JPH06246450A - 溶接ロボットにおける溶接トーチ接触感度切換装置 - Google Patents

溶接ロボットにおける溶接トーチ接触感度切換装置

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JPH06246450A
JPH06246450A JP6321193A JP6321193A JPH06246450A JP H06246450 A JPH06246450 A JP H06246450A JP 6321193 A JP6321193 A JP 6321193A JP 6321193 A JP6321193 A JP 6321193A JP H06246450 A JPH06246450 A JP H06246450A
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JP
Japan
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welding
contact detection
contact
welding torch
torch
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JP6321193A
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Kazuo Tagawa
一夫 田川
Teruyuki Hiraoka
輝幸 平岡
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Shinmaywa Industries Ltd
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Shin Meiva Industry Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 溶接トーチの空走時における溶接トーチの損
傷防止を図ると共に、溶接作業中におけるスパッタの付
着等に起因する溶接作業中断回数の減少を図った溶接ロ
ボットにおける溶接トーチ接触感度切換装置を提供す
る。 【構成】 溶接ロボットは溶接トーチとワークとの接触
検出を行うトーチ接触検出機能と、溶接トーチの接触検
出信号により溶接トーチの動作を停止させるロボット停
止機能を備える。トーチ接触検出機能は接触検出感度が
高低異なる選択自在な高接触検出部と低接触検出部を備
える。ティーチングに基づいて前記各接触検出部のいず
れかを選択する接触感度切換制御部を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、溶接トーチとワークと
の接触を検出する感度を高低切換可能とする溶接ロボッ
トにおける溶接トーチ接触感度切換装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、溶接ロボットにはエンドエフェク
タとしての溶接トーチが備えられており、溶接ロボット
によるワークの自動溶接作業時等において、溶接トーチ
とワークとの接触による衝撃等によって溶接トーチが損
傷するのを防止すべく、溶接トーチのノズル部とワーク
との間に電圧を印加して、この電圧の変化によって溶接
トーチとワークとの接触を検出し、その接触検出信号に
より溶接トーチの動作、即ち溶接ロボットによる溶接作
業等を停止させるよう構成されている。
【0003】また、溶接トーチの接触検出機能における
接触検出感度は予め設定されている1種類のみであり、
この接触検出感度を高く設定すると、溶接作業中におけ
るスパッタの付着等に起因する溶接トーチとワークとの
接触情報の誤検出によって溶接作業を中断するおそれが
大となり、逆に、前記接触検出感度を低く設定すると、
通常、非溶接作業部分等の溶接トーチの空走時における
溶接トーチの移動速度は作業効率の観点から溶接作業時
と比較して速く設定されており、溶接トーチがワークと
接触した場合の衝撃が大きく、また、溶接トーチとワー
クとの接触から溶接トーチの動作停止までの時間も長い
ため、溶接トーチの損傷が大となるおそれがあり、これ
らの観点から高くもなく低くもない適度な接触検出感度
