JPH03190774A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JPH03190774A
JPH03190774A JP32957289A JP32957289A JPH03190774A JP H03190774 A JPH03190774 A JP H03190774A JP 32957289 A JP32957289 A JP 32957289A JP 32957289 A JP32957289 A JP 32957289A JP H03190774 A JPH03190774 A JP H03190774A
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head
signal
carriage
recording
rail
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JP32957289A
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Inventor
Hiroaki Kitazawa
宏明 北澤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、記録ヘッドと該ヘッドの駆動手段を備えたキ
ャリッジ上のヘッドユニットが移動しながら記録を行な
うインクジェット記録装置に関するものである。
[従来の技術] 第17図は、従来のインクジェット記録装置の主要な部
位の構成を示す構成図であり、ヘッド2を駆動するため
の電力と記録データを送り出す回路を含むコントロール
基板8は記録装置本体に設けられており、フレキシブル
ワイヤ13を介して、ヘッド2とそれを制御するための
回路を含むキャリッジ基板3に、電力および記録をする
ための信号を供給している。そしてヘッド2とキャリッ
ジ基板3を備えたキャリッジ4上のヘッドユニットは、
ガイド6に沿って用紙lに並行に移動しながら、コント
ロール基板8から供給された記録データに従って、記録
を行なう。
[発明が解決しようとする課題] 上記従来のインクジェット記録装置は、ヘッド2を駆動
するための電力を電流容量の小さいフレキシブルワイヤ
13を介して供給しているため、インクを吐出する際に
必要とされる電流を十分に供給することができない。し
たがってヘッド2に備えられた沢山のノズルを一度に駆
動することができず、そのノズルをいくつかずつにまと
めてそれぞれを時分割に駆動しなければならなかった。
従って、例えば、キャリッジ4の移動方向に対して垂直
な直線を記録しようとした場合、キャリッジ4の移動速
度を下げなければ記録結果が直線にならず、従って、ス
ルーブツトを上げることができないという問題点があっ
た。
また、フレキシブルワイヤ13の誘導性インピーダンス
のために、ヘッド2を駆動するための電流の立ち上がり
が不十分で、インクの吐出不良や飛翔するインク量が不
十分であったりするという問題点があった。さらに、沢
山の情報をコントロール基板8とキャリッジ基板3との
間でやり取りする場合には、フレキシブルワイヤ13の
線路数を増やさなければならず、機構の小型化に不利に
なるという問題点もあった。
本発明の目的は、記録ヘッド駆動用電力や記録データの
伝送路を簡単な機構で構成でき、しかも記録ヘッドに十
分な駆動電流を供給することができてスルーブツトが向
上するインクジェット記録装置を提供することにある。
とを特徴とするものである。
[作 用] 本発明によれば、記録ヘッドの駆動電流は、電流容量の
大きいレールとブラシとを介して供給されるために、駆
動電流の立ち上がりが早(なるとともに、必要な情報は
情報伝送手段によって伝送することができる。
[課題を解決するための手段] 以上の目的を達成するために本発明は、記録ヘッドおよ
び該記録ヘッドの駆動手段を具えたキャリッジ上のヘッ
ドユニットが、本体から送られてくる情報に従って記録
を行なうインクジェット記録装置において、前記本体側
に設けられ、電源に接続された給電用のレールと、該給
電用のレールに摺動可能に、前記ヘッドユニットに設け
られた駆動電力受電用のブラシと、前記情報または前記
情報および前記ヘッドユニットから前記本体への情報を
伝送する情報伝送手段とを具えたこ[実施例] 以下、図面を用いて本発明の実施例を詳細に説明する。
[実施例1] 第1図は本発明の一実施例の概略構成を示す斜視図であ
る。ここで、1は情報を記録される用紙であり、キャリ
ッジ4上には、キャリッジ基板3とそれに接続されるヘ
ッド2を備えたヘッドユニットがあり、キャリッジ4は
、用紙1の記録面に並行に配置されるガイド6上を不図
示のキャリッジモーターとベルトによって移動させられ
る。キャリッジ4には、レールガイド7に備えつけられ
