JPH06243422A - 磁気ヘッドの製造方法および磁気ヘッド - Google Patents
磁気ヘッドの製造方法および磁気ヘッドInfo
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- JPH06243422A JPH06243422A JP3074993A JP3074993A JPH06243422A JP H06243422 A JPH06243422 A JP H06243422A JP 3074993 A JP3074993 A JP 3074993A JP 3074993 A JP3074993 A JP 3074993A JP H06243422 A JPH06243422 A JP H06243422A
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- Japan
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- soft magnetic
- track width
- melting point
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 基板11に形成した薄膜形成用溝の一方の傾
斜面に軟磁性薄膜13を形成し、第1の低融点ガラス1
2で上記薄膜形成用溝を充填して、基板ブロック24と
し、一対の基板ブロック24・24を接合してコアブロ
ック25とした後、摺動面上の軟磁性薄膜13の膜厚が
所定のトラック幅となるように、トラック幅規制用溝2
7を形成する。その後、このトラック幅規制用溝27
に、上記第1の低融点ガラス12よりも融点の低い第2
の低融点ガラスを充填する。 【効果】 完成した磁気ヘッドにおいてトラックずれが
生じることはなく、漏れ磁界によるサイドイレースを防
ぐことができるので、磁気ヘッドの品質向上を図ること
ががきる。また、軟磁性薄膜13成膜時等の製造工程に
おいて、膜厚規制を緩和できるので、歩留まりが向上す
る。
斜面に軟磁性薄膜13を形成し、第1の低融点ガラス1
2で上記薄膜形成用溝を充填して、基板ブロック24と
し、一対の基板ブロック24・24を接合してコアブロ
ック25とした後、摺動面上の軟磁性薄膜13の膜厚が
所定のトラック幅となるように、トラック幅規制用溝2
7を形成する。その後、このトラック幅規制用溝27
に、上記第1の低融点ガラス12よりも融点の低い第2
の低融点ガラスを充填する。 【効果】 完成した磁気ヘッドにおいてトラックずれが
生じることはなく、漏れ磁界によるサイドイレースを防
ぐことができるので、磁気ヘッドの品質向上を図ること
ががきる。また、軟磁性薄膜13成膜時等の製造工程に
おいて、膜厚規制を緩和できるので、歩留まりが向上す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオテープレコーダ
等の磁気記録再生装置に備えられ、磁気回路を構成する
軟磁性薄膜と、この軟磁性薄膜を支持する基板とを備え
た磁気ヘッド、及び磁気ヘッドの製造方法に関するもの
である。
等の磁気記録再生装置に備えられ、磁気回路を構成する
軟磁性薄膜と、この軟磁性薄膜を支持する基板とを備え
た磁気ヘッド、及び磁気ヘッドの製造方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】磁気記録技術の高度化に伴い、例えばメ
タルテープ等の高保磁力媒体が主流になってきた現在、
磁気ヘッドに使用されるコア材料には、高い飽和磁束密
度を有し、かつ狭トラック化されたものが要求されてい
る。このような状況の下、従来では、図10に示すよう
なヘッドチップ40を使用した磁気ヘッドが提案されて
いる。
タルテープ等の高保磁力媒体が主流になってきた現在、
磁気ヘッドに使用されるコア材料には、高い飽和磁束密
度を有し、かつ狭トラック化されたものが要求されてい
る。このような状況の下、従来では、図10に示すよう
