JPH06250530A - 現像方法 - Google Patents

現像方法

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Publication number
JPH06250530A
JPH06250530A JP5062660A JP6266093A JPH06250530A JP H06250530 A JPH06250530 A JP H06250530A JP 5062660 A JP5062660 A JP 5062660A JP 6266093 A JP6266093 A JP 6266093A JP H06250530 A JPH06250530 A JP H06250530A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developing roller
photoreceptor drum
developing
photosensitive drum
magnetic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5062660A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Noguchi
浩司 野口
Masumi Asanae
益実 朝苗
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Metals Ltd filed Critical Hitachi Metals Ltd
Priority to JP5062660A priority Critical patent/JPH06250530A/ja
Publication of JPH06250530A publication Critical patent/JPH06250530A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 厳しいギャップ精度を必要とせず、安価でか
つ鮮明な画質の得られるスリーブレスの現像方法を提供
する。 【構成】 感光体ドラム1の表面に形成された感光層8
の内側に弾性層7を設けると共に、この感光体ドラム1
を現像ローラー2に接触させて配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁性現像剤である一成
分系磁性トナーを現像領域へ搬送せしめるための現像方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、感光体ドラムに形成された静
電潜像に磁性現像剤である一成分系の磁性トナーを供給
して現像せしめる現像装置が知られている。このような
現像装置では、磁石体を備える現像剤搬送部材上に磁性
現像剤を磁力により保持し、現像剤搬送部材を回転させ
ることにより磁性現像剤を現像領域に搬送して現像を行
っている。従来の現像剤搬送部材としては、非磁性金属
材料で形成されたスリーブの内部に、複数個の磁極を有
するマグネット部材を配置して構成するものや、スリー
ブを用いないマグネット部材により構成するもの(例え
ば、特開昭63−223675号)などが知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の現像装置で
は、現像剤搬送部材は感光体ドラムに近接配置され、両
者の間には所定のギャップ(例えば、0.1mm程度)
が設けられているが、このギャップの調整にはかなり厳
しい精度が要求される。特に、磁性現像剤として一成分
系磁性トナーを用いる場合には、現像剤搬送部材である
現像ローラには、1/100〜3/100mm程度のフ
レ精度が必要である。さらに、感光ドラムと現像搬送部
材との間にギャップが存在すると、磁性トナーのたまり
の状態によって、画像に尾引きや、前引きが発生しやす
くなり画質が低下してしまう。また、磁性現像剤中に、
磁性トナーより大きな異物が混入すると感光ドラム表面
の感光体に傷がついてしまう。特に、スリーブを有する
タイプの現像ローラーでは、スリーブが非磁性金属材料
(SUS,Al合金等)で形成されているため、ギャッ
プ幅よりもサイズの大きい異物が混入すると、スリーブ
よりも弱い材質で形成されている感光体が傷ついてしま
うのである。さらに、スリーブを有するタイプの現像ロ
ーラーは、スリーブを設ける分、コストが高くなってし
まう。また、上記フレ精度との関係でも、現像ローラー
のコストは高くなる。
【0004】そこで、本発明は、前記従来技術の問題点
に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、厳
しいギャップ精度を必要とせず、安価でかつ鮮明な画質
の得られるスリーブレスの現像ロールを用いる現像方法
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、感光層を有する感光体ドラムの表面に
静電荷像を形成し、磁性現像剤を現像ローラーの表面に
