JPH06248202A - 光硬化型導電性塗料組成物 - Google Patents

光硬化型導電性塗料組成物

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JPH06248202A
JPH06248202A JP3643993A JP3643993A JPH06248202A JP H06248202 A JPH06248202 A JP H06248202A JP 3643993 A JP3643993 A JP 3643993A JP 3643993 A JP3643993 A JP 3643993A JP H06248202 A JPH06248202 A JP H06248202A
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JP
Japan
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meth
weight
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coating composition
pts
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JP3643993A
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English (en)
Inventor
Minoru Suezaki
穣 末崎
Koji Maruyama
耕司 丸山
Takashi Osugi
高志 大杉
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】紫外線等の活性光線により容易に硬化して塗膜
を形成し、得られた塗膜は導電性に優れると共に、透明
性、硬度及び耐擦傷性に優れる光硬化型導電性塗料組成
物。 【構成】(a)(メタ)アクリレート化合物、(b)導
電性粉末、(c)アニリン系重合体、(d)アセタール
樹脂、(e)光重合開始剤及び(f)有機溶剤からな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光硬化型導電性塗料組成
物に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体ウェハー保存容器、電子、電気部
材、半導体の製造工場の床材、壁材などは、多くの場合
帯電防止性を有するものが必要とされる。
【0003】一般に、合成樹脂を材料とする成形体に帯
電防止性能を付与するために、例えば、カーボン粉末や
金属粉末入り塗料でコーティングしたり、あるいは、カ
ーボン粉末、カーボン繊維や金属繊維等を成形時に合成
樹脂に練り混んで成形する方法が行われている。
【0004】しかしながら、上記の方法では、塗料や成
形体自体の着色により透明なものが得られず、窓等の部
分に使用した場合、内容物を透視することができないと
いう問題点があった。
【0005】このような要求に対して、透明性の優れた
導電性塗料として、特開昭58−91777号公報に
は、平均粒径0.4μm以下の酸化錫を主成分とする導
電性微粉末をバインダー中に分散させた塗料が開示され
ている。この塗料は、透明でかつ帯電防止機能を有する
塗膜を形成しうるが、塗料のバインダーが熱可塑性樹脂
であるため、耐擦傷性及び耐溶剤性の十分な塗膜が得ら
れないという問題点があった。
【0006】さらに、特開昭60−60166号公報に
は、酸化錫を主成分とする導電性微粉末を、紫外線又は
可視光線等で硬化する成分を含む塗料バインダー中に分
散した塗料が開示されている。この塗料から得られた塗
膜は、透明性、帯電防止性を有する上に、耐擦傷性、耐
溶剤性に優れるが、酸化錫粉末が非常に高価であり、コ
スト面から用途に制約があった。
【0007】一方、安価な導電材料として導電性高分子
がある。特に、ポリチオフェン、ポリピロール、ポリア
ニリン等は空気中で安定で、しかも導電性が100S/
cm以上となるものもあるので実用に適した素材として
