JPH062526Y2 - カツタ−における切断長変更装置 - Google Patents

カツタ−における切断長変更装置

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JPH062526Y2
JPH062526Y2 JP1484887U JP1484887U JPH062526Y2 JP H062526 Y2 JPH062526 Y2 JP H062526Y2 JP 1484887 U JP1484887 U JP 1484887U JP 1484887 U JP1484887 U JP 1484887U JP H062526 Y2 JPH062526 Y2 JP H062526Y2
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cutting
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blade
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幹夫 持田
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MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
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MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 子は主としてコンバイン等の収穫機に用いられる藁稈の
切断長の変更可能なカッターに関する。
〔従来技術〕 従来脱穀後の藁稈を所定の長さに切断するカッターとし
て、軸芯方向に適宜間隔を設けて複数枚の円盤状の切断
刃を備えた2本の回転軸を平行に配置し、これらを互い
に逆回転させて切断を行うようにした円盤型カッターが
知られている。そして藁稈を短寸法に切断する短切断状
態と、それよりも長く切断する長切断状態とに切替える
ことができる装置として、実公昭61-19641号公報が提案
されている。
〔考案を解決しようとする問題点〕
しかし前記装置は、切断長さを変えるために、一方の回
転軸を、切断刃の小間隔よりも小なる間隔を隔てた二位
置にわたって軸芯方向にスライド移動するように設け、
互いに重合する両切断刃を飛び越えない範囲にスライド
移動のみ可能にしたものであるが、排藁カッター自体を
二股状の受刃と、この二股状の受刃間にラップする切断
刃とより構成したものでなく、本来的に切断が困難な藁
稈の切断性能が悪いという欠点があり、また、切断長さ
の変更をスライド移動するかぎりでは切断刃が二股状の
受刃間に出入できないという欠点があった。
そこで、本考案は、前記の従来の問題点を解消し、二股
状の受刃と、この二股状の受刃間にラップする切断刃と
より構成したカッターにあっても、脱穀後の排藁を細切
断状態と長切断状態とに確実に切換えることができるカ
ッターにおける切断長変更装置を提供することを目的と
して実施するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
前記目的を達成するため本考案は、軸芯方向にわたって
大なる間隔の切断刃と、これより小なる間隔の切断刃と
が交互に配設された切断刃体に、これと略平行な軸芯方
向にわたって前記切断刃の両側にラップ重合する間隔で
二股状の受刃が配設された受刃体を対設し、この両刃体
の少なくとも一方を、全ての切断刃が二股状の受刃間に
ラップする細切断状態と、一部の切断刃が二股状の受刃
間にラップする長切断状態とに反転取付け可能にしたな
るカッターにおける切断長変更装置である。
〔作用〕
従って、本考案の構成からなるカッターを備えたコンバ
イン等の収穫機で藁稈の切断を行う場合、第3図の状態
において、排藁搬送体3から搬送される藁稈は、上動開
口した排藁切替え具4で形成される開口部から、切断刃
体9と受刃体13間に送り込まれて、全ての切断刃26が二
股状の受刃29間にラップする細切断状態に取付けてある
カッターによって、切断長P1,P2との長さに短く短切断
される。この際、切断刃26の刃先は受刃29と二股状受刃
間に入り込む状態で互いに重合ラップしているので、排
藁は受刃29の二股状受刃に支えられた状態で、切断刃26
