JPH0624738A - 食塩の固結防止方法 - Google Patents
食塩の固結防止方法Info
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Abstract
れており、さらに、開封系で貯蔵される食塩の固結防止
効果にも優れた、食塩の固結防止方法を提供すること。 【構成】 食塩を密閉系及び開封系で貯蔵する際、15
0μ以下の微粒含有量が3%以下の食塩に、0.3〜0.
5%のリン酸水素二ナトリウムを飽和溶液で噴霧添加し
た後、炭酸マグネシウムの粉末0.3〜0.4%を添加す
る。
Description
には、流通段階における密閉状態の食塩の固結を防止す
ると共に、消費段階における開封状態の食塩の固結をも
防止する、食塩の固結防止方法に関する。
関係によって影響され、食塩の臨界湿度以上の空気と接
触した場合には湿潤状態となり、臨界湿度以下の空気と
接触した場合には乾燥状態となる。
返すことによって、食塩結晶粒子間に新たに析出した微
細な食塩結晶が、徐々に成長してセメンティングし、最
後には食塩結晶が強固に固結する。
般消費者が使用する食塩の商品性を損なうことになるの
で、食塩の固結防止手段が望まれる。
態(密閉系)で運搬等が行なわれ、使用段階では開封さ
れた状態(開封系)で使用されている。
シール処理された中蓋とによって密閉された状態の容器
に食塩が貯蔵され、また、使用段階では中蓋が取り除か
れ、開封された状態で食塩が貯蔵されている。
テル、ポリプロピレン等のプラスチックによって形成さ
れた容器や、紙製の箱状容器に、ポリエステル、ポリプ
ロピレン等のプラスチックを内張りした容器等が使用さ
れている。
ポリエステル、ポリプロピレン等によって形成されたプ
ラスチック層と、包装の作業性、機能性を考慮し、坪量
を加味した紙とで構成されたヒートシール性の包装材が
使用されている。
食塩を貯蔵した場合でも、防湿性の中蓋の透湿度はゼロ
ではなく、また、断熱効果は期待できないので、該容器
の内部は、外部の温度及び湿度変化の影響を受ける。
性のある中蓋とで構成される密閉型の容器に食塩を貯蔵
しても、食塩の固結を充分に防ぐことはできなかった。
示す三つの固結防止方法が実用化されている。
粉体で添加し、該脱水剤の吸湿効果により固結防止を図
る方法。 フェロシアン化ナトリウムなどの固結防止剤を、噴
霧添加、乾燥し、該固結防止剤の媒晶効果により固結防
止を図る方法。 炭酸マグネシウム、炭酸カルシウムなどの流動化剤
を添加し、該流動化剤のランナーの作用、被覆作用によ
り固結防止を図る方法。
精製塩に用いられている。
ている優れた方法であるが、我国ではフェロシアン化塩
が食品添加物として許可されていないので、実施するこ
とができない。
、の方法を用いた場合には、次のような問題があ
る。
常、粉体で脱水剤が添加、混合されるが、混合精度が粗
悪となる。
を、密閉系の容器に貯蔵した場合には、初期期間だけな
ら効果はあるが、期間が経過し、無水リン酸ナトリウム
などの脱水剤が吸湿能力(保水限界)を超えた場合に
は、逆に、固結現象を促進することとなる。
た食塩を、密閉状態から開封して開封系で使用を続けた
場合は、無添加の場合と同等に、強固に固結する。
固結防止処理された食塩を密閉系の容器に貯蔵した場合
には、全く固結を生じることがなく、固結防止効果は優
れている。
