JPH06243954A - 自己発熱型回路基板 - Google Patents

自己発熱型回路基板

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Publication number
JPH06243954A
JPH06243954A JP5486793A JP5486793A JPH06243954A JP H06243954 A JPH06243954 A JP H06243954A JP 5486793 A JP5486793 A JP 5486793A JP 5486793 A JP5486793 A JP 5486793A JP H06243954 A JPH06243954 A JP H06243954A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
self
heating type
circuit board
surface side
heater
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5486793A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Ida
雅之 井田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Kansai Nippon Electric Co Ltd
Original Assignee
Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Kansai Nippon Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd, Kansai Nippon Electric Co Ltd filed Critical Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Priority to JP5486793A priority Critical patent/JPH06243954A/ja
Publication of JPH06243954A publication Critical patent/JPH06243954A/ja
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  • Control Of Resistance Heating (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】温度保証のなされた高精度の自己発熱型発振器
を構成できる自己発熱型回路基板を提供することを目的
とする。 【構成】自己発熱型回路基板1の基板本体11の表面側
に制御回路2が配設配線されており、水晶発振器3が搭
載されている。該水晶発振器3は、例えば、水晶振動子
(不図示)を金属製ケース31に収容し、導出リード3
2,32を略直角に折曲して基板本体11上に寝かせた
状態で配置されている。裏面側には、タングステン等の
発熱体を蒸着してパターニングされたヒータ回路部4が
形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、高精度が要求
される発振器を好適に搭載することができる自己発熱型
回路基板に関する。
【0002】
【従来の技術】衛星通信用機器等では、高精度の発振器
等が利用されている。例えば、外部の温度変化に対して
も安定した基準の発振周波数を高精度で得るため、自己
発熱型発振器(OCXO)が用いられている。この自己
発熱型発振器としては、例えば、図4に示すように、水
晶発振器100をヒータケース101に収容し、該ヒー
タケース101の周囲にコイル102を巻き付けてヒー
タ部103を構成すると共に、該ヒータ部103と該ヒ
ータ部103を恒温状態に保つための制御回路基板10
4とを外囲器105に収容している。
【0003】このような自己発熱型発振器では、制御回
路基板104によってヒータ部103の温度を制御して
常温より高い恒温状態とし、水晶発振器100を外部温
度の影響を受けることなく、安定した発振周波数を得る
ようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記自
己発熱型発振器は、ヒータケース101に水晶発振器1
00を収容してヒータ部103を形成し、外囲器105
内に制御回路基板104と共に配置しているため、全体
の容積が大きくなり、近似の小型化に対応できないとい
った問題があった。
【0005】また、制御回路基板104自体も熱に対し
て不安であった。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の第1の自己発熱型回路基板は、基板本体の
表面側に制御回路部を形成すると共に、裏面側にヒータ
回路部を形成したことを特徴とする。そして、第2の自
己発熱型回路基板は、基板本体上に水晶発振器を配置し
て制御回路部を形成すると共に、裏面側にヒータ回路部
を形成したことを特徴とし、第3の自己発熱型回路基板
は、セラミック製基板本体の表面側に制御回路部を形成
すると共に、裏面側にヒータ回路部を形成したことを特
徴とする。また、第4の自己発熱型回路基板は、基板本
体の裏面側にタングステン蒸着によりヒータ回路部を形
成したことを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明の自己発熱型回路基板は、基板本体の表
面側に形成される制御回路部によって基板本体の裏面側
に形成されるヒータ回路部が制御され、この基板本体が
所定の温度に加熱されるようになる。このため、基板本
体が恒温状態を維持し、表面側に搭載された電子部品等
が水晶発振器であると、外部の温度変化に対しても安定
した動作により基準となる周波数が確実に得られるよう
になる。そして、基板本体がセラミック製のものは、耐
熱性が高いためヒータ回路部の温度上昇に対しても耐久
性があり、タングステン蒸着によるヒータ回路部の形成
が容易となり、小型の自己発熱型回路基板を構成するこ
とが可能となる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。
【0009】図1は本発明の実施例に係る自己発熱型回
路基板の表面側の概略斜視図であり、図2は同実施例の
裏面側の概略斜視図である。図に示す自己発熱型回路基
板Iは、衛星通信等の精密機器において基準となる発振
周波数を得るための自己発熱型発振器を構成する回路基
板であり、図3に示すように、外囲器5に収容して使用
