JPH06248246A - 澱粉糊液の調製方法 - Google Patents

澱粉糊液の調製方法

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JPH06248246A
JPH06248246A JP3698393A JP3698393A JPH06248246A JP H06248246 A JPH06248246 A JP H06248246A JP 3698393 A JP3698393 A JP 3698393A JP 3698393 A JP3698393 A JP 3698393A JP H06248246 A JPH06248246 A JP H06248246A
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JP3698393A
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Shigehiro Fukuda
繁宏 福田
Shunichi Uchimura
俊一 内村
Nobuyasu Sasakuri
暢康 笹栗
Sueaki Takatani
季明 高谷
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New Oji Paper Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】澱粉を変性糊化して澱粉糊液を調製する時に、
澱粉糊液の老化を十分に抑制し、主としてサイズプレス
液や塗工紙塗料に使用する澱粉糊液が安定性に優れ、そ
の澱粉糊液を使用した紙製品が良好な品質になる澱粉糊
液の調製方法を提供する。 【構成】トウモロコシ澱粉粉末と地下澱粉粉末とを混合
スラリーにして酵素変性又は熱化学変性によって変性糊
化し、澱粉糊液がpH5以上である。また、混合スラリ
ー中の地下澱粉が化工澱粉で、さらに化工澱粉が酢酸エ
ステル化澱粉の時に混合スラリーのpHを5〜8に調節
してその後に糊化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主としてサイズプレス
液や塗工紙塗料に使用する澱粉糊液の調製方法に関し、
特に澱粉を酵素変性又は熱化学変性によって変性糊化
し、安定性に優れた澱粉糊液を得る調製方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、製紙業界においては、サイズプレ
ス液、塗工紙塗料、内部添加、段ボール加工、紙管加工
等の原料として澱粉が使用されている。そして、これら
の用途に使用する時には、澱粉粉末を水に分散させたス
ラリーを加熱蒸煮によって糊化させて、澱粉糊液に調製
して利用するのが一般的である。
【0003】澱粉原料は、地下澱粉として馬鈴薯、甘
薯、タピオカ等があり、地上澱粉として米、麦、トウモ
ロコシ等がある。また、生澱粉をそのまま糊化すると粘
度が高く品質も劣るので製紙用澱粉糊液としては不適当
であり、そのために酵素変性、熱化学変性、酢酸エステ
ル化変性、リン酸エステル化変性、カルボキシエーテル
化変性、ヒドロキシエーテル化変性、カチオン化変性等
の変性を、一種類或いは二種類以上組合わせて減粘処理
を行っている。
【0004】現状では、合理化コストダウンの要求か
ら、サイズプレス液や塗工紙塗料に使用する澱粉糊液の
調製方法として酵素変性又は熱化学変性による変性糊化
が行われている。澱粉糊液をサイズプレス液や塗工紙塗
料等に使用する場合に、製紙工場で変性糊化を行うこと
を自家変性という。そして、自家変性は酵素変性又は熱
化学変性によって行うことが殆どである。その原料澱粉
としては、生産高および価格の点で、トウモロコシ澱粉
が最も多く使用されている。
【0005】澱粉糊液に求められる品質は、澱粉糊液の
