JP3070206B2 - 駆動力伝達装置 - Google Patents

駆動力伝達装置

Info

Publication number
JP3070206B2
JP3070206B2 JP3330909A JP33090991A JP3070206B2 JP 3070206 B2 JP3070206 B2 JP 3070206B2 JP 3330909 A JP3330909 A JP 3330909A JP 33090991 A JP33090991 A JP 33090991A JP 3070206 B2 JP3070206 B2 JP 3070206B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
driving force
pressing force
transmission device
rotating members
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3330909A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05162547A (ja
Inventor
博 宅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Toyoda Koki KK
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Toyoda Koki KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp, Toyoda Koki KK filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP3330909A priority Critical patent/JP3070206B2/ja
Publication of JPH05162547A publication Critical patent/JPH05162547A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3070206B2 publication Critical patent/JP3070206B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Arrangement Of Transmissions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、同軸的に支持された一
対の回転部材間に介装されてこれら両部材間においてト
ルク伝達を行う駆動力伝達装置に関する。
【0002】
【従来の技術】このような駆動力伝達装置は、互いに同
軸的に支持された両回転部材間に介装されてこれら両部
材の相対回転時これら両部材を互いにトルク伝達可能に
連結するもので、従動側回転部材を駆動させる連結機構
として使用されるものと、これら両部材間の回転差を制
限させる差動制限機構として使用されるもの等に大別さ
れる。前者の連結機構は主としてリアルタイム式の四輪
駆動車における一方の動力伝達系路に介装され、また後
者の差動制限機構は主として車両における各ディファレ
ンシャルに0介装される。
【0003】従来のこの種の駆動力伝達装置としては特
開昭63−240429号公報に示されているように、
同軸的かつ相対回転可能に位置する内外両回転部材間に
配設され、これら両回転部材の相対回転により作動して
両回転部材をトルク伝達可能に連結する摩擦係合力を発
生させるとともに付与される軸方向の押圧力に応じて前
記摩擦係合力を増減させる摩擦クラッチ、および両回転
部材の相対回転に応じた軸方向の押圧力を発生させて同
押圧力を前記摩擦クラッチに付与する押圧力発生手段を
備え、同押圧力発生手段を、前記両回転部材間に液密的
に軸方向へ摺動可能かつ外側回転部材に一体回転可能に
組付けられて前記摩擦クラッチの一側に対向する作動ピ
ストンと、前記外側回転部材と前記作動ピストン間に形
成され軸方向に所定間隔を有して粘性流体が封入される
流体室と、同流体室にて前記内側回転部材に一体回転可
能に組付けられ回転時前記流体室内に流体圧を発生させ
るロータとにより構成してなる駆動力伝達装置がある。
【0004】この種の形式の駆動力伝達装置において
は、両回転部材間に相対回転が生じると外側回転部材に
一体回転可能に組付けた作動ピストンと内側回転部材に
一体回転可能に組付けたロータとの間に相対回転が生
じ、流体室の前記ロータが有するベーン部の作用にて流
体室内の粘性流体が強制的に流動させられ、流体室内で
