JPH06251069A - 情報構造表示方式 - Google Patents
情報構造表示方式Info
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- JPH06251069A JPH06251069A JP5033510A JP3351093A JPH06251069A JP H06251069 A JPH06251069 A JP H06251069A JP 5033510 A JP5033510 A JP 5033510A JP 3351093 A JP3351093 A JP 3351093A JP H06251069 A JPH06251069 A JP H06251069A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電子計算機で構築される情報データ構造の表
示画面において、情報の全体構造や各単位情報間の相互
関係を効率的に分かり易く表示する。 【構成】 図は全体情報構造の表示画面例で、各単位情
報A,B,…がそれぞれ長方形のボックス1,2,3,
…により表示される。単位情報BとCが情報Aに直接関
係する情報であるとき、情報Aのボックス1の直下に隣
接して単位情報BとCのボックス2と3が配置される。
単位情報DとEが情報Bに直接関係する情報であると
き、情報Bのボックス2の直下に隣接して単位情報Dと
Eのボックス4と7が配置される。以下同様にして図の
表示画面が得られる。ある単位情報に着目して、その単
位情報に関係する上下部分構造や、下位部分構造の細部
を表示することもできる。
示画面において、情報の全体構造や各単位情報間の相互
関係を効率的に分かり易く表示する。 【構成】 図は全体情報構造の表示画面例で、各単位情
報A,B,…がそれぞれ長方形のボックス1,2,3,
…により表示される。単位情報BとCが情報Aに直接関
係する情報であるとき、情報Aのボックス1の直下に隣
接して単位情報BとCのボックス2と3が配置される。
単位情報DとEが情報Bに直接関係する情報であると
き、情報Bのボックス2の直下に隣接して単位情報Dと
Eのボックス4と7が配置される。以下同様にして図の
表示画面が得られる。ある単位情報に着目して、その単
位情報に関係する上下部分構造や、下位部分構造の細部
を表示することもできる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子計算機等を用いて
構築する情報システムにおける情報構造表示方式に係
り、特に、複数の情報の全体構造や、それらの情報の相
互関係を効率よくわかり易く表示するための情報構造表
示方式に関する。
構築する情報システムにおける情報構造表示方式に係
り、特に、複数の情報の全体構造や、それらの情報の相
互関係を効率よくわかり易く表示するための情報構造表
示方式に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子計算機等を用いて情報を構
築する情報システムにおいて、情報の検索や、登録等を
行うためには、情報全体の中から目的とする情報あるい
は情報登録位置を特定する必要がある。特にハイパーメ
ディア(ある情報とこれに関係のある情報とをリンクさ
せてネットワーク構造としたもの。例えば、電子辞書
や、電子図鑑で、ある情報の一部について利用者が更に
詳しく知りたいとき、詳しい内容の情報を選択できるよ
うにしたものなどがある。)のような複雑な相互関係を
持つ情報の集合体において情報の検索・登録を行うため
には、情報の全体構造、情報の相互関係を図式等で表示
し、目的とする情報あるいは情報登録位置を効率良く特
定する必要がある。このような情報の全体構造、情報の
相互関係を表示する従来技術として、例えば、“Not
e Card”と称する知識ベース構築ツールにおける
ネットワーク構造表示技術がある。
築する情報システムにおいて、情報の検索や、登録等を
行うためには、情報全体の中から目的とする情報あるい
は情報登録位置を特定する必要がある。特にハイパーメ
ディア(ある情報とこれに関係のある情報とをリンクさ
せてネットワーク構造としたもの。例えば、電子辞書
や、電子図鑑で、ある情報の一部について利用者が更に
詳しく知りたいとき、詳しい内容の情報を選択できるよ
うにしたものなどがある。)のような複雑な相互関係を
持つ情報の集合体において情報の検索・登録を行うため
には、情報の全体構造、情報の相互関係を図式等で表示
し、目的とする情報あるいは情報登録位置を効率良く特