経時安定性が優れ老化が発生しにくいこと、また、澱粉
糊液を使用したサイズプレス液や塗工紙塗料を含浸塗布
した紙製品の品質が優れていることである。
【0006】しかしながら、トウモロコシ澱粉を酵素変
性又は熱化学変性による変性糊化によって調製した澱粉
糊液は老化が発生しやすく、経時安定性が損なわれるこ
とが問題である。サイズプレスでは増粘によるサイズプ
レス液の経時的な不安定化やボーリング現象及び老化物
の増大による粕付着等の発生がある。また、塗工紙塗料
を塗布するコーターでは増粘による塗料の経時的な不安
定化及び老化物の増大によるストリーク等の発生があ
る。このように澱粉糊液の老化はサイスプレスやコータ
ー等の操業性を悪化させ、それを使用した紙製品は澱粉
の老化によって澱粉のフィルム形成が劣るようになるた
めに表面強度やサイズ性が低下し、さらに操業性の悪化
による外観の低下のため紙製品の品質が著しく劣るもの
になる。
【0007】澱粉の老化とは、澱粉糊液中に溶解してい
るアミロースが水素結合により再結晶化する現象であ
る。アミロースの再結晶化には二種類あり、一つは系全
体が再結晶することにより澱粉糊液が増粘することであ
る。他は、アミロースの結晶化が狭い範囲で発生し沈殿
生成物が発生することである。
【0008】酵素変性又は熱化学変性による変性糊化は
主に澱粉の分解による低粘度化であり、澱粉分子内に化
学修飾が僅かしか行われないために、アミロースの再結
晶化すなわち老化が起きやすい。また、トウモロコシ澱
粉は他の澱粉と比較してアミロースが多く含まれてい
る。そのため、トウモロコシ澱粉の変性糊化による澱粉
糊液は特に老化が著しい。
【0009】酵素変性又は熱化学変性によって変性糊化
した澱粉糊液の老化を抑制する方法として、特開昭62
−240336号には澱粉糊液中に老化防止剤としてポ
リオキシレンアルキルフェノール等の界面活性剤を使用
する方法、特開昭58−76475号には攪拌機による
機械処理方法、特開昭64−1778号には澱粉糊液中
にノニオン性ポリアクリルアミドやアニオン性スチレン
ポリマー水溶液を添加する方法、特開平3−28164
0号には澱粉糊液中にタマリンドシードガム又はプルラ
ンを添加する方法等が提案されているが、いずれもトウ
モロコシ澱粉の酵素変性又は熱化学変性によって変性糊
化した澱粉糊液は十分満足な所望の効果を得るに至って
いない。
【0010】また、トウモロコシ澱粉の化学変性を行っ
たものを使用すると老化防止に効果がある。しかし、化
学変性により澱粉分子に化学修飾を導入しても、トウモ
ロコシ澱粉はアミロース量が多いため、その老化防止効
果はまだ十分なものになっていない。また、十分な効果
を得るためには非常に高価な澱粉となり経済的に問題が
ある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、トウモロコ
シ澱粉を変性糊化して澱粉糊液を調製する時に、澱粉糊
液の老化を十分に抑制し、主としてサイズプレス液や塗
工紙塗料に使用する澱粉糊液が安定性に優れ、その糊液
を使用した紙製品が良好な品質のものになる澱粉糊液の
調製方法を提供する。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、澱粉を変性糊
化する澱粉糊液の調製方法において、トウモロコシ澱粉
粉末と地下澱粉粉末とを混合スラリーにして酵素変性又
は熱化学変性によって糊化し、澱粉糊液がpH5以上で
あることを特徴とする澱粉糊液の調製方法である。
【0013】
【作用】本発明は、トウモロコシ澱粉を含む澱粉スラリ
ーを酵素変性又は熱化学変性によって変性糊化した澱粉
糊液の、老化を抑制し、安定性に優れた糊液を調製する
方法である。トウモロコシ澱粉はアミロース含有量が多
く、一般に老化しやすいことは良く知られている。特
に、トウモロコシ澱粉の酵素又は熱化学変性による変性
