JPH06247940A - N−アジニル−n′−(2−エチルチオ−フエニルスルホニル)−尿素に基づく選択的除草剤 - Google Patents

N−アジニル−n′−(2−エチルチオ−フエニルスルホニル)−尿素に基づく選択的除草剤

Info

Publication number
JPH06247940A
JPH06247940A JP2630694A JP2630694A JPH06247940A JP H06247940 A JPH06247940 A JP H06247940A JP 2630694 A JP2630694 A JP 2630694A JP 2630694 A JP2630694 A JP 2630694A JP H06247940 A JPH06247940 A JP H06247940A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
methoxy
ethylthio
urea
chlorine
ethoxy
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2630694A
Other languages
English (en)
Inventor
Hans-Jochem Riebel
ハンス−ヨツヘム・リーベル
Hans-Joachim Santel
ハンス−ヨアヒム・ザンテル
Markus Dr Dollinger
マルクス・ドリンガー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bayer AG
Original Assignee
Bayer AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bayer AG filed Critical Bayer AG
Publication of JPH06247940A publication Critical patent/JPH06247940A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D521/00Heterocyclic compounds containing unspecified hetero rings
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N47/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing organic compounds containing a carbon atom not being member of a ring and having no bond to a carbon or hydrogen atom, e.g. derivatives of carbonic acid
    • A01N47/08Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing organic compounds containing a carbon atom not being member of a ring and having no bond to a carbon or hydrogen atom, e.g. derivatives of carbonic acid the carbon atom having one or more single bonds to nitrogen atoms
    • A01N47/28Ureas or thioureas containing the groups >N—CO—N< or >N—CS—N<
    • A01N47/36Ureas or thioureas containing the groups >N—CO—N< or >N—CS—N< containing the group >N—CO—N< directly attached to at least one heterocyclic ring; Thio analogues thereof

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Plant Pathology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Pest Control & Pesticides (AREA)
  • Agronomy & Crop Science (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 式(I) 【化1】 式中、Xは例えば水素、ハロゲン、C−C−アルキ
ル(これはフッ素、塩素、メトキシまたはエトキシによ
り置換されていてもよい)などを表し、Yは例えばハロ
ゲン、C1−C3−アルキル(これはフッ素、塩素、メト
キシまたはエトキシにより置換されていてもよい)など
を表し、そしてZは窒素または基C−Z1を表し、ここ
でZ1は水素、フッ素、塩素、臭素、メチル、エチル、
メトキシまたはエトキシを表す、のN−アジニル−N′
−(2−エチルチオ−フェニルスルホニル)−尿素を含
有する選択的除草剤。 【効果】 式(I)のN−アジニル−N′−(2−エチ
ルチオ−フェニルスルホニル)−尿素は、作物植物の中
の雑草を選択的に防除するためにとくに適する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、N−アジニル−N′−(2−エ
