JPH06246929A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JPH06246929A
JPH06246929A JP3572693A JP3572693A JPH06246929A JP H06246929 A JPH06246929 A JP H06246929A JP 3572693 A JP3572693 A JP 3572693A JP 3572693 A JP3572693 A JP 3572693A JP H06246929 A JPH06246929 A JP H06246929A
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Akira Takagi
彰 高木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インクエンド検出によるスループット低下を
防止し、キャリッジ基板とメイン基板の接続ケーブルの
信号線数を削減する。 【構成】 インクエンド検出部6とカートリッジ選択部
5とをキャリッジ21上に、インクエンド変換部8をキ
ャリッジ21外に有し、紙送り相励磁トリガ11と同期
した検出トリガあるいはソフトウェアトリガ13の何れ
かにて検出パルス14を出力して複数色のインクのイン
クエンド検出を行い、インクエンド変換部8はインクエ
ンドデータ17を保持する機能を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインクジェット記録装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録におけるインク吐出
部の気泡は、噴射インク滴の粒子径や飛行速度に悪影響
を及ぼし、最悪の場合にはインク滴を噴射することがで
きず記録品質に乱れを生じさせる。印字ヘッドから複数
色のインク滴を吐出するインクジェット記録において
は、噴射インク滴の粒子径が変化すると複数色インクの
重なりによる色再現性が保証できなくなる。それゆえ、
インクエンドによるインク吐出部への気泡の流入は極力
避けなければならず、複数色のインクを使用するインク
ジェット記録装置においては各色のインクカートリッジ
に対するインクエンド検出が必要である。
【0003】複数色のインクを吐出するために、各色の
インクを内包したインクカートリッジをキャリッジ上に
搭載した場合、インクエンド検出端子は各色に対応した
複数個となる。
【0004】また、インクカートリッジ内部のフォーム
に含浸させた水溶性インクのインクエンド検出において
は、フォーム内に電極を設け、電圧パルスを入力するこ
とによりインク残量に応じて変化するインクの抵抗値を
電気的に検出する方法がある。
【0005】キャリッジ外にあるメイン基板から電圧パ
ルスによるインクエンド検出を行う場合には、各インク
エンド端子からメイン基板上の検出部に接続するための
信号線が必要となり、メイン基板とキャリッジ間の接続
ケーブルの信号線数が増加する傾向にあった。また、各
インクエンド検出部を独立で構成した場合には同様の構
成を持つ検出部が複数存在することになり、コスト効率
が下がると共に基板面積の小型化も期待できない。
【0006】特開平4−122649号公報においては
前述の問題に対し、インクエンド検出部を1個とし、キ
ャリッジ上の複数の情報に対して、選択回路に検出する
情報の順番をMPUにて書込み、時分割で検出すること
により信号線を減らすことができるとしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、検出情
報の順番を指定する選択回路の出力をデコード信号とし
た場合、検出情報が比較的少ない場合には信号数を減少
させる効果は小さくなってしまう。また、MPUと選択
回路の接続は多くの配線を必要とする。そのため、選択
回路と切替回路をキャリッジ上に搭載した場合あるいは
切替回路のみをキャリッジ上に搭載した場合の何れにお
いても接続ケーブルの信号線数を削減する効果は小さ
い。
【0008】また、複数色のインクカートリッジに対し
てパルス電圧によるインクエンド検出方法を適用した場
合、検出パルス幅に相当する時間が各色について必要と
なり、印字動作中のインクエンド検出が独立のタスクに
て行われた場合、スループットの低下を招く。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のインクジェット
記録装置は、インクカートリッジと、複数のインクエン
ド端子が接続されるインクエンド検出部と、検出パルス
によりインクエンド検出を行う前記インクエンド端子を
切替えるカートリッジ選択部とをキャリッジ上に有し、
