JPH0624961B2 - 次亜塩素酸カルシウム組成物 - Google Patents

次亜塩素酸カルシウム組成物

Info

Publication number
JPH0624961B2
JPH0624961B2 JP1503378A JP50337889A JPH0624961B2 JP H0624961 B2 JPH0624961 B2 JP H0624961B2 JP 1503378 A JP1503378 A JP 1503378A JP 50337889 A JP50337889 A JP 50337889A JP H0624961 B2 JPH0624961 B2 JP H0624961B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
calcium hypochlorite
article
granular
granular calcium
polytetrafluoroethylene
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1503378A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03500285A (ja
Inventor
ジョンソン、ハーラン・ビー
ワイドリッチ、チャールズ・アール
アレン、アーニー・エル
ハウエル・ピーター・ピー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
PPG Industries Inc
Original Assignee
PPG Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by PPG Industries Inc filed Critical PPG Industries Inc
Publication of JPH03500285A publication Critical patent/JPH03500285A/ja
Publication of JPH0624961B2 publication Critical patent/JPH0624961B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B11/00Oxides or oxyacids of halogens; Salts thereof
    • C01B11/04Hypochlorous acid
    • C01B11/06Hypochlorites
    • C01B11/068Stabilisation by additives other than oxides, hydroxides, carbonates of alkali or alkaline-earth metals; Coating of particles; Shaping; Granulation