チルチオ−フェニルスルホニル)−尿素類(それらのあ
るものは既知である)の選択的除草剤としてノ使用、お
よびある種の新規なN−アジニル−N′−(2−エチル
チオ−フェニルスルホニル)−尿素に関する。
【0002】種々のN−ピリミジニル−およびN−トリ
アジニル−N′−(2−アルキルチオ−フェニルスルホ
ニル)−尿素は潜在的除草剤として開示されてきている
が、実際には雑草を選択的に防除する化合物として重要
性を獲得しなかった(米国特許第4,127,405号、
米国特許第4,169,719号、欧州特許出願(EP−
A)第35,893号および日本国特許出願(JP−
A)第61060667号−Chem.Aabstra
cts 105:172513xの中に引用されている
−を参照のこと)。
【0003】今回、一般式(I)
【0004】
【化8】
【0005】式中、Xは水素、ハロゲン、C1−C3−ア
ルキル(これはフッ素、塩素、メトキシまたはエトキシ
により置換されていてもよい)、C1−C3−アルコキシ
(これはフッ素、塩素、メトキシまたはエトキシにより
置換されていてもよい)、C1−C3−アルキルチオ、C
1−C3−アルキルアミノまたはジ−(C1−C2−アルキ
ル)−アミノを表し、Yはハロゲン、C1−C3−アルキ
ル(これはフッ素、塩素、メトキシまたはエトキシによ
り置換されていてもよい)、C1−C3−アルコキシ(こ
れはフッ素、塩素、メトキシまたはエトキシにより置換
されていてもよい)、C1−C3−アルキルチオ、C1
3−アルキルアミノまたはジ−(C1−C2−アルキ
ル)−アミノを表し、そしてZは窒素または基C−Z1
を表し、ここでZ1は水素、フッ素、塩素、臭素、メチ
ル、エチル、メトキシまたはエトキシを表す、のN−ア
ジニル−N′−(2−エチルチオ−フェニルスルホニ
ル)−尿素は、作物植物を選択的に防除するためにとく
に適当であることが発見された。
【0006】式(I)は本発明に従い使用するN−アジ
ニル−N′−(2−エチルチオ−フェニルスルホニル)
−尿素の一般定義を提供する。好ましくは、式(I)に
おいて、Xは水素、フッ素、塩素、臭素、メチル、エチ
ル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、ジフル
オロメトキシ、メチルチオ、エチルチオ、メチルアミ
ノ、エチルアミノまたはジメチルアミノを表し、Yはフ
ッ素、塩素、臭素、メチル、エチル、トリフルオロメチ
ル、メトキシ、エトキシ、ジフルオロメトキシ、メチル
チオ、エチルチオ、メチルアミノ、エチルアミノまたは
ジメチルアミノを表し、そしてZは窒素または基C−Z
1を表し、ここでZ1は水素、フッ素または塩素を表す。
【0007】本発明に従い使用する式(I)の化合物の
とくに好ましい群は、各記号が次の意味を有するもので
ある:Xは塩素、メチルまたはメトキシを表し、Yはメ
チルまたはメトキシを表し、そしてZはCH基を表す。
【0008】本発明に従い使用する式(I)の化合物の
他のとくに好ましい群は、各記号が次の意味を有するも
のである:Xはメチルまたはメトキシを表し、Yはメチ
ルまたはメトキシを表し、そしてZは窒素を表す。
【0009】本発明に従い使用する式(I)の化合物の
例を、次の表1に記載する。
【0010】
【化9】
【0011】
【表1】
【0012】N−(4,6−ジメトキシ−s−トリアジ
ン−2−イル)−N′−(2−エチルチオ−フェニルス
ルホニル)−尿素(日本国特許出願(JP−A)第61
060667号−Chem.Aabstracts 1
05:172513xの中に引用されている−を参照)
を除外すると、式(I)のN−アジニル−N′−(2−
エチルチオ−フェニルスルホニル)−尿素は文献からま
だ知られていずそして、新規な物質として、この出願の
主題を構成する。
【0013】とくに、表1に実施例2、3、4、5およ
び6として記載する化合物は新規な物質として特許請求
されている。
【0014】式(I)の次の化合物は、とくに好ましい
新規な物質として述べることができる:N−(4,6−
ジメトキシ−ピリミジン−2−イル)−N′−(2−エ
チルチオ−ベンゼンスルホニル)−尿素、N−(4,6
−ジメチル−ピリミジン−2−イル)−N′−(2−エ
チルチオ−フェニルスルホニル)−尿素、N−(4−メ
トキシ−6−メチル−ピリミジン−2−イル)−N′−
(2−エチルチオ−フェニルスルホニル)−尿素および
N−(4−クロロ−6−メトキシ−ピリミジン−2−イ
ル)−N′−(2−エチルチオ−フェニルスルホニル)
−尿素。
【0015】式(I)のN−アジニル−N′−(2−エ
チルチオ−フェニルスルホニル)−尿素は、(a)式
(II)
【0016】
【化10】
【0017】の2−エチルチオ−ベンゼンスルホンアミ
ドを、一般式(III) Cl−CO−O−R (III) 式中、Rはアルキル(とくにメチルまたはエチル)、ア
ラルキル(とくにベンジル)またはアリール(フェニ
ル)を表す、のクロロギ酸エステルと、適当ならば酸受
容体、例えば、トリエチルアミンまたはピリジンの存在
下に、かつ適当ならば希釈剤、例えば、アセトニトリル
の存在下に、0℃〜100℃の温度において反応させ、
そして一般式(IV)
【0018】
【化11】
【0019】式中、Rは前述の意味を有する、の、この
反応において生成した、スルホニルウレタン(スルホニ
ルカルバメート)を、その場でまたは中間体の単離後
に、一般式(V)
【0020】
【化12】
【0021】式中、X、YおよびZは前述の意味を有す
る、のアミノアジンおよび酸、例えば、メタンスルホン
