JPH06251255A - 商品販売データ処理装置 - Google Patents

商品販売データ処理装置

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JPH06251255A
JPH06251255A JP3780393A JP3780393A JPH06251255A JP H06251255 A JPH06251255 A JP H06251255A JP 3780393 A JP3780393 A JP 3780393A JP 3780393 A JP3780393 A JP 3780393A JP H06251255 A JPH06251255 A JP H06251255A
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JP
Japan
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journal
data
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paper
printer
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Application number
JP3780393A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigetaka Ogiwara
重孝 荻原
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Electric Co Ltd
Priority to JP3780393A priority Critical patent/JPH06251255A/ja
Publication of JPH06251255A publication Critical patent/JPH06251255A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ジャーナル用紙に印字したジャーナルデータ
を高速かつ簡易に検索できるようにする。 【構成】 予め設定された所定条件を条件検知手段2,
4が検知するとジャーナル用紙に指標を形成する指標形
成手段22,30を設け、連続搬送手段22,27,3
6で連続搬送するジャーナル用紙の指標を指標検知手段
2,23で検知するとジャーナル用紙の連続搬送を停止
するデータ検索手段2,22を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ECR(Electronic Ca
sh Register)やPOS(Point Of Sales)端末等の商品販
売データ処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のECRやPOS端末等の商品販売
データ処理装置は、例えば、商品データ等のように販売
業務に関連した各種データが操作入力されるキーボード
やバーコードスキャナ等によりデータ入力手段を形成
し、このようなデータ入力手段で操作入力された商品デ
ータ等の各種データを登録処理するCPU(Central Pro
cessing Unit)等によりデータ処理手段を形成してい
る。さらに、このような商品販売データ処理装置は、一
般的には上述のようなデータ処理手段が商品データ等の
各種データを登録処理してディスプレイデータやレシー
トデータやジャーナルデータ等を生成するようになって
おり、ディスプレイデータを表示出力するLCD(Liqui
d Crystal Display)等のディスプレイと、発行するレシ
ート用紙にレシートデータを印字するレシートプリンタ
と、格納するジャーナル用紙にジャーナルデータを印字
するジャーナルプリンタとを備えている。
【0003】より詳細には、このようなジャーナルプリ
ンタは、ジャーナル用紙を印字搬送する用紙搬送機構に
より印字搬送手段を形成し、この印字搬送されるジャー
ナル用紙にデータ処理手段が生成したジャーナルデータ
を順次印字する印字ヘッド等によりジャーナル印字手段
を形成した構造などとなっている。