挙げられる。しかしながら、これらの導電性高分子は、
不溶不融であることから加工性及び透明性の点で問題が
あった。
【0008】これに対して、特開平1−131228号
公報には、ポリアニリンの粉末を樹脂中に分散すること
により、加工性及び透明性を向上させる方法が開示され
ている。しかしながら、ポリアニリンは高い導電性を有
すると共に安定で、アニリンを原料として安価に合成さ
れるが、このようなポリアニリン分散樹脂の塗膜は強度
が弱く実用に供することができなかった。
【0009】そこで強度の高い塗膜を得るために、例え
ば、多官能のアクリルオリゴマーにポリアニリン粉末を
分散させた導電性塗料が考えられる。このような塗料
は、アクリルオリゴマーを重合硬化させることにより、
導電性が優れかつ高強度の塗膜を形成するが、ポリアニ
リンによる緑色の着色が強くなる上に、ポリアニリン粉
体の凝集による塗膜の曇価が大きくなることから、透明
性が十分ではなかった。さらに、ポリアニリンの強い凝
集力により、塗料中に分散したポリアニリン粉体が凝
集、沈降して塗料の安定性に欠けるという問題点があっ
た。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
に鑑みてなされたものであり、その目的は、紫外線等の
活性光線により容易に硬化して塗膜を形成し、得られた
塗膜は導電性に優れると共に、透明性、硬度及び耐擦傷
性に優れる光硬化型導電性塗料組成物を提供することに
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の光硬化型導電性
塗料組成物は、(メタ)アクリレート化合物(a)、、
導電性粉末(b)、アニリン系重合体(c)、光重合開
始剤(d)及び有機溶剤(e)からなる。
【0012】上記(メタ)アクリレート化合物(a)
は、分子内に少なくとも2個以上の(メタ)アクリロイ
ル基を有するものでであり、塗膜に硬度と耐摩耗性を付
与するために用いられる。
【0013】このような(メタ)アクリレート化合物と
しては、例えば、エチレングリコールジ(メタ)アクリ
レート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、
テトラエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ノ
ナエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエ
チレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリプロピ
レングリコールジ(メタ)アクリレート、テトラプロピ
レングリコールジ(メタ)アクリレート、ノナプロピレ
ングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリプロピレン
グリコールジ(メタ)アクリレート、2,2−ビス〔4
−(アクリロキシジエトキシ)フェニル〕プロパン、
2,2−ビス〔4−(メタクリロキシジエトキシ)フェ
ニル〕プロパン、3−フェノキシ−2−プロパノイルア
クリレート、1,6−ビス(3−アクリロキシ−2−ヒ
ドロキシプロピル)−ヘキシルエーテル等の2官能(メ
タ)アクリレート;ペンタエリスルトールトリ(メタ)
アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)ア
クリレート、グリセロールトリ(メタ)アクリレート、
トリス−(2−ヒドロキシルエチル)−イソシアヌル酸
エステル(メタ)アクリレート等の3官能(メタ)アク
リレート;ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリ
レート、ジペンタエリスルトールペンタ(メタ)アクリ
レート、ジペンタエリスルトールヘキサ(メタ)アクリ
レートの4官能以上の(メタ)アクリレート等が挙げら
れる。
【0014】上記以外の(メタ)アクリレート化合物と
しては、分子末端に(メタ)アクリロイル基を2個以上
有し、分子内にウレタン結合を有するアクリル系ウレタ
ンオリゴマーが挙げられ、該オリゴマーを用いると塗膜
