JPH062473A - 乾式自立門塀の門扉吊支持装置 - Google Patents
乾式自立門塀の門扉吊支持装置Info
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- JPH062473A JPH062473A JP4187617A JP18761792A JPH062473A JP H062473 A JPH062473 A JP H062473A JP 4187617 A JP4187617 A JP 4187617A JP 18761792 A JP18761792 A JP 18761792A JP H062473 A JPH062473 A JP H062473A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
[目的] 門扉を直接に吊支持する乾式自立門塀の門扉
吊支持装置を提供する。 [構成] 構造フレーム10にタイル下地20を固定
し,これにタイル30を乾式張設して乾式自立門塀Aを
構成する。構造フレーム10の出入開口側に位置する構
造材を門扉吊枠12とし,所定位置でタイル下地20を
部分的に除去し,その除去スペース23内で門扉吊枠1
2に門扉ヒンジ40を固定し,該門扉ヒンジ40を介し
て乾式自立門塀Aに内蔵設置した門扉吊枠12に門扉C
を吊支持する。除去スペース23部分に被覆タイル31
を張設することにより,乾式自立門塀Aに直付け的に門
扉Cを設置し,出入開口を広く確保し,外観を向上する
ことができる。
吊支持装置を提供する。 [構成] 構造フレーム10にタイル下地20を固定
し,これにタイル30を乾式張設して乾式自立門塀Aを
構成する。構造フレーム10の出入開口側に位置する構
造材を門扉吊枠12とし,所定位置でタイル下地20を
部分的に除去し,その除去スペース23内で門扉吊枠1
2に門扉ヒンジ40を固定し,該門扉ヒンジ40を介し
て乾式自立門塀Aに内蔵設置した門扉吊枠12に門扉C
を吊支持する。除去スペース23部分に被覆タイル31
を張設することにより,乾式自立門塀Aに直付け的に門
扉Cを設置し,出入開口を広く確保し,外観を向上する
ことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は門扉吊支持装置に係り,
特に乾式自立門塀を用いてこれに門扉を吊支持する乾式
自立門塀の門扉吊支持装置に関する。
特に乾式自立門塀を用いてこれに門扉を吊支持する乾式
自立門塀の門扉吊支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】出入開口を画するように用いられる門塀
は,タイル張設のものを含めて,一般に現場施工の湿式
のものとして設置されており,またその出入開口には,
門塀とは別に,門扉とセットとされた専用の門扉吊枠を
立設して,該吊枠に門扉ヒンジを介して門扉を吊支持す
るものとされている。
は,タイル張設のものを含めて,一般に現場施工の湿式
のものとして設置されており,またその出入開口には,
門塀とは別に,門扉とセットとされた専用の門扉吊枠を
立設して,該吊枠に門扉ヒンジを介して門扉を吊支持す
るものとされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,この場
合,門扉吊枠は出入開口内に立設されるから,その吊枠
の幅分出入開口が狭められて,門塀によって画された寸
法の出入開口を得ることができないという問題点があ
り,また一般に門塀と門扉吊枠の奥行幅とは一致せず,
材質や色彩の違いとも相まって良好な外観を得難いとい
う問題点がある。
合,門扉吊枠は出入開口内に立設されるから,その吊枠
の幅分出入開口が狭められて,門塀によって画された寸
法の出入開口を得ることができないという問題点があ
り,また一般に門塀と門扉吊枠の奥行幅とは一致せず,
材質や色彩の違いとも相まって良好な外観を得難いとい
う問題点がある。
【0004】従って,門塀を工場生産又は現場組立ての
乾式のものとして構成しようとしても,この門塀と別異
の上記門扉とセットの門扉吊枠を用いる以上,上記の問
題点はそのまま残ることになる。
乾式のものとして構成しようとしても,この門塀と別異
の上記門扉とセットの門扉吊枠を用いる以上,上記の問
題点はそのまま残ることになる。
【0005】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
