JPH0451846Y2 - - Google Patents

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JPH0451846Y2
JPH0451846Y2 JP1985081481U JP8148185U JPH0451846Y2 JP H0451846 Y2 JPH0451846 Y2 JP H0451846Y2 JP 1985081481 U JP1985081481 U JP 1985081481U JP 8148185 U JP8148185 U JP 8148185U JP H0451846 Y2 JPH0451846 Y2 JP H0451846Y2
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filter
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cylindrical molded
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approaches
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JP1985081481U
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JPS61200121U (ja
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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D2201/00Details relating to filtering apparatus
    • B01D2201/12Pleated filters

Landscapes

  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、フイルター面積を可及的に広く成形
した集塵機用フイルターの改良に関する。
〔従来の技術〕
第4図並びに第5図に示す様に、山折りと谷折
りを円周方向に繰返すことによつて、周面に多数
のプリーツPを連続形成した従来の筒型成形フイ
ルターFは、各プリーツPの深さを同一寸法に形
成している関係で、集塵機内の清浄室に臨ませて
取付ける口元FA部分の直径Aと、フイルター内
部FBの直径Bとは略同一に形成されている。
一方、集塵用フアン(図示せず)の回転による
吸引作用に基づいて、第5図矢印の如くフイルタ
ーFを通過する空気の速度は、フイルターFの全
面で略均一である。従つて、フイルターFを通過
した後、フイルター内部FBを流れる空気の量は、
フイルター内部FBでは少なく、口元FAの部分で
は必然的に多く成ることは明らかである。
所が、フイルターFの口元FAと内部FBの各直
径AとBは、上述の様に略同一に構成している関
係で、フイルターFを通過する空気は口元FAの
部分で速度が速く成つて、口元FAでの圧力損失
が増大する問題があつた。
そこで従来は、例えば実公昭45−6387号公報及
び特開昭56−158120号公報に見られるように、上
述した筒型成形フイルターの全体を、口元に近ず
くに従つてその内径が序々に広くなるように構成
することにより、口元部分で空気の速度が速くな
らないようにして、口元部分での圧力損失を可及
的に少なくすることが考えられた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、上述した各公報に記載されている従来
の成形フイルターは、いずれもその内径が全長に
亘つてフイルターの口元に近ずくに従つて序々に
広くなるように所謂テーパー状に造られている関
係で、これを成形するには、先ずロール状に巻い
た濾材から略扇形状のフイルター材料を打抜き、
この打抜いたフイルター材料に口元側(上部側)
に近ずくに従つて序々に間隔を広げた状態で山折
りと谷折りを繰返し行うことにより、多数のプリ
ーツを放射状に連続形成する必要があるため、こ
れ等の成形加工が非常に面倒であり、且つ、略扇
形状に打抜く関係で濾材の無駄も非常に多く発生
するため、製造コストが高くなつてしまう経済的
な問題があつた。
また、全体をテーパー状に形成した上記従来の
筒型成形フイルターは、濾過能力を高めるために
フイルター全体を長く大型化すると、その分口元
側(上端側)の外径がフイルターの全長に比例し
て大きくなるから、これを収容する集塵機のフイ
ルター室もそれに応じて大型化する必要があり、
その結果、集塵機自体が不必要に大型化されてし
まう問題もあつた。
従つて本考案の技術的課題は、口元部分が広く
て圧力損失を可及的に少なくできる筒型成形フイ
ルターを、極めて簡単に、且つ、低コストで成形
可能にする一方、フイルターを大型化して能力を
向上する場合も、フイルターの胴部を長く造るだ
けでその外径を出来るだけ変えないで済むように
して、最小限のコストと最小限のスペースによつ
て、筒型成形フイルターの濾過能力を向上させる
ことである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の技術的課題を解決するために本考案に於
いて講じた手段は以下の如くである。
山折りと谷折りを円周方向に繰返すことによつ
て、周面に多数のプリーツを連続形成した筒型成
形フイルターに於いて、 上記各プリーツの上部側谷折り部分を、夫々内
側より外方に少し折り返し、且つ、この折返し量
を上部の口元に近づくに従つて序々に深めること
によつて、筒型成形フイルターの内部上側部分に
口元に近づくに従つて内径が序々に広く成るテー
パー部を設けること。
〔作用〕
上記の手段は以下の如く作用する。
即ち、上記の手段によれば、筒型成形フイル
ターの上部内側部分を、口元に近ずくに従つて
序々に広げることができるから、口元部分に於
ける空気の流れを遅くでき、従つて、フイルタ
ー内部を流れる空気の速度と、口元を流れる空