低粘度糊化においては安定な澱粉糊液の品質を得ること
が難しい。
【0014】地下澱粉は、タピオカ、馬鈴薯、甘薯等の
澱粉で、トウモロコシ澱粉に較べて老化性に優れてい
る。最近、タピオカ澱粉を製紙用糊液として使用する事
例において、特開平1−162894号は酢酸エステル
化タピオカ澱粉を塗工紙用塗料に使用する例、特開平1
−162895号と特開平1−221597号は、酢酸
エステル化タピオカ澱粉をサイズプレス液に使用する例
を記載しており、トウモロコシ澱粉より老化性に優れて
いるために、製紙用糊液として品質に優れ、それを用い
た紙品質も良好なことを示している。
【0015】しかしながら、本発明者等の実験結果で
は、トウモロコシ澱粉の場合は上記のような酢酸エステ
ル化した加工澱粉にしても、経済的問題も含めてまだ十
分満足できる安定糊液を得ることができなかった。
【0016】また、トウモロコシ澱粉の糊液と地下澱粉
の糊液を別々に糊化した後に混合して調製したものは、
糊液の安定性に欠け、老化物の発生により、サイズプレ
スやコーター等の操業性を乱して紙製品の品質を落とし
てしまうことがわかった。
【0017】本発明では、トウモロコシ澱粉と地下澱粉
との混合スラリーを酵素変性又は熱化学変性によって変
性糊化し、糊液をNaOH,Na2 CO3 等のアルカリ
性物質でpHを5以上にすることにより、トウモロコシ
澱粉を含む澱粉糊液の安定性を増す。
【0018】この混合澱粉を酵素又は熱化学変性によっ
て変性糊化して得られる澱粉糊液の安定性は、トウモロ
コシ澱粉分子と地下澱粉分子とが変性糊化の工程で十分
に混合されて、再結晶化の要因となる会合を発生させな
いようになる分子分布構造となるものと推定される。し
たがって、混合比率は目的に応じて澱粉の種類や変性糊
化条件と合わせて適宜選択されるが、トウモロコシ澱
粉:地下澱粉が1:9〜9:1、より好ましくは2:8
〜8:2程度の混合比率範囲が好ましい。片方の比率が
余りにも少ない場合は混合効果が期待できない。そし
て、トウモロコシ澱粉の比率を高めることが目的の場合
は4:6〜8:2程度の混合比率が最も好ましい範囲で
ある。さらに糊液のpHを5以上にすることにより澱粉
の再結晶化及び加水分解を防ぎ、澱粉糊液の安定性をよ
り一層増すことができる。糊液のpHが5未満であると
澱粉糊液の老化が著しく製紙用糊液として不適当であ
る。
【0019】酵素変性の方法は澱粉スラリーに、例えば
酵素α−アミラーゼ等を添加した後に70〜90℃で加
熱糊化し、所定の酵素反応の終了後酵素を失活させる。
酵素としては他の酵素の使用を妨げるものでない。ま
た、加熱糊化を行う変性蒸煮装置は、例えばオートクレ
ーブ、オートクッカー等のバッチ式やジエットクッカ
ー、オンレーター等の連続式を任意に選択することがで
きる。
【0020】熱化学変性の方法は澱粉スラリーに例えば
過酸化水素、次亜塩素酸塩、過硫酸塩等の酸化剤を添加
した後に100℃以上で加熱糊化を行う。加熱糊化方法
としては特に限定するものではないが、実際において蒸
煮装置や酸化剤の種類により最適条件を設定する必要が
ある。変性糊化用の変性蒸煮装置はジエットクッカー等
の連続蒸煮装置を使用することができる。
【0021】澱粉に化学変性を施した化工澱粉は、老化
性防止等の効果を有する。化工澱粉としては、例えば、
酸化澱粉、ジアルデヒド澱粉、酢酸エステル化を含むア
セチル化澱粉、リン酸エステル化澱粉、ヒドロキシエー
テル化澱粉、カルボキシエーテル化澱粉、カチオン化澱
粉、α澱粉等を例示することができる。
【0022】本発明者等は、化工変性トウモロコシ澱粉
と未変性地下澱粉との混合スラリーを酵素変性又は熱化
学変性して得た澱粉糊液に比較して、未変性トウモロコ
シ澱粉と化工変性地下澱粉との混合スラリーを酵素変性
又は熱化学変性して得た糊液の方が耐老化性が優れてい
ることを見出した。特に、化工地下澱粉の中でも、酢酸