【0004】そして、上述のような商品販売データ処理
装置では、データ入力手段で操作入力されてデータ処理
手段が登録処理した商品データ等の各種データを、デー
タ表示手段が表示出力し、レシートプリンタがレシート
用紙に順次印字してレシートとして発行し、ジャーナル
プリンタがジャーナル用紙に順次印字してジャーナルと
して格納する。
【0005】このような商品販売データ処理装置では、
実行した販売業務の内容を示すジャーナルデータが順次
印字されたジャーナル用紙をジャーナルプリンタに格納
しているので、所望によりジャーナルプリンタから印字
済みのジャーナル用紙を取出すなどしてジャーナルデー
タを目視することで、過去に実行した販売業務の内容を
確認することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のような商品販売
データ処理装置では、ジャーナル用紙に順次印字された
ジャーナルデータを目視することで実行した販売業務の
内容を確認することができる。
【0007】しかし、実際には多量のジャーナルデータ
が印字されるジャーナル用紙の全長は 50(m)程度と極
めて長いため、このようなジャーナル用紙を手作業で順
次搬送しながら必要なジャーナルデータを目視で検出す
ることは作業負担が過大で作業時間も膨大となる。
【0008】そこで、このような課題を解決するため、
現在ではジャーナルデータをRAM(Random Access Mem
ory)等のジャーナルメモリで記憶し、このジャーナルメ
モリから各種の検索条件でジャーナルデータを選択的に
読出して印字出力するようにした商品販売データ処理装
置も実用化されている。
【0009】しかし、このようにジャーナルデータをジ
ャーナルメモリで順次記憶する商品販売データ処理装置
は、そのジャーナルメモリの記憶容量の残量確認が煩雑
で、オーバーフローを発生する可能性が高い等の課題を
有している。さらに、このようにジャーナルメモリでジ
ャーナルデータを記憶して記録することは、ジャーナル
プリンタでジャーナルデータをジャーナル用紙に印字し
て記録することに比較すると信頼性が極めて低く、ジャ
ーナルメモリは停電や誤操作等によってジャーナルデー
タを損失することもあるのでジャーナルプリンタを要望
するユーザも多い。
【0010】
【課題を解決するための手段】少なくとも商品データが
入力されるデータ入力手段を設け、このデータ入力手段
で入力された商品データに基づく登録処理を実行して少
なくともジャーナルデータを生成するデータ処理手段を
設け、ジャーナル用紙を印字搬送する印字搬送手段を設
け、この印字搬送手段が印字搬送する前記ジャーナル用
紙に前記データ処理手段が生成したジャーナルデータを
順次印字するジャーナル印字手段を設け、予め設定され
た所定条件の発生を検知する条件検知手段を設け、この
条件検知手段の検知出力に基づいて前記ジャーナル用紙
に指標を形成する指標形成手段を設け、この指標形成手
段によって前記ジャーナル用紙に形成された前記指標を
検知する指標検知手段を設け、この指標検知手段が前記
指標を検知する位置で前記ジャーナル用紙を連続搬送す
る連続搬送手段を設け、この連続搬送手段による前記ジ
ャーナル用紙の連続搬送を前記指標検知手段の検知出力
に基づいて停止するデータ検索手段を設けた。
【0011】
【作用】条件検知手段が予め設定された所定条件の発生
を検知すると、この検知出力に基づいて指標形成手段が
ジャーナル用紙に指標を形成し、この指標が形成された
ジャーナル用紙を連続搬送手段が連続搬送し、この連続
搬送されるジャーナル用紙の指標を指標検知手段が検知
し、この検知出力に基づいて連続搬送手段によるジャー
ナル用紙の連続搬送をデータ検索手段が停止するので、
ジャーナルデータを印字したジャーナル用紙を連続搬送
して予め設定した所定位置で自動的に停止させることが
できる。
【0012】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。まず、本実施例の商品販売データ処理装置であるP
OS端末1は、ハードウェア構成としては図1のブロッ
ク図に例示するように、制御プログラムに従って商品デ
ータの登録処理を実行することでディスプレイデータや
