JPH022411Y2 - - Google Patents

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JPH022411Y2
JPH022411Y2 JP19826383U JP19826383U JPH022411Y2 JP H022411 Y2 JPH022411 Y2 JP H022411Y2 JP 19826383 U JP19826383 U JP 19826383U JP 19826383 U JP19826383 U JP 19826383U JP H022411 Y2 JPH022411 Y2 JP H022411Y2
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radial
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pleats
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JP19826383U
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は主として縦置きにして使用される場合
の、例えば縦型エアクリーナや集塵機等空気をろ
過するためのもの、またはオイルフイルターやそ
の他液体をろ過するためのエレメントに関し、更
に詳細には波形にひだ折りしたシート状ろ材を主
体として構成される円筒形エレメントに関する。
従来より空気や液体をろ過するフイルターには
ろ紙式エレメントが多く採用されているが、これ
はろ過効率がよいことや、波形にひだ折りした構
造にするとエレメント直径の割合にろ過面積を大
きくとることができ、目詰まりによる寿命が長く
なること、その上安価であること等多くの特長を
備えているためである。
この種のエレメントは第1図に示す通り多孔筒
2の外周へ波形にひだ折りしたろ紙1を放射状に
配置し、その上下端をそれぞれツバ付きの端板
3,4で覆い固着保持されているのや、この外更
にろ紙の放射状外周を囲む多孔筒を配した構成の
ものが通例である。
この構造のものを縦置きに配置して使用する場
合、ろ紙1の外周面で捕そくしたダスト等の中、
大きい粒子のものは自重で落下し、ろ紙1面へ付
着したものでも振動により、または流れが停止し
た時点で多くのものは落下して端板4上のろ紙1
のひだ間へたい積しろ過面を塞ぐことになり、そ
の分だけ目詰まりが早くなるという欠点があつ
た。
この欠点を解消する方法として、下側端板4の
外径を小さくして多孔筒2下端のみを閉塞するも
のとし、露呈したろ紙1下端の各ひだ開口部を閉
塞することでダスト等のたい積をなくするという
のが理想的で、この構想に基づく公知のものは数
例ある。
その一例に上記の方法として、ろ紙波形の下端
部と多孔筒外周で形成される開口部の形状に合わ
せた盲蓋等を各ひだごとに装嵌し接着固定すると
いうのがあるが、ひだ数が多くなると工数が掛り
量産に向かないばかりでなく安価でなくなる。
また、他の例では上記盲蓋等に代え接着剤で閉
塞するというのもあるが、これにはろ紙のひだ折
り形状に合わせた放射状の溝付き治具が必要なこ
とや、これに流し込まれた接着溶剤に対しろ紙の
各ひだを合わせて嵌め込む手作業や、乾燥、抜き
取り等でこれも工数が掛かり量産向きとは言えな
い。
本考案は量産に適して、しかも安価に提供でき
る方法で前述の欠点を解消することを目的とした
もので、第2図および第4図に示す通りろ紙5の
ひだ折り筋部の形状を、筋部の全長を高さAと
し、底辺10の長さBは放射状に配置した場合
の、筒状内周のひだ間隔B′と同等にした、細長
の二等辺三角形の面9として、これを折り幅間隔
ごと交互に上下の向きを変えて折つたものを第3
図および第4図に示す通り二等辺三角形面9の鋭
角頂点11が筒状外周下端になるよう上下位置を
定めて多孔筒6の外周へ隣接して放射状に配置す
ることにより、接着閉塞しようとするひだ閉塞面
8の下端は多孔筒6に接触する折り幅の根元から
半径方向外端まで直線状に接触する程度になり、
閉塞面8の高さ附近まではひだ面が接近している
ため接着閉塞し易くなる。
先づ上部端板3により接着保持されたものの下
側を、多孔筒6と共にろ紙5の接着閉塞に必要な
高さまで接着溶剤へ浸漬した後引揚げて余分な溶
剤を滴下除去し、次に下部端板7の周溝へ適量の
接着溶剤を流し込んだ後、多孔筒6突出部を嵌め
込み浸漬接着し乾燥させて成形する。
このようにして成形された本考案のエレメント
を縦置きで使用する場合、捕そくされたダスト等
の中、粒子の大きいものは自重で落下するが、ろ
紙面へ付着したものでも流れが停止するか、また
は振動により落下する際、下側が開くように傾斜
面となつているため再付着しにくく有効である。
また、従来のろ紙エレメントに起きていた吸湿
による膨脹でひだ筋間隔が乱れ、ろ過面が接触す
るという不具合は本考案の形状では起こりにく
い。
この外、複数のエレメントを使用する集塵機
で、エレメントの内側より間欠的に逆流空気を瞬
時に噴射して順次に清掃するという機構のものに
本考案のものを使用する場合は特に有効である。
また、横置きのエアクリーナへ使用することも
でき、この場合はエレメントの清掃が容易で短時
間で復元できるという利点がある等、縦置きで使
用する場合の目詰まり限度による寿命を延長する
ことができるばかりでなく、多くの特長を備えた
優れたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のろ紙式エレメントの一例で、そ
の部分破断斜視図を示す。第2図は本考案による
ろ材のひだ折り筋を示し、第3図に本考案による
エレメントの半断面正面図を示す。第4図はひだ
折りしたろ材の筒状成形を示す部分斜視図であ
る。 1:ろ紙、2:多孔筒、3:端板、5:ろ紙、
6:多孔筒、7:端板、8:接着面、9:二等辺
三角形面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ろ材の外周面でダスト等を捕そくろ過する縦置
    き使用の筒状フイルターエレメントで、波形にひ
    だ折りしたシート状ろ材を多孔筒の外周へ放射状
    に配置し、その上端をろ材の放射状外周より若干
    大きい端板で覆い固着保持すると共に、多孔筒下
    端のみを盲蓋で閉塞し、ろ材は波形の各ひだ下端
    部それぞれを閉塞して成る、放射状ろ材の下端を
    端板不要とした形状のエレメントにおいて、ろ材
    のひだ折り筋部の形状を、放射状で筒状とするろ
    材の全高を高さとし、その内周のひだ筋間隔と同
    等の長さを底辺とする二等辺三角形面とし、この
    形状を折り筋として折り幅の間隔ごと交互に上下
    の向きを変えて折り、外周のひだ折り筋は下端に
    鋭角頂点が位置し、内周のひだ折り筋は上端に鋭
    角頂点が位置するようにして多孔筒の外周へ隣接
    させ放射状に配設し、各ひだ下端部それぞれを接
    着剤のみで接着閉塞することを特徴としたフイル
    ターのエレメント。
JP19826383U 1983-12-23 1983-12-23 フイルタ−のエレメント Granted JPS60108318U (ja)

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JPS60108318U JPS60108318U (ja) 1985-07-23
JPH022411Y2 true JPH022411Y2 (ja) 1990-01-22

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH067898B2 (ja) * 1986-02-28 1994-02-02 株式会社土屋製作所 フイルタエレメント
JP2018075507A (ja) * 2016-11-07 2018-05-17 新東工業株式会社 集塵機用カートリッジフィルタ

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JPS60108318U (ja) 1985-07-23

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