JPH06250537A - 定着用ベルト - Google Patents

定着用ベルト

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JPH06250537A
JPH06250537A JP5284338A JP28433893A JPH06250537A JP H06250537 A JPH06250537 A JP H06250537A JP 5284338 A JP5284338 A JP 5284338A JP 28433893 A JP28433893 A JP 28433893A JP H06250537 A JPH06250537 A JP H06250537A
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perfluoroalkyl
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佐藤  誠
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登 島本
Hiroshi Takei
博 武井
Takeshi Hashimoto
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 チューブ状のベルト本体の外表面に、フロロ
シリコーンゴム又はフルオロカーボンシロキサンゴム層
を形成してなることを特徴とする定着用ベルトを提供す
る。 【効果】 本発明の定着用ベルトは、シリコーンゴムと
同等以上のトナー離型性を示し、シリコーンオイルによ
る膨潤が小さく、高画質の画像を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真複写機、ファ
クシミリ、プリンター等の画像形成装置において使用す
る定着用ベルトに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
画像形成装置において使用される定着用ベルトとして
は、フッ素樹脂製フィルムからなるベルト及び耐熱性樹
脂フィルム表面にシリコーンゴム組成物を塗布し、加熱
硬化してなるベルト(特開平4−115279号公報)
などが知られている。
【0003】しかしながら、フッ素樹脂製の定着用ベル
トは非常に硬質であるため、このベルトを画像形成装置
の定着用として使用した場合、その表面が細かな凹凸に
追従することができず、また、加熱加圧して画像を記録
紙に定着させる際、記録紙に転写された画像がベルトに
逆転写するため、画質が低下するという問題点がある。
【0004】また、耐熱性樹脂フィルムの表面にシリコ
ーンゴム層を形成したものを定着用ベルトとして用いた
場合、シリコーンゴム中に含まれる微量のシリコーンオ
イルによってトナー離型性は向上するが、ブリードする
オイル量には限界があるため離型性に経時変化が見ら
れ、このためシリコーンオイルの供給なしでは、記録紙
から定着用ベルトへ画像が逆転写する現象を完全に抑制
することは困難である。また、特にカラー複写機等のカ
ラー画像形成装置においては、現状ではシリコーンオイ
ルの供給を欠かすことができす、このため、シリコーン
オイルによる膨潤が大きいシリコーンゴムで最外層を形
成したベルトをカラー画像形成装置の定着用としては用
いるのは問題があった。
【0005】本発明は上記事情に鑑みなされたもので、
シリコーンゴムと同等以上のトナー離型性を示し、シリ
コーンオイルによる膨潤が小さく、高画質の画像を得る
ことができる定着用ベルトを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明者は上記
目的を達成するため鋭意検討を行った結果、チューブ状
のベルト本体の外表面に、フロロシリコーンゴム又はフ
ルオロカーボンシロキサンゴム層を形成したものを画像
形成装置の定着用ベルトとして用いた場合、シリコーン
ゴムと同等以上のトナー離型性を示し、シリコーンオイ
ルによる膨潤が小さく、高画質の画像を得ることができ
ることを知見した。またこの場合、フロロシリコーンゴ
ムとしては、側鎖にパーフルオロアルキルエーテル基又
はパーフルオロアルキル基を有するもの、フルオロカー
ボンシロキサンゴムとしては主鎖にパーフルオロアルキ
ルエーテル基及び/又はパーフルオロアルキル基を有す