は流動抵抗等に起因して流体圧が発生する。すなわち、
押圧力発生手段に差動回転数に応じた圧力が発生する。
この圧力は作動ピストンを軸方向に押圧して摩擦クラッ
チを押圧し、同クラッチに両回転部材をトルク伝達可能
に連結する摩擦係合力を発生させる。かかる摩擦係合力
は差動回転数に比例し、両回転部材間では差動回転数に
比例したトルクが一方から他方へ伝達される。従って、
当該駆動力伝達装置は四輪駆動車の一方の動力伝達系路
における駆動側回転部材と従動側回転部材との連結機構
として機能するとともに、駆動側および従動側回転部材
間、両駆動側回転部材間または両従動側回転部材間の差
動制限機構としても機能する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、当該形式の
駆動力伝達装置においては、前記ロータの回転時には流
体室内に存在する空気がロータのベーン部の後流側に移
動してここに位置する。このため、ロータの相対回転方
向が変更された場合には空気の集合位置がベーン部の互
いに反対側になるが、ロータの回転方向の変更直後にお
いては空気が流体室内での移動過程にあり、この空気の
移動に時間を要する場合には流体圧の発生が遅れ、これ
によりトルク伝達の応答に若干の遅れを生じる。
【0006】これに対処する手段として、多数のベーン
部を有するロータを採用する手段が考えられる。かかる
手段によれば、ロータのベーン部を増加することで各ベ
ーン部間の距離を短縮してこの間の空気の移動に要する
時間を短縮し得て伝達トルクの発生の応答性が向上する
が、流体室内の流体の移動距離も短縮される。流体の移
動距離と発生する流体圧(伝達トルクの大きさ)は比例
関係にあることから、このような手段を採用した場合に
は設定された所定の大きさの伝達トルクを得難いことに
なり、差動回転と伝達トルクの関係は図7の1点鎖線の
グラフの通りとなる。同グラフは低差動領域においては
差動回転に対するトルク伝達の応答性は良好であるが、
高差動領域においては差動回転数の増加にかかわらず伝
達トルクが一定になることを示している。このため、当
該駆動力伝達装置においては、高差動領域において高い
伝達トルクを得ることが難しく、車両の悪路からの脱出
性能が良くない。従って、本発明の目的は、この種形式
の駆動力伝達装置において、低差動領域における差動回
転に対するトルク伝達の応答性が良好で、かつ高差動領
域において高い伝達トルクを得るようにすることにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した形式の
駆動力伝達装置において、前記ロータを環状のロータ本
体と、同ロータ本体の外周から径外方へ延びるとともに
周方向に等間隔に形成されて互いに交互に位置する複数
の第1のベーン部および第2のベーン部とにより構成
し、かつこれら両ベーン部の長さを互いに異にしたこと
を特徴とするものである。
【0008】
【発明の作用・効果】このように構成した駆動力伝達装
置においては、ロータの相対回転時流体室内に粘性流体
と共存する空気が各ベーン部の後流側に位置するととも
に、粘性流体が各ベーン部の上流側で強制移動させられ
て軸方向に対する流体圧を発生させる。この場合、低差
動領域においては、流体室内の空気は各第1のベーン部
と各第2のベーン部の後流側に同じように移動して位置
し、第1のベーン部と第2のベーン部間を粘性流体の移
動領域とする。これに対して、高差動領域においては、
流体室内の空気は第1のベーン部および第2のベーン部
のうちのいずれか長い方の一方のベーン部の後流側にの
み移動して位置し、一方のベーン部間を粘性流体の移動
領域とする。
【0009】このため、低差動領域においては、流体室
内の空気のベーン部後流側への移動に要する時間は短く
て差動回転に対する伝達トルクの応答性が良好である。
また、高差動領域においては流体室内の粘性流体の移動
距離が低差動領域における場合に比較して長くなり、粘
性流体の移動距離に比例して増大する伝達トルクは図7
の実線グラフに示すように差動回転数の増大に比例して
なお増大する。従って、当該駆動力伝達装置において、
低差動領域における差動回転に対するトルク伝達の応答
性が良好で、かつ高差動領域においては高い伝達トルク
を得ることができる。
【0010】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
るに、図1には本発明にかかる駆動力伝達装置の一実施
例が示されている。当該駆動力伝達装置10は図4に示
すように、リアルタイム式の四輪駆動車の後輪側動力伝
達系路に配設される。当該四輪駆動車は前輪側が常時駆
動するとともに後輪側が必要時駆動するもので、エンジ