されるものである。
【0010】上記自己発熱型回路基板Iの基板本体11
はセラミック製であり、耐熱性が高く温度上昇に対して
も耐久性があるもので、該基板本体11の表面側には、
制御回路2が配設配置されており、水晶発振器3が搭載
されている。該水晶発振器3は、例えば、水晶振動子
(不図示)を金属製ケース31に収容し、導出リード3
2,32を略直角に折曲して基板本体11上に寝かせた
状態で配置しており、上方への突出長さが抑えられてい
る。
【0011】そして、図2に示すように、裏面側には、
タングステン等の発熱体を蒸着パターニングされたヒー
タ回路部4が形成されている。該ヒータ回路部4は、例
えば、矩形状パターンとしたもので、パターン両端を外
部電源(不図示)に接続すると共に、表面側の制御回路
2によって発熱量の調整が行われるようになっている。
尚、蒸着物質としては、ニッケル・クロム合金等の発熱
体を用いてもよいが、実施例のようにタングステンを利
用すると取扱性が良く作業性が向上するので好ましい。
また、基板本体11がセラミック製であるため、耐熱性
が高いのでヒータ回路部の温度上昇に対しても耐久性が
あり、タングステン蒸着によるヒータ回路部が可能とな
る。
【0012】上記自己発熱型回路基板Iは、図3に示す
ように、外囲器5内に収容されて温度保証された自己発
熱型発振器として利用されるもので、基板本体11の表
面側の制御回路2によって基板本体11の裏面側のヒー
タ回路部4を駆動させて発熱させると、該基板本体11
裏面側が加熱されて表面側が暖められるようになる。こ
のとき、温度を常温より高い一定温度に保持することに
より、基板本体11の表面側に配設される水晶発振器3
が絶えず恒温状態で動作することになり、温度変化によ
って水晶発振器3の発振周波数が変動することなく安定
した高精度の周波数を発振するようになる。
【0013】また、従来の自己発熱型発振器のように、
ヒータ部103と制御回路基板104とを別体で外囲器
105内に収容されているものと比べ、基板本体11に
制御回路2と水晶発振器3を搭載し、該基板本体11の
裏面側にヒータ回路部4を形成する本発明の自己発熱型
回路基板Iを外囲器5に収容することにより小型の自己
発熱型発振器が提供できるようになる。
【0014】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の自己発熱型回路基板は、基板本体の裏面側のヒータ回
路部の発熱により表面側の制御回路部が恒温状態を維持
するようになる。これにより、表面側に水晶発振器を設
けることにより外部の温度変化に対しても安定した動作
により基準となる周波数が確実に得られ、基板本体がセ
ラミック製のものは、耐熱性が高いためヒータ回路部の
温度上昇に対しても耐久性があり、タングステン蒸着に
よるヒータ回路部の形成が容易となり、小型の自己発熱
型発振器を構成することが実現するといった効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自己発熱型回路基板の表面側を示
す概略斜視図である。
【図2】本発明に係る自己発熱型回路基板の裏面側を示
す概略斜視図である。
【図3】同自己発熱型回路基板を外囲器に収容した自己
発熱型発振器の一部破断して示す概略斜視図である。
【図4】従来の自己発熱型発振器を一部破断して示す概
略斜視図である。
【符号の説明】
1 自己発熱型発振器 11 基板本体 2 制御回路 3 水晶発振器 4 ヒータ回路部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板本体の表面側に制御回路部を形成する
    と共に、裏面側にヒータ回路部を形成したことを特徴と
    する自己発熱型回路基板。
  2. 【請求項2】基板本体上に水晶発振器を配置して制御回
    路部を形成すると共に、裏面側にヒータ回路部を形成し
    たことを特徴とする自己発熱型回路基板。
  3. 【請求項3】セラミック製基板本体の表面側に制御回路
    部を形成すると共に、裏面側にヒータ回路部を形成した
    ことを特徴とする自己発熱型回路基板。
  4. 【請求項4】基板本体の裏面側にタングステン蒸着によ
    りヒータ回路部を形成したことを特徴とする自己発熱型
    回路基板。
JP5486793A 1993-02-19 1993-02-19 自己発熱型回路基板 Withdrawn JPH06243954A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5486793A JPH06243954A (ja) 1993-02-19 1993-02-19 自己発熱型回路基板

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Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06243954A true JPH06243954A (ja) 1994-09-02

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ID=12982541

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JP5486793A Withdrawn JPH06243954A (ja) 1993-02-19 1993-02-19 自己発熱型回路基板

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20080105670A1 (en) * 2005-01-24 2008-05-08 Markus Wolfel Printed Circuit Board or Card Comprising a Heating Wire

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20080105670A1 (en) * 2005-01-24 2008-05-08 Markus Wolfel Printed Circuit Board or Card Comprising a Heating Wire
US8481897B2 (en) * 2005-01-24 2013-07-09 Jumatech, Gmbh Printed circuit board or card comprising a heating wire

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20000509