JPH06244964A - 回線交換方式 - Google Patents
回線交換方式Info
- Publication number
- JPH06244964A JPH06244964A JP3045193A JP3045193A JPH06244964A JP H06244964 A JPH06244964 A JP H06244964A JP 3045193 A JP3045193 A JP 3045193A JP 3045193 A JP3045193 A JP 3045193A JP H06244964 A JPH06244964 A JP H06244964A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- information transfer
- line
- transfer capability
- isdn
- network
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 極めて容易に最適な情報転送能力を指定でき
る回線交換方式を提供することを目的としている。 【構成】 アナログ端末6からISDN網2側への呼が発生
すると、ISDNトランク回路9ではISDN網2に対しアナロ
グ網1の情報転送能力が選択される。したがって、情報
転送能力の指定をユ―ザが行う必要はなくなる。よっ
て、発呼操作の煩わしさが解消されるとともに、最適な
情報転送能力が設定され、回線の有効利用が図られる。
る回線交換方式を提供することを目的としている。 【構成】 アナログ端末6からISDN網2側への呼が発生
すると、ISDNトランク回路9ではISDN網2に対しアナロ
グ網1の情報転送能力が選択される。したがって、情報
転送能力の指定をユ―ザが行う必要はなくなる。よっ
て、発呼操作の煩わしさが解消されるとともに、最適な
情報転送能力が設定され、回線の有効利用が図られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばアナログ局線
とISDN局線とを収容する構内交換機(Private Branch E
xchange )に適用される回線交換方式に関する。
とISDN局線とを収容する構内交換機(Private Branch E
xchange )に適用される回線交換方式に関する。
【0002】
【従来の技術】アナログからディジタルへの移行は、各
種分野に波及している。通信網もその一つであり、現在
CCITT(国際電信電話諮問委員会)で国際標準化が進めら
れているISDN(Integrated Service Digital Network;
サ―ビス統合ディジタル網)はその具体例である。
種分野に波及している。通信網もその一つであり、現在
CCITT(国際電信電話諮問委員会)で国際標準化が進めら
れているISDN(Integrated Service Digital Network;
サ―ビス統合ディジタル網)はその具体例である。
【0003】ISDNによれば、現在、電話網、デ―タ通信
網、ファクシミリ網等のように、従来から各々端末の種
別毎に独立してサ―ビスされていた通信網が一つの網に
統合されることになり、より多様なサ―ビスが実現され
る。
網、ファクシミリ網等のように、従来から各々端末の種
別毎に独立してサ―ビスされていた通信網が一つの網に
統合されることになり、より多様なサ―ビスが実現され
る。
【0004】こうしたISDN化の進展に伴って、構内交換
機(Private Branch Exchange )も、当然、ISDN化が必
要となる。
機(Private Branch Exchange )も、当然、ISDN化が必
要となる。
【0005】ところで、構内交換機がISDN化された場合
でも、従来のアナログ局線も収容し、接続された端末の
種別に応じて、アナログ局線とISDN局線とを使い分ける
ことが考えられる。この場合、通常はアナログ端末(電
話機等)はアナログ局線を用いて通信が行われるが、ア
ナログ局線が使用中の場合に備えて、ISDN局線も使用で
きるようにすることが考えられる。その際、ISDN局線に
おいては、情報転送能力を呼毎に論理的に可変できるた
め、このようにアナログ端末がISDN局線を使用する場合
には、回線の有効利用を考慮して、情報転送能力を指定
すべきである。
でも、従来のアナログ局線も収容し、接続された端末の
種別に応じて、アナログ局線とISDN局線とを使い分ける
ことが考えられる。この場合、通常はアナログ端末(電
話機等)はアナログ局線を用いて通信が行われるが、ア
ナログ局線が使用中の場合に備えて、ISDN局線も使用で
きるようにすることが考えられる。その際、ISDN局線に
おいては、情報転送能力を呼毎に論理的に可変できるた
め、このようにアナログ端末がISDN局線を使用する場合
には、回線の有効利用を考慮して、情報転送能力を指定
すべきである。
【0006】ところが、このような情報転送能力の指定
を例えばユ―ザが行うものとすると、ユ―ザにとって発
呼操作は非常に煩わしいものとなる。また、誤操作や指