レシートデータやジャーナルデータ等を生成するデータ
処理手段であるCPU2に、制御プログラム等の各種デ
ータを固定的に予め記憶したROM(Read Only Memory)
3、商品データ等の各種データを更新自在に一時記憶す
るRAM4、時間情報を常時出力する時計回路5、商品
データ等の各種データが操作入力されるデータ入力手段
の一つであるバーコードスキャナ6、商品データ等の各
種データが操作入力されるデータ入力手段であるキーボ
ード7、動作モードの設定データが操作入力される鍵ス
イッチ8、ディスプレイデータを表示出力するディスプ
レイ9、磁気カード(図示せず)に各種データの入出力
を行なうカードリーダライタ10、ISDN(Integrate
d Services Digital Network)等の通信回線11でホス
トコンピュータ(図示せず)と通信する通信インターフ
ェイス12、現金や伝票(共に図示せず)等を出没自在
に収納するドロワ13、レシート・ジャーナル用紙1
4,15にレシート・ジャーナルデータを順次印字する
R/J/S(Receipt/Journal /Slip)プリンタ16等
を、データバスやコントロールバス等からなるシステム
バス17で接続した構造となっている。
【0013】そして、このPOS端末1は、外観的には
図2に例示するように、前記ドロワ13上に一体に設置
された装置本体18に、前記キーボード7と前記鍵スイ
ッチ8と前記ディスプレイ9と前記カードリーダライタ
10とを一体に設け、前記R/J/Sプリンタ16のレ
シート発行口19とジャーナル確認窓20とスリップ入
出口21とを形成した構造となっている。
【0014】また、このPOS端末1の前記R/J/S
プリンタ16は、図1に例示したように、プリンタコン
トローラ22に光センサ23等の各種センサ24とドラ
イバ25とを接続し、このドライバ25にフィードモー
タ26,27と印字ヘッド28とレシートカッタ29と
マークスタンプ30等を接続した構造となっている。そ
こで、このR/J/Sプリンタ16では、前記フィード
モータ26と前記印字ヘッド28と前記レシートカッタ
29とでレシートプリンタ31が形成されており、前記
フィードモータ27と共用の前記印字ヘッド28と前記
マークスタンプ30と前記光センサ23とでジャーナル
プリンタ32が形成されている。
【0015】さらに、このPOS端末1の前記R/J/
Sプリンタ16は、機構的には図3に例示するように、
前記レシート・ジャーナルプリンタ31,32を並設し
て用紙ガイド33やプラテンボード34やインクリボン
35等を共用する構造となっており、このインクリボン
35を介して前記プラテンボード34上の前記レシート
・ジャーナル用紙14,15に前記印字ヘッド28が対
向配置されている。そして、このような所定位置に前記
レシート・ジャーナル用紙14,15をセットして個々
に搬送するフィードローラ(図示せず)や巻取リール3
6等が前記フィードモータ26,27に個々に接続され
ており、前記用紙ガイド33内で前記ジャーナル用紙1
5の裏面と対向する位置に前記マークスタンプ30と前
記光センサ23とが配置されている。
【0016】また、このPOS端末1の前記キーボード
7には、図4に例示するように、置数用のテンキー3
7、小計処理を指定する小計キー38、締め処理を指定
する預/現計キー39、エラークリアを指定する取消キ
ー40、商品データを個々に指定する商品キー41、前
記レシート用紙14の搬送を操作中だけ指定するレシー
ト搬送キー42、前記ジャーナル用紙15の搬送を操作
中だけ指定するジャーナル搬送キー43等の一般的なキ
ーの他、前記ジャーナル用紙15の全部の巻取りを一度
に指定するジャーナル巻取キー44、後述する前記ジャ
ーナル用紙15の指標であるサーチマーク45の検索処
理を指定するジャーナルサーチキー46とが設けられて
いる。
【0017】さらに、このPOS端末1の前記鍵スイッ
チ8は、同図に例示するように、専用の鍵(図示せず)
によって所定角度に回動するようになっており、この回
動角度によって前記CPU2の動作モードを、設定、休
止、登録、点検、精算等に切替自在に設定するようにな
っている。
【0018】また、このPOS端末1の前記ディスプレ