ている不図示のレールと摺動するブラシプレート5が取
付けられており、とのブラシプレート5はキャリッジ基
板3に接続されている。また、レールガイド7はコント
ロール基板8に取付けられており、不図示のレールはコ
ントロール基板8内の電源に接続されている。
第2図はコントロール基板8側から見たヘッドユニット
およびキャリッジ4の断面図である。このようにブラシ
プレート5はレール9と摺動可能なようにキャリッジ4
に取付けられている。
第3図は本実施例の回路構成を示すブロック図である。
コントロール基板8はヘッド2を駆動するドライバ31
0に電力を供給する電源801と、用紙1に情報を記録
するための信号を発生する信号源802で構成される。
電源8olがら発生する電圧と信号源802から発生す
る電圧は重ねあわせられレール9に供給される。
キャリッジ基板3は、電源電圧と信号電圧を分離するデ
イバイダー301、キャリッジ基板3上の論理回路の同
期信号となる基準クロックを発生する発振器304、信
号源802により発生した信号を解読するために必要な
同期信号を検出する解読同期信号検出器305、信号源
802により発生した信号から記録データを検出するデ
コーダ306、解読同期信号検出器305からの解読同
期信号とデコーダ306とからの記録データをシリアル
データにするためのシフトレジスタ307とラッチ30
8、ヘッド2を駆動するドライバ310の制御を行なう
ヘッド制御部309によって構成される。
デイバイダー301は信号源802により発生した信号
と電源電圧を分離し、さらにその電源電圧をドライバ3
10がヘッド2を駆動するためのドライバ駆動電源電圧
302と論理回路部用電源電圧303とに分離する。な
お、この論理回路部用電源電圧303はドライバ駆動電
源電圧302から作り出される。
ここで、第4図に信号源802より発生する信号の一例
を示す。
この信号は第4図(a)のように、信号解読同期信号に
よる一定時間毎、つまり解読同期時間8021毎に必ず
変移する。そして、解読同期時間8021中に変移が無
い場合を“0”、変移がある場合を“1°°とする。
また、この信号は第4図(b)のように、シンク802
2の前は必ずlowであり、そしてデータのはじめには
highで変移のないシンク8022が設けられている
。これはデータ“0゛と同じであるためデコーダ306
では無視されるが、シンク8022によって解読同期信
号検出器305は解読同期時間8021を決定する。
第4図(a)の信号源802から発生した信号は第4図
(C)に示したように、ドライバ駆動電源電圧302に
いくらかの電圧マージン8020をとったうえで重ね合
せられている。これはヘッド2を駆動したときの電源電
圧変動が信号源802より発生した信号に影響しないよ
うにするためである。
以上のように構成された本実施例においては、デコーダ
306がシンク8022のあとに続(データを解読同期
時間8021に同期して検出し、シフトレジスタ307
とラッチ308に格納する。また、デコーダ306はシ
ンク8022のあとに続くデータがヘッド2のノズル数
だけ入力されたと判断すると、シフトレジスタ307と
ラッチ308にデータを送ることを取り止める。一方、
データがヘッド2のノズル数だけ入力されたと判断した
ヘッド制御部309は、データに続(セパレータ802
3の後、ヘッド2を駆動するために、ドライバ310に
信号を送り出す。このデータに基づく記録が完了するま
で信号源802は次のデータを送信しない。以上の動作
を繰り返して横方向の記録を完了する。
このように本実施例によれば、2本のレールとブラシプ
レートという伝送線路だけで、ヘッド2を駆動するのに
十分な電力と記録データを供給することができ、スルー
ブツトの向上が図れるとともに、インクの不吐出等の問
題を解決することができる。
[実施例2] 第5図はコントロール基板8側から見た実施例2のヘッ
ドユニットおよびキャリッジの断面図である。この実施
例2では、レールガイド7に格子縞が印刷されたストラ
イブプレート10が設けられ、フォトインクラブタ11
がキャリッジ基板3に設けられている。この他の構成は
第2図示の実施例1と同様である。
第6図は実施例2の回路構成を示すブロック図である。
ここで第3図と同一符号のものは同一のものを示してい
る。実施例2ではヘッド2を駆動するためのタイミング
をストライブプレートIOとフォトインタラプタ11に
よって作り出される信号によって得ている。
このように構成された本実施例においては。
キャリッジ4を移動させるまえに、予めノズル数だけの
記録データをキャリッジ基板3に与えておいて、その後
キャリッジ4を移動させる。そして、フォトインタラプ
タ11が格子縞の境目を検出すると、その出力信号によ
ってヘッド制御部309はヘッド2を駆動する。その後
、再びノズル数だけの記録データをキャリッジ基板3に