処理された食塩を密閉状態から開封して使用し続けた場
合は、無添加の場合より弱いものの、相応に固結する。
食塩の固結防止効果に優れており、さらに、開封系で貯
蔵される食塩の固結防止効果にも優れた、食塩の固結防
止方法を提供することにある。
記のとおりである。
酸水素二ナトリウム液を噴霧添加した後、炭酸マグネシ
ウム粉末を添加する、食塩の固結防止方法である。
る際、食塩に、0.3〜0.5%のリン酸水素二ナトリウム
を飽和溶液で噴霧添加した後、炭酸マグネシウムの粉末
0.3〜0.4%を添加する、食塩の固結防止方法であ
る。
る際、150μ以下の微粒含有量が3%以下の食塩に、
0.3〜0.5%のリン酸水素二ナトリウムを飽和溶液で
噴霧添加した後、炭酸マグネシウムの粉末0.3〜0.4
%を添加する、食塩の固結防止方法である。
おいて、ハード容器とヒートシール処理された中蓋とに
よって密閉された状態のことをいい、開封系とは、食塩
の使用段階等において、中蓋等が取り除かれて開封され
た状態のことをいう。
リプロピレン等のプラスチックによって形成された容器
や、紙製の箱状容器に、ポリエステル、ポリプロピレン
等のプラスチックを内張りした容器のことをいい、中蓋
とは、ポリエステル、ポリプロピレン等のプラスチック
層と紙とからなるヒートシール性の包装材のことをい
う。
閉系では被覆剤である炭酸マグネシウムのランナーの利
点を活かして固結量を低減させ、開封系では吸湿剤であ
るリン酸水素二ナトリウムの均一コーティング層厚の増
大と吸湿による脆弱化および炭酸マグネシウムとの二重
の媒体により、食塩結晶同士の直接接触を回避する。
定の場合、リン酸水素二ナトリウムの添加量が少ないほ
ど、吸湿による水分量が低下するため、固結量は減少す
る。
定の場合、リン酸水素二ナトリウムの添加量が多いほ
ど、媒体物のコーティング層厚が増加し、食塩結晶の直
接接触が回避されるため、固結強度はソフト化し、低下
する。
は、比表面積が大きくなるため、吸放湿現象をおこし易
く、一般に固結に対しては悪影響を及ぼすが、これらの
微粒の含有量を3%以下に低減させることで、食塩は固
結し難くなり、品質の延命が図られる。
塩結晶に対して0.5%のリン酸水素二ナトリウムを飽
和溶液で噴霧添加した後、混合した。次に、該混合物を
流動乾燥機によって乾燥させた後、該乾燥物に、水分2
%以下、粒度1.5μ以下の規格の炭酸マグネシウム粉
末0.3%を添加し、更に混合して調製品1を得た。な
お、以下の実施例および試験例で用いる炭酸マグネシウ
ムについても、水分2%以下、粒度1.5μ以下の規格
のものを用いた。
500gづつ充填し、20個のハード容器をヒートシー
ルによって防湿性(透湿度7g/m2・24h)を有する中蓋を
して密閉系の発明区とし、残り4個のハード容器を中蓋
なしのものとして開封系の発明区とした。なお、以下の
試験例で用いる中蓋についても、防湿性(透湿度7g/m2
・24h)を有するものとする。また、市販の食塩結晶に、
炭酸マグネシウム粉末0.3%を添加した後、混合して
調製品2を得た。該調製品2を、24個のハード容器に
各々500gづつ充填し、20個のハード容器をヒート
シールによって中蓋をして密閉系の対照区とし、残り4
個のハード容器を中蓋なしのものとして開封系の対照区
とした。各区のうち10個の中蓋有り、2個の中蓋なし
のハード容器を、強制劣化環境(35℃,90%−2.