るものが効果が高く、特に下記のフロロシリコーンゴム
組成物又はフルオロカーボンシロキサンゴム組成物の硬
化物が上記効果が高いことを知見し、本発明をなすに至
った。フロロシリコーンゴム組成物 (A)下記一般式(1)で表されるジオルガノポリシロ
キサン、
【0007】
【化4】 〔(式中、R1及びR2は脂肪族不飽和結合を有しない非
置換又は置換の一価炭化水素基であり、R1及びR2は互
いに同一の基であっても異なる基であってもよい。R3
は一価の脂肪族不飽和炭化水素基であり、R4は脂肪族
不飽和結合を有しない二価の炭化水素基又は下記一般式
(2) −R5−O−R6− …(2) (式中、R5及びR6は、それぞれ脂肪族不飽和結合を有
しない二価の炭化水素基である。)で表される基、Rf
はパーフルオロアルキル基又はパーフルオロアルキルエ
ーテル基、Xは水素原子又は下記一般式(3)で表され
る基、k及びmは1以上の整数であり、nは0以上の整
数である。
【0008】
【化5】 (式中、R7,R8及びR9は、それぞれ非置換又は置換
の一価炭化水素基であり、これらは互いに同一でも異な
っていてもよい。)〕(B)充填剤、(C)硬化剤。
【0009】フルオロカーボンシロキサンゴム組成物 (D)下記一般式(4)で示される繰り返し単位を有す
るフルオロカーボンシロキサンを主成分とし、脂肪族不
飽和基を含有するフルオロカーボンポリマー、
【0010】
【化6】 (式中、R10は、非置換又は置換の一価炭化水素基、x
は1以上の整数、a,eはそれぞれ0又は1、b,dは
それぞれ1〜4の整数、cは0〜8の整数である。) (E)1分子中に2個以上の≡SiH基を含有し、上記
フルオロカーボンシロキサンゴム組成物中の脂肪族不飽
和基量に対して上記≡SiH基の含有量が1〜4倍モル
量であるオルガノポリシロキサン及び/又はフルオロカ
ーボンシロキサン、(F)充填剤、(G)有効量の触
媒。
【0011】以下、本発明を更に詳しく説明すると、本
発明の定着用ベルトは、上述した通り、チューブ状のベ
ルト本体の外表面に、フロロシリコーンゴム層又はフル
オロカーボンシロキサンゴム層を形成したものである。
【0012】ここで、チューブ状のベルト本体は、ポリ
イミド系樹脂,フッ素系樹脂,ポリエステル系樹脂等の
150〜180℃で使用可能な耐熱性樹脂、ステンレス
鋼,ニッケル等の金属で形成することができる。これら
耐熱性樹脂製ベルト及び金属製ベルト本体の厚さは特に
限定されるものではないが、熱伝導性及び耐熱性の点か
ら20〜300μm、特に40〜100μmとすること
が好ましい。
【0013】また、上記ベルト本体の表面に形成される
上記フロロシリコーンゴム層を形成するフロロシリコー
ンゴムは側鎖にパーフルオロアルキルエーテル基又はパ
ーフルオロアルキル基を有するものが好ましく、特にこ
のフロロシリコーンゴム層は、(A)下記一般式(1)
のジオルガノポリシロキサン、(B)充填剤、(C)硬
化剤を含有するフロロシリコーンゴム組成物の硬化物で
あることが好ましい。
【0014】即ち、(A)成分のジオルガノポリシロキ
サンは下記一般式(1)で表されるものである。
【0015】
【化7】
【0016】式中、R1及びR2は、脂肪族不飽和結合を
有しない非置換又は置換の一価炭化水素基であるが、R
1及びR2は互いに同一の基であっても異なる基であって
もよい。R1、R2として特に炭素数が1〜12、より望
ましくは1〜8のものが好ましく、具体的にはメチル
基,エチル基,イソプロピル基,ブチル基等のアルキル
基、シクロヘキシル基,シクロペンチル基等のシクロア
ルキル基、フェニル基,トリル基,キシリル基等のアリ
ール基、ベンジル基,フェニルエチル基等のアラルキル
基、クロロメチル基,クロロプロピル基,クロロシクロ
ヘキシル基,3,3,3−トリフルオロプロピル基等の
ハロゲン化炭化水素基、2−シアノエチル基等のシアノ
炭化水素基等が例示される。このうち特に好ましいの
は、メチル基、エチル基、フェニル基、3,3,3−ト
リフルオロプロピル基である。
【0017】R3は一価の脂肪族不飽和炭化水素基であ
り、好ましくは炭素数2〜3であり、具体的にはビニル
基、アリル基、エチニル基等の炭素数2〜3のアルケニ
ル基が例示され、特にビニル基が好適である。
【0018】R4はケイ素原子と含フッ素有機基Rfとの
間に介在する二価の基であり、脂肪族不飽和結合を有し
