、ポリシクロ
ペンテン、ポリノルボルネンおよびそれらの混合物、ま
たはそれらの共重合体または三元共重合体;モノ−およ
びジオレフィンと他のビニルコモノマーとの共重合体、
例えば、エチレン−アルキルメタクリレート共重合体お
よびエチレン−酢酸ビニル共重合体; ポリスチレンま
たはポリメチルスチレン、およびスチレンまたはメチル
スチレンと他のジエンまたはアクリル誘導体との共重合
体、例えば、スチレン−ブタジエン共重合体およびスチ
レン−アクリロニトリル共重合体、および対応三元共重
合体、例えば、スチレン−ブタジエン−メタクリレート
三元共重合体;スチレン共重合体と他の重合体、例え
ば、ポリアクリレートとの混合物;スチレンを含有する
ブロック重合体、例えば、スチレン−エチレン−プロピ
レン−スチレンブロック重合体またはスチレン−ブタジ
エン−スチレンブロック重合体;スチレン単独またはス
チレンを別のアクリル単量体との組み合わせで不飽和重
合体上にグラフトすることによって得られた重合体、例
えば、ポリブタジエン上にグラフトされたスチレン、ま
たはポリブタジエン上にグラフトされたスチレンおよび
アルキルアクリレート、またはエチレン−プロピレン−
ジエン三元共重合体上にグラフトされたスチレンおよび
アクリロニトリル、および前記重合体と前記のものとの
混合物;ハロゲン原子を含有する重合体、例えば、ポリ
クロロプレンおよび塩素化ゴム、またはエピクロロヒド
リンまたはポリフッ化ビニリデンの単独重合体および共
重合体、またはハロゲン化単量体の共重合体、例えば、
塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体;α,β−不飽和酸ま
たはそれらの誘導体から得られる重合体、例えば、ポリ
アクリレート、またはポリアクリルアミド、またはポリ
アクリロニトリル;それらと前記単量体との共重合体、
例えば、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体または
アクリロニトリル−ハロゲン化ビニル共重合体;アミン
および不飽和アルコールまたはそれらのアシル誘導体ま
たはアセタール誘導体から得られる重合体、例えば、ポ
リ酢酸ビニルまたはポリマレイン酸ビニル;環式エーテ
ルから得られる単独重合体および共重合体、例えば、ポ
リエチレンオキシド;ポリアセタール、例えば、ポリオ
キシメチレンおよびエチレンオキシドとの共重合体;ポ
リフェニルオキシドおよびそれとポリスチレンとの混合
物;ポリウレタン、ポリアミドおよびコポリアミド、例
えば、6/6または6/10ポリアミドおよびそれらと
ポリエーテルとの共重合体;ポリ尿素、ポリイミドおよ
びポリアミド−イミド;ポリエステル、例えば、ポリエ
チレンテレフタレート、およびポリカーボネート;ポリ
エーテルケトンおよびポリエーテルスルホンおよびポリ
スルホン;架橋重合体、例えば、フェノール−ホルムア
ルデヒド樹脂、またはメラミン−ホルムアルデヒド樹
脂、または架橋剤としてビニル化合物を有する不飽和ポ
リエステル;アクリル熱硬化性樹脂、例えば、エポキシ
アクリレートから誘導されるもの;前記重合体種類の混
合物;および天然重合体、例えば、ゴム、または化学変
性を有するセルロース。
【0078】本発明の目的化合物が光安定化を促進する
ために添加できる他の有機物質は、鉱油、植物油または
動物油、およびそれらの混合物、例えば、パラフィンロ
ウとの混合物、または合成エステルと鉱油との混合物、
例えば、重合体用可塑剤として使用するもの;合成また
は天然ゴムの水性乳濁液である。
【0079】本発明の目的である安定剤は、最終物品の
製造前のいかなる製造段階でも通常の技術によって重合
体に容易に配合できる。安定剤は、各種の技術を使用す
ることにより、例えば、粉末形で乾式混合することによ
り、または溶液、懸濁液中またはマスターバッチとして
さえ湿式混合することにより重合体と混合できる。これ
らの操作において、重合体は、粉末、ペレット、溶液、
懸濁液またはラテックス形で使用できる。
【0080】本発明の目的である化合物は、他の通常の
重合体用添加剤、例えば、酸化防止剤、Niをベースと
する安定剤、顔料、補強剤、可塑剤、耐酸剤、帯電防止
剤、難燃剤、潤滑剤、腐食抑制剤、金属錯化剤、過酸化
物スカベンジャー、他の塩基性共安定剤および核剤と併
用できる。特に、本発明の化合物と併用できる酸化防止
剤の例は、アルキル化モノフェノール、例えば、2,6
−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール、2−t−ブ