ン21の一側に組付けたトランスアクスル22はトラン
スミッションおよびトランスフアを備え、エンジン21
からの動力をアクスルシャフト23に出力して前輪24
を駆動させるとともに、第1プロペラシャフト25に出
力する。第1プロペラシャフト25は駆動力伝達装置1
0を介して第2プロペラシャフト26に連結していて、
これら両シャフト25,26がトルク伝達可能な場合動
力がリヤディファレンシャル27を介してアクスルシャ
フト28に出力され、後輪29が駆動する。
【0011】駆動力伝達装置10は外側回転部材である
アウタケース11およびエンドカバー12と、内側回転
部材であるインナシャフト13からなる環状の作動室内
に押圧力発生手段10aおよび摩擦クラッチ10bを備
えている。アウタケース11は所定長さの筒部11aの
一端に内向フランジ部11bを備え、筒部11aの他端
開口部にエンドカバー12が螺着されている。インナシ
ャフト13は所定長さの段付きの筒部13aの中間部外
周に外向フランジ部13bを備え、フランジ部13bの
外周にて軸方向へ延びる外スプライン部に摩擦クラッチ
10bが組付けられている。
【0012】このようなインナシャフト13において
は、筒部13aの一端側内周に設けた軸方向へ延びる内
スプライン部に第2プロペラシャフト26がスプライン
嵌合して固定されており、また筒部13aの一端がアウ
タケース11の内向フランジ部11bの内孔内に、かつ
その他端がエンドカバー12の内孔内に液密的かつ回転
可能に嵌合されて支持されている。アウタケース11に
おいては、第1プロペラシャフト25の後端が固定され
ている。
【0013】押圧力発生手段10aは作動ピストン14
およびロータ15を備え、かつ摩擦クラッチ10bは湿
式多板クラッチ式のもので、多数のクラッチプレート1
6aおよびクラッチディスク16bを備えている。各ク
ラッチプレート16aはその外周のスプライン部をアウ
タケース11の内周に設けたスプライン部11cに嵌合
されて、同ケース11に一体回転可能かつ軸方向へ移動
可能に組付けられている。各クラッチディスク16bは
その内周のスプライン部をインナシャフト13の外スプ
ライン部13cに嵌合されて各クラッチプレート16a
間に位置し、同シャフト13に一体回転可能かつ軸方向
へ移動可能に組付けられている。これらのクラッチプレ
ート16aおよびクラッチディスク16bの収容室には
クラッチオイルと気体とが所定量封入されている。
【0014】押圧力発生手段10aを構成する作動ピス
トン14はアウタケース11の筒部11aの他端側内周
に液密的に一体回転可能かつ軸方向へ摺動可能に、また
インナシャフト13に対してはその外周に液密的に回転
可能かつ軸方向へ摺動可能にそれぞれ組付けられてい
る。ロータ15は図1〜図3に示すように構成されてお
り、同ロータ15の詳細な説明については後述するが、
インナシャフト13に対して一体回転可能に組付けられ
ている。このようなロータ15は作動ピストン14の一
側に設けた環状凹所14aの深さと略同じ厚みに形成さ
れていて、環状凹所14a内に嵌合している。
【0015】エンドカバー12はインナシャフト13の
筒部13aの他端側外周に液密的に軸方向へ摺動可能か
つ回転可能に嵌合され、アウタケース11に対しては進
退可能に螺着され、かつ液密的となっている。かかるエ
ンドカバー12においては、軸方向の位置調整がなされ
てアウタケース11にカシメ手段にて固定され、その一
側面12aにて作動ピストン14の一側の環状外縁面に
当接し、その一側面12aと作動ピストン14の環状凹
所14aとによりロータ15が位置する流体室を形成し
ている。この流体室内にはシリコンオイル等高粘性流体
と空気とが封入されている。
【0016】当該駆動力伝達装置10に採用されている
ロータ15は図1〜図3に示すように、環状のロータ本
体15aと、ロータ本体15aの径方向の外周へ延びる
第1ベーン部15bおよび第2ベーン部15cとにより
構成されている。第1ベーン部15bはロータ本体15
aの周方向に等間隔に3枚形成されており、また第2ベ
ーン部15cも同様に周方向に等間隔に3枚形成されて
いる。これらの両ベーン部15b,15cは互に交互に
等間隔に配置されている。第1ベーン部15bはエンド
カバー12と作動ピストン14とが形成する流体室の外
周に略接触する長さに形成され、かつ第2ベーン部15
cは第1ベーン部15bより所定長さ短く形成されてい
る。従って、第1ベーン部15bは第2ベーン部15c
を挟んで2種類の滞留室R1,R2を形成している。
【0017】このように構成された駆動力伝達装置10
においては、第1、第2両プロペラシャフト25,26
間に相対回転が生じるとトルク伝達がなされる。すなわ