エステル化地下澱粉を混合スラリーに使用するとその作
用効果は著しく向上する。
【0023】更に、酢酸エステル化澱粉は酢酸を含むた
め、トウモロコシ澱粉と酢酸エステル化地下澱粉を混合
スラリーとして変性糊化した場合、pHの低下による澱
粉糊液の老化性を促進させるので、NaOH等のアルカ
リ物質でpHを予め5〜8に調節することが好ましい。
この場合、pHが5未満であると老化及び加水分解が促
進される。また、pHが8を越えると熱化学変性又は酵
素変性の変性糊化工程において減粘処理が進行しにくい
傾向になる。勿論、本発明の澱粉糊液を調製する時に、
一般に使用される例えば老化防止剤、防腐剤等の併用も
可能である。
【0024】本発明の澱粉糊液は、サイズプレス液や塗
工紙塗料として最適に使用することができる。サイズプ
レス液は、本発明の澱粉糊液以外に本発明の効果を妨げ
ない範囲で各種化工澱粉、各種水溶性セルロース、各種
ポリビニールアルコール、各種ポリアクリルアミド、ラ
テックス、アルキルケテンダイマー、スチレン−アクリ
ル系、オレフィン−無水マレイン酸系、高級脂肪酸系の
各種表面サイズ剤、エポキシ化合物等の耐水化剤、蛍光
増白剤、消泡剤、湿潤剤、帯電防止剤、各種無機顔料、
各種有機顔料、染料、澱粉粒子、及び各種添加剤も目的
に応じて添加することも可能である。
【0025】サイズプレス液の含浸塗布方法について
は、例えばツーロール或いはメタリングブレード式のサ
イズプレス、ビルブレードサイズプレス、ゲートロール
サイズプレス、キャレンダー等の一般に使用されている
サイズプレス装置及びエアーナイフコーター、ロールコ
ーター、ピュアーブレードコーター、ロッドブレードコ
ーター、ショートドウェルコーター、グラビアコータ
ー、メタリングバーコーター、カーテンコーター、ダイ
コーター、スプレーコーター等の一般に使用されている
装置が適宜使用され、紙の両面または片面に含浸塗布さ
れる。
【0026】塗工紙用塗料として使用する場合には、接
着剤として本発明の澱粉糊液を使用し、かつ本発明の効
果を妨げない範囲において、各種の化工澱粉、カゼイ
ン、ゼラチン、大豆蛋白、合成蛋白等の蛋白質類、スチ
レン−ブタジエン共重合体等の共役ジエン系重合体ラテ
ックス、アクリル酸エステル及び/又はメタクリル酸エ
ステル重合体又は共重合体等のアクリル系重合体ラテッ
クス、エチレン−酢酸ビニル共重合体ラテックス、或い
はこれらの各種共重合体ラテックスをカルボキシル基等
の官能基で変性したもの、各種ポリビニルアルコール、
各種ポリアクリルアミド、メラミン樹脂等の合成樹脂系
接着剤、各種セルロース誘導体等が、塗工紙の品質目標
に応じて適宜使用される。
【0027】塗工紙用塗料の顔料としては、一般に使用
されている顔料が使用され特に限定されるものではない
が、例えばサチンホワイト、重質炭酸カルシウム、軽質
炭酸カルシウム、亜硫酸カルシウム、石膏、硫酸バリウ
ム、タルク、カオリン、クレー、焼成カオリン、ホワイ
トカーボン、、デラミカオリン、ケイソウ土、炭酸マグ
ネシウム、二酸化チタン、水酸化アルミニウム、水酸化
カルシウム、水酸化マグネシウム、水酸化亜鉛等、酸化
亜鉛、酸化マグネシウム、ベンドナイト、セリサイト等
の無機顔料やポリスチレン樹脂微粒子、尿素ホルマリン
樹脂微粒子、微小中空粒子等の有機顔料等が例示され、
必要に応じて顔料を適宜組み合わせて使用する事も可能
である。
【0028】塗料には用途に応じて、顕色剤、発色剤、
呈色剤、粘着剤、剥離剤、磁性粉体、感光剤、導電処理
剤、マイクロカプセル、消泡剤、着色剤、増感剤、紫外
線防止剤、分散剤、可塑剤、pH調整剤、離型剤、流動
変性剤、固化促進剤、耐水化剤、撥水剤等の各種助剤が
適宜配合される。
【0029】塗料を塗工した塗工紙は、乾燥した後に必
要に応じてオン又はオフのスパーカレンダー、ソフトカ
レンダー、マットスーパーカレンダー等で、加圧平滑化