に設定されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の溶接ロボットにおいては、溶接トーチの接触検出機
能における接触検出感度は予め適度に設定された1種類
の接触検出感度のみであるため、溶接トーチの空走時に
おいては溶接トーチとワークとの接触から動作停止まで
の時間が幾分あるため、溶接トーチの損傷を招くおそれ
があり、また、溶接作業中においてはスパッタの付着等
に起因する誤検出による溶接作業の中断のおそれもある
という問題があった。
【0005】そこで、本発明は上記問題点に鑑み、溶接
トーチの空走時における溶接トーチの損傷防止を図ると
共に、溶接作業中におけるスパッタの付着等に起因する
溶接作業中断回数の減少を図った溶接ロボットにおける
溶接トーチ接触感度切換装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の技術的手段は、溶接ロボットに備えられた溶接トーチ
のノズル部とワーク間に電圧を印加し、この電圧の変化
によって溶接トーチとワークとの接触検出を行うトーチ
接触検出機能を備え、トーチ接触検出機能による溶接ト
ーチの接触検出信号により溶接トーチの動作を停止させ
るロボット停止機能を備えた溶接ロボットにおいて、前
記トーチ接触検出機能は選択自在な高低複数種類の接触
検出感度の接触検出部を備え、ティーチングに基づいて
前記各接触検出部のいずれかを選択する接触感度切換制
御部を備えてなる点にある。
【0007】
【作用】本発明によれば、プログラムのティーチングに
際して、非溶接作業部分等の溶接トーチの空走時等のよ
うに溶接トーチの移動速度が速い部分は、接触検出感度
の高い接触検出部を選択し、溶接作業部分は接触検出感
度の低い接触検出部を選択すればよい。
【0008】そして、溶接ロボットによる自動溶接作業
を実行した際、溶接トーチの移動速度が速い溶接トーチ
の空走時において、溶接トーチとワークとの接触が生じ
た場合に、接触感度切換制御部によって高い接触検出感
度に切り換えられているため、溶接トーチとワークとの
接触から動作停止までの時間が短縮でき、溶接トーチの
損傷防止が図れる。
【0009】また、溶接作業中において、溶接トーチに
対するスパッタの付着等により、該スパッタ等を介して
溶接トーチとワークとの接触が瞬間的に生じた場合に、
接触感度切換制御部によって低い接触検出感度に切り換
えられているため、溶接トーチとワークとの接触検出が
なされず、従って誤った接触検出が防止でき、誤検出に
よる溶接作業の中断が有効に防止できる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
すると、図4において、1は公知の直角座標(X軸、Y
軸、Z軸)形の溶接ロボットで、端末に垂直軸2を有
し、該垂直軸2の下端には該垂直軸線Lまわり(矢印
α)に旋回可能に第1腕3が支承されている。4は第1
腕3の先端に斜軸線Mまわり(矢印β)に旋回可能に支
承された第2腕で、その先端にはエンドエフェクタとし
ての溶接トーチ5が取着されている。
【0011】そして、前記垂直軸線L、斜軸線M、およ
び溶接トーチ5の中心軸線Nは一点Qで交差するように
構成され、溶接トーチ5からその軸心方向に出退操作自
在に延びる電極6の先端の溶接作動点が点Qに一致する
ように設定されており、溶接トーチ5および電極6はワ
ークWとの電気的な接触により位置を検出する位置検出
装置としてのSLSセンサを兼用した構成とされてい
る。そして、矢印αおよびβ方向の旋回角度を制御する
ことにより、溶接トーチ5の垂直軸線Lに対する姿勢角
θおよび旋回角ψ(いわゆるオイラ角)を点Qを固定し
て制御し得るよう構成されている。
【0012】10は溶接電源装置、11は溶接電源装置
10に付設した電極送給装置で、適宜送給ローラ(図示
省略)の回転によりスプール11aから電極6を送り出
し、引き込み操作して溶接トーチ5に送給制御するよう
構成されている。
【0013】前記溶接電源装置10は、溶接用電源10
a(低電圧高電流)と検出用電源10b(高電圧低電
流)を並列に接続し、両電源10a、10bの一端側は
切換手段10cを介して電極6に接続可能とされ、溶接
用電源10aの他端側は直接に、また検出用電源10b
の他端側は電流検出器10dを介して、いずれもワーク