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Geology (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の記述 本発明は、次亜塩素酸カルシウム組成物に関する。より
詳しくは、本発明は粒状次亜塩素酸カルシウム組成物
と、その組成物より製造される固体物品(例えば錠剤)に
関する。更に詳しくは、本発明は微粉砕次亜塩素酸カル
シウム粉末含有粒状次亜塩素酸カルシウムの圧縮性(com
pactibility)の改善に関する。
次亜塩素酸カルシウムは、手に入る塩素化合物の市場の
うち主要部を占める。これは、次亜塩素酸カルシウム
が、酸化性物質と接触すると、全ての有効塩素を直ちに
放出することで知られる最も廉価で最も安定な固体組成
物であるからである。有効塩素を少なくとも65重量%
含有する次亜塩素酸カルシウム組成物は、長年市場で販
売される。そしてこれは、主に市販の漂白剤及び消毒剤
に用いられる。特に、スイミングプールの水のような水
供給物の滅菌及び消毒をするのに使われる。水の滅菌及
び消毒をするに際し、次亜塩素酸カルシウムの固体成形
品(例えば錠剤)は、有効塩素源を長期間連続的に供給す
ることが出来る。
従来、住宅向きのスイミングプールの水処理では、所望
レベル以上の有効塩素量(例えば、1〜数ppmの塩素)を
保つのに十分な量の粒状次亜塩素酸カルシウムが、プー
ルの水に定期的に直接ばらまかれる。別の方法では、ス
イミングプールのまわりに配置した網じゃくし又は溶解
用かごに次亜塩素酸カルシウムの錠剤を入れ、プールの
水と固体次亜塩素酸カルシウムとが連続的に接触され
る。スイミングプールの水処理の更に別法としては、粒
状の若しくは錠剤の次亜塩素酸カルシウムを分散装置
(この装置内で次亜塩素酸カルシウムは、処理されるべ
き水と接触する。)に加え、それによって次亜塩素酸カ
ルシウムの溶解が制御され、所望濃度の有効塩素を有す
る水溶液がつくられる。この濃縮溶液を、その後、プー
ルの水全体に加え、プール中の有効塩素が所望レベルに
される。
次亜塩素酸カルシウムを水に室温で加えた時、これは素
早く溶解する。それ故、水(例えばスイミングプールの
水)の処理ではスイミングプール中の有効塩素を、滅菌
量又は消毒量にほぼ毎日維持せねばならない。比較的一
定の有効塩素源を長期間(例えば4〜6若しくは7日)放
出する次亜塩素酸カルシウム源は、次亜塩素酸カルシウ
ムの消費者及び最終ユーザーにとっては非常に望ましい
ものである。
滅菌を要する水性媒体(例えばスイミングプール)の表面
にばらまかれ、ポリフッ化ポリマーを含有する粒状次亜
塩素酸カルシウムが、そのような方法で加えられる間、
水の明澄度を改善する事を、今回見出した。又、粒状次
亜塩素酸カルシウムと微粉砕ポリフッ化ポリマーとの混
合物は、圧縮して物品に成形することが出来、この物品
は、水と接触させて置いた場合、ポリフッ化ポリマー
(又は他のバインダー)を含まない次亜塩素酸カルシウム
から成る物品よりも、遅く溶解する事を見出した。粒状
次亜塩素酸カルシウム(及び圧縮混合物)中のポリフッ化
ポリマーの存在量は、次亜塩素酸カルシウムに対し、約
0.001〜約1.0重量%(例えば約0.01〜約
0.5重量%)で変えてもよい。
又、粒状次亜塩素酸カルシウムと微粉砕次亜塩素酸カル
シウム粉末(即ち、約10ミクロン以下のサイズの物質)
との混合物は、この混合物中に少量のポリフッ化ポリマ
ーが存在すれば、圧縮できる事を見出した。更に、微粉
砕次亜塩素酸カルシウムは、ポリフッ化ポリマーの少量
(例えば0.001〜1.0重量%)とブレンドすれば、
例えばスクリューフィーダーにより、もっと容易に搬送
できることを見出した。
図面の簡単な記述 本発明の特定の態様及び有利性を、添付の図を用い、よ
り詳しく以下に述べる。尚、この図はポリフッ化ポリマ
ー含有粒状次亜塩素酸カルシウム組成物の調製法に於け
る工程ステップのフローダイアグラムを表わす。
発明の詳細な記述 粒状次亜塩素酸カルシウムは、市販品として入手可能な
物質である。これは、粗原料:石灰、アルカリ(例えば
水酸化ナトリウム)、及び塩素から種々の方法で調製さ
れる。例えば、米国特許第4,390,512号を参照
せよ。粒状次亜塩素酸カルシウムの調製法の殆んどは、
水性母液中に懸濁した中性次亜塩素酸カルシウム粒子の
生成物流(product stream)に最終的になる。この粒状次
亜塩素酸カルシウムを母液から分離し、乾燥し、顆粒に
して、市場で売られるコマーシャルグレードのものにす
る。
典型的な分離回収スキームに於いて、及び図に関し、製
造工程でつくられた粒状次亜塩素酸カルシウム結晶の水
性スラリーを、フローライン(1)によりフィルター(1
0)のような液−固分離手段まで送る。水性母液を、次
亜塩素酸カルシウム結晶から分離し、フローライン(2)
により製造工程にまで送り、リサイクルする。湿潤フィ
ルターケーキを、フィルター(10)よりフローライン
(3)により乾燥手段(12)まで送る。次亜塩素酸カルシ
ウムを用いるのに適したあらゆる適当な乾燥手段(例え
ば、流動床ドライヤー、トレードライヤー、真空ドライ
ヤー、ターボドライヤー、スプレードライヤー、フラッ
シュドライヤー等)が、フィルターケーキ中に存在する
実質的に全ての水分を除去するために使用され得る。熱
風をドライヤー(12)にフローライン(5)により導入し