ち、これら両シャフト25,26に相対回転が生じる
と、第1プロペラシャフト25に一体回転可能に組付け
られているアウタケース11、エンドカバー12および
作動ピストン14と、第2プロペラシャフト26に一体
回転可能に組付けられているインナシャフト13および
ロータ15との間に相対回転が生じる。
【0018】従って、押圧力発生手段10aにおいて
は、粘性流体が第1ベーン部15b、第2ベーン部15
cの作用にて相対回転数に比例した速度で強制的に流動
させられ、周方向に順次相対移行する滞留室R1,R2内
では流動抵抗に起因して各ベーン部15b、15cの上
流側端から下流側端に向って漸次増圧される圧力分布が
発生する。この圧力分布の増圧部分は差動回転数に比例
して増大するもので、作動ピストン14を軸方向へ押圧
する。この結果、作動ピストン14は摩擦クラッチ10
bを押圧し、各クラッチプレート16aとクラッチディ
スク16bをクラッチオイルを介して摩擦係合させる。
これにより、摩擦クラッチ10bにおいては差動回転数
に比例したトルクをアウタケース11からインナシャフ
ト13に伝達し、車両は4輪駆動状態となる。また、こ
の4輪駆動状態においては前後輪の差動回転を許容し、
タイトコーナブレーキング現象の発生も防止される。
【0019】ところで、当該駆動力伝達装置10におい
てはロータ15の第1ベーン部15bが長くかつ第2ベ
ーン部15cが短く形成されているため、ロータ15が
図5に示す矢印方向へ相対回転した場合には、低差動領
域においては各滞留室R1,R2内の空気は図5の(a)
に示すように各ベーン部15b,15cの後流側に移動
して留まる。従って、空気は各滞留室R1内、R2内で独
立的に移動し、同様に粘性流体も各滞留室R1内、R2内
で独立的に移動する。この場合の一定の差動回転時の発
生圧力は図6の(a)に示すように各滞留室R1,R2と
も同圧となる。これに対して、高差動領域においては各
滞留室R1,R2内の空気は図5の(b)に示すように、
短尺の第2ベーン部15cを乗り越えて主として長尺の
第1ベーン部15bの後流側に移動して留まる。従っ
て、空気は主として両滞留室R1,R2内で移動し、同様
に粘性流体も主として両滞留室R1,R2内で移動し、互
いの移動距離が長くなる。この場合の一定の差動回転時
の発生圧力は図6の(b)に示すように、滞留室R1に
おける発生圧力は小さく、かつ滞留室R2における発生
圧力が高くなる。
【0020】従って、当該駆動力伝達装置10における
トルク伝達特性は図7の実線グラフに示す状態となる。
すなわち、当該駆動力伝達装置10の低差動領域におい
ては、空気の移動距離が短くて差動回転に対する伝達ト
ルクの応答性が良好であり、また高差動領域においては
粘性流体の移動距離が低差動領域における場合に比較し
て長くなり、粘性流体の移動距離に比例して高い伝達ト
ルクが得られる。
【0021】なお、上記実施例においては、長尺の第1
ベーン部15bを1つおきに配設した例について示した
が、同ベーン部15bを2つおきにしても同様の効果を
得ることができ、さらには長尺の第1ベーン部15bと
短尺の第2ベーン部15cとの数、配設関係等について
は適宜選定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る駆動力伝達装置の断面
図である。
【図2】同駆動力伝達装置における押圧力発生手段を構
成するロータの正面図である。
【図3】同ロータにおける図2の矢印3−3線方向の拡
大断面図である。
【図4】同駆動力伝達装置を採用した四輪駆動車の概略
構成図である。
【図5】同駆動力伝達装置におけるロータの低差動領域
での作動説明図(a)、および高差動領域での作動説明
図(b)である。
【図6】同駆動力伝達装置における低差動領域での発生
圧力を示すグラフ(a)、および高差動領域での発生圧
力を示すグラフ(b)である。
【図7】トルク伝達特性を示すグラフである。
【符号の説明】
10…駆動力伝達装置、10a…押圧力発生手段、10
b…摩擦クラッチ、11…アウタケース、12…エンド
カバー、13…インナシャフト、14…作動ピストン、
15…ロータ、15a…ロータ本体、15b…第1ベー
ン部、15c…第2ベーン部、16a…クラッチプレー
ト、16b…クラッチディスク、25,26…プロペラ
シャフト、R1,R2…滞留室。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−120521(JP,A) 特開 昭63−240429(JP,A) 実開 平3−102327(JP,U) 実開 平2−22424(JP,U) 実開 昭61−44035(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16D 31/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同軸的かつ相対回転可能に位置する内外両