前記インクエンド検出部の出力を変換するインクエンド
変換部を前記キャリッジ外に有し、前記検出パルスはイ
ンクエンド検出に必要なパルス幅時間を持つ複数のパル
ス列からなり、紙送りモータの相励磁トリガと同期した
検出トリガにより前記検出パルスを出力し、前記検出ト
リガは前記紙送りモータの相励磁トリガとソフトウェア
トリガとを切替えられ、前記インクエンド変換部は複数
のインクエンド検出結果を保持するデータ保持部を有す
ることを特徴とする。
【0010】
【実施例】以下図示の実施例について説明する。
【0011】図2は本発明におけるインクジェット記録
装置の構成の一実施例を示す一部破断面を含む斜視図で
ある。
【0012】図3は本発明におけるキャリッジ21及び
インクカートリッジ25の内部の一実施例を説明する側
面図である。
【0013】インクカートリッジ25〜28は印字ヘッ
ド24とともにキャリッジ21に搭載されている。イン
クカートリッジ25〜28には各々異なる色のインクが
内包されている。端子カバー35〜38はインクカート
リッジ25〜28のインクエンド端子1〜4を保護して
いる。キャリッジ基板18はキャリッジ21内部に取り
付けられ、キャリッジ21外のメイン基板19に接続ケ
ーブル20で電気的に接続されている。印字媒体29は
プラテン23に巻き付けられ、紙送りモータ22の駆動
により送られる。
【0014】インクカートリッジ25の内部にはフォー
ム39が充填されている。フォーム39に含浸された水
溶性インクはフィルタ40を通ってインク室42に溜
り、ゴム栓41を貫通したインク通路43により印字ヘ
ッド24に供給される。インクエンド端子1−a、1−
bはフォーム39に接するように配置され、インクカー
トリッジ25の端面に一部露出している。インクエンド
接続子44−a、44−bは各々インクエンド端子1−
a、1−bに密接しており、キャリッジ基板18に接続
されている。このインクカートリッジ25はキャリッジ
21から着脱可能であり、インクカートリッジ26〜2
8も同様な構造となっている。
【0015】図4は本発明におけるインクエンド検出部
6の構成の一実施例を示す回路図である。
【0016】インクエンド端子1〜4は各々Tr1〜T
r4及びR5に接続されている。インクエンド信号15
にはインクエンド端子1〜4の示す抵抗値R1〜R4の
何れかとRにより分圧された電圧が出力される。Tr1
〜Tr4はトランジスタ駆動信号16−1〜16−4に
よりどれか1個が選択的にオン状態となり、インクエン
ド検出を行なうインクエンド端子を決定する。
【0017】図5は本発明におけるインクエンド検出を
行なうインクカートリッジを切替るカートリッジ選択部
5の構成の一実施例を示す回路図である。
【0018】検出パルス14はインクエンド検出に必要
な時間幅を持つパルス列で構成されている。検出パルス
14はIC1を介してIC2に入力され、カウントされ
る。IC3はIC2の出力を受けてY0〜Y3の何れか
一つをロウレベルとする。IC4〜IC7は各々IC3
の出力Y0〜Y3と検出パルス14の論理和をとり、ト
ランジスタ駆動信号16−1〜16−4を出力する。こ
のとき、トランジスタ駆動信号16−1〜16−4は何
れか一つがロウレベルとなり、同時に複数個がロウレベ
ルとなることはない。即ち、検出パルス14の最初のパ
ルスでトランジスタ駆動信号16−1がロウレベルとな
り、第2、第3、第4のパルスでトランジスタ駆動信号
16−2、16−3、16−4が各々ロウレベルとな
る。
【0019】図6は本発明におけるインクエンド変換部
8の構成の一実施例を示す回路図である。
【0020】インクエンド検出部6から出力されたイン
クエンド信号15はA/D変換器30に入力される。A
/D変換器30は検出パルス14がロウレベルの間イン
クエンド信号15の電圧に相当するデータを出力する。
検出パルス14の立上りエッジによりA/D変換器30
の出力データはラッチ31にラッチされる。これに続く
検出パルス14のパルスにより、前記データはラッチ3
2、33、34へと順次ラッチされる。その結果、ラッ
チ31〜34には検出パルス14の最新の4パルスによ
るインクエンド検出結果がラッチされ、インクエンドデ
ータ17として各々出力される。
【0021】図1は本発明の一実施例の構成を示すブロ
ック図である。
【0022】紙送りモータ駆動部9はMPU10から出
力される紙送り相励磁トリガ11により紙送りモータ2
2の励磁相を切り替え、紙送りモータ22を回転させて
印字媒体29の搬送を行なう。
【0023】検出パルス生成部7は、トリガ切り替え信
号12により選択された紙送り相励磁トリガ11及びソ
フトウェアトリガ13の何れかによりトリガされ、イン