てもよい。生成物温度を約60゜F(15.6℃)〜約1
80゜F(82℃)に維持しつつ、熱風により湿質ケーキ
を乾燥する。幾分かの水分(例えば、次亜塩素酸カルシ
ウム粒子に対し約4〜約10重量%、特に約5〜9重量
%)が生成物中に残存するが、生成物はさらさらした実
質的に乾燥した粒状物質となる。
乾燥粒状次亜塩素酸カルシウムを、あらゆる適当な固体
収集手段により回収する。乾燥操作の結果、乾燥粒子の
気体サスペンジョンとなった場合は、粒状次亜塩素酸カ
ルシウムを、例えば、多段階サイクロンコレクター(2
8)のようなあらゆる適当な固−気分離手段により懸濁
気体から分離する。そして、収集ビン(14)までフロー
ライン(27)を経由して送る。サイクロンコレクター
(28)から放出された懸濁気体及び保持固体を、あやる
ゆ残留ダストを除去するためにダスト収集手段(30)
(例えば、バッグハウス(baghouse))に通し、更に有害ガ
ス(例えば塩素)を除去するために湿潤スクラバー(これ
は図示していない。)(例えば、苛性アルカリスクラバ
ー)に通す。図示するように、乾燥粒状次亜塩素酸カル
シウムを、フローライン(9)により気体サスペンジョン
としてサイクロン(28)まで送る。サイクロン(28)
で、懸濁気体を固体次亜塩素酸カルシウムから分離す
る。この固体生成物を、収集ビン(14)までフローライ
ン(27)により送る。
固−気分離手段(例えばサイクロン)に送られた乾燥粒状
次亜塩素酸カルシウムの少量、即ち約20%以下(例え
ば、約10%以下)のものは、微粉砕粉末(即ち微細なダ
スト)であり、そこでは回収されない。平均粒径サイズ
が約10ミクロン以下のこの粉塵性物質を、フローライ
ン(29)でダスト収集手段(30)(例えば、バッグハウ
ス)まで懸濁ガスにより運ぶ。ここで、粉塵性物質が捕
獲する。大気中に懸濁ガス(例えば、空気)を放出する前
に、有害ガスを除去するために懸濁ガスをフローライン
(34)により水性スクラバー(図示せず)に送る。バッグ
ハウス(30)で収集されたダストを、フローライン(3
2)により収集ビン(14)まで送る。
ダスト収集手段(30)で収集されたこの微粉砕次亜塩素
酸カルシウム粉末は、その粉塵性のために操作が困難で
ある。更にこれは、例えばロール圧縮機で容易に圧縮す
ることが出来ない。この微粉砕粉末と共に、粒状ポリフ
ッ化ポリマーを約0.001〜約1.0重量%(例え
ば、約0.001〜約0.1重量%)加えることによ
り、この粉末は従来の搬送装置(例えば、スクリューコ
ンベヤー)でもっと容易に運ばれる。更に、微粉砕次亜
塩素酸カルシウム粉末の少量、即ち1%以上(例えば、
1〜10%)と、固−気分離手段(28)(例えば、サイク
ロン(28))から放出された粒状次亜塩素酸カルシウム
生成物とをブレンドした場合、ブレンド生成物は、例え
ばロール圧縮機(16)で圧縮するのがもっと困難なもの
となる。しかし、このようなブレンド生成物に粒状ポリ
フッ化ポリマーを含ませると、容易に圧縮し得る物質と
なる。
分離手段(28)から収集ビン(14)に送られた乾燥粒状
次亜塩素酸カルシウムは通常、消費者が使用するには不
適当なサイズの物質である。従って、これを通常、例え
ばフローライン(13)によってロール圧縮機(16)に送
り、ここで次亜塩素酸カルシウムのリボン(15)に成形
する。このリボンを、グラニュレータ(18)に送り、こ
こでリボンを粒状生成物に粉砕する。ロール圧縮機(1
6)とグラニュレータ(18)は、1つの装置内にあって
よく、それにより圧縮工程と粉砕工程が連続的に、しか
し1つのユニット内で行なわれ得る。
生成粒状物を、フローライン(21)により篩機(20)
(例えば、振動篩機)まで送る。この篩機は一連の篩を含
む。一般に粒状生成物を、過大サイズのフラクション、
製品フラクション、及び望ましくないフラクション(即
ち粉体)に分ける。過大サイズのフラクションは、サイ
ズを更に小さくするためにフローライン(23)を経由し
てグラニュレータ(18)に送られてリサイクルする。第
2の別のグラニュレーターも使用してよい。望ましくな
いフラクションは、フローライン(26)を経由して収集
ビン(14)まで送られてリサイクルする。製品フラクシ
ョンを、梱包するためにフローライン(24)により搬送
する。
本発明に従って、微粉砕次亜塩素酸カルシウム粉末の搬
送性と、微粉砕次亜塩素酸カルシウム粉末と粒状次亜塩
素酸カルシウムとの混合物の、例えば圧縮工程に於ける
圧縮性とを高めるに十分な量の微粉砕粒状ポリフッ化ポ
リマーを、次亜塩素酸カルシウムと混合する。典型的に
は、粉末状次亜塩素酸カルシウム物質約5〜約20部
(例えば、約10部)を、粒状次亜塩素酸カルシウム95
〜80部(例えば、90部)とブレンドする。前述の利点
を達成するには、少量のポリフッ化添加剤を必要とする
だけである。言及の容易さのために、本明細書に於いて
はそのような量「圧縮エード(compaction aid)」(C.A.)と
して有用な量と呼ぶ。典型的には、ポリフッ化ポリマー
は次亜塩素酸カルシウムに対し約0.001〜約1.0
重量%の量で加えられる。好ましくは、ポリフッ化ポリ
マー約0.01〜約0.1若しくは0.5重量%が、次
亜塩素酸カルシウムと混合される。前述の圧縮エードの
使用による更なる利点は以下のことである。即ち、サイ
ズ拡大手段により固体物品(例えば、錠剤)に成形され、