の耐擦傷性が一層向上する。
【0015】上記アクリル系ウレタンオリゴマーは、例
えば、1分子内に2個以上のイソシアネート基を有する
化合物と、活性水素を有する(メタ)アクリレートを作
用させることにより調製される。
【0016】上記1分子内に2個以上のイソシアネート
基を有する化合物としては、例えば、m−フェニレンジ
イソシアネート、p−フェニレンジイソシアネート、ト
ルエン−2,4−ジイソシアネート、トルエン−2,5
−ジイソシアネート、トルエン−2,6−ジイソシアネ
ート、トルエン−3,5−ジイソシアネート、m−キシ
リレンジイソシアネート、p−キシリレンジイソシアネ
ート、ヘキサメチレンジイソシアネート、トリメチルヘ
キサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシア
ネート、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネー
ト、4,4’−ジイソシアネート−3,3’−ジメチル
ビフェニル、4,4’−ジイソシアネート−3,3’−
ジメチルビフェニルメタン等が挙げられる。
【0017】上記活性水素を有する(メタ)アクリレー
トとしては、例えば、2−ヒドロキシエチル(メタ)ア
クリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレ
ート、3−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、
グリセリンジ(メタ)アクリレート、1,6−ビス(3
−アクリロキシ−2−ヒドロキシプロピル)−ヘキシル
エーテル、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレ
ート、トリス−(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌル
酸エステル(メタ)アクリレート、(メタ)アクリル酸
等が挙げられる。
【0018】上記(メタ)アクリレート化合物は単独で
用いられても併用されてもよく、併用される場合は、上
記(メタ)アクリル系ウレタンオリゴマーが併用される
のが好ましい。
【0019】上記(メタ)アクリル系ウレタンオリゴマ
ーの量は、多くなっても少なくなっても、塗膜の耐摩耗
性が低下するので、上記(メタ)アクリレート化合物
(a)中10〜90重量%が好ましい。
【0020】上記導電性粉末(b)は酸化錫を主成分と
する。上記酸化錫中には酸化アンチモンを含有するもの
が好ましく、その含有量は多くなっても、少なくなって
も塗膜の導電性が低下するので、0.1〜20重量%が
好ましい。
【0021】また、上記導電性粉末(b)の粒径は、小
さくなると塗膜の導電性が低下し、大きくなると可視光
線を散乱し塗膜の透明性が低下するので、0.01〜
0.4μmに限定される。
【0022】光硬化型導電性塗料組成物中、導電性粉末
(b)は少なくなるとアニリン系重合体(c)粉末の凝
集を抑制する効果が得られず、得られた塗膜は着色が著
しくなり、多くなると得られた塗膜の透明性及び機械的
強度が低下するので、(メタ)アクリレート化合物
(a)100重量部に対して100〜250重量部に限
定される。
【0023】上記アニリン系重合体(c)はアニリン誘
導体モノマーの重合物であり、従来公知の導電性のある
ものであれば、特に限定されることなく使用可能であ
る。
【0024】上記アニリン誘導体モノマーとしては、例
えば、アニリン、N−メチルアニリン、N−エチルアニ
リン、ジフェニルアニリン、o−トルイジン、m−トル
イジン、2−エチルアニリン、3−エチルアニリン、
2,4−ジメチルアニリン、2,5−ジメチルアニリ
ン、2,6−ジメチルアニリン、2,6−ジエチルアニ
リン、2−メトキシルアニリン、4−メトキシルアニリ
ン、2,4−ジメトキシルアニリン、o−フェニレンジ
アミン、m−フェニレンジアミン、2−アミノビフェニ
ル、N,N' - ジフェニル−p−フェニレンジアミン等
が挙げられる。
【0025】上記アニリン系重合体(c)の製造方法と
しては、アニリン誘導体モノマー及び酸を水、DMF