酸と、適当ならば希釈剤、例えば、アセトニトリルの存
在下に、0℃〜100℃の温度において反応させる(製
造実施例を参照)か、あるいは(b)式(VI)
【0022】
【化13】
【0023】の2−エチルチオ−ベンゼンスルホニルイ
ソシアネートを、一般式(V)
【0024】
【化14】
【0025】式中、X、YおよびZは前述の意味を有す
る、のアミノアジンと、適当ならば希釈剤、例えば、ア
セトニトリルの存在下に、20℃〜120℃の温度にお
いて反応させる(製造実施例を参照)により得られる。
【0026】式(II)、式(III)、式(V)およ
び式(VI)の出発物質は既知であるおよび/またはそ
れ自体既知方法により調製することができる[参照、日
本国特許出願(JP−A)第61060667号−Ch
em.Aabstracts105:172513xの
中に引用されている;製造実施例)。
【0027】本発明による活性化合物は、落葉剤、乾燥
剤、広葉樹の破壊剤および、ことに殺雑草剤として使用
することができる。雑草とは、最も広い意味において、
雑草を望まない場所に成長するすべての植物を意味す
る。本発明による物質が完全なまたは選択的除草剤とし
て作用するかどうかは、使用する量に本質的に依存す
る。
【0028】本発明による活性化合物は、例えば、次の
植物と組み合わせて使用することができる。
【0029】次の属の双子葉雑草:カラシ属(Sina
pis)、マメグンバイナズナ属(Lepidiu
m)、ヤエムグラ属(Galium)、ハコベ属(St
ellaria)、シカギク属(Matricari
a)、カミツレモドキ属(Anthemis)、ガリン
ソガ属(Galinsoga)、アカザ属(Cheno
podium)、イラクサ属(Urtica)、キオン
属(Senecio)、ヒユ属(Amaranthu
s)、スベリヒユ属(Portulaca)、オナモミ
属(Xanthium)、ヒルガオ属(Convolv
ulus)、サツマイモ属(Ipomoea)、タデ属
(Polygonum)、セスバニア属(Sesban
ia)、オナモミ属(Ambrosia)、アザミ属
(Cirsium)、ヒレアザミ属(Carduu
s)、ノゲシ属(Sonchus)、ナス属(Sola
num)、イヌガラシ属(Rorippa)、キカシグ
サ属(Rotala)、アゼナ属(Linderni
a)、ラミウム属(Lamium)、クワガタソウ属
(Veronica)、イチビ属(Abutilo
n)、エメクス属(Emex)、チョウセンアサガオ属
(Datura)、スミレ属(Viola)、チシマオ
ドリコ属(Galeopsis)、ケシ属(Papav
er)、センタウレア属(Centaurea)、シク
ツメクサ・シャジクソウ(Trifolium)、キン
ポウゲ・タガラシ・バイカモ(Ranunculus)
およびタンポポ(Taraxacum)。
【0030】次の属の双子葉栽培植物:ワタ属(Gos
sypium)、ダイズ属(Glycine)、フダン
ソウ属(Beta)、ニンジン属(Daucus)、イ
ンゲンマメ属(Phaseolus)、エンドウ属(P
isum)、ナス属(Solanum)、アマ属(Li
num)、サツマイモ属(Ipomoea)、ソラマメ
属(Vicia)、タバコ属(Nicotina)、ト
マト属(Lycopersicon)、ラッカセイ属
(Arachis)、アブラナ属(Brassic
a)、アキノノゲシ属(Lactuca)、キュウリ属
(Cucumis)およびウリ属(Cucurbit
a)。
【0031】次の属の単子葉雑草:ヒエ属(Echin
ochloa)、エノコログサ属(Setaria)、
キビ属(Panicum)、メヒシバ属(Digita
ria)、アワガリエ属(Phleum)、スズメノカ
タビラ属(Poa)、ウシノケグサ属(Festuc
a)、オヒシバ属(Eleusine)、ブラキアリア
属(Brachiaria)、ドクムギ属(Loliu
m)、スズメノチャヒキ属(Bromus)、カラスム
ギ属(Avena)、カヤツリグサ属(Cyperu
s)、モロコシ属(Sorghum)、カモジグサ属
(Agropyron)、シノドン属(Cynodo
n)、ミズアオイ属(Monocharia)、テンツ
キ属(Fimbristylis)、オモダカ属(Sa
gittaria)、ハリイ属(Eleochari
s)、ホタルイ属(Scirpus)、パスパルム属
(Paspalum)、カモノハシ属(Ischaem
um)、スフェノクレア属(Sphenoclea)、
ダクチロクテニウム属(Dactylocteniu
m)、ヌカボ属(Agrostis)、スズメノテッポ
ウ属(Alopecurus)およびアペラ属(Ape
ra)。
【0032】次の属の単子葉栽培植物:イネ属(Ory
za)、トウモロコシ属(Zea)、コムギ属(Tri
ticum)、オオムギ属(Hordeum)、カラス
ムギ属(Avena)、ライムギ属(Secale)、
モロコシ属(Sorghum)、キビ属(Panicu
m)、サトウキビ属(Saccharum)、アナナス
属(Ananas)、クサスギカズラ属(Aspara
gus)およびネギ属(Allium)。
【0033】しかしながら、本発明による活性化合物の
使用はこれらの属にまったく限定されず、同じ方法で他
の植物に及ぶ。
【0034】化合物は、濃度に依存して、例えば、工業
地域および鉄道線路上、樹木が存在するかあるいは存在
しない道路および四角い広場上の雑草の完全防除に適す
る。等しく、化合物は、多年生栽培植物、例えば、造
林、装飾樹木、果樹園、ブドウ園、かんきつ類の木立、
クルミの果樹園、バナナの植林、コーヒーの植林、茶の