ポリフッ化ポリマー含有の粒状次亜塩素酸カルシウム
は、水と接触して置いた場合、より遅く溶解する。
ポリフッ化ポリマー添加剤と次亜塩素酸カルシウムと混
合物が均一のものとなるのであれば、添付図面のフロー
ダイアグラム中の如何なる適当な位置に於いて、微粉砕
ポリフッ化ポリマーは次亜塩素酸カルシウムと混合され
る。図示するように、ポリフッ化ポリマー圧縮エード
(C.A.)を、湿潤フィルターケーキに、フローライン(4)
により;ドライヤーに送り込まれる熱風に、フローライ
ン(6)を経由して;直接ドライヤーに、フローライン
(7)を経由して;ドライヤーから送り出される次亜塩素
酸カルシウム生成物流に、フローライン(11)を経由し
て;気−固分離手段から放出される生成物流に、フロー
ライン(31)を経由して;バッグハウスまでの固体フィ
ード(29)に、フローライン(25)を経由して;或るい
は、バッグハウスから放出される固体に、フローライン
(33)を経由して、加えてもよい。ポリフッ化ポリマー
を、前述の1ケ所以上の位置に於いて、次亜塩素酸カル
シウムに加えてもよい。好ましくはポリフッ化ポリマー
は、直接ドライヤーに(フローライン(7))、ドライヤー
放出物(フローライン(11))、及び/又はサイクロン放
出物に(フローライン(31))、加えられる。
ポリフッ化ポリマー圧縮エードと次亜塩素酸カルシウム
生成物とのブレンディングは、2つの物質が混合物とな
るなら如何なる適当な方法によっても行なうことが出来
る。例えば、次亜塩素酸カルシウムをかき混ぜつつ、圧
縮エードを微粉砕粉末として次亜塩素酸カルシウムに加
えてもよい。例えば上記微粉砕粉末を次亜塩素酸カルシ
ウム粒子の流動床に加えてもよい。或るいは上記微粉砕
粉末を、スクリューフィーダー若しくは他の搬送装置に
より送られてくる上記粒子床に加えてもよい。圧縮エー
ドの水性懸濁質を用いる場合は、それを次亜塩素酸カル
シウムのタンブリング粒子にスプレーするか、或るいは
粒子床に例えばスプレーノズルで注入してもよい。ポリ
フッ化ポリマー圧縮エードの添加、又はそれに続く記載
の加工法では、ポリマー添加剤がフィブリルにフィブリ
ル化することは認められない。上述のようにして製造さ
れた粒状生成物の検査では、明白にフィブリル化したポ
リフッ化ポリマーな容易には見出せない。
篩機(20)から製造品として取り出された次亜塩素酸カ
ルシウム粒子は、一般に原則(principle)サイズ分布約
−6〜+100U.S.シーブシリーズを有する。即ち
粒子サイズは、主に約0.132インチ(3.36mm)〜
約0.006インチ(0.149mm)で変化する。もっと
一般的には、粒子な原則サイズ分布約−6〜+60U.
S.シーブ、即ち約0.132インチ(3.36mm)〜約
0.0098インチ(0.250mm)を有する。
特に、上記粒状次亜塩素酸カルシウムから固体物品を製
造する場合に使用するのに適する製造品は、サイズ分布
−10〜+45U.S.シーブシリーズを有する製造品
である。即ち、主に約0.079〜0.014インチ
(2.00〜0.354mm)の粒子である。
粒状次亜塩素酸カルシウム製造品中に存在する50U.
S.シーブ(0.297mm)以下の粒子は、サイズ拡大装
置にチャージされる物質のうちの小%、通常2%以下で
ある。
圧縮エードとして使用してよいポリフッ化高分子物質の
具体例としては、ポリテトラフルオロエチルン(PTFE)、
ポリクロロトリフルオロエチレン、ポリヘキサフルオロ
プロピレン、クロロトリフルオロエチレンとエチレンと
のコポリマー、エチレンとテトラフルオロエチレンとの
コポリマー、ヘキサフルオロプロピレンとテトラフルオ
ロエチレンとのコポリマー、ビニリデンフルオライドと
テトラフルオロエチレン、ヘキサフルオロプロピレン、
クロロトリフルオロエチレン若しくはペンタフルオロプ
ロピレンとのコポリマー、及びビニリデンフルオライド
とヘキサフルオロプロピレンとテトラフルオロエチレン
とのターポリマーが挙げられる。又、フルオロアルキル
アクリレート類[例えば、ポリ(1,1−ジヒドロパー
フルオロブチルアクリレート)、ポリ(3−パーフルオロ
メトキシ−1,1−ジヒドロパーフルオロプロピルアク
リレート)、ポリ(トリフルオロイソプロピルメタクリレ
ート)]、及びアジピン酸と2,2,3,4,4−ヘキサフルオロ
ペンタンジオールと縮合生成物も使用してもよい。
ポリフッ化ポリマー圧縮エードを、微粉砕乾燥粉末若し
くは水性サスペンジョンとして粒状次亜塩素酸カルシウ
ムに加えてもよい。水性コロイド状分散液は好ましい。
固形分約30〜約70重量%を含む水性分散液であって
もよい。ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)が好ま
しい。
市販品として入手可能な種々の形態のPTFEを、本発
明の製造品の調製に使用してもよい。そのような形態に
は、TEFLON K−10(Type10)及びK−20(T
ype20)フルオロカーボンポリマーがある。TEFLO
K−10フルオロカーボンポリマーは、平均粒子サ
イズ約500ミクロンを有するさらさらした白色粉末で
ある。TEFLON K−20フルオロカーボンポリマ
ーは、サイズ範囲が約0.05〜約0.5ミクロンのフ
ルオロカーボン粒子の水性懸濁質である。TEFLON
K−10及びK−20は、E.I.du Pont de Nemours