イ9は、図5に例示するように、数字の他に片仮名も表
示するドットマトリクス形式のLCD等で形成されてお
り、ここでは前記RAM4内に格納されている各種のガ
イダンスを表示できるようになっている。
【0019】さらに、このPOS端末1の前記RAM4
は、多数の商品データやガイダンスデータ等の格納領域
(図示せず)の他に各種フラグの設定領域47が形成さ
れており、図6に例示するように、この設定領域には、
前記ジャーナルプリンタ32の前記マークスタンプ30
の駆動をエラー発生で指定するエラースタンプフラグと
締め処理で指定する締めスタンプフラグとが設定されて
いる。
【0020】そして、このPOS端末1では、前記ジャ
ーナル用紙15を印字搬送する印字搬送手段と連続搬送
する連続搬送手段とが、前記プリンタコントローラ22
や前記フィードモータ27や前記巻取リール36等で形
成されており、この巻取リール36等の印字搬送手段が
印字搬送する前記ジャーナル用紙15に前記CPU2の
データ処理手段が生成したジャーナルデータを順次印字
するジャーナル印字手段が、前記コントローラ22や前
記印字ヘッド28等で形成されている。また、処理エラ
ーの発生や締め処理の実行などの予め設定された所定条
件の発生を検知する条件検知手段が前記CPU2と前記
RAM4とで形成されており、このCPU2の条件検知
手段の検知出力に基づいて前記ジャーナル用紙15に指
標であるサーチマーク45を形成する指標形成手段が、
前記プリンタコントローラ22や前記マークスタンプ3
0等で形成されている。さらに、前記フィードモータ2
7等の連続搬送手段が連続搬送する前記ジャーナル用紙
15の前記サーチマーク45を検知する指標検知手段
が、前記CPU2や前記光センサ23等で形成されてお
り、この光センサ23等の指標検知手段の検知出力に基
づいて前記フィードモータ27等の連続搬送手段による
前記ジャーナル用紙15の連続搬送を停止するデータ検
索手段が、前記CPU2や前記プリンタコントローラ2
2等で形成されている。
【0021】このような構成において、このPOS端末
1で初期設定を実行する場合の処理動作を、図8のフロ
ーチャートに基づいて以下に詳述する。まず、このPO
S端末1では、鍵スイッチ8でCPU2の動作モードを
設定モードに切替操作し、この状態でキーボード7のテ
ンキー37で所定数値をCPU2に操作入力すること
で、RAM4の設定領域47のエラースタンプフラグと
締めスタンプフラグとを初期設定する。より具体的に
は、このPOS端末1では、CPU2の動作モードが設
定モードの状態で、キーボード7のテンキー37で
“1”を操作入力するとRAM4の設定領域47のエラ
ースタンプフラグが“オン”に設定されて締めスタンプ
フラグが“オフ”に設定されるようになっており、
“2”を操作入力するとエラースタンプフラグが“オ
フ”に設定されて締めスタンプフラグが“オン”に設定
されるようになっている。また、“3”を操作入力する
と二つのスタンプフラグが共に“オン”に設定されるよ
うになっており、“0”を操作入力すると二つのスタン
プフラグが共に“オフ”に設定されるようになってい
る。
【0022】そこで、このようにして各スタンプフラグ
を初期設定したPOS端末1で販売業務を実行する際の
処理動作を、図9のフローチャートに基づいて以下に詳
述する。まず、このPOS端末1では、鍵スイッチ8で
CPU2の動作モードを登録モードに切替操作し、この
状態でキーボード7の商品キー41等で商品データ等の
各種データを操作入力するとCPU2が登録処理を実行
する。より詳細には、このCPU2は、商品データから
ディスプレイデータやレシートデータやジャーナルデー
タや業務データ等を生成し、これらの各種データをディ
スプレイ9で順次表示したりR/J/Sプリンタ16で
順次印字したりRAM4で順次格納するなどして登録処
理を実行する。
【0023】この時、このPOS端末1のジャーナルプ
リンタ32は、CPU2からジャーナルデータと共に受
信するコマンドに従ってフィードモータ27を適宜駆動
し、断続的に回動する巻芯リール36で印字搬送するジ
ャーナル用紙15にジャーナルデータを順次印字するこ
とになる。そして、このPOS端末1では、上述のよう
な登録処理の実行時にCPU2は自身やRAM4等の各