ない二価の炭化水素基又は一般式−R5−O−R6−(但
し、R5及びR6は脂肪族不飽和結合を有しない二価の炭
化水素基である)で表されるエーテル基を有する二価の
炭化水素基であり、これらは炭素数1〜8のものが好ま
しい。具体的には下記に示すものが挙げられる。
【0019】
【化8】 なお、R4のうちで特に好適な基は、−CH2CH2−,
−CH2CH2CH2−,−CH2CH2CH2−O−CH2
−である。
【0020】式(1)において、Rfはパーフルオロア
ルキル基又はパーフルオロアルキルエーテル基である。
パーフルオロアルキル基としては式Cp2p+1(但し、
pは4〜10の整数である)で表されるものが例示さ
れ、特に好適な基はC613−,C817−,C1021
である。パーフルオロアルキルエーテル基としては特に
炭素数が5〜15のものが好ましく、具体的には下記の
ものが例示される。
【0021】
【化9】
【0022】また、Xは水素原子又は下記一般式(3)
で表される基である。
【0023】
【化10】
【0024】式中、R7〜R9は、互に同種又は異種の非
置換又は置換の一価炭化水素基であり、これらは炭素数
1〜8のものが好ましい。R7〜R9としては、上記R1
について例示された脂肪族不飽和結合を有しない炭化水
素基、ビニル基、アリル基、ヘキセニル基等のアルケニ
ル基を例示することができる。本発明において特に好適
なXは、水素原子及び下記式で示される基である。
【0025】
【化11】
【0026】また、上記一般式(1)において、kは1
以上、好ましくは100〜10,000の整数であり、
mは1以上、好ましくは50〜5,000の整数であ
る。nは0以上の整数である。また、m/(k+m+
n)の値は1/50〜1/3の範囲であることが好適で
ある。なお、後述する(C)成分として有機過酸化物を
用いてフロロシリコーンゴム組成物を加硫する場合、R
7〜R9がアルケニル基以外の基であるときにはnは1以
上の整数であることが好ましい。
【0027】(A)成分のジオルガノポリシロキサン
は、25℃における粘度が100〜100,000,0
00センチストークス(cSt)の範囲にあるものが好
適であり、また、1種単独でも2種以上の組み合わせで
も使用することができる。
【0028】(B)成分の充填剤としては、一般的なシ
リコーンゴム組成物に使用されている種々の充填剤を用
いることができる。例えば煙霧質シリカ、沈降性シリ
カ、カーボン粉末、二酸化チタン、酸化アルミニウム、
石英粉末、タルク、セリサイト及びベントナイト等の補
強性充填剤、アスベスト、ガラス繊維、有機繊維等の繊
維質充填剤などを例示することができる。
【0029】これらの充填剤は、(A)成分100部
(重量部、以下同じ)に対して10〜300部、特に2
0〜200部の割合で配合されることが好適である。こ
の充填剤の配合量が10部未満の場合には、充分な補強
効果を得ることができず、また300部を超える割合で
配合された場合には、硬化物の機械的強度が低下すると
いう不都合を生じるおそれがある。
【0030】(C)成分の硬化剤としては、例えば有機
過酸化物及びケイ素原子に結合した水素原子を分子中に
少なくとも2個有するオルガノハイドロジェンポリシロ
キサンが挙げられる。
【0031】有機過酸化物としては、有機過酸化架橋に
使用される種々のものを使用することができ、例えばベ
ンゾイルパーオキサイド、2,4−ジクロロベンゾイル
パーオキサイド、4−モノクロルベンゾイルパーオキサ
イド、ジクミルパーオキサイド、tert−ブチルパー
ベンゾエート、tert−ブチルパーオキサイド、2,
5−ジメチル−2,5−ビス(tert−ブチルパーオ
キシ)ヘキサン、クミル−tert−ブチルパーオキサ
イド等の1種又は2種以上を組み合わせて使用すること
ができる。これらの有機過酸化物の配合量は、通常
(A)成分100部に対して0.2〜5部の範囲とする
ことが好適である。
【0032】また、本発明で用いるフロロシリコーンゴ
ム組成物においては、(A)成分のジオルガノポリシロ
キサンが脂肪族不飽和基を有するものであるときには、
硬化剤として上述したオルガノハイドロジェンポリシロ
キサンを使用することができる。即ち、この場合には、
ジオルガノポリシロキサン中の脂肪族不飽和基と、オル
ガノハイドロジェンポリシロキサン中のケイ素原子に結
