JPH06246646A - 油槽用マンホール蓋開閉工具 - Google Patents
油槽用マンホール蓋開閉工具Info
- Publication number
- JPH06246646A JPH06246646A JP5038872A JP3887293A JPH06246646A JP H06246646 A JPH06246646 A JP H06246646A JP 5038872 A JP5038872 A JP 5038872A JP 3887293 A JP3887293 A JP 3887293A JP H06246646 A JPH06246646 A JP H06246646A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arm
- manhole cover
- manhole
- cover
- tool
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 先端にマンホール蓋(9)の工具挿入孔に係
合する係合部(8)を設けたアーム(1)の先端近傍
に、同アーム(1)を旋回自在に支持するベアリング
(3)および傾動自在に支持するピン(5)を設けた油
槽用マンホール蓋開閉工具。 【効果】 1台の工具で、マンホール蓋の持ち上げと移
動の作業が可能になる。わずかな力で作業ができ、一人
で作業がし易くなる。マンホールから離れて、開閉がで
きるために、安全性が高くなる。開閉作業が迅速に行な
える。マンホール蓋をほぼ水平に、持ち上げるようにな
るので、蓋をマンホール内に落とすことがなくなる。
合する係合部(8)を設けたアーム(1)の先端近傍
に、同アーム(1)を旋回自在に支持するベアリング
(3)および傾動自在に支持するピン(5)を設けた油
槽用マンホール蓋開閉工具。 【効果】 1台の工具で、マンホール蓋の持ち上げと移
動の作業が可能になる。わずかな力で作業ができ、一人
で作業がし易くなる。マンホールから離れて、開閉がで
きるために、安全性が高くなる。開閉作業が迅速に行な
える。マンホール蓋をほぼ水平に、持ち上げるようにな
るので、蓋をマンホール内に落とすことがなくなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガソリンスタンド等に
設置される油槽用のマンホール蓋を開閉する工具に関す
るものである。
設置される油槽用のマンホール蓋を開閉する工具に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】ガソリンスタンド等の給油施設の敷地に
は、地下に油を貯蔵する油槽が埋設され、その点検等の
ために、マンホールが設けられている。マンホールに
は、通常は蓋が被せられており、点検時等には、蓋を開
けてマンホール内に入る。従来においては、マンホール
の内枠と外枠を外す工具は、ジャッキ式とテコ式があっ
た。
は、地下に油を貯蔵する油槽が埋設され、その点検等の
ために、マンホールが設けられている。マンホールに
は、通常は蓋が被せられており、点検時等には、蓋を開
けてマンホール内に入る。従来においては、マンホール
の内枠と外枠を外す工具は、ジャッキ式とテコ式があっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
工具では、マンホール蓋開閉の際は、持ち上げ用の工具
が別に必要であり、2人作業が必要な時もあった。ま
た、マンホール蓋開閉の際には、多大の力が必要であ
り、また安全性も低かった。さらに、このような工具で
は、蓋を持ち上げた後に再び蓋を落とすことがあり、移
動作業が円滑にいかないことがしばしばあった。
工具では、マンホール蓋開閉の際は、持ち上げ用の工具
が別に必要であり、2人作業が必要な時もあった。ま
た、マンホール蓋開閉の際には、多大の力が必要であ
り、また安全性も低かった。さらに、このような工具で
は、蓋を持ち上げた後に再び蓋を落とすことがあり、移
動作業が円滑にいかないことがしばしばあった。
【0004】本発明が解決すべき課題は、1台の工具で
蓋の開閉と移動ができ、作業を1人で安全に楽に行え、
また蓋をマンホールに落とすことのない油槽用マンホー
ル蓋開閉工具を提供することにある。
蓋の開閉と移動ができ、作業を1人で安全に楽に行え、
また蓋をマンホールに落とすことのない油槽用マンホー
ル蓋開閉工具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の油槽用マンホール蓋開閉工具は、先端にマ
ンホール蓋の工具挿入孔に係合する係合部を設けたアー
ムの先端近傍に、同アームを旋回自在および傾動自在に
支持する支持部を設けた構成としている。
め、本発明の油槽用マンホール蓋開閉工具は、先端にマ
ンホール蓋の工具挿入孔に係合する係合部を設けたアー
ムの先端近傍に、同アームを旋回自在および傾動自在に
支持する支持部を設けた構成としている。
【0006】
【作用】アーム先端の係合部をマンホール蓋の工具挿入
孔に係合し、支持部を支点としてアームの基端を押下す
るとテコ作用によりマンホール蓋はマンホール蓋受け枠
より持ち上げられ、次いで支持部を支点として旋回する
と、マンホール蓋はマンホールの開口から側部に移動さ
せられる。
孔に係合し、支持部を支点としてアームの基端を押下す
るとテコ作用によりマンホール蓋はマンホール蓋受け枠
より持ち上げられ、次いで支持部を支点として旋回する
と、マンホール蓋はマンホールの開口から側部に移動さ
せられる。
【0007】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
具体的に説明する。図1は本発明の実施例を示す側面
図、図2は支持部の拡大断面図、図3はマンホール蓋の
移動状態を示す平面図である。
具体的に説明する。図1は本発明の実施例を示す側面
図、図2は支持部の拡大断面図、図3はマンホール蓋の
移動状態を示す平面図である。
【0008】これらの図において、1はアームであり、
先端にはマンホール蓋9の工具挿入孔9aに係合するT
字状係合部8が形成されている。アーム1の先端近傍に
は、下端にU字状切欠部7aが形成されている軸部7が
連設されている。また、2は支持部の台座であり、円筒
状の支持筒2aが固定されていて、この支持筒2aの内
部には、ベアリング3によって回転自在に回転ブロック
4が設置されている。回転ブロック4には水平にピン5
が設けられており、前記アーム1の軸部7の下端のU字
状切欠部7aが装着できるようになっている。支持筒2
aの外周には、キャップ6がねじ込み式に取り付けられ
ている。なお、図3中、10はマンホール蓋受け枠であ
る。
先端にはマンホール蓋9の工具挿入孔9aに係合するT
字状係合部8が形成されている。アーム1の先端近傍に
は、下端にU字状切欠部7aが形成されている軸部7が
