JP3197056U - 産業用の集塵機の濾過用カートリッジフィルターエレメントの濾材 - Google Patents

産業用の集塵機の濾過用カートリッジフィルターエレメントの濾材 Download PDF

Info

Publication number
JP3197056U
JP3197056U JP2015000512U JP2015000512U JP3197056U JP 3197056 U JP3197056 U JP 3197056U JP 2015000512 U JP2015000512 U JP 2015000512U JP 2015000512 U JP2015000512 U JP 2015000512U JP 3197056 U JP3197056 U JP 3197056U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ridges
filter medium
filter
inverted
filtration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2015000512U
Other languages
English (en)
Inventor
知子 油井
知子 油井
Original Assignee
株式会社エイ・エム・シイ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社エイ・エム・シイ filed Critical 株式会社エイ・エム・シイ
Priority to JP2015000512U priority Critical patent/JP3197056U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3197056U publication Critical patent/JP3197056U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

【課題】濾過面積が広く、捕集粉体が残留し難い濾過用カートリッジフィルターエレメントの濾材を提供する。【解決手段】逆V字状の襞の連続からなるプリーツ状の濾材において、襞の高さを一様にせず、逆V字状の高襞P1の山部をV字状に折ることにより、異なる高さの襞P1、P2をおりまぜて配する。【選択図】図2

Description

この考案は、産業用の集塵機に使用される固気分離フィルターエレメントの濾材に関し、特にエレメントの小型化に寄与するとともに、目詰まりし難い濾材に関する。
集塵機等において、吸い込んだ空気より塵等の粉体(固形分)を捕集して濾過・分離するためにフィルターエレメントが使用されている。
図5はこの種のフィルターエレメントを示すものであり、筒状の濾材32の両端を、エンドプレート30および31で支持したものを例示している。
この種のカートリッジフィルターエレメントにおいては、図6に示すように濾材32は逆V字状の襞Pを連続させたプリーツ状のものとしていた(特許文献1)。
特許第2755558号公報
前記のプリーツ状の濾材は、プリーツを有しない円筒形の濾材に比べ一定体積内での濾過面積を数倍大きくとることができる。例えば、直径150mm×長さ3000mmの円筒形濾材の濾過面積は1.4m2 であるが、これに比べ同じ直径150mmのプリーツ型濾材の場合は長さが450mmで1.4m2 にすることができ、実に1/6以下の体積になる。
このため濾材を小型化できることにより、集塵機全体の体積が少なくてすむのでその価格を安くすることができ、プリーツ状の濾材を採用したカートリッジフィルターエレメントを採用する集塵機が増えている
しかしながら、その反面、濾材を逆V字状の襞を連続させたプリーツ状とすることにより、底が鋭角な谷部が隣り合う襞同士の間に生じることとなり、逆流洗浄(カウンターブロー)時に捕集粉体を濾材内部からの逆風により剥離して濾材外に捕集しようとする際に、捕集粉体が上記の谷部に残ってしまう現象を生じ、これにより、濾過面積の多くが目詰りしデッドスペースになるという問題を生じた。この現象は特に粘着性のある粉体、米糠、トナー類に生じやすくフィルターの圧損を押し上げる原因となっていた。
この考案は上記の従来技術の問題点に鑑みて創作されたものであり、一定体積内での濾過面積をより広くできるとともに、目詰まりしにくい濾過用カートリッジフィルターエレメントの濾材を提供することを目的とする。
すなわち、この考案の濾過用カートリッジフィルターエレメントの濾材は、逆V字状の襞の連続からなるプリーツ状の濾材において、襞の高さを一様にせず、異なる高さの襞をおりまぜて配したことを特徴とする。
また、請求項2の考案は前記の濾材において、逆V字状の襞の山部をV字状に折ることにより、異なる高さの襞を配する手段としたことを特徴とする。
また、請求項3の考案は前記の濾材において、高さの高い逆V字状の高襞同士の間に高さの低い逆V字状の低襞を介在させることにより、異なる高さの襞を配する手段としたことを特徴とする。
図7に示すように逆V字状の襞の谷同士の間隔Aと、山の頂部同士の間隔Bは等しいが、これを円筒形に丸めた場合、図6に示すように山の頂部同士が開く結果、山の頂部同士の間隔Bは谷同士の間隔Aの約2倍大きくなる。例えば、直径150mm、長さが450mmのプリーツ型濾材の場合、それぞれ5mmであったA、Bの寸法は円筒形に丸めることによりAはそのままであるが、Bは11mmとなる。
請求項2に記載の考案は前記の広がった外側間隔を利用して、図1、2、8に示すように逆V字状の高襞P1の山部をV字状に折ることにより外周側から低襞P2を追加するものである。これにより濾材面積を60%増加させることができ、集塵機缶体体積は、更にコンパクトになり安価にすることができる。例えば、直径150mm、長さが450mmのプリーツ型濾材の場合、1.4m2 であった濾過面積は2.2m2 となる。
また、振動で低襞P2のP点が高襞P1の側面に当たり捕集された粉体を叩き落す効果がみられ、これにより圧力損失の改善が図られる効果も生じる。
請求項3の考案においては、図3、4、9に示すように高さの高い逆V字状の高襞P3同士の間に高さの低い逆V字状の低襞P4を介在させるものであるが、この場合、高襞P3の谷同士の間隔Cを狭めることにより、低襞P4を介在させる寸法を確保することにより、濾材面積を増加させることが可能となる。
また、振動で低襞P4のP点が高襞P3の側面に当たり捕集された粉体を叩き落す効果がみられ、これにより圧力損失の改善が図られる効果も生じる。
さらに、前記の低襞P4は、逆流洗浄時に捕集粉体が残留しやすい隣り合う襞高襞P3同士の底が鋭角な谷部に介在されるので、逆風の流れが効果を発揮し残留粉体が少なくなり圧力損失の改善が図られる効果も生じる。
以上の高襞、低襞の寸法組合せは捕集する粉体の特性に合わせて変えることができ、それにより粉体捕集、逆洗払落しの効果が高められ産業用の集塵機の能力を高めることができる。
この考案の濾過用カートリッジフィルターエレメントの濾材の第1実施例の斜視図。 同上、底面図。 この考案の濾過用カートリッジフィルターエレメントの濾材の第2実施例の斜視図。 同上、底面図。 従来技術の濾過用カートリッジフィルターエレメントの斜視図。 同上、濾材の底面図。 従来技術の濾過用カートリッジフィルターエレメントの濾材の展開状態の拡大図。 この考案の濾過用カートリッジフィルターエレメントの濾材の第1実施例の展開状態の拡大図。 この考案の濾過用カートリッジフィルターエレメントの濾材の第2実施例の展開状態の拡大図。
以下、この考案の具体的実施例を添付図面に基づいて説明する。図1、2、8はこの考案の濾過用カートリッジフィルターエレメントの濾材の第1実施例を示す図であり、ここでは断面真円状のエレメントを想定している。この考案の濾材1はプリーツ状のものであり、逆V字状の高襞P1の山部をV字状に折ることにより、異なる高さの低襞P2を配した構成としている。
図3、4、9はこの考案の濾過用カートリッジフィルターエレメントの濾材の第2実施例を示す図であり、ここでは断面真円状のエレメントを想定している。この考案の濾材2はプリーツ状のものであり、高さの高い逆V字状の高襞P3同士の間に高さの低い逆V字状の低襞P4を介在させた構成としている。
1 (第1実施例の)濾材
2 (第2実施例の)濾材
P1 (第1実施例の)高襞
P2 (第1実施例の)低襞
P3 (第2実施例の)高襞
P4 (第2実施例の)低襞