与えてつぎのフォトインクラブタ11からの信号を待つ
。ここで、ノズル数分のデータの記録が完了するまでに
つぎのフォトインタラプタ11からの信号が入力されな
いように、予めキャリッジ4の移動速度を設定しておか
なければならない。以上の動作を繰り返して横方向の記
録を完了させる。
このような本実施例によれば、記録精度は、信号源80
2の時間精度やキャリッジモーター速度変動精度に依存
せず、ストライブプレート10の精度のみに依存するこ
とになる。したがって、ストライブプレートlOの精度
を上げれば、複雑な速度制御等の回路を必要とせず低コ
ストで精度の高い記録結果を得ることができる。
[実施例3] 第7図はコントロール基板8側から見た実施例3のヘッ
ドユニットおよびキャリッジの断面図であり、第5図と
同i符号のものは同一のものを示している。
実施例3ではヘッド2の隣に紙幅検出用のフォトインク
ラックつまり紙幅検出センサ12が設けられている。そ
してこの紙幅検出センサ12はキャリッジ基板3に接続
されている。
第8図は実施例3の回路構成を示すブロック図である。
ここで、紙幅検出センサ12は能動回路とコンデンサ等
によって構成される紙幅検出回路1201に接続されて
おり、この紙幅検出回路1201は信号源802から記
録データが送られていないときに、紙幅検出センサ12
からの信号を、電源801の電圧に信号源802の電圧
を重ねあわせたように、レール9の電圧に重ねあわせる
。そして、レール9に接続されている紙幅検出受信部1
202は、この信号を検出し不図示の記録装置制御部に
信号を送り出す。その結果、記録装置制御部は紙が無い
ときには、横方向の記録を中止してキャリッジ4を始動
位置に戻す。その他の構成、動作は第6図に示した実施
例2と同様のため説明を省略する。
この実施例3においては、キャリッジ基板3からコント
ロール基板8へ紙幅検出の信号を送ることができ、これ
によって様々な幅の用紙に記録することが可能となる。
本実施例に示したように、本発明は双方向に信号を送る
ことも可能である。
次に情報の伝送に電磁誘導を利用した本発明の実施例に
ついて以下説明する。
[実施例4] 第9図は実施例4の概略構成を示す斜視図である。ここ
で、lは情報を記録される用紙であり、キャリッジ4上
にはキャリッジ基板3とそれに接続されるヘッド2を備
えたヘッドユニットがあり、キャリッジ4は、用紙1の
記録面に並行に配置されるガイド6上を不図示のキャリ
ッジモーターとベルトによって移動させられる。キャリ
ッジ4には、レールガイド7に備えつけられている不図
示のレールと摺動するブラシプレート5が取付けられて
おり、このブラシプレート5はキャリッジ基板3に接続
されている。また、レールガイド7はコントロール基板
8に取付けられており、不図示のレールはコントロール
基板8内の電源に接続されている。変圧器(トランス)
109は、その−次側コイルがコントロール基板8に接
続されている。キャリッジ基板3には不図示のコイル1
11が接続されており、そのコイル111をトランス1
09の二次側コイルとすることによってコントロール基
板8とキャリッジ基板3とが電磁結合されている。そし
て、トランス109を介してコントロール基板8からキ
ャリッジ基板3に記録データが伝送される。
第1O図はヘッドユニットおよびキャリッジをコントロ
ール基板8にむかって見た断面図である。
ここで110はレールであり、コイル111はトランス
109の二次側コイルとなり、キャリッジ基板3と電気
的に接続されている。
第11図は実施例4の回路構成を示すブロック図である
。コントロール基板8はキャリッジ基板3に電力を供給
する電源801と、用紙1に情報を記録するための信号
を発生する制御部8031と送信器8029で構成され
ている。電源801はレール110に接続されている。
送信器8029はトランス109の一次側コイルと接続
されている。
キャリッジ基板3は、電源801からレール110、ブ
ラシプレート5を介して送られてきた電源電圧を、ドラ
イバ310がヘッド2を駆動するためのドライバ駆動用
電源電圧302と論理回路部用電源電圧303とに分離
するデイバイダー301、キャリッジ基板3上の論理回
路の同期信号となる基準クロックを発生する発振器30
4、送信器8029からトランス109を介して送られ
てきた信号を受信する受信器3051、該信号を解読し
記録データを作り出すデコーダ306、記録データをシ
リアルデータにするためのシフトレジスタ307とラッ
チ308、ヘッド2を駆動するドライバ310の制御を
行なうヘッド制御部309によって構成される。
ここで、制御部8031より発生する信号の一例を第1
2図に示す。
制御部8031と送信器8029から送り出されてきた
信号は第12図(a)のように一定時間毎、つまり解読
同期時間8021毎に必ず変移する。そして、解読同期