より切断されることで、本来的に切断が困難な藁稈にあ
っても、良好な切断ができる。
そして、所望により藁稈を長く切断しようとする時は、
第1図及び第2図に示すように締付輪23を弛めて接合部
16と取付部15の係合を解き、受刃体13全体を反転させ
て、再び、前記締付輪23でそれぞれが対面した取付部15
と接合部16を締付輪23で締付けして固定することによ
り、切断刃26と二股状の受刃29とは1つおきに切断可能
な状態に重合ラップするが、この重合ラップする両者間
に位置し、互いに重合ラップしない切断刃26と二股状の
受他29とは互いに離間し、この切断刃26の刃先が第2図
のように隣接する受刃29,29間に形成される広い間隔H
に臨むことと、切断刃26に近接する受盤28側の外径が掻
込刃27の外径よりも小径に構成されていることとの要因
により、この間隔H内で本来的に切断が困難な藁稈が切
断刃27の刃先から遠ざかる方向に湾曲して逃げること
で、切断不能状態とされる。従って、第2図における状
態では藁稈の切断長は、3枚の切断刃26の間の距離であ
る、P1+P2の長さの長切断となり、所期の目的を達する
ことができる。
〔実施例〕
次に、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は本考案によるカッター1の一部を破断して示す
平面図であり、このカッター1は第3図のコンバイン2
の排藁搬送体3の終端部位で機体の後部に設けられ、排
藁切換具4を介して排藁結束装置5を有している。
前記カッター1の取付構成は、両側板6aと6bの間にベル
ト7で伝導される入力軸8で回動される高速回転を行な
う切断刃体9と、これに対向して併設され、前記入力軸
8の小ギア10に噛合した大ギア11によって駆動される従
動軸12上に、前記切断刃体9と関連して設けられた受刃
体13から構成されている。
そして前記入力軸8及び従動軸12は、その内側端にそれ
ぞれのカッター軸9a並びに13aの端部に取付けた取付部1
4,15と接合する接合部16を各々形成された軸となして、
メタル支持具17で前記側板6aに軸支されている。
第4図において左側の側板6bに取付けられている18,19
は支軸であって、それぞれ前記接合部16と同形状な接合
部20を有し、側板6bにメタル支持具22で回転軸支されて
いる。
また、前記カッター軸支9a及び受刃軸13aの端部にそれ
ぞれ設けられた取付部14,15は、両側板6a,6bに取付けら
れている接合部16とそれぞれ対面させて取付部14を接合
部16に、また、取付部15を接合部16に嵌合させ、更に取
付部14及び15にに嵌合させた締付輪23の内ネジを、接合
部16の外周に形成したネジ部に螺合させることで、切断
刃体9及び受刃体13を入力軸8並びに従動軸12と、これ
らの軸にそれぞれ対になる支軸18,19間に着脱自在に取
付けられる。
24は各接合部16の央部に設けた伝導突子であり、この突
子24と各取付具14,15に形成した凹溝に係合させること
で、両者間の伝導を確実なものとなしている。
第1図において、切断刃体9はそのカッター軸9aの軸方
向に、間隔規定用カラー25,25…を介して複数枚の円盤
状の切断刃26が間隔の大なる長さP1と、それより小間隔
なる長さP2とを交互に繰り返す状態に順次配置固定され
ている。そして受刃体13のカッター軸13aには、掻込刃2
7及び受盤28よりなる二股状の受刃29が前記切断刃26と
同数同ピッチで設けられることにより、この二股状の受
刃28と前記切断刃26とは、二股状の受刃29間に切断刃26
の刃先が入り込む状態にラップ重合する関係に配設され
ており、この全ての切断刃26と二股状の受刃29とがとも
にラップ重合する状態に両刃体9,13とを取付けること
により、藁稈の細切断状態となるようになっている。
また、第2図において、両刃体9,13のいずれか一方を
反転して取付けることにより、1つおきの切断刃26のみ
が二股状の受刃29間に入り込む状態にラップ重合する状
態となるので、この状態の両刃体9,13の取付位置で藁
稈の長切断状態に切り替わるようになっている。
そして第3図及び第5図及び第6図において、前記カッ
ター1の後位に設けられた結束装置5は、結束通路30を
挟んで下方にニードル31、パッカー32等からなる紐掛部
33を、上方には1回転クラッチ(図示せず)の入り切り
で作動させるビル、ホルダー等からなる結束部34を備え