チル−4,6−ジメチルフェノール、2,6−ジ−t−
ブチル−4−エチルフェノール、2,6−ジ−t−ブチ
ル−4−n−ブチルフェノール、2,6−ジ−t−ブチ
ル−4−イソブチルフェノール、2,6−ジシクロペン
チル−4−メチルフェノール、2−(α−メチルシクロ
ヘキシル)−4,6−ジメチルフェノール、2,6−オ
クタデシル−4−メチルフェノール、2,4,6−トリ
シクロヘキシルフェノール、2,6−ジ−t−ブチル−
4−メトキシメチルフェノール、および2,6−ジ−ノ
ニル−4−メチルフェノール;アルキル化ヒドロキノ
ン、例えば、2,6−ジ−t−ブチル−4−メトキシフ
ェノール、2,5−ジ−t−ブチルヒドロキノン、2,
5−ジ−t−アミルヒドロキノン、および2,6−ジ−
フェニル−4−オクタデシルオキシフェノール;ヒドロ
キシル化チオジフェニルエーテル、例えば、2,2′−
チオビス(6−t−ブチル−4−メチルフェノール)、
2,2′−チオビス(4−オクチルフェノール)、4,
4′−チオビス(6−t−ブチル−3−メチルフェノー
ル);アルキリデンビスフェノール、例えば、2,2′
−メチレンビス(6−t−ブチル−4−メチルフェノー
ル)、2,2′−メチレンビス(6−t−ブチル−4−
エチルフェノール)、2,2′−メチレンビス〔4−メ
チル−6−(α−メチルシクロヘキシル)フェノー
ル〕、2,2′−メチレンビス(4−メチル−6−シク
ロヘキシルフェノール)、2,2′−メチレンビス(6
−ノニル−4−メチルフェノール)、2,2′−メチレ
ンビス(4,6−ジ−t−ブチルフェノール)、2,
2′−エチリデンビス(4,6−ジ−t−ブチルフェノ
ール)、2,2′−エチリデンビス(6−t−ブチル−
4−イソブチルフェノール)、2,2′−メチレンビス
〔6−(α−メチルベンジル)−4−ノニルフェノー
ル〕、2,2′−メチレンビス〔6(α,α−ジメチル
ベンジル)−4−ノニルフェノール〕、4,4′−メチ
レンビス(2,6−ジ−t−ブチルフェノール)、4,
4′−メチレンビス(6−t−ブチル−2−メチルフェ
ノール)、1,1−ビス(5−t−ブチル−4−ヒドロ
キシ−2−メチルフェニル)ブタン、2,6−ビス(3
−t−5−メチル−2−ヒドロキシベンジル)−4−メ
チルフェノール、1,1,3−トリス(5−t−ブチル
−4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)ブタン、1,
1−ビス(5−t−ブチル−4−ヒドロキシ−2−メチ
ルフェニル−3−n−ドデシルメルカプトブタン、ビス
−(3,3−ビス(3′−t−ブチル−4′−ヒドロキ
シフェニル)酪酸エチレングリコール、ビス(3−t−
ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)ジシク
ロペンタジエンおよびビス〔2− (3′−t−ブチ
ル−2′−ヒドロキシ−5′−メチルベンジル)−6−
t−ブチル−4−メチルフェニル〕テレフタレート;ベ
ンジル化合物、例えば、1,3,5−トリス(3,5−
ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)−2,4,
6−トリメチルベンゼン、ビス(3,5−ジ−t−ブチ
ル−4−ヒドロキシベンジル)スルフィド、3,5−ジ
−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジルメルカプト酢酸
イソオクチル、ビス(4−t−ブチル−3−ヒドロキシ
−2,6−ジメチルベンジル)ジチオールテレフタレー
ト、1,3,5−トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4
−ヒドロキシベンジル)イソシアヌレート、1,3,5
−トリス(4−t−ブチル−3−ヒドロキシ−2,6−
ジメチルベンジル)イソシアヌレート、3,5−ジ−t
−ブチル−4−ヒドロキシベンジルホスホン酸ジオクタ
デシル、3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベン
ジルホスホン酸モノエチルのカルシウム塩および1,
3,5−トリス(3,5−ジシクロヘキシル−4−ヒド
ロキシベンジル)イソシアヌレート;アシルアミノフェ
ノール、例えば、ラウリン酸の4−ヒドロキシアニリ
ド、ステアリン酸の4−ヒドロキシアニリド、2,4−
ビス(オクチルメルカプト)−6−(3,5−ジ−t−
ブチル−4−ヒドロキシアニリン)−s−トリアジン、