& Companyより市販される。TEFLON K−20
は、典型的には固形分約33重量%を含む。この分散液
は、非イオン界面活性剤約1重量%により安定化され
る。フルオロカーボンポリマーの他の水性懸濁質(例え
ば、固形分約30〜約70重量%含有のもの)も又、使
用してもよい。固形分含量のより高い懸濁質は、安定化
のための界面活性剤をより多く含む。フルオロカーボン
ポリマー(例えば、PTFE)の水性分散液は、混合に便
利なので好ましい。
ポリテトラフルオロエチレンの調製法は、周知であり、
米国特許第2,51,112号、同第2,587,35
7号、及び同第2,685,707号に示される。PT
FEの粒子サイズは、製造者及び製造品形態(即ち、さ
らさらした白色粉末か水性分散液)により、0.05〜
約500ミクロンで変わる。勿論、粉末状PTFEは、
典型的な非イオン界面活性剤(例えば、TEFLON
K−20フルオロカーボンポリマーの調製に使用される
ようなもの)を使用することにより、分散してよい。例
えば、塊重合、溶剤重合、又はエマルジョン重合による
その他の記載された高分子物質の調製法は、ポリマー文
献から既知である。
市販品として入手可能な次亜塩素酸カルシウムの組成
は、市販源及び製造品の調製法により変化する。典型的
には、入手可能な市販の粒状次亜塩素酸カルシウムは、
(次亜塩素酸カルシウムとして)有効な塩素を少なくとも
約60重量%、例えば有効塩素約60〜70重量%、特
に有効塩素約65〜70重量%含む、湿分(水)を、次亜
塩素酸カルシウム製造品の約2〜約15重量%、特に約
4〜約10重量%で含んでもよい。市販の次亜塩素酸カ
ルシウム物品の残余分は、典型的には次亜塩素酸カルシ
ウムの調製法によって変わる量と残留塩(例えば塩化ナ
トリウム、塩化カルシウム、水酸化カルシウム、及び塩
素酸カルシウム)から成る。
前述のポリフッ化ポリマー含有の粒状次亜塩素酸カルシ
ウムから製造された固体物品(例えば錠剤)は、そのよう
な添加剤を含まない粒状次亜塩素酸カルシウムから製造
された錠剤よりも、水中に於いて、より遅く溶解するこ
とを見出した。そのような物品を、当業者に既知の方法
で製造してよい。典型的にはさらさらとしており、従来
のサイズ拡大圧縮装置内に導入することが出来る粒状次
亜塩素酸カルシウムを、サイズ拡大圧縮装置内に導入
し、圧力で圧縮して所望の形状(例えば錠剤)にする。そ
のような次亜塩素酸カルシウム物品を製造するのに使用
してよいサイズ拡大装置としては、成形プレス、錠剤プ
レス、ロールタイププレス、ペレットミル、及びスクリ
ューエキストルーダーが挙げられる。これらの装置は、
当業者に既知である。
この圧縮物品は、物品の使用目的によりあらゆる都合の
よい所望の形状又はサイズ(例えば、れんが形、練炭
形、3角形、ペレット、錠剤等)に製造されてよい。好
ましくは、形状は錠剤形である。圧縮物品の重量は、典
型的には約1〜約350g以上(例えば、約7〜300g)
であってもよい。圧縮物品のサイズは、スイミングプー
ルで使われる網じゃくし若しくは溶解用バスケット、又
は次亜塩素酸カルシウムの濃縮溶液をつくるのに使用さ
れる溶解機に容易に入れることのできるサイズであって
もよい。錠剤が300gの場合は、錠剤の直径約3〜約
3.5インチ(約7.6〜約8.9cm)、例えば約3.1
25〜3.25インチ(7.9〜8.3cm)、厚みは約1
〜2インチ(2.5〜5.1cm)、例えば1.25インチ
(3.5cm)であるのが好ましい。
スイミングプールと共に用いられるフローターフィーダ
中に、錠剤が置かれそしてプールの循環水と接触する場
合、上述の粒状次亜塩素酸カルシウム組成物を用いて製
造される圧縮粒状次亜塩素酸カルシウムの固体物品(例
えば錠剤)は、ポリフッ化ポリマー添加剤を含まない次
亜塩素酸カルシウムから製造される錠剤よりも、より遅
く溶解する。
プールの水を滅菌及び消毒するに際し、前述の物品はよ
り遅く溶解し、それ故、次亜塩素酸カルシウム錠剤が実
質的に全て溶解するのに要する長い期間、有効塩素源を
放出する。そのような錠剤を、フロースル(flow−thru)
錠剤フィーダーに用いてもよい。その場合、溶解速度が
より遅いために、フィーダーを再チャージする必要頻度
は低下する。
本発明を以下の実施例で、より詳しく説明する。しか
し、これらは具体的としてのみ意図されたものであり、
数多くの改良法及び変法が当業者には容易に想到され得
る。
実施例1 TEFLON K(Type20)ポリテトラフルオロエチレ
ン(PTFE)を、サイクロン(28)の出口付近に位置す
るスプレーノズル(即ちフローライン(31))により、新
たに調製した粒状次亜塩素酸カルシウム上にスプレーし
た。このPTFEは、固形分33%含有の水性(ラテッ
クス)分散液だった。PTFE処理した次亜塩素酸カル
シウムを圧縮し、粉砕し、篩った。生成粒状製造品は、
次亜塩素酸カルシウムに対しPTFEを、平均272pp
mレベル有する。粒状製造品は、有効塩素70.7%、
及び水7.3%を有することが判った。製造品の約98
%以上は、−10〜+60メッシュ(U.S.シーブ篩)
のサイズだった。
このPTFE処理した粒状次亜塩素酸カルシウムを用
い、Alva Allen BT45錠剤プレスで直径2〜5/8
インチの錠剤を製造した。錠剤の平均密度は2.05g
/ccであった。これらの錠剤の溶解速度を、Jet Model
108フィーダーを用い測定した。尚、このフィーダー
