JP3162753B2 - エアクリーナ用エレメント - Google Patents

エアクリーナ用エレメント

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JP3162753B2 JP26824091A JP26824091A JP3162753B2 JP 3162753 B2 JP3162753 B2 JP 3162753B2 JP 26824091 A JP26824091 A JP 26824091A JP 26824091 A JP26824091 A JP 26824091A JP 3162753 B2 JP3162753 B2 JP 3162753B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両に設置されている
内燃機関のエアクリーナ用エレメントに関する。
【0002】
【従来の技術】従来内燃機関の吸入空気を清浄化するた
めのエアクリーナとして、第10図に示すような不織布
や濾紙からなるシート状の濾材102を等間隔に交互に
折り畳み、ひだ折り加工した後、濾材の両端部を接続し
て、その水平断面が菊花形状を呈する円筒型エレメント
101がある。円筒型エレメント101は、ひだ折りし
た濾材102の内側に濾材102のガイドと補強を兼ね
た多孔性の円筒部材103を嵌装し、濾材102の上下
方向端部には環状の合成樹脂製端板104、105を一
体成形により気密に固着したものであり、ひだ折りした
濾材102の径方向外側から径方向内側に向けて吸入空
気を通過させることによって、吸入空気を濾過し清浄化
させるものである。
【0003】また、第11図に示すように、シート状の
濾材をひだ折り加工した後所定の長さに裁断し、裁断し
た濾材102の周囲に合成樹脂製の端板106を成形固
着した角形のエレメントも従来より広く用いられてい
る。これは、端板106によって囲まれた濾材102の
一方の側から他方の側に向けて吸入空気を通過させるこ
とによって吸入空気を濾過するものである。
【0004】ところで、シート状の濾材を折り畳み、ひ
だを形成しただけのエレメントは、濾過面積を増やすた
めにひだの数を増やすと隣接するひだ同士が著しく近接
し、更には部分的に密着するに至って濾過する流体の通
路が阻害され、有効濾過面積が減少してしまうことがあ
った。また、濾過面積を増やすもう一つの手段として、
折りひだの高さを高くする方法もあるが、折りひだを高
くすればするほどひだの腰が弱くなり、型崩れを起こし
易く、これに伴ってひだ同士が密着して、結局この場合
も有効濾過面積が減少してしまうことがあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】これに対し、第12図
乃至第13図に記載するように、ひだ折りした濾材11
の各ひだ11aに、外側への膨らみ高さが山部11bで
最大となり谷部11cで最小となる折り幅方向の膨出部
12、または、内側への凹み深さが谷部11cにおいて
最大で山部11bにおいて最小となる凹条部13を所要
数形成することによって、隣り合うひだの相互の間に、
折り幅全幅にわたる一定の隙間を確実に形成して、ひだ
同士が密着するのを防ぎ、吸気流の流れを円滑にするこ
とによって、濾過性能の向上を図った技術が実開平2−
91604号によって既に開示されている。
【0006】この技術においては、対向する二つの膨出
部の稜線及び対向する二つの凹条部の稜線において膨出
部及び凹条部がそれぞれ突き合わされることによって、
ひだとひだの間の隙間を作っている。従って、膨出部及
び凹条部の形成される位置がひだ方向にずれたり、吸気
圧等の外力によってひだのある部分がひだ方向に変位し
た場合、稜線で突き合わされるはずの膨出部及び凹条部
の相対的な位置関係がずれてしまい、膨出部及び凹条部
の側面の一部が互いに密着し、流体の通路が部分的に阻
害されるため、濾過性能の低下をきたす恐れがある。従
