JPH0624657B2 - 多色塗装装置 - Google Patents
多色塗装装置Info
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- JPH0624657B2 JPH0624657B2 JP63017451A JP1745188A JPH0624657B2 JP H0624657 B2 JPH0624657 B2 JP H0624657B2 JP 63017451 A JP63017451 A JP 63017451A JP 1745188 A JP1745188 A JP 1745188A JP H0624657 B2 JPH0624657 B2 JP H0624657B2
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- Japan
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- paint
- coating
- color
- valve
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、被塗装物の塗色に応じて塗装機に供給する塗
料の色替えを行う多色塗装装置に関する。
料の色替えを行う多色塗装装置に関する。
コンベアで次々に搬送されてくる被塗装物を予め指定さ
れた色に色替えして塗装する場合には、前色塗料の塗装
終了後に、洗浄溶剤及び洗浄エアを交互に供給して、塗
装機及び塗料ホース内に残存する前色塗料を洗浄除去し
てから次色塗料を供給するようにしている。
れた色に色替えして塗装する場合には、前色塗料の塗装
終了後に、洗浄溶剤及び洗浄エアを交互に供給して、塗
装機及び塗料ホース内に残存する前色塗料を洗浄除去し
てから次色塗料を供給するようにしている。
しかし、この場合には、塗料の色替えを行う度に塗料ホ
ース内に残存した前色塗料が廃棄されて塗料の無駄を生
ずるという問題があった。
ース内に残存した前色塗料が廃棄されて塗料の無駄を生
ずるという問題があった。
このため、近時においては、前色塗料による被塗装物の
塗装を終了する直前に色替バルブの切り換えを行って当
該被塗装物に一定の未塗装部分を残した状態で、前色塗
料の供給を停止すると同時に洗浄溶剤や洗浄エアの供給
を開始して、塗料ホース内に残存した前色塗料を洗浄溶
剤や洗浄エアの圧力で圧し出して塗装する手段が提案さ
れている(特開昭60−61076号公報,特開昭60
−61077号公報,実開昭63−13270号のマイ
クロフィルム参照)。
塗装を終了する直前に色替バルブの切り換えを行って当
該被塗装物に一定の未塗装部分を残した状態で、前色塗
料の供給を停止すると同時に洗浄溶剤や洗浄エアの供給
を開始して、塗料ホース内に残存した前色塗料を洗浄溶
剤や洗浄エアの圧力で圧し出して塗装する手段が提案さ
れている(特開昭60−61076号公報,特開昭60
−61077号公報,実開昭63−13270号のマイ
クロフィルム参照)。
しかしながら、これらはいずれも、被塗装物の塗装中
に、色替バルブと洗浄溶剤バルブの切換操作を行わなけ
ればならないので、その切換操作時にタイミングが僅か
でもずれた場合はもちろんのこと、タイミングが合致し
ていたとしてもバルブの開閉に伴う圧力変動を生じ、こ
れが脈動となって塗装機から吐出される塗料がいわゆる
息継ぎを起こして、塗装ムラを生ずる原因となってい
た。
に、色替バルブと洗浄溶剤バルブの切換操作を行わなけ
ればならないので、その切換操作時にタイミングが僅か
でもずれた場合はもちろんのこと、タイミングが合致し
ていたとしてもバルブの開閉に伴う圧力変動を生じ、こ
れが脈動となって塗装機から吐出される塗料がいわゆる
息継ぎを起こして、塗装ムラを生ずる原因となってい
た。
また、塗装開始時は、各色塗料を定量供給することによ
り、塗料ホース内に充填された塗料を圧し出すようにし
ているので、各色ごとに高価で大型の定量ポンプを設け
なければならず、装置全体が大型化するだけでなく、設
備費が嵩むという問題があった。
り、塗料ホース内に充填された塗料を圧し出すようにし
ているので、各色ごとに高価で大型の定量ポンプを設け
なければならず、装置全体が大型化するだけでなく、設
備費が嵩むという問題があった。
そこで、本発明は、定量ポンプを各色の塗料ごとに設け
る必要がなく、また、洗浄溶剤で塗料を圧し出す場合に
も、塗装中に塗料が息継ぎを起こすことなく定量供給す
ることができるようにすることを技術的課題としてい
る。
る必要がなく、また、洗浄溶剤で塗料を圧し出す場合に
も、塗装中に塗料が息継ぎを起こすことなく定量供給す
ることができるようにすることを技術的課題としてい
る。
この課題を達成するために、本発明は、塗装機に各色塗
料を選択供給する色替バルブと、洗浄エアを供給するエ
ア供給バルブ及び洗浄溶剤を供給する溶剤供給バルブが