植林、ゴムの木の植林、油ヤシの植林、カカオの植林、
小果樹の植え付けおよびホップの栽培植物、芝生、草地
および牧場の中の雑草の防除に、そして1年生栽培植物
中の雑草の選択的防除に使用することができる。
【0035】本発明による式(I)の化合物は単子葉作
物植物の中の単子葉および双子葉のの雑草の選択的防除
にとくに適する。
【0036】活性化合物は、普通の配合物、例えば、溶
液、乳液、水和剤、懸濁剤、粉末、粉剤、塗布剤、可溶
性粉末、顆粒、懸濁‐乳液濃厚剤、活性化合物を含浸さ
せた天然および合成物質、およびポリマー質中の極く細
かいカプセルに転化することができる。
【0037】これらの配合物は、既知の方法において、
例えば、活性化合物を増量剤、すなわち、液体溶媒およ
び/または固体の担体と必要に応じて表面活性剤、すな
わち、乳化剤および/または分散剤および/または発泡
剤と混合して製造される。
【0038】増量剤として水を用いる場合、例えば、有
機溶媒を補助溶媒として用いることもできる。液状溶媒
として、主に、芳香族炭化水素、例えば、キシレン、ト
ルエンまたはアルキルナフタレン、塩素化された芳香族
または塩素化された脂肪族炭化水素例えば、クロロベン
ゼン、クロロエチレンまたは塩化メチレン、脂肪族炭化
水素、例えば、シクロヘキサン、またはパラフィン、例
えば、鉱油留分、鉱油および植物油、アルコール、例え
ば、ブタノールまたはクリコールならびにそのエーテル
およびエステル、ケトン例えば、アセトン、メチルエチ
ルケトン、メチルイソブチルケトンまたはシクロヘキサ
ノン、強い極性の溶媒例えば、ジメチルホルムアミドお
よびジメチルスルホキシドならびに水が適している。
【0039】固体の担体として、次のものが適する:例
えば、アンモニウム塩類および粉砕した天然鉱物、例え
ば、カオリン、粘土、タルク、チョーク、石英、アタパ
ルジャイト、モントモリロナイトまたはケイ藻土および
粉砕した合成鉱物、例えば、高度に分散性のシリカ、ア
ルミナおよびシリケートが適しており、粒剤に対する固
体の担体として、次のものが適する:粉砕しかつ分別し
た天然岩、例えば、方解石、大理石、軽石、海泡石およ
び白雲石、ならびに無機および有機の粉末の合成粒体、
有機物質の粒体、例えば、おがくず、ヤシ殻、トウモロ
コシ穂軸およびタバコ茎;乳化剤および/または発泡剤
として、次のものが適する:例えば、非イオン性および
陰イオン性乳化剤、例えば、ポリオキシエチレン脂肪酸
エステル、ポリオキシエチレン脂肪族アルコールエーテ
ル、例えば、アルキルアリールポリグリコールエーテ
ル、アルキルスルホネート、アルキルスルフェート、ア
リールスルホネートならびにアルブミン加水分解生成
物;分散剤として、次のものが適する:例えば、リグニ
ンスルファイト廃液およびメチルセルロースが適してい
る。
【0040】接着剤、例えば、カルボキシメチルセルロ
ースならびに粉状、粒状またはラテックス状の天然およ
び合成の重合体、例えば、アラビアゴム、ポリビニルア
ルコールおよびポリビニルアセテートならびに天然リン
脂質、例えば、セファリンおよびレシチン、および合成
リン脂質を組成物に用いることができる。さらに、添加
物は鉱油および植物油であることができる。
【0041】着色剤、例えば、無機顔料、例えば、酸化
鉄、酸化チタンおよびプルシアンブルー、ならびに有機
染料、例えば、アリザリン染料および金属フタロシアニ
ン染料、および微量栄養素、例えば、鉄、マンガン、ホ
ウ素、銅、コバルト、モリブテンおよび亜鉛の塩を使用
できる。
【0042】調製物は、一般に、0.1〜95重量%、
好ましくは0.5〜90重量%の活性化合物を含有す
る。
【0043】雑草を防除するために、本発明による活性
化合物は、そのままで、あるいはそれらの配合物の形態
で、また、既知の除草剤との混合物として、仕上げられ
た配合物として、使用できるか、あるいは槽混合が可能
である。
【0044】混合物のための適当な成分は、次の既知の
除草剤である:アニリド、例えば、ジフルフェニシアン
およびプラパニル;アリールカルボン酸、例えば、ジカ
ルボキシレートピコリン酸、ジカンバおよびピクロラ
ム;アリールオキシアルカン酸、例えば、2,4−D、
2,4−DB、2,4−DP、フルロキシピル、MCP
A、MCPPおよびトリクロピル;アリールオキシ−フ
ェノキシ−アルカン酸エステル、例えば、ジクロロフォ
プ−メチル、フェノキサプロプ−エチル、フルアジフォ
プ−ブチル、ハロキシフォプ−メチルおよびクイザロフ
ォプ−エチル;アジノン、例えば、クロリダゾンおよび
ノルフラゾン;カルバメート、例えば、クロルプロファ
ム、デスメジファム、フェンメジファムおよびプロファ
ム;クロロアセトアニリド、例えば、アラクロル、アセ
トクロル、ブタクロル、メタザクロル、メトラクロル、
プレチラクロルおよびプロパクロル;ジニトロアニリ
ン、例えば、オリザリン、ペンジメタリンおよびトリフ
ラリン;ジフェニルエーテル、例えば、アシフルオルフ
ェン、ビフェノクス、フルオログリコフェン、フォメサ
フェン、ハロサフェン、ラクトフェンおよびオキシフル
オルフェン;尿素、例えば、クロルトルウロン、ジウロ
ン、フルオメツロン、イソプロツロン、リヌロンおよび
メタベンズチアズロン;ヒドロキシルアミン、例えば、
アロキシジム、クレトジム、シクロキシジム、セトキシ
ジムおよびトラルコキシジム;イミダゾリノン、例え
ば、イマゼタピル、イマザメトベンズ、イマザピルおよ
びイマザクイン;ニトリル、例えば、ブロモキシニル、
ジクロベニルおよびイオキシニル;オキシアセトアミ
ド、例えば、メフェナセット;スルホニル尿素、例え