気の速度を略一定にして、口元部分での圧力損
失を少なくすることが可能となる。
上記の筒型成形フイルターは、一定幅の濾材
に山折りと谷折りを単純に繰返すだけで成形で
きるため、成形が頗る簡単で濾材の材料取りも
全く無駄がなく、低コストで提供することを可
能にする。
上記の筒型成形フイルターは、口元だけ外径
を広げてその他の部分はストレート(同径)に
構成されているから、濾過能力を高めるために
フイルターの全体を長く造つた場合でも、その
外形には殆ど変化がなく、従つて、最小限のコ
ストと最小限のスペースによつて、フイルター
の濾過能力を向上させることを可能にする。
以上の如くであるから、上記の手段によつて上
述した技術的課題を解決して、前記従来の技術の
問題点を解消することができる。
〔実施例〕
以下に、本考案に係る集塵機用フイルターの好
適な一実施例を添付した図面と共に詳細に説明す
る。
第1図乃至第3図に於いて夫々符号1で全体的
に示したのは、濾紙を折つて形成した筒型成形フ
イルターであつて、この筒型成形フイルター1
は、円周方向に山折りと谷折りを繰返すことによ
つて、周面に多数のプリーツ2……を連続形成し
た断面略星型形状に造られている。3aは合成樹
脂又は金属で造つた底板、3bは金属で造つた取
付板、4は取付用のパツキンを示す。
また、1Tはフイルター1の上部内径を口元1
Aに行くに従つて徐々に広がる様に構成したテー
パー部で、このテーパー部1Tは、第3図の様に
各プリーツ2……の上部谷折り部2aを内側より
逆に外方に折返すことにより、各山折り部2b…
…の間に小さな山部2c……を形成し、且つ、こ
の小さな山部2c……の折返し量を上端(口元1
A)に行くに従つて徐々に深めることによつて構
成される。
従つて、以上の如く小さな山部2c……の形成
によつて内部上端側にテーパー部1Tを構成した
筒型フイルター1は、第2図の如く口元1Aの直
径Aがフイルター内部1Bの直径Bよりも大きく
構成される。
本考案に係る集塵機用フイルターは以上述べた
如き構成であるから、これを集塵機内部に取付け
てフアンを回転すれば、空気がフイルター1内を
第2図に示した矢印の如く通過して、ダストの分
離捕集が行なわれる。また、フイルター1の口元
1Aと内部1Bの各直径AとBは、テーパー部1
TによつてA>Bの状態に造られている関係で、
空気の速度は口元1Aの部分で遅くなるから、内
部1Bと口元1Aに於ける流速は略一定に調整さ
れ、口元1Aの空気速度が内部1Bの速度より速
く成ることはない。
〔効果〕
以上述べた次第で、本考案によれば筒型成形フ
イルターの上部内側部分を口元に行くに従つて
徐々に広げて、口元の空気速度をフイルター内部
の空気速度と略同一に低下できるため、口元での
圧力損失を少なくしてフアンモータに与える負担
を軽減し、フアンモータの小型化、省力化を可能
にする経済性を備えている。
また、本考案で使用する筒型成形フイルター
は、所定幅の濾材に山折りと谷折りを平行に繰返
し行うことによつて構成できるため、その成形は
頗る簡単で、且つ、濾材の材料取りの無駄も全く
無くすことができる利点を備えていて、優れた機
能を備えたフイルターを低コストで提供できる実
用性を備えている。
更に、本考案で使用する筒型成形フイルターの
外径寸法は従来の筒型フイルターと同一であり、
圧力損失を低減するためにフイルター全体を大型
化する必要もなく、また、フイルターの濾過能力
を向上させる場合でも、フイルターとテーパー部
の外径寸法はそのままで、フイルターの全長を長
くするだけで用が足りるから、これを収容する集
塵室を必要以上に大型化する必要がなく、容易に
実施できる実用性も備えるものであつて、従つ
て、最小限のコストと最小限のスペースとによつ
て優れた濾過効果を発揮できる利点を備えてい
て、各種集塵機に使用して洵に好適なものであ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は実施例を示すものであつて、第1図は本
考案に係る集塵機用フイルターの一例を示した斜
視図で、第2図はその正断面図、第3図は第2図
−線で切断したフイルターの一部を拡大して
示した平断面図、第4図は従来例に係るフイルタ
ーの斜視図で、第5図はその正断面図である。 1は筒型フイルター、1Aは口元、1Bは内
部、1Tはテーパー部、Aは口元の直径、Bは内
部の直径、2はプリーツ、2aは山折り部、2b
は谷折り部、2cは外方に折返した小さな山部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 山折りと谷折りを円周方向に繰返すことによつ
    て、周面に多数のプリーツを連続形成した筒型成
    形フイルターに於いて、上記各プリーツの上部側
    谷折り部分を、夫々内側より外方に少し折り返
    し、且つ、この折返し量を上部の口元に近づくに
    従つて序々に深めることによつて、筒型成形フイ
    ルターの内部上側部分に口元に近づくに従つて内
    径が序々に広く成るテーパー部を設けたことを特
    徴とする集塵機用フイルター。
JP1985081481U 1985-05-30 1985-05-30 Expired JPH0451846Y2 (ja)

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JPS61200121U JPS61200121U (ja) 1986-12-15
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JP6163775B2 (ja) * 2013-02-08 2017-07-19 トヨタ紡織株式会社 筒型のフィルタエレメント及び筒型のフィルタエレメントの製造方法

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JPS456387Y1 (ja) * 1967-04-07 1970-03-30
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