JPH0624731B2 - ゴム製品の成型加硫方法 - Google Patents

ゴム製品の成型加硫方法

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JPH0624731B2
JPH0624731B2 JP60037219A JP3721985A JPH0624731B2 JP H0624731 B2 JPH0624731 B2 JP H0624731B2 JP 60037219 A JP60037219 A JP 60037219A JP 3721985 A JP3721985 A JP 3721985A JP H0624731 B2 JPH0624731 B2 JP H0624731B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はゴム製品の成型加硫方法に係り、特にタイヤ等
の成型加硫に適する、改良された加硫用ブラダーを用い
るゴム製品の成型加硫方法に関する。
[従来の技術] 従来、ニューマチックゴム車両用タイヤは、成型プレス
により未成型のタイヤを成型し、硬化させて製造されて
おり、該成型プレス中では、未成型のタイヤは内部流体
膨張性ブラダーにより金型表面に対して外方にプレスさ
れる。この方法により、未成型タイヤは、タイヤのトレ
ッドパターンおよび側壁の構造を決定する外部金型表面
に対応して成型加硫される。
このようなタイヤのゴム製品の成型加硫に用いられる加
硫用ブラダーの組成物としては、従来、有機ゴム、特に
ブチルゴムが用いられてきた。しかしながら有機ゴムよ
りなる加硫用ブラダーはタイヤ内面との離型性が悪く、
タイヤ取り外しの際に、ブラダーが曲がる傾向があり、
金型でのタイヤの成型が不良となる。また、ブラダーの
表面が摩耗され粗面となり、ブラダー表面が、タイヤ硬
化後およびタイヤ硬化サイクルのブラダーの収縮過程で
タイヤの内面に粘着する可能性がでてくる。更に、気泡
がブラダーとタイヤ表面との間に閉じ込められ、熱移動
が不充分となり、タイヤ加硫欠陥を助長することにな
る。
このようなことから従来の加硫用ブラダーにおいては、
タイヤ内面との潤滑性を良好なものとするための、シリ
コーンエマルジョン等からなる離型剤が必要とされてい
た。しかしながら、タイヤ内面に離型剤を塗布すること
は、製造工程の面からも工数の増加、中間在庫の増大等
の不利な点があるばかりでなく、この離型剤がタイヤ成
型加硫時において悪影響を及ぼし、不良品発生の原因と
なる場合がしばしばあった。
このような問題を解決する方法としては、加硫用ブラダ
ーの有機ゴム表面をシリコーンにより改質する方法が試
みられており、メチル水素シラン、又はジメチル水素シ
ランを用いるもの(特開昭57−111394)やヒド
ロキシルシランを用いるもの(特開昭57−11139
3、特開昭57−119992)が提案されている。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上記従来のシリコーンによる有機ゴムの
表面改質方法では、ブラダー表面とタイヤ内面との離型
性は改良され、離型剤を用いる事なくタイヤを成型加硫
できる反面、ブラダー表面の耐久性が極端に悪くなり、
実用的ではないという問題点を有していた。このため、
機械的強度、耐熱性、耐熱水性等の物理的性質に優れか
つ離型性に優れた実用性の高い加硫用ブラダーの出現が
切望されていた。
[問題点を解決するための手段] 本発明は上記実情に鑑み、加硫用ブラダーの耐熱水性、
耐久性等を改善すると共に、加硫用ブラダーの成型加工
作業性を改善し、また得られる製品の品質安定性及び製
造作業性を向上させることができるゴム製品の成型加硫
方法を提供するべくなされたものであり、 加硫用ブラダーを用いてゴム製品を成型加硫するに当