設けられた色替バルブ装置を具備した多色塗装装置にお
いて、 前記塗装機と色替バルブ装置が、個々の被塗装物を塗装
するのに十分な量の塗料を充填し得る容積に選定された
塗料ホースで連結され、 前記色替バルブ装置には、燃料供給源から塗料を定量で
供給する塗料定量供給系に接続された色替バルブと、燃
料供給源から高圧で塗料を送給する塗料高圧供給系に接
続された色替バルブが設けられ、前記洗浄溶剤バルブに
は、洗浄溶剤を塗装中における塗料の供給圧と同一の圧
力で供給する溶剤定量供給系が接続され、 前記色替バルブ装置の各バルブを所定のタイミングで開
閉する制御装置を具備し、 当該制御装置は、 次に到来する被塗装物の塗色を判別して被塗装物が到来
する前にその塗色の色替バルブを開放して当該塗料を前
記塗料ホースに予め充填する充填手段と、 塗装開始前に後続の被塗装物の塗色を判別し、後続の被
塗装物の塗色が先行の被塗装物と異なる場合に先行の被
塗装物の塗装開始から塗装終了に至るまで洗浄溶剤バル
ブを開放し、後続の被塗装物の塗色が先行の被塗装物と
同色で、且つ、定量供給系で供給される色の場合に先行
の被塗装物の塗装開始から塗装終了に至るまで当該色替
バルブを開放することにより、塗料ホース内の塗料を定
量供給される洗浄溶剤又は塗料で連続的に圧し出して塗
装する塗装手段とを具備したことを特徴とする。
料を選択供給する色替バルブと、洗浄エアを供給するエ
ア供給バルブ及び洗浄溶剤を供給する溶剤供給バルブが
設けられた色替バルブ装置を具備した多色塗装装置にお
いて、 前記塗装機と色替バルブ装置が、個々の被塗装物を塗装
するのに十分な量の塗料を充填し得る容積に選定された
塗料ホースで連結され、 前記色替バルブ装置には、燃料供給源から塗料を定量で
供給する塗料定量供給系に接続された色替バルブと、燃
料供給源から高圧で塗料を送給する塗料高圧供給系に接
続された色替バルブが設けられ、前記洗浄溶剤バルブに
は、洗浄溶剤を塗装中における塗料の供給圧と同一の圧
力で供給する溶剤定量供給系が接続され、 前記色替バルブ装置の各バルブを所定のタイミングで開
閉する制御装置を具備し、 当該制御装置は、 次に到来する被塗装物の塗色を判別して被塗装物が到来
する前にその塗色の色替バルブを開放して当該塗料を前
記塗料ホースに予め充填する充填手段と、 塗装開始前に後続の被塗装物の塗色を判別し、後続の被
塗装物の塗色が先行の被塗装物と異なる場合に先行の被
塗装物の塗装開始から塗装終了に至るまで洗浄溶剤バル
ブを開放し、後続の被塗装物の塗色が先行の被塗装物と
同色で、且つ、定量供給系で供給される色の場合に先行
の被塗装物の塗装開始から塗装終了に至るまで当該色替
バルブを開放することにより、塗料ホース内の塗料を定
量供給される洗浄溶剤又は塗料で連続的に圧し出して塗
装する塗装手段とを具備したことを特徴とする。
本発明によれば、塗料ホース内に、次に到来する被塗装
物を塗装するのに十分な量の塗料が予め充填される。
物を塗装するのに十分な量の塗料が予め充填される。
そして、後続の被塗装物の塗色が、到来する先行の被塗
装物と異なる場合は、先行の被塗装物の塗装開始から塗
料終了に至るまで、洗浄溶剤を継続して定量供給するこ
とにより、塗料ホース内に充填された塗料が脈動するこ
となく圧し出される。
装物と異なる場合は、先行の被塗装物の塗装開始から塗
料終了に至るまで、洗浄溶剤を継続して定量供給するこ
とにより、塗料ホース内に充填された塗料が脈動するこ
となく圧し出される。
このとき、先行の被塗装物の塗装終了後に色替洗浄を行
うこととなるが、塗料ホース内の塗料を既に洗浄溶剤で
圧し出してしまっているので、洗浄作業を極めて短時間
で行うことができる。
うこととなるが、塗料ホース内の塗料を既に洗浄溶剤で
圧し出してしまっているので、洗浄作業を極めて短時間
で行うことができる。
また、後続の被塗装物の塗色が到来した先行の被塗装物
と同色で、且つ、定量供給系で供給される色の場合は、
その色の塗料を継続して定量供給することにより、塗料
ホース内に充填された塗料が脈動することなく圧し出さ
れると同時に、同色塗料が塗料ホース内に充填される。
と同色で、且つ、定量供給系で供給される色の場合は、
その色の塗料を継続して定量供給することにより、塗料
ホース内に充填された塗料が脈動することなく圧し出さ
れると同時に、同色塗料が塗料ホース内に充填される。
以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて具体的に説
明する。
明する。
第1図は、本発明に係る多色塗装装置の一例を示すフロ
ーシート、第2図はバルブタイミングを示すタイムチャ
ートである。
ーシート、第2図はバルブタイミングを示すタイムチャ
ートである。
図中、Cは、塗料ホース1を介して塗装機2に各色塗料
を選択供給する色替バルブV1〜V6と、洗浄溶剤を供
給する溶剤供給バルブV7及び洗浄エアを供給するエア
供給バルブV8がマニホールド3に一体に取り付けられ