で,その目的とする処は,特に乾式のものとして構成し
た乾式自立門塀に好適に用いられ,上記問題点を解消し
た乾式自立門塀の門扉吊支持装置を提供するにある。
で,その目的とする処は,特に乾式のものとして構成し
た乾式自立門塀に好適に用いられ,上記問題点を解消し
た乾式自立門塀の門扉吊支持装置を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題に鑑み,本発明
は乾式自立門塀と門扉とを直接的にセット化し,門扉の
安定且つ確実な吊支持のために,上記乾式自立門塀に内
蔵設置の門扉吊枠によって門扉の吊支持をなさしめるよ
うにしたものであって,即ち本発明は,タイル下地に対
してタイルを乾式張設した乾式自立門塀と,該乾式自立
門塀の出入開口側に内蔵設置したアルミ又は樹脂押出材
製の門扉吊枠と,タイル下地を部分的に除去するととも
に該除去スペース内に配置して上記門塀外方に突出する
ように上記門扉吊枠に固定した門扉ヒンジと,該門扉ヒ
ンジを介して上記門扉吊枠に吊支持した門扉とを備えて
なることを特徴とする乾式自立門塀の門扉吊支持装置
(請求項1),請求項1の乾式自立門塀を,アルミ又は
樹脂押出材製の構造材を枠組みした構造フレームと,該
構造フレームに固定したセメント系板材製のタイル下地
とを備えたものとして構成し,門扉吊枠を上記構造フレ
ームの構造材と兼用せしめてなることを特徴とする乾式
自立門塀の門扉吊支持装置(請求項2)及び請求項1の
乾式自立門塀を,表面をタイル下地とした単一又は上下
積設の低発泡系中実厚肉樹脂板を用いたものとして構成
し,門扉吊枠を該中実厚肉樹脂板に埋込み状に設けてな
ることを特徴とする乾式自立門塀の門扉吊支持装置(請
求項3)に係り且つこれらをそれぞれ発明の要旨として
上記課題解決の手段としたものである。
は乾式自立門塀と門扉とを直接的にセット化し,門扉の
安定且つ確実な吊支持のために,上記乾式自立門塀に内
蔵設置の門扉吊枠によって門扉の吊支持をなさしめるよ
うにしたものであって,即ち本発明は,タイル下地に対
してタイルを乾式張設した乾式自立門塀と,該乾式自立
門塀の出入開口側に内蔵設置したアルミ又は樹脂押出材
製の門扉吊枠と,タイル下地を部分的に除去するととも
に該除去スペース内に配置して上記門塀外方に突出する
ように上記門扉吊枠に固定した門扉ヒンジと,該門扉ヒ
ンジを介して上記門扉吊枠に吊支持した門扉とを備えて
なることを特徴とする乾式自立門塀の門扉吊支持装置
(請求項1),請求項1の乾式自立門塀を,アルミ又は
樹脂押出材製の構造材を枠組みした構造フレームと,該
構造フレームに固定したセメント系板材製のタイル下地
とを備えたものとして構成し,門扉吊枠を上記構造フレ
ームの構造材と兼用せしめてなることを特徴とする乾式
自立門塀の門扉吊支持装置(請求項2)及び請求項1の
乾式自立門塀を,表面をタイル下地とした単一又は上下
積設の低発泡系中実厚肉樹脂板を用いたものとして構成
し,門扉吊枠を該中実厚肉樹脂板に埋込み状に設けてな
ることを特徴とする乾式自立門塀の門扉吊支持装置(請
求項3)に係り且つこれらをそれぞれ発明の要旨として
上記課題解決の手段としたものである。
【0007】
【実施例】以下実施例を示す図面に従って本発明を更に
具体的に説明すれば,図1乃至図4においてAは乾式自
立門塀,Cはこの乾式自立門塀Aの出入開口に開閉自在
に設けた門扉を示す。
具体的に説明すれば,図1乃至図4においてAは乾式自
立門塀,Cはこの乾式自立門塀Aの出入開口に開閉自在
に設けた門扉を示す。
【0008】本例にあって乾式自立門塀Aは,構造フレ
ーム10と,この構造フレーム10に固定したタイル下
地20とを備え,タイル下地20に対してタイル30を
乾式張設したものとして構成してある。
ーム10と,この構造フレーム10に固定したタイル下
地20とを備え,タイル下地20に対してタイル30を
乾式張設したものとして構成してある。
【0009】構造フレーム10は,いずれも本例におい
て構造強度を有するようにアルミ押出材製とした上下及
び中間の構造材11,左右の構造材12により,該左右
の構造材12の下方に地中埋込部13を備えるように枠
組みしたものとしてあり,タイル下地20は,セメント
系板材製のものを構造フレーム10の全面を覆うように
タッピングネジ22によって固定せしめてあり,またタ
イル30の乾式張設は,タイル下地20の表面側に設け