種エラーの有無を随時監視するようになっており、この
ようなエラーの発生が登録処理の実行中に検知されるこ
となく締め処理が実行される際も同様に各種エラーの発
生が監視されるようになっている。
【0024】そこで、上述のようにしてエラーが発生す
ることなく登録処理を完了して締め処理が実行される
と、このPOS端末1のCPU2は、RAM4の設定領
域47の締めスタンプフラグを読出し、この締めスタン
プフラグが“オフ”の場合は処理動作を終了して初期状
態に復帰し、締めスタンプフラグが“オン”の場合はジ
ャーナルプリンタ32のマークスタンプ30を駆動して
ジャーナル用紙15の裏面にサーチマーク45を転写す
る。このようにすることで、このPOS端末1では、図
7に例示したように、複数の登録処理に関するジャーナ
ルデータが表面に順次印字されると共に登録処理の完了
毎にサーチマーク45が裏面に転写されたジャーナル用
紙15がジャーナルプリンタ32に格納されることにな
る。
【0025】さらに、このPOS端末1では、前述のよ
うにCPU2が登録処理や締め処理の実行時に各種エラ
ーの発生を監視しており、このようなエラーの発生が検
知されるとCPU2がRAM4の設定領域47のエラー
スタンプフラグを読出し、このエラースタンプフラグが
“オフ”の場合は処理動作を中断してキーボード7の取
消キー40の入力後に初期状態に復帰し、エラースタン
プフラグが“オン”の場合はジャーナルプリンタ32の
マークスタンプ30を駆動してジャーナル用紙15の裏
面にサーチマーク45を転写する。このようにすること
で、このPOS端末1では、複数の登録処理に関するジ
ャーナルデータが表面に順次印字されると共に各種エラ
ーの発生毎にサーチマーク45が裏面に転写されたジャ
ーナル用紙15がジャーナルプリンタ32に格納される
ことになる。
【0026】そこで、このPOS端末1では、所望によ
り利用者がジャーナル用紙15に順次印字されたジャー
ナルデータを確認する場合、このジャーナル用紙15を
ジャーナルプリンタ32で搬送しながら視認するように
なっている。そこで、このようなジャーナルデータの確
認作業を実行する場合のPOS端末1の処理動作を、図
10及び図11のフローチャートに基づいて以下に詳述
する。
【0027】まず、このPOS端末1のジャーナルプリ
ンタ32はジャーナル用紙15を逆方向に搬送する機能
を有しないので、ここでは最初にジャーナル用紙15を
巻戻す作業を実行することになる。そこで、このPOS
端末1では、利用者がジャーナルプリンタ32の巻取リ
ール36から取出したジャーナル用紙15をホッパー
(図示せず)に投入して搬送路にセットし、図10に例
示するように、この状態でキーボード7のジャーナル巻
取キー44を手動操作することになる。
【0028】すると、この操作入力を検知したCPU2
は、図5(a)に例示したように、RAM4の所定領域
から“マキトリチュウ”などのガイダンスデータを読出
してディスプレイ9で表示出力し、ジャーナルフィード
コマンドをR/J/Sプリンタ16に出力する。そこ
で、このR/J/Sプリンタ16のプリンタコントロー
ラ22はジャーナルプリンタ32のフィードモータ27
を高速に連続駆動するので、このフィードモータ27が
高速に連続回転する巻取リール36によってジャーナル
用紙15が高速に順次巻戻されることになる。この時、
このPOS端末1のCPU2は、ジャーナルプリンタ3
2のジャーナル用紙15の有無を用紙センサの検知出力
で監視するようになっており、この検知出力が終了する
とジャーナル用紙15の全体が巻取リール36に巻取ら
れたと判断し、ジャーナルプリンタ32とディスプレイ
9との駆動を停止して処理動作を終了する。
【0029】上述のようにすることで、このPOS端末
1では、実行した販売業務に関連するジャーナルデータ
が順次印字されたジャーナル用紙15がジャーナルプリ
ンタ32の巻取リール36に巻戻されるので、この巻取
リール36から取出したジャーナル用紙15をホッパー
に投入して搬送路にセットすることでジャーナルデータ
の確認作業の準備が完了する。そこで、このような状態
のPOS端末1でジャーナル用紙15のジャーナルデー
タの確認作業を実行する場合の処理動作を、図11のフ