(ジメチルホルアミド)等の溶媒に溶解させ、この溶液
に酸化剤を加えて攪拌することにより、酸化重合反応さ
せる方法が挙げられる。
【0026】上記酸としては、例えば、塩酸、硫酸、硝
酸等の無機プロトン酸;p−トルエンスルホン酸等の有
機酸が挙げられ、上記重合反応系における酸の濃度とし
ては、0.1〜1規定が好ましい。
【0027】上記酸化剤としては、例えば、過硫酸塩、
過酸化水、過マンガン酸塩、二酸化鉛、重クロム酸塩、
二酸化マンガン、塩化鉄等の過酸化物;ルイス酸が挙げ
られ、上記重合反応系における酸化剤の濃度としては
0.1〜1モル/リットルが好ましい。
【0028】上記ポリアニリン系重合体(c)は粒子状
で使用される。
【0029】上記ポリアニリン粒子と導電性粉末(b)
を併用することにより、高価な導電性粉末(b)の使用
量を減らした状態で、高い導電性を発現できる。また、
導電性粉末(b)とポリアニリン粒子の併用により、ポ
リアニリン粒子の使用量を減らし得るので、得られた塗
膜は着色が少なく優れた透明性が得られる。
【0030】さらに、導電性粉末(b)はポリアニリン
の粒子の凝集を抑制するので、沈降が起こり難く塗料の
貯蔵安定性が向上する。
【0031】上記アセタール樹脂(d)は、主鎖のビニ
ル基にアセタール基が結合した部分と水酸基が結合した
部分から構成され、導電性粉末(b)の分散性を向上さ
せるために配合される。
【0032】上記アセタール樹脂(d)は、ポリビニル
アルコールにアルデヒドを縮合反応させてアセタール化
することにより得られるものであり、アセタール化に
は、酸触媒の存在下で水系媒体を用いる沈殿法や、アル
コール等の溶媒を用いる溶解法等公知の方法が採用され
る。なお、原料としてポリ酢酸ビニルを用い、ケン化と
アセタール化とを並行的に行って、ポリビニルアセター
ル樹脂を得ることもできる。
【0033】上記アセタール樹脂(d)において、水酸
基が結合したビニル基の部分が少なくなると、前記導電
性粉末(b)を分散する能力が不足して透明性が低下
し、多くなると有機溶剤への溶解性が低下し塗料の作製
が困難になるとともに、得られた塗膜の耐薬品性が低下
するので、水酸基が結合しているビニル基のモル%は、
主鎖中の全ビニル基に対して2〜60モル%が好まし
く、より好ましくは5〜40モル%である。
【0034】また、上記アセタール樹脂(d)は、側鎖
にアセチル基が含有されてもよく、その含有量は、主鎖
中の全ビニル基に対するアセチル基が結合しているビニ
ル基量として、10モル%以下が好ましい。
【0035】光硬化型導電性塗料組成物中、上記アセタ
ール樹脂(d)の量は、少なくなると、導電性粉末
(b)の分散性が悪くなって透明性が低下し、多くなる
と塗膜の硬度、耐擦傷性、耐薬品性が低下するので、
(メタ)アクリレート化合物(a)100重量部に対し
て、5〜50重量部に限定される。
【0036】上記光重合開始剤(e)としては、紫外
線、可視光線等の活性光線により、重合を開始させる性
質を有するものであればよい。
【0037】上記光重合開始剤(e)のうち、紫外線で
活性化するものとしては、例えば、ソジウムメチルジチ
オカーバメイトサルファイド、テトラメチルチウラムモ
ノサルファイド、ジフェニルモノサルファイド、ジベン
ゾチアゾイルモノサルファイド及びジサルファイドなど
のサルファイド類;チオキサントン、2−エチルチオキ
サントン、2−クロロチオキサントン、2,4−ジエチ
ルチオキサントン等のチオキサントン誘導体;ヒドラゾ
ン、アゾビスイソブチロニトリル、ベンゼンジアゾニウ
ム等の(ジ)アゾ化合物;ベンゾイン、ベンゾインメチ
ルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾフェノ
ン、ジメチルアミノベンゾフェノン、ミヒラーケトン、
ベンジルアントラキノン、t−ブチルアントラキノン、
2−メチルアントラキノン、2−エチルアントラキノ
ン、2−アミノアントラキノン、2−クロロアントラキ
ノン等の芳香族カルボニル化合物;p−ジメチルアミノ
安息香酸メチル、p−ジメチルアミノ安息香酸エチル、