た色替バルブ装置である。
を選択供給する色替バルブV1〜V6と、洗浄溶剤を供
給する溶剤供給バルブV7及び洗浄エアを供給するエア
供給バルブV8がマニホールド3に一体に取り付けられ
た色替バルブ装置である。
前記塗装機2と色替バルブ装置Cを連結する塗料ホース
1は、個々の被塗装物W1〜Wnを塗装するのに十分な
量の塗料を充填し得る容積に選定されている。
1は、個々の被塗装物W1〜Wnを塗装するのに十分な
量の塗料を充填し得る容積に選定されている。
また、色替バルブV1〜V3は、白色や赤色等の使用頻
度の多い色の塗料供給源から塗料を定量で供給する塗料
定量供給系に接続されている。
度の多い色の塗料供給源から塗料を定量で供給する塗料
定量供給系に接続されている。
そして、この塗料定量供給系を成す各管路には、夫々定
量ポンプP1〜P3が介装され、連続的に搬送される先
行の被塗装物Wn-1 と後続の被塗装物Wnのいずれにも
同色塗料を塗装する場合に、塗料を継続的に一定圧力,
一定流量で供給しうるように成されている。
量ポンプP1〜P3が介装され、連続的に搬送される先
行の被塗装物Wn-1 と後続の被塗装物Wnのいずれにも
同色塗料を塗装する場合に、塗料を継続的に一定圧力,
一定流量で供給しうるように成されている。
また、色替バルブV4〜V6は、比較的使用頻度の少な
い色の塗料供給源から高圧で塗料を送給する塗料高圧供
給系に接続されている。
い色の塗料供給源から高圧で塗料を送給する塗料高圧供
給系に接続されている。
そして、この塗料高圧供給系を成す各管路には、前記色
替バルブV1〜V3から供給される塗料の供給圧力より
も高圧に設定されたレギュレータが介装され、先行する
被塗装物Wn-1 の塗装及び色替洗浄終了後に、次に到来
する後続の被塗装物Wnの塗色染料を塗料ホース1内に
迅速に充填できるように成されている。
替バルブV1〜V3から供給される塗料の供給圧力より
も高圧に設定されたレギュレータが介装され、先行する
被塗装物Wn-1 の塗装及び色替洗浄終了後に、次に到来
する後続の被塗装物Wnの塗色染料を塗料ホース1内に
迅速に充填できるように成されている。
なお、塗料高圧供給系を形成する色替バルブV4〜V6
は、比較的使用頻度の少ない色の塗料供給源に接続する
場合に限らず、塗料定量供給系を形成する色替バルブV
1〜V3とパラレルで使用頻度の多い色の塗料供給源に
接続する場合であってもよい。
は、比較的使用頻度の少ない色の塗料供給源に接続する
場合に限らず、塗料定量供給系を形成する色替バルブV
1〜V3とパラレルで使用頻度の多い色の塗料供給源に
接続する場合であってもよい。
要するに、塗料ホース内に充填された塗料を押し出すた
めに定量供給する同色の塗料供給源は、塗料定量供給系
を介して色替バルブ装置Cに接続し、塗料充填を迅速に
行おうとする色の塗料供給源は、塗料高圧供給系を介し
て色替バルブ装置Cに接続されていればよく、一つの色
替バルブV1〜V6に対して塗料定量供給系と塗料高圧
供給系を切換接続する場合であってもよい。
めに定量供給する同色の塗料供給源は、塗料定量供給系
を介して色替バルブ装置Cに接続し、塗料充填を迅速に
行おうとする色の塗料供給源は、塗料高圧供給系を介し
て色替バルブ装置Cに接続されていればよく、一つの色
替バルブV1〜V6に対して塗料定量供給系と塗料高圧
供給系を切換接続する場合であってもよい。
また、溶剤供給バルブV7は、色替バルブV1〜V3を
介して供給される塗料の塗装中の供給圧力と同一の圧力
で洗浄溶剤を圧送するポンプP7が介装された溶剤定量
供給系に接続されており、塗料ホース1に充填された塗
料を圧し出して被塗装物を塗装し得るように成されてい
る。
介して供給される塗料の塗装中の供給圧力と同一の圧力
で洗浄溶剤を圧送するポンプP7が介装された溶剤定量
供給系に接続されており、塗料ホース1に充填された塗
料を圧し出して被塗装物を塗装し得るように成されてい
る。
なお、4,4…は各ポンプP1〜P3,P7を駆動する
ための電動モータ、5,5…は各モータ4の回転数を制
御するインバータである。
ための電動モータ、5,5…は各モータ4の回転数を制
御するインバータである。
6は、前記各バルブV1〜V8の開閉制御及び各電動モ
ータ4の回転制御を行う中央制御装置であって、被塗装
物W1〜Wnの塗色データが予め設定されると共に、各
被塗装物W1〜Wnが所定の塗装位置Xの手前に到来し
たことを検出するセンサ7が接続されている。
ータ4の回転制御を行う中央制御装置であって、被塗装
物W1〜Wnの塗色データが予め設定されると共に、各
被塗装物W1〜Wnが所定の塗装位置Xの手前に到来し
たことを検出するセンサ7が接続されている。
そして、被塗装物W1〜Wnがコンベア8により搬送さ
れ、前記センサ7で検出されると中央制御装置6による
制御が開始される。
れ、前記センサ7で検出されると中央制御装置6による
制御が開始される。