5日、25℃,45%−1日サイクル)下、3.5日間
貯蔵した。また、各区のうち残り全部のハード容器を、
上記した強制劣化環境下、7日間貯蔵した。そして、密
閉系の発明区と対照区とについて、各日数貯蔵後の食塩
の固結状態の平均を調べ、開封系の発明区と対照区とに
ついて、各日数貯蔵後の食塩の固結強度の平均を求め
た。その結果を、表1に示す。
場合、対照区は7日間で流動性が無くなるのに対し、発
明区は流動性を持続していることが確認できる。他方、
開封系で貯蔵した場合、発明区は対照区に対して、固結
強度が1/2〜1/3程度に減少することが確認でき
る。
塩結晶に対して0.5%のリン酸水素二ナトリウムを飽
和溶液で噴霧添加した後、混合した。次に、該混合物を
流動乾燥機によって乾燥させた後、該乾燥物に炭酸マグ
ネシウム粉末0.4%を添加し、更に混合して調製品3
を得た。
500gづつ充填した。そして、10個のハード容器を
ヒートシールによって中蓋をして密閉系の発明区とし、
残りのハード容器を中蓋なしのものとして開封系の発明
区とした。また、市販の食塩結晶に、1.0%のリン酸水
素二ナトリウムを飽和溶液で噴霧添加した後、該食塩結
晶を混合した。次に、該混合物を流動乾燥機によって乾
燥させた後、該乾燥物に炭酸マグネシウム粉末0.4%
を添加し、更に混合して調製品4を得た。更に、調製品
4と同様の工程で、2.0%のリン酸水素二ナトリウムを
飽和溶液で噴霧添加して調製品5を得た。また、市販の
食塩結晶に0.5%のリン酸水素二ナトリウムを飽和溶
液で噴霧添加し、該食塩結晶を混合した。次に、該混合
物を流動乾燥機によって乾燥させ、調製品6を得た。更
に、調製品6と同様の工程で、1.0%のリン酸水素二ナ
トリウムを飽和溶液で噴霧添加して調製品7を、同じく
2.0%を噴霧添加して調製品8を得た。また、市販の
食塩結晶に、炭酸マグネシウム粉末0.4%を添加した
後、混合して調製品9を得た。なお、比較のため、無添
加の食塩を調製品10とした。上記した調製品につい
て、添加物とその量を、表2に示す。
のハード容器に各々500gづつ充填し、12個のうち
10個のハード容器を、ヒートシールによって中蓋をし
て密閉系の対照区とした。また、調製品4〜調製品10
が充填された残りのハード容器を、ヒートシール処理せ
ずに中蓋なしのものとして開封系の対照区とした。密閉
系、開封系共に、発明区と対照区の各ハード容器を、強
制劣化環境(35℃、90%−2.5日、25℃、45%−
1日サイクル)下、85日間貯蔵した。そして、密閉系
の発明区と対照区とについて貯蔵後の食塩の平均固結量
を求め、開封系の発明区と対照区とについて貯蔵後の食
塩の平均固結強度を求め、その結果を、表3に示す。な
お、固結量(%)は、解体時の全体重量に対する菱型2
×2mmの網上の残分重量で表わした。
ると、リン酸水素二ナトリウムを単独添加した調製品6
と、炭酸マグネシウムを単独添加した調製品9の場合、
固結量は少ないが、固結強度は、無添加の調製品10の
場合と、いずれもほぼ同等で強固なものであり、開封系
の貯蔵を考慮すると商品性に問題を有している。これに
対し、発明区についてみると、リン酸水素二ナトリウム
と炭酸マグネシウムとを併用した調製品3は、固結量が
11.4%と少なく、該状態の調製品を手で触れると壊れ
る程度であり、また、固結強度が、無添加の調製品10
と比較して極端に低下しており、密閉系、開封系の貯蔵
で共に、固結防止効果が確認できる。
塩結晶に対して、0%〜2.0%の範囲で添加量を変え
て、リン酸水素二ナトリウムの飽和溶液を噴霧添加した
後、混合し、該混合物を流動乾燥機によって乾燥させた
後、該乾燥物に炭酸マグネシウム粉末0.4%を添加し、
更に混合して、各添加量ごとに調製品11〜調製品19
を得た。該調製品11〜調製品19の添加物とその量
を、表4に示す。
を、40個のハード容器に各々500gづつ充填し、す
べてのハード容器をヒートシールによって中蓋をして密
閉系の試験区とした。該密閉系の各ハード容器を、強制
劣化環境(35℃、90%−2.5日、25℃、45%−1
日サイクル)下、14日間、27日間、41日間、85
日間の期間、それぞれ貯蔵した。そして、密閉系の試験