N−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)カルバミン酸オクチル;β−(3,5−ジ−t−ブ
チル−4−ヒドロキシフェニル)プロパン酸と、1個以
上のヒドロキシ基を含有するアルコール、例えば、メタ
ノール、ジエチレングリコール、オクタデカノール、ト
リエチレングリコール、1,6−ヘキサンジオール、ペ
ンタエリトリトール、ネオペンチルグリコール、トリス
(ヒドロキシエチル)イソシアヌレート、チオジエチレ
ングリコール、およびシュウ酸のN,N′−ビス(ヒド
ロキシエチル)ジアミドとのエステル;β−(5−t−
ブチル−4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)プロパ
ン酸と、1個以上のヒドロキシ基を含有するアルコー
ル、例えば、メタノール、ジエチレングリコール、オク
タデカノール、トリエチレングリコール、1,6−ヘキ
サンジオール、ペンタエリトリトール、ネオペンチルグ
リコール、トリス(ヒドロキシエチル)イソシアヌレー
ト、チオジエチレングリコール、およびシュウ酸のN,
N′−ビス(ヒドロキシエチル)ジアミドとのエステ
ル;β−(3,5−ジシクロヘキシル−4−ヒドロキシ
フェニル)プロパン酸と、1個以上のヒドロキシル基を
含有するアルコール、例えば、メタノール、ジエチレン
グリコール、オクタデカノール、トリエチレングリコー
ル、1,6−ヘキサンジオール、ペンタエリトリトー
ル、ネオペンチルグリコール、トリス(ヒドロキシエチ
ル)イソシアヌレート、チオジエチレングリコール、お
よびシュウ酸のN,N′−ビス(ヒドロキシエチル)ジ
アミドとのエステル;β−(3,5−ジ−t−ブチル−
4−ヒドロキシフェニル)プロパン酸のアミド、例え
ば、N,N′−ビス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒ
ドロキシフェニルプロピオニル)ヘキサメチレンジアミ
ン、N,N′−ビス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒ
ドロキシフェニルプロピオニル)トリメチレンジアミ
ン、およびN,N′−ビス(3,5−ジ−t−ブチル−
4−ヒドロキシフェニルプロピオニル)ヒドラジンであ
る。
【0081】錯化剤の例は、シュウ酸のN,N′−ジフ
ェニルジアミド、N−サリチラル−N′−サリチロイル
ヒドラジド、N,N′−ビス(サリチロイル)ヒドラジ
ン、N,N′−ビス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒ
ドロキシフェニルプロピオニル)ヒドラジン、3−サリ
チロイルアミノ−1,2,4−トリアゾール、シュウ酸
のビス−(ベンジリデン)ジヒドラジドである。
【0082】ホスフィットおよびホスホニットの例は、
亜リン酸トリフェニル、亜リン酸ジフェニルアルキル、
亜リン酸フェニルジアルキル、亜リン酸トリス(ノニル
フェニル)、亜リン酸トリラウリル、ジステアリルペン
タエリトリトールジホスフィット、亜リン酸トリス
(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)、ジイソデシルペ
ンタエリトリトールジホスフィット、ビス(2,4−ジ
−t−ブチルフェニル)ペンタエリトリトールジホスフ
ィット、トリステアリルソルビトールトリホスフィッ
ト、テトラキス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)−
4,4′−ビフェニレンジホスホニット、および3,9
−ビス(2,4−ジ−t−ブチルフェノキシ)−2,
4,8,10−テトラオキサ−3,9−ジホスファスピ
ロ〔5,5〕ウンデカンである。
【0083】過酸化物のスカベンジャーの例は、β−チ
オジプロピオン酸のエステル、例えば、ラウリン酸エス
テル、ステアリン酸エステル、ミリスチン酸エステル、
またはトリデシル酸エステル、メルカプトベンゾイミダ
ゾール、または2−メルカプトベンゾイミダゾールの亜
鉛塩、ジブチルジチオカルバミン酸亜鉛、ジオクタデシ
ルジスルフィド、およびテトラキス(β−ドデシルメル
カプト)プロピオン酸ペンタエリトリトールである。
【0084】塩基性共安定剤として使用する化合物の例
は、メラミン、ポリビニルピロリドン、ジシアンジアミ
ド、シアヌル酸トリアリル、尿素誘導体、ヒドラジン誘
導体、アミン、ポリアミド、ポリウレタン、高級脂肪酸