処理が行われる。
【0030】原紙に塗料を塗工する際には一層及び多層
の塗工層を任意に設けて良く、塗工層を設ける装置とし
て、例えばブーレードコーター、エヤーナイフコータ
ー、ロールコーター、バーコーター、カーテンコータ
ー、ダイコーター、チャンプレックスコーター、ブラシ
コーター、サイズプレス装置等の等の一般に使用されて
いる塗布装置が適宜使用され、紙の両面または片面に塗
布される。勿論、これらの装置はオンマシンでもオフマ
シンであってもよい。
【0031】サイズプレスおよび塗工紙に使用される原
紙は、パルプ、填料、サイズ剤、紙力増強剤、歩留り向
上剤及び各種助剤等を添加して使用される。使用される
パルプとしては、木材繊維及び麻等の植物繊維を原料と
する化学パルプ及び機械パルプ、化学パルプ及び機械パ
ルプより得られる再生パルプ、合成パルプ、無機繊維等
の中から適宜選択して使用できる。
【0032】抄紙用内添填料としては、一般に使用され
ている填料が使用され特に限定されるものではないが、
例えば重質炭酸カルシウム、軽質炭酸カルシウム、亜硫
酸カルシウム、石膏、タルク、カオリン、クレー、焼成
カオリン、非晶質シリカ、デラミカオリン、ケイソウ
土、炭酸マグネシウム、二酸化チタン、水酸化アルミニ
ウム、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、水酸化
亜鉛等の無機顔料やポリスチレン樹脂微粒子、尿素ホル
マリン樹脂微粒子、微小中空粒子等の有機顔料等が例示
され、更に古紙やブローク等に含まれる顔料も再生使用
できる。また、必要に応じて1種のみならず2種以上の
填料を適宜組み合わせて使用することも可能である。
【0033】なお、紙中にはパルプ繊維や填料の他に、
本発明の所望の効果を損なわない範囲で、従来から使用
されている各種のアニオン性、ノニオン性、カチオン性
或いは両性の歩留り向上剤、濾水性向上剤、紙力向上剤
や内添サイズ剤等の抄紙用内添助剤が必要に応じて適宜
選択して使用される。例えばアルミニウム、鉄、スズ、
亜鉛、等の多価金属化合物(硫酸バンド、塩化アルミニ
ウム、アルミン酸ソーダ、塩基性塩化アルミニウム、塩
基性ポリ水酸化アルミニウム等の塩基性アルミニウム化
合物や水に易分散性のアルミナゾル等の水溶性アルミニ
ウム化合物或いは硫酸第一鉄、塩化第二鉄等)や各種サ
イズ剤(アルキルケテンダイマー系、アルケニル無水コ
ハク酸系、スチレン−アクリル系、高級脂肪酸系、石油
樹脂系サイズ剤やロジン系のサイズ剤等)及び各種澱粉
類、ポリアクリルアミド、尿素樹脂、メラミン樹脂、エ
ポキシ樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアミド、ポリアミン
樹脂、ポリエチレンイミン、ポリアミン、植物ガム、ポ
リビニルアルコール、ラテックス、ポリエチレンオキサ
イド、親水性架橋ポリマー粒子分散物及びこれらの誘導
体或いは変成物等の各種化合物が例示できる。
【0034】さらに、染料、蛍光増白剤、PH調整剤、
消泡剤、ピッチコントロール剤、スライムコントロール
剤等の抄紙用内添助剤を用途に応じて適宜添加すること
もできる。
【0035】なお、抄紙方法については特に限定され
ず、例えば抄紙PHが4.5付近である酸性抄紙による
ものか、或いは炭酸カルシウム等のアルカリ性填料を主
成分として含み抄紙PHが約6の弱酸性〜約9の弱アル
カリ性で行ういわゆる中性抄紙によるものか等のついて
は特に限定されず、全ての抄紙方法によって得られる原
紙を対象とする。また、抄紙機も長網抄紙機、ツインワ
イヤー機、円網抄紙機、ヤンキー抄紙機等を適宜使用で
きる。
【0036】本発明の調製方法で得られた澱粉糊液は、
あらゆる等級及び種類の紙製品に対して応用できる。例
えばパンフレット、カレンダー、週刊誌、包装用紙等と
して利用されているグラビア用紙、アート紙、コート