り、用いられる加硫用ブラダーが、 (A)有機ゴム及び(B)ポリオルガノシロキサン、も
しくは、(B)ポリオルガノシロキサンを含み、その組
成比が(A)/(B)=95/5〜0/100であっ
て、 (B)ポリオルガノシロキサンが、一般式 (式中R、R′は炭化水素置換基、nは3以上の整数を
示す。) で表されるポリオルガノシロキサンであって、置換基
R、R′のうち少なくとも6モル%以上がSmallの
分子引力恒数が350以上の炭化水素置換基であり、 かつ、カーボンブラックを含有してなるゴム組成物より
形成されてなるものであることを特徴とするゴム製品の
成型加硫方法、 を要旨とするものである。
即ち、本発明者らは、シリコーンゴムに最適なシリカ以
外の補強剤の探索及びシリコーンゴムと有機ゴムとの分
離に起因する未加硫のシリコーンゴム及び有機ゴム混合
ゴムの不安定性の改善という2つの観点から、加硫用ブ
ラダーの素材ゴムとして実用的な加硫ゴム組成物につい
て鋭意検討を重ねた結果、カーボンブラックにより補強
された、特定のシリコーンゴムもしくは該シリコーンゴ
ムと有機ゴムとの混合物によるゴム組成物により形成さ
れた加硫用ブラダーは、離型性、耐熱水性、耐久性及び
成型加工作業性が共に極めて優れていることを見出し、
本発明を完成させた。
以下に本発明につき詳細に説明する。
本発明で用いられる加硫用ブラダーを形成するゴム組成
物は(B)ポリオルガノシロキサン、あるいは、(A)
有機ゴムと(B)ポリオルガノシロキサンとを含む。
(A)有機ゴムとしては、天然ゴム、イソプレンゴム、
スチレンブタジエンゴム、ブタジエンゴム、アクリロニ
トリルブタジエンゴム等のエチレン−αオレフィン系ゴ
ム、エチレンプロピレンジエンゴム(EPDM)、その
他、ブチルゴム、ハロゲン化ブチルゴム、フッ素ゴム、
アクリルゴム、エピクロルヒドリンゴム、エチレン酢酸
ビニル共重合体、エチレン−アクリレートゴム等が挙げ
られる。これらのうち、特に、ブチルゴム、ハロゲン化
ブチルゴム、アクリルゴム、EPDMが好ましい。
(A)有機ゴムは、ポリオルガノシロキサンとの均一分
散性、混練作業性等の面から、そのムーニー粘度が20
〜150の範囲、好ましくは30〜100の範囲、とり
わけ40〜80の範囲のものが好適である。このような
粘度の有機ゴムを用いることにより、安定した品質及び
特性を有するゴム組成物を得ることができる。有機ゴム
のムーニー粘度が上記範囲外であると、混練作業性、分
散性が悪くなり、品質、特性を維持することが困難にな
る。
また、(B)ポリオルガノシロキサンは、一般式 (式中R、R′は炭化水素置換基、nは3以上の整数を
示す。R、R′は同じであっても良く、異なっていても
良い。) で表されるポリオルガノシロキサンであって、置換基
R、R′のうち少なくとも6モル%以上はSmallの
分子引力恒数が350以上の炭化水素置換基(以下、
「補強性置換基」ということがある。)であるポリオル
ガノシロキサンである。
ここで、Smallの分子引力恒数とは、P.A.Sm
all著、“Journal of Applied
Chemistry”第3巻第71〜80頁(1953
年発行)に規定されるものである。本発明において用い
られるポリオルガノシロキサンは、上記一般式の置換基
R、R′のうち6モル%以上、好ましくは10〜70モ
ル%、更に好ましくは15〜60モル%、特に好ましく
は20〜50モル%のものが、350以上のSmall
の分子引力恒数を有している。このSmallの分子引
力恒数は好ましくは500以上、とりわけ700以上で
あることが望ましい。
Smallの分子引力恒数が350以上である置換基と
しては、フェニル基、m−メチルフェニル基、p−メチ
ルフェニル基、p−エチルフェニル基、p−イソプロピ