定忘れにより、最適な情報転送能力を設定できず、結
局、回線の有効利用が図れないこともある。
を例えばユ―ザが行うものとすると、ユ―ザにとって発
呼操作は非常に煩わしいものとなる。また、誤操作や指
定忘れにより、最適な情報転送能力を設定できず、結
局、回線の有効利用が図れないこともある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このようにアナログ局
線とISDN局線とを収容する従来の構内交換機において
は、トラフィックに応じてアナログ端末によるISDN局線
の使用を可能とすることが考えられるが、ISDN局線に対
する情報転送能力の指定を例えばユ―ザが行うものとす
ると、ユ―ザにとって発呼操作は非常に煩わしいものと
なるし、誤操作や指定忘れにより、最適な情報転送能力
を設定できないといった問題がある。
線とISDN局線とを収容する従来の構内交換機において
は、トラフィックに応じてアナログ端末によるISDN局線
の使用を可能とすることが考えられるが、ISDN局線に対
する情報転送能力の指定を例えばユ―ザが行うものとす
ると、ユ―ザにとって発呼操作は非常に煩わしいものと
なるし、誤操作や指定忘れにより、最適な情報転送能力
を設定できないといった問題がある。
【0008】そこで、この発明は、極めて容易に最適な
情報転送能力を指定できる回線交換方式を提供すること
を目的としている。
情報転送能力を指定できる回線交換方式を提供すること
を目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、情報転送能
力を呼毎に論理的に可変できる可変回線と、情報転送能
力が固定された固定回線とを収容する回線交換装置にお
いて、固定回線に対応する呼が発生すると、通信回線と
して、まず固定回線を選択し、この選択が無効なとき
は、可変回線の情報転送能力を固定回線の情報転送能力
に設定しこの可変回線を選択するものである。
力を呼毎に論理的に可変できる可変回線と、情報転送能
力が固定された固定回線とを収容する回線交換装置にお
いて、固定回線に対応する呼が発生すると、通信回線と
して、まず固定回線を選択し、この選択が無効なとき
は、可変回線の情報転送能力を固定回線の情報転送能力
に設定しこの可変回線を選択するものである。
【0010】
【作用】この発明では、固定回線に対応する呼が発生
し、可変回線を選択するとき、可変回線の情報転送能力
を固定回線の情報転送能力に設定しているので、極めて
容易に最適な情報転送能力を指定できる。
し、可変回線を選択するとき、可変回線の情報転送能力
を固定回線の情報転送能力に設定しているので、極めて
容易に最適な情報転送能力を指定できる。
【0011】
【実施例】以下、この発明の一実施例を説明する。
【0012】図1はこの実施例に係る通信システムの構
成を示す図である。
成を示す図である。
【0013】同図において、符号1は情報転送能力が固
定された従来のアナログ網、2は情報転送能力を呼毎に
論理的に可変できるISDN網であり、構内交換機3はアナ
ログ局線4、ISDN局線5を介し、これらアナログ網1、
ISDN網2に接続されている。この交換機3に対しては、
例えば電話機であるアナログ端末6、さらにはISDN対応
ということで、例えばデ―タ端末であるISDN端末7が接
続されている。また、この交換機3は、アナログ局線4
を介しアナログ網1に接続されるアナログトランク回路
8、ISDN局線5を介しプライマリレ―トとして例えば2
3B+Dを単位としてISDN網2に接続されるISDNトラン
ク回路9を備える。
定された従来のアナログ網、2は情報転送能力を呼毎に
論理的に可変できるISDN網であり、構内交換機3はアナ
ログ局線4、ISDN局線5を介し、これらアナログ網1、
ISDN網2に接続されている。この交換機3に対しては、
例えば電話機であるアナログ端末6、さらにはISDN対応
ということで、例えばデ―タ端末であるISDN端末7が接
続されている。また、この交換機3は、アナログ局線4
を介しアナログ網1に接続されるアナログトランク回路
8、ISDN局線5を介しプライマリレ―トとして例えば2
3B+Dを単位としてISDN網2に接続されるISDNトラン
ク回路9を備える。
【0014】そして、この交換機3では、アナログ端末
6からの呼に対してはアナログ網1側にパスが設定さ
れ、ISDN端末7からの呼に対してはISDN網2側にパスが
設定される。また、アナログ端末6からの呼に対しアナ
ログ網1側へのパスが塞がっているときには、ISDN網2
側にパスが設定される。
6からの呼に対してはアナログ網1側にパスが設定さ
れ、ISDN端末7からの呼に対してはISDN網2側にパスが
設定される。また、アナログ端末6からの呼に対しアナ
ログ網1側へのパスが塞がっているときには、ISDN網2
側にパスが設定される。
【0015】また、ISDN端末7から呼を発生するときに
は、情報転送能力を交換機3に対し通知する。この情報
転送能力としては、標準電話機に対応する“Speech”、
モデム付きデ―タ端末に対応する“Audio ”、モデムな
