JPH06249269A - 駆動力伝達装置 - Google Patents

駆動力伝達装置

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JPH06249269A
JPH06249269A JP3179293A JP3179293A JPH06249269A JP H06249269 A JPH06249269 A JP H06249269A JP 3179293 A JP3179293 A JP 3179293A JP 3179293 A JP3179293 A JP 3179293A JP H06249269 A JPH06249269 A JP H06249269A
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JP
Japan
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pressing force
working piston
annular
fluid chamber
driving force
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Pending
Application number
JP3179293A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobunao Morishita
伸直 森下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Koki KK
Original Assignee
Toyoda Koki KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】駆動力伝達装置における作動ピストンの軸方向
への摺動時に作動ピストンと隔壁部材間での間隙の発生
を防止して、この間隙に起因する滞留室間の連通による
押圧力の低下を抑制し、高差動時における伝達トルク値
を向上させる。 【構成】作動ピストン15の外周に一端側から所定長さ
延びる環状凹所15aを設けるとともに、隔壁部材11
bに環状凹所15aに臨む環状突起部11cを設け、環
状突起部11cを環状凹所15aに嵌合して環状突起部
11cの先端を環状凹所15aの段部15bに当接して
流体室を形成し、作動ピストン15の摺動時常に環状凹
所15aと環状突起部11cとを摺接させてこれら両者
15,11bの離間を防止した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、同軸的に支持された2
軸間に配設されてこれら両軸間のトルク伝達を行う駆動
力伝達装置に関する。
【0002】
【従来の技術】駆動力伝達装置の一形式として、例えば
実開平1−119934号公報に示されているように、
同軸的かつ相対回転可能に位置する内外両回転部材間に
配設され前記両回転部材の相対回転により作動してこれ
ら両回転部材をトルク伝達可能に連結する摩擦係合力を
発生させるとともに付与される軸方向の押圧力に応じて
前記摩擦係合力を増減させる摩擦クラッチと、前記両回
転部材の相対回転に応じた軸方向の押圧力を発生し同押
圧力を前記摩擦クラッチに付与する押圧力発生手段を備
え、同押圧力発生手段を、前記両回転部材間に液密的に
軸方向へ摺動可能かつ外側回転部材に一体回転可能に組
付けられて前記摩擦クラッチの一側に対向する作動ピス
トンと、前記外側回転部材に組付けられ前記作動ピスト
ンとの間に軸方向に所定間隔を有して粘性流体が封入さ
れる流体室を形成する隔壁部材と、半径方向へ延びるブ
レードを備え前記流体室にて前記内側回転部材に一体回
転可能に組付けられて前記流体室を複数の滞留室に区画
するロータとにより構成してなる駆動力伝達装置があ
る。
【0003】当該駆動力伝達装置においては、車両の駆
動軸と従動軸間に配設されてこれら両軸を連結して車両
を四輪駆動とする四輪駆動車用駆動力伝達機構として使
用され、またはディフアレンシャル内に配設されて左右
両輪間の差動を制限する差動制限機構として使用され
る。
【0004】しかして、当該駆動力伝達装置において
は、例えば図6(a)に示すように、押圧力発生手段を
構成する作動ピストン1の一端面1aが平坦面に形成さ
れているとともに、隔壁部材2の作動ピストン1の一端
面1aに対向する面側に凹所2aが形成されていて、隔
壁部材2がその先端側の環状突起部2bの先端を作動ピ
ストン1の一端面1aに当接させた状態で外側回転部材
3に固定され、これにより作動ピストン1と隔壁部材2
との間にロータ4を収容する流体室Rを形成している。
この流体室Rにおいては、軸方向の幅が隔壁部材2の固
定位置にかかわらず一定に保たれる。また、流体室R内
はロータ4が有する複数のブレート4aにより複数の滞
留室に区画されている。
【0005】従って、当該駆動力伝達装置においては内
外両回転部材間に相対回転が発生すると、流体室Rにお