ルフェニル基、m−secブチルフェニル基、m−te
rtブチルフェニル基、p−secブチルフェニル基、
p−tertブチルフェニル基、m−フェニルフェニル
基、p−フェニルフェニル基、p−ベンジルフェニル
基、β−ナフチル基、α−ナフチル、2,4−ジメチル
フェニル基、2,5−ジメチルフェニル基、3,4−ジ
メチルフェニル基、3,5−ジメチルフェニル基、o−
メトキシフェニル基、m−メトキシフェニル基、p−メ
トキシフェニル基、m−フェノキシフェニル基、p−フ
ェノキシフェニル基、4−メトキシ−3−メチルフェニ
ル基、6−メトキシ−3−メチルフェニル基、3,4−
ジメトキシフェニル基、2−メチル−4−メトキシ−5
−イソプロピルフェニル基、フェノキシメチル基、o−
フルオロフェニル基、m−フルオロフェニル基、p−フ
ルオロフェニル基、o−クロロフェニル基、p−クロロ
フェニル基、2,3−ジクロロフェニル基、2,4−ジ
クロロフェニル基、2,5−ジクロロフェニル基、2,
6−ジクロロフェニル基、3,4−ジクロロフェニル
基、3,5−ジクロロフェニル基、2,3,4−トリク
ロロフェニル基、2,3,5−トリクロロフェニル基、
2,3,6−トリクロロフェニル基、2,4,5−トリ
クロロフェニル基、2,3,4,5−テトラクロロフェ
ニル基、2,3,4,6−テトラクロロフェニル基、
2,3,5,6−テトラクロロフェニル基、ペンタクロ
ロフェニル基、o−ブロモフェニル基、m−ブロモフェ
ニル基、p−ブロモフェニル基、p−シアノフェニル
基、p−アミノフェニル基、p−ヒドロキシフェニル
基、m−シアノフェニル基、m−アミノフェニル基、2
−フェニルエチル基、2−フェニルプロピル基、アセナ
フチル基、インドリル基、アントラシル基、フェナント
リル基等で例示される芳香族及びその誘導体もしくは芳
香族、芳香族誘導体をその構造中に含む有機基、フリル
基、フルフリル基、1−ピリジル基、2−ピリジル基、
3−ピリジル基、ピリダジル基、ピラジル基、キノリル
基、イソキノリル基、トリアジニル基、トリアゾイル
基、チオフェニル基、オキサジル基等で例示される複素
環及びその誘導体もしくは複素環、複素環誘導体をその
構造中に含む有機基、2−ヒドロキシカルボニルエチル
基、2−ヒドロキシカルボニルプロピル基、1−メチル
−2−ヒドロキシカルボニルエチル基、ジメチルヒドロ
キシカルボニルエチル基、2−メトキシカルボニルエチ
ル基、2−エトキシカルボニルエチル基、2−メトキシ
カルボニルプロピル基、1−メチル−2−メトキシカル
ボニルエチル基、1−メチル−2−エトキシカルボニル
エチル基、ジメチルメトキシカルボニルメチル基、ジメ
チルエトキシカルボニルメチル基、2−ジヒドロアミノ
カルボニルエチル基、2−ジメチルアミノカルボニルエ
チル基、2−ジエチルアミノカルボニルエチル基、2−
ジメチルアミノカルボニルプロピル基、2−ジエチルア
ミノカルボニルプロピル基、1−メチル−2−ジメチル
アミノカルボニルエチル基、1−メチル−2−ジエチル
アミノカルボニルエチル基、ジメチル(ジメチルアミノ
カルボニル)メチル基、ジメチル(ジエチルアミノカル
ボニル)メチル基等で例示される有機酸、有機酸エステ
ル、有機酸誘導体(特に、カルボキシル基及び/又はア
ミド基を含む誘導体)及びそれらをその構造中に含有す
る有機基、ポリ−1−ブチニレン基、ポリビニルエチレ
ン基、ポリ−1−メチル−1−ブチニレン基、高級不飽
和酸残基等で例示される構造中にC=C2重結合を複素
有する有機基、その他高級脂肪酸残基、長鎖アルキル
基、ポリオキシアルキレン基等で例示されるが、これら
に限定されるものではない。
これらのうち、特にその構造中に芳香核を有する有機
基、特にベンゼン環を有する有機基が好ましい。
(B)ポリオルガノシロキサンの重合度、即ち、前記一