p−ジメチルアミノ安息香酸ブチル、p−ジエチルアミ
ノ安息香酸イソプロピル等のジアルキルアミノ安息香酸
エステル類;ベンゾイルパーオキサイド、ジ−t−ブチ
ルパーオキサイド、ジクミルパーオキサイド、キュメン
ハイドロパーオキサイド等の過酸化物;9−フェニルア
クリジン、9−p−メトキシフェニルアクリジン、9−
アセチルアミノアクリジン、ベンズアクリジン等のアク
リジン誘導体;9,10−ジメチルベンズフェナジン、
9−メチルベンズフェナジン、10−メトキシベンズフ
ェナジン等のフェナジン誘導体;6,4’,4”−トリ
メトキシ−2,3−ジフェニルキノキサリン等のキノキ
サリン誘導体;2,4,5−トリフェニルイミダゾイル
二量体等が挙げられる。
【0038】また、可視光線で活性化するものとして
は、例えば、2−ニトロフルオレン、2,4,6−トリ
フェニルピリリウム四弗化ホウ素塩、2,4,6−トリ
ス(トリクロロメチル)−1,3,5−トリアジン、
3,3’−カルボニルビスクマリン、チオミヒラーケト
ン等が挙げられる。
【0039】本発明では、導電性粉末(b)が350n
m以下の紫外線を強く吸収し、400nm以上では着色
が強くなるために、光重合開始剤(e)の最大吸収波長
は350〜400nmの範囲にあるものが好ましい。
【0040】また、上記光重合開始剤(e)には、酸素
阻害による感度の低下を防止するため、アミン化合物を
併用してもよい。このようなアミン化合物としては、脂
肪族アミン、芳香族アミン等不揮発性のものであれば、
特に限定されず、例えば、トリエタノールアミン、メチ
ルジエタノールアミン等が挙げられる。
【0041】また、上記ジアルキルアミノ安息香酸エス
テル、ミヒラーケトン等のアミノ基を含有する光重合開
始剤は、アミン化合物として使用することができる。
【0042】光硬化型導電性塗料組成物中、上記光重合
開始剤(e)の量は、少なくなると重合反応が進行せ
ず、塗膜の硬度及び耐擦傷性が不十分なものとなり、多
くなると塗膜の表面近傍のみで硬化が起こり、塗膜の導
電性、耐摩耗性が低下するので、(メタ)アクリレート
化合物(a)100重量部に対して0.1〜10重量部
に限定される。
【0043】上記有機溶剤(f)は、導電性粉末(b)
の分散性、塗工性を改良するために添加される。有機溶
剤(f)の沸点が低いものもしくは揮発性の強いもの
は、塗工中に蒸発により塗料粘度が変化し、沸点が高く
なると乾燥工程に時間を要するので、沸点は80〜16
0℃が好ましい。
【0044】このような溶剤としては、例えば、メチル
エチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサ
ノン、エチレングリコールモノメチルエーテル(メチル
セロソルブ)、エチレングリコールモノエチルエーテル
(エチルセロソルブ)、酢酸ブチル、イソプロピルアセ
トン、アニソール等が挙げられる。
【0045】光硬化型導電性塗料組成物中、上記有機溶
剤(f)の量は、多くなっても少なくなっても、塗工作
業が困難になると共に、導電性粉末(b)の分散性が低
下するので、(メタ)アクリレート化合物(a)100
重量部に対して300〜3000重量部に限定される。
【0046】上記光硬化性導電性塗料組成物には、紫外
線吸収剤、酸化防止剤、熱重合禁止剤、レベリング剤、
表面改質剤、脱泡剤等の各種添加剤が添加されていても
よい。
【0047】上記塗料組成物は、(メタ)アクリレート
化合物(a)、光重合開始剤(e)等を有機溶剤(f)
に加えて混合、溶解した後、アニリン系重合体(c)、
アセタール樹脂(d)と導電性粉末(b)を加えさらに
混合する方法により調製される。
【0048】各成分の混合には、塗料の分散や配合に通
常用いられる装置、例えば、サンドミル、ボールミル、
アトライター、高速回転攪拌装置、三本ロール等が使用
される。
【0049】上記の方法で調製された光硬化型導電性塗
料組成物を塗布するには、例えば、スプレー法、ロール
コーター法、バーコート法、ドクターブレード法等一般
的な塗布方法が挙げられる。
【0050】上記光硬化型導電性塗料組成物を塗布する