合した水素原子との間で生ずる付加反応によって硬化物
が形成されるものである。
【0033】このようなオルガノハイドロジェンポリシ
ロキサンとしては、付加硬化型のシリコーンゴム組成物
に使用される種々のオルガノハイドロジェンポリシロキ
サンを使用することができるが、本発明においては特に
下記のものが好適に使用される。 (1)下記式(5)〜(7)で表されるオルガノハイド
ロジェンポリシロキサン、
【0034】
【化12】 上記式中、R2,R4,Rfは上述したものと同様の意味
を表し、s及びtは0以上の整数、uは2以上の整数で
ある。
【0035】(2)(CH32HSiO0.5単位とSi
2単位とからなる共重合体。
【0036】
【化13】
【0037】なお、これらのオルガノハイドロジェンポ
リシロキサンの25℃における粘度は、通常、1,00
0cSt以下であることが好ましい。
【0038】上述したオルガノハイドロジェンポリシロ
キサンは、一般にその≡SiH基の数が、(A)成分の
ジオルガノポリシロキサン中の脂肪族不飽和炭化水素基
1個に対して、少なくとも1個、特に1〜5個となるよ
うな割合で配合することが好適である。
【0039】また、本発明において、硬化剤としてオル
ガノハイドロジェンポリシロキサンを使用する場合、付
加反応触媒として白金族金属系触媒を併用することが好
ましい。この白金族金属系触媒としては、白金系、パラ
ジウム系及びロジウム系のものがあり、特に白金系のも
のが好適に用いられる。白金系触媒として具体的には、
白金黒、塩化白金酸、塩化白金酸とエチレン等のオレフ
ィン、アルコール、エーテル、アルデヒド、或いはビニ
ルシランもしくはビニルシロキサン等との錯体、アルミ
ナ、シリカ、アスベスト等の担体に白金粉末を担持させ
たもの等が例示される。
【0040】これらの白金族金属系触媒の配合量は、
(A)成分100部に対して、白金族金属換算で1〜5
00ppm、特に5〜20ppmの割合で使用すること
が好ましい。
【0041】本発明で用いるフロロシリコーンゴム組成
物においては、耐溶剤性を向上させるという本発明の目
的を損なわない範囲において、種々の配合剤を添加する
ことができる。例えば、ジフェニルシランジオール、低
重合度の分子鎖末端水酸基封鎖ジメチルポリシロキサ
ン、ヘキサメチルジシラザン等の分散剤、酸化第一鉄、
酸化第二鉄、酸化セリウム、オクチル酸鉄等の耐熱性向
上剤、顔料等の着色剤等を必要に応じて配合することが
できる。
【0042】一方、本発明において、ベルト本体に形成
される上記フルオロカーボンシロキサンゴム層を形成す
るフルオロカーボンシロキサンゴムは、主鎖にパーフル
オロアルキルエーテル基及び/又はパーフルオロアルキ
ル基を有するものが好ましい。また特に、このフルオロ
カーボンシロキサンゴム層としては、(D)下記一般式
(4)のフルオロカーボンシロキサンを主成分とするフ
ルオロカーボンポリマー、(E)1分子中に2個以上の
≡SiH基を含有し、上記フルオロカーボンシロキサン
ゴム組成物中の脂肪族不飽和基量に対して上記≡SiH
基の含有量が1〜4倍モル量であるオルガノポリシロキ
サン及び/又はフルオロカーボンシロキサン、(F)充
填剤、(G)有効量の触媒を含有するフルオロカーボン
シロキサンゴム組成物の硬化物であることが好ましい。
【0043】この場合、(D)成分のフルオロカーボン
ポリマーは、下記一般式(4)で示される繰り返し単位
を有するフルオロカーボンシロキサンを主成分とし、R
3で説明したような脂肪族不飽和基を有するものであ
る。この場合、脂肪族不飽和基は分子鎖末端にあること
が好ましく、例えばビニルジアルキルシリル基、ジビニ
ルアルキルシリル基、トリビニルシリル基を主鎖に有す
ることが好ましい。なお、この場合のアルキル基は炭素
数1〜8、特にメチル基が好ましい。
【0044】
【化14】
【0045】ここで、上記式(4)において、R10は非
置換又は置換の好ましくは炭素数1〜8の一価炭化水素
基であり、好ましくは炭素数1〜8のアルキル基又は炭
素数2〜3のアルケニル基であり、特にメチル基である
ことが好ましい。a,eはそれぞれ0又は1、b,dは
それぞれ1〜4の整数、cは0〜8の整数である。ま
た、xは1以上の整数、好ましくは10〜30である。
【0046】このような(D)成分としては、下記式
(9)で示すものを挙げることができる。
【0047】
【化15】