この制御手順を、例えば白色−白色−赤色の順で塗装す
る場合について、第2図のタイムチャートに従って説明
する。
る場合について、第2図のタイムチャートに従って説明
する。
まず、コンベア8で搬送されたきた最初の被塗装物W1
がセンサ7で検出されると、溶剤供給バルブV7,エア
供給バルブV8を交互に開閉して色替バルブ装置Cのマ
ニホールド3,塗料ホース1及び塗装機2の内部を洗浄
した後、予め設定された塗色データに従って、色替バル
ブV2を開放して塗料ホース1内に白色塗料を充填す
る。
がセンサ7で検出されると、溶剤供給バルブV7,エア
供給バルブV8を交互に開閉して色替バルブ装置Cのマ
ニホールド3,塗料ホース1及び塗装機2の内部を洗浄
した後、予め設定された塗色データに従って、色替バル
ブV2を開放して塗料ホース1内に白色塗料を充填す
る。
そして、被塗装物W1が塗装位置に到来すると同時に塗
装を開始する。
装を開始する。
このとき、後続の被塗装物W2の塗色も白色であるの
で、被塗装物W1の塗装開始から塗装終了に至るまで色
替バルブV2を開いて白色塗料をポンプP2により継続
的に定量供給することにより、塗料ホース1内の塗料を
圧し出しながら塗装すると同時に、供給した白色塗料を
塗料ホース1内に充填する。
で、被塗装物W1の塗装開始から塗装終了に至るまで色
替バルブV2を開いて白色塗料をポンプP2により継続
的に定量供給することにより、塗料ホース1内の塗料を
圧し出しながら塗装すると同時に、供給した白色塗料を
塗料ホース1内に充填する。
なお、被塗装物W1の塗装開始から塗装終了に至るま
で、途中でバルブV2,V7等を開閉操作することな
く、継続して白色塗料を供給しながら塗装でき、塗料が
脈動を起こすことなく塗装機2から吐出され、しかも、
塗料は塗料定量供給系に介装されたポンプP2により一
定圧力,一定流量で供給されるので、塗装ムラを生ずる
ことなく均一に塗装される。
で、途中でバルブV2,V7等を開閉操作することな
く、継続して白色塗料を供給しながら塗装でき、塗料が
脈動を起こすことなく塗装機2から吐出され、しかも、
塗料は塗料定量供給系に介装されたポンプP2により一
定圧力,一定流量で供給されるので、塗装ムラを生ずる
ことなく均一に塗装される。
また、白色塗料は塗料定量供給系に介装されたポンプP
2により一定圧力,一定流量で供給されるので、均一に
塗装される。
2により一定圧力,一定流量で供給されるので、均一に
塗装される。
そして、被塗装物W1の塗装が終了すると、後続の被塗
装物W2の塗色も同色なので、塗料ホース1等を洗浄す
ることなく、被塗装物W2が到来するまで待機する。
装物W2の塗色も同色なので、塗料ホース1等を洗浄す
ることなく、被塗装物W2が到来するまで待機する。
被塗装物W2が到来すると、その後続の被塗装物W3の
塗色は赤色なので、今度は、白色塗料を供給する色替バ
ルブV2を閉じ、先行する被塗装物W2の塗装開始から
塗装終了に至るまで溶剤供給バルブV7を開いて、洗浄
溶剤をポンプP7により継続的に定量供給することによ
り、塗料ホース1内の塗料も圧し出しながら塗装する。
塗色は赤色なので、今度は、白色塗料を供給する色替バ
ルブV2を閉じ、先行する被塗装物W2の塗装開始から
塗装終了に至るまで溶剤供給バルブV7を開いて、洗浄
溶剤をポンプP7により継続的に定量供給することによ
り、塗料ホース1内の塗料も圧し出しながら塗装する。
この場合も、被塗装物W2の塗装開始から塗装終了に至
るまで、途中でバルブV2,V7等を開閉操作すること
なく、継続して洗浄溶剤を供給しながら塗装でき、塗料
が脈動を起こすことなく塗装機2から吐出され、しか
も、洗浄溶剤は溶剤定量供給系に介装されたポンプP7
により一定圧力,一定流量で供給されるので、塗装ムラ
を生ずることなく均一に塗装される。
るまで、途中でバルブV2,V7等を開閉操作すること
なく、継続して洗浄溶剤を供給しながら塗装でき、塗料
が脈動を起こすことなく塗装機2から吐出され、しか
も、洗浄溶剤は溶剤定量供給系に介装されたポンプP7
により一定圧力,一定流量で供給されるので、塗装ムラ
を生ずることなく均一に塗装される。
そして、被塗装物W2の塗装が終了すると、後続の被塗
装物W3の塗色は赤色なので、エア供給バルブV8及び
溶剤供給バルブV7を交互に開閉し、色替バルブ装置C
のマニホールド3,塗料ホース1及び塗装機2内を洗浄
する。
装物W3の塗色は赤色なので、エア供給バルブV8及び
溶剤供給バルブV7を交互に開閉し、色替バルブ装置C
のマニホールド3,塗料ホース1及び塗装機2内を洗浄
する。
このとき、塗料ホース1内の白色塗料は、洗浄溶剤によ
りその殆どが圧し出されているので、残存塗料は極めて
少なく、その分、短時間で洗浄することができる。
りその殆どが圧し出されているので、残存塗料は極めて
少なく、その分、短時間で洗浄することができる。
次いで、洗浄終了後、後続の被塗装物W3が到来する前