Wに接続し得るように構成されている。
【0014】13は溶接ロボット1全体を制御するコン
ピュータ内蔵の制御部で、CPUやメモリ等を有する。
そして、制御部13は、ティーチングにより溶接プログ
ラムを作成するマニュアルモードや、溶接実行を伴わな
いで溶接プログラムをステップ送りして教示位置の確認
等が行えるテストモードや、溶接プログラムに従って自
動的に溶接作業が実行されるオートモード等の操作部を
具備している。
【0015】また、制御部13には、図2に示される如
く、溶接トーチ5のノズル部とワークW間に電圧を印加
し、この電圧の変化によって溶接トーチ5とワークWと
の接触検出を行うトーチ接触検出機能15と、トーチ接
触検出機能15による溶接トーチ5の接触検出信号によ
り溶接トーチ5の動作を停止させるロボット停止機能1
6とが備えられている。
【0016】前記トーチ接触検出機能15には選択自在
な高低複数種類の接触検出感度の接触検出部15a、1
5bが備えられており、本実施例では接触検出感度の高
い高接触検出部15aと、接触検出感度の低い低接触検
出部15bとの一対が備えられている。
【0017】さらに、制御部13には、図2に示される
如く、ティーチングされたプログラムに基づいて、トー
チ接触検出機能15の高接触検出部15aもしくは低接
触検出部15bのいずれの接触検出部15a、15bを
選択するかの選択信号を出力する接触感度切換制御部1
7が備えられている。
【0018】図3は上記トーチ接触検出機能15、ロボ
ット停止機能16および接触感度切換制御部17の回路
図を示しており、20は高接触検出部15a用のタイマ
ーリレーで、21は低接触検出部15b用のタイマーリ
レーであり、各タイマーリレー20、21はそれぞれa
接点20a、21aを備えている。
【0019】そして、高接触検出部15a用のタイマー
リレー20は溶接トーチ5のノズル部側とワークW側と
が接触して、短時間、例えば0.3秒継続して通電され
るとa接点20aを閉作動させ、低接触検出部15b用
のタイマーリレー21は溶接トーチ5のノズル部側とワ
ークW側とが接触して、前記タイマーリレー20より長
い時間、例えば3秒継続して通電されるとa接点21a
を閉作動させるよう構成されている。なお、溶接トーチ
5のノズル部側とワークW側との接触時間が上記時間よ
り短い場合には、各a接点20a、21aが閉作動され
ず、接触検出と判断されない。
【0020】また、22は切換スイッチで、通常、低接
触検出部15b用のタイマーリレー21側に接続されて
おり、切換リレー23が励磁されると高接触検出部15
a用のタイマーリレー20側に切り換えられるよう構成
されている。24は接触感度切換制御部17からの指令
に応じて切換リレー23に対する通電をオン・オフ制御
する切換手段、25はロボット停止回路で、いずれかの
a接点20a、21aが閉作動して通電されると、溶接
ロボット1駆動用電源を遮断して溶接ロボット1の動作
を停止するよう構成されている。
【0021】図1はトーチ接触検出機能15における高
接触検出部15aと低接触検出部15bとの切り替えを
示すフローチャートを示しており、先ず最初に、ティー
チングされたプログラムの接触検出感度が高い接触検出
感度か低い接触検出感度かが判断される(ステップS
1)。
【0022】ステップS1において、プログラムの接触
検出感度が低い接触検出感度であれば、ステップS2に
移行して、現在の溶接トーチ5の接触検出感度が高い接
触検出感度か低い接触検出感度かが判断される。そし
て、現在の溶接トーチ5の接触検出感度が低い接触検出
感度であれば、トーチ接触検出機能15の接触検出感度
は現状の低接触検出部15bで維持される。
【0023】ステップS2において、現在の溶接トーチ
5の接触検出感度が高い接触検出感度であれば、ステッ
プS3に移行して、接触感度切換制御部17からの低接
触検出部15bの選択信号により、トーチ接触検出機能
15の接触検出感度は高接触検出部15aから低接触検
出部15bに切り換えられる。即ち、接触感度切換制御
部17からの低接触検出部15bの選択信号により、切
換手段24は切換リレー23に対する通電をオフし、こ
こに切換スイッチ22は低接触検出部15b用のタイマ
ーリレー21側に切り換えられる。
【0024】また、ステップS1において、プログラム