基材としては、例えば、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネ
ート、ポリメタクリレート、ABS樹脂等の樹脂プレー
トもしくはフィルム;板ガラス等がが挙げられる。
【0051】上記光硬化型導電性塗料組成物は、紫外線
照射により硬化して塗膜を形成するが、紫外線照射に使
用される光源としては、高圧水銀ランプ、メタルハライ
ドランプ等が挙げられる。
【0052】次に、本発明の2について説明する。本発
明の2の光硬化型導電性塗料組成物は、本発明の光硬化
型導電性塗料組成物に、(g)有機酸が添加されてな
る。
【0053】上記有機酸(g)は、飽和脂肪族モノカル
ボン酸、アルキルスルホン酸及び分子内に(メタ)アク
リロイル基を有する酸からなる群より選ばれる一種以上
である。
【0054】上記飽和脂肪族モノカルボン酸としては、
例えば、酢酸、プロピオン酸、酪酸等が挙げられ、上記
アルキルスルホン酸としては、例えば、メタンスルホン
酸、エタンスルホン酸等が挙げられる。
【0055】上記分子内に(メタ)アクリロイル基を有
する有機酸(g)としては、例えば、2−(メタ)アク
リロキシエチルコハク酸、2−(メタ)アクリロキシエ
チルフタル酸等のカルボン酸含有モノマー;モノ〔2−
(メタ)アクリロキシエチル〕アシッドホスフェート、
ビス〔2−(メタ)アクリロキシエチル〕アシッドホス
フェート、モノ〔2−(メタ)アクリロキシプロピル〕
アシッドホスフェート等のリン酸含有モノマー;p−ス
チレンスルホン酸、2−アクリルアミド−2−メチルプ
ロパンスルホン酸等のスルホン酸含有モノマー等が挙げ
られる。
【0056】上記有機酸(g)は沸点が170℃以下の
ものが好ましい。
【0057】また、上記有機酸(g)は、光硬化型導電
性塗料組成物のチクソトロピック性を抑制するために添
加され、上記塗料組成物の貯蔵安定性や硬化後の塗膜に
悪影響を及ぼさず、塗工後の乾燥時に完全に蒸発するか
紫外線照射により硬化した塗膜の架橋構造中に取り込ま
れるものが好ましい。
【0058】光硬化型導電性塗料組成物中、上記有機酸
(g)は少なくなるとチクソトロピック性の抑制効果が
不十分となり、多くなると乾燥時に有機酸を完全に蒸発
させることが困難となり、硬化膜の架橋密度を低下させ
塗膜の強度を損なうので、(メタ)アクリレート化合物
(a)100重量部に対して0.1〜50重量部に限定
される。
【実施例】以下に、本発明の実施例を説明する。 (実施例1) 〔アニリン系重合体の調製〕p−トルエンスルホン酸1
60g(0.8モル)を脱イオン化水1000ミリリッ
トルに溶解させ、p−トルエンスルホン酸水溶液を得
た。この水溶液を500ミリリットルづつに取り分け、
一方にはアニリン36.5ミリリットル(0.4モル)
を加え、もう一方にペルオキソ二硫酸アンモニウム91
gを溶解させた。冷却管、攪拌機及び滴下ロートを備え
たセパラブルフラスコ反応容器に、前記アニリン含有p
−トルエンスルホン酸水溶液を仕込み、水浴で昇温を抑
えながら、ペルオキソ二硫酸アンモニウム含有p−トル
エンスルホン酸水溶液500ミリリットルを30分間か
けて滴下し、3時間攪拌を続けた後、沈殿を濾取し、十
分にメタノールで洗浄して緑色のアニリン重合体粉末を
得た。
【0059】〔光硬化型導電性塗料組成物の調製〕シク
ロヘキサノン270重量部にペンタエリスルトールトリ
アクリレート100重量部、ヒドロキノン0.4重量
部、チオキサントン4重量部、p−ジメチルアミノ安息
香酸エチル4重量部を溶解させ、アトライターに仕込ん
だ。これを攪拌しながら粒径0.02μmの酸化アンチ
モン含有導電性粉末(三菱マテリアル社製「T−1」)
100重量部、アニリン系重合体10重量部、及び残存
水酸基35モル%、重合度2400のアセトアセタール
樹脂11重量部を加えて10時間分散させることによ
り、光硬化型導電性塗料組成物Aを調製した。(以下塗
料組成物Aという)。
【0060】〔塗料組成物Aの塗膜形成〕厚さ5mmの
透明アクリル樹脂プレート上に、バーコーターを用いて
乾燥後の膜厚が2μmになるように塗料組成物Aを塗布
し、常温で30分間乾燥した後、50℃で10分間熱風
乾燥させ塗膜を形成した。次いで、この塗膜を、高圧水