紙、キャストコート紙、微塗工紙等の印刷用塗工紙は勿
論のこと、感圧記録紙、感熱記録紙、インクジェット用
紙、感光紙、感熱転写や昇華転写受像紙等の情報用紙、
粘着紙、ラミネート又は蒸着等に使用される加工紙の原
紙と塗工紙に、さらに、新聞用紙、書籍用紙、フォーム
用紙、PPC用紙、OCR用紙、板紙、紙管原紙、段ボ
ール原紙等の非塗工紙にわたって幅広く適応できるもの
である。
【0037】
【実施例】以下に、本発明の効果を明確なものとするた
めに、実施例を挙げて説明するがこれらに限定されるも
のでなはない。なお例中の部及び%はそれぞれ重量部、
重量%を示す。
【0038】実施例1 未変性トウモロコシ澱粉粉末50部(絶乾換算、以下同
様)と未変性タピオカ澱粉粉末50部に、酸化剤として
過硫酸アンモニュウム0.12部、Na2 CO 3 を添加
し、pHを8に調節した固形分30%濃度の澱粉スラリ
ーにして、ジットクッカーを使用し、温度150℃、滞
留時間5分で澱粉を糊化した。その糊液にNaOHを添
加してpHを9に調節し、温度を80℃に保持して澱粉
糊液を調製した。
【0039】実施例2 未変性トウモロコシ澱粉粉末50部と酢酸エステル化タ
ピオカ澱粉粉末(商品名:ファラジムT:松谷化学工業
社製)50部に、酵素α−アミラーゼ(商品名:スピタ
ーゼPG:長瀬産業社製)0.04部、NaOHを添加
し、pHを7に調節した固形分20%濃度の澱粉スラリ
ーにして、オートクレーブを使用し、温度を30℃から
120℃に30分間で昇温した後に温度120℃で20
分保持して澱粉を糊化し、温度を80℃に保持して澱粉
糊液を調製した。その糊液のpHは5.3であった。
【0040】実施例3 未変性トウモロコシ澱粉粉末50部と酢酸エステル化タ
ピオカ澱粉粉末(商品名:ファラジムT:松谷化学工業
社製)50部に、酸化剤として過硫酸アンモニュウム
0.12部、Na2 CO3 を添加し、pHを6に調節し
た固形分30%濃度の澱粉スラリーにして、ジットクッ
カーを使用し、温度150℃、滞留時間5分で澱粉を糊
化した。その糊液にNaOHを添加してpHを9に調節
し、温度を80℃に保持して澱粉糊液を調製した。
【0041】実施例4 未変性トウモロコシ澱粉粉末50部と酢酸エステル化馬
鈴薯澱粉粉末(商品名:ファラジム:松谷化学工業社
製)50部に、酵素α−アミラーゼ(商品名:スピター
ゼPG:長瀬産業社製)0.04部、NaOHを添加
し、pHを7に調節した固形分20%濃度の澱粉スラリ
ーにして、オートクレーブを使用し、温度を30℃から
120℃に30分間で昇温した後に、温度120℃で2
0分保持して澱粉を糊化した。その糊液にNaOHを添
加してpHを7に調節し、温度を80℃に保持して澱粉
糊液を調製した。
【0042】実施例5 未変性トウモロコシ澱粉粉末50部とリン酸ジエステル
化タピオカ澱粉粉末(商品名:ONL−900:王子コ
ーンスターチ社製)50部に、酵素α−アミラーゼ(商
品名:スピターゼPG:長瀬産業社製)0.04部、N
2 CO3 を添加し、pHを6に調節した固形分20%
濃度の澱粉スラリーにして、オートクレーブを使用し、
温度を30℃から120℃に30分間で昇温した後に、
温度120℃で20分保持して澱粉を糊化した。その糊
液にNaOHを添加してpHを9に調節し、温度を80
℃に保持して澱粉糊液を調製した。
【0043】実施例6 未変性トウモロコシ澱粉粉末80部と酢酸エステル化タ
ピオカ澱粉粉末(商品名:ファラジムT:松谷化学工業
社製)20部に、酵素α−アミラーゼ(商品名:スピタ
ーゼPG:長瀬産業社製)0.04部、NaOHを添加
し、pHを6に調節した固形分20%濃度の澱粉スラリ
ーにして、オートクレーブを使用し、温度を30℃から
120℃に30分間で昇温した後に、温度120℃で2
0分保持して澱粉を糊化した。その糊液にNaOHを添
加してpHを9に調節し、温度を80℃に保持して製紙