は、水を7ガロン/分の速度でフィーダー中循環させる
ための遠心ポンプを備える。フィーダーに錠剤3個をチ
ャージし、80゜Fの水を3時間循環させた。試験終了
時に、錠剤3個の重量損失を測定したところ、54g(g
/3時間)であった。
実施例2(比較用) (PTFEを製造品に全く加えなかった以外は)実施例1
と同様の方法で製造した粒状次亜塩素酸カルシウムを用
い、上記のAlva Allenプレスで直径2〜5/8インチの
錠剤を製造した。この粒状製造品は、有効塩素含量7
2.2%、及び水7.0%を有した。この製造品の約9
8%以上は、サイズが−10〜+60メッシュ(U.
S.シーブシリーズ)であった。実施例1とこの実施例
2の粒状製造品は、同じ加工装置で製造され、品質的に
同等であった。錠剤の平均密度は、2.05g/ccであ
った。
PTFEを全く含有しないこれらの錠剤の溶解速度を、
実施例1と同様にして測定した。その結果、129.5
g/3時間であることが判った。即ち、実施例1のPT
FE含有錠剤の約2.4倍の速度であった。
実施例3 実施例1と同様にして、PTFEを平均2089ppm含
む粒状次亜塩素酸カルシウムを調整した。この製造品
は、有効塩素含量72.9%、及び水8.1%を有し
た。粒子サイズ分布は、実施例1の粒状製造品のそれと
ほぼ同じであった。実施例1と同様にして、錠剤を製造
した。この錠剤の密度は、2.00g/ccであった。こ
の錠剤の溶解速度を実施例1と同様にして測定したとこ
ろ、48.5g/3時間であった。
実施例4 実施例と同様にして、PTFEを平均3874ppm含む
粒状次亜塩素酸カルシウムを調製した。この製造品は、
有効塩素含量75.8%、及び水7.6%を有した。粒
子サイズ分布は、実施例1の粒状製造品のそれとほぼ同
じであった。実施例1と同様にして、錠剤を製造した。
この錠剤の密度は、2.00g/ccであった。この錠剤
の溶解速度を実施例1と同様にして測定したところ、4
2.5g/3時間であった。
実施例5 実施例1と同様にして、PTFEを平均31ppm含む粒
状次亜塩素酸カルシウムを調製した。この製造品は、有
効塩素含量67.3%、及び水7.8%を有した。粒子
サイズ分布は、実施例1の粒状製造品のそれとほぼ同じ
であった。実施例1と同様にして、錠剤を製造した。こ
の錠剤の密度は、1.99g/ccであった。この錠剤の
溶解速度を実施例1と同様にして測定したところ、11
2g/3時間であった。
実施例1〜5のデータから、実質的に同密度のPTFE
含有次亜塩素酸カルシウム錠剤の溶解速度は、PTFE
レベルの増大とともに減少し、PTFE含有の錠剤の溶
解速度は、PTFEを全く加えない同密度の錠剤に比べ
ると可成りの程度減少していることが分かる。
実施例6 図示したバッグハウス(30)のようなバッグハウスから
回収した粉末状次亜塩素酸カルシウムを、ロール圧縮機
(16)のようなロール圧縮機にチャージした。この物質
は、ロール圧縮機で加工するには不適であることが判っ
た。
TEFLON K(Type20)ポリテトラフルオロエチ
レンの水性(ラテックス)希釈分散液(固形分8%)を、サ
イクロン(28)からライン(29)を通して放出した保持
固体上に、空気流中に位置するスプレーノズルにより
(即ちフローライン(25)を通すことにより)、スプレー
した。バッグハウスから収集した固体は、PTFEを約
590ppm有した。この物質は、ロール圧縮機で加工す
るには不適であったが、その搬送性はPTFEの存在に
より高められた。
粉末状次亜塩素酸カルシウムと、サイクロン(28)から
放出された粒状次亜塩素酸カルシウムとを、重量比1:
9でブレンドし、ロール圧縮機にチャージした。このブ
レンド化物質を、ロール圧縮機で加工するには、可成り
の困難を伴った。この加工に於いては、圧縮機が不安定
に作動するのが特徴的であった。
サイクロン(28)から放出された粒状次亜塩素酸カルシ
ウム上に、TEFLON K(Type20)ポリテトラフル
オロエチレン(PTFE)の希釈水性分散液(固形分8%)
を、放出ライン中に位置するスプレーノズルによりスプ
レーした。このPTFE処理した製造品を粉末状次亜塩
素酸カルシウムと重量比9:1でブレンドした。生成ブ
レンド化物は、PTFEを約100ppm含有し、ロール
圧縮機(16)にチャージした。このブレンド化物は、ロ
ール圧縮機(16)でリボンに満足に加工された。篩(2
1)にチャージした粒状製造品のうち70%以上が、−
14メッシュ〜+45メッシュ(U.S.スタンダード
シーブ)であった。
サイクロン(28)から放出され(粉末状次亜塩素酸カル
シウムを加えないで)ロール圧縮機(16)にチャージさ
れた(PTFE未処理の)粒状次亜塩素酸カルシウムは、
約50%が一般に−10メッシュ〜+40メッシュ
(U.S.スタンダードシーブ)の粒状製造品であった。
本工程を、或る態様の特定例に関し記述したが、このよ
うな具体例は、それが請求の範囲に含まれる範囲を除
き、本発明範囲の限界であると見なしてはならない。
フロントページの続き (72)発明者 アレン、アーニー・エル アメリカ合衆国 オハイオ 44203、バー バートン、イースト・タスカラワズ・アベ ニュー 393番地 (72)発明者 ハウエル・ピーター・ピー アメリカ合衆国 ウエスト・バージニア 26155、ニュー・マーチンスビル、イース ト・シスル・コート 171番地