【0048】(E)成分は、1分子中に2個以上の≡S
iH基を含有し、この≡SiH基がフルオロカーボンシ
ロキサン組成物中の脂肪族不飽和基量の1〜4倍モル量
であるオルガノポリシロキサン及び/又はフルオロカー
ボンである。
【0049】ここで、≡SiH基を有するオルガノポリ
シロキサンとしては、(C)成分で説明したオルガノハ
イドロシェンポリシロキサンと同様のものを挙げること
ができる。
【0050】また、≡SiH基を有するフルオロカーボ
ンとしては、上記式(4)の単位又は式(4)において
10がジアルキルハイドロジェンシロキシ基であり、か
つ末端がジアルキルハイドロジェンシロキシ又はシリル
基等のSiH基であるものが好ましく、下記式(10)
で示すものを挙げることができる。
【0051】
【化16】
【0052】(F)成分の触媒としては、付加反応用触
媒として公知とされている塩化白金酸、アルコール変性
塩化白金酸、塩化白金酸とオレフィンとの錯体、白金黒
又はパラジウムをアルミナ、シリカ、カーボンなどの担
体に担持したもの、ロジウムとオレフィンとの錯体、ク
ロロトリス(トリフェニルフォスフィン)ロジウム(ウ
ィルキンソン触媒)、ロジウム(III)アセチルアセ
トネートなどのような周期律表第VIII族元素又はそ
の化合物が例示されるが、これらの錯体はアルコール
系、エーテル系、炭化水素などの溶剤に溶解して用いる
ことが好ましい。
【0053】(G)成分の充填剤としては、上記(B)
成分と同様のものを同様の配合量で用いることができ
る。
【0054】本発明の定着用ベルトは、耐熱性樹脂製及
び金属製のチューブ状ベルト本体の外表面を上記フロロ
シリコーンゴム組成物又は上記フルオロカーボンシロキ
サンゴム組成物で被覆し、加熱硬化することによって得
られるが、必要に応じてm−キシレンヘキサフロライ
ド、ベンゾトリフロライド等の溶剤で希釈して塗工液と
し、スプレーコート、ディップコート及びナイフコート
等の一般的なコーティング法によって塗布することがで
きる。また、加熱硬化の温度、時間は適宜選定すること
ができ、通常温度100〜500℃、時間5秒〜5時間
の範囲でチューブ本体の種類及び製造方法などに応じて
選択される。
【0055】ベルト本体の外表面に形成するゴム層の厚
さは特に限定されるものではないが、画像の良好な定着
性を得るために20〜500μm、特に40〜200μ
mとすることが好ましい。
【0056】
【実施例】以下、実施例及び比較例を示し、本発明を具
体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限される
ものではない。
【0057】[実施例1]下記式(11)で示されるフ
ロロシリコーンオイル100部、下記式(12)で示さ
れる硬化剤1.4部、触媒として塩化白金酸の2重量%
アルコール溶液0.5部、補強剤としてトリメチルシロ
キシ基で処理された煙霧質シリカフィラー15部、耐熱
向上剤として二酸化セリウムを混合し、側鎖にパーフル
オロアルキルエーテル基を有するフロロシリコーンゴム
組成物Iを得た。
【0058】
【化17】
【0059】次に、軸方向の長さが300mm、内径が
200mm、厚さ0.05mmのニッケル製のチューブ
状定着ベルト本体の外表面をメチルアルコールで洗浄し
た後、プライマーとしてテトラブチルチタネートポリマ
ー(TBT−1000(B−10)、日本曹達(株)社
製)の5重量%4メチル−2−ペンタノン溶液を塗布
し、30分間風乾した。次いで、ベルトの外表面に組成
物Iの10重量%m−キシレンヘキサフロライド溶液を
スプレーコート法により塗布し、30分間風乾した後、
150℃で1時間加熱硬化させた。これによってニッケ
ル製ベルトの外表面に組成物Iが厚さ0.10mmで良
好に接着塗布された定着用ベルトが得られた。
【0060】得られた定着用ベルトについてトナー離型
性試験を行った。即ち、図1に示すようにPPC用紙
(リコー製、タイプ6200)1の上に約100μmの
厚さのトナー層2を設け、一部を切り取った定着用ベル
ト3(4はゴム層、5はベルト本体)をトナーを載せた
紙の上に置き、加熱加圧装置(ヒートシールテスター・
7P−701−B、テスター産業(株)製)6を用い、
温度180〜200℃、圧力2.0〜4.0kg/cm
2 で1秒間加熱加圧し、定着用ベルトと紙との剥離状態