クエンド検出に必要な時間幅を持つパルス列からなる検
出パルス14を出力する。
【0024】カートリッジ選択部5はこの検出パルス1
4のパルスをカウントすることにより、インクエンド検
出を行なうインクカートリッジ25〜28の何れかを選
択するトランジスタ駆動信号16を出力する。
【0025】インクカートリッジ25〜28各々のイン
クエンド端子1〜4はインクエンド検出部6に接続され
ており、インクエンド検出部6はトランジスタ駆動信号
16を受けてインクエンド端子1〜4の何れか一つを選
択してインクエンド検出を行ない、インクエンド信号1
5を出力する。
【0026】インクエンド変換部8はインクエンド信号
15を検出パルス14により順次変換、ラッチしてイン
クエンドデータ17を出力する。MPU10は必要に応
じてインクエンドデータ17を参照する。
【0027】本実施例においてはカートリッジ選択部5
及びインクエンド検出部6はキャリッジ21に搭載され
たキャリッジ基板18に配置され、MPU10、紙送り
モータ駆動部9、検出パルス生成部7及びインクエンド
変換部8はキャリッジ21外にあるメイン基板19に配
置されている。
【0028】また、検出パルス14及びインクエンド信
号15は接続ケーブル20を通してメイン基板19とキ
ャリッジ基板18に接続されている。
【0029】図7は本実施例の動作を示すタイミングチ
ャ−トである。
【0030】図7に基づき本実施例の動作を説明する。
【0031】トリガ切替信号12が紙送り相励磁トリガ
11が有効であることを示すロウレベルであるとき、紙
送り相励磁トリガ11が出力されると、検出パルス生成
部12は検出パルス14を1回のインクエンド検出に必
要な時間だけロウレベルとする。このときカートリッジ
選択部5のカウンタIC2の出力QA及びQBはロウレ
ベルであるため、デコーダIC3は出力Y0をロウレベ
ルとする。IC7はこの出力Y0と検出パルス14の論
理和をとり、トランジスタ駆動信号16−1をロウレベ
ルとする。一方、トランジスタ駆動信号16−2〜16
−4はハイレベルとなっている。
【0032】これを受けてインクエンド検出部6はTr
1のみをオン状態とするため、インクエンド端子1の抵
抗値R1と抵抗R5により分圧された電圧V1をインク
エンド信号15として出力する。
【0033】インクエンド変換部8のA/D変換器30
は検出パルス14がロウレベルである間インクエンド信
号15を変換したインクエンドデータ1を出力する。
【0034】インクエンド検出終了を示す検出パルス1
4の立上りエッジによりA/D変換器30から出力され
ていたインクエンドデータ1はラッチ31にラッチされ
る。
【0035】一方、検出パルス14がハイレベルとなる
ことによりトランジスタ駆動信号16−1はハイレベル
となってTr1はオフ状態となる。カウンタIC2は検
出パルス14の立上りエッジによりカウントアップし、
出力QAをハイレベル、QBをロウレベルとする。これ
を受けてデコーダIC3は出力Y1をロウレベルとす
る。
【0036】再び紙送り相励磁トリガ11が出力される
と、検出パルス生成部12は検出パルス14を1回のイ
ンクエンド検出に必要な時間だけロウレベルとする。
【0037】IC6はこの出力Y1と検出パルス14の
論理和をとり、トランジスタ駆動信号16−2のみをロ
ウレベルとする。
【0038】これを受けてインクエンド検出部6はTr
2のみをオン状態とするため、インクエンド端子2の抵
抗値R2と抵抗R5により分圧された電圧V2をインク
エンド信号15として出力する。
【0039】インクエンド変換部8のA/D変換器30
は検出パルス14がロウレベルである間インクエンド信
号15を変換したインクエンドデータ2を出力する。
【0040】インクエンド検出終了を示す検出パルス1
4の立上りエッジによりA/D変換器30から出力され
ていたインクエンドデータ2はラッチ31にラッチされ
る。これと同時にラッチ31にラッチされていたインク
エンドデータ1はラッチ32に送られ、ラッチされる。
【0041】これを順次繰り返し、インクエンド端子1
〜4の各々の抵抗値に応じたインクエンドデータ1〜4
はラッチ31〜34に保持される。
【0042】一方、検出パルス14を4回ロウレベルと
した時点で検出パルス生成部7は動作を停止し、紙送り
相励磁トリガ11の有無に関わらずインクエンドデータ
17がMPU17により読み込まれるまで検出パルス1
4をハイレベルに保つ。インクエンドデータ17がMP
U10に読み込まれた後、検出パルス生成部7は動作を
再開して相励磁トリガ11を待機する。
【0043】このように、検出パルス14をインクエン
ド検出に必要なパルス幅時間を持つ複数のパルス列にて