ける滞留室内の粘性流体がロータ4の各ブレード4aに
より相対回転数に比例した速度にて強制的に流動させら
れ、周方向に順次相対移行する滞留室内では流動抵抗に
起因してブレード4aの下流側端から次のブレード4a
の上流側端に向って漸次増圧される圧力分布が発生す
る。この圧力分布の増圧部分は内外両回転部材の相対回
転数(車輪の差動回転数)に比例して増大するもので、
同押圧力は作動ピストン1に対して軸方向(図示矢印方
向)へ付与されて作動ピストン1を介して摩擦クラッチ
に伝達される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、当該駆動力
伝達装置においては、内外両部材間の相対回転が大きい
高差動状態となると、付与される押圧力が大きくなって
作動ピストン1が軸方向へわずかに摺動し、図6(b)
に示すように作動ピストン1が隔壁部材2の環状突起部
2bから離間して、流体室の外周縁部に間隙rが発生す
る。この結果、ロータ4が有するブレート4aにて区画
された流体室R内の各滞留室が間隙rを通して互いに連
通し、各滞留室内にて発生した圧力を低減させる。この
ため、内外両回転部材の相対回転が極めて大きい高差動
状態においては、図5の破線で示すグラフ(b)のごと
く伝達トルクの値の上昇が漸次低下する。
【0007】従って、本発明の目的は、上記した形式の
駆動力伝達装置において、高差動状態においても作動ピ
ストンと隔壁部材間での上記した間隙rの発生を防止し
て、高差動状態における伝達トルクの値を向上させるこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、同軸的かつ相
対回転可能に位置する内外両回転部材間に配設されこれ
ら両回転部材の相対回転により作動してこれら両回転部
材をトルク伝達可能に連結する摩擦係合力を発生させる
とともに付与される軸方向の押圧力に応じて前記摩擦係
合力を増減させる摩擦クラッチと、前記両回転部材の相
対回転に応じた軸方向の押圧力を発生し同押圧力を前記
摩擦クラッチに付与する押圧力発生手段を備え、同押圧
力発生手段を、前記両回転部材間に液密的に軸方向へ摺
動可能かつ外側回転部材に一体回転可能に組付けられて
前記摩擦クラッチの一側に対向する作動ピストンと、前
記外側回転部材に組付けられ前記作動ピストンとの間に
軸方向に所定間隔を有して粘性流体が封入される流体室
を形成する隔壁部材と、半径方向へ延びるブレードを備
え前記流体室にて前記内側回転部材に一体回転可能に組
付けられて前記流体室を複数の滞留室に区画するロータ
とにより構成してなる駆動力伝達装置において、前記作
動ピストンおよび前記隔壁部材のいずれか一方の外周に
一端側から所定長さ延びる環状凹所を設けるとともに、
これら作動ピストンおよび隔壁部材のいずれか他方に前
記環状凹所に臨む環状突起部を設け、同環状突起部を前
記環状凹所に嵌合して同環状突起部の先端を前記環状凹
所の他端側段部に当接して前記流体室を形成したことを
特徴とするものである。
【0009】
【発明の作用・効果】このように構成した駆動力伝達装
置において作動ピストンが押圧力により軸方向へ摺動す
る場合には、作動ピストンと隔壁部材間においては環状
凹所と環状突起部との両周面が常に接触していて、これ
ら両者が互いに離間することはない。このため、たとえ
押圧力発生手段の流体室に大きな押圧力が発生しても作
動ピストンと隔壁部材間には上記した間隙が発生するこ
とはなく、かかる間隙に起因する滞留室間の連通による
押圧力の低下を防止し得て伝達トルクの飽和状態の到達
を遅延させ、差動回転数に対する伝達トルクの値が一定
に達する値を大きくして、駆動力伝達装置の伝達トルク
特性を向上させることができる。
【0010】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
るに、図1には本発明の一実施例に係る駆動力伝達装置
10が示されている。当該駆動力伝達装置10は図4に
示すように、リアルタイム式の四輪駆動車における後輪
側の駆動力伝達経路に配設される。当該車両において、
トランスアクスル21はトランスミッションおよびトラ
ンスファを備えていて、エンジン22の駆動力をアクス
ルシャフト23に出力して前輪24を駆動させるととも
に、第1プロペラシャフト25に出力する。第1プロペ
ラシャフト25は本実施例に係る駆動力伝達装置10を
介して第2プロペラシャフト26に連結しており、これ
ら両シャフト25,26がトルク伝達可能に連結された
場合には、駆動力はリアディフアレンシャル27に伝達
され、同ディフアレンシャル27からアクスルシャフト
28へ出力されて後輪29を駆動させる。
【0011】駆動力伝達装置10は図1に示すように、
ハウジング11およびインナシャフト12を備えている
とともに、これら両者11,12により形成された収容
室内に配設された摩擦クラッチ10aおよび押圧力発生
手段10bを備えている。ハウジング11は有底のアウ
タケース11aと、同ケース11aの開口部に螺着され
て同開口部を密閉するエンドカバー11bにより構成さ