定する必要がある。このような情報の全体構造、情報の
相互関係を表示する従来技術として、例えば、“Not
e Card”と称する知識ベース構築ツールにおける
ネットワーク構造表示技術がある。
【0003】この従来技術では、情報をカード単位で管
理し、各カードを任意の関係で自由に関連付け、情報の
ネットワークを構築することができるようになってお
り、このネットワーク構造を表示するために一つのカー
ドを一つの長方形で表示し、カード間の関係は長方形を
結ぶ一本の線分で表示している。
理し、各カードを任意の関係で自由に関連付け、情報の
ネットワークを構築することができるようになってお
り、このネットワーク構造を表示するために一つのカー
ドを一つの長方形で表示し、カード間の関係は長方形を
結ぶ一本の線分で表示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、情報
(カード)が離散的に配置され、一つ一つの情報に対す
る視認性が良い点で優れている。しかしながら、この従
来技術では、情報のリンク先とリンク先を線でつなぐだ
けであって、この線の方向はばらばらでリンク元とリン
ク先とをどのような方向にどのような位置関係で配置す
るかについては規則性がなく、このため、関連する情報
が隣接して表示される保証はなくまた画面内に表示され
る保証もない。また、このようにリンク先がリンク元に
対してどの方向に表示されるかも決まっていないので、
構造表示を手掛かりに目的の情報または情報登録位置を
決定することが難しい。
(カード)が離散的に配置され、一つ一つの情報に対す
る視認性が良い点で優れている。しかしながら、この従
来技術では、情報のリンク先とリンク先を線でつなぐだ
けであって、この線の方向はばらばらでリンク元とリン
ク先とをどのような方向にどのような位置関係で配置す
るかについては規則性がなく、このため、関連する情報
が隣接して表示される保証はなくまた画面内に表示され
る保証もない。また、このようにリンク先がリンク元に
対してどの方向に表示されるかも決まっていないので、
構造表示を手掛かりに目的の情報または情報登録位置を
決定することが難しい。
【0005】従って、本発明の目的は、上記従来技術の
問題点を克服して、電子計算機等の限られた大きさの画
面で、情報の全体構造や情報の相互関係を効率良く分か
り易く表示するをための情報構造表示方式を提供するこ
とにある。
問題点を克服して、電子計算機等の限られた大きさの画
面で、情報の全体構造や情報の相互関係を効率良く分か
り易く表示するをための情報構造表示方式を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、電子計算機を用いて情報を構築して表示
する情報構造表示方式において、情報構造全体を一つの
長方形で表示する手段と、前記情報構造全体に関係して
いる各単位情報を前記長方形の部分として表示する手段
とを備えたものである。
め、本発明は、電子計算機を用いて情報を構築して表示
する情報構造表示方式において、情報構造全体を一つの
長方形で表示する手段と、前記情報構造全体に関係して
いる各単位情報を前記長方形の部分として表示する手段
とを備えたものである。
【0007】また、前記長方形の部分として表示する手
段は、前記情報構造全体と各単位情報との間のリンク関
係、もしくは、ある単位情報とそれに関係する他の1ま
たは複数の単位情報とのリンク関係を表示するために、
常にリンク先に相当する長方形がリンク元に相当する長
方形の下位に隣接して表示されるように構成されてい
る。
段は、前記情報構造全体と各単位情報との間のリンク関
係、もしくは、ある単位情報とそれに関係する他の1ま
たは複数の単位情報とのリンク関係を表示するために、
常にリンク先に相当する長方形がリンク元に相当する長
方形の下位に隣接して表示されるように構成されてい
る。
【0008】具体的には、本発明は、情報実体データを
入出力する手段と、単位情報毎のリンク元、リンク先を
含む情報構造データを登録する手段と、情報実体データ
及び情報構造データを記録する手段と、画面の大きさと
情報構造データを基に単位情報を表示するボックスの表
示位置と大きさを計算し、構造図データの生成及び構造
図の表示を行う手段と、構造図データを記録する手段
と、選択ボックス番号及び表示範囲を記録する手段と、
情報の入出力、登録及び記録、構造図の表示、ボックス
及び表示範囲の選択等全体を制御する手段により構成さ
れる。
