JPS60112714A - 保存安定性のある発泡性造粒組成物の製造法 - Google Patents

保存安定性のある発泡性造粒組成物の製造法

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JPS60112714A
JPS60112714A JP58220236A JP22023683A JPS60112714A JP S60112714 A JPS60112714 A JP S60112714A JP 58220236 A JP58220236 A JP 58220236A JP 22023683 A JP22023683 A JP 22023683A JP S60112714 A JPS60112714 A JP S60112714A
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JP
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isocyanuric acid
chlorinated isocyanuric
hydrogen peroxide
chlorinated
sodium
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Masanori Oota
正典 太田
Masashi Nakamura
正志 中村
Hitoshi Sasahara
笹原 均
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Nissan Chemical Corp
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Nissan Chemical Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は保存中に、ガス発生により包装袋の膨張、また
は破裂等を生起しない安定−性の優れた発泡171;省
粒組成物の製造法に関する。
従来より、水中に投入した際に炭酸ガスを発生しながら
、短時間に溶解する錠剤が医薬または食品分野等に見ら
れる。これらの発泡剤は重炭酸ナトリウムに固体の酸を
混合するか、過炭酸ソーダ、過硼酸ソーダの如き過酸化
水素付加化合物にペルオキソ硫酸塩、ペルオキシ硫酸水
素塩を混合した粉体が知られでいる。また前記の過酸化
水素付加化合物に対して、塩素化イソシアヌル酸を配合
した組成物も発泡剤として知られ、家庭用の風呂水清浄
剤、義歯洗浄剤、台所(死、布巾)用、オムツ用、更に
ペット用の脱臭剤に至るまで、その用途は極めて広く有
用である。
しかるに上記塩素化イソシアヌル酸を配合した発泡剤は
極めて水分に敏感であり、その為に原料、製品の取扱い
、保存は細心の注意をa・要とする。
例えば、上記気泡剤を含む粉、顆粒または錠剤を外気に
嗜す場合、外気より水分を吸収し、それ相当のガスを発
生することにより、もはや使用時の発泡性が乏しくなる
だけでなく、殺菌、漂白、脱臭等に有効な活性有効酸素
または活性有効塩素の濃度が低下する。これを防ぐ為、
通常は発泡剤をアルミのラミネートフィルムの如き密閉
包装に充填している。然し包装前に吸収した水分により
ガスが発生し包装袋が膨張したり極端な場合は破裂する
事もある。この様な発泡剤の敏感さに対し、かかる問題
点の解決を意図した提案が幾つか見らわ、るが、まだ充
分なものが得られていない。
例えば、重炭酸ナトリウJ・と固体酸を用いた発泡剤の
場合、錠剤に於いては多層錠にしたり、特公昭5B−2
4361号公報では、過酸化水素付加化合物を炭酸ナト
リウム、硫酸ナトリウムで表面被覆する方法等が提案さ
れているがこれらは、使用時水中での発泡が不充分でま
た表面被覆処理口かなりコストが高くなる。
また特開昭5Fl−101199号公報では塩素化イソ
シアヌル酸の長期間の保存に於いてアルミ、−ラム/ポ
リエチレンラミネート包装袋が塩素化・イソシアヌル酸
から発生する分解塩素ガスによって腐食を受けることを
抑える方法として結晶水を含まない、無水のゼオライト
を混合することで、達成できることを提案している。し
かし本方法は過酸化水素付加化合物と混合した塩素化イ
ソシアヌル酸の系からの分解ガスの発生を抑える効果は
全くなく、またゼオライトそのものが水に対して不溶I
Wであるために使用分野が限定され好ましくない。
以上の点を鑑み本研究壱らは鋭念研究の結果、以外にも
、前記の発泡剤組成物に於いて塩素化イソシアヌル酸の
粒子径をある程度以上に大きくし、発泡性造粒組成物を
得ると極めて安定で、分解酸素ガスの発生も一定値で停
止する事を見出した。
即ち、本発明は過酸化水素(=J加加金合物塩素化イソ
シアヌル酸を必須2成分とする発泡性造粒組成物の製法
於いて、造粒の際の原料に塩素化イソシアヌル酸の粒径
が75〜toooμである塩赤化イソシアヌル酸を用い
る事を特徴とする保存安定性のある発泡性造粒組成物の
製造法である。
本発明に於ける塩素化イソシアヌル酸とは塩素化イソシ
アヌル酸ナトリウム、塩素化イソシアヌル酸カリウム等
の塩素化イソシアヌル酸のアルカリ金属塩を云い、実際
上、水分は可能な限り少な無水物が好ましい。
本発明の発泡剤造粒組成物の形態は顆粒あるいは錠剤で
あり、造粒方法は公知の方法で良いが、造粒の際の原料
に粒径が7577〜1000 ttの塩素化イソシアヌ
ル酸と伯の配合成分を均一・に混合した配合物を使用す
る事が必要である。工業的には前記の配合物を加圧ロー
ルにより圧縮造粒し顆粒を得る方法が好ましい。また錠
剤を得る時も同様に粒径が75μ〜100’O/7の塩
素化イソシアヌル酸と他の配合成分を均一に混合した配
合物を用いる方法と、また前記の顆粒を用いて打錠する
方法がある。
本発明方法に於いて使用する塩素化イソシアヌル酸の粒
径は75/!〜1000μの範囲が90%ツ1−であり
好ましく4才1 ’50 tz〜700μの範囲が90
%以上である。塩素化イソシアヌル酸の粒径が7511
以下では発泡剤造粒組成物の安定性が低く、+ 000
 p以」二では過酸化水素付加化合物との混合が不均一