時間8021中に変移がある場合を“l”、無い場合を
“0”とする。
この信号は第12図(b)にボしたようにシンク802
2の前は必ずlowであり、データのはじめにはhig
hで解読同期時間8021中に変移のないシンク802
2が設けられている。これは“O”と同じであるためデ
コーダ306では無視されるが、しかしシンク8022
によってデコーダ306はデータの解読同期時間802
1を決定する。
デコーダ306はシンク8022のあとに続くデータを
解読同期時間8021に同期して検出し、該データをレ
ジスタ307とラッチ308に格納する。また、デコー
ダ306はシンク8022のあとに続くデータがヘッド
2のノズル数だけ入力されたことを判断すると、シフト
レジスタ307とラッチ308にデータを送ることを取
り止める。一方、データがヘッド2のノズル数だけ入力
されたと判断したヘッド制御部309は、データに続く
セパレータ8023の後、ヘッド2を駆動するための信
号をドライバ310に送り出す。このときの記録が完了
するまで制御部8031は次のデータを送らない。以上
を繰り返して横方向の記録を行なっていく。
以上説明したように本実施例によれば、キャリッジ基板
3にヘッド2を駆動するのに十分な電力を供給すること
ができるので高速で記録データを伝送することが可能に
なる。これによってスルーブツトの向上が図れるととも
に、インクの不吐出等の問題を解決することができる。
[実施例5] 第13図は実施例5の回路構成を示すブロック図である
。ここで、317はキャラクタコードをビットイメージ
データに変換するキャラクタジェネレータであり、その
他の構成は実施例4と同様のため説明を省略する。
次に動作を説明する。
この実施例5では、トランス109をビットイメージデ
ータの伝送方法として用いるのではな(、命令あるいは
キャラクタコードを送るために用いる。このキャラクタ
コードを受は取ったデコーダ306はそれをもとにキャ
ラクタジェネレータ317からビットイメージを作り出
し、該キャラクタコードに続く命令により記録を行なう
。その他の動作は実施例4と同様のため説明を省略する
このように、トランス109を用いることによって記録
データの伝送が高速に行なえる様になり、本実施例のよ
うに命令をキャリッジ基板3に送ることができるように
なる。そして、この伝送機能を拡大することによって、
ヘッドユニットにさらに多くの機能を追加することがで
きるようになる。
[実施例6] 第14図は実施例6の回路構成を示すブロック図であり
、第11図と同一符号のものは同一のものを示している
。また、313はヘッド2に取り付けられ、フォトイン
タラプタ等で構成される紙幅検出器、312は紙幅検出
器313から送られて(る信号を伝送用の信号に変換す
るエンコーダ、3111はこの信号をトランス109に
送り出す送信器、8041は送信器3111から送られ
てきた信号を受信する受信器である。
次に、このように構成された本実施例の動作について、
実施例4との差異についてのみ説明する。
先ず、用紙1を記録可能な位置に設置後、記録をさせな
いでキャリッジ4をガイド6の全長にわたって移動させ
る。このとき、紙幅検出器313は用紙1が存在しない
部分を検出し、その信号をエンコーダ312に送る。エ
ンコーダ312は該検出信号を第12図で示した形態の
信号に変換し、送信器3111はこの変換された信号を
コントロール基板8にトランス109を介して送信する
。なお、この信号は送信器8029が送信状態ではない
ときに送信器3111から送信される。そして受信器8
041は信号を受信し、制御部8031にその情報を伝
達する。制御部8031は該情報によって用紙1の幅を
判断する。
本実施例によれば、様々な用紙を装着してもその用紙の
幅に合せた記録が可能になる。しかも本実施例によれば
キャリッジ基板3とコントロール基板8のあいだで双方
向に情報を送ることができるようになる。
[実施例7] 第15図は実施例7の回路構成を示すブロック図であり
、第14図と同一符号のものは同一のものな示している
また、315はインクの吐出口が最適動作温度状態にな
るようにするためにヘッド2に取り付けられたヒーター
、316はヒーター315を駆動するドライバ、314
はヘッド2の温度を検出するA/Dコンンバータを備え
る温度検出器である。
つぎに本実施例の動作を説明する。
ヘッド2の温度を検出した温度検出器314はその信号
をエンコーダ312に送る。その情報を得た制御部80
31はヘッド2の温度状態を判断する。この実施例7で
はトランス109を介して記録データだけでなくヒータ
ー315を制御するための命令を乗せた信号を制御部8
031が送り出す。デコーダ306はこの命令によって
ドライバ316を駆動してヒーター315の温度を制御
する。その他の動作は実施例6と同様のため説明を省略
する。