ば、アミドスルフロン、ベンスルフロン−メチル、クロ
リムロン−エチル、クロルスルフロン、シノスルフロ
ン、メトスルフロン−メチル、ニコスルフロン、プリミ
スルフロン、ピラゾスルフロン−エチル、チフェンスル
フロン−メチル、トリアスルフロンおよびトリベヌロン
−メチル;チオカルバメート、例えば、ブチレート、シ
クロエート、ジ−アレート、EPTC、エウロカーブ、
マリネート、プロスルフォカーブ、チオベンカーブおよ
びトリ−アレート;トリアジン、例えば、アトラジン、
シアナジン、シマジン、シメトリン、ターブトリンおよ
びターブチラジン;トリアジノン、例えば、ヘキサジノ
ン、メタミトロンおよびメトリブジン;他のもの、例え
ば、アミノトリアゾール、ベンフレセート、ベンタゾ
ン、シンメチリン、クロマゾーン、クロピラリド、ジフ
ェンゾクアト、ジチオピル、エトフメセート、フルオロ
クロリドン、グルフォシネート、グリフォセート、イソ
キサベン、ピリデート、キノクロラク、キンメラク、ス
ルホセートおよびトリジファン。他の既知の活性化合
物、例えば、殺菌剤、殺昆虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、
鳥類忌避剤、植物の栄養および土の構造の改良剤との混
合物はまた可能である。
【0045】活性化合物はそのままで、あるいはその配
合物の形態またはその配合物からさらにて調製した使用
形態、例えば、調製済(ready−to−use)液
剤、懸懸濁剤、乳剤、粉剤、塗布剤および粒剤の形態で
使用することができる。これらは普通の方法で、例え
ば、液剤散布(watering)、スプレー、アトマ
イジング(atomising)または粒剤散布(sc
attering)につて施用される。
【0046】本発明による活性化合物は植物の発芽の前
または後に施用することができる。それらは、また、種
をまく前に土壌中に混入することができる。
【0047】活性化合物の使用量は実質的な範囲内で変
えることができる。それは本質的に所望の効果の性質に
依存する。一般に、施用量は土壌表面1ヘクタール当り
5g〜250g、好ましくは15g〜150gの活性化
合物である。
【0048】本発明による活性化合物の調製および使用
は以下の実施例から理解することができる。
【0049】
【実施例】実施例A 発芽前の試験 溶 媒:5重量部のアセトン 乳化剤:1重量部のアルキルアリールポリグリコールエ
ーテル 活性化合物の適当な調製物を調製するため、1重量部の
活性化合物を前述の量の溶媒と混合し、前述の量の乳化
剤を添加し、そして濃厚物を水で所望の濃度に希釈す
る。
【0050】試験植物の種子を、通常の土にまき、そし
て、24時間後、活性化合物の調製物で水をやる。単位
面積当たりの水の量を一定に保つことは便利である。調
製物中の活性化合物の濃度は重要でなく、単位面積当た
り適用される活性化合物の量のみが決定的である。3週
後、植物の損傷の程度を未処置対照の発育と比較して損
傷%で等級付ける。数値の意味: 0%=作用なし(対照と同様) 100%=完全な破壊 この試験において、表1において実施例2および3の化
合物は、先行技術と比較して明確に優れた活性、ならび
に作物の植物、とくにコムギに関して非常にすぐれた選
択性を示す。
【0051】
【表2】
【0052】
【表3】
【0053】実施例B 発芽後の試験 溶 媒:5重量部のアセトン 乳化剤:1重量部のアルキルアリールポリグリコールエ
ーテル 活性化合物の適当な調製物を調製するため、1重量部の
活性化合物を前述の量の溶媒と混合し、前述の量の乳化
剤を添加し、そして濃厚物を水で所望の濃度に希釈す
る。
【0054】高さ5〜15cmの試験植物を、活性化合
物の調製物で、単位面積当たり特定の量の所望の活性化
合物が適用されるように、噴霧する。噴霧液の濃度は、
特定の量の所望の活性化合物が2,000リットルの水
/ヘクタールで適用されるように、選択する。3週後、
植物の損傷の程度を未処置対照の発育と比較して損傷%
で等級付ける。数値の意味: 0%=作用なし(対照と同様) 100%=完全な破壊 この試験において、表1において実施例1、2、3、4
および5の化合物は、先行技術と比較して明確に優れた
活性、ならびに作物の植物、とくにコムギに関して非常
にすぐれた選択性を示す。
【0055】
【表4】
【0056】
【表5】
【0057】
【表6】
【0058】
【表7】
【0059】
【表8】
【0060】製造実施例 表1に実施例5として記載する化合物の製造:
【0061】
【化15】
【0062】21.8g(0.1モル)の2−エチルチオ
−ベンゼンスルホンアミド、22gのトリエチルアミン
および200mlのアセトニトリルの混合物に、16g
(0.1モル)のフェニルクロロホルメートを20℃に
おいて撹拌しながら添加し、そしてこの混合物を30分
間撹拌する。次いで13.9g(0.1モル)の2−アミ
ノ−4−メトキシ−6−メチルピリジンおよび10gの
メタンスルホン酸を順次に添加する。反応混合物を20
℃〜30℃において60分間撹拌し、次いで水でゆっく
り約2倍の体積に希釈し、そして結晶質生成物を吸引濾
過により単離する。
【0063】24.1g(理論値の63%)のN−(4
−メトキシ−6−メチル−ピリミジン−2−イル)−
N′−(2−エチルチオ−フェニルスルホニル)−尿
素、融点190℃、が得られる。
【0064】表1において実施例2として記載する化合
物の製造:
【0065】
【化16】
【0066】14g(0.1モル)の2−アミノ−4−
メトキシ−6−メチル−s−トリアジン、40g(0.