って、本件発明の目的は、エアクリーナ用エレメントの
寿命や濾過性能を向上させると同時に、吸気圧などの外
力によって濾材自体が多少変形したとしても、寿命や濾
過性能が低下することのないエアクリーナ用エレメント
を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の本発明は、ひだ折りされることによ
り複数のひだが形成された濾材を有するエアクリーナ用
エレメントであって、前記濾材の一方の側から他方の側
へ膨出した略直方体形状に前記ひだの各々に形成された
膨出部を有すると共に、前記複数のひだのうち隣り合う
一方に形成された前記膨出部と他方に形成された前記膨
出部とを当該ひだの方向に沿って変位させ、且つ、当該
ひだの方向に沿った方向の両端部で前記一方に形成され
た前記膨出部と前記他方に形成された前記膨出部とをオ
ーバーラップさせた、ことを特徴としている。 また、請
求項2記載の本発明は、請求項1記載のエアクリーナ用
エレメントにおいて、前記一方に形成された前記膨出部
と前記他方に形成された膨出部とのオーバーラップ部分
の長さを前記ひだの方向に沿った前記膨出部の長さの略
1/10程度に設定したことを特徴としている。
【0008】
【作 用】請求項1記載の本発明に係るエアクリーナ用
エレメントの各々のひだには略直方体状の膨出部が形成
されており、このため、各ひだの腰が強く、容易に変形
しない。また、膨出部同士が、その一部分で接触してお
り、ひだを倒そうとする外力が作用しても膨出部が互い
に支えあって、倒れ込みが発生しない。したがって、濾
材に外力が加わった場合でも、外力が加わっていない状
態と同様にひだ同士が密着する面積を小さいままに抑え
ることができる。さらに、隣り合うひだの一方に形成さ
れた膨出部に対して他方に形成された膨出部がひだの方
向にそって変位し、しかも、ひだの方向に沿った方向の
両端部で前記一方に形成された前記膨出部と前記他方に
形成された膨出部とがオーバーラップしているため、仮
に、外力等の作用に起因し、このひだ方向に沿って何れ
かの膨出部がずれたとしても、上記のオーバーラップ部
分でこのずれが吸収されるため、隣り合うひだは膨出部
の接触部分で支え合うことが継続されると共に、膨出部
同士の接触面積も変化しないため、有効濾過面積が減少
しない。 また、請求項2記載の本発明に係るエアクリー
ナ用エレメントでは、複数のひだのうち隣り合う一方に
形成された膨出部と他方に形成された膨出部とのオーバ
ーラップ部分長さをひだの方向に沿った膨出部の長さの
略1/10程度に設定しているため、不要な濾材の重な
り部分を増加させることはないため、濾過効率の悪化を
防止或いは軽減できる。
【0009】
【実施例】次に、本発明に含まれない幾つかの参考例
(第一参考例〜第四参考例)を説明した後に、本発明の
実施例(第一実施例、第二参考例)について説明する。 <第一参考例> 図1に第一参考例を示す。本参考例は、角形のエアクリ
ーナ用エレメントであり、ひだ折りにされた濾材2と濾
材2の外周を取り巻く端板3と端板3から周方向外側に
突出しているフランジ4の先端部に被せられた環状のガ
スケット5より構成されている。
【0010】端板3はポリプロピレン樹脂製であり、ガ
スケット5はウレタンゴムから成っている。濾材2は、
シート状の不織布を等間隔に交互に折りたたみ、多数の
山部と谷部よりなる複数のひだから形成されており、各
ひだには、クリーンサイドからダスティサイドに向かっ
て円柱形状に膨出する複数の膨出部6が熱プレス成形に
よって、一定間隔を置いて形成されている。各々の膨出
部6は、ダスティサイド側に平面状の頂面7を有し、ま
た隣合うひだに形成された膨出部6同士がその側面で接
触することによって、複数の膨出部6がひだ方向と直交
するひだ幅方向に並んで設けられる。
【0011】四つの膨出部によって、囲まれ形成される
空隙部8は、膨出部6とほぼ同じ数だけ形成され、ダス