入出力する手段と、単位情報毎のリンク元、リンク先を
含む情報構造データを登録する手段と、情報実体データ
及び情報構造データを記録する手段と、画面の大きさと
情報構造データを基に単位情報を表示するボックスの表
示位置と大きさを計算し、構造図データの生成及び構造
図の表示を行う手段と、構造図データを記録する手段
と、選択ボックス番号及び表示範囲を記録する手段と、
情報の入出力、登録及び記録、構造図の表示、ボックス
及び表示範囲の選択等全体を制御する手段により構成さ
れる。
【0009】
【作用】上記構成に基づく作用を説明する。
【0010】本発明によれば、情報構造全体を一つの長
方形で表示し、この全体情報構造に直接関係する各単位
情報を前記長方形の部分として(前記一つの長方形に対
する部分長方形として)表示するようにしたので、全体
情報構造(一つの長方形)中に、どれとどの単位情報が
関係して存在するかが保証され、また一目で確認され
る。
方形で表示し、この全体情報構造に直接関係する各単位
情報を前記長方形の部分として(前記一つの長方形に対
する部分長方形として)表示するようにしたので、全体
情報構造(一つの長方形)中に、どれとどの単位情報が
関係して存在するかが保証され、また一目で確認され
る。
【0011】特に、本発明では、情報構造全体と各単位
情報との間のリンク関係、もしくは、ある単位情報とこ
の単位情報に直接関係する他の1または複数の単位情報
とのリンク関係を表示するために、常にリンク先に相当
する長方形がリンク元に相当する長方形の下位に隣接し
て表示されるようにしたので、ある情報に関係あるすべ
ての単位情報についてそれらの単位情報間の関係を、そ
の関係する方向(向き)も含め、例えば上下に次々に隣
接する位置関係によって一覧の下に理解することができ
る。
情報との間のリンク関係、もしくは、ある単位情報とこ
の単位情報に直接関係する他の1または複数の単位情報
とのリンク関係を表示するために、常にリンク先に相当
する長方形がリンク元に相当する長方形の下位に隣接し
て表示されるようにしたので、ある情報に関係あるすべ
ての単位情報についてそれらの単位情報間の関係を、そ
の関係する方向(向き)も含め、例えば上下に次々に隣
接する位置関係によって一覧の下に理解することができ
る。
【0012】具体的な設計においては、画面の大きさと
単位情報毎のリンク元、リンク先を含む情報構造データ
を基に、関連する情報が画面に納まり、かつリンク先が
リンク元の下位に隣接して表示されるようにボックスの
表示位置と大きさを計算し、構造図を表示するので、電
子計算機等の限られた大きさの画面で情報の全体構造
や、情報の相互関係を効率良く、分かり易く表示するこ
とができる。
単位情報毎のリンク元、リンク先を含む情報構造データ
を基に、関連する情報が画面に納まり、かつリンク先が
リンク元の下位に隣接して表示されるようにボックスの
表示位置と大きさを計算し、構造図を表示するので、電
子計算機等の限られた大きさの画面で情報の全体構造
や、情報の相互関係を効率良く、分かり易く表示するこ
とができる。
【0013】
【実施例】以下に、本発明の実施例について図面を参照
して説明する。
して説明する。
【0014】図1は本発明の一実施例の全体の構成図で
ある。図1で、101は、情報入出力部であり、情報実
体データの入出力を行う。102は、情報登録部であ
り、単位情報毎のリンク元、リンク先を含む情報構造デ
ータを作成または更新して情報記録部103に登録す
る。103は、情報記録部であり、情報実体データ(後
記図3(c))と情報構造データ(後記図3(a),
(b),及び(d)を合わせたもの)を格納する。10
4は、構造図表示部であり、情報記録部103と構造図
情報記録部105のデータを基に、単位情報を表すボッ
クスの表示位置と大きさを計算し構造図データの生成と
構造図の表示を行う。105は、構造図情報記録部であ
り、構造図データ(後記図11)を格納する。106
は、制御情報記録部であり、選択ボックス番号と表示範
囲を格納する。107は、全体制御部であり、情報入出
力部101、情報登録部102及び構造図表示部104
の動作を制御する。
ある。図1で、101は、情報入出力部であり、情報実
体データの入出力を行う。102は、情報登録部であ
り、単位情報毎のリンク元、リンク先を含む情報構造デ
ータを作成または更新して情報記録部103に登録す
る。103は、情報記録部であり、情報実体データ(後
記図3(c))と情報構造データ(後記図3(a),