を観察することによって行った。その結果、組成物Iを
塗布した定着用ベルトは紙からの剥離が良好であり、ベ
ルトへのトナーの付着はみられなかった。
【0061】また、耐シリコーンオイルの試験は、試験
用油としてシリコーンオイル(KF−96(100cS
t)、信越化学工業(株)製)を用い、200℃、72
時間の条件で加硫ゴム物理試験法(JISK−630
1)に準拠した浸漬試験を行った。この結果、組成物I
の耐シリコーンオイルの重量増加率は1.8%、体積増
加率は2.3%であり、オイル膨潤は小さかった。
【0062】上記結果から、この定着用ベルトは優れた
トナー離型性と耐シリコーンオイル性を示し、定着用ベ
ルトとして極めて有用であることが確認された。
【0063】[実施例2]下記式(13)で示されるフ
ロロシリコーンオイル100部、下記式(14)で示さ
れる硬化剤1.20部、触媒として塩化白金酸の2.0
重量%アルコール溶液0.2部、補強剤としてトリメチ
ルシロキシ基で処理された煙霧質シリカフィラー12
部、耐熱向上剤として二酸化セリウムを混合し、側鎖に
パーフルオロアルキル基を有するフロロシリコーンゴム
組成物IIを得た。
【0064】
【化18】
【0065】この組成物IIについて実施例1と同様の
方法でプライマー処理を行い、組成物IIの10重量%
m−キシレンヘキサフロライド溶液をスプレーコート法
により塗布し、30分間風乾した後、150℃で1時間
加熱硬化させた。これによってニッケル製ベルトの外表
面に組成物IIが厚さ0.10mmで良好に接着塗布さ
れた定着用ベルトが得られた。
【0066】一方、実施例1と同様の方法でトナー離型
性の試験を行った結果、この定着用ベルトは紙からの剥
離が良好であり、ベルトへのトナーの定着はみられなか
った。
【0067】次に、実施例1と同様の方法で組成物II
の耐シリコーンオイル性の試験を行った結果、重量増加
率は2.7%、体積増加率は3.0%であり、オイル膨
潤は小さかった。
【0068】上記結果より、この定着用ベルトは優れた
トナー離型性と耐シリコーンオイル性を示し、定着用ベ
ルトとして極めて有用であることが確認された。
【0069】[実施例3]下記式(15)で示されるフ
ルオロカーボンシロキサン100部、下記式(16)で
示される硬化剤3.87部、触媒としてトリス(トリフ
ェニルホスフィン)ロジウム(I)クロライドの1重量
%トルエン溶液1.0部、補強剤としてトリメチルシロ
キシ基で処理された煙霧質シリカフィラー12部を混合
し、フルオロカーボンシロキサンゴム組成物IIIを得
た。
【0070】
【化19】
【0071】この組成物IIIついて実施例1と同様の
方法でプライマー処理を行い、組成物IIIのベンゾト
リフロライドの20重量%溶液をディップ法により塗布
し、30分間風乾した後、150℃で1時間加熱硬化さ
せた。
【0072】これによってニッケル製のベルトの外表面
に組成物IIIが厚さ0.05mmで良好に接着塗布さ
れた定着用ベルトが得られた。
【0073】一方、実施例1と同様の方法でトナー離型
性の試験を行った結果、この定着用ベルトは紙からの剥
離が良好であり、ベルトへのトナーの定着はみられなか
った。
【0074】次に、実施例1と同様の方法で組成物II
Iの耐シリコーンオイル性の試験を行った結果、重量増
加率は2.8%、体積増加率は3.2%であり、オイル
膨潤は小さかった。
【0075】上記結果より、この定着用ベルトは優れた
トナー離型性と耐シリコーンオイル性を示し、定着用ベ
ルトとして極めて有用であることが確認された。
【0076】[比較例1]下記式(17)で示される粘
度10,000cStのシリコーンオイル100部、下
記式(18)で示される粘度12cStの硬化剤1.4
部、触媒として塩化白金酸の2重量%アルコール溶液
0.4部、補強剤としてトリメチルシロキシ基で処理さ
れた煙霧質シリカフィラー20部を混合し、シリコーン
ゴム組成物IVを得た。
【0077】
【化20】
【0078】次に、実施例1と同様の方法でベルト本体
にプライマー処理を行い、この組成物IVの15重量%
ヘプタン溶液をディップ法により塗布し、30分間風乾
した後、150℃で1時間加熱硬化させた。これによっ
てニッケル製ベルト本体の外表面に組成物IVが厚さ
0.08mmで良好に接着塗布された定着用ベルトが得
られた。
【0079】得られた定着用ベルトについて、実施例1