た各上下3条の嵌合溝条21と,タイル30の裏面側に
設けた嵌合突条32とを凹凸嵌合するとともに嵌合溝条
21内に充填した接着剤による接着によって行わしめて
ある。
て構造強度を有するようにアルミ押出材製とした上下及
び中間の構造材11,左右の構造材12により,該左右
の構造材12の下方に地中埋込部13を備えるように枠
組みしたものとしてあり,タイル下地20は,セメント
系板材製のものを構造フレーム10の全面を覆うように
タッピングネジ22によって固定せしめてあり,またタ
イル30の乾式張設は,タイル下地20の表面側に設け
た各上下3条の嵌合溝条21と,タイル30の裏面側に
設けた嵌合突条32とを凹凸嵌合するとともに嵌合溝条
21内に充填した接着剤による接着によって行わしめて
ある。
【0010】門扉Cは,この乾式自立門塀Aの出入開口
側に内蔵設置した門扉吊枠に対して門扉ヒンジ40を介
することによって吊支持して設けてある。
側に内蔵設置した門扉吊枠に対して門扉ヒンジ40を介
することによって吊支持して設けてある。
【0011】本例にあって門扉吊枠は,上記構造フレー
ム10の出入開口側に位置した左右一方の構造材12と
兼用し,該構造材を上記門扉Bを吊支持する門扉吊枠1
2としてある。
ム10の出入開口側に位置した左右一方の構造材12と
兼用し,該構造材を上記門扉Bを吊支持する門扉吊枠1
2としてある。
【0012】門扉ヒンジ40は,門扉Cの吊位置に合わ
せて上下2ケ所に配設するものとしてあり,各門扉ヒン
ジ40は,上記タイル下地20を部分的に除去するとと
もに該除去スペース23内に配置して門塀外方に突出す
るように,上記構造材の門扉吊枠12に固定したものと
してある。
せて上下2ケ所に配設するものとしてあり,各門扉ヒン
ジ40は,上記タイル下地20を部分的に除去するとと
もに該除去スペース23内に配置して門塀外方に突出す
るように,上記構造材の門扉吊枠12に固定したものと
してある。
【0013】本例の門扉ヒンジ40は,門扉吊枠12の
一側正面にスペーサー42を介して面接し,門扉吊枠1
2に埋込み設置した図示省略の受ナットにボルト43を
貫通螺入することによって行うとともに,該門扉ヒンジ
40が上記乾式自立門塀Aの出入開口側幅方向中間位置
に突出するように固定してあり,これにより門扉Cを乾
式自立門塀A間出入開口内で吊支持したものとしてあ
る。
一側正面にスペーサー42を介して面接し,門扉吊枠1
2に埋込み設置した図示省略の受ナットにボルト43を
貫通螺入することによって行うとともに,該門扉ヒンジ
40が上記乾式自立門塀Aの出入開口側幅方向中間位置
に突出するように固定してあり,これにより門扉Cを乾
式自立門塀A間出入開口内で吊支持したものとしてあ
る。
【0014】このとき門扉ヒンジ40は,タイル下地2
0の板厚よりやや薄く,またタイル30の面積より小さ
く,その相対寸法を定めることにより,該門扉ヒンジ4
0がタイル下地20の表面側に突出することなく除去ス
ペース23内に納まるようにし,併せて除去スペース2
3を画するように残存したタイル下地20の嵌合溝条2
1を用いて門扉ヒンジ40部位を被覆タイル31で被覆
せしめるようにしてある。
0の板厚よりやや薄く,またタイル30の面積より小さ
く,その相対寸法を定めることにより,該門扉ヒンジ4
0がタイル下地20の表面側に突出することなく除去ス
ペース23内に納まるようにし,併せて除去スペース2
3を画するように残存したタイル下地20の嵌合溝条2
1を用いて門扉ヒンジ40部位を被覆タイル31で被覆
せしめるようにしてある。
【0015】この被覆タイル31は,門扉ヒンジ40の
突出を行わしめるように端部に切り欠き加工又は切断加
工したものを用いて,門扉ヒンジ40の固定後に他のタ
イル30とのデザインの連続性を有するように該部位に
嵌込み状に張設することによって,門扉ヒンジ40及び
その固定状態を外部に露出させないようにしてある。
突出を行わしめるように端部に切り欠き加工又は切断加
工したものを用いて,門扉ヒンジ40の固定後に他のタ
イル30とのデザインの連続性を有するように該部位に
嵌込み状に張設することによって,門扉ヒンジ40及び
その固定状態を外部に露出させないようにしてある。
【0016】なお図中14はコンクリート土台に配設し
た構造フレーム10のアンカー金具,35は上方の構造
材11に嵌着固定した笠木,37は中間の構造材11上
に載設したポスト,41は門扉ヒンジ40における門扉