しデ―タ端末に対応する“Unrest”と呼ばれるものがあ
る。
は、情報転送能力を交換機3に対し通知する。この情報
転送能力としては、標準電話機に対応する“Speech”、
モデム付きデ―タ端末に対応する“Audio ”、モデムな
しデ―タ端末に対応する“Unrest”と呼ばれるものがあ
る。
【0016】次に、この交換機3で行われる、この発明
に係る回線交換方式を図2に示すフロ―チャ―トに基づ
き説明する。
に係る回線交換方式を図2に示すフロ―チャ―トに基づ
き説明する。
【0017】まず、ISDN端末7において情報転送能力が
指定された呼が発生されると(ステップ 201)、ISDN網
2側にパスが設定されるとともに、ISDNトランク回路9
ではISDN網2に対し指定された情報転送能力が選択され
る(ステップ 202)。これに続けて発呼が行われる(ス
テップ 203)。
指定された呼が発生されると(ステップ 201)、ISDN網
2側にパスが設定されるとともに、ISDNトランク回路9
ではISDN網2に対し指定された情報転送能力が選択され
る(ステップ 202)。これに続けて発呼が行われる(ス
テップ 203)。
【0018】一方、情報転送能力が指定されないアナロ
グ端末6から呼が発生されると、アナログ網1側にパス
が設定されるとともに、このアナログ網1の固定値であ
る情報転送能力が記憶される(ステップ 204、 205)。
これに続けて発呼が行われる(ステップ 203)。
グ端末6から呼が発生されると、アナログ網1側にパス
が設定されるとともに、このアナログ網1の固定値であ
る情報転送能力が記憶される(ステップ 204、 205)。
これに続けて発呼が行われる(ステップ 203)。
【0019】また、アナログ端末6からの呼に対しアナ
ログ網1側へのパスが塞がっているときには(ステップ
206)、ISDN網2側にパスが設定されるとともに、ISDN
トランク回路9ではISDN網2に対し上述のように記憶し
たアナログ網1の情報転送能力、例えばこれに近い“Au
dio ”が選択される(ステップ 207)。これに続けて発
呼が行われる(ステップ 203)。
ログ網1側へのパスが塞がっているときには(ステップ
206)、ISDN網2側にパスが設定されるとともに、ISDN
トランク回路9ではISDN網2に対し上述のように記憶し
たアナログ網1の情報転送能力、例えばこれに近い“Au
dio ”が選択される(ステップ 207)。これに続けて発
呼が行われる(ステップ 203)。
【0020】このように、アナログ端末6からISDN網2
側への呼が発生すると、ISDNトランク回路9ではISDN網
2に対しアナログ網1の情報転送能力が選択されるの
で、情報転送能力の指定をユ―ザが行う必要はなくな
る。これにより、発呼操作の煩わしさが解消されるとと
もに、最適な情報転送能力が設定され、回線の有効利用
が図られる。
側への呼が発生すると、ISDNトランク回路9ではISDN網
2に対しアナログ網1の情報転送能力が選択されるの
で、情報転送能力の指定をユ―ザが行う必要はなくな
る。これにより、発呼操作の煩わしさが解消されるとと
もに、最適な情報転送能力が設定され、回線の有効利用
が図られる。
【0021】なお、上述した実施例では、呼毎に情報転
送能力の指定が可能な網としてはISDN網であったが、情
報転送能力を交換機間で通知することが可能であれば、
既存のディジタル専用線等でも同等の機能が実現され
る。
送能力の指定が可能な網としてはISDN網であったが、情
報転送能力を交換機間で通知することが可能であれば、
既存のディジタル専用線等でも同等の機能が実現され
る。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、極めて容易に最適な情報転送能力を指定できる。
ば、極めて容易に最適な情報転送能力を指定できる。
【図1】 この発明の一実施例に係る通信ステムの構成
を示す図
を示す図
【図2】 このシステムの動作を示すフロ―チャ―ト
1…アナログ網、2…ISDN網、3…構内交換機、4…ア
ナログ局線、5…ISDN局線、6…アナログ端末、7…IS
DN端末、8…アナログトランク回路、9…ISDNトランク
回路。
ナログ局線、5…ISDN局線、6…アナログ端末、7…IS
DN端末、8…アナログトランク回路、9…ISDNトランク
回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 牧野 将哉 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 情報転送能力を呼毎に論理的に可変でき
る可変回線と、情報転送能力が固定された固定回線とを
収容する回線交換装置において、 前記固定回線に対応する呼が発生すると、通信回線とし
て、まず前記固定回線を選択し、この選択が無効なとき
は、前記可変回線の情報転送能力を前記固定回線の情報
転送能力に設定しこの可変回線を選択することを特徴と