れている。当該駆動力伝達装置10においては、ハウジ
ング11およびインナシャフト12が本発明の外側回転
部材および内側回転部材に該当し、かつエンドカバー1
1bが本発明の隔壁部材に該当する。
【0012】また、インナシャフト12はハウジング1
1内に挿入された状態でハウジング11に液密的かつ回
転可能に支持されていて、ハウジング11内に軸方向に
所定幅の環状の収容室を形成している。一方、摩擦クラ
ッチ10aは多数のセパレートプレート13およびフリ
クションプレート14にて構成されており、また押圧力
発生手段10bは作動ピストン15、ロータ16および
粘性流体にて構成されている。
【0013】摩擦クラッチ10aを構成する各セパレー
トプレート13はハウジング11の内周に設けた内スプ
ラインに軸方向へ摺動可能に組付けられており、かつ各
フリクションプレート16はインナシャフト12の外向
フランジ部12aに設けた外スプラインに軸方向へ摺動
可能に組付けられていて、各セパレートプレート13と
は交互に配置されている。押圧力発生手段10bを構成
する作動ピストン15はインナシャフト12上に液密的
かつ摺動可能に組付けられているとともに、その先端部
がハウジング11の内スプラインに係合していて、ハウ
ジング11と一体回転可能になっている。ハウジング1
1を構成するエンドカバー11bは作動ピストン15に
当接していて、作動ピストン15を摩擦クラッチ10a
に当接させている。エンドカバー11bは後述するごと
く、作動ピストン15とともに流体室を形成している。
【0014】ロータ16は図1および図2に示すよう
に、径方向へ延びる2枚のブレード16a,16bを備
え、インナシャフト12上にこれと一体回転可能に組付
けられて作動ピストン15とエンドカバー11b間に位
置している。ロータ16は、エンドカバー11bと作動
ピストン15間に形成された流体室内を各ブレート16
a,16bにより2つの滞留室Rに区画している。各滞
留室Rにはシリコンオイル等、高粘性の粘性流体が収容
されている。
【0015】しかして、作動ピストン15においては図
3に示すように、その一端側の外周に環状凹所15aが
形成されており、環状凹所15aの他端部が外周側へ突
出する段部15bとなっている。一方、隔壁部材である
エンドカバー11bにおいては、作動ピストン15に対
向する面側には環状突起部11cが形成されている。環
状突起部11cは作動ピストン15の環状凹所15aの
外周に嵌合できる大きさに形成されている。また、エン
ドカバー11bの環状突起部11cは、その先端が作動
ピストン15の段部15bに当接した状態で、エンドカ
バー11bと作動ピストン15との間に軸方向に所定幅
の流体室が形成される長さに形成されている。
【0016】エンドカバー11bはその環状突起部11
cを作動ピストン15の環状凹所15aの外周にシール
部材を介して嵌合されていて、環状突起部11cの先端
を作動ピストン15の段部15bに当接した状態でアウ
タケース11aの開口端部に螺着されている。これによ
り、エンドカバー11bは作動ピストン15の一側面に
前記流体室を形成しているとともに、作動ピストン15
を所定の力で摩擦クラッチ10aに当接させている。
【0017】このように構成した駆動力伝達装置10に
おいては、ハウジング11側が第1プロペラシャフト2
5にトルク伝達可能に連結され、かつインナシャフト1
2側が第2プロペラシャフト26にトルク伝達可能に連
結された状態でこれら両シャフト25,26間に配設さ
れ、車両の走行時第1、第2両プロペラシャフト25,
26間に相対回転が生じるとトルク伝達がなされる。す
なわち、これら両シャフト25,26に相対回転が生じ
ると、第1プロペラシャフト25に一体回転可能に組付
けられているハウジング11および作動ピストン15
と、第2プロペラシャフト26に一体回転可能に組付け
られているインナシャフト12およびロータ16との間
に相対回転が生じる。
【0018】従って、押圧力発生手段10bの流体室内
においては、滞留室R内の粘性流体がロータ16の各ブ
レード16a,16bにより相対回転数に比例した速度
にて強制的に流動させられ、周方向に順次相対移行する
滞留室R内では流動抵抗に起因してブレード16a、1
6bの下流側端から次のブレード16b,16aの上流
側端に向って漸次増圧される圧力分布が発生する。この
圧力分布の増圧部分は相対回転数(差動回転数)に比例
して増大するもので、作動ピストン15を軸方向へ押圧
する。この結果、作動ピストン15は摩擦クラッチ10
aを押圧し、各セパレートプレート13とフリクション
プレート14を差動回転数に応じた押圧力で摩擦係合さ
せる。これにより、摩擦クラッチ10aにおいては差動
回転数に比例したトルクをハウジング11からインナシ
ャフト12に伝達し、車両は4輪駆動状態となる。ま
た、当該駆動力伝達装置10はこの4輪駆動状態におい
ては、前後輪の差動回転を許容するとともに、タイトコ
ーナブレーキング現象の発生も防止する。
【0019】ところで、当該駆動力伝達装置10におい