般式のnは、50以上、好ましくは2000以上、更に
好ましくは5000以上であることが好適である。重合
度が50未満であると、カーボンブラックにより補強さ
れ難く、しかも混練時の作業性が悪くなる。
本発明で用いられる(B)ポリオルガノシロキサンは実
質的に直鎖状であることが好ましいが、部分的に分岐や
網状構造を有していても良い。
本発明においては、加硫用ブラダーを形成するゴム組成
物に十分な物性を得るために、ポリオルガノシロキサン
は、架橋ないし有機ゴムと共架橋させて、網目構造を形
成させるのが好ましい。勿論、本発明においては架橋な
いし共架橋しない場合でも、十分な効果は得られる。
架橋ないし共架橋を行なう場合には、ポリオルガノシロ
キサンの置換基R、R′は、0.02〜20モル%、好
ましく0.03〜10モル%、特に好ましくは0.05
〜5モル%の範囲で、少なくとも1つ以上のC=C2重
結合を有する構造のもの(以下、「架橋性置換基」とい
うことがある。)であることが必要であるが、特に有機
パーオキシド以外の架橋剤を用いる場合には、上述の架
橋性置換基が、シロキサンの珪素原子から少なくとも1
個の炭素原子を介してC=C脂肪族2重結合を有するよ
うなものであることが好ましい。また、架橋性置換基は
5個以上の炭素原子を有するものであることが好まし
い。
架橋性置換基としては、ビニル基、アリル基等のアルケ
ニル基、エチリデンノルボルニル基、メチレンノルボル
ニル基等のアルキリデンノルボルニル基、ジシクロペン
テニル基、4−ペンテニル基、4−ヘキセニル基、シク
ロオクテニル基等が挙げられるが、少なくとも1つ以上
のC=C2重結合を有する構造の置換基であれば良く、
これらに限定されるものではない。
本発明においては、ポリオルガノシロキサンの置換基の
うち、前述の補強性置換基及び架橋性置換基以外の置換
基に特に制限はない。その他の置換基としては、メチル
基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘ
キシル基、オクチル基、デシル基等のアルキル基やクロ
ロメチル基等のハロゲン化アルキル基等が挙げられる
が、合成のし易さ及びシリコーンゴム組成物としての耐
熱性、耐候性等の諸特性を具備させるために、メチル基
が最も好ましい。
架橋もしくは共架橋反応に用いられる加硫剤としては、
メチルエチルケトンパーオキシド、シクロヘキサノンパ
ーオキシド、3,3,4−トリメチルシクロヘキサノン
パーオキシド、メチルシクロヘキサノンパーオキシド、
メチルアセトアセテートパーオキシド、アセチルアセト
ンパーオキシド、1,1−ビス(t−ブチルパーオキ
シ)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、1,1
−ビス(t−ブチルパーオキシ)シクロヘキサン、2,
2−ビス(t−ブチルパーオキシ)オクタン、n−ブチ
ル−4,4−ビス(t−ブチルパーオキシ)バラレー
ト、2,2−ビス(t−ブチルパーオキシ)ブタン、t
−ブチルヒドロパーオキシド、クメンヒドロパーオキシ
ド、ジイソプロピルベンゼンヒドロパーオキシド、p−
メタンヒドロパーオキシド、ジクミルパーオキシド、
2,5−ジメチルヘキサン−2,5−ジヒドロパーオキ
シド、1,1,3,3−テトラメチルブチルヒドロパー
オキシド、ジ−t−ブチルパーオキシド、t−ブチルク
ミルパーオキシド、α,α′−ビス(t−ブチルパーオ
キシ−m−イソプロピル)ベンゼン、2,5−ジメチル
−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、2,
5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘ
キシン−3、アセチルパーオキシド、イソブチリルパー