(b),及び(d)を合わせたもの)を格納する。10
4は、構造図表示部であり、情報記録部103と構造図
情報記録部105のデータを基に、単位情報を表すボッ
クスの表示位置と大きさを計算し構造図データの生成と
構造図の表示を行う。105は、構造図情報記録部であ
り、構造図データ(後記図11)を格納する。106
は、制御情報記録部であり、選択ボックス番号と表示範
囲を格納する。107は、全体制御部であり、情報入出
力部101、情報登録部102及び構造図表示部104
の動作を制御する。
【0015】つぎに、本実施例の動作について説明す
る。図2は、図1における全体制御部107の動作の流
れを示すフロー図である。
る。図2は、図1における全体制御部107の動作の流
れを示すフロー図である。
【0016】まず、全体制御部107は情報構造テーブ
ル(情報記録部103中のテーブル)を初期化し(ステ
ップ201)、制御情報記録部106に選択ボックス番
号=1、表示範囲=全体を格納する(図5参照)(ステ
ップ202)。つぎに、メインメニューを表示し(ステ
ップ203)、構造図表示部104により情報構造図を
表示する(ステップ204)。つぎに、ユーザはボック
ス選択、表示範囲選択、情報登録選択、情報出力選択及
び終了選択のいずれかのイベントを選択する(ステップ
205)。
ル(情報記録部103中のテーブル)を初期化し(ステ
ップ201)、制御情報記録部106に選択ボックス番
号=1、表示範囲=全体を格納する(図5参照)(ステ
ップ202)。つぎに、メインメニューを表示し(ステ
ップ203)、構造図表示部104により情報構造図を
表示する(ステップ204)。つぎに、ユーザはボック
ス選択、表示範囲選択、情報登録選択、情報出力選択及
び終了選択のいずれかのイベントを選択する(ステップ
205)。
【0017】(イ) ボックス選択の場合には、制御情
報記録部106は選択されたボックス番号を格納する
(ステップ206)。
報記録部106は選択されたボックス番号を格納する
(ステップ206)。
【0018】(ロ) 表示範囲選択の場合には、制御情
報記録部106は選択された表示範囲を格納し(ステッ
プ207)、構造図表示部104は情報構造図を再表示
する。
報記録部106は選択された表示範囲を格納し(ステッ
プ207)、構造図表示部104は情報構造図を再表示
する。
【0019】(ハ) 情報登録選択の場合には、全体制
御部107はサブメニューを表示する(ステップ20
8)。つぎに、新規入力、既登録情報及び削除のいずれ
かのイベントを選択する(ステップ209)。新規入力
選択の場合には、情報入出力部101はボックス番号と
新しい実体データ(写真などのデータ)を含む登録情報
とを入力し(ステップ210)、これを情報記録部10
3に格納する(ステップ211)。既登録情報選択の場
合には、すでにどこかのボックスに登録されている情報
と同じものを、他の空いているボックスにも登録する。
例えば、図6で、ボックス番号“6”のボックスにすで
に登録済みの情報Fを、ボックス番号“17”のボック
スに再登録する。この場合、制御情報記録部106は選
択されたボックス番号を格納し(ステップ212)、情
報登録部102により情報記録部103に情報再登録処
理を行う(ステップ213)。削除選択の場合には、情
報登録部102により情報削除処理を行い、情報記録部
103のデータを更新する(ステップ214)。つぎ
に、制御情報記録部106の選択ボックス番号により制
御情報記録部のデータを更新する(ステップ215)。
後記のように、画像の表示範囲には、全体表示(図6)
と、上下部分表示(図7)と、下位部分表示(図8)の
3種類がある。そこで、選択ボックス番号が“1”の場
合には(それよりも上位のボックス番号はないので)、
表示範囲を図6に示すように“全体”に更新する(ステ
ップ216)。一方、選択ボックス番号が2以上の場合
には、選択ボックス番号を登録処理したボックスの上位
(直上の)ボックス番号にし、表示範囲を下位部分(そ
れ以下の全ボックス)に更新する。例えば図7のよう
に、Fを登録処理した場合、その直上ボックス番号から
以下の全ボックスが表示範囲とされる(ステップ21
7)。つぎに、全体制御部107はサブメニューを消去
し(ステップ218)、構造図表示部104は情報構造
図を再表示する。
御部107はサブメニューを表示する(ステップ20
8)。つぎに、新規入力、既登録情報及び削除のいずれ
かのイベントを選択する(ステップ209)。新規入力