連設されている。また、2は支持部の台座であり、円筒
状の支持筒2aが固定されていて、この支持筒2aの内
部には、ベアリング3によって回転自在に回転ブロック
4が設置されている。回転ブロック4には水平にピン5
が設けられており、前記アーム1の軸部7の下端のU字
状切欠部7aが装着できるようになっている。支持筒2
aの外周には、キャップ6がねじ込み式に取り付けられ
ている。なお、図3中、10はマンホール蓋受け枠であ
る。
【0009】次に、前記構成のマンホール蓋開閉工具の
使用方法について説明する。 アーム1先端の係合部8を、マンホール蓋9の工具
挿入孔9aの長孔に対して90度の方向から挿入し、つ
いでアーム1を90度回して図3の実線の位置になるよ
うにする。 アーム1の基端を押し下げ、テコの作用によりマン
ホール蓋9とマンホール蓋受け枠10との密着を外し、
マンホール蓋9をほぼ垂直に持ち上げる。 マンホール蓋9を持ち上げた状態のまま、台座2の
部分を中心にしてアーム1を右または左に振ることによ
り、ベアリング3が台座2の支持筒2a内で転がり、ア
ーム1先端のマンホール蓋9を側部に移動することがで
きる。 アーム1の基端をゆっくりと起こして、マンホール
蓋9を床面に降ろす。
使用方法について説明する。 アーム1先端の係合部8を、マンホール蓋9の工具
挿入孔9aの長孔に対して90度の方向から挿入し、つ
いでアーム1を90度回して図3の実線の位置になるよ
うにする。 アーム1の基端を押し下げ、テコの作用によりマン
ホール蓋9とマンホール蓋受け枠10との密着を外し、
マンホール蓋9をほぼ垂直に持ち上げる。 マンホール蓋9を持ち上げた状態のまま、台座2の
部分を中心にしてアーム1を右または左に振ることによ
り、ベアリング3が台座2の支持筒2a内で転がり、ア
ーム1先端のマンホール蓋9を側部に移動することがで
きる。 アーム1の基端をゆっくりと起こして、マンホール
蓋9を床面に降ろす。
【0010】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば次の効
果を奏する。 1台の工具で、マンホール蓋の持ち上げと移動の作
業が可能になる。 わずかな力で作業ができ、一人で作業がし易くな
る。 マンホールから離れて、開閉ができるために、安全
性が高くなる。 開閉作業が迅速に行なえる。 マンホール蓋をほぼ水平に、持ち上げるようになる
ので、蓋をマンホール内に落とすことがなくなる。
果を奏する。 1台の工具で、マンホール蓋の持ち上げと移動の作
業が可能になる。 わずかな力で作業ができ、一人で作業がし易くな
る。 マンホールから離れて、開閉ができるために、安全
性が高くなる。 開閉作業が迅速に行なえる。 マンホール蓋をほぼ水平に、持ち上げるようになる
ので、蓋をマンホール内に落とすことがなくなる。
【図1】 本発明の実施例を示す側面図である。
【図2】 支持部の拡大断面図である。
【図3】 マンホール蓋の移動状態を示す平面図であ
る。
る。
1 アーム、2 台座、2a 支持筒、3 ベアリン
グ、4 回転ブロック、5ピン、6 キャップ、7 軸
部、7a U字状切欠部、8 係合部、9 マンホール
蓋、9a 工具挿入孔、10 マンホール蓋受け枠
グ、4 回転ブロック、5ピン、6 キャップ、7 軸
部、7a U字状切欠部、8 係合部、9 マンホール
蓋、9a 工具挿入孔、10 マンホール蓋受け枠
Claims (1)
- 【請求項1】 先端にマンホール蓋の工具挿入孔に係合
する係合部を設けたアームの先端近傍に、同アームを旋
回自在および傾動自在に支持する支持部を設けたことを
特徴とする油槽用マンホール蓋開閉工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5038872A JPH06246646A (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 油槽用マンホール蓋開閉工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5038872A JPH06246646A (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 油槽用マンホール蓋開閉工具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06246646A true JPH06246646A (ja) | 1994-09-06 |
Family
ID=12537310
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5038872A Pending JPH06246646A (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 油槽用マンホール蓋開閉工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06246646A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI425133B (ja) * | 2011-05-18 | 2014-02-01 | ||
CN115367324A (zh) * | 2022-07-14 | 2022-11-22 | 阳春市中聚机械科技有限公司 | 一种平移式可视人孔盖装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5842251B2 (ja) * | 1980-02-08 | 1983-09-19 | 新日本製鐵株式会社 | 無方向性電磁鋼帯の連続処理装置 |
JPH0242949B2 (ja) * | 1985-07-03 | 1990-09-26 |
-
1993
- 1993-02-26 JP JP5038872A patent/JPH06246646A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5842251B2 (ja) * | 1980-02-08 | 1983-09-19 | 新日本製鐵株式会社 | 無方向性電磁鋼帯の連続処理装置 |
JPH0242949B2 (ja) * | 1985-07-03 | 1990-09-26 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI425133B (ja) * | 2011-05-18 | 2014-02-01 | ||
CN115367324A (zh) * | 2022-07-14 | 2022-11-22 | 阳春市中聚机械科技有限公司 | 一种平移式可视人孔盖装置 |
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