ると共に、一回転動作を行う駆動輪35の回動とともに動
作するように設けられた連杆36を介して、結節完了時に
動作される放出具37、並びに作動杆38を介して支持され
て動作する結束放出方向の規制具39を設けた結束放出部
40から構成されている。
そして前記規制具39は第4図のA,B,Cに示す如く動
作杆38によって作動されるホルダー41に対し、放出方向
の規制を行う実線状態と、結束束に接当しない点線で示
す非作用状態とに姿勢変更自在に固定できるように設け
てある。
前記装置によれば、放出具37及び規制具39は結束された
稈束Wに対し、第4図Cに示す待機姿勢から稈束Wを放
出する矢印方向に動作する時、前記規制具39はそれに対
向する矢印方向に動き(第4図A)、稈束Wの穂側の動
きを規制した状態で、放出体37が株側を移動させること
により、横向きにあった稈束Wを縦向きとしながら(第
4図のB)、以後、前記両者は矢印方向に共動すること
で、稈束Wを機体進行方向に沿わせて放擲する。
従って、通常の回り刈作業を行うとき稈束Wの株側は未
刈穀稈より大きく離された位置に落下されることとな
り、次工程での刈取作業時において、機体の既刈側クロ
ーラが稈束Wを踏みつけることがない。
また、前記規制具39を一点鎖線の状態に切替えると、稈
束Wは放出具37のみにより放擲されるから、結束時の横
向き姿勢と略同等の姿勢で機体の直後方向略中央部位に
落下するので、コンバインで中割り作業を行う場合、稈
束Wの穂側寄りに植立せる植立穀稈群中に放出されるこ
とがない。
即ち、前記規制具39の簡単な姿勢変更切換操作によっ
て、結束装置5で結束された稈束Wの地上への落下位置
を、コンバインの例えば回り刈り及び中割り等刈取り作
業の形態に適応した最適位置に選択できるものである。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案に係る装置によれば、切断
刃を二股状の受刃間に入り込ませることにより、本来的
に切断が困難な藁稈にあっても、良好な切断ができる。
しかも、全ての切断刃が二股状の受刃間にラップ重合す
る細切断状態と、一部の切断とに、反転取付けることに
より、稈稈の長・短切断を確実な切換えができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例のカッターによる短切断状態時
を示す、一部を切欠した平面図、第2図はその長切断状
態時を示す同平面図である。そして第3図は本考案のカ
ッターを装着したコンバインの側面図である。 第4図A,B,C図は、それぞれ結束装置の作用を示す
側面図、第5図は結束装置の要部を前面より見た図であ
る。 1…カッター、2…コンバイン、3…排藁搬送体、4…
排藁切替具、5…排藁結束装置、6a,6b…側板、8…入
力軸、9…切断刃体、9a…カッター軸、12…従動軸、13
…受刃体、14,15…取付部、16…接合部、18,19…支軸、
23…締付輪、24…突子、25…カラー、26…切断刃、27…
掻込刃、28…受盤、29…受刃、30…結束通路、31…ニー
ドル、32…パッカー、33…紐掛部、34…結束部、38…作
動杆、39…規制具、40…結束放出部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸芯方向にわたって大なる間隔の切断刃
    と、これより小なる間隔の切断刃とが交互に配設された
    切断刃体に、これと略平行な軸芯方向にわたって前記切
    断刃の両側にラップ重合する間隔で二股状の受刃が配設
    された受刃体を対設し、この両刃体の少なくとも一方
    を、全ての切断刃が二股状の受刃間にラップする細切断
    状態と、一部の切断刃が二股状の受刃間にラップする長
    切断状態とに反転取付け可能にしたなるカッターにおけ
    る切断長変更装置。
JP1484887U 1987-02-05 1987-02-05 カツタ−における切断長変更装置 Expired - Lifetime JPH062526Y2 (ja)

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JPS63124348U JPS63124348U (ja) 1988-08-12
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