選択の場合には、情報入出力部101はボックス番号と
新しい実体データ(写真などのデータ)を含む登録情報
とを入力し(ステップ210)、これを情報記録部10
3に格納する(ステップ211)。既登録情報選択の場
合には、すでにどこかのボックスに登録されている情報
と同じものを、他の空いているボックスにも登録する。
例えば、図6で、ボックス番号“6”のボックスにすで
に登録済みの情報Fを、ボックス番号“17”のボック
スに再登録する。この場合、制御情報記録部106は選
択されたボックス番号を格納し(ステップ212)、情
報登録部102により情報記録部103に情報再登録処
理を行う(ステップ213)。削除選択の場合には、情
報登録部102により情報削除処理を行い、情報記録部
103のデータを更新する(ステップ214)。つぎ
に、制御情報記録部106の選択ボックス番号により制
御情報記録部のデータを更新する(ステップ215)。
後記のように、画像の表示範囲には、全体表示(図6)
と、上下部分表示(図7)と、下位部分表示(図8)の
3種類がある。そこで、選択ボックス番号が“1”の場
合には(それよりも上位のボックス番号はないので)、
表示範囲を図6に示すように“全体”に更新する(ステ
ップ216)。一方、選択ボックス番号が2以上の場合
には、選択ボックス番号を登録処理したボックスの上位
(直上の)ボックス番号にし、表示範囲を下位部分(そ
れ以下の全ボックス)に更新する。例えば図7のよう
に、Fを登録処理した場合、その直上ボックス番号から
以下の全ボックスが表示範囲とされる(ステップ21
7)。つぎに、全体制御部107はサブメニューを消去
し(ステップ218)、構造図表示部104は情報構造
図を再表示する。
【0020】(ニ) 情報出力選択の場合には、情報入
出力部101は選択されたボックスの情報を出力する
(ステップ219)。
出力部101は選択されたボックスの情報を出力する
(ステップ219)。
【0021】(ホ) 終了選択の場合には、終了処理を
する。
する。
【0022】図3は情報記録部103に格納されたデー
タのデータ構造を説明する図である。同図(a)は情報
構造テーブルで、登録順に連番でつけられるボックス番
号301と、情報へのポインタ302と、上位ボックス
番号(後記図6で、直上のボックス番号)303と、下
位(後記図6で、直下の)ボックス番号テーブルへのポ
インタ304とがそれぞれ格納されるフィールドを備え
て構成される。図3(b)は情報テーブルで同図(a)
の情報へのポインタ305と、情報登録回数306と、
該当するすべてのボックス番号307とがそれぞれ格納
されるフィールドを備えて構成される。後記図6に示す
ように、同一情報が複数個所に登録してある場合がある
ので(例えば図6では、情報Aがボックス番号“1”,
“14”,“18”及び“21”の4個所、情報Fがボ
ックス番号“6”と“17”の2個所に登録してあるの
で)、このような場合、図3の(b)の307は、図3
の(a)の301のボックス番号に登録されている情報
と同一の情報を登録したすべてのボックス番号を順に並
べて格納している。(図3(b)では、307のボック
ス番号“1”,“14”,“18”…が、図3(a)の
301のボックス番号“1”と同一情報であることを表
わす)。図3(c)は実体データ(画像、音声等のデー
タ本体)で、同図(b)の実体データへのポインタによ
り示され、ヘッダ308と、出力データ309と、下位
情報とのリンクをするためのボタン定義データ310と
がそれぞれ格納されるフィールドを備えて構成される。
ハイパーメディアにおいて、例えば写真など、情報Fの
実体データ画面表示中に示される下位の関連情報J,
K,L等を更に詳しく見たい場合に、画面上に示される
J,K,L等のボタンをマウスなどで指定することによ
り、その情報の細部を表示することができる。このた
め、各ボタンをFのデータ中で定義したものがボタン定
義データ310である。図3(d)は下位ボックス番号
テーブルで、同図(a)の下位ボックス番号テーブルへ
のポインタにより示され、下位のボックス数311と該
当するすべてのボックス番号312とがそれぞれ格納さ
れるフィールドを備えて構成される。例えば、後記図6
に示すように、ボックス番号“1の”ボックスの直下に
ボックス番号“3”,“5”,…のボックスが存在する
とすれば、301のボックス番号“1”に対応する31
2のボックス番号は、“2”,“3”,“5”…とな
る。
タのデータ構造を説明する図である。同図(a)は情報