用澱粉糊液を調製した。
【0044】実施例7 未変性トウモロコシ澱粉粉末50部と酢酸エステル化タ
ピオカ澱粉粉末(商品名:ファラジムT:松谷化学工業
社製)50部に、酸化剤として過硫酸アンモニュウム
0.12部、NaOHを添加しpHを9に調節した固形
分30%濃度の澱粉スラリーにして、ジットクッカーを
使用し、温度150℃、滞留時間5分で澱粉を糊化し
た。その糊液にNaOHを添加してpHを10に調節
し、温度を80℃に保持して澱粉糊液を調製した。
【0045】実施例8 未変性トウモロコシ澱粉粉末50部と酢酸エステル化タ
ピオカ澱粉粉末(商品名:ファラジムT:松谷化学工業
社製)50部に、酵素α−アミラーゼ(商品名:スピタ
ーゼPG:長瀬産業社製)0.04部添加して固形分2
0%濃度の澱粉スラリーにし、pHは4.5であった。
その澱粉スラリーをオートクレーブを使用して温度を3
0℃から120℃に30分間で昇温した後に、温度12
0℃で20分保持して澱粉を糊化した。その糊液にNa
OHを添加してpHを7に調節し、温度を80℃に保持
して澱粉糊液を調製した。
【0046】実施例9 アセチル化トウモロコシ澱粉粉末(商品名:パールプラ
ス:王子ナショナル社製)50部と未変性タピオカ澱粉
粉末50部に、酵素α−アミラーゼ(商品名:スピター
ゼPG:長瀬産業社製)0.04部、NaOHを添加
し、pHを7に調節した固形分20%濃度の澱粉スラリ
ーにして、オートクレーブを使用し、温度を30℃から
120℃に30分間で昇温した後に、温度120℃で2
0分保持して澱粉を糊化した。その糊液にNaOHを添
加してpHを9に調節し、温度を80℃に保持して澱粉
糊液を調製した。
【0047】比較例1 未変性トウモロコシ澱粉粉末100部に酵素α−アミラ
ーゼ(商品名:スピターゼPG:長瀬産業社製)0.0
4部、NaOHを添加し、pHを7に調節した固形分2
0%濃度の澱粉スラリーにして、オートクレーブを使用
して温度を30℃から120℃に30分間で昇温した後
に、温度120℃で20分保持して澱粉を糊化した。そ
の糊液にNaOHを添加してpHを9に調節し、温度を
80℃に保持して澱粉糊液を調製した。
【0048】比較例2 未変性トウモロコシ澱粉粉末100部に酸化剤として過
硫酸アンモニュウム0.12部、Na2 CO3 を添加
し、pHを8に調節した30%の澱粉スラリーにして、
ジットクッカーを使用し、温度150℃で滞留時間5分
で澱粉を糊化した。その糊液にNaOHを添加してpH
を9に調節し、温度を80℃に保持して澱粉糊液を調製
した。
【0049】比較例3 未変性トウモロコシ澱粉粉末100部に酵素α−アミラ
ーゼ(商品名:スピターゼPG:長瀬産業社製)0.0
4部、NaOHを添加し、pHを7に調節した固形分2
0%濃度の澱粉スラリーにして、オートクレーブを使用
して温度を30℃から120℃に30分間で昇温した後
に、温度120℃で20分保持して澱粉を糊化した。そ
の糊液にNaOHを添加してpHを9に調節した。また
別に、酢酸エステル化タピオカ澱粉粉末(商品名:ファ
ラジムT:松谷化学工業社製)100部に酵素α−アミ
ラーゼ(商品名:スピターゼPG:長瀬産業社製)0.
04部、NaOHを添加し、pHを7に調節した固形分
20%濃度の澱粉スラリーにして、オートクレーブを使
用して温度を30℃から120℃に30分間で昇温した
後に、温度120℃で20分保持して澱粉を糊化した。
その糊液にNaOHを添加してpHを9に調節した。上
記の未変性トウモロコシ澱粉糊液50部と酢酸エステル
化タピオカ澱粉糊液50部を混合し、温度を80℃に保
持して澱粉糊液を調製した。
【0050】比較例4 未変性トウモロコシ澱粉粉末50部と酢酸エステル化タ
ピオカ澱粉粉末(商品名:ファラジムT:松谷化学工業
社製)50部に、酵素α−アミラーゼ(商品名:スピタ
ーゼPG:長瀬産業社製)0.04部添加し、pH4.
