JPH0444165Y2 - - Google Patents

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JPH0444165Y2
JPH0444165Y2 JP1989062781U JP6278189U JPH0444165Y2 JP H0444165 Y2 JPH0444165 Y2 JP H0444165Y2 JP 1989062781 U JP1989062781 U JP 1989062781U JP 6278189 U JP6278189 U JP 6278189U JP H0444165 Y2 JPH0444165 Y2 JP H0444165Y2
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JP
Japan
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shape
paper
cylindrical
casing
cylindrical shape
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JP1989062781U
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JPH033411U (ja
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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D2201/00Details relating to filtering apparatus
    • B01D2201/12Pleated filters

Landscapes

  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本考案は、主としてケーシングの半径方向に流
入口を、軸線方向の中央下端に流出口を備えた円
筒形ケーシングのエアクリーナに用いるフイル
タ・エレメントに関するものである。 [従来の技術] 従来より、限られた大きさのエアクリーナにお
いて、エレメントの過面積できるだけ大きくと
り目詰まり寿命を延ばす手段として、帯状の紙
を波形にひだ折りし、円筒状に丸めて菊花状とす
る形状のものが多く採用されている。 [考案が解決しようとする問題点] 帯状の紙を波形にひだ折りしたものを円筒状
に丸め、菊花状にした型式のものは、限られた大
きさのケーシングに内蔵するエレメントとしては
過面積が大きくとれることで極めて有効である
が、ひだ折り幅を広くするため円筒状の内径を小
さくすると、これに接続するケーシングの流出口
もこれとほぼ同径であることより初期の通気抵抗
が高くなり、所定の抵抗限界値に達するまでの時
間の幅が短縮されることになつて、大きくとつた
過面積が有効に生かされないことになる。 反面、ケーシングの流出口を大きくして初期の
通気抵抗を低くしようとすると、円筒状エレメン
トの内径も大きくすることになり、従つて紙の
ひだ折り幅が狭くなることで過面積が縮小され
る結果、目詰まりによる抵抗増加が早くなつて、
抵抗限界値に達するまでの時間も短くなるとい
う、相互がこのような抑制を受けるため一方的に
大きくとることができず、均衝を保つ大きさを決
めるのには、この外ダスト条件等の使用環境も考
りよするとなると複雑な問題点となつていた。 この相互の抑制を解消する一つの方法として、
エレメントの形状を内外周ともに円すい台形と
し、大径端側をケーシングの流出口に接続させる
ことによつて流出口を大きくした公知例がある。 この場合、流出口における初期抵抗を低くする
外いくつかの利点はあるが、円筒形ケーシングの
場合の内径はエレメントの大径端がはいる大きさ
となるため、小径端側周辺には比較的広い空間が
でき、ケーシングの大きさの割合にはエレメント
の占める容積が少ないことに加え、ひだ間隔は小
径端側で密着しない程度に詰めても大径端側では
開くことになり、従つて同じ大きさのエアクリー
ナに多く用いられている従来の円筒状のものに比
べ過面積が少なくなることより目詰まりによる
寿命の延長は期待できない。 [問題点を解決するための手段] 本考案は以上に述べた問題点を解決するため、
限られた大きさの円筒形ケーシングに内蔵するひ
だ折り紙の円筒状エレメントにおいて、ケーシ
ングの流出口を大きくとる手段として、円筒形の
過面積を縮小することなく紙のひだ折り筋を
改変することによつて、円筒状に丸めたエレメン
トの内周のみを円すい台形とし、その大径端側を