に色替バルブV1を開いて赤色塗料を塗料ホース1に充
填して待機する。
に色替バルブV1を開いて赤色塗料を塗料ホース1に充
填して待機する。
そして、被塗装物W3が到来すると、さらにその後続の
被塗装物W4の染色に応じて、その塗色が赤色の場合は
色替バルブV1を開いて赤色塗料を供給しながら塗装を
行い、赤色でない場合は溶剤供給バルブV7を開いて洗
浄溶剤を供給しながら塗装を行う。
被塗装物W4の染色に応じて、その塗色が赤色の場合は
色替バルブV1を開いて赤色塗料を供給しながら塗装を
行い、赤色でない場合は溶剤供給バルブV7を開いて洗
浄溶剤を供給しながら塗装を行う。
なお、色替バルブV4〜V6で供給される使用頻度の少
ない色の塗料は、その塗色の被塗装物が連続して搬送さ
れてくることは極めて稀であり、塗装を行うときは専ら
洗浄溶剤による圧し出しを行うこととなるので、各色替
バルブV4〜V6にはポンプが接続されていない。
ない色の塗料は、その塗色の被塗装物が連続して搬送さ
れてくることは極めて稀であり、塗装を行うときは専ら
洗浄溶剤による圧し出しを行うこととなるので、各色替
バルブV4〜V6にはポンプが接続されていない。
これにより、一つの色替装置に使用するポンプの数を減
らして、装置全体を小型化し、また、設備費を軽減する
ことができる。
らして、装置全体を小型化し、また、設備費を軽減する
ことができる。
第3図は本発明に係る他の多色塗装装置を示すフローシ
ート、図4はその動作順序を示すタイムチャートであ
る。
ート、図4はその動作順序を示すタイムチャートであ
る。
本例は、各塗料供給源から塗料を定量供給することはせ
ず、個々の被塗装物の塗装が終了するたびに塗料ホース
内の洗浄と塗料の充填を繰り返し、塗装中における塗装
機への塗料の供給は、塗料ホースに充填された塗料を、
定量供給される洗浄溶剤で圧し出すことにより行うよう
に成されている。
ず、個々の被塗装物の塗装が終了するたびに塗料ホース
内の洗浄と塗料の充填を繰り返し、塗装中における塗装
機への塗料の供給は、塗料ホースに充填された塗料を、
定量供給される洗浄溶剤で圧し出すことにより行うよう
に成されている。
具体的には、各色替バルブV1〜V4は、塗料供給源か
ら塗料レギュレータR1〜R4を介して塗装中の塗料供
給圧力(1〜2kg/cm2)より高い圧力(3〜5kg/cm2)
に設定された塗料が供給され、塗料ホース1内に塗料を
短時間で充填することができるように成されている。
ら塗料レギュレータR1〜R4を介して塗装中の塗料供
給圧力(1〜2kg/cm2)より高い圧力(3〜5kg/cm2)
に設定された塗料が供給され、塗料ホース1内に塗料を
短時間で充填することができるように成されている。
また、二つの溶剤供給バルブV5,V6が設けられ、一
方の溶剤供給バルブV5には塗料ホース1内及び塗装機
2に残存する塗料を短時間で洗浄し得るように洗浄溶剤
が高圧で供給され、他方の溶剤供給バルブV6には塗料
ホース1内に充填された塗料を一定圧力,一定流量で押
し出すように洗浄溶剤が定量ポンプPで供給されてい
る。
方の溶剤供給バルブV5には塗料ホース1内及び塗装機
2に残存する塗料を短時間で洗浄し得るように洗浄溶剤
が高圧で供給され、他方の溶剤供給バルブV6には塗料
ホース1内に充填された塗料を一定圧力,一定流量で押
し出すように洗浄溶剤が定量ポンプPで供給されてい
る。
なお、V7は高圧の洗浄エアを供給するエア供給バルブ
である。
である。
次に、各バルブV1〜V7の開閉制御及びポンプPを駆
動するモータ4の回転制御を行う中央制御装置6の制御
手順を、赤色−白色の順で塗装する場合について、第4
図を参照して説明する。
動するモータ4の回転制御を行う中央制御装置6の制御
手順を、赤色−白色の順で塗装する場合について、第4
図を参照して説明する。
まず、被塗装物W1が塗装位置Xの手前に到来したこと
がセンタ7により検出されると、制御装置6からの制御
信号により、予め入力された塗色データに基づいて、赤
色塗料を供給する色替バルブV1が開かれ、赤色塗料が
塗料ホース1に充填される。
がセンタ7により検出されると、制御装置6からの制御
信号により、予め入力された塗色データに基づいて、赤
色塗料を供給する色替バルブV1が開かれ、赤色塗料が
塗料ホース1に充填される。
塗料の充填が終了して色替バルブV1が閉じられると、
色替バルブV5を短時間だけ開いて洗浄溶剤により塗料
を少量だけ捨て吹きする。
色替バルブV5を短時間だけ開いて洗浄溶剤により塗料
を少量だけ捨て吹きする。
そして、被塗装物W1が所定の塗装位置Xに到来する
と、定量ポンプPが所定の回転数で駆動開始され、これ
と同時に、溶剤供給バルブV6が開かれて洗浄溶剤が定
量で供給され、塗料ホース1に充填されている赤色塗料
が圧し出されて塗装機2から噴霧され、被塗装物W1が
塗装される。
と、定量ポンプPが所定の回転数で駆動開始され、これ
と同時に、溶剤供給バルブV6が開かれて洗浄溶剤が定