C側一対の挟圧金具である。
た構造フレーム10のアンカー金具,35は上方の構造
材11に嵌着固定した笠木,37は中間の構造材11上
に載設したポスト,41は門扉ヒンジ40における門扉
C側一対の挟圧金具である。
【0017】図5は他の例を示したもので,本例にあっ
ては乾式自立門塀Aを,図示省略の上記と同様嵌合溝条
を有した,表面をタイル下地20としたポリスチレンフ
ォーム等の低発泡系中実厚肉樹脂板50を用いたものと
して構成し,門扉吊枠をこの中実厚肉樹脂板50に埋込
み状に設けた例である。
ては乾式自立門塀Aを,図示省略の上記と同様嵌合溝条
を有した,表面をタイル下地20としたポリスチレンフ
ォーム等の低発泡系中実厚肉樹脂板50を用いたものと
して構成し,門扉吊枠をこの中実厚肉樹脂板50に埋込
み状に設けた例である。
【0018】本例にあって上記中実厚肉樹脂板50は,
例えば高さ35cm,厚さ20cmのブロック状のものと
し,タイル下地20に対して上記と同様に凹凸嵌合と接
着剤の接着によって予めタイル30を乾式張設してタイ
ルユニットBを構成し,このタイルユニットBを設置現
場で上下積上げ状に積設して乾式自立門塀Aを構成する
ものとしてある。
例えば高さ35cm,厚さ20cmのブロック状のものと
し,タイル下地20に対して上記と同様に凹凸嵌合と接
着剤の接着によって予めタイル30を乾式張設してタイ
ルユニットBを構成し,このタイルユニットBを設置現
場で上下積上げ状に積設して乾式自立門塀Aを構成する
ものとしてある。
【0019】各タイルユニットBには,その両側中央に
一連となるように縦溝51を刻設してあり,この縦溝5
1には,それぞれ下端の地中埋込部61を地中に埋込ん
で立設した,同じくアルミ押出材製の縦枠60を嵌入添
設せしめてあり,これによりタイルユニットBの倒れ止
め固定を行うものとする一方,該縦枠60はその出入開
口側において門扉吊枠を,また左右タイルユニットB間
において連結枠を兼ねるようにしてある。
一連となるように縦溝51を刻設してあり,この縦溝5
1には,それぞれ下端の地中埋込部61を地中に埋込ん
で立設した,同じくアルミ押出材製の縦枠60を嵌入添
設せしめてあり,これによりタイルユニットBの倒れ止
め固定を行うものとする一方,該縦枠60はその出入開
口側において門扉吊枠を,また左右タイルユニットB間
において連結枠を兼ねるようにしてある。
【0020】このとき門扉ヒンジ40が位置するタイル
ユニットBにあっては,該部位のタイル下地20を切欠
き加工した除去スペース23を設けてあり,門扉ヒンジ
40を上記と同様に該除去スペース23内に配置するも
のとしてある。
ユニットBにあっては,該部位のタイル下地20を切欠
き加工した除去スペース23を設けてあり,門扉ヒンジ
40を上記と同様に該除去スペース23内に配置するも
のとしてある。
【0021】本例にあっては,上記門扉吊枠及び連結枠
を兼ねる縦枠60を立設した後に,タイルユニットBを
落し込み状に積載するものとしてあるので,この積載状
態で門扉ヒンジ40を上記と同様門扉吊枠60に固定
し,併せてこれを被覆する被覆タイル31を張設するよ
うに門扉ヒンジ40の固定を行うものとしてある。
を兼ねる縦枠60を立設した後に,タイルユニットBを
落し込み状に積載するものとしてあるので,この積載状
態で門扉ヒンジ40を上記と同様門扉吊枠60に固定
し,併せてこれを被覆する被覆タイル31を張設するよ
うに門扉ヒンジ40の固定を行うものとしてある。
【0022】また本例にあって,乾式自立門塀Aの出入
開口側端部には,窯業系の端枠材36を配設してあるの
で,上記門扉ヒンジ40はこの端枠材36を貫通して同
じく出入開口側の門塀外方に突出せしめて,門扉Cを同
様に吊支持したものとしてある。
開口側端部には,窯業系の端枠材36を配設してあるの
で,上記門扉ヒンジ40はこの端枠材36を貫通して同
じく出入開口側の門塀外方に突出せしめて,門扉Cを同
様に吊支持したものとしてある。
【0023】なお,図中62はタイルユニットB間の介
装枠,63は縦枠60を上端で連結し,笠木35を嵌着
する上枠である。
装枠,63は縦枠60を上端で連結し,笠木35を嵌着
する上枠である。
【0024】図示した例は以上のとおりとしたが,本発
明の実施に当ってタイル下地に対するタイルの乾式張設
に,上記接着剤に代えて,又はこれと共に凹凸嵌合に際
してクリップを用いるようにすること,門扉吊枠を単独