構成し、カウンタ構成を持つカートリッジ選択部5及び
インクエンド検出部6をキャリッジ21に搭載すること
により、キャリッジ基板18からメイン基板19に接続
されるインクエンド検出に関する信号線の数は、検出パ
ルス14とインクエンド信号15の2本のみとすること
ができ、接続ケーブル20の信号線数を大幅に削減する
ことが可能となる。
【0044】紙送り相励磁トリガ11に同期したトリガ
によりインクエンド検出を行うことにより、印字終了→
キャリッジ停止→紙送り→インクエンド検出→印字開始
の一連の動作の繰り返しによる印字動作中においても、
インクエンド検出に必要なタスク時間はラッチ31〜3
4に保持されているインクエンドデータ1〜4をMPU
10により読み込むことのみで終了するため、スループ
ットの低下を避けることができる。
【0045】紙送り相励磁トリガ11が出力され、紙送
りが開始されるのは印字が終了してキャリッジ21が停
止した状態であって、キャリッジ21上のインクカート
リッジ25〜28内部のインクは安定した状態でインク
エンド検出が行われるため、インクエンド信号15は安
定した出力が得られる。
【0046】また、本実施例では紙送りモータの相励磁
トリガと同期した検出トリガの一例として紙送り相励磁
トリガ11を用いたが、スループットの向上を図って、
印字動作を印字終了→紙送り開始→キャリッジ停止→紙
送り終了→インクエンド検出→印字開始のように紙送り
動作とキャリッジの停止の処理を重ね合わせた場合に
は、最初の紙送り相励磁トリガ11に対して紙送り開始
からキャリッジ停止の時間だけ遅延された信号を検出ト
リガとすることによりインクカートリッジ25〜28内
部のインクが安定した状態でインクエンド検出を行うこ
とができる。
【0047】印字を伴わない紙送り動作(印字媒体の供
給、排出等)においては、トリガ切り替え信号12をハ
イレベルとしてソフトウェアトリガ13を有効とすれ
ば、紙送り相励磁パルス11が出力されてもソフトウェ
アトリガ13が出力されない限り検出パルス14はロウ
レベルとなることはなく、インクエンド検出も行われな
い。
【0048】さらに、検出パルス14をインクエンド検
出に必要なパルス幅時間を持つ複数のパルス列とし、カ
ートリッジ選択回路5及びインクエンド検出部6をキャ
リッジ21に搭載することにより、キャリッジ基板18
からメイン基板19に接続されるインクエンド検出に関
する信号線はインクエンド信号15と検出パルス14の
2本のみとすることができる。
【0049】インク吸引手段(図示せず)により印字ヘ
ッド24からインク吸引を行う場合の時間当たりのイン
ク消費量は、印字動作中のインク消費量よりもはるかに
大きくなる。このため、インク吸引中は常にインクエン
ドを監視し、インクエンド状態を検出した場合はインク
吸引動作を中止して印字ヘッド24に気泡が流入するこ
とを避けなければならない。また、紙送りモータ22が
インク吸引手段の駆動源でない限りは、インク吸引動作
中において紙送りモータ22は非稼働状態である。
【0050】本実施例においては、インク吸引動作中に
おけるインクエンド検出はトリガ切替信号12をハイレ
ベルとしてソフトウェアトリガ13にて検出パルス生成
部7を起動する。インク吸引をしながらMPU10はソ
フトウェアトリガ13を4回出力し、4回のインクエン
ド検出が終了した時点でラッチ31〜34に保持されて
いるインクエンドデータ1〜4を読み取る。インクエン
ド状態が検出された場合は直ちにインク吸引動作を停止
しする。また、インクエンド状態が検出されなかった場
合は、再びソフトウェアトリガ13を出力してインクエ
ンドを監視しながらインク吸引動作を継続する。
【0051】このようにトリガ切り替え信号12によ
り、紙送り相励磁トリガ11とソフトウェアトリガ13
を切り替えてインクエンド検出を行うことで、インクジ
ェット記録装置の動作状況に合わせたインクエンド検出
を行うことができる。
【0052】本実施例においては、紙送り相励磁トリガ
11、あるいはソフトウェアトリガ13の1パルスに対
して1回のインクエンド検出が行われる例を示したが、
検出パルス生成部7の構成を1個のトリガパルスによっ
て検出パルス14を4回ロウレベルとするようにすれ
ば、4回のインクエンド検出動作を連続して実行させる
ことも可能である。
【0053】
【発明の効果】検出パルスをインクエンド検出に必要な
パルス幅時間を持つ複数のパルス列にて構成することに
より、キャリッジ基板からメイン基板に接続されるイン
クエンド検出に関する信号線の数は、検出パルスとイン
クエンド信号の2本のみとすることができ、接続ケーブ
ルの信号線数を大幅に削減することが可能となる。