量で供給され、塗料ホース1に充填されている赤色塗料
が圧し出されて塗装機2から噴霧され、被塗装物W1が
塗装される。
この場合、洗浄溶剤の供給流量は定量ポンプPにより正
確に制御されており、また、洗浄溶剤は塗料と異なり温
度変化に伴う粘度変化が少ないので、気温の変化にかか
わらず1年中を通して塗料吐出量が安定しており塗料品
質の均一な塗装を行うことができる。
確に制御されており、また、洗浄溶剤は塗料と異なり温
度変化に伴う粘度変化が少ないので、気温の変化にかか
わらず1年中を通して塗料吐出量が安定しており塗料品
質の均一な塗装を行うことができる。
さらに、塗料ホース1に充填された塗料は、塗装開始か
ら終了に至るまで洗浄溶剤で圧し出されるので、途中で
バルブ開閉操作に伴う脈動等を生ずることがない。
ら終了に至るまで洗浄溶剤で圧し出されるので、途中で
バルブ開閉操作に伴う脈動等を生ずることがない。
被塗装物W1の塗装が終了すると、制御装置6からの制
御信号により、色替バルブV6が閉じられると同時に定
量ポンプPが停止される。次いで、エア供給バルブ
V7,溶剤供給バルブV5が交互に開閉されて高圧の洗
浄溶剤と洗浄エアが交互に供給され、塗料ホース1内及
び塗装機2が洗浄される。
御信号により、色替バルブV6が閉じられると同時に定
量ポンプPが停止される。次いで、エア供給バルブ
V7,溶剤供給バルブV5が交互に開閉されて高圧の洗
浄溶剤と洗浄エアが交互に供給され、塗料ホース1内及
び塗装機2が洗浄される。
この場合、洗浄溶剤供給系には、塗料圧送用とは別に、
洗浄専用の高圧の供給系が設けられているので、高圧の
洗浄溶剤により塗料ホース1内及び塗装機2内に残存し
た塗料を短時間で洗浄することができる。
洗浄専用の高圧の供給系が設けられているので、高圧の
洗浄溶剤により塗料ホース1内及び塗装機2内に残存し
た塗料を短時間で洗浄することができる。
そして、洗浄が終了すると、中央制御装置6に予め入力
された塗色データに従って色替バルブV2が開かれ、後
続の被塗装物W2の塗色である白色塗料が塗料ホース1
内に充填される。
された塗色データに従って色替バルブV2が開かれ、後
続の被塗装物W2の塗色である白色塗料が塗料ホース1
内に充填される。
即ち、各色塗料は、定量供給される洗浄溶剤によって圧
し出されて塗装され、塗装時における塗料の吐出量を塗
料供給源から供給される塗料の圧力によってコントロー
ルする必要がないので、定量ポンプは各色ごとに設ける
必要がなく、溶剤供給バルブV6に一つだけ設ければ足
り、装置全体を小型化することができると同時に、設備
費を軽減することができる。
し出されて塗装され、塗装時における塗料の吐出量を塗
料供給源から供給される塗料の圧力によってコントロー
ルする必要がないので、定量ポンプは各色ごとに設ける
必要がなく、溶剤供給バルブV6に一つだけ設ければ足
り、装置全体を小型化することができると同時に、設備
費を軽減することができる。
また、各色塗料は、その供給圧力を塗装中の塗料の供給
圧力(1〜2kg/cm2)に比して高い圧力(3〜5kg/c
m2)に設定することができるので、塗料ホース1内への
塗料の充填を迅速に行うことができる。
圧力(1〜2kg/cm2)に比して高い圧力(3〜5kg/c
m2)に設定することができるので、塗料ホース1内への
塗料の充填を迅速に行うことができる。
このように、本例によれば、先行の被塗装物の塗装が終
了してから後続の被塗装物の塗料を行うまでの間に、色
替洗浄作業及び次色塗料の充填作業を極めて短時間に行
うことができるので、すぐ次の塗装作業を行うことがで
き、作業能率上非常に有利である。
了してから後続の被塗装物の塗料を行うまでの間に、色
替洗浄作業及び次色塗料の充填作業を極めて短時間に行
うことができるので、すぐ次の塗装作業を行うことがで
き、作業能率上非常に有利である。
そして、塗料ホース1内への白色塗料の充填が完了する
と、被塗装物W2がコンベア8により搬送されてくるま
で待機し、センサ7により検出されると前述と同様の手
順で塗装作業が行われる。
と、被塗装物W2がコンベア8により搬送されてくるま
で待機し、センサ7により検出されると前述と同様の手
順で塗装作業が行われる。
なお、上述の説明では、先行する被塗装物W1と後続の
被塗装物W2とを異なる色の塗料で順次塗装する場合に
ついて説明したが、同一色の塗料で塗装する場合であっ
てもよい。
被塗装物W2とを異なる色の塗料で順次塗装する場合に
ついて説明したが、同一色の塗料で塗装する場合であっ
てもよい。
また、本例においては、洗浄溶剤供給系が、塗料を圧し
出すための定量供給系と、洗浄用の高圧供給系の二系統
設けられており、高圧供給系で供給される洗浄溶剤の圧
力が、塗装中の塗料の供給圧力よりも高圧に設定されて
いるので、先行する被塗装物W1の塗装が終了した後、
後続の被塗装物W2の塗装準備をするまでに要する色替
洗浄時間を極めて短時間で行うことができる。