ては、作動ピストン15は図3(a)に示すように、常
にエンドカバー11bの環状突起部11cの内周面に摺
接した状態で軸方向へ摺動可能である。従って、作動ピ
ストン15が押圧力により軸方向へ摺動する場合には、
作動ピストン15は常にエンドカバー11bの環状突起
部11cの内周面に接触していてエンドカバー11bか
ら離間することはない。このため、たとえ押圧力発生手
段10bの流体室に大きな押圧力が発生しても、同図
(b)に示すように、作動ピストン15とエンドカバー
11b間に間隙が発生することはなく、かかる間隙に起
因する滞留室R間の連通による押圧力の低下を防止し得
て一定に達する伝達トルク値を大きくし得て、高差動状
態における伝達トルク値を向上させることができる。
【0020】なお、当該駆動力伝達装置10において
は、作動ピストン15の摺動により流体室の軸方向の幅
が広がるが、ロータ16は常に流体室の中央に位置させ
られるため、ロータ16の側面から圧力がリークする影
響は少ないものである。
【0021】図5のグラフは差動回転数ΔN(ハウジン
グとインナシャフトの相対回転数)と伝達トルクTとの
関係を示すもので、実線のグラフ(a)が本実施例のも
ので破線のグラフ(b)が図6に示す従来例のものであ
る。これらのグラフ(a),(b)から本実施例に係る
駆動力伝達装置10においては、伝達トルク値が大きく
向上していることが認められる。
【0022】なお、本実施例においては、本発明に係る
駆動力伝達装置を四輪駆動車用の駆動力伝達機構10と
して採用した例について示したが、当該駆動力伝達装置
はディフアレンシャル内に配置して左右両輪間の差動を
制限する差動制限機構として採用し得ることは勿論であ
る。また、本実施例に係る駆動力伝達装置10において
は、作動ピストン15側に環状凹所を設けるとともにエ
ンドカバー11b側の環状突起部を設けた例について示
したが、本発明においてはこれとは逆に作動ピストン1
5側に環状突起部を設けるとともにエンドカバー11b
側に環状凹所を設けるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る駆動力伝達装置の断面
図である。
【図2】同駆動力伝達装置における図1の矢印2−2線
方向の断面図である。
【図3】同駆動力伝達装置における作動ピストンとエン
ドカバーの組付け状態を示す拡大部分断面図である。
【図4】同駆動力伝達装置を採用した四輪駆動車の概略
的構成図である。
【図5】同駆動力伝達装置と従来の駆動力伝達装置にお
ける差動回転数と伝達トルクの関係を示すグラフであ
る。
【図6】従来の駆動力伝達装置における作動ピストンと
エンドカバーの組付け状態を示す拡大部分断面図であ
る。
【符号の説明】
10…駆動力伝達装置、10a…摩擦クラッチ、10b
…押圧力発生手段、11…ハウジング、11b…エンド
カバー、11c…環状突起部、12…インナシャフト、
13…セパレートプレート、14…プレッシャプレー
ト、15…作動ピストン、15a…環状凹所、15b…
段部、16…ロータ、25,26…プロペラシャフト。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同軸的かつ相対回転可能に位置する内外両
    回転部材間に配設されこれら両回転部材の相対回転によ
    り作動してこれら両回転部材をトルク伝達可能に連結す
    る摩擦係合力を発生させるとともに付与される軸方向の
    押圧力に応じて前記摩擦係合力を増減させる摩擦クラッ
    チと、前記両回転部材の相対回転に応じた軸方向の押圧
    力を発生し同押圧力を前記摩擦クラッチに付与する押圧
    力発生手段を備え、同押圧力発生手段を、前記両回転部
    材間に液密的に軸方向へ摺動可能かつ外側回転部材に一
    体回転可能に組付けられて前記摩擦クラッチの一側に対
    向する作動ピストンと、前記外側回転部材に組付けられ
    前記作動ピストンとの間に軸方向に所定間隔を有して粘
    性流体が封入される流体室を形成する隔壁部材と、半径
    方向へ延びるブレードを備え前記流体室にて前記内側回
    転部材に一体回転可能に組付けられて前記流体室を複数
    の滞留室に区画するロータとにより構成してなる駆動力
    伝達装置において、前記作動ピストンおよび前記隔壁部
    材のいずれか一方の外周に一端側から所定長さ延びる環
    状凹所を設けるとともに、これら作動ピストンおよび隔
    壁部材のいずれか他方に前記環状凹所に臨む環状突起部
    を設け、同環状突起部を前記環状凹所に嵌合して同環状
    突起部の先端を前記環状凹所の他端側段部に当接して前
    記流体室を形成したことを特徴とする駆動力伝達装置。
JP3179293A 1993-02-22 1993-02-22 駆動力伝達装置 Pending JPH06249269A (ja)

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