と同様の方法でトナー離型性の試験を行った結果、この
定着用ベルトは紙からの剥離が良好であり、ベルトへの
トナーの付着はみられなかった。しかし、実施例1と同
様の方法で耐シリコーンオイル性の試験を行った結果、
重量増加率は19.3%、体積増加率は27.3%であ
り、オイル膨潤は非常に大きかった。
【0080】
【発明の効果】本発明の定着用ベルトは、シリコーンゴ
ムと同等以上のトナー離型性を示し、シリコーンオイル
による膨潤が小さく、高画質の画像を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例及び比較例におけるトナー離型
性試験を説明するための説明図である。
【符号の説明】
1 PPC用紙 2 トナー層 3 定着用ベルト 4 ゴム層 5 ベルト本体 6 加熱加圧装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 武井 博 群馬県碓氷郡松井田町大字人見1番地10 信越化学工業株式会社シリコーン電子材料 技術研究所内 (72)発明者 橋本 毅 群馬県碓氷郡松井田町大字人見1番地10 信越化学工業株式会社シリコーン電子材料 技術研究所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チューブ状のベルト本体の外表面に、フ
    ロロシリコーンゴム又はフルオロカーボンシロキサンゴ
    ム層を形成してなることを特徴とする定着用ベルト。
  2. 【請求項2】 上記フロロシリコーンゴムが側鎖にパー
    フルオロアルキルエーテル基又はパーフルオロアルキル
    基を有することを特徴とする請求項1記載の定着用ベル
    ト。
  3. 【請求項3】 上記フロロシリコーンゴムが下記(A)
    〜(C)成分を含有するフロロシリコーンゴム組成物の
    硬化物であることを特徴とする請求項2記載の定着用ベ
    ルト。 (A)下記一般式(1)で表されるジオルガノポリシロ
    キサン、 【化1】 〔(式中、R1及びR2は脂肪族不飽和結合を有しない非
    置換又は置換の一価炭化水素基であり、R1及びR2は互
    いに同一の基であっても異なる基であってもよい。R3
    は一価の脂肪族不飽和炭化水素基であり、R4は脂肪族
    不飽和結合を有しない二価の炭化水素基又は下記一般式
    (2) −R5−O−R6− …(2) (式中、R5及びR6は、それぞれ脂肪族不飽和結合を有
    しない二価の炭化水素基である。)で表される基、Rf
    はパーフルオロアルキル基又はパーフルオロアルキルエ
    ーテル基、Xは水素原子又は下記一般式(3) 【化2】 (式中、R7,R8及びR9は、それぞれ非置換又は置換
    の一価炭化水素基であり、これらは互いに同一でも異な
    っていてもよい。)で表される基、k及びmは1以上の
    整数であり、nは0以上の整数である。)〕(B)充填
    剤、(C)硬化剤。
  4. 【請求項4】 上記フルオロカーボンシロキサンゴムが
    主鎖にパーフルオロアルキルエーテル基及び/又はパー
    フルオロアルキル基を有することを特徴とする請求項1
    記載の定着用ベルト。
  5. 【請求項5】 上記フルオロカーボンシロキサンゴムが
    下記(D)〜(G)成分を含有するフルオロカーボンシ
    ロキサンゴム組成物の硬化物であることを特徴とする請
    求項1記載の定着ベルト。(D)下記一般式(4)で示
    される繰り返し単位を有するフルオロカーボンシロキサ
    ンを主成分とし、脂肪族不飽和基を有するフルオロカー
    ボンポリマー、 【化3】 (式中、R10は、非置換又は置換の一価炭化水素基、x
    は1以上の整数、a,eはそれぞれ0又は1、b,dは
    それぞれ1〜4の整数、cは0〜8の整数である。)
    (E)1分子中に2個以上の≡SiH基を含有し、上記
    フルオロカーボンシロキサンゴム組成物中の脂肪族不飽
    和基量に対して上記≡SiH基の含有量が1〜4倍モル
    量であるオルガノポリシロキサン及び/又はフルオロカ
    ーボンシロキサン、(F)充填剤、(G)有効量の触
    媒。
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