    回転部材間に配設され、これら両回転部材の相対回転に
    より作動して両回転部材をトルク伝達可能に連結する摩
    擦係合力を発生させるとともに付与される軸方向の押圧
    力に応じて前記摩擦係合力を増減させる摩擦クラッチ、
    および前記両回転部材の相対回転に応じた軸方向の押圧
    力を発生させて同押圧力を前記摩擦クラッチに付与する
    押圧力発生手段を備え、同押圧力発生手段を、前記両回
    転部材間に液密的に軸方向へ摺動可能かつ外側回転部材
    に一体回転可能に組付けられて前記摩擦クラッチの一側
    に対向する作動ピストンと、前記外側回転部材と前記作
    動ピストン間に形成され軸方向に所定間隔を有して粘性
    流体が封入される流体室と、同流体室にて前記内側回転
    部材に一体回転可能に組付けられ回転時前記流体室内に
    流体圧を発生させるロータとにより構成してなる駆動力
    伝達装置において、前記ロータを環状のロータ本体と、
    同ロータ本体の外周から径外方へ延びるとともに周方向
    に等間隔に形成されて互いに交互に位置する複数の第1
    のベーン部および第2のベーン部とにより構成し、かつ
    これら両ベーン部の長さを互いに異にしたことを特徴と
    する駆動力伝達装置。
JP3330909A 1991-12-13 1991-12-13 駆動力伝達装置 Expired - Lifetime JP3070206B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3330909A JP3070206B2 (ja) 1991-12-13 1991-12-13 駆動力伝達装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3330909A JP3070206B2 (ja) 1991-12-13 1991-12-13 駆動力伝達装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05162547A JPH05162547A (ja) 1993-06-29
JP3070206B2 true JP3070206B2 (ja) 2000-07-31

Family

ID=18237840

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3330909A Expired - Lifetime JP3070206B2 (ja) 1991-12-13 1991-12-13 駆動力伝達装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3070206B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05162547A (ja) 1993-06-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH02209629A (ja) 動力伝達機構
JP3070206B2 (ja) 駆動力伝達装置
JP3175259B2 (ja) 駆動力伝達装置
JP2865455B2 (ja) 駆動力伝達装置
JPH0560154A (ja) 駆動力伝達装置
JP2661217B2 (ja) 動力伝達機構
JP3192031B2 (ja) 駆動力伝達装置
JP2831089B2 (ja) 駆動力伝達装置
JPH0717858Y2 (ja) 動力伝達機構
JP2522810B2 (ja) 駆動力伝達装置
JP2507116B2 (ja) 駆動力伝達装置
JPH0730998Y2 (ja) 動力伝達機構
JP2508957Y2 (ja) 駆動力伝達装置
JPH0519677U (ja) 駆動力伝達装置
JPH0579067U (ja) 駆動力伝達装置
JP2510134Y2 (ja) 動力伝達装置
JPH0730997Y2 (ja) 動力伝達機構
JP2503686B2 (ja) 動力伝達装置
JPH0533819A (ja) 駆動力伝達装置
JPH0574960U (ja) 駆動力伝達装置
JPH0575529U (ja) 駆動力伝達装置
JPH05202964A (ja) 駆動力伝達装置
JPH03140636A (ja) 駆動力伝達装置
JPH0519676U (ja) 駆動力伝達装置
JPH06280904A (ja) 駆動力伝達装置