用途のものとして設けること,この場合,他の構造材に
門扉吊枠を添設し,または門扉吊枠を独立に地中埋込等
して自立立設させること,門扉ヒンジの突出を上記出入
開口側に代えて乾式自立門塀の表面出入開口側端部位置
において行うこと,更には乾式自立門塀を単一の低発泡
系中実厚肉樹脂板を用いて構成すること等を含めて,乾
式自立門塀,タイル下地,タイル,門扉吊枠,門扉ヒン
ジ,門扉の各具体的材質,形状,構造,寸法等は,前記
発明の要旨に反しない限り様々に変更することができ,
以上に説明した態様のものに限定するには及ばない。
明の実施に当ってタイル下地に対するタイルの乾式張設
に,上記接着剤に代えて,又はこれと共に凹凸嵌合に際
してクリップを用いるようにすること,門扉吊枠を単独
用途のものとして設けること,この場合,他の構造材に
門扉吊枠を添設し,または門扉吊枠を独立に地中埋込等
して自立立設させること,門扉ヒンジの突出を上記出入
開口側に代えて乾式自立門塀の表面出入開口側端部位置
において行うこと,更には乾式自立門塀を単一の低発泡
系中実厚肉樹脂板を用いて構成すること等を含めて,乾
式自立門塀,タイル下地,タイル,門扉吊枠,門扉ヒン
ジ,門扉の各具体的材質,形状,構造,寸法等は,前記
発明の要旨に反しない限り様々に変更することができ,
以上に説明した態様のものに限定するには及ばない。
【0025】以上のとおり本発明は,タイル下地に対し
てタイルを乾式張設した乾式自立門塀と,該乾式自立門
塀の出入開口側に内蔵設置したアルミ又は樹脂押出材製
の門扉吊枠と,タイル下地を部分的に除去するとともに
該除去スペース内に配置して上記門塀外方に突出するよ
うに上記門扉吊枠に固定した門扉ヒンジと,該門扉ヒン
ジを介して上記門扉吊枠に吊支持した門扉とを備えてな
ることを特徴とするから,乾式自立門塀と門扉とが直接
的にセット化し,乾式自立門塀とは別に設置するような
門扉吊枠を用いたりすることなく,乾式自立門塀に門扉
を直付け的に直接に設置することができ,出入開口を可
及的に広く確保し,外観を向上することができる。
てタイルを乾式張設した乾式自立門塀と,該乾式自立門
塀の出入開口側に内蔵設置したアルミ又は樹脂押出材製
の門扉吊枠と,タイル下地を部分的に除去するとともに
該除去スペース内に配置して上記門塀外方に突出するよ
うに上記門扉吊枠に固定した門扉ヒンジと,該門扉ヒン
ジを介して上記門扉吊枠に吊支持した門扉とを備えてな
ることを特徴とするから,乾式自立門塀と門扉とが直接
的にセット化し,乾式自立門塀とは別に設置するような
門扉吊枠を用いたりすることなく,乾式自立門塀に門扉
を直付け的に直接に設置することができ,出入開口を可
及的に広く確保し,外観を向上することができる。
【0026】また門扉は,乾式自立門塀の出入開口側に
内蔵設置したアルミ又は樹脂押出材製の門扉吊枠に門扉
ヒンジを介して吊支持するから,その吊支持は安定且つ
確実になされ,乾式自立門塀の構造如何を問わず,また
張設タイルに過度の荷重を負荷したりすることなく門扉
の吊支持を行うことができる。
内蔵設置したアルミ又は樹脂押出材製の門扉吊枠に門扉
ヒンジを介して吊支持するから,その吊支持は安定且つ
確実になされ,乾式自立門塀の構造如何を問わず,また
張設タイルに過度の荷重を負荷したりすることなく門扉
の吊支持を行うことができる。
【0027】請求項2は,上記乾式自立門塀を,アルミ
又は樹脂押出材製の構造材を枠組みした構造フレーム
と,該構造フレームに固定したセメント系板材製のタイ
ル下地とを備えたものとして構成し,門扉吊枠を上記構
造フレームの構造材と兼用せしめてなることを特徴とす
るから,門扉吊枠を乾式自立門塀の構造材と兼用して,
乾式自立門塀と門扉との一体性を向上することができ
る。
又は樹脂押出材製の構造材を枠組みした構造フレーム
と,該構造フレームに固定したセメント系板材製のタイ
ル下地とを備えたものとして構成し,門扉吊枠を上記構
造フレームの構造材と兼用せしめてなることを特徴とす
るから,門扉吊枠を乾式自立門塀の構造材と兼用して,
乾式自立門塀と門扉との一体性を向上することができ
る。
【0028】請求項3は,上記乾式自立門塀を,表面を
タイル下地とした単一又は上下積設の低発泡系中実厚肉
樹脂板を用いたものとして構成し,門扉吊枠を該中実厚
肉樹脂板に埋込み状に設けてなることを特徴とするか
ら,乾式自立門塀を低発泡系中実厚肉樹脂板とタイルと
によって構成しながら,該乾式自立門塀に門扉を設置す
