JPH0624721U - エアクリーナ用筒形エレメント - Google Patents

エアクリーナ用筒形エレメント

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JPH0624721U
JPH0624721U JP6613392U JP6613392U JPH0624721U JP H0624721 U JPH0624721 U JP H0624721U JP 6613392 U JP6613392 U JP 6613392U JP 6613392 U JP6613392 U JP 6613392U JP H0624721 U JPH0624721 U JP H0624721U
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JP
Japan
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end plate
annular gasket
open end
gasket
fixed
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Pending
Application number
JP6613392U
Other languages
English (en)
Inventor
直人 宇津木
Original Assignee
日本ドナルドソン株式会社
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Publication date
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 筒形エレメントの開口端板外面に固着する圧
着シール式環状ガスケットを、接着剤を使用しない手段
によって接合固着する。 【構成】 開口端板に固着する環状ガスケットの接合面
幅より若干小径の小穴を、開口端板外面に対する環状ガ
スケット接合面幅の中央位置に、全周にわたり等間隔に
多数個設け、▲ろ▼材端部保持の接着剤と環状ガスケッ
トが、小穴を介し連通一体となる構成。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は、主としてエンジン用エアクリーナの筒形エレメントで、出口に通じ る開口端板へ同心に環状ガスケットを固着し、緊締手段によって圧着シールする 型式のエレメントに関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、圧着シールする型式のエレメントでは、出口側の開口端板へ同心に環状 ガスケットを接着固定している例が多く、簡易な構造の上、低コストでできるた め、接着剤の選択や接着工法の改良等によって、使用条件がよい場合は相応の成 果をあげている。また、開口端板へ同心に環状ガスケットを接着するのに代え、 これらを同一材の合成樹脂で一体型とし、接着不要の環状ガスケットとして開発 されたものもある。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
鋼板製の開口端板へ弾性材の環状ガスケットを接着剤により接着した従来のエ レメントでは、これを収納したエアクリーナがエンジンに装着される場合、搭載 車両によっては苛酷な振動や、気温の変化、湿気等によって接着はがれが起き易 い要因が多く、耐久性が不安定という課題があった。 また、接着はがれの解決策として、軟質プラスチックによりガスケットを含め た一体型の開口端板とし、その板厚内部へ環状鋼線を埋め込み補強したものや、 硬質プラスチック製の端板へ弾性材ガスケットを溶着し、一体型とした例などが あるが、端板が合成樹脂で圧着シール式の場合、使用条件によっては耐候性や強 度の点で鋼板製端板より劣るため、シール不良になり易いという課題があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本考案は、前記の課題を解決するため、開口端板は従来と同じ鋼板製とし、▲ ろ▼材端部を接着保持する接着剤は、固形化の後ガスケット共用とするため弾性 重合体樹脂を用いることで、開口端板外面に固着される環状ガスケットは、端板 に設けた多数個の小穴を介し連通することで接着領域と一体型になるようにする ものである。
【０００５】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づき詳細に説明する。 図１において、内周多孔筒１と外周多孔筒２により囲まれたひだ折り▲ろ▼紙 ３は、一端を閉塞端板４に接着保持され、他端は、中央に通気口を有する開口端 板５に接着保持されており、両端板４，５はそれぞれエレメント端部を被冠する よう所定の高さにつば付きとし、補強を兼ねた接着工程時の接着剤受け溝となる 。 図２はエレメントを開口端側より見た図で、開口端板５の外面に接合固着され る同心の環状ガスケット６は、横断面形状が角形で、その接合面の幅より若干小 径とした小穴７を、幅の中央全周にわたり等間隔に多数個開口端板５に設けるこ とで、製作段階におけるエレメント端部と開口端板５との接着に際し、上向きと した受け溝の裏面側へ、環状ガスケット６と同形状の溝を設けた金型を所定位置 に当接し、樹脂溶剤を充填後エレメント端部を浸漬し加熱乾燥させることにより 、接着領域と環状ガスケット６の連通一体型ができるというものである。
【０００６】
【考案の効果】
エレメント端部の接着領域とは、鋼板製開口端板の多数個の小穴を介し連通一 体型としたガスケットであるため、苛酷な条件下で使用しても接着はがれがない 上、従来のガスケット一体型として開発されたプラスチック製開口端板は、ガス ケットはがれの解消策にはなるが、耐候性や強度の点で劣るという課題があった ものも、本考案では全く問題がないため、エレメントの構造上の耐久性が向上し 、目詰まり寿命の延長にも寄与できるというものである。 以上は本考案の実施例に基づき説明したが、これに限定されることなく本考案 の技術的思想によって種々の変化変形が可能なことはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案による筒形エレメントで、要部破断斜視
図である。
【図２】図１の開口端側より見た正面図で、ガスケット
の一部を削除した図である。
【符号の説明】
１ 内周多孔筒 ２ 外周多孔筒 ３ ▲ろ▼紙 ４ 閉塞端板 ５ 開口端板 ６ 環状ガスケット ７ 小穴

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 筒形エレメントの一端が閉塞端板により
    接着保持されるとともに、他端が、中央に通気口を有す
    る開口端板で接着保持され、その外面には同心の環状ガ
    スケットが固着されて成るエレメントにおいて、両端板
    は、所定の高さにエレメント端部を被冠するようつば付
    きとし、開口端板の外側表面に接合固着される同心の環
    状ガスケットは一定幅の接合面を有し、その接合面幅よ
    り若干小径の穴を、端板に対するガスケット接合位置の
    幅中央に、全周等間隔に多数個設けることで、エレメン
    ト開口端部を接着保持する接着剤と、開口端板外面に接
    合固着されるガスケットを、前記穴を介し連通一体とす
    ることを特徴としたエアクリーナ用筒形エレメント。
JP6613392U 1992-08-07 1992-08-07 エアクリーナ用筒形エレメント Pending JPH0624721U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4731998B2 (ja) * 2005-05-24 2011-07-27 株式会社キッツ ストレーナ
JP2012202364A (ja) * 2011-03-28 2012-10-22 Kubota Corp エアクリーナ

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JPS50145203A (ja) * 1974-05-13 1975-11-21
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