ティサイド側は開口しているものの、クリーンサイド側
は底面9によって閉塞されている。また、膨出部6と膨
出部6の間には、ひだを形成し、互いに対向しているひ
だ壁面の一部がひだ山の高さ方向に細長く近接している
絞り部30が形成され、この絞り部30における濾材の
近接具合はひだの高さ方向において一定である。
【0012】以上のように、本参考例のエレメントにお
いては、ひだに設けられた膨出部6が円柱形状を呈して
いるために、吸気圧等の外力に対して膨出部6が変形し
にくく、吸気圧の加わった使用状態においても、濾材同
士が密着する面積を小さく抑えることができる。また、
円柱形状の膨出部6はひだの高さ方向の剛性にも優れて
おり、これが各ひだに複数個設けられるために、ひだ自
体の腰が強く、ひだの屈曲変形を防ぐと同時に、ひだ同
士は各円柱部の両側面で線接触しながら支え合っている
ため、ひだの倒れ込みも発生しない。
【0013】また、何らかの原因で一部の膨出部の位置
がひだ方向にずれたとしても、膨出部同士はやはりその
側面で線接触し、濾材同士が接触するトータルの面積は
増加しない。以上より、本参考例のエレメントにおいて
は外力が加わっても、初期の成形形状を保つことがで
き、また、濾材同士が密着する面積を極力小さくするこ
とができるため、従来のエレメントに比べ有効濾過面積
が増加し、エレメントの寿命及びダスト保持量を向上さ
せることができる。
【0014】図2は、本参考例のエレメントの試験結果
を示したものである。試験方法は、JIS D 1612
に基づいたものであり、通気抵抗の増加が300ミリメ
ートルアクアに達した時に試験を終了した。この結果、
図2からも明らかなように、本参考例のエレメントは従
来の単にひだ折りしただけのエレメントより約1.5倍
の寿命を持つことが確認された。
【0015】<第二参考例> 図3は、第参考例である円筒型エレメント10を表
す。円筒型エレメント10は、樹脂製の端板14と濾材
15と濾材15のガイドと補強を兼ねた金属製の多孔性
円筒部材(図示せず)とからなる。濾材15は、シート
状の不織布を等間隔にひだ折りした後、第一参考例と同
じ形状に熱プレス成形したものであり、ひだ方向と直交
する方向の不織布両端部を細幅の金属板でかしめ付け、
筒状に形成されている。また、本参考例のエレメント
は、円筒形状を呈しているため、円周方向内側の部分ほ
どその径は漸次小さくなる。従って、各ひだに形成され
る膨出部は円柱状ではなく略円錐台形状を呈する。
【0016】<第三参考例> 図4は、第参考例を表す。エレメントのタイプとして
は、第一参考例と同じ角形エレメントであり、端板並び
にガスケット等の構成は、第一参考例と同じであるが、
膨出部16の頂面17が平面ではなく、ダスティサイド
側に突出した曲面に形成されていることと、空隙部18
の底面19がクリーンサイド側に突出した曲面に形成さ
れていることが第一参考例と異なる構成である。このよ
うに膨出部16の頂面17と空隙部18の底面19を曲
面に形成したために、これらの面に対して垂直にぶつか
る吸気流がごく僅かとなり、吸気がスムースに濾過され
るために、エレメント全体としての通気抵抗を低減させ
ることができる。
【0017】<本発明の第一実施例> 図5は、本発明の第の実施例を示す。エレメントのタ
イプとしては、角形エレメントであり、濾材20以外の
構成は第一参考例と同じである。濾材20は、シート状
の不織布を交互に折り畳んで形成した多数のひだを有
し、この各ひだには熱プレス成形によってクリーンサイ
ドからダスティサイドに向かって膨出する直方体部21
が一定間隔を隔てて複数個設けられている。また、ある
ひだに形成される直方体部21の列は、その隣合うひだ
に形成された直方体部21の列とひだ方向に互い違いに
ずれながら形成されており、また、隣接する直方体部同
士は、直方体部21のひだ方向端部22の側面でオーバ
ーラップしながら接触している。
【0018】一つのひだにおける直方体部21と直方体