オキシド、オクタノイルパーオキシド、デカノイルパー
オキシド、ラウロイルパーオキシド、3,5,5−トリ
メチルヘキサノイルパーオキシド、スクニックアンドパ
ーオキシド、ベンゾイルパーオキシド、2,4−ジクロ
ロベンゾイルパーオキシド、m−トリオイルパーオキシ
ド、ジイソプロピルパーオキシジカーボネート、ジ−2
−エチルヘキシルパーオキシカーボネート、ジ−n−プ
ロピルパーオキシカーボネート、ジミリスチルパーオキ
シジカーボネート、ジアリルパーオキシジカーボネー
ト、ジ−2−エトキシエチルパーオキシジカーボネー
ト、ジメトキシイソプロピルパーオキシカーボネート、
ジ−(3−メチル−3−メトキシブチル)パーオキシカ
ーボネート、t−ブチルパーオキシアセテート、t−ブ
チルパーオキシイソブチレート、t−ブチルパーオキシ
ピバレート、t−ブチルパーオキシネオデカノエート、
クミルパーオキシネオデカノエート、t−ブチルパーオ
キシ−2−エチルオクタノエート、t−ブチルパーオキ
シ−3,5,5−トリメチルヘキサノエート、t−ブチ
ルパーオキシラウレート、t−ブチルパーオキシベンゾ
エート、ジ−t−ブチルパーオキシイソフタレート、
2,5−ジメチル−2,5−ジ(ベンゾイルパーオキ
シ)ヘキサン、t−ブチルパーオキシマレイン酸、t−
ブチルパーオキシイソプロピルカーボネート、クミルパ
ーオキシオクタノエート、t−ヘキシルパーオキシピバ
レート、t−ブチルパーオキシネオヘキサノエート、t
−ヘキシルパーオキシネオヘキサノエート、アセチルシ
クロスルホニルパーオキシド、t−ブチルパーオキシア
リルカーボネート等が例示される有機パーオキシド、硫
黄、硫黄類似化合物、ジペンタメチレンチウラムテトラ
スルフィド、テトラメチルチウラムジスルフィド、テト
ラエチルチウラムジスルフィド、テトラブチルチウラム
ジスルフィド等のチウラム化合物、2−(4−モルホリ
ノージチオ)ベンゾチアゾール等のチアゾール化合物、
4,4′−ジチオジモルホリン、N,N′−4−チオビ
ス(ヘキサヒドロ−2H−アゼピノン−2)、アルキル
フェノールジスルフィド、高分子多硫化物等で例示され
る硫黄共与体、p−キノンオキシム、p′,p′−ジベ
ンゾイルキノンオキシム、ポリニトロソベンゼン、N−
(2−メチル−2−ニトロプロピル)−4−ニトロソア
ニリン等で例示されるオキシム及びニトロソ化合物、ア
ルキルフェノール・ホルムアルデヒド樹脂、熱反応性フ
ェノール樹脂、メラミン・ホルムアルデヒド縮合物、ト
リアジン・ホルムアルデヒド縮合物、ハロゲン化アルキ
ルフェノール・ホルムアルデヒド樹脂等で例示される樹
脂加硫剤、ジチオール化合物、ポリアミン類、ポリオー
ル金属酸化物等、その他、アルキルフェノール樹脂系、
キノイド系の広範囲の架橋剤が挙げられる。
なお、本発明の効果を損なわない範囲で、本願で用いら
れるポリオルガノシロキサンの一部を他のポリオルガノ
シロキサン、例えばポリジメチルシロキサン等で置換す
ることもできる。その場合、他のポリオルガノシロキサ
ンの量は、本願で用いられるポリオルガノシロキサン1
00重量部に対して100重量部以下、好ましくは50
重量部以下である。
本発明に係る加硫用ブラダーを形成するゴム組成物に用
いられる補強用カーボンブラックは、電子顕微鏡により
測定された平均粒子径が1000Å以下、特に600Å
以下であるものが好ましい。カーボンブラックの平均粒
子径が1000Åを超えると、十分な補強効果が得にく
くなる。平均粒子径が1000Å以下のカーボンブラッ
クとしては、SRF、GPF、HMF、ACEF、F
F、FEF、HAF、ISAF、SAF、EPC、MP
C、HPC、CC、GERMAN、CF、SCF、XC
F、アセチレンブラック、ケッチェンブラック等が挙げ
られる。
本発明に係る加硫用ブラダーを形成するゴム組成物は、
(B)ポリオルガノシロキサンあるいは(A)有機ゴム
と(B)ポリオルガノシロキサンを含み、その組成比が
(A)/(B)=95/5〜0/100であり、好まし
くは(A)/(B)=80/20〜20/80である。
特に加硫用ブラダーに耐熱水性が要求される場合には
(A)/(B)=70/30〜50/50であることが
望ましい。(B)ポリオルガノシロキサンの比率が5%
以下であると、十分な離型性が得られない。
また、カーボンブラックの配合量は、有機ゴムとポリオ
ルガノシロキサンとの総量100重量部に対し、2〜2
00重量部、好ましくは5〜100重量部、更に好まし
くは10〜70重量部とするのが好適である。有機ゴム
及びポリオルガノシロキサンの総量100重量部に対す
るカーボンブラックの量が、2重量部未満であっても、
200重量部を超える量であっても、好ましい物性のゴ
ム組成物が得られ難く、また200重量部を超えると、
著しく加工作業性が悪くなる傾向がある。
本発明に係るゴム組成物には、必要に応じて、その他の
充填剤を配合することができる。これらの充填剤として
は、煙霧質シリカ、沈殿シリカ、シリカエアロゾル、粉
砕石英、重質炭酸カルシウム、軽質炭カル、白亜、胡
粉、マグネシウム含有特殊炭カル、白艶華、炭酸マグネ
シウム、マグネサイト、カオリナイト、ティッツカイ
ト、ナクライト、ハロイサイト、加水ハロイサイト、ア
ロフェン、パイロフィライト、タルク、モンモリロナイ
ト、バイデライロ、ヘクトライト、サポナイト、ノント
ロナイト、セリサイト、イライト、白雲母、金雲母、黒
雲母、アメサイト、シャモサイト、クロンステダイト、
ハードクレー、ソフトクレー、カオリンクレー、焼成ク
レー、珪藻土、ジプサイト、バイヤライト、ベーマイ
ト、ジアスボア、γ−アルミナ、α−アルミナ、炭酸バ
リウム、炭酸ストロンチウム、ベントナイト、シラス、
亜鉛華、炭酸亜鉛、酸化亜鉛、活性白土、水酸化アルミ
ニウム(ハイジライト)、酸化チタン、フェライト、ア
スベスト、ガラス粉末、珪酸アルミニウム、ベンガラ、
ハイドロタルサイト、水酸化マグネシウム、活性亜鉛
華、炭化珪素、窒化珪素、チタン酸ジルコニウム、酸化
ジルコニウム、硫酸アルミニウム、硫酸カルシウム、硫
酸バリウム等の無機化合物及びフェノール樹脂、クマロ
ン樹脂、スチレン樹脂、高スチレンスチレン−ブタジエ
ン共重合体、ナイロン、アラミッド樹脂等の有機化合物
の粉体、短繊維等が例示される。また、これらの充填剤
の表面を有機珪素化合物、ポリジオルガノシロキサン等
で処理して疎水化したものも使用し得る。
また、その他公知の耐熱性向上剤、難燃剤、熱伝導付与
剤、加硫促進剤、加硫促進助剤、加工助剤等を配合して
も良い。
本発明のゴム製品の成型加硫方法は、(A)有機ゴム、
(B)ポリオルガノシロキサン、カーボンブラック、及
び、その他の添加剤を加硫剤により硬化・成型して形成
された加硫用ブラダーを内装した成型機に、被成型物を
装填し、加熱加圧するものであり、その他、製造条件等
は通常採用されている条件で良い。
[作用] 本発明による(A)有機ゴムと(B)ポリオルガノシロ
キサン及びカーボンブラック、あるいは、(B)ポリオ
ルガノシロキサン及びカーボンブラックを含むゴム組成
物により形成された加硫用ブラダーは、離型性に優れ、
かつ機械的強度、耐熱性、耐熱水性、耐久性等の物理的
性質にも極めて優れる。これは、本発明に係る、特定の
置換基を有するポリオルガノシロキサンは、カーボンブ
ラックと強い親和性を示し、カーボンブラックと極めて
良好な分散性で混合され、また、一般の有機ゴムとの混
合状態において、カーボンブラックを介在させることに
より、従来の有機ゴム−ポリオルガノシロキサンゴム組
成物にない安定性を得ることができ、しかも、カーボン
ブラックにより、効果的に補強されることによる。