する回線交換方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03045193A JP3234024B2 (ja) | 1993-02-19 | 1993-02-19 | 回線交換方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03045193A JP3234024B2 (ja) | 1993-02-19 | 1993-02-19 | 回線交換方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06244964A true JPH06244964A (ja) | 1994-09-02 |
JP3234024B2 JP3234024B2 (ja) | 2001-12-04 |
Family
ID=12304282
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03045193A Expired - Fee Related JP3234024B2 (ja) | 1993-02-19 | 1993-02-19 | 回線交換方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3234024B2 (ja) |
-
1993
- 1993-02-19 JP JP03045193A patent/JP3234024B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3234024B2 (ja) | 2001-12-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5289536A (en) | Least cost routing method according to information transfer capability of customer premises equipment | |
US4139739A (en) | Telecommunications call back system | |
US5835568A (en) | Communications system call complete arrangement | |
US7555109B2 (en) | System and method for caller control of a distinctive ring | |
US5305377A (en) | Apparatus for providing an ISDN to analog interface | |
JPH04200090A (ja) | Pbxのダイレクトダイヤルイン処理装置 | |
JPH06205105A (ja) | ローカル交換機を通じての広帯域通信チャネルのダイアルアップ交換及び伝送 | |
US5838781A (en) | Method and arrangement of establishing bearer capability information on a call incoming to an ISDN exchange | |
EP0899927B1 (en) | Communication apparatus notifying calling information to called party | |
JP2727779B2 (ja) | Isdn回線個別着信方式 | |
JP3234024B2 (ja) | 回線交換方式 | |
JP3337738B2 (ja) | 回線交換方式 | |
US6088438A (en) | Method of and apparatus for networking a plurality of private branch exchange systems using ISDN lines | |
JP3157936B2 (ja) | 通信装置 | |
JPH02260749A (ja) | 交換装置 | |
JP3234698B2 (ja) | Isdn交換機および端末 | |
JP3325330B2 (ja) | 電子交換機 | |
KR19980014742A (ko) | 간이교환 장치의 수신링 자동분배 방법 | |
JPH0563829A (ja) | デイジタル構内交換機 | |
JPH08251287A (ja) | 優先電話呼の接続方法 | |
JP2746000B2 (ja) | ダイヤルイン回線制御方法 | |
JPH04200057A (ja) | 経済ルート選択方法 | |
JPH0537453A (ja) | 加入者デジタル無線通信システム | |
JPS6271358A (ja) | 交換網選択方式 | |
JP2003032378A (ja) | バルク通信装置および回線バルク通信システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20010904 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |