JPS6318423Y2 - - Google Patents

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JPS6318423Y2
JPS6318423Y2 JP1980026302U JP2630280U JPS6318423Y2 JP S6318423 Y2 JPS6318423 Y2 JP S6318423Y2 JP 1980026302 U JP1980026302 U JP 1980026302U JP 2630280 U JP2630280 U JP 2630280U JP S6318423 Y2 JPS6318423 Y2 JP S6318423Y2
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JP
Japan
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folds
frame
reinforcing body
resin
pleats
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JP1980026302U
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JPS56129814U (ja
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車エンジン等のエンジン用の過
エレメントに関するものである。
従来この種のエンメントとしてひだ折り加工さ
れた材の全周囲を例えば発泡樹脂製の枠体に埋
設したものがあり、その材のひだ山密着防止策
としては、材の裏側(下流側)に短ざく状の
紙を貼り付け、材とともにひだ折り加工するこ
とにより材のひだ山密着防止を行なつている。
しかし、材の変形時のひだ山密着防止とし
て、紙を貼り付けるのは製造工数がかかるこ
と、またひだ山密着防止のため十分厚い紙を貼
り付けることが困難なこと、またひだ山の空間に
合わせてV字形にすることが困難である等の欠点
がある。
本考案は上記の欠点を解消するため、材のひ
だ山が連続して配列する方向に、該ひだ山間を埋
めるようひだ山間に樹脂成形した直線状の補強体
を備え、この補強体を材周囲の枠体と同一の軟
質発泡樹脂材料で一体成形し、かつ枠体にシール
部を一体に成形することにより、従来のごとき
紙を貼り付ける面倒な手間を省いて確実にひだ山
の密着防止を図ることのできる過エレメントを
提供することを目的とするものである。
以下本考案を具体的実施例により詳細に説明す
る。
第1図乃至第3図において、1は例えば不織
布、紙等の空気清浄用部材で構成した材で、
この材1はひだ折り加工して過面積を大きく
してある。この材1は平面形状が長方形であつ
て、材1の外周面には枠体1の変形を防ぐため
に材1の平面形状と同形状のリング状L形補強
部材2が適宜の数配置してある。この補強部材2
は金属、木材、硬質樹脂剛性を有する材質よりな
る。材1の全周囲(全側面)および補強部材2
は例えば軟質発泡ウレタン樹脂、軟質発泡塩化ビ
ニール樹脂等の軟質発泡樹脂製枠体3に埋設され
ている。この枠体3にはその全周囲(全側面)に
渡つてシール部3aをなす鍔状部が一体成形され
ている。また、枠体3の清浄側における中央部に
は材1のひだ山が連続して配列する方向に枠体
3と同材質の補強体3bが一体成形されており、
この補強体3bはひだ山間を埋めるようにひだ山
間に樹脂成形されている。枠体3のシール部3a
には枠体3の成形と同時に成形した穴3cを適当
数有してとり、この穴3cの径よりも大きめの径
を有する金属製等の剛性材料よりなるストツパー
4が圧入してある。第4図は上記構造になる過
エレメントを自動車エンジン用エアクリーナに採
用したものを示すものであつて、この第4図にお
いて、過エレメントCはケース5,6間にその
シール部3aを挟持されて気密的にケース5,6
の空間内の配置されており、ケース5,6はクラ
ンプ7によつて固定されている。吸入管8を経て
矢印のごとくケース5に入つた汚染空気は過エ
レメントCで清浄にされケース6を通り矢印のご
とく排気管9を通つてエンジン(図示しない)に
供給される。
上記構成において、過エレメントCは長時間
の使用によつてダストを補集することにより通気
抵抗が増大し、材1の特に中央部においてひだ
山が屈曲して隣接するひだ山どうしが密着した
り、過エレメントCの下流側に負圧によりひだ
山が鋭角に変形する現象を生じる。これらのひだ
山の屈曲、変形によるひだ山間の密着を枠体3に
一体成形した補強体3bにより防止できる。
なお、ひだ山に紙を貼り付ける従来例と上記
本考案実施例との特性を第6図および第7図に示
す。第6図は材のダスト保持量第7図は材の
通気抵抗を示しており、破線は従来例、実線は本
考案実施例である。両図から明白なごとく、本考
案実施例はダスト保持量は20〜40%向上でき、通
気抵抗は20〜30%低減できる。
補強体3bは第5図に示すようにその数を適当
数増してもよい。また、本実施例では枠体3の片
側のみに補強体3bを一体成形してあるが、反対
側のダスト捕捉側にも補強体3bを成形してもよ
く、さらに両側に成形することにより一層効果を
上げることができる。
以上述べたように本考案は、補強体が材のひ
だ山間を埋めるよう該ひだ山間に樹脂成形されて
いるから、材の複数のひだ山間の密着を補強体
によつて確実に防ぐことができる。
また、上記補強体は上記のように材のひだ山
間に樹脂成形されていて材と補強体とは一体構
造に成つているから、該補強体を別部品としてひ
だ山間に配設する場合に比べて材の組付時に補
強体がひだ山間から外れることがなく、これを防
ぐための押え枠が不要であり、また別部品の補強
体のようにひだ山間でのがた付きによる該ひだ山
の損傷を防ぐことができる。
更に、補強体が材に対して変形阻止用の柱と
して作用するから、材に対してそのひだ山を配
列方向の力、あるいはその配列方向に対して直角
方向の力が加わつても、該補強体によりそれらの
力に抵抗するこをができ、外力による材の変形
を防止できる。
一方、補強体と材外周囲の枠体とを同一の樹
脂材料で互いに一体化したから、材に対して補
強体との枠体とを同時成形でき、従つて補強体が
別部品に比べて製造コストが安価であり、かつ枠
体との一体化により補強体自体の強度が向上す
る。
他方、枠体に鍔状のシール部が一体に設けてあ
り、該枠体は軟質発泡樹脂材料で構成してあるた
め、上記シール部をそのまま上下方向よりケーシ
ングで挟持することにより、別部品としてのシー
ル部材を必要とせずにシール作用を果すことがで
き、かつ発泡樹脂材料で構成したことにより全体
として軽量である。
更に、本考案では、補強部は直線状であつて、
ひだ山の側面方向には位置しないので、樹脂材料
の低減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案過エレメントの一実施例を示
す平面図、第2図は第1図のA−A線に沿う部分
破断正面図、第3図は第1図のB−B線に沿う部
分破断正面図、第4図は第1図の過エレメント
の用途例を示す断面図、第5図は本考案の他の実
施例を示す平面図、第6図および第7図は本考案
の効果の説明に供する特性図である。 1……材、3……枠体、3b……補強体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数のひだ山を備える空気清浄用の材の全周
    囲を軟質発泡樹脂製枠体に埋設し、該枠体の全周
    囲に鍔状のシール部を一体に設け、前記材のひ
    だ山が連続して配列する方向において、そのひだ
    山間を埋めるよう該ひだ山間に樹脂成形されて該
    材と一体構造になつている少なくとも1つの直
    線状の補強体を有し、該補強体によつて前記材
    を複数の領域に分割し、かつ前記補強体と前記枠
    体とを同一樹脂材料により一体化した過エレメ
    ント。
JP1980026302U 1980-02-29 1980-02-29 Expired JPS6318423Y2 (ja)

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JPS56129814U JPS56129814U (ja) 1981-10-02
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JPS56129814U (ja) 1981-10-02

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