になり、特に顆粒や小型の錠剤を成型する場合に於いて
偏析が生じ好ましくない。
1′!素化イソシ了ヌル酸以外の配合物は粉体、または
10粒のいずれでも良い。
本発明に於いて使用する過酸化水素付加化合物としては
特に過炭酸ソーダ、過硼酸ソーダの1水n11が好3E
 Lい。
本発明の必須成分である過酸化水素付加化合物と塩素化
イソシアヌル酸の混合割合は過酸化水素付加化合物10
0重量部に対して塩素化イソシアヌル酸を5〜500重
量部が発泡性を(す与するために好ましい。これ以外の
範囲では発泡性が低い。
更に、造粒の際に必要に応じて硫酸ナトリウJ・、珪酸
ナトリウム、燐酸ナトリウム等のアルカリビルダーや、
マンニット、乳糖等の結合剤、ラウリル硫酸ナトリウム
、α−オレフィンスルボン酸ナトリウム等の界面活性剤
、色素、香料、史にはポリエチレングリコール、ステア
リン酸塩、タルク等の成型助剤を添加することが好まし
い。
上記の方法で得た発泡性造粒組成物は分解ガスの発生が
少なく一定値で停止するため、保存中にガス発生による
包装袋の膨張、または破裂が起こらず保存安定性が優れ
ている。
以下に実施例、比較例をもって詳しく説明するが、本発
明の技術的範囲はこれに限定さるものでない。
先ず、配合に使用した原料、顆粒化方法、打錠方法及び
得られた造粒物の評価方法を述べる。
表−1に使用した過酸化水素付加化合物と塩素化イソシ
アヌル酸を示す。
表−1 径を揃えた。
顆粒化方法 過酸化水素付加化合物と塩素化イソシアヌル酸及び下記
の配合成分(A)を表−2に示す配合比で均一に混合し
、該配合物を加圧ロール式造粒機を用いて薄板状成型物
を得、これをブIノ一力に、L。
り粉砕した後に8メツシユ(2400u)パス、48メ
ソシユ(300μ)ストップに分級し顆11>状物を得
る。
配合成分(A) 硫酸ナトリウム(無水)試薬−級 20.04%リン酸
三ナトリウム 60.Owt% 乳IJi 19.Owt% α−オレフィン スルポン酸ナトリウム 工業用 1.0wt%〔加圧ロ
ール機の操作条件〕 ロール;径1601 幅60mm フレークの厚み;2.3〜3.21 0一ル回転数i15rpm 油圧; 87 kg/ crA、線圧; I、5t 7
cm錠剤の製法 前記の方法により顆粒を得、この顆粒を直径20mmの
口に2.0gを充填した後、その上に杵を入れ、油圧プ
レスにより面圧が600kg/caの圧力をかけ、圧縮
成型して径が201、厚みが3゜81の錠剤を得る。
安定性の評価方法 ポリエチレンテレフタレート/ポリエチレン/アルミニ
ウム/ポリエチレンよりなるアルミニウムラミネートシ
ート(厚さi 20/15/12/30 /z) 5c
mX 5cmを二枚重ねて三方を熱シールして小袋をつ
くり、この袋に顆粒2g、または錠剤11iii(2g
)を入れた後に熱シールして閉じる。
その後、四隅の内の一つに注射針をさして中の空気を完
全に抜き、針穴は熱シールして閉じる。この上うにして
作製したアルミ袋に充填した顆粒、または錠剤を55℃
の恒温槽に1週間入れて、1週間経過後アルミ袋内のガ
ス(酸素)を注射により採取し、その発生量をめる。
実施例1〜10及び比較例1〜6 表−2に示す配合比で前記方法により配合し、顆粒状の
発泡性造粒組成物を製造し、」二記の安定性の評価方法
で安定性の評価を行った。安定性の評価結果も併せて表
−2に示す。
表−2 注)SPC;過炭酸ソーダ spn ;過硼酸ソーダー水塩 表−2続き 表−2に示すように本発明方法の塩素化イソシアヌル酸
は75μ以上の粒径を用い他の配合成分と混合し顆粒化
したほうが、比較例の粉末の塩素化イソシアヌル酸を用
いる時よりガスの発生量が少なく安定性が良い。
実施例11〜12及び比較例7〜8 表−2に示す配合比で前記方法により配合し、顆粒状の
発泡性造粒組成物を製造し、打錠し錠剤を得た。この錠
剤の安定性の評価結果を表−3に併せて示す。
表−3 表−2に示すように本発明方法の塩素化イソシアヌル酸
は75μ以上の粒径を用い他の配合成分と混合し錠剤化
したほうが、比較例の粉末の塩素化イソシアヌル酸を用
いる時よりガスの発生量が少なく安定性が良い。
特許出願人 日産化学工業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)過酸化水素付加化合物と塩素化イソシアヌル酸を
    必須2成分とする発泡性造粒組成物の語法於いて、造粒
    の際の原料に粒径が75〜l 0001!である塩素化
    イソシアヌル酸を用いる事を特徴とする保存安定性のあ
    る発泡性造粒組成物の製造法。
JP58220236A 1983-11-22 1983-11-22 保存安定性のある発泡性造粒組成物の製造法 Granted JPS60112714A (ja)

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JPH0466203B2 JPH0466203B2 (ja) 1992-10-22

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0622453A1 (fr) * 1993-04-26 1994-11-02 Setric International S.A. Procédé de protection particulaire d'un produit combustible contre l'action d'un produit chloré avec lequel il est mélangé
JP2002356700A (ja) * 2001-05-31 2002-12-13 Ue Ruko:Kk 発泡洗浄具及び洗浄方法
US20130052342A1 (en) * 2011-08-31 2013-02-28 DeVere Company, Inc. Antimicrobial surface treatment
JP2018104331A (ja) * 2016-12-26 2018-07-05 ホーユー株式会社 過炭酸塩包装袋

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