保持させて現像ローラーを回転させることにより、磁性
現像剤を現像領域に搬送させる現像方法において、上記
感光体ドラムの表面に形成された感光層の内側に弾性層
を設けると共に、この感光体ドラムを上記現像ローラー
に接触させる。
【0006】
【作用】上記本発明では、感光体ドラムの内側に弾性層
を設けたので、この感光体ドラムを現像ローラーに接触
させて配置できる。というのは、感光体ドラムと現像ロ
ーラーとを接触させても、弾性層が現像ローラーのフレ
を吸収してくれるからである。従って、感光体ドラムと
現像ローラーとの間に予めギャップを設ける必要がなく
なり、ギャップ精度の微調整も不要となる。さらに、こ
のギャップがなくなると、画像の尾引きや、前引きが発
生しなくなり、鮮明な画像を得ることが可能になる。と
いうのは、従来では、画像の尾引きや前引きは、主に、
ギャップでの磁性トナーのたまり状態が原因となって生
じていたからである。さらに、磁性現像剤中に、磁性ト
ナーより大きな異物が混入したとしても、弾性層がこの
異物による影響を吸収してくれるので、感光体ドラム表
面の感光層が傷つけられてしまうことはない。従来で
は、予め設けられたギャップよりも大きな異物が混入し
た場合には、比較的弱い材質で形成されている感光層が
傷ついてしまっていた。さらに、現像ローラーにスリー
ブを設けておらず、フレ精度も考慮する必要がないの
で、現像ローラーのコストが安価になる。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を図1により説明する。感光
体ドラム1は、矢印A方向に回転し、その表面には、帯
電及び露光により静電荷像(図示せず)が形成される。
この感光体ドラム1と対向して、表面に複数個の磁極を
有する現像ローラー2が回転自在に配置され、感光体ド
ラム1と現像ローラー2との間に現像領域Cが形成され
る。この際、現像剤搬送部材である現像ローラー2は、
感光体ドラム1に接触した状態で配置されている。現像
ローラー2の搬送スピードは、画質を考慮すると、感光
体ドラム1の搬送スピードの1〜3倍程度にするのが好
ましい。
【0008】感光体ドラム1は、アルミニウム合金製管
6の表面に導電性のゴム層7を設け、更に、その上に感
光層8(有機感光体で形成)を形成したものである。こ
のように、感光体ドラム1にゴム層7を設けたのは、感
光体ドラム1を現像ローラー2に接触可能にすると共
に、現像ローラー2のフレを吸収するためである。ここ
で、単純に、ゴム層7を設けないで感光体ドラム1を現
像ローラー2に接触させてしまうと、比較的軟らかい材
質で形成されている感光体ドラム1表面の感光層8が、
比較的硬い材質の現像ローラー2(マグネット部材)に
よって傷つけられてしまう。これを防止するためにも、
感光体ドラム1にゴム層7を設ける必要がある。この
際、現像ローラー2の表面硬度を、感光体ドラム1表面
の感光層8よりも軟かくしておくことが好ましい。ま
た、現像ローラー2の材質は、焼結磁石、プラスチック
磁石などの比較的硬いもの、あるいは、ゴムローラー等
の比較的軟かいもののどちらでもよい。
【0009】磁性現像剤3は、一成分系磁性トナーであ
り、現像剤槽4に収容されている。現像剤槽4の出口に
は、ブレード部材5(金属又はウレタンなどで形成)が
現像ローラー2の表面に圧接した状態で配置されてい
る。そして、現像ローラー2上の磁性現像剤3は、この
ブレード部材5によって厚みが規制されると共に摩擦帯
電されて現像領域Cに搬送される。現像ローラー2の表
面に磁力により吸着された磁性現像剤3は、現像ローラ
ー2を適当な駆動手段(図示せず)により矢印B方向に
回転させることにより、それと同方向に搬送される。そ
して、ブレード部材5により厚さが規制されて帯電した
磁性現像剤3が現像領域Cに至ると、そこで形成された
磁気ブラシが感光体ドラム1の表面を摺擦して静電荷像
の現像が行われる。ここで、磁性トナーが現像領域Cに
搬送されて現像を行っている間には、ブレード部材5に
よって極めて薄く規制された磁性トナー層が、感光体ド
ラム1と現像ローラー2との間に介在する。
【0010】次に、本発明を実験例に基づいて説明す
る。まず、スチレン−n- ブチルメタクリレート共重合
体(Mw=21×104 ,Mn=1.6×104 )を5
5重量部(wt%)、マグネタイト(戸田工業社製EP
T−500)を40重量部、ポリプロピレン(三洋化成
社製ビスコール550P)を3重量部、荷電制御剤(オ
リエント化学社製オイルブラックBY)を2重量部、そ
れぞれ混練して粉砕し、次いで分級し、疎水性シリカ
(日本アエロジル社製アエロジルR972)を外添
(0.5重量部)して、体積平均粒径9.5μm、比抵
抗1014Ω・cm、ブローオフ摩擦帯電量(TEC)−
18μc/gの磁性トナーを得た。
【0011】トナーの平均粒径(体積)は、粒度分析計
(コールターエレクトロニクス社製、コールターカウン
ターモデルTA−II )により測定した。また、摩擦帯
電量は、ブローオフ摩擦帯電量測定器(東芝ケミカル社