Claims (3)

  1. 逆V字状の襞の連続からなるプリーツ状の濾材において、襞の高さを一様にせず、異なる高さの襞をおりまぜて配したことを特徴とする産業用の集塵機の濾過用カートリッジフィルターエレメントの濾材。
  2. 逆V字状の襞の山部をV字状に折ることにより、異なる高さの襞を配する手段とした請求項1記載の産業用の集塵機の濾過用カートリッジフィルターエレメントの濾材。
  3. 高さの高い逆V字状の高襞同士の間に高さの低い逆V字状の低襞を介在させることにより、異なる高さの襞を配する手段とした請求項1記載の産業用の集塵機の濾過用カートリッジフィルターエレメントの濾材。
JP2015000512U 2015-02-04 2015-02-04 産業用の集塵機の濾過用カートリッジフィルターエレメントの濾材 Expired - Lifetime JP3197056U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015000512U JP3197056U (ja) 2015-02-04 2015-02-04 産業用の集塵機の濾過用カートリッジフィルターエレメントの濾材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015000512U JP3197056U (ja) 2015-02-04 2015-02-04 産業用の集塵機の濾過用カートリッジフィルターエレメントの濾材

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012145754A Continuation JP2014008443A (ja) 2012-06-28 2012-06-28 産業用の集塵機の濾過用カートリッジフィルターエレメントの濾材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3197056U true JP3197056U (ja) 2015-04-16

Family

ID=52986651

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015000512U Expired - Lifetime JP3197056U (ja) 2015-02-04 2015-02-04 産業用の集塵機の濾過用カートリッジフィルターエレメントの濾材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3197056U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6238561B1 (en) Corrugated axial filter with simple fold pattern and method of making it
US4268290A (en) Air filters
JP6328935B2 (ja) 掃除機用フィルタユニット
JP4699340B2 (ja) フィルタユニット
JP6510417B2 (ja) フィルタエレメント
CN102387848A (zh) 过滤袋及具备该过滤袋的集尘器
US9962711B2 (en) Electrostatic air cleaner
ZA200407015B (en) Filter bag with support cage
KR101385526B1 (ko) 교체가 용이한 집진기용 필터백
JP3162753B2 (ja) エアクリーナ用エレメント
JP3197056U (ja) 産業用の集塵機の濾過用カートリッジフィルターエレメントの濾材
KR20100007485U (ko) 집진기 필터용 여과포의 간격유지구
EP1973629B1 (en) Cleanable dust filter comprising a zigzag pleated filter pack
JP2014008443A (ja) 産業用の集塵機の濾過用カートリッジフィルターエレメントの濾材
CN104906885A (zh) 弹性体波纹滤管
CN102949904A (zh) 一种用于沉流式滤筒除尘器的滤芯
CN104190178A (zh) 过滤网
KR20040083550A (ko) 집진기용 필터백
CN114423508B (zh) 管状的褶折式过滤器部件
CN210751674U (zh) 湿法脱硫高效自除垢除雾器
EP3156115A1 (en) Filter element with a pleated filter body and a filter system
US3084427A (en) Filter unit
US2643735A (en) Corrugated screen gas impingement filter
JPH0444165Y2 (ja)
JP4936585B2 (ja) 逆洗可能な気体濾過装置

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3197056

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term