なヘッドチップ40を使用した磁気ヘッドが提案されて
いる。
【0003】このヘッドチップ40の製造工程を説明す
ると、まず、図11に示すように、例えば感光性結晶化
ガラス、結晶化ガラス等の非磁性材料や、軟磁性フェラ
イト等の酸化物磁性材料からなる基板30の表面に、所
定のピッチ寸法Cで略V字状の薄膜形成用溝31…を形
成し、上記薄膜形成用溝31…の壁面に所定の膜厚で軟
磁性薄膜35…を形成する。次に、上記薄膜形成用溝3
1…に低融点ガラス32を充填した後、図12に示すよ
うに、上記薄膜形成用溝31…の頂点と低融点ガラス3
2の上端面が一致するところまで、低融点ガラス32を
平面状に研磨する。
ると、まず、図11に示すように、例えば感光性結晶化
ガラス、結晶化ガラス等の非磁性材料や、軟磁性フェラ
イト等の酸化物磁性材料からなる基板30の表面に、所
定のピッチ寸法Cで略V字状の薄膜形成用溝31…を形
成し、上記薄膜形成用溝31…の壁面に所定の膜厚で軟
磁性薄膜35…を形成する。次に、上記薄膜形成用溝3
1…に低融点ガラス32を充填した後、図12に示すよ
うに、上記薄膜形成用溝31…の頂点と低融点ガラス3
2の上端面が一致するところまで、低融点ガラス32を
平面状に研磨する。
【0004】その後、図13に示すように、記録媒体の
摺動面(図において手前側の面)における軟磁性薄膜3
5…の膜厚寸法が所定のトラック幅寸法となるように、
軟磁性薄膜35…と共に、この軟磁性薄膜35…に隣接
する基板30及び低融点ガラス32を研削することによ
り、トラック幅規制加工を行う。これにより、上記摺動
面には、所定の深さを有するトラック幅規制用溝41…
が、上記軟磁性薄膜35…に隣接して形成される。次い
で、基板31の両側面に内部巻線溝37及び外部巻線溝
38を形成し、さらに、上記低融点ガラス32の研磨面
であるギャップ面33に、図示しない非磁性ギャップ材
からなるギャップを形成することにより、基板ブロック
34を作製する。
摺動面(図において手前側の面)における軟磁性薄膜3
5…の膜厚寸法が所定のトラック幅寸法となるように、
軟磁性薄膜35…と共に、この軟磁性薄膜35…に隣接
する基板30及び低融点ガラス32を研削することによ
り、トラック幅規制加工を行う。これにより、上記摺動
面には、所定の深さを有するトラック幅規制用溝41…
が、上記軟磁性薄膜35…に隣接して形成される。次い
で、基板31の両側面に内部巻線溝37及び外部巻線溝
38を形成し、さらに、上記低融点ガラス32の研磨面
であるギャップ面33に、図示しない非磁性ギャップ材
からなるギャップを形成することにより、基板ブロック
34を作製する。
【0005】そして、図14に示すように、上記一対の
基板ブロック34・34のギャップ面33・33同士を
対向させ、加圧固定を行って接合し、コアブロック39
を形成する。さらに、上記コアブロック39の摺動面
に、前記低融点ガラス32よりもさらに融点の低い摺動
面用低融点ガラス36をモールドすることにより、先に
形成したトラック幅規制用溝41…を埋める。
基板ブロック34・34のギャップ面33・33同士を
対向させ、加圧固定を行って接合し、コアブロック39
を形成する。さらに、上記コアブロック39の摺動面
に、前記低融点ガラス32よりもさらに融点の低い摺動
面用低融点ガラス36をモールドすることにより、先に
形成したトラック幅規制用溝41…を埋める。
【0006】この工程の後、図15に示すように、上記
摺動面用低融点ガラス36を平面状に研磨し、さらに、
上記コアブロック39を図中2点鎖線に沿って所定のピ
ッチ寸法Dで切断することにより、図10に示すような
個々のヘッドチップ40が作製される。
摺動面用低融点ガラス36を平面状に研磨し、さらに、
上記コアブロック39を図中2点鎖線に沿って所定のピ
ッチ寸法Dで切断することにより、図10に示すような
個々のヘッドチップ40が作製される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような製造方法及び上記した構成の磁気ヘッドでは、そ