本実施例によれば、インクの吐出口が最適動作温度状態
になるようにすることができるようになる。そして、本
実施例のように情報伝送系を構成すれば、アナログデー
タも双方向に伝送することができる。
[実施例8] 第16図は実施例8の回路構成を示すブロック図であり
、第14図と同一符号のものは同一のものを示している
。また、この実施例8においては、シフトレジスタ30
71.3072.3073.3074、ラッチ3081
.30g2.3083.3084 、ドライバ3101
,3102゜3103.3104 、ヘッド21,22
,23,24 、デコーダ3061.3062,306
3.3064は第11図示の実施例4のシフトレジスタ
307.ラッチ308.ドライバ310.ヘッド2、デ
コーダ306と同様な働きをする。
記録装置が単色で記録するものから多色で記録するよう
になると、本実施例のようにヘッド数が増え、それにと
もなう機構が増える。しかし、伝送系の送信器8029
、トランス109、コイル111と受信器3051は変
わらない。
次に本実施例の動作について説明する。
制御部8031から送られてきた記録データは、それに
付随するコマンドによって、デコーダ3061゜306
2、3063.3064の各々に、それぞれに応じて必
要な記録データのみが取り込まれる。そして、ヘッド制
御部309が制御部8031から送られてきた命令によ
り、指示されたタイミングでドライバ3101゜310
2、3103.3104を駆動して記録を行なう。その
他の動作は第14図示の実施例6と同様のため説明を省
略する。
本実施例のように構成すれば、伝送系は最小の構成のま
までキャリッジ基板3内の機能を増加させることができ
、しかも双方向にデータを伝送することができる。
なお、本発明は、特にインクジェット記録方式の中でも
バブルジェット方式の記録ヘッド、記録装置において優
れた効果をもたらすものである。
かかる方式によれば記録の高密度化、高精細化が達成で
きるからである。
その代表的な構成や原理については、例えば、米国特許
第4723129号明細書、同第4740796号明細
書に開示されている基本的な原理を用いて行うものが好
ましい。この方式は所謂オンデマンド型、コンティニュ
アス型のいずれにも適用可能であるが、特に、オンデマ
ンド型の場合には、液体(インク)が保持されているシ
ートや液路に対応して配置されている電気熱変換体に、
記録情報に対応していて核沸騰を越える急速な温度上昇
を与える少な(とも1つの駆動信号を印加することによ
って、電気熱変換体に熱エネルギを発生せしめ、記録ヘ
ッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結果的にこの駆
動信号に一対一で対応した液体(インク)内の気泡を形
成できるので有効である。この気泡の成長、収縮により
吐出用開口を介して液体(インク)を吐出させて、少な
くとも1つの滴を形成する。この駆動信号をパルス形状
とすると、即時適切に気泡の成長収縮が行われるので、
特に応答性に優れた液体(インク)の吐出が達成でき、
より好ましい。このパルス形状の駆動信号としては、米
国特許第4463359号明細書、同第4345262
号明細書に記載されているようなものが適している。な
お、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第4313124号明細書に記載されている条件を採用
すると、さらに優れた記録を行うことができる。
記録ヘッドの構成としては、上述の各明細書に開示され
ているような吐出口、液路、電気熱変換体の組合せ構成
(直線状液流路または直角液流路)の他に熱作用部が屈
曲する領域に配置されている構成を開示する米国特許第
4558333号明細書、米国特許第4459600号
明細書を用いた構成も本発明に含まれるものである。加
えて、複数の電気熱変換体に対して、共通するスリット
を電気熱変換体の吐出部とする構成を開示する特開昭5
9−123670号公報や熱エネルギの圧力波を吸収す
る開孔を吐出部に対応させる構成を開示する特開昭59
−138461号公報に基いた構成としても本発明の効
果は有効である。すなわち、記録ヘッドの形態がどのよ
うなものであっても、記録を確実に効率よく行いつるか
らである。
上側のようなシリアルタイプのものでも装置本体に装着
されることで、装置本体との電気的な接続や装置本体か
らのインクの供給が可能になる交換自在のチップタイプ
の記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一体的に設け
られたカートリッジタイプの記録ヘッドを用いた場合に
も本発明は有効である。
また、本発明に記録装置の構成として設けられる、記録
ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助手段等を付加