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】微粉砕未フィブリル化ポリフッ化ポリマー
    を約0.001〜約1.0重量%粒子中に分散された形
    態で含有する粒状次亜塩素酸カルシウム。
  2. 【請求項2】ポリフッ化ポリマーがポリテトラフルオロ
    エチレンである請求項1記載の粒状次亜塩素酸カルシウ
    ム。
  3. 【請求項3】次亜塩素酸カルシウムが、ポリテトラフル
    オロエチレンを約0.01〜約0.5重量%含有し、主
    粒子サイズ分布が約−6〜+100U.S.スタンダー
    ドシーブである請求項1記載の粒状次亜塩素酸カルシウ
    ム。
  4. 【請求項4】次亜塩素酸カルシウムがポリテトラフルオ
    ロエチレン約0.01〜約0.5重量%含有する請求項
    2記載の粒状次亜塩素酸カルシウム。
  5. 【請求項5】粒子が主サイズ分布約−10〜+45U.
    S.スタンダードシーブを有する請求項4記載の粒状次
    亜塩素酸カルシウム。
  6. 【請求項6】請求項1記載の粒状次亜塩素酸カルシウム
    の圧縮物品を含む固体成形物品。
  7. 【請求項7】物品が錠剤形である請求項6記載の固体成
    形物品。
  8. 【請求項8】請求項2記載の粒状次亜塩素酸カルシウム
    の圧縮物品を含む固体成形物品。
  9. 【請求項9】物品が錠剤形である請求項8記載の固体成
    形物品。
  10. 【請求項10】請求項5記載の粒状次亜塩素酸カルシウ
    ムの圧縮物品を含む固体成形物品。
  11. 【請求項11】物品が錠剤形である請求項10記載の固
    体成形物品。
  12. 【請求項12】(a)平均粒子サイズが約10ミクロン以
    下の次亜塩素酸カルシウム粉末約5〜約20部、(b)粒
    状次亜塩素酸カルシウム約95〜約80部、及び(c)未
    フィブリル化ポリフッ化ポリマー約0.001〜約1.
    0重量%の混合物を含む組成物。
  13. 【請求項13】ポリフッ化ポリマーがポリテトラフルオ
    ロエチレンである請求項12記載の組成物。
  14. 【請求項14】ポリフッ化ポリマーが約0.01〜約
    0.5重量%の量で存在する請求項12記載の組成物。
  15. 【請求項15】ポリフッ化ポリマーがポリテトラフルオ
    ロエチレンである請求項14記載の組成物。
  16. 【請求項16】請求項12記載の組成物の圧縮物品を含
    む固体成形物品。
  17. 【請求項17】物品が錠剤形である請求項16記載の固
    体成形物品。
  18. 【請求項18】請求項13記載の組成物の圧縮物品を含
    む固体成形物品。
  19. 【請求項19】物品が錠剤形である請求項18記載の固
    体成形物品。
  20. 【請求項20】請求項15記載の組成物を圧縮し、この
    圧縮した物質を粒子化することにより製造される粒状次
    亜塩素酸カルシウム。
  21. 【請求項21】請求項20記載の粒状次亜塩素酸カルシ
    ウムの圧縮物品を含む固体成形物品。
  22. 【請求項22】物品が錠剤形である請求項21記載の固
    体成形物品。
  23. 【請求項23】粒状次亜塩素酸カルシウムと、約0.0
    01〜約1.0重量%の未フィブリル化ポリフッ化ポリ
    マーとを混合し、生成混合物を圧縮し、そして圧縮品を
    粒子化することを含む改良された粒状次亜塩素酸カルシ
    ウムの製造法。
  24. 【請求項24】ポリフッ化ポリマーがポリテトラフルオ
    ロエチレンである請求項23記載の製造法。
  25. 【請求項25】ポリテトラフルオロエチレンを水性分散
    液として次亜塩素酸カルシウムに加える請求項24記載
    の製造法。
  26. 【請求項26】粒状次亜塩素酸カルシウムをその水性ス
    ラリーより分離し、分離した粒状次亜塩素酸カルシウム
    を乾燥し、乾燥した粒状次亜塩素酸カルシウムを圧縮
    し、そして粒子化して粒状次亜塩素酸カルシウムを製造
    する粒状次亜塩素酸カルシウムの製造法に於いて、微粉
    砕未フィブリル化ポリフッ化ポリマー約0.001〜約
    1.0重量%を乾燥化粒状次亜塩素酸カルシウムに圧縮
    前に加えることを特徴とする粒状次亜塩素酸カルシウム
    の製造法。
  27. 【請求項27】ポリフッ化ポリマーを水性分散液として
    乾燥化粒状次亜塩素酸カルシウムに加える請求項26記
    載の製造法。
  28. 【請求項28】ポリフッ化ポリマーがポリテトラフルオ
    ロエチレンである請求項27記載の製造法。
  29. 【請求項29】粒状次亜塩素酸カルシウム製造品を篩に
    かけ、そして約−6〜約+65U.S.スタンダードシ
    ーブの製造品フラクションを回収する請求項28記載の
    製造法。
  30. 【請求項30】平均粒子サイズ10ミクロン以下の次亜
    塩素酸カルシウム粉末と乾燥化粒状次亜塩素酸カルシウ
    ムとを混合し、該次亜塩素酸カルシウム粉末が混合物1
    00部につき5〜20部存在する請求項26記載の製造
    法。
  31. 【請求項31】次亜塩素酸カルシウム粉末と粒状次亜塩
    素酸カルシウムとの混合物に加えられるポリフッ化ポリ
    マーがポリテトラフルオロエチレンである請求項30記
    載の製造法。
  32. 【請求項32】ポリテトラフルオロエチレン約0.01
    〜約0.5重量%を水性分散液として混合物に加える請
    求項31記載の製造法。
JP1503378A 1988-04-06 1989-03-14 次亜塩素酸カルシウム組成物 Expired - Lifetime JPH0624961B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/178,180 US4865760A (en) 1988-04-06 1988-04-06 Calcium hypochlorite composition
US178,180 1988-04-06
PCT/US1989/001052 WO1989009746A1 (en) 1988-04-06 1989-03-14 Calcium hypochlorite composition

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03500285A JPH03500285A (ja) 1991-01-24
JPH0624961B2 true JPH0624961B2 (ja) 1994-04-06

Family

ID=22651532

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1503378A Expired - Lifetime JPH0624961B2 (ja) 1988-04-06 1989-03-14 次亜塩素酸カルシウム組成物

Country Status (9)

Country Link
US (1) US4865760A (ja)
EP (1) EP0415934B1 (ja)
JP (1) JPH0624961B2 (ja)
AU (1) AU621867B2 (ja)
CA (1) CA1313607C (ja)
DE (1) DE68913531T2 (ja)
NZ (1) NZ228436A (ja)
PH (1) PH27031A (ja)
WO (1) WO1989009746A1 (ja)

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4961872A (en) * 1987-10-26 1990-10-09 The Drackett Company Calcium hypochlorite tablets
WO1990002832A1 (en) * 1988-09-01 1990-03-22 Olin Corporation Chlorine bleach compositions with reduced fabric dye attack
US4909956A (en) * 1988-09-09 1990-03-20 Olin Corporation Chlorine bleach compositions with reduced fabric dye attack
US5116594A (en) * 1989-05-18 1992-05-26 Olin Corporation Salt handling apparatus for a hypochlorous acid reactor
US5205961A (en) * 1991-04-18 1993-04-27 Ppg Industries, Inc. Granular calcium hypochlorite treatment process
JP2517189B2 (ja) * 1992-05-19 1996-07-24 サラヤ株式会社 細菌芽胞の殺菌方法
US20030111427A1 (en) * 2001-10-19 2003-06-19 Arch Chemicals, Inc. Composition for controlling the dissolving rate of solid sanitizers
WO2004093847A1 (en) * 2003-04-02 2004-11-04 Arch Chemicals, Inc Calcium hypochlorite blended tablets
US6984398B2 (en) * 2003-04-02 2006-01-10 Arch Chemicals, Inc. Calcium hypochlorite blended tablets
US7820198B2 (en) * 2004-10-19 2010-10-26 Arch Chemicals, Inc. Pool chemical tablet
US7465412B2 (en) * 2004-10-28 2008-12-16 Ppg Industries Ohio, Inc. Calcium hypochlorite composition
US8252200B2 (en) * 2005-12-01 2012-08-28 Arch Chemicals, Inc. Coated calcium hypochlorite composition
US7857990B2 (en) * 2006-09-20 2010-12-28 Ppg Industries Ohio, Inc. Calcium hypochlorite composition
US7927510B2 (en) 2007-04-20 2011-04-19 Arch Chemicals, Inc. Calcium hypochlorite compositions comprising zinc salts and lime
US8372291B2 (en) * 2007-04-20 2013-02-12 Arch Chemicals, Inc. Calcium hypochlorite compositions comprising zinc salts and lime
US20120258156A1 (en) 2011-04-06 2012-10-11 Evan Rumberger Shaped compositions for uniform delivery of a functional agent
IN2014CN02839A (ja) 2011-09-20 2015-07-03 Arch Chem Inc
EP3247678B1 (en) 2015-01-21 2022-03-16 Innovative Water Care, LLC Methods of using calcium hypochlorite compositions with transient color indicators
WO2016183571A1 (en) 2015-05-14 2016-11-17 Arch Chemicals, Inc. Slow dissolving hypochlorite containing tablet
WO2018136746A1 (en) 2017-01-20 2018-07-26 Arch Chemicals, Inc. Low reactivity calcium hypochlorite shaped article
CN114982778A (zh) * 2022-06-20 2022-09-02 戴景文 一种长效缓释消毒水体的复配次氯酸钙饼剂的制备工艺及缓释性能测试方法

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US32392A (en) * 1861-05-21 Wagon-brake
GB891537A (en) * 1959-01-30 1962-03-14 Ici Ltd Improved pelleting process
NL269502A (ja) * 1960-09-23
US3173817A (en) * 1962-10-31 1965-03-16 Eastman Kodak Co Granular explosive molding powder
US3326731A (en) * 1964-09-17 1967-06-20 Du Pont Detonating explosive in polytetrafluoroethylene matrix and preparation
GB1089403A (en) * 1965-07-23 1967-11-01 Ici Ltd Explosive compositions
US3838092A (en) * 1971-04-21 1974-09-24 Kewanee Oil Co Dustless compositions containing fiberous polytetrafluoroethylene
US3993584A (en) * 1972-12-20 1976-11-23 The Harshaw Chemical Company Agglomerate containing fibrous polytetrafluoroethylene
US4253950A (en) * 1979-03-01 1981-03-03 Olin Corporation Method for cleaning water containing devices
US4400304A (en) * 1979-10-04 1983-08-23 Pennwalt Corporation Catalyst pellets with resin binder for decomposition of hypochlorite
US4390512A (en) * 1981-06-01 1983-06-28 Ppg Industries, Inc. Process for producing calcium hypochlorite
US4692335A (en) * 1985-09-03 1987-09-08 Ppg Industries, Inc. Calcium hypochlorite tablet
US4756844A (en) * 1986-12-29 1988-07-12 The Dow Chemical Company Controlled-release composition having a membrane comprising submicron particles

Also Published As

Publication number Publication date
WO1989009746A1 (en) 1989-10-19
AU3281189A (en) 1989-11-03
US4865760A (en) 1989-09-12
AU621867B2 (en) 1992-03-26
DE68913531T2 (de) 1994-09-15
NZ228436A (en) 1990-11-27
EP0415934A1 (en) 1991-03-13
CA1313607C (en) 1993-02-16
DE68913531D1 (de) 1994-04-07
JPH03500285A (ja) 1991-01-24
EP0415934B1 (en) 1994-03-02
PH27031A (en) 1993-02-01
EP0415934A4 (en) 1990-12-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0624961B2 (ja) 次亜塩素酸カルシウム組成物
US4970020A (en) Calcium hypochlorite composition
US5009806A (en) Calcium hypochlorite article
JP4371394B2 (ja) 制御された放出性ポリアクリル酸顆粒およびその製法
JP2010029654A (ja) 透析用剤、および透析用剤の製造方法
JPS5857430B2 (ja) 顆粒状ジクロロイソシアヌル酸アルカリ金属塩の製法
US2195757A (en) Granular, dustless calcium hypochlorite product
CN214390560U (zh) 一种药用十二烷基硫酸钠细粉的制备装置
US6350779B1 (en) Piece-form calcium formate
CA1286477C (en) Turbine agglomerated calcium hypochlorite particle
CN113785777A (zh) 一种亲水性强结团猫砂及其制备工艺
CN104395238A (zh) 使用混合器或挤出机生产沉淀二氧化硅的方法
JPH0142921B2 (ja)
US5171562A (en) Turbine agglomerated calcium hypochlorite particle and process for the production thereof
CN1299972C (zh) 制备无尘碱土金属过氧化物的方法
AU595184B2 (en) Turbine agglomerated calcium hypochlorite particle
JPS63168496A (ja) 易流動性過酸濃厚物の製造方法
JPH0662281B2 (ja) 急速に溶解する次亜塩素酸カルシウム粒子およびその製法
RU2246453C2 (ru) Способ подготовки шихты для производства стекла
WO2007034475A2 (en) Solid product for preparing a drilling fluid
JPH02212454A (ja) 粉末状ソルビン酸カリウムの製造法
JPH0258510A (ja) 顆粒状塩化ビニル樹脂の製造方法
CN110172213A (zh) 一种降低高氯化聚乙烯树脂在干燥床内壁结块的方法
JPS63162506A (ja) 粒状次亜塩素酸カルシウム
RU2245842C2 (ru) Установка для получения гранулированного перкарбоната