16モル)の2−エチルチオ−ベンゼンスルホニルイソ
シアネートおよび200mlのアセトニトリルの混合物
を80℃において3時間撹拌する。室温(約20℃)に
冷却後、結晶として得られる生成物を吸引濾過により単
離する。
【0067】28.8g(理論値の75%)のN−(4
−メトキシ−6−メチル−s−トリアジン−2−イル)
−N′−(2−エチルチオ−フェニルスルホニル)−尿
素、融点169℃、が得られる。
【0068】2−エチルチオ−ベンゼンスルホニルイソ
シアネートの製造:
【0069】
【化17】
【0070】50mlのクロロスルホニルイソシアネー
トを87g(0.4モル)の2−エチルチオ−ベンゼン
スルホンアミドおよび300mlのクロロベンゼンの混
合物に90℃において撹拌しながら添加し、次いで全体
の混合物を110℃において3時間撹拌する。冷却後、
この混合物を濾過し、そして濾液を減圧下に注意して濃
縮する。
【0071】77.8g(理論値の80%)の2−エチ
ルチオ−ベンゼンスルホニルイソシアネートが得られる
(粗生成物、これを実施例2に従う反応に直接使用する
ことができる、また蒸留により精製することができ
る)。沸点:147℃(0.8mbarにおいて)。
【0072】本発明の主な特徴および態様は、次の通り
である。
【0073】1.少なくとも1種の式(I)
【0074】
【化18】
【0075】式中、Xは水素、ハロゲン、C1−C3−ア
ルキル(これはフッ素、塩素、メトキシまたはエトキシ
により置換されていてもよい)、C1−C3−アルコキシ
(これはフッ素、塩素、メトキシまたはエトキシにより
置換されていてもよい)、C1−C3−アルキルチオ、C
1−C3−アルキルアミノまたはジ−(C1−C2−アルキ
ル)−アミノを表し、Yはハロゲン、C1−C3−アルキ
ル(これはフッ素、塩素、メトキシまたはエトキシによ
り置換されていてもよい)、C1−C3−アルコキシ(こ
れはフッ素、塩素、メトキシまたはエトキシにより置換
されていてもよい)、C1−C3−アルキルチオ、C1
3−アルキルアミノまたはジ−(C1−C2−アルキ
ル)−アミノを表し、そしてZは窒素または基C−Z1
を表し、ここでZ1は水素、フッ素、塩素、臭素、メチ
ル、エチル、メトキシまたはエトキシを表す、のN−ア
ジニル−N′−(2−エチルチオ−フェニルスルホニ
ル)−尿素を含有することを特徴とする選択的除草剤。
【0076】2.式中、Xが水素、フッ素、塩素、臭
素、メチル、エチル、トリフルオロメチル、メトキシ、
エトキシ、ジフルオロメトキシ、メチルチオ、エチルチ
オ、メチルアミノ、エチルアミノまたはジメチルアミノ
を表し、Yがフッ素、塩素、臭素、メチル、エチル、ト
リフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、ジフルオロメ
トキシ、メチルチオ、エチルチオ、メチルアミノ、エチ
ルアミノまたはジメチルアミノを表し、そしてZが窒素
または基C−Z1を表し、ここでZ1が水素、フッ素また
は塩素を表す、の式(I)のN−アジニル−N′−(2
−エチルチオ−フェニルスルホニル)−尿素を含有する
ことを特徴とする上記第1項記載の選択的除草剤。
【0077】3.式中、Xが塩素、メチルまたはメトキ
シを表し、Yがメチルまたはメトキシを表し、そしてZ
がCH基を表す、の式(I)のN−アジニル−N′−
(2−エチルチオ−フェニルスルホニル)−尿素を含有
することを特徴とする上記第1項記載の選択的除草剤。
【0078】4.式中、Xがメチルまたはメトキシを表
し、Yがメチルまたはメトキシを表し、そしてZが窒素
を表す、の式(I)のN−アジニル−N′−(2−エチ
ルチオ−フェニルスルホニル)−尿素を含有することを
特徴とする上記第1項記載の選択的除草剤。
【0079】5.式(I)のN−アジニル−N′−(2
−エチルチオ−フェニルスルホニル)−尿素を雑草また
はそれらの環境に作用させることを特徴とする作物植物
の中の雑草を選択的に防除する方法。
【0080】6.作物植物の中の雑草を選択的に防除す
るための上記第1項記載の式(I)のN−アジニル−
N′−(2−エチルチオ−フェニルスルホニル)−尿素
の使用。
【0081】7.上記第1項記載の式(I)のN−アジ
ニル−N′−(2−エチルチオ−フェニルスルホニル)
−尿素を増量剤および/または表面活性剤と混合するこ
とを特徴とする選択的除草剤を調製する方法。
【0082】8.一般式(I)
【0083】
【化19】
【0084】式中、Xは水素、ハロゲン、C1−C3−ア
ルキル(これはフッ素、塩素、メトキシまたはエトキシ
により置換されていてもよい)、C1−C3−アルコキシ
(これはフッ素、塩素、メトキシまたはエトキシにより
置換されていてもよい)、C1−C3−アルキルチオ、C
1−C3−アルキルアミノまたはジ−(C1−C2−アルキ
ル)−アミノを表し、Yはハロゲン、C1−C3−アルキ
ル(これはフッ素、塩素、メトキシまたはエトキシによ
り置換されていてもよい)、C1−C3−アルコキシ(こ
れはフッ素、塩素、メトキシまたはエトキシにより置換
されていてもよい)、C1−C3−アルキルチオ、C1
3−アルキルアミノまたはジ−(C1−C2−アルキ
ル)−アミノを表し、そしてZは窒素または基C−Z1
を表し、ここでZ1は水素、フッ素、塩素、臭素、メチ
ル、エチル、メトキシまたはエトキシを表す、の新規な
N−アジニル−N′−(2−エチルチオ−フェニルスル
ホニル)−尿素(ただし化合物N−(4,6−ジメトキ
シ−s−トリアジン−2−イル)−N′−(2−エチル
チオ−フェニルスルホニル)−尿素を除外する)。
【0085】9.(a)式(II)
【0086】
【化20】
【0087】の2−エチルチオ−ベンゼンスルホンアミ
ドを、一般式(III) Cl−CO−O−R (III) 式中、Rはアルキル(とくにメチルまたはエチル)、ア
ラルキル(とくにベンジル)またはアリール(フェニ
ル)を表す、のクロロギ酸エステルと、適当ならば酸受
容体の存在下に、かつ適当ならば希釈剤の存在下に、0
℃〜100℃の温度において反応させ、そして一般式
(IV)
【0088】
【化21】
【0089】式中、Rは前述の意味を有する、の、この
反応において生成した、スルホニルウレタン(スルホニ
ルカルバメート)を、その場でまたは中間体の単離後
に、一般式(V)
【0090】
【化22】
【0091】式中、X、YおよびZは前述の意味を有す
る、のアミノアジンおよび酸と、適当ならば希釈剤の存
在下に、0℃〜100℃の温度において反応させるか、