ることができる。
タイル下地とした単一又は上下積設の低発泡系中実厚肉
樹脂板を用いたものとして構成し,門扉吊枠を該中実厚
肉樹脂板に埋込み状に設けてなることを特徴とするか
ら,乾式自立門塀を低発泡系中実厚肉樹脂板とタイルと
によって構成しながら,該乾式自立門塀に門扉を設置す
ることができる。
【図面の簡単な説明】 図1 乾式自立門塀と門扉との関係を示す斜視図 図2 乾式自立門塀の分解斜視図 図3 要部を示す部分拡大正面図 図4 乾式自立門塀の一部切欠側面図 図5 他の例を示す分解斜視図
A 乾式自立門塀 B タイルユニット C 門扉 10 構造フレーム 12 門扉吊枠 20 タイル下地 23 除去スペース 30 タイル 40 門扉ヒンジ 50 低発泡厚肉樹脂板 60 門扉吊枠
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北原 浩司 長野県上伊那郡宮田村1972番地 東洋エク ステリア株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 タイル下地に対してタイルを乾式張設し
た乾式自立門塀と,該乾式自立門塀の出入開口側に内蔵
設置したアルミ又は樹脂押出材製の門扉吊枠と,タイル
下地を部分的に除去するとともに該除去スペース内に配
置して上記門塀外方に突出するように上記門扉吊枠に固
定した門扉ヒンジと,該門扉ヒンジを介して上記門扉吊
枠に吊支持した門扉とを備えてなることを特徴とする乾
式自立門塀の門扉吊支持装置。 - 【請求項2】 請求項1の乾式自立門塀を,アルミ又は
樹脂押出材製の構造材を枠組みした構造フレームと,該
構造フレームに固定したセメント系板材製のタイル下地
とを備えたものとして構成し,門扉吊枠を上記構造フレ
ームの構造材と兼用せしめてなることを特徴とする乾式
自立門塀の門扉吊支持装置。 - 【請求項3】 請求項1の乾式自立門塀を,表面をタイ
ル下地とした単一又は上下積設の低発泡系中実厚肉樹脂
板を用いたものとして構成し,門扉吊枠を該中実厚肉樹
脂板に埋込み状に設けてなることを特徴とする乾式自立
門塀の門扉吊支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4187617A JP2986616B2 (ja) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | 乾式自立門塀の門扉吊支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4187617A JP2986616B2 (ja) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | 乾式自立門塀の門扉吊支持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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CN102692508A (zh) * | 2012-04-28 | 2012-09-26 | 广州鸿琪光学仪器科技有限公司 | 一种快速定量检测肌钙蛋白t的免疫荧光试纸条组件及其制成的检测卡组件和制备方法 |
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1992
- 1992-06-22 JP JP4187617A patent/JP2986616B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN102662065A (zh) * | 2012-04-28 | 2012-09-12 | 广州鸿琪光学仪器科技有限公司 | 一种快速定量检测多种蛋白的免疫荧光试纸条组件及其制成的检测卡组件和制备方法 |
CN102692508A (zh) * | 2012-04-28 | 2012-09-26 | 广州鸿琪光学仪器科技有限公司 | 一种快速定量检测肌钙蛋白t的免疫荧光试纸条组件及其制成的检测卡组件和制备方法 |
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JP2986616B2 (ja) | 1999-12-06 |
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