区について、一定期間貯蔵後の食塩の平均固結量をそれ
ぞれ求めた。その結果を図1に示す。なお、固結量
(%)は、解体時の全体重量に対する菱型2×2mmの網
上の残分重量で表わした。また、調製品11〜調製品1
9について、それぞれの調製品を、8個のハード容器に
各々500gづつ充填し、すべてのハード容器を中蓋な
しのものとして開封系の試験区とした。該開封系の各ハ
ード容器を、強制劣化環境(35℃、90%−2.5日、
25℃、45%−1日サイクル)下、14日間、27日
間、41日間、85日間の期間、それぞれ貯蔵した。そ
して、開封系の試験区について、一定期間貯蔵後の食塩
の平均固結強度(kg/cm2)をそれぞれ求めた。その結
果を図2に示す。また、上記試験結果について、14日
間貯蔵後を表5に、27日間貯蔵後を表6に、41日間
貯蔵後を表7に、85日間貯蔵後を表8に、それぞれ示
す。
定量の炭酸マグネシウムを添加する場合には、吸湿媒体
となるリン酸水素二ナトリウムの減少に伴い、固結量が
減少している。従って、密閉系貯蔵においては、リン酸
水素二ナトリウムが少ない程、固結防止効果があること
が確認できる。図2をみると、一定量の炭酸マグネシウ
ムを添加する場合には、リン酸水素二ナトリウムの増加
に伴い、固結強度が減少している。従って、開封系貯蔵
においては、リン酸水素二ナトリウムが多い程、固結防
止効果があることが確認できる。炭酸マグネシウムを添
加する場合、リン酸水素二ナトリウムの添加量を多くす
ると、コーティング層厚が増大し、吸湿による脆弱化と
炭酸マグネシウムとの二重の媒体作用により、食塩の直
接接触が回避できる。従って、弱い、ソフト化した「成
形不可能」の商品性が維持される。食塩のように固結を
発生し易い粉体においては、製造から流通段階を経て、
ユーザーに渡るまでの密閉系での貯蔵と、ユーザーの購
入後、使用中の開封系での貯蔵の両面において固結防止
を図る必要がある。食塩の臨界湿度は、55〜65%の
中程度、水分はやや多く0.1〜0.2%であり、低水
分、高純度の精製塩および低臨界湿度の並塩とは別の固
結防止法が必要であり、現在のところ安全な食品添加物
の併用などにより商品性を維持する以外に、有効な方法
はない。これまで述べたように、食塩の固結を防止する
には、炭酸マグネシウムの併用下での密閉系ではリン酸
水素二ナトリウムを減少させ、また開封系では逆にリン
酸水素二ナトリウムを増加させる必要がある。従って、
密閉系、開封系の両貯蔵系について、固結防止効果に優
れた、リン酸水素二ナトリウム最適添加領域を求める。
つまり、密閉系におけるリン酸水素二ナトリウムの添加
量と固結量の経時変化と、開封系におけるリン酸水素二
ナトリウムの添加量と固結強度の経時変化とをラップさ
せ、両貯蔵系において固結防止のために最適なリン酸水
素二ナトリウムの添加領域を求める。
これを図3に示す。この場合、縦軸の固結量と固結強度
の目盛りの取り方によって、リン酸水素二ナトリウムの
最適添加量の交点が変化する。図3について、密閉系で
の固結量の許容限界と、開封系での固結強度の許容限界
とを、一般的な食塩の商品性の設定条件、すなわち、固
結量が10%以下、固結強度が0.5kg/cm2 以下とし
て、リン酸水素二ナトリウムの最適添加量域を求めた。
なお、密閉系の許容限界の固結量10%は、ゴルフボー
ル1個(容積36ml)程度のソフトな固結量が10%
(50g)程度であることから決定した。また、開封系
の許容限界の固結強度0.5kg/cm2 は、手で壊せる程度
の固結強度1kg/cm2 の半分の固結強度が、0.5kg/cm
2 程度であることから決定した。図3をみると、密閉
系、開封系の両貯蔵系において有効な固結防止効果を発
揮するためのリン酸水素二ナトリウムの最適添加領域
は、0.3%〜0.5%であることが確認できる。
μ以下の食塩粒子の含有量(微粒含有量)を、0%、1
%、3%、5%、10%に調製した5種類の食塩結晶を
準備した。そして、各々の食塩結晶について、リン酸水
素二ナトリウムの飽和溶液0.5%を噴霧添加した後、
各々混合した。次に、各々の混合物を流動乾燥機によっ
て乾燥させた後、該乾燥物に炭酸マグネシウム粉末0.