あるいは(b)式(VI)
【0092】
【化23】
【0093】の2−エチルチオ−ベンゼンスルホニルイ
ソシアネートを、一般式(V)
【0094】
【化24】
【0095】式中、X、YおよびZは前述の意味を有す
る、のアミノアジンと、適当ならば希釈剤の存在下に、
20℃〜120℃の温度において反応させることを特徴
とする、式(I)のN−アジニル−N′−(2−エチル
チオ−フェニルスルホニル)−尿素を製造する方法。
【0096】10.N−(4,6−ジメトキシ−ピリミ
ジン−2−イル)−N′−(2−エチルチオ−ベンゼン
スルホニル)−尿素、N−(4,6−ジメチル−ピリミ
ジン−2−イル)−N′−(2−エチルチオ−フェニル
スルホニル)−尿素、N−(4−メトキシ−6−メチル
−ピリミジン−2−イル)−N′−(2−エチルチオ−
フェニルスルホニル)−尿素およびN−(4−クロロ−
6−メトキシ−ピリミジン−2−イル)−N′−(2−
エチルチオ−フェニルスルホニル)−尿素である上記第
8項記載の化合物。
【0097】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マルクス・ドリンガー ドイツ42799ライヒリンゲン・ヒユシエル ラート7

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1種の式(I) 【化1】 式中、 Xは水素、ハロゲン、C1−C3−アルキル(これはフッ
    素、塩素、メトキシまたはエトキシにより置換されてい
    てもよい)、C1−C3−アルコキシ(これはフッ素、塩
    素、メトキシまたはエトキシにより置換されていてもよ
    い)、C1−C3−アルキルチオ、C1−C3−アルキルア
    ミノまたはジ−(C1−C2−アルキル)−アミノを表
    し、 Yはハロゲン、C1−C3−アルキル(これはフッ素、塩
    素、メトキシまたはエトキシにより置換されていてもよ
    い)、C1−C3−アルコキシ(これはフッ素、塩素、メ
    トキシまたはエトキシにより置換されていてもよい)、
    1−C3−アルキルチオ、C1−C3−アルキルアミノま
    たはジ−(C1−C2−アルキル)−アミノを表し、そし
    てZは窒素または基C−Z1を表し、ここでZ1は水素、
    フッ素、塩素、臭素、メチル、エチル、メトキシまたは
    エトキシを表す、のN−アジニル−N′−(2−エチル
    チオ−フェニルスルホニル)−尿素を含有することを特
    徴とする選択的除草剤。
  2. 【請求項2】 式(I)のN−アジニル−N′−(2−
    エチルチオ−フェニルスルホニル)−尿素を雑草または
    それらの環境に作用させることを特徴とする作物植物の
    中の雑草を選択的に防除する方法。
  3. 【請求項3】 一般式(I) 【化2】 式中、 Xは水素、ハロゲン、C1−C3−アルキル(これはフッ
    素、塩素、メトキシまたはエトキシにより置換されてい
    てもよい)、C1−C3−アルコキシ(これはフッ素、塩
    素、メトキシまたはエトキシにより置換されていてもよ
    い)、C1−C3−アルキルチオ、C1−C3−アルキルア
    ミノまたはジ−(C1−C2−アルキル)−アミノを表
    し、 Yはハロゲン、C1−C3−アルキル(これはフッ素、塩
    素、メトキシまたはエトキシにより置換されていてもよ
    い)、C1−C3−アルコキシ(これはフッ素、塩素、メ
    トキシまたはエトキシにより置換されていてもよい)、
    1−C3−アルキルチオ、C1−C3−アルキルアミノま
    たはジ−(C1−C2−アルキル)−アミノを表し、そし
    てZは窒素または基C−Z1を表し、ここでZ1は水素、
    フッ素、塩素、臭素、メチル、エチル、メトキシまたは
    エトキシを表す、の新規なN−アジニル−N′−(2−
    エチルチオ−フェニルスルホニル)−尿素(ただし化合
    物N−(4,6−ジメトキシ−s−トリアジン−2−イ
    ル)−N′−(2−エチルチオ−フェニルスルホニル)
    −尿素を除外する)。
  4. 【請求項4】 (a)式(II) 【化3】 の2−エチルチオ−ベンゼンスルホンアミドを、一般式
    (III) Cl−CO−O−R (III) 式中、 Rはアルキル(とくにメチルまたはエチル)、アラルキ
    ル(とくにベンジル)またはアリール(フェニル)を表
    す、のクロロギ酸エステルと、適当ならば酸受容体の存
    在下に、かつ適当ならば希釈剤の存在下に、0℃〜10
    0℃の温度において反応させ、そして一般式(IV) 【化4】 式中、Rは前述の意味を有する、の、この反応において
    生成した、スルホニルウレタン(スルホニルカルバメー
    ト)を、その場でまたは中間体の単離後に、一般式
    (V) 【化5】 式中、 X、YおよびZは前述の意味を有する、のアミノアジン
    および酸と、適当ならば希釈剤の存在下に、0℃〜10
    0℃の温度において反応させるか、あるいは(b)式
    (VI) 【化6】 の2−エチルチオ−ベンゼンスルホニルイソシアネート
    を、一般式(V) 【化7】 式中、 X、YおよびZは前述の意味を有する、のアミノアジン
    と、適当ならば希釈剤の存在下に、20℃〜120℃の
    温度において反応させることを特徴とする、式(I)の
    N−アジニル−N′−(2−エチルチオ−フェニルスル
    ホニル)−尿素を製造する方法。
  5. 【請求項5】 N−(4,6−ジメトキシ−ピリミジン
    −2−イル)−N′−(2−エチルチオ−ベンゼンスル
    ホニル)−尿素、N−(4,6−ジメチル−ピリミジン
    −2−イル)−N′−(2−エチルチオ−フェニルスル
    ホニル)−尿素、N−(4−メトキシ−6−メチル−ピ
    リミジン−2−イル)−N′−(2−エチルチオ−フェ
    ニルスルホニル)−尿素およびN−(4−クロロ−6−
    メトキシ−ピリミジン−2−イル)−N′−(2−エチ
    ルチオ−フェニルスルホニル)−尿素である請求項3の
    化合物。