部21の間には、通常のひだ山部23が形成されてい
る。直方体部21のひだ方向の長さは任意であるが、あ
まり直方体部21が長くなるのも好ましくない。即ち、
直方体部21がひだ方向に長過ぎてしまうと、直方体部
同士がオーバーラップする部分が多くなり、濾過効率に
有利ではない濾材の重なり部分が増加してしまうこと、
そして、吸気流がほぼ垂直にぶつかる直方体部の頂面2
4の面積が増加することにより通気抵抗が大きくなって
しまう恐れがあるためである。従って、直方体部端部が
オーバーラップする部分の長さは、直方体部のひだ方向
の長さの1/10程度が望ましく、また、ひだ山部23
のひだ方向長さは、直方体部のひだ方向長さの4/5程
度であることが望ましい。
【0019】前述したように本実施例のひだは、複数個
設けられた直方体部が他のひだの直方体部と接触しあう
ことによって、両隣のひだと互いに支え合っており、何
らかの外力が加わったとしても、ひだは倒れ込むことは
ない。また、図6に示すように、吸気流が矢印の方向か
ら吸入された場合、吸気圧によって、直方体部21の側
面25が破線で示すようにクリーンサイド側へ湾曲する
が、両側面間の間隔dが十分に空いているため、側面同
士が密着することがなく、初期の有効濾過面積を確保す
ることができる。
【0020】また、ある直方体部の位置がひだ方向にず
れたとしても、オーバーラップしている部分の長さで、
そのずれを吸収することができるため、依然としてひだ
同士は直方体部の両端で接触しながら支え合い、また、
直方体部同士が接触している面積も変わらないため、こ
のような場合でも、有効濾過面積は減少しない。また、
剛性に優れる直方体部を一つのひだに複数個設けている
ため、ひだ自体の腰も強くなる。図7は、本実施例にお
けるエレメント濾過性能試験の結果を示したグラフであ
る。この試験は、JIS D 1612に基づいて行っ
たものであり、試験終了時の増加通気抵抗値を300ミ
リメートルアクアとした。この結果、濾材を単にひだ折
りにしただけの従来のエレメントに比べ、本実施例のエ
レメントは、その寿命が約1.2倍に伸びることが確認
できた。
【0021】<本発明の第二実施例> 図8は、本発明の第の実施例を示している。本実施例
は、円筒型のエレメントであり、濾材26以外は、第二
参考例と同じ構成である。濾材26は、第一実施例で用
いた濾材20と同じ要領で折り曲げ、その後、成形加工
を施した材である。本実施例においては、直方体部27
の頂面28は平面状に形成されているが、第三参考例の
ように、この頂面28を曲面形状に成形してもよい。
【0022】<第四参考例> 図9は、本発明の第四参考例を示している。本参考
は、円筒型のエレメントであり、濾材32以外は第二
例と同じである。濾材32は、シート状の不織布を長
い間隔と短い間隔とで交互にひだ折りした後、第二参考
例と同じ円柱形状に熱プレス成形したものである。本
例の濾材32の場合、ひだを形成する折り巾が交互に
変わるため、ひだ山を形成するひだ山壁は一方が高く、
他方が低い。この様にひだ折りされた濾材32の両端を
金属片にてかしめ付け、筒状に形成するため、円筒型エ
レメント31に形成した時点では、図9に示すようにひ
だ山の全てはある方向に傾斜する。このひだ山の傾斜方
向を、吸気の流れ方向に沿わせることによって、吸気の
流れが膨出部33の頂面34に対して垂直ではなく、あ
る傾きを持って当たるようになるため、吸気の濾過がス
ムーズに行なわれ、濾過に伴う圧力損失を低減せしめる
ことができる。また、ひだ山が傾斜しているがゆえに、
参考例は第二参考例に比べ、エレメント径方向の厚み
が薄くなり、エレメント自体を小型化することができ
る。更に、本参考例に開示したひだ山を傾斜させる技術
は、角型のエレメントに対しても容易に応用することが
できる。
【0023】
【効 果】本発明のエレメントの各ひだには、略直方体
状を呈する膨出部が形成されいるため、ひだ自体の腰が
強くなる。また、膨出部同士が干渉し合うことによっ