4%を各々添加し、更に混合して、調製品20、調製品
21、調製品22、調製品23、調製品24をそれぞれ
得た。
ド容器に各々500gづつ充填し、それぞれ10個のハ
ード容器をヒートシールによって中蓋をして密閉系の試
験区とし、それぞれ残りのハード容器を中蓋なしのもの
として開封系の試験区とした。各ハード容器を、強制劣
化環境(35℃、90%−2.5日、25℃、45%−1
日サイクル)下、1箇月間貯蔵した。そして、密閉系の
試験区について、貯蔵後の食塩の平均固結量を求め、開
封系の試験区について、貯蔵後の食塩の平均固結強度を
求めた。なお、固結量(%)は、解体時の全体重量に対
する菱型2×2mmの網上の残分重量で表わした。その結
果を、表9に示す。
食塩の微粒含有量を3%以下にすると、固結量が顕著に
低下することが確認できる。また、開封系では、原料食
塩の微粒含有量を3%以下にすると、やや固結強度が低
下することが確認できる。これらのことから、150μ
以下の微粒粒子の含有量が3%以下の原料食塩につい
て、リン酸水素二ナトリウムを0.5%添加した後に、炭
酸マグネシウムを0.4%添加すると、密閉系での固結
発生量を著しく抑制すると共に、開封系での固結強度も
やや脆弱化させることが確認できる。
閉系では被覆剤である炭酸マグネシウムのランナーの利
点を活かして、固結量の低減を図り、開封系では吸湿剤
であるリン酸水素二ナトリウムの均一コーティング層厚
の増大と吸湿による脆弱化および炭酸マグネシウムとの
二重の媒体により、食塩結晶同士の直接接触を回避し、
固結防止を図ることで、密閉系で貯蔵される食塩の優れ
た固結防止効果と、開封系で貯蔵される食塩の優れた固
結防止効果とを同時に得ることができる。
有量を3%以下と極力低減することで、固結防止効果を
側面からバックアップし、密閉系、開封系で貯蔵される
食塩の固結防止効果を更に高めることができる。
固結量を示すグラフ。
固結強度を示すグラフ。
固結量と、開封系の試験区についての貯蔵後の食塩の平
均固結強度とを示すグラフ。
Claims (3)
- 【請求項1】 食塩を貯蔵する際、食塩に、リン酸水素
二ナトリウム液を噴霧添加した後、炭酸マグネシウム粉
末を添加することを特徴とする、食塩の固結防止方法。 - 【請求項2】 食塩を密閉系及び開封系で貯蔵する際、
食塩に、0.3〜0.5%のリン酸水素二ナトリウムを飽
和溶液で噴霧添加した後、炭酸マグネシウムの粉末0.
3〜0.4%を添加することを特徴とする、食塩の固結
防止方法。 - 【請求項3】 食塩を密閉系及び開封系で貯蔵する際、
150μ以下の微粒含有量が3%以下の食塩に、0.3
〜0.5%のリン酸水素二ナトリウムを飽和溶液で噴霧
添加した後、炭酸マグネシウムの粉末0.3〜0.4%を
添加することを特徴とする、食塩の固結防止方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3166100A JP2517853B2 (ja) | 1991-06-12 | 1991-06-12 | 食塩の固結防止方法 |
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---|---|---|---|
JP3166100A JP2517853B2 (ja) | 1991-06-12 | 1991-06-12 | 食塩の固結防止方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0624738A true JPH0624738A (ja) | 1994-02-01 |
JP2517853B2 JP2517853B2 (ja) | 1996-07-24 |
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ID=15825014
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006027966A (ja) * | 2004-07-16 | 2006-02-02 | Sakai Chem Ind Co Ltd | 硝酸マグネシウム6水塩の固結防止 |
WO2008146491A1 (ja) | 2007-05-31 | 2008-12-04 | Ajinomoto Co., Inc. | 呈味改善剤 |
JP2010075070A (ja) * | 2008-09-24 | 2010-04-08 | Adeka Corp | 塩味強化剤 |
-
1991
- 1991-06-12 JP JP3166100A patent/JP2517853B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP4572613B2 (ja) * | 2004-07-16 | 2010-11-04 | 堺化学工業株式会社 | 硝酸マグネシウム水塩の固結防止 |
WO2008146491A1 (ja) | 2007-05-31 | 2008-12-04 | Ajinomoto Co., Inc. | 呈味改善剤 |
JP2010075070A (ja) * | 2008-09-24 | 2010-04-08 | Adeka Corp | 塩味強化剤 |
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