従って、このような加硫用ブラダーを用いる本発明の方
法によれば、成型不良品の発生率が著しく低減され、効
率良くゴム製品の成型加硫を行なうことができる。
[実施例] 以下に実施及び比較例を挙げて本発明を更に具体的に説
明するが、本発明はその要旨を超えない限り、以下の実
施例に限定されるものではない。
実施例1,2、比較例1〜3 第1表に示した配合及び物性のゴム組成物を用いて加硫
用ブラダーを成型加工し、これを用いて常法に従ってタ
イヤを加硫し、ブラダーの性能を評価した。
なお、第1表中、※1〜※15は次の通りである。
※1:重合度6000、フエニル基(Smallの分子引力恒数7
35)30モル%、エチリデンノルボルニル基4モル%、
他の置換基はメチル基(Smallの分子引力恒数 214)の
ポリオルガノシロキサン ※2:重合度6000、ビニル基0.2モル%、他の置換基
はメチル基のポリオルガノシロキサン ※3:SAF 東海カーボン(株)製 シーストS(平均粒径約150Å) ※4:日本アエロジル(株)製 アエロジル200 ※5:JSR Butyl268 ※6:昭和ネオプレン(株)製 ネオプレンW ※7:住友化学工業(株)製 アルキルフェノールホルムアルデヒド樹脂 ※8:富士興産(株)製 アロマックス1000 ※9:引張速度300mm/min(DIN3号) 単位 kg/cm2 ※10:張張速度300mm/min(DIN3号) 単位 % ※11:JIS A(JIS K 6301) ※12:オートクレーブにより180℃で15時間熱水
処理し、※9と同一の条件で測定して求めた変化率
(%) ※13:オーブン中、160℃で96時間加熱後、※9
と同一の条件で測定して求めた変化率(%) ※14:離型剤なしにタイヤを成型加硫できるか否か ※15:比較例3との対比 比較例3よりも耐久性が良好な場合は○ 不良な場合は× 第1表より、本発明の方法によれば、極めて効率良くタ
イヤの製造を行なえることが認められる。
[効果] 以上詳述した通り、本発明のゴム製品の成型加硫方法
は、特定のポリオルガノシロキサンあるいはこのものと
有機ゴムを含み、かつカーボンブラックにより補強され
たゴム組成物で形成された加硫用ブラダーを用いるもの
である。
しかして、この加硫ブラダーは離型性に優れ、かつ機械
的強度、耐熱性、耐熱水性、耐久性等の物理的性質にも
極めて優れる。
従って、本発明の方法によれば、 離型剤を用いることなくゴム製品の成型加硫が可能
である。
このため成型不良品が殆ど発生せず、歩留りが顕著
に向上される。
加硫用ブラダーの寿命が長い。
等の効果が奏され、低コストで効率良くゴム製品の成型
加硫を実施することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 30:00 4F

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加硫用ブラダーを用いてゴム製品を成型加
    硫するに当り、用いられる加硫用ブラダーが、 (A)有機ゴム及び(B)ポリオルガノシロキサン、も
    しくは、(B)ポリオルガノシロキサンを含み、その組
    成比が(A)/(B)=95/5〜0/100であっ
    て、 (B)ポリオルガノシロキサンが、一般式 (式中R、R′は炭化水素置換基、nは3以上の整数を
    示す。) で表されるポリオルガノシロキサンであって、置換基
    R、R′のうち少なくとも6モル%以上がSmallの
    分子引力恒数が350以上の炭化水素置換基であり、 かつ、カーボンブラックを含有してなるゴム組成物より
    形成されてなるものであることを特徴とするゴム製品の
    成型加硫方法。
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