構造テーブルで、登録順に連番でつけられるボックス番
号301と、情報へのポインタ302と、上位ボックス
番号(後記図6で、直上のボックス番号)303と、下
位(後記図6で、直下の)ボックス番号テーブルへのポ
インタ304とがそれぞれ格納されるフィールドを備え
て構成される。図3(b)は情報テーブルで同図(a)
の情報へのポインタ305と、情報登録回数306と、
該当するすべてのボックス番号307とがそれぞれ格納
されるフィールドを備えて構成される。後記図6に示す
ように、同一情報が複数個所に登録してある場合がある
ので(例えば図6では、情報Aがボックス番号“1”,
“14”,“18”及び“21”の4個所、情報Fがボ
ックス番号“6”と“17”の2個所に登録してあるの
で)、このような場合、図3の(b)の307は、図3
の(a)の301のボックス番号に登録されている情報
と同一の情報を登録したすべてのボックス番号を順に並
べて格納している。(図3(b)では、307のボック
ス番号“1”,“14”,“18”…が、図3(a)の
301のボックス番号“1”と同一情報であることを表
わす)。図3(c)は実体データ(画像、音声等のデー
タ本体)で、同図(b)の実体データへのポインタによ
り示され、ヘッダ308と、出力データ309と、下位
情報とのリンクをするためのボタン定義データ310と
がそれぞれ格納されるフィールドを備えて構成される。
ハイパーメディアにおいて、例えば写真など、情報Fの
実体データ画面表示中に示される下位の関連情報J,
K,L等を更に詳しく見たい場合に、画面上に示される
J,K,L等のボタンをマウスなどで指定することによ
り、その情報の細部を表示することができる。このた
め、各ボタンをFのデータ中で定義したものがボタン定
義データ310である。図3(d)は下位ボックス番号
テーブルで、同図(a)の下位ボックス番号テーブルへ
のポインタにより示され、下位のボックス数311と該
当するすべてのボックス番号312とがそれぞれ格納さ
れるフィールドを備えて構成される。例えば、後記図6
に示すように、ボックス番号“1の”ボックスの直下に
ボックス番号“3”,“5”,…のボックスが存在する
とすれば、301のボックス番号“1”に対応する31
2のボックス番号は、“2”,“3”,“5”…とな
る。
【0023】図4は制御情報記録部106に格納される
データのデータ構造を説明する図である。制御情報テー
ブルは、ステップ206で用いる選択ボックス番号40
1と、ステップ207で定められる表示範囲402と、
ステップ212で情報登録時の既登録情報選択のための
構造図サーチに必要なテンポラリな選択ボックス番号4
03と、ステップ212で情報登録時の既登録情報選択
のための構造図サーチに必要なテンポラリな表示範囲4
04とがそれぞれ格納されるフィールドを備えて構成さ
れる。
データのデータ構造を説明する図である。制御情報テー
ブルは、ステップ206で用いる選択ボックス番号40
1と、ステップ207で定められる表示範囲402と、
ステップ212で情報登録時の既登録情報選択のための
構造図サーチに必要なテンポラリな選択ボックス番号4
03と、ステップ212で情報登録時の既登録情報選択
のための構造図サーチに必要なテンポラリな表示範囲4
04とがそれぞれ格納されるフィールドを備えて構成さ
れる。
【0024】図5は未登録状態の表示例であり、空ボッ
クスが一つ存在する。
クスが一つ存在する。
【0025】図6は全体構造表示の表示画面の一例であ
り、番号順にボックスがつくられる。
り、番号順にボックスがつくられる。
【0026】図7は図6のなかの特定情報、例えば情報
Fに関する上下部分構造表示の表示画面の一例である。
Fに関する上下部分構造表示の表示画面の一例である。
【0027】図8は図6のなかの特定情報、例えば情報
Fに関する下位部分構造表示の表示画面の一例である。
Fに関する下位部分構造表示の表示画面の一例である。
【0028】図9は図3のデータ構造図の図6の場合の
データ構造を示す一例である。
データ構造を示す一例である。
【0029】図10は図3のデータ構造図(a)の情報
構造テーブルの未登録状態のデータ構造である。
構造テーブルの未登録状態のデータ構造である。
【0030】図11は構造図情報記録部105のデータ
構造を示す一例であり、各ボックスの画面上の位置や寸
法データ等により構成されている。
構造を示す一例であり、各ボックスの画面上の位置や寸
法データ等により構成されている。
【0031】図12は、図11のデータに基いて表示さ