の接触検出感度が高い接触検出感度であれば、ステップ
S4に移行して、現在の溶接トーチ5の接触検出感度が
高い接触検出感度か低い接触検出感度かが判断される。
そして、現在の溶接トーチ5の接触検出感度が高い接触
検出感度であれば、トーチ接触検出機能15の接触検出
感度は現状の高接触検出部15aで維持される。
【0025】ステップS4において、現在の溶接トーチ
5の接触検出感度が低い接触検出感度であれば、ステッ
プS5に移行して、接触感度切換制御部17からの高接
触検出部15aの選択信号により、トーチ接触検出機能
15の接触検出感度は低接触検出部15bから高接触検
出部15aに切り換えられる。即ち、接触感度切換制御
部17からの高接触検出部15aの選択信号により、切
換手段24は切換リレー23に対する通電をオンし、こ
こに切換スイッチ22は高接触検出部15a用のタイマ
ーリレー20側に切り換えられる。
【0026】例えば、図4に示されるように、水平板W
1と、水平板W1上に仮付けされた垂直部材W2とから
なるワークWの直角隅部をA点からB点まで水平隅肉溶
接する場合について説明すると、マニュアルモードで以
下のようにして溶接プログラムのティーチングを行えば
よい。
【0027】即ち、溶接トーチ5から突出される電極6
の突き出し量を溶接に適した所定の長さに設定し、溶接
開始点A近傍のスタート位置P1を教示すると共に、高
接触検出部15aを選択する旨の情報や移動速度の情報
や直線補間の情報等を教示する。
【0028】次に、溶接トーチ5から突出する電極6の
先端を溶接開始点Aに位置させると共に、溶接トーチ5
を溶接に適した姿勢に位置決めして溶接開始点Aを教示
する。この際、低接触検出部15bを選択する旨の情報
や溶接条件等の各種情報を教示する。
【0029】次に、溶接トーチ5から突出する電極6の
先端を溶接終了点Bに位置させると共に溶接トーチ5を
溶接に適した姿勢に位置決めして溶接終了点Bを教示す
る。この際、高接触検出部15aを選択する旨の情報や
溶接条件等の各種情報を教示する。
【0030】次に、溶接終了点B近傍の退避位置P2を
教示すると共に、直線補間の情報等を教示する。
【0031】そして、ティーチングが終了して作成され
たプログラムにより、自動溶接作業を実行すれば、溶接
トーチ5から突出される電極6の突き出し量を溶接に適
した所定の長さに設定した後、溶接開始点A近傍のスタ
ート位置P1に位置される。
【0032】次に、溶接トーチ5が溶接開始点Aに移動
される際、ティーチングされた教示情報に基づき、接触
感度切換制御部17から高接触検出部15aの選択信号
が出力され、トーチ接触検出機能15はこの選択信号を
受けて高接触検出部15aが選択される。そして、スタ
ート位置P1から溶接開始点Aまで比較的速い速度で溶
接トーチ5が移動される。
【0033】溶接トーチ5が溶接開始点Aに到着する
と、ティーチングされた教示情報に基づき、接触感度切
換制御部17から低接触検出部15bの選択信号が出力
され、トーチ接触検出機能15はこの選択信号を受けて
低接触検出部15bに切り換えられる。そして、溶接開
始点Aから溶接終了点Bに向けて教示された溶接条件の
下に溶接が実行される。
【0034】溶接終了点Bまで溶接が終了すると、ティ
ーチングされた教示情報に基づき、接触感度切換制御部
17から高接触検出部15aの選択信号が出力され、ト
ーチ接触検出機能15はこの選択信号を受けて高接触検
出部15aに切り換えられる。そして、溶接終了点Bか
ら退避位置P2まで比較的速い速度で溶接トーチ5が移
動される。
【0035】この一連の自動溶接作業において、非溶接
作業部分である溶接トーチ5の移動速度が速い溶接トー
チ5の空走時、即ち、スタート位置P1と溶接開始点A
間もしくは溶接終了点Bと退避位置P2間において、溶
接トーチ5とワークW側との接触が生じた場合に、接触
感度切換制御部17によってトーチ接触検出機能15が
高接触検出部15a側に切り換えられているため、溶接
トーチ5とワークW側との接触が短時間で検出でき、溶
接トーチ5とワークW側との接触から動作停止までの時
間が短縮でき、溶接トーチ5の損傷が有効に防止でき
る。
【0036】また、溶接作業中、即ち、溶接開始点Aと
溶接終了点B間において、溶接トーチ5に対するスパッ
タの付着等により、該スパッタ等を介して溶接トーチ5