ローチャートに基づいて以下に詳述する。
【0030】まず、上述のような準備作業を完了した利
用者がPOS端末1のキーボード7のジャーナルサーチ
キー46を手動操作すると、この操作入力を検知したC
PU2は、図5(b)に例示したように、RAM4の所
定領域から“サーチチュウ”などのガイダンスデータを
読出してディスプレイ9で表示出力し、ジャーナルフィ
ードコマンドをR/J/Sプリンタ16に出力する。す
ると、このR/J/Sプリンタ16のプリンタコントロ
ーラ22はジャーナルプリンタ32のフィードモータ2
7を高速に連続駆動するので、このフィードモータ27
が高速に連続回転する巻取リール36によってジャーナ
ル用紙15が高速に連続搬送されることになる。
【0031】この時、このPOS端末1のCPU2は、
ジャーナルプリンタ32のジャーナル用紙15の裏面の
サーチマーク45の有無を光センサ23の検知出力で監
視するようになっており、この検知出力を確認したCP
U2はジャーナルストップコマンドをR/J/Sプリン
タ16に出力する。すると、このR/J/Sプリンタ1
6のプリンタコントローラ22はジャーナルプリンタ3
2のフィードモータ27の駆動を中断するので、このフ
ィードモータ27が連続回転する巻取リール36によっ
て高速に連続搬送されていたジャーナル用紙15が停止
することになる。そして、このPOS端末1のCPU2
は、図5(c)に例示したように、上述のような状態で
RAM4の所定領域から“サーチマーク ケンシュツ”
などのガイダンスデータを読出してディスプレイ9で表
示出力し、初期状態に復帰してキーボード7のジャーナ
ルサーチキー46の操作入力に待機するようになってい
る。
【0032】このようにすることで、このPOS端末1
では、ジャーナル確認窓20内で停止したジャーナル用
紙15のジャーナルデータが登録処理の先頭位置と各種
エラーの発生位置との一方になっているので、ディスプ
レイ9のガイダンスを視認した利用者は、停止している
ジャーナル用紙15のジャーナルデータをジャーナル確
認窓20で確認することになる。そこで、このジャーナ
ル確認窓20内に所望するジャーナルデータが位置する
場合は、利用者は手動操作でジャーナル用紙15を印字
搬送するなどしてジャーナルデータを順次確認すること
になり、このような確認作業を完了した場合やジャーナ
ル確認窓20内に所望するジャーナルデータが位置しな
い場合などは、利用者はキーボード7のジャーナルサー
チキー46を再度操作して次のサーチマーク45の位置
までジャーナル用紙15を高速に連続搬送することにな
る。
【0033】このようにすることで、このPOS端末1
では、ジャーナル用紙15を高速に連続搬送して登録処
理の先頭位置や各種エラーの発生位置で自動的に停止す
るので、必要なジャーナルデータを高速かつ簡易に検索
して内容を確認することができ、多量のジャーナルデー
タが印字されて全長が 50(m)などと極めて長いジャー
ナル用紙15を手作業で順次搬送して目視でジャーナル
データを検出するようなことを要しないので、利用者の
作業負担を軽減して作業能率の向上に寄与することがで
きる。
【0034】しかも、このPOS端末1では、上述のよ
うにジャーナル用紙15に印字で記録したジャーナルデ
ータを高速に検索するようになっているので、ジャーナ
ルデータをジャーナルメモリで記憶する装置(図示せ
ず)に比較して信頼性が極めて高く、停電や誤操作等に
よってジャーナルデータを損失することがないので実用
的である。
【0035】なお、このPOS端末1のCPU2は、上
述のようにしてサーチマーク45の有無を光センサ23
の検知出力で監視しながらジャーナル用紙15を連続搬
送している際、ジャーナル用紙15の有無も用紙センサ
の検知出力で監視するようになっており、この検知出力
が終了するとジャーナル用紙15の全体が巻取リール3
6に巻取られたと判断し、ジャーナルプリンタ32とデ
ィスプレイ9との駆動を停止して処理動作を終了する。
また、このPOS端末1では、ジャーナル用紙15の巻
取りを終了する以前に必要なジャーナルデータの確認が
完了した場合には、ジャーナル巻取キー44の手動操作
でジャーナル用紙15を高速に巻取ることができる。