銀ランプを用いて、照射量が1800mJ/cm 2 とな
るように紫外線を照射して硬化させた。さらに、この塗
膜を直径30cmのウール性ポリッシャー(3,000
rpm)によりバフ仕上げした。
【0061】(実施例2)シクロヘキサノン550重量
部、ペンタエリスルトールトリアクリレート100重量
部、ヒドロキノン0.4重量部、チオキサントン4重量
部、p−ジメチルアミノ安息香酸エチル4重量部、アク
リル酸40重量部を溶解させ、アトライターに仕込ん
だ。これを攪拌しながら粒径0.02μmの酸化アンチ
モン含有導電性粉末(三菱マテリアル社製「T−1」)
200重量部、アニリン系重合体5重量部、及び残存水
酸基35モル%、重合度2400のアセトアセタール樹
脂22重量部を加えて10時間分散させることにより、
光硬化型導電性塗料組成物Bを調製した。(以下塗料組
成物Bという)。この塗料組成物Bを用いて、実施例1
と同様にして、透明アクリル樹脂プレート上に塗布、硬
化させて塗膜を形成した後、この塗膜をバフ仕上げし
た。
【0062】(実施例3)塗料組成物Aにおいて、ペン
タエリスルトールトリアクリレートに代えて、ジペンタ
エリスルトールヘキサアクリレート100重量部を使用
したこと以外は、実施例1と同様にして、光硬化型導電
性塗料組成物Cを調製した(以下塗料組成物Cとい
う)。この塗料組成物Cを用いて、実施例1と同様にし
て、透明アクリル樹脂プレート上に塗布、硬化させて塗
膜を形成した後、この塗膜をバフ仕上げした。
【0063】(実施例4)塗料組成物Aにおいて、残存
水酸基35モル%、重合度1700のアセタール樹脂1
1重量を使用したこと以外は、実施例1と同様にして、
光硬化型導電性塗料組成物Dを調製した(以下塗料組成
物Dという)。この塗料組成物Dを用いて、実施例1と
同様にして、透明アクリル樹脂プレート上に塗布、硬化
させて塗膜を形成した後、この塗膜をバフ仕上げした。
【0064】(比較例1)塗料組成物Aにおいて、アニ
リン系重合体を全く加えなかったこと以外は、実施例1
と同様にして、光硬化型導電性塗料組成物Eを調製した
(以下塗料組成物Eという)。この塗料組成物E用い
て、実施例1と同様にして、透明アクリル樹脂プレート
上に塗布、硬化させて塗膜を形成した後、この塗膜をバ
フ仕上げした。
【0065】(比較例2)塗料組成物Aにおいて、酸化
錫粉末を全く使用せず、アニリン系重合体10重量部を
25重量部に変えたこと以外は、実施例1と同様にし
て、光硬化型導電性塗料組成物Fを調製した(以下塗料
組成物Fという)。この塗料組成物F用いて、実施例1
と同様にして、透明アクリル樹脂プレート上に塗布、硬
化させて塗膜を形成した後、この塗膜をバフ仕上げし
た。 〔光硬化型導電性塗料組成物の性能評価〕上記実施例及
び比較例で得られた光硬化型導電性塗料組成物及びアク
リル樹脂プレートにつき、下記項目の性能評価を行いそ
の結果を表1に示した。 (1)塗料組成物の安定性 光硬化型導電性塗料組成物を調製後1ケ月静置し、塗工
性を評価した。 (2)導電性 表面固有抵抗をASTM D257に準拠して測定し、
導電性の指標とした。 (3)透明性 ASTM D1003に準拠して全光線透過率及び曇価
を測定し、透明性の指標とした。 (4)鉛筆硬度 JIA K5400に準拠して鉛筆硬度を測定し、硬度
及び耐擦傷性の指標とした。
【0066】
【表1】
【0067】(実施例5)塗料組成物Aにメタクリル酸
40重量部を加えたこと以外は、実施例1と同様にし
て、光硬化型導電性塗料組成物Gを調製した(以下塗料
組成物Gという)。この塗料組成物Gを用いて、実施例
1と同様にして、透明アクリル樹脂プレート上に塗布、
硬化させて塗膜を形成した後、この塗膜をバフ仕上げし
た。
【0068】(実施例6)シクロヘキサノン550重量
部、ペンタエリスルトールトリアクリレート85重量
部、ヒドロキノン0.4重量部、チオキサントン4重量
部、p−ジメチルアミノ安息香酸エチル4重量部、ビス
(2−メタクリロキシエチル)アシッドホスフェート1
5重量部を溶解させ、アトライターに仕込んだ。これを
攪拌しながら粒径0.02μmの酸化アンチモン含有導