5、固形分20%濃度の澱粉スラリーとして、オートク
レーブを使用し、温度を30℃から120℃に30分間
で昇温した後に、温度120℃で20分保持して澱粉を
糊化し、温度を80℃に保持して澱粉糊液を調製した。
糊液はpH4.2であった。
【0051】上記のようにして得られた13種類の澱粉
糊液を固形分10%濃度に希釈、50℃に保持し、下記
に示す方法でその直後の粘度及び1日後の粘度、直後の
遠心沈降物を測定した。また、下記に示す方法でその澱
粉糊液を使用したサイズプレス液及び塗工液を配合調製
してサイズプレスおよびコーターで表面処理を行い処理
紙を得て、その処理紙を評価した。評価結果を表1及び
表2に示す。
【0052】(粘度の測定)Brookfield型粘
度計60rpmで測定した。澱粉糊液は固形分10%濃
度、温度50℃とした。
【0053】(遠心沈降物の測定)遠心分離器を使用し
て、濃度10%の澱粉糊液100gを4000rpmで
15分間、温度50℃に保持して回転した後、その沈降
物を測定し、下記の式で遠心沈降物率を算出した。 遠心沈降物率(%)=沈降物量/固形澱粉量×100
【0054】(サイズプレス液の配合調製及びサイズプ
レス表面処理)澱粉糊液を5%に希釈して温度80℃の
サイズプレス液とした。抄紙原料のパルプとして叩解し
たLBKP,填料として軽質炭酸カルシウム10%(対
紙)、内添薬品としてアルキルケテンダイマー0.1%
(対パルプ)、カチオン澱粉0.5%(対パルプ)、ア
ニオン性アクリルアミド0.02%(対パルプ)、硫酸
バンド0.5%(対パルプ)とした実量60g/m2
上質紙にホリゾンタルサイズプレスで、サイズプレス液
を30cc/m2 を塗布し、サイズプレス処理紙を得
た。
【0055】(塗工液及び塗工紙の表面処理)カオリン
70部、炭酸カルシウム30部、分散剤0.5部、防腐
剤0.02部、消泡剤0.1部、スチレン−ブタジエン
共重合体5部(固形分)、温度80℃の澱粉糊液10部
(固形分)を配合して、固形分濃度55%の塗工液とし
て、実量60g/m2 の上質紙に乾燥重量が片面当たり
15g/m2 となるようにブーレードコーターで両面塗
工し乾燥後、スーパーカレンダー処理を行い、塗工紙を
得た。
【0056】 (サイズプレス処理紙及び塗工紙の品質評価) (1)表面強度の評価 サイズプレス処理紙及び塗工紙をRI印刷適性試験機
(明製作所製)で印刷し、下記の評価基準で目視評価し
た。 ◎:ピックの発生がなく極めて良好である。 ○:ピックの発生が殆どなく良好である。 △:ピックの発生がありやや劣っている。 ×:ピックの発生が多くあり劣っている。
【0057】(2)サイズ性の評価 サイズプレス処理紙をJIS P 8122に準拠して
ステキヒトサイズ度を測定した。
【0058】 (3)塗工時のストリークの発生状況の評価 塗工紙のストリーク発生状況を下記の評価基準で目視評
価した。 ◎:ストリークの発生がなく極めて良好である。 ○:ストリークの発生が殆どなく良好である。 △:ストリークの発生がありやや劣っている。 ×:ストリークの発生が多くあり劣っている。
【0059】
【表1】
【0060】
【表2】
【0061】
【発明の効果】実施例の結果から明らかなように、本発
明の調製方法による澱粉糊液は主としてサイズプレスや
塗工紙用塗料に使用する澱粉糊液の安定性に優れたもの
であり、その澱粉糊液を用いた紙製品の品質が良好であ
った。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D21H 17/28 7199−3B D21H 3/28 (72)発明者 高谷 季明 兵庫県尼崎市常光寺4丁目3番1号 神崎 製紙株式会社神崎工場内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】澱粉を変性糊化する澱粉糊液の調製方法に
    おいて、トウモロコシ澱粉粉末と地下澱粉粉末とを混合
    スラリーにして酵素変性又は熱化学変性によって変性糊
    化し、澱粉糊液がpH5以上であることを特徴とする澱
    粉糊液の調製方法。
  2. 【請求項2】混合スラリー中の地下澱粉が化工澱粉であ
    る請求項1記載の澱粉糊液の調製方法。
  3. 【請求項3】化工澱粉が酢酸エステル化澱粉であり、混
    合スラリーのpHを5〜8に調節してその後に変性糊化
    する請求項2記載の澱粉糊液の調製方法。
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