【0036】なお、本実施例のPOS端末1では、ジャ
ーナル用紙15にサーチマーク45を形成する所定条件
を登録処理の完了と各種エラーの発生とに設定すること
を例示したが、本発明は上記実施例に限定されるもので
はなく、例えば、特定商品の販売時やクレジットカード
の使用時や高額紙幣の受取時など、利用者が要望する各
種条件に設定可能である。さらに、本実施例のPOS端
末1では、登録処理の完了と各種エラーの発生との二つ
の条件を条件検知手段となるCPU2が検知すると共用
する一種類のサーチマーク45をジャーナル用紙15に
転写することを例示したが、本発明は上記実施例に限定
されるものでもなく、設定した複数の条件毎に相違する
指標をジャーナル用紙に形成すること(図示せず)など
も実施可能である。
【0037】また、本実施例のPOS端末1では、指標
形成手段となるマークスタンプ30でジャーナル用紙1
5の裏面に指標となるサーチマーク45を転写し、これ
を指標検知手段となる光センサ23で検知することを例
示したが、本発明は上記実施例に限定されるものでもな
く、ジャーナル用紙の磁気記録部に磁気ヘッドからなる
指標形成手段により磁気ストライプからなる指標を形成
して指標検知手段となる磁気ヘッドで読取ることや、ジ
ャーナル用紙にパンチからなる指標形成手段で形成した
貫通孔を指標としてスプリングスイッチからなる指標検
知手段で検知すること(共に図示せず)なども実施可能
である。
【0038】さらに、本実施例のPOS端末1では、ジ
ャーナル用紙15を連続搬送する巻取リール36等の連
続搬送手段やサーチマーク45を検知する光センサ23
等の指標検知手段やジャーナル用紙15の連続搬送を停
止するプリンタコントローラ22等のデータ検索手段な
どをジャーナルプリンタ32の一部として形成すること
を例示したが、本発明は上記実施例に限定されるもので
はなく、上述した連続搬送手段や指標検知手段やデータ
検索手段などを専用装置としてジャーナルプリンタとは
別個にPOS端末等の商品販売データ処理装置に組込む
ことや、連続搬送手段や指標検知手段やデータ検索手段
などをPOS端末などとは独立した一個の専用装置で形
成してシステム全体で商品販売データ処理装置を形成す
ること(共に図示せず)なども実施可能である。
【0039】また、本発明の商品販売データ処理装置で
あるPOS端末1では、ジャーナルデータを検索する場
合はフィードモータ27や巻取リール36等からなる連
続搬送手段でジャーナル用紙15を連続搬送し、ジャー
ナルデータを印字する場合はフィードモータ27や巻取
リール36等からなる印字搬送手段でジャーナル用紙1
5を印字搬送することを例示したが、この印字搬送とは
本発明では印字ヘッド28等のジャーナル印字手段の動
作タイミングに対応してジャーナル用紙15を搬送する
ことを意味している。そこで、ジャーナル印字手段がド
ットインパクト形式のシリアルヘッドなどで形成されて
いる場合などは、印字搬送は断続的で連続搬送に比較し
て極めて低速となり、ジャーナル印字手段がインクジェ
ット形式のラインヘッドなどで形成されている場合は、
印字搬送は連続的で連続搬送と同等となる。
【0040】
【発明の効果】本発明は上述のように、予め設定された
所定条件の発生を検知する条件検知手段を設け、この条
件検知手段の検知出力に基づいてジャーナル用紙に指標
を形成する指標形成手段を設け、この指標形成手段によ
って前記ジャーナル用紙に形成された前記指標を検知す
る指標検知手段を設け、この指標検知手段が前記指標を
検知する位置で前記ジャーナル用紙を連続搬送する連続
搬送手段を設け、この連続搬送手段による前記ジャーナ
ル用紙の連続搬送を前記指標検知手段の検知出力に基づ
いて停止するデータ検索手段を設けたことにより、ジャ
ーナル用紙を連続搬送して予め設定した所定位置で自動
的に停止させることができるので、必要なジャーナルデ
ータを高速かつ簡易に検索して内容を確認することがで
き、利用者の作業負担を軽減して作業能率の向上に寄与
することができる等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の商品販売データ処理装置の一実施例で
あるPOS端末の回路構造を示すブロック図である。