のアルカリ金属塩およびアルカリ土類金属塩、例えば、
ステアリン酸Ca、ステアリン酸Znおよびステアリン
酸Mg、リシノール酸Na、パルミチン酸K、およびピ
ロカテコール酸Sbまたはピロカテコール酸Znであ
る。
【0085】核剤の例は、4−t−ブチル−安息香酸、
アジピン酸およびジフェニル酢酸である。
【0086】補強剤の例は、炭酸カルシウム、シリケー
ト、ガラス繊維、アミアンタス、タルク、カオリン、雲
母、金属酸化物および水酸化物、硫酸バリウム、カーボ
ンブラックおよびグラファイトである。
【0087】
【実施例】下記例は、本発明を説明するために与えるも
のであって、限定するものではない。例A アルデヒド基を含有するポリプロピレンの製造 機械的攪拌機、冷却装置、温度計、および窒素流入管を
備えた4口の250mlのフラスコに、ビニリデン末端基
を有し、分子量約500を有し、鎖当たり1個の二重結
合を含有し且つ二塩化ジシクロペンタジエニルジルコニ
ウムおよびポリメチルアルモキサンを使用しての均一相
中での重合によって調製されたポリプロピレン30g、
過酸化水素の35%(重量/容量)水溶液8.6ml、
〔(C8 173 N(CH3 )〕3 PW4 241.17
ミリモルを含有するジクロロエタン溶液15ml、および
ジクロロエタン90mlを導入する。
【0088】混合物を攪拌下に還流温度に6時間維持す
る。
【0089】終わりに、エチルエーテル900mlを加え
る。相を分離させ、有機層を水洗する。
【0090】有機溶液を硫酸ナトリウムで乾燥し、次い
で、「Florisil」(ケイ酸マグネシウム)を含有するカ
ラムに通過させて、触媒を完全に排除する。
【0091】溶媒蒸発後、エポキシド含量1.45ミリ
モル/gを有する粘稠な油28.4gが得られる。
【0092】エポキシ化重合体のNMR分析は、ビニリ
デン末端基を有する重合体を使用して出発する場合には
オレフィンのほとんど全部の転化を示す。
【0093】既述の装置と同じ装置に、無水ベンゼン1
30ml、BF3 ・Et2 O 8.8gおよびビニリデン
末端基を有し分子量約500およびエポキシド含量1.
45ミリモル/gを有するポリプロピレンから製造した
エポキシ化ポリプロピレン40.4gを導入する。
【0094】溶液を室温で16時間攪拌する。終わり
に、反応混合物をH2 Oに注ぎ、エーテルで抽出する。
洗浄水が完全に中性になるまで、エーテル抽出物をH2
Oで洗浄する。エーテル蒸発後、黄色の油の形の生成物
40.2gが得られる。
【0095】この化合物上のアルデヒド基の存在は、I
R(1730cm-1)およびCDCl3 中のNMRスペク
トル(δ=9.70)によって認められる。例1 例Aに記載の装置と同じ装置において、アルデヒド基を
含有する前記重合体にトルエン130mlおよび4−アミ
ノ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン10gを
加える。
【0096】混合物を還流下に18時間加熱し、水を共
沸蒸留によって除去する。
【0097】トルエンを蒸発し、NaBH4 10g、エ
ーテル120mlおよびエタノール60mlを残渣に加え
る。
【0098】懸濁液を室温で16時間攪拌する。終わり
に、混合物を濾過し、溶液をH2 Oで洗浄し、蒸発す
る。
【0099】窒素含量2.0%(エポキシド含量に基づ
いて計算された理論値3.33%)を有し且つガスクロ
マトグラフィー分析により遊離4−アミノ−2,2,
6,6−テトラメチルピペリジンを含有しない残渣4
4.5gが、単離される。目的生成物の存在は、NMR
分析によって確認された。
【0100】得られた化合物は、式
【0101】
【化57】 (式中、Pは、この場合には、ポリプロピレン鎖を示
す)を有する。この化合物は、式 P(ZA)n 〔式
中、nは1であり、ZA基は(c)構造を有し、tは0
であり、R1 はCH3 であり、QはHであり、gは1で
あり、AIIは(6)構造を有し、R2 およびR3 は両方
ともHである)と称することができる。例2 磁気攪拌機およびH2 Oの共沸蒸留用「Diean-Stark ト
ラップ」を備えた100mlのフラスコに、例Aに記載の
方法と同じ方法に従って製造されたアルデヒド基を含有
するポリプロピレン5.86g(8.5ミリ当量)、
N,N′−ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−
ピペリジニル)エチレンジアミン2.9g(85ミリモ
ル)およびキシレン40mlを加える。混合物を還流下に