【0054】紙送りモータの相励磁信号に同期した検出
トリガによりインクエンド検出を行うことにより、印字
動作中においてもカートリッジ内部のインクが安定した
状態で検出でき、インクエンド検出のための処理時間が
不要となる。
【0055】常にインクエンドを監視しなければならな
いときには検出トリガをソフトウェアトリガに切り替え
てインクエンド検出を行うため、インクジェット記録装
置の動作状況に合わせたインクエンド検出が可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるインクジェット記録装置の一実
施例の構成を示すブロック図。
【図2】本発明におけるインクジェット記録装置の一実
施例を示す一部破断面を含む斜視図。
【図3】本発明におけるインクジェット記録装置のキャ
リッジ及びインクカートリッジの一実施例の内部を説明
する側面図。
【図4】本発明におけるインクジェット記録装置のイン
クエンド検出部の一実施例を示す回路図。
【図5】本発明におけるインクジェット記録装置のカー
トリッジ選択部の一実施例を示す回路図。
【図6】本発明におけるインクジェット記録装置のイン
クエンド変換部の一実施例を示す回路図。
【図7】本発明におけるインクジェット記録装置の一実
施例の動作を示すタイミングチャ−ト。
【符号の説明】
1〜4…インクエンド端子 5…カートリッジ選択部 6…インクエンド検出部 7…検出パルス生成部 8…インクエンド変換部 9…紙送りモータ駆動部 10…MPU 11…紙送り相励磁トリガ 12…トリガ切り替え信号 13…ソフトウェアトリガ 14…検出パルス 15…インクエンド信号 16…トランジスタ駆動信号 17…インクエンドデータ 18…キャリッジ基板 19…メイン基板 20…接続ケーブル 21…キャリッジ 22…紙送りモータ 23…プラテン 24…印字ヘッド 25〜28…インクカートリッジ 29…印字媒体 30…A/D変換器 31〜34…ラッチ 35〜38…端子カバー 39…フォーム 40…フィルタ 41…ゴム栓 42…インク室 43…インク通路 44…インクエンド接続子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数色のインクを使用するインクジェッ
    ト記録装置において、インクカートリッジと、複数のイ
    ンクエンド端子が接続されるインクエンド検出部と、検
    出パルスによりインクエンド検出を行う前記インクエン
    ド端子を切り替えるカートリッジ選択部とをキャリッジ
    上に有し、前記インクエンド検出部の出力を変換するイ
    ンクエンド変換部を前記キャリッジ外に有し、前記検出
    パルスはインクエンド検出に必要なパルス幅時間を持つ
    複数のパルス列からなることを特徴とするインクジェッ
    ト記録装置。
  2. 【請求項2】 紙送りモータの相励磁トリガと同期した
    検出トリガにより前記検出パルスを出力することを特徴
    とする請求項1記載のインクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 前記検出トリガは前記紙送りモータの相
    励磁トリガとソフトウェアトリガとを切り替えられるこ
    とを特徴とする請求項1記載のインクジェット記録装
    置。
  4. 【請求項4】 前記インクエンド変換部は複数のインク
    エンド検出結果を保持するデータ保持部を有することを
    特徴とする請求項1記載のインクジェット記録装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8542383B2 (en) 2007-09-19 2013-09-24 Seiko Epson Corporation Data transfer system for an electronic device, a media processing device, and a control method for a media processing device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8542383B2 (en) 2007-09-19 2013-09-24 Seiko Epson Corporation Data transfer system for an electronic device, a media processing device, and a control method for a media processing device

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