出すための定量供給系と、洗浄用の高圧供給系の二系統
設けられており、高圧供給系で供給される洗浄溶剤の圧
力が、塗装中の塗料の供給圧力よりも高圧に設定されて
いるので、先行する被塗装物W1の塗装が終了した後、
後続の被塗装物W2の塗装準備をするまでに要する色替
洗浄時間を極めて短時間で行うことができる。
さらに、塗装時における塗料の供給は、色替バルブV1
〜V4に供給される塗料の供給圧力には関係なく、定量
供給される洗浄溶剤により圧し出されるように成されて
いるので、高価な定量ポンプは塗色数に拘らず洗浄溶剤
供給用の一台で足り、設備費を軽減することができる。
〜V4に供給される塗料の供給圧力には関係なく、定量
供給される洗浄溶剤により圧し出されるように成されて
いるので、高価な定量ポンプは塗色数に拘らず洗浄溶剤
供給用の一台で足り、設備費を軽減することができる。
以上述べたように、本発明によれば、塗料ホース内に充
填された塗料を圧し出して塗装している最中に、色替バ
ルブ装置を切換操作を行うことがなく、被塗装物の塗装
開始から塗装終了に至るまで、洗浄溶剤又は塗料で連続
的に圧し出すことができるので、塗装中にバルブ切換に
伴う息継ぎを生ずることがなく、均一にムラなく塗装す
ることができ、また、塗料による圧し出しを行わない場
合には、その色の塗料供給系には定量ポンプを設ける必
要がないので、高価な定量ポンプの台数を減らして装置
全体を小型化することができると同時に、設備費を軽減
することができるという優れた効果を有する。
填された塗料を圧し出して塗装している最中に、色替バ
ルブ装置を切換操作を行うことがなく、被塗装物の塗装
開始から塗装終了に至るまで、洗浄溶剤又は塗料で連続
的に圧し出すことができるので、塗装中にバルブ切換に
伴う息継ぎを生ずることがなく、均一にムラなく塗装す
ることができ、また、塗料による圧し出しを行わない場
合には、その色の塗料供給系には定量ポンプを設ける必
要がないので、高価な定量ポンプの台数を減らして装置
全体を小型化することができると同時に、設備費を軽減
することができるという優れた効果を有する。
第1図は本発明に係る多色塗装装置の一例を示すフロー
シート図、第2図はその塗装手順を示すタイムチャート
図、第3図は本発明に係る他の多色塗装装置の一例を示
すフローシート図、第4図はその塗装手順を示すタイム
チャート図である。 符号の説明 1……塗料ホース、2……塗装機、3……マニホール
ド、6……中央制御装置、7……センサ、8……コンベ
ア、V1〜V8……バルブ、W1〜Wn……被塗装物。
シート図、第2図はその塗装手順を示すタイムチャート
図、第3図は本発明に係る他の多色塗装装置の一例を示
すフローシート図、第4図はその塗装手順を示すタイム
チャート図である。 符号の説明 1……塗料ホース、2……塗装機、3……マニホール
ド、6……中央制御装置、7……センサ、8……コンベ
ア、V1〜V8……バルブ、W1〜Wn……被塗装物。
Claims (2)
- 【請求項1】塗装機(2)に各色塗料を選択供給する色
替バルブ(V1〜V6)と、洗浄エアを供給するエア供給バ
ルブ(V8)及び洗浄溶剤を供給する溶剤供給バルブ
(V7)が設けられた色替バルブ装置(1)を具備した多
色塗装装置において、 前記塗装機(2)と色替バルブ装置(C)が、個々の被
塗装物(Wn)を塗装するのに十分な量の塗料を充填し得
る容積に選定された塗料ホース(1)で連結され、 前記色替バルブ装置(C)には、燃料供給源から塗料を
定量で供給する塗料定量供給系に接続された色替バルブ
(V1〜V3)と、塗料供給源から塗装中における塗料の供
給圧力よりも高い圧力で塗料を送給する塗料高圧供給系
に接続された色替バルブ(V4〜V6)が設けられ、前記洗
浄溶剤バルブ(V7)には、洗浄溶剤を塗装中における塗
料の供給圧力と同一の圧力で供給する溶剤定量供給系が
接続され、 前記色替バルブ装置(C)の各バルブ(V1〜V8)を所定
のタイミングで開閉する制御装置(6)を具備し、 当該制御装置(6)は、 次に到来する被塗装物(Wn-1)の塗色を判別して被塗装物
が到来する前にその塗色の色替バルブ(V1〜V6)を開放
して当該塗料を前記塗料ホース(1)に予め充填する充
填手段と、 塗装開始前に後続の被塗装物(Wn)の塗色を判別し、後
続の被塗装物(Wn)の塗色が先行の被塗装物(Wn-1)と異
なる場合に先行の被塗装物(Wn-1)の塗装開始から塗装終
了に至るまで洗浄溶剤バルブ(V7)を開放し、後続の被
塗装物(Wn)の塗色が先行の被塗装物(Wn-1)と同色で、
且つ、定量供給系で供給される色の場合に先行の被塗装
物(Wn-1)の塗装開始から塗装終了に至るまで当該色替バ
ルブ(V1〜V3)を開放することにより、塗料ホース
(1)内の塗料を定量供給される洗浄溶剤又は塗料で連
続的に圧し出して塗装する塗装手段と、を具備したこと
を特徴とする多色塗装装置。 - 【請求項2】塗装機(2)に各色塗料を選択供給する色