24時間加熱し、水はキシレンとの共沸混合物を蒸留す
ることによって分離する。終わりに、キシレンを真空中
で蒸発し、未反応N,N′−ビス(2,2,6,6−テ
トラメチル−4−ピペリジニル)エチレンジアミンを
0.1mmHgの圧力で100〜110℃での昇華によって
除去する。
【0102】NMR分析は、イミダゾール環の形成およ
びアルデヒド官能の消失を確認する。 ガスクロマトグ
ラフィー分析は、初期ジアミンの完全な消失を示す。
【0103】元素分析は、生成物が窒素含量4.53%
(アルデヒド含量に従って計算された理論値5.04
%)を有することを示す。
【0104】合成された生成物は、式
【0105】
【化58】 (式中、Pは、この場合には、分子量約5000を有す
るポリプロピレン鎖を示す)を有する。この化合物は、
一般式 P(ZA)n (式中、nは1であり、ZA基は
(i)構造を有し、tは0であり、R1 はCH3 であ
り、QはHであり、AIII は(7)構造を有し、iは2
であり、R2 はHである)と称することができる。例3 Irganox 1010/Irganox 1076/Sandostab P−
EPQ混合物で適宜安定化されたHimont製のMoplen F
L S20ポリプロピレン2kgを例1のオリゴマー安定
剤と混合する(試料1)。
【0106】比較の目的で、他の2つの試料AおよびB
は、それぞれTinuvin 770およびChimassorb944
(市販のUV安定剤)を同じ量のポリプロピレンに加え
ることによって調製する。
【0107】3種の混合物(試料1、AおよびB)は、
Tnuvin770 3500ppm に等価の量の安定剤を含有
する。前記試料を使用して、幅5cm、厚さ50μのフィ
ルムを製造し、これから幅3cmの試験片が得られる。下
記放射輝度:340nmで0.5W/ m2 、250〜30
0nmで1W/ m2 、300〜400nmで55W/m2
400〜800nmで463W/ m2 を有する石英−ホ
ウケイ酸塩フィルター(>275nm)を有する6500
ワットキセノンランプを利用して、前記試料をウェザー
−オーメーターCi65(Atlas)に導入する。
【0108】黒色パネルの温度は65℃であり、室の温
度は42℃であった。乾燥サイクルの相対湿度は、50
%であった。乾燥サイクルの期間102分であった。雨
サイクルの期間は、18分であった。前記試料を使用し
て、破断時降伏および破断時伸びを300、500およ
び750時間後に測定した。
【0109】データを下記表に報告する。
【0110】 試料1 試料A 試料B C.R.(300h) A.R.(300h) C.R.(300h) A.R.(300h) C.R.(300h) A.R.(300h) 94% 97% 96% 99% 98% 98% C.R.(500h) A.R.(500h) C.R.(500h) A.R.(500h) C.R.(500h) A.R.(500h) 92% 95% 50% 50% 94% 96% C.R.(750h) A.R.(750h) C.R.(750h) A.R.(750h) C.R.(750h) A.R.(750h) 78 84 - - 85 90
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウンベルト、ジャニーニ イタリー国ミラノ、ビア、シスモンディ、 53 (72)発明者 ジャンカルロ、カセリ イタリー国フェララ、ビア、エム、エム、 ボイアルド、27

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式 P(ZA)n 〔式中、Pは末端二重結合および2〜10個の炭素原子
    を有するオレフィンの重合体または共重合体、または4
    または5個の炭素原子を有する共役ジオレフィンの重合
    体、またはそれらと前記オレフィンとの共重合体から選
    ばれる重合体に由来する重合体鎖であり、 nは1〜20の数であり、 ZA基は等しいか異なり、重合体鎖に直接結合され、末
    端位に存在するか、重合体鎖中またはその分枝の1つ中
    に挿入することができ、且つ 【化1】 【化2】 【化3】 【化4】 (式中、fは1または2であり、 gは0または1であり、 tは0または1であり、 R1 はHまたはC1 〜C8 アルキルまたはフェニル基か
    ら選ばれ、 QはZA基が末端、鎖または側基内であるかどうかに応
    じてHまたは−(CH2 t −であり、 AIIはN原子を通して重合体鎖の炭素に常時結合された