とワークW側との接触が瞬間的に生じた場合に、接触感
度切換制御部17によってトーチ接触検出機能15が低
接触検出部15b側に切り換えられているため、溶接ト
ーチ5とワークW側との瞬間的な接触では接触検出がな
されず、従って、誤った接触検出が防止でき、ここに、
誤検出による溶接作業の中断が有効に防止できる。
【0037】そして、誤検出による溶接作業の中断が有
効に防止できることから、誤検出に基づく不必要な溶接
作業の中断回数の減少が図れ、溶接ロボット1の自動運
転時間をより長く確保でき、自動化率の向上が図れる。
【0038】また、溶接作業中において、溶接トーチ5
とワークW側との接触が生じた場合は、高接触検出部1
5aによる接触検出時間よりも若干接触検出時間が長く
かかることになるが、溶接作業中は溶接トーチ5の移動
速度が遅く、溶接トーチ5の損傷が有効に回避できる。
【0039】なお、上記実施例においては、選択される
接触検出部15a、15bが高低2種類の構成の溶接ロ
ボット1を開示しているが、選択自在なより多数種の接
触検出部を備えた構成とし、ワークWの形状や種類や溶
接条件に応じて、それに見合った接触検出感度をそれぞ
れ選択する構造であってもよい。
【0040】また、接触検出感度において、高い接触検
出感度として溶接トーチ5とワークWとの接触を瞬時に
検出する接触検出感度のものや、低い接触検出感度とし
て溶接トーチ5とワークWとが接触しても検出しない接
触検出感度のものを含める構造であってもよい。
【0041】
【発明の効果】以上のように、本発明の溶接ロボットに
おける溶接トーチ接触感度切換装置によれば、溶接ロボ
ットに備えられた溶接トーチのノズル部とワーク間に電
圧を印加し、この電圧の変化によって溶接トーチとワー
クとの接触検出を行うトーチ接触検出機能を備え、トー
チ接触検出機能による溶接トーチの接触検出信号により
溶接トーチの動作を停止させるロボット停止機能を備え
た溶接ロボットにおいて、前記トーチ接触検出機能は選
択自在な高低複数種類の接触検出感度の接触検出部を備
え、ティーチングに基づいて前記各接触検出部のいずれ
かを選択する接触感度切換制御部を備えてなるものであ
り、接触検出部の選択により、溶接トーチの空走時にお
ける溶接トーチの損傷防止を図ると共に、溶接作業中に
おけるスパッタの付着等に起因する溶接作業中断回数の
減少を図れ、自動化率の向上が図れる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかるフローチャートであ
る。
【図2】本発明に係る要部ブロック図である。
【図3】本発明に係る要部回路図である。
【図4】本発明を採用した溶接ロボットの説明図であ
る。
【符号の説明】
1 溶接ロボット 5 溶接トーチ 13 制御部 15 トーチ接触検出機能 15a 高接触検出部 15b 低接触検出部 16 ロボット停止機能 17 接触感度切換制御部 20 タイマーリレー 21 タイマーリレー 22 切換スイッチ 23 切換リレー 24 切換手段 25 ロボット停止回路 W ワーク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶接ロボットに備えられた溶接トーチの
    ノズル部とワーク間に電圧を印加し、この電圧の変化に
    よって溶接トーチとワークとの接触検出を行うトーチ接
    触検出機能を備え、トーチ接触検出機能による溶接トー
    チの接触検出信号により溶接トーチの動作を停止させる
    ロボット停止機能を備えた溶接ロボットにおいて、 前記トーチ接触検出機能は選択自在な高低複数種類の接
    触検出感度の接触検出部を備え、ティーチングに基づい
    て前記各接触検出部のいずれかを選択する接触感度切換
    制御部を備えてなることを特徴とする溶接ロボットにお
    ける溶接トーチ接触感度切換装置。
JP6321193A 1993-02-26 1993-02-26 溶接ロボットにおける溶接トーチ接触感度切換装置 Pending JPH06246450A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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