れた座標系と構造図の画面の例を示したものである。
れた座標系と構造図の画面の例を示したものである。
【0032】以上述べたように本実施例によれば、図6
のように情報の全体構造表示ができ、リンク情報が一目
で分かる。また、情報が登録されているボックスの下に
は必ず一つの空ボックスがあり、情報を付け加えること
ができる。但し、同一情報が再登録されているボックス
の下には空ボックスをなくし登録が二重にならないよう
にしている。さらに、図7,図8のように必要な部分の
上下部分構造、下位部分構造も表示することができる。
のように情報の全体構造表示ができ、リンク情報が一目
で分かる。また、情報が登録されているボックスの下に
は必ず一つの空ボックスがあり、情報を付け加えること
ができる。但し、同一情報が再登録されているボックス
の下には空ボックスをなくし登録が二重にならないよう
にしている。さらに、図7,図8のように必要な部分の
上下部分構造、下位部分構造も表示することができる。
【0033】以上の実施例において、上位に位置する情
報とその直下に位置する情報は、上位概念と下位概念の
関係にある情報でもよいし、例えば写真などの画像とそ
のナレーションのように主情報とその付属の情報のよう
な関係のものでもよい。
報とその直下に位置する情報は、上位概念と下位概念の
関係にある情報でもよいし、例えば写真などの画像とそ
のナレーションのように主情報とその付属の情報のよう
な関係のものでもよい。
【0034】図6〜図8,図12に示す表示画面におい
て、各ボックス(長方形)に表示される画像としては、
写真や文字等ではその(実体データの)縮小画面を入れ
てもよいし、音声等ではその見出しや識別記号を入れて
もよい。
て、各ボックス(長方形)に表示される画像としては、
写真や文字等ではその(実体データの)縮小画面を入れ
てもよいし、音声等ではその見出しや識別記号を入れて
もよい。
【0035】上記実施例では、相互に関係する単位情報
を画面上で上から下に配列したが、これを左右の方向に
配列してもよく、あるいは、上位の長方形の内部に、関
係する単位情報の長方形をいくつか配列することもでき
る。
を画面上で上から下に配列したが、これを左右の方向に
配列してもよく、あるいは、上位の長方形の内部に、関
係する単位情報の長方形をいくつか配列することもでき
る。
【0036】ある単位情報に関係する他の単位情報が多
数あって細かくなり見にくいときや画面に入りきらない
ときには、関係のある部分のみが表示されるように適宜
表示範囲を変更すればよい。あるいは、図11に示す論
理的な幅W等の寸法の環境パラメータ設定値を適宜変更
するようにしてもよい。
数あって細かくなり見にくいときや画面に入りきらない
ときには、関係のある部分のみが表示されるように適宜
表示範囲を変更すればよい。あるいは、図11に示す論
理的な幅W等の寸法の環境パラメータ設定値を適宜変更
するようにしてもよい。
【0037】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
れば、一つの長方形で表示した情報構造全体に直接関係
する各単位情報を、この長方形の部分長方形で表示する
ようにしたので、情報構造全体の長方形中に、どの単位
情報が関係して存在するかを目視により容易に確認する
ことができるという効果が得られる。
れば、一つの長方形で表示した情報構造全体に直接関係
する各単位情報を、この長方形の部分長方形で表示する
ようにしたので、情報構造全体の長方形中に、どの単位
情報が関係して存在するかを目視により容易に確認する
ことができるという効果が得られる。
【0038】また、情報構造全体と各単位情報との間の
リンク関係、もしくは、ある単位情報とそれに直接関係
する他の1または複数の単位情報とのリンク関係を表示
するために、常にリンク先に相当する長方形がリンク元
に相当する長方形の下位に隣接して表示されるようにし
たので、ある情報と、これに関係あるいくつかの単位情
報と、これらの単位情報にそれぞれ関係ある更にいくつ
かの単位情報…との関係を、上下方向あるいは左右方向
に次々に隣接して位置される長方形の配列によって、そ
の情報間の関係する方向も含め、一覧しただけで容易に
理解することができるという効果が得られる。
リンク関係、もしくは、ある単位情報とそれに直接関係
する他の1または複数の単位情報とのリンク関係を表示
するために、常にリンク先に相当する長方形がリンク元
に相当する長方形の下位に隣接して表示されるようにし