替バルブ(V1〜V4)と、洗浄エアを供給するエア供給バ
ルブ(V7)及び洗浄溶剤を供給する溶剤供給バルブ
(V5,V6)が設けられた色替バルブ装置(1)を具備し
た多色塗装装置において、 前記塗装機(2)と色替バルブ装置(C)が、個々の被
塗装物(Wn)を塗装するのに十分な量の塗料を充填し得
る容積に選定された塗料ホース(1)で連結され、 前記色替バルブ装置(C)の色替バルブ(V1〜V4)は、
塗料供給源から塗装中における塗料の供給圧力よりも高
い圧力で塗料を送給する塗料高圧供給系に接続され、 前記色替バルブ装置(C)には、洗浄溶剤を塗装中にお
ける塗料の供給圧と同一の圧力で供給する溶剤定量供給
系及び洗浄溶剤を塗装中における塗料の供給圧力よりも
高い圧力で供給する溶剤高圧供給系に夫々接続された二
つの溶剤供給バルブ(V5,V6)が設けられ、 前記色替バルブ装置(C)の各バルブ(V1〜V7)を所定
のタイミングで開閉する制御装置(6)を具備し、 当該制御装置(6)は、 次に到来する被塗装物(Wn)の塗色を判別して被塗装物
(Wn)が到来する前にその塗色の色替バルブ(V1〜V4)
を開放し、高圧で送給される塗料を前記塗料ホース
(1)に予め充填する充填手段と、 被塗装物(Wn)が到来したときに、その塗装開始から塗
装終了に至るまで溶剤定量供給系に接続された溶剤供給
バルブ(V6)を開放し、定量供給される洗浄溶剤で塗料
ホース(1)内の塗料を圧し出して塗装する塗装手段
と、 を具備したことを特徴とする多色塗装装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63017451A JPH0624657B2 (ja) | 1988-01-29 | 1988-01-29 | 多色塗装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63017451A JPH0624657B2 (ja) | 1988-01-29 | 1988-01-29 | 多色塗装装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01194976A JPH01194976A (ja) | 1989-08-04 |
JPH0624657B2 true JPH0624657B2 (ja) | 1994-04-06 |
Family
ID=11944386
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63017451A Expired - Lifetime JPH0624657B2 (ja) | 1988-01-29 | 1988-01-29 | 多色塗装装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0624657B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4956459B2 (ja) * | 2008-02-13 | 2012-06-20 | 株式会社大気社 | 塗料供給方法、及び、塗料供給装置 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6061076A (ja) * | 1983-09-13 | 1985-04-08 | Nippon Ranzubaagu Kk | 塗装方法 |
JPS6061077A (ja) * | 1983-09-13 | 1985-04-08 | Nippon Ranzubaagu Kk | 塗装方法 |
JPH064926Y2 (ja) * | 1986-07-11 | 1994-02-09 | 日産自動車株式会社 | 塗布装置 |
JPH0822399B2 (ja) * | 1987-03-16 | 1996-03-06 | 本田技研工業株式会社 | 塗装装置 |
JP2521107B2 (ja) * | 1987-09-19 | 1996-07-31 | マツダ株式会社 | 塗装方法およびその装置 |
JPS6480463A (en) * | 1987-09-24 | 1989-03-27 | Mazda Motor | Control device for discharge rate of paint |
JPH0624656B2 (ja) * | 1987-09-21 | 1994-04-06 | マツダ株式会社 | 塗料の吐出量制御装置 |
-
1988
- 1988-01-29 JP JP63017451A patent/JPH0624657B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01194976A (ja) | 1989-08-04 |
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