    ポリアルキルピペリジンの構造を含有する基である)、 【化5】 【化6】 【化7】 【化8】 【化9】 および 【化10】 (式中、AIII はポリアルキルピペリジンの構造を含有
    する二価基であり且つ2個のNまたはO原子を通してこ
    の炭素に結合されているので、それが結合されている重
    合体鎖の炭素原子と環式構造を形成し、またはAIII
    それが結合されている重合体鎖の炭素原子と二重結合を
    形成する)からなる群から選ばれる〕を有することを特
    徴とする安定剤として使用するのに好適な、立体障害ア
    ミノ基を含有する重合体化合物。
  2. 【請求項2】AIIが、 【化11】 〔式中、R2 はH、CH2 −CN基、C1 〜C12アルキ
    ル基、C3 〜C12アルケニル、式 CO−R2 ′(式
    中、R2 ′はC1 〜C12アルキル基である)のアシル
    基、またはC7 12アラルキル基(場合によってアルキ
    ルまたはアルコキシ基で置換)から選ばれ、 R3 はH、C1 18アルキル基、C5 〜8 シクロアルキ
    ル基、C2 〜C12アルコキシアルキル、10個までの炭
    素原子を有するジアルキルアミノアルキルまたは−tmpH
    −R2 基から選ばれ、且つtmpHは基 【化12】 (R2 はピペリジン窒素原子に常時結合されている)
    (式中、R8 はHまたはCH3 である)を示す〕 【化13】 (式中、BはOおよびNR3 から選ばれ、pは1〜4の
    整数である) 【化14】 (式中、R4 はC1 〜C6 アルキル基であり、tmp は基 【化15】 を示す) 【化16】 【化17】 〔式中、 tmp′は構造 【化18】 (R2 はピペリジン窒素原子に常時結合されている)を
    有する〕 6)式 【化19】 〔式中、G″′は(1)構造または下記構造 1a)R2 −tmpH−O−、 【化20】 (式中、R4 はC1 〜C6 アルキル基である)、 【化21】 から選ばれ、 B1 はG″′と同じ意味を有するか、D−R5 (式中、
    DはO、S、NH、NR7 (R7 はH、C1 〜C3 アル
    キル、ベンジル、またはアリル基である)、(CO)R
    9 基(式中、R9 はC1 〜C6 アルキル、C2 〜C6
    ルケニル、C2 〜C6 アルキニル、C6 〜C10アリー
    ル、C7 〜C13アラルキル基である)、またはSi
    (R′9 3 基(式中、R′9 はC1 〜C4 アルキルま
    たはフェニル基である)から選ばれる)であり、R5
    1 〜C20アルキル基、C5 〜C8シクロアルキル基、
    7 〜C12アラルキル基、またはC6 〜C12アリール基
    である〕のトリアジン構造から選ばれる、請求項1に記
    載の化合物。
  3. 【請求項3】AIII は、それが結合されている重合体鎖
    の炭素原子と環式構造を形成する場合には、 【化22】 (式中、iは2または3である) 【化23】 および 【化24】 (式中、R6 はHまたはCH3 である)から選ばれ、そ
    れが結合されている炭素原子と二重結合を形成する場合
    には、AIII は構造 【化25】 を有する、請求項1に記載の化合物。
  4. 【請求項4】重合体鎖(P)が、ポリエチレン、ポリプ
    ロピレン、ポリブテン、ポリブタジエンまたはそれらの
    共重合体に由来し且つ分子量200〜10,000を有
    する、請求項1に記載の化合物。
  5. 【請求項5】ポリアルキルピペリジンが、2,2,6,
    6−テトラメチルピペリジンである、請求項1に記載の
    化合物。
  6. 【請求項6】請求項1に記載の安定化化合物を含むこと
    を特徴とする重合体組成物。
  7. 【請求項7】安定化すべき重合体物質100重量部当た
    り0.01〜3重量部の安定化化合物を含む、請求項6
    に記載の重合体組成物。
  8. 【請求項8】安定化すべき重合体物質が、式 R″′−
    CH=CH2 (式中、R″′は水素原子、または炭素数
    1〜6のアルキルまたはアリール基である)のオレフィ
    ンの逐次重合によって得られる1種以上の重合体または
    共重合体、またはそれらの混合物からなる、請求項6に
    記載の重合体組成物。
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