【図2】POS端末の外観を示す斜視図である。
【図3】ジャーナル印字手段である印字ヘッドと指標形
成手段であるスタンプと指標検知手段である光センサと
連続搬送手段であり連続搬送手段でもある巻取リールと
からなるジャーナルプリンタとレシートプリンタとの内
部構造を示す斜視図である。
【図4】データ入力手段であるキーボードの外観を示す
平面図である。
【図5】(a)はジャーナル用紙の巻取中のガイダンス
を表示したディスプレイを示す正面図、(b)は指標で
あるサーチマークの検索中のガイダンスを表示したディ
スプレイを示す正面図、(c)はサーチマークの検出時
のガイダンスを表示したディスプレイを示す正面図であ
る。
【図6】RAMの各種フラグの記憶構造を示すメモリマ
ップである。
【図7】ジャーナルデータと指標であるサーチマークと
が印字されたジャーナル用紙の外観を示し、(a)は正
面図、(b)は背面図である。
【図8】POS端末のRAMにエラースタンプフラグと
締めスタンプフラグとを設定する処理動作を示すフロー
チャートである。
【図9】POS端末のデータ処理手段であり条件検知手
段であり指標形成手段であるCPUが登録処理や締め処
理の実行時にスタンプを駆動する処理動作を示すフロー
チャートである。
【図10】POS端末のジャーナル用紙を巻取る処理動
作を示すフローチャートである。
【図11】POS端末のデータ検索手段であるCPUが
指標を検知してジャーナル用紙の連続搬送を停止する処
理動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 商品販売データ処理
装置 2 データ処理手段 2,4 条件検知手段 2,22 データ検索手段 2,23 指標検知手段 6,7 データ入力手段 15 ジャーナル用紙 22,28 ジャーナル印字手段 22,27,36 印字搬送手段、連続
搬送手段 22,30 指標形成手段 45 指標

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも商品データが入力されるデー
    タ入力手段と、このデータ入力手段で入力された商品デ
    ータに基づく登録処理を実行して少なくともジャーナル
    データを生成するデータ処理手段と、ジャーナル用紙を
    印字搬送する印字搬送手段と、この印字搬送手段が印字
    搬送する前記ジャーナル用紙に前記データ処理手段が生
    成したジャーナルデータを順次印字するジャーナル印字
    手段と、予め設定された所定条件の発生を検知する条件
    検知手段と、この条件検知手段の検知出力に基づいて前
    記ジャーナル用紙に指標を形成する指標形成手段と、こ
    の指標形成手段によって前記ジャーナル用紙に形成され
    た前記指標を検知する指標検知手段と、この指標検知手
    段が前記指標を検知する位置で前記ジャーナル用紙を連
    続搬送する連続搬送手段と、この連続搬送手段による前
    記ジャーナル用紙の連続搬送を前記指標検知手段の検知
    出力に基づいて停止するデータ検索手段とを具備したこ
    とを特徴とする商品販売データ処理装置。
JP3780393A 1993-02-26 1993-02-26 商品販売データ処理装置 Pending JPH06251255A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6091510A (en) * 1996-09-12 2000-07-18 Nec Corporation Journal device which facilitates retrieval of data printed on journal paper

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6091510A (en) * 1996-09-12 2000-07-18 Nec Corporation Journal device which facilitates retrieval of data printed on journal paper

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