電性粉末(三菱マテリアル社製「T−1」)200重量
部、アニリン系重合体5重量部、及び残存水酸基35モ
ル%、重合度2400のアセトアセタール樹脂22重量
部を加えて10時間分散させることにより、光硬化型導
電性塗料組成物Hを調製した。(以下塗料組成物Hとい
う)。この塗料組成物Hを用いて、実施例1と同様にし
て、透明アクリル樹脂プレート上に塗布、硬化させて塗
膜を形成した後、この塗膜をバフ仕上げした。
【0069】(実施例7)ペンタエリスルトールトリア
クリレート100重量部に代えてジペンタエリスルトー
ルヘキサアクリレート100重量部を使用し、メタクリ
ル酸40重量部に代えてメタンスルホン酸0.5重量部
を使用したこと以外は、実施例5と同様にして、光硬化
型導電性塗料組成物Iを調製した(以下塗料組成物Iと
いう)。この塗料組成物Iを用いて、実施例1と同様に
して、透明アクリル樹脂プレート上に塗布、硬化させて
塗膜を形成した後、この塗膜をバフ仕上げした。
【0070】(実施例8)ペンタエリスルトールトリア
クリレート100重量部を95重量部に変え、メタクリ
ル酸40重量部をメタクリル酸−2−リン酸エチル5重
量部に変えたこと以外は、実施例5と同様にして、光硬
化型導電性塗料組成物Jを調製した(以下塗料組成物J
という)。この塗料組成物Jを用いて、実施例1と同様
にして、透明アクリル樹脂プレート上に塗布、硬化させ
て塗膜を形成した後、この塗膜をバフ仕上げした。
【0071】(比較例3)塗料組成物Gにおいて、メタ
クリル酸を全く加えなかったこと以外は、実施例5と同
様にして、光硬化型導電性塗料組成物Kを調製した(以
下塗料組成物Kという)。この塗料組成物Kを用いて、
実施例1と同様にして、透明アクリル樹脂プレート上に
塗布、硬化させて塗膜を形成した後、この塗膜をバフ仕
上げした。
【0072】(比較例4)塗料組成物Hにおいて、ビス
(2−メタクリロキシエチル)アシッドホスフェートを
全く加えなかったこと以外は、実施例6と同様にして、
光硬化型導電性塗料組成物Lを調製した(以下塗料組成
物Lという)。この塗料組成物Lを用いて、実施例1と
同様にして、透明アクリル樹脂プレート上に塗布、硬化
させて塗膜を形成した後、この塗膜をバフ仕上げした。 〔光硬化型導電性塗料組成物の性能評価〕上記実施例及
び比較例で得られた光硬化型導電性塗料組成物及びアク
リル樹脂プレートにつき、実施例1〜4と同様な性能評
価を行いその結果を表2に示した。
【0073】
【表2】
【0074】
【発明の効果】本発明の光硬化型導電性塗料組成物の構
成は、上に述べた通りであり、紫外線等の活性光線によ
り容易に硬化して塗膜を形成し、酸化錫とアニリン系重
合体の併用により、得られた塗膜は少量の酸化錫の使用
により高導電性を実現する上に、透明性、硬度、耐擦傷
性にも優れる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09D 179/00 PLT 9285−4J

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)分子内に少なくとも2個以上の(メ
    タ)アクリロイル基を有する(メタ)アクリレート化合
    物100重量部、(b)粒径0.01〜0.4μmの酸
    化錫を主成分とする導電性粉末100〜250重量部、
    (c)アニリン系重合体1〜20重量部、(d)アセタ
    ール樹脂10〜30重量部、(e)光重合開始剤0.1
    〜10重量部及び(f)有機溶剤300〜3,000重
    量部からなることを特徴とする光硬化型導電性塗料組成
    物。
  2. 【請求項2】請求項1記載の光硬化型導電性塗料組成物
    に、(g)飽和脂肪族モノカルボン酸、アルキルスルホ
    ン酸及び分子内に(メタ)アクリロイル基を有する酸か
    らなる群より選ばれる一種以上の有機酸0.1〜50重
    量部が添加されてなることを特徴とする光硬化型導電性
    塗料組成物。
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