することは本発明の効果を一層安定できるので、好まし
いものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッド
に対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧
或は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子
或はこれらの組み合わせによる予備加熱手段、記録とは
別の吐出を行なう予備吐出モードを行なうことも安定し
た記録を行なうために有効である。
また、搭載される記録ヘッドの種類ないし個数について
も、例えば単色のインクに対応して1個のみが設けられ
たものの他、記録色や濃度を異にする複数のインクに対
応して複数個数設けられるものであってもよい。
さらに加えて、本発明インクジェット記録装置の形態と
しては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力端末
として用いられるものの他、リーグ等と組合せた複写装
置、さらには送受信機能を有するファクシミリ装置の形
態を採るものであってもよい。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、記録ヘッド駆動用
電力や記録データの伝送路を簡単な機構で構成でき、し
かも記録ヘッドに十分な駆動電流を供給することができ
てスルーブツトを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例1の概略構成を示す斜視図、 第2図はコントロール基板8側から見た実施例1のヘッ
ドユニットおよびキャリッジの断面図、第3図は実施例
1の回路構成を示すブロック図、 第4図は信号源802から発生する信号を示す説明図、 第5図はコントロール基板8側から見た実施例2のヘッ
ドユニットおよびキャリッジの断面図、第6図は実施例
2の回路構成を示すブロック図、 第7図はコントロール基板8側から見た実施例3のヘッ
ドユニットおよびキャリッジの断面図、第8図は実施例
3の回路構成を示すブロック図、 第9図は実施例4の概略構成を示す斜視図、第1O図は
実施例4のヘッドユニットおよびキャリッジの断面図、 第11図は実施例4の回路構成を示すブロック図、 第12図は送信器802より送り出される信号を示す説
明図、 第13図は実施例5の回路構成を示すブロック図、 第14図は実施例6の回路構成を示すブロック図、 第15図は実施例7の回路構成を示すブロック図、 第16図は実施例8の回路構成を示すブロック図、 第17図は従来のインクジェット記録装置の主要な部位
の構成を示す斜視図である。 l・・・用紙、 2・・・記録ヘッド、 3・・・キャリッジ基板、 4・・・キャリッジ、 5・・・ブラシプレート、 6・・・ガイド、 7・・・レールガイド、 8・・・コントロール基板、 9.110・・・レール、 10・・・ストライププレート。 II・・・フォトインクラブタ、 12・・・紙幅検出センサ、 13・・・フレキシブルワイヤ、 109・・・トランス、 111・・・コイル、 301・・・デイバイダー 305・・・解読同期信号検出器、 306・・・デコーダ、 801・・・電源、 802・・・信号源、 3051、8041・・・受信器、 3111、8029・・・送信器、 8031・・・制御部。 第 2 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)記録ヘッドおよび該記録ヘッドの駆動手段を具えた
    キャリッジ上のヘッドユニットが、本体から送られてく
    る情報に従って記録を行なうインクジェット記録装置に
    おいて、 前記本体側に設けられ、電源に接続された給電用のレー
    ルと、 該給電用のレールに摺動可能に、前記ヘッドユニットに
    設けられた駆動電力受電用のブラシと、前記情報または
    前記情報および前記ヘッドユニットから前記本体への情
    報を伝送する情報伝送手段と を具えたことを特徴とするインクジェット記録装置。 2)前記情報伝送手段は、その伝送路として、前記レー
    ルおよび前記ブラシを用いることを特徴とする請求項1
    記載のインクジェット記録装置。 3)前記情報伝送手段は、その伝送路として、前記本体
    側に設けられたコイルと前記ヘッドユニット側に設けら
    れたコイルとを具えた変圧器を用いることを特徴とする
    請求項1記載のインクジェット記録装置。
JP32957289A 1989-12-21 1989-12-21 インクジェット記録装置 Pending JPH03190774A (ja)

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