製 TB−200型)により、標準キャリア(日立金属
製 KBN−100)とトナーとを混合(トナー濃度5
重量%)して測定した。トナーの体積固有抵抗は、内径
3.05mmのテフロン(商品名)製シリンダー中に試
料を数10mg充填し、0.1kgの荷重下DC4KV
/cmの電場で測定した。
【0012】上記磁性トナーを使用して、次の条件で画
像を作成した。感光体ドラム1として、OPCドラム
(外径30mm)を使用し、これを60mm/secの
周速で回転させた。この感光ドラム1を、アルミニウム
合金パイプ6と導電ゴム層7(厚さ:2mm,比抵抗:
8×108 Ω・cm)とOPC層8とで形成した。一
方、現像ローラー2は、外径20mmのナイロン系プラ
スチック磁石であり、着磁極数は35極で、表面磁束密
度は150Gである。そして、この現像ローラー2を1
20mm/secの速度で回転させた。ここで、現像ギ
ャップ(感光体ドラム1と現像ローラー2とのギャッ
プ)は、ほぼ零である。つまり、現像ローラー2は感光
体ドラム1にほぼ接触した状態で配置されている。
【0013】そして、感光体ドラム1の表面電位を−6
50Vとして、現像ローラー2に−530Vの直流バイ
アス電圧を印加し反転現像を行った。次に、現像して得
られたトナー像を普通紙にコロナ転写し、次いで加熱ロ
ーラ定着(定着温度160℃、定着圧力0.8kg/c
m)を行った。この結果、画像濃度が1.40、カブリ
無し、尾引き無しの画像が得られた。このように、ゴム
層7を有する感光体ドラム1を使用して、感光体ドラム
1に現像ローラー2を接触させた状態で現像を行うこと
により、初期〜5万枚まで安定した画像が得られること
が確認できた。一方、ゴム層を有さない感光体ドラムを
を使用して、感光体ドラムと現像ローラーとの間にギャ
ップ(0.1〜0.2mm)を持たせた状態で現像を行
った場合には、尾引きのある画質の悪い画像が得られ
た。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、感光体ドラムを現像ロ
ーラーに接触させて配置できるので、感光体ドラムと現
像ローラーとの間に予めギャップを設ける必要がなく
り、ギャップ精度の微調整も不要となる。さらに、画像
の尾引きや、前引きが発生しなくなり、鮮明な画像を得
ることができる。さらに、磁性現像剤中に、磁性トナー
より大きな異物が混入したとしても、弾性層がこの異物
による影響を吸収してくれるので、感光体ドラム表面の
感光層が傷つくのを防止できる。さらに、スリーブを設
けていないので、現像ローラーのコストを安価にするこ
とができる。このように、厳しいギャップ精度を必要と
せず、安価でかつ鮮明な画質の得られるスリーブレスの
現像方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施するための電子写真装置の一例を
示す図である。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 2 現像ローラー 3 磁性現像剤 4 現像剤槽 5 ブレード部材 7 ゴム層 8 感光層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光層を有する感光体ドラムの表面に静
    電荷像を形成し、磁性現像剤を現像ローラーの表面に保
    持させて現像ローラーを回転させることにより、磁性現
    像剤を現像領域に搬送させる現像方法において、上記感
    光体ドラムの表面に形成された感光層の内側に弾性層を
    設けると共に、この感光体ドラムを上記現像ローラーに
    接触させることを特徴とする現像方法。
JP5062660A 1993-02-26 1993-02-26 現像方法 Pending JPH06250530A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5062660A JPH06250530A (ja) 1993-02-26 1993-02-26 現像方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5062660A JPH06250530A (ja) 1993-02-26 1993-02-26 現像方法

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JPH06250530A true JPH06250530A (ja) 1994-09-09

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ID=13206684

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5062660A Pending JPH06250530A (ja) 1993-02-26 1993-02-26 現像方法

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