ケーシングの流出口に接続させることで流出口の
径も大きくできるというものである。 以下に実施例の図面を参照しながら詳細な説明
をする。 第1図は帯状の紙1を本考案のひだ折りとす
るための折り筋の配列を示す部分図で、折り筋2
〜5は等間隔の折り幅Wによるものである。長手
方向に直角の片側Aのみ前記折り幅Wの1/2の点
6,7と、これに挟まれた折り筋3と他側Bとの
接点8とを結ぶ対称斜線3′,3″を折り筋として
あらたに加え、これと同じ要領で前記等間隔の折
り筋1つ置きに折り筋を挟む対称斜線を加える。
従つて折り筋5を挟むW/2の点9,10と接点
11とを結んだ対称斜線5′,5が加えられ、こ
れらを第2図に示すよう折り筋2および4が外周
山筋となる形状にひだ折りすると、折り筋3およ
び5は紙1の長手方向に直角のA側では新たに
できるひだの山端となるが、長手方向に直角のB
側ではひだ山筋4の両側の谷端となるため、その
谷端を接点とした傾斜山筋ができ、対称斜線3′,
3″および5′,5″は傾斜した谷筋となる。この
ようにして折つたものを円筒状に丸め、山数が多
いA側端部を下にした状態が第3図の破断図に示
す通りひだ筋の内周が円すい台形になるというも
のである。 第4図は、円筒状に丸めた紙1の補強として
内周側に隣接して円すい台形とした多孔筒12
を、外周側に隣接して円筒形とした多孔筒13を
嵌装し、紙1とともに上端部をつば付きの閉塞
端板14によつて被覆接着し、下端部をつば付き
で中央を開口とした端板15によつて被覆接着し
てフイルタ・エレメントアセンブリ20が形成さ
れる。 [考案の効果] 従来、多く採用されている円筒形および内外周
ともに平行に傾斜した円すい台形と、実施例によ
る考案形と3種類のエレメントを、ケーシングの
流出口径のみエレメント流出口に合わせ2種類と
した同一大きさのエアクリーナによつて、それぞ
れJISに基づく性能テストを行なつた結果が第1
表に示す通りである。
【表】
【表】 第1表のテスト結果でわかる通り、エレメント
の目詰まりによつて所定の通気抵抗限界値に到達
するまでの時間は考案形のものが最も長く、従つ
てエレメントの目詰まり寿命が長いということに
なり、エアクリーナの清掃時間間隔も長くなるた
めメインテナンス上でも大きく貢献できるという
ものである。 以上は本考案の一実施例について説明したが、
これに限定されるものではなく、逆洗装置付きの
集塵機に使用して集塵性能が向上した例など、形
状の特徴を生かした使用方法や、種々の変化変形
が可能なことはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は紙のひだ折り筋配列を示す部分図、
第2図はひだ折り状態を示す斜視部分図、第3図
はひだ折りした紙を円筒状に丸め菊花状とした
状態を示す斜視部分破断図、第4図はフイルタ・
エレメントアセンブリの部分破断正面図を示す。 1……紙、2〜5……折り筋、3′,3″,
5′,5″……斜線折り筋、12……円すい台形多
孔筒、13……円筒形多孔筒、14……閉塞端
板、15……開口端板、20……フイルタ・エレ
メントアセンブリ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 帯状の紙を波形にひだ折りし、円筒状に丸め
    て菊花状とするエレメントにおいて、上端部のひ
    だ折り形状に対し、下端部では外周より軸心に向
    かう折り込み深さを1/2、ひだ折り数を2倍とし
    て、上端部外周から垂直に降りるひだ折り山に挟
    まれてできる下端部の折りひだは、山筋およびそ
    の両側の谷筋を上端部ひだの谷筋上端が接点とな
    るよう傾斜筋とすることにより、円筒状の内周と
    なるひだ山筋は上端部より下端部に向かつて外周
    側に開くよう傾斜し、内周が円すい台形を形成す
    ることを特徴とたフイルタ・エレメント。
JP1989062781U 1989-05-30 1989-05-30 Expired JPH0444165Y2 (ja)

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JPH033411U JPH033411U (ja) 1991-01-14
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018075507A (ja) * 2016-11-07 2018-05-17 新東工業株式会社 集塵機用カートリッジフィルタ

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