て、ひだの倒れ込みを防止して、ひだ同士が密着するの
を防止している。さらに、複数のひだのうち隣り合う一
方に形成された膨出部と他方に形成された膨出部とを当
該ひだの方向に沿って変位させ、且つ、当該ひだの方向
に沿った方向の両端部で前記一方に形成された膨出部と
前記他方に形成された膨出部とをオーバーラップさせて
いるため、仮に一部の膨出部がひだ方向にずれることが
あっても、濾材の密着面積は増加しない。これにより、
当初の有効濾過面積を確保することができる。即ち、本
発明によれば、濾材に吸気圧などの外力が加わった状態
であっても、密着する濾材の面積は増加しないため、従
来のエレメントより寿命の長期化及びダスト保持量の増
大を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本件の第一参考例の角形エレメントを示す部分
斜視図である。
【図2】第一参考例の性能試験の結果を示すグラフであ
る。
【図3】本件の第二参考例の円筒型エレメントを示す一
部記載を省略した斜視図である。
【図4】本件の第三参考例の角形エレメントを示す部分
斜視図である。
【図5】本発明の第実施例の角形エレメントを示す部
分斜視図である。
【図6】吸気圧が加わった場合の第実施例の変形の様
子を記載した部分縦断面図である。
【図7】第実施例の性能試験の結果を示すグラフであ
る。
【図8】本発明の第実施例の円筒型エレメントを表す
一部記載を省略した斜視図である。
【図9】本件の第実施例の円筒型エレメントを示す一
部記載を省略した斜視図である。
【図10】一部を切り欠いた従来の円筒型エレメントを
表す斜視図である。
【図11】従来の角形エレメントを表す斜視図である。
【図12】従来の濾材を若干伸ばした状態の斜視図であ
る。
【図13】従来の濾材の一部を表す側面図である。
【符号の説明】
2、15、20、26、32 濾材 3、14 端板 4 フランジ 5 ガスケット 6、16、33 膨出部 7、17、24、28、34 頂面 8、18 空隙部 9、19 底面 10、31 円筒型エレメント 21、27 直方体部 22 ひだ方向端部 23 ひだ山部 25 側面 30 絞り部
フロントページの続き (72)発明者 堀江 一幸 愛知県刈谷市昭和町一丁目一番地 日本 電装株式会社内 (72)発明者 荒井 安成 愛知県刈谷市豊田町一丁目一番地 豊田 紡織株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−106314(JP,A) 実開 昭61−121912(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01D 46/52 F02M 35/024 511

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ひだ折りされることにより複数のひだが
    形成された濾材を有するエアクリーナ用エレメントであ
    って、 前記濾材の一方の側から他方の側へ膨出した略直方体形
    状に前記ひだの各々に形成された膨出部を有すると共
    に、前記複数のひだのうち隣り合う一方に形成された前
    記膨出部と他方に形成された前記膨出部とを当該ひだの
    方向に沿って変位させ、且つ、当該ひだの方向に沿った
    方向の両端部で前記一方に形成された前記膨出部と前記
    他方に形成された前記膨出部とをオーバーラップさせ
    た、 ことを特徴とするエアクリーナ用エレメント。
  2. 【請求項2】 前記一方に形成された前記膨出部と前記
    他方に形成された膨出部とのオーバーラップ部分の長さ
    を前記ひだの方向に沿った前記膨出部の長さの略1/1
    0程度に設定したことを特徴とする請求項1記載のエア
    クリーナ用エレメント。
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