JP2630694A 1993-02-04 1994-01-28 N−アジニル−n′−(2−エチルチオ−フエニルスルホニル)−尿素に基づく選択的除草剤 Pending JPH06247940A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19934303130 DE4303130A1 (de) 1993-02-04 1993-02-04 Selektive Herbizide auf Basis von N-Azinyl-N'-(2-ethylthiophenylsulfonyl)-harnstoffen
DE4303130.7 1993-02-04

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06247940A true JPH06247940A (ja) 1994-09-06

Family

ID=6479585

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2630694A Pending JPH06247940A (ja) 1993-02-04 1994-01-28 N−アジニル−n′−(2−エチルチオ−フエニルスルホニル)−尿素に基づく選択的除草剤

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP0609733A3 (ja)
JP (1) JPH06247940A (ja)
CA (1) CA2114699A1 (ja)
DE (1) DE4303130A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4206146A1 (de) * 1992-02-28 1993-09-02 Basf Ag Herbizide n-((1,3,5-triazin-2-yl)aminocarbonyl)benzolsulfonamide

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
OA05625A (fr) * 1976-04-07 1981-04-30 Du Pont N-(hétérocyclique aminocarbonyl) aryl sulfonamides herbicides, compositions les contenant et procédés les utilisant .
AU543161B2 (en) * 1980-03-07 1985-04-04 E.I. Du Pont De Nemours And Company Pyrimidine or s.triazine derivatives
US4543120A (en) * 1982-08-12 1985-09-24 E. I. Du Pont De Nemours And Company Alkyl sulfonyl sulfonamides
CA1229086A (en) * 1984-05-09 1987-11-10 Hugh M. Brown Herbicidal halopyrimidines
US5270288A (en) * 1991-08-09 1993-12-14 Bayer Aktiengesellschaft Herbicidal N-azinyl-N'-(2-ethylsulphinyl-phenylsulphonyl)-ureas

Also Published As

Publication number Publication date
EP0609733A2 (de) 1994-08-10
DE4303130A1 (de) 1994-08-11
EP0609733A3 (de) 1994-10-19
CA2114699A1 (en) 1994-08-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0776576A (ja) N−シアノアリール−窒素複素環式化合物
JPH08506331A (ja) イミダゾアジン類
JPH07118269A (ja) N−アジニル−n′−(ヘト)アリールスルホニル−尿素
JPH07188184A (ja) 除草性置換フェニルアミノスルホニル尿素
JPH09512256A (ja) N−シアノアリール窒素複素環
JP3164913B2 (ja) スルホニルアミノカルボニルトリアゾリノン及びその製造方法
JPH05279351A (ja) イソオキサゾールカルボン酸誘導体
JP3276634B2 (ja) 複素環式基ニ置換スルホニルアミノ(チオ)カルボニル化合物
JPH0665206A (ja) N−アリール窒素複素環族化合物並びにその製造法及び使用法
US5824817A (en) Herbicidal compositions based on 2,6-dichloro-3-fluoro-benzonitrile, and new intermediates
JPH06184119A (ja) 複素環式トリアゾリノン
JP3221936B2 (ja) 新規な2−(2−ベンゾキサゾリル−オキシ)−アセトアミド
US5354728A (en) Herbicidal N-azinyl-N&#39;-(2-ethylsulphinyl-phenylsulphonyl)-ureas
JP3237802B2 (ja) フルオロベンゾチアゾリルオキシアセトアミド類
JPH06247940A (ja) N−アジニル−n′−(2−エチルチオ−フエニルスルホニル)−尿素に基づく選択的除草剤
AU717425B2 (en) Substituted thienylsulphonyl (thio) ureas as herbicides
JPH10501214A (ja) ホルミルアミノフェニルスルホニル尿素、それらの製造法並びに除草剤および植物生長調節物質としてのそれらの使用
JPH0748361A (ja) 除草剤n−(4−フルオルフエニル)−ヘテロアリーロキシアセトアミド
JP2007302599A (ja) 2−シアノ−1,3−ジオキソプロパン誘導体
KR100399764B1 (ko) N-(4-플루오로-페닐)-n-이소프로필-클로로아세트아미드를기본으로하는제초조성물및이화합물의제조방법
JPH05201998A (ja) N−アジニル−n′−(2−メチルスルフィニル−フェニルスルホニル)−尿素
JPH06228133A (ja) 置換キノリルスルホニル尿素類
JPH0641089A (ja) 置換アラルキルスルホニルアミノグアニジノアジン
JPH0770093A (ja) アミノアリール−1,3−オキサジン−2,4−ジオン
JPH0717954A (ja) 置換されたトリアゾリノン