たので、ある情報と、これに関係あるいくつかの単位情
報と、これらの単位情報にそれぞれ関係ある更にいくつ
かの単位情報…との関係を、上下方向あるいは左右方向
に次々に隣接して位置される長方形の配列によって、そ
の情報間の関係する方向も含め、一覧しただけで容易に
理解することができるという効果が得られる。
【図1】本発明の一実施例の全体の構成図である。
【図2】全体制御部の動作の流れを示すフロー図であ
る。
る。
【図3】情報記録部のデータ構造を説明する図である。
【図4】制御情報記録部のデータ構造を説明する図であ
る。
る。
【図5】未登録状態の表示例を示す図である。
【図6】全体構造表示の一例を示す図である。
【図7】上下部分構造の一例を示す図である。
【図8】下位部分構造表示の一例を示す図である。
【図9】情報記録部のデータ構造の一例を示す図であ
る。
る。
【図10】未登録状態の情報記録部のデータ構造を示す
図である。
図である。
【図11】構造図情報記録部のデータ構造の一例を示す
図である。
図である。
【図12】図11の構造図情報に基いて表示された座標
系と構造図の画面の例を示す図である。
系と構造図の画面の例を示す図である。
101 情報入出力部 102 情報登録部 103 情報記録部 104 構造図表示部 105 構造図情報記録部 106 制御情報記録部 107 全体制御部
Claims (2)
- 【請求項1】 電子計算機を用いて情報を構築する情報
システムにおいて、情報構造全体を一つの長方形で表示
する手段と、前記情報構造全体に関係している各単位情
報を前記長方形の部分として表示する手段とを備えたこ
とを特徴とする情報構造表示方式。 - 【請求項2】 前記長方形の部分として表示する手段
は、前記情報構造全体と各単位情報との間のリンク関
係、もしくは、ある単位情報とそれに関係する他の1ま
たは複数の単位情報とのリンク関係を表示するために、
常にリンク先に相当する長方形がリンク元に相当する長
方形の下位に隣接して表示されるように構成したことを
特徴とする請求項1記載の情報構造表示方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5033510A JPH06251069A (ja) | 1993-02-23 | 1993-02-23 | 情報構造表示方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5033510A JPH06251069A (ja) | 1993-02-23 | 1993-02-23 | 情報構造表示方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06251069A true JPH06251069A (ja) | 1994-09-09 |
Family
ID=12388547
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5033510A Pending JPH06251069A (ja) | 1993-02-23 | 1993-02-23 | 情報構造表示方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06251069A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998012622A1 (fr) * | 1996-09-18 | 1998-03-26 | Toshiharu Ninomiya | Procede de gestion de l'information, page de gestion correspondante et dispositif d'affichage |
-
1993
- 1993-02-23 JP JP5033510A patent/JPH06251069A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998012622A1 (fr) * | 1996-09-18 | 1998-03-26 | Toshiharu Ninomiya | Procede de gestion de l'information, page de gestion correspondante et dispositif d'affichage |
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