れぞれ以下のような原因により、磁気ヘッドの品質が低
下するという問題が生じている。
ような製造方法及び上記した構成の磁気ヘッドでは、そ
れぞれ以下のような原因により、磁気ヘッドの品質が低
下するという問題が生じている。
【0008】すなわち、上記の製造方法では、個々の基
板ブロック34の状態でトラック幅規制加工を行い、そ
の後で、一対の基板ブロック34・34を加圧圧着して
コアブロック39を作製するので、加圧圧着による接合
の際に、上記略V字状溝31のピッチがずれたり、基板
ブロック34におけるトラック幅規制加工時に平行度が
ずれたときなど、完成したヘッドチップ40において、
軟磁性薄膜35・35により形成されるトラックがずれ
てしまうという虞れがある。このようにトラックがずれ
た状態のヘッドチップ40により構成される磁気ヘッド
を用いて、記録媒体に情報の記録を行うと、漏れ磁界よ
るサイドイレースが招来される等、磁気ヘッドの品質が
低下する。
板ブロック34の状態でトラック幅規制加工を行い、そ
の後で、一対の基板ブロック34・34を加圧圧着して
コアブロック39を作製するので、加圧圧着による接合
の際に、上記略V字状溝31のピッチがずれたり、基板
ブロック34におけるトラック幅規制加工時に平行度が
ずれたときなど、完成したヘッドチップ40において、
軟磁性薄膜35・35により形成されるトラックがずれ
てしまうという虞れがある。このようにトラックがずれ
た状態のヘッドチップ40により構成される磁気ヘッド
を用いて、記録媒体に情報の記録を行うと、漏れ磁界よ
るサイドイレースが招来される等、磁気ヘッドの品質が
低下する。
【0009】また、上記トラック幅規制用溝に低融点ガ
ラスが充填されている磁気ヘッドでは、上記した低融点
ガラスが、白濁を生じ易いために、長時間の使用により
走行劣化を起こし易く、記録媒体との摩擦帯電により放
電ノイズも発生し易いため、品質の低下を招くものにな
っている。
ラスが充填されている磁気ヘッドでは、上記した低融点
ガラスが、白濁を生じ易いために、長時間の使用により
走行劣化を起こし易く、記録媒体との摩擦帯電により放
電ノイズも発生し易いため、品質の低下を招くものにな
っている。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る磁
気ヘッドの製造方法は、上記の課題を解決するために、
磁気回路を形成する軟磁性薄膜が成膜され、さらにこの
軟磁性薄膜上に低融点ガラスが設けられた一対の基板
を、磁気ヘッド摺動面上で上記軟磁性薄膜が連なるよう
に接合する磁気ヘッドの製造方法において、上記一対の
基板を接合した後、摺動面上における上記軟磁性薄膜の
膜厚が所定のトラック幅寸法になるように、軟磁性薄膜
の両側を研削してトラック幅規制加工を行い、このトラ
ック幅規制加工により生じた溝に、上記低融点ガラスよ
りもさらに低い融点を有するトラック幅規制部材を充填
することを特徴としている。
気ヘッドの製造方法は、上記の課題を解決するために、
磁気回路を形成する軟磁性薄膜が成膜され、さらにこの
軟磁性薄膜上に低融点ガラスが設けられた一対の基板
を、磁気ヘッド摺動面上で上記軟磁性薄膜が連なるよう
に接合する磁気ヘッドの製造方法において、上記一対の
基板を接合した後、摺動面上における上記軟磁性薄膜の
膜厚が所定のトラック幅寸法になるように、軟磁性薄膜
の両側を研削してトラック幅規制加工を行い、このトラ
ック幅規制加工により生じた溝に、上記低融点ガラスよ
りもさらに低い融点を有するトラック幅規制部材を充填
することを特徴としている。
【0011】また、請求項2の発明に係る磁気ヘッド
は、上記の課題を解決するために、磁気回路を形成する
軟磁性薄膜が成膜され、この軟磁性薄膜上に低融点ガラ
スが設けられた基板を備えた磁気ヘッドにおいて、磁気
ヘッド摺動面の軟磁性薄膜の膜厚を所定のトラック幅寸
法に規制するため上記軟磁性薄膜に隣接して形成された
トラック幅規制用溝に、上記低融点ガラスよりもさらに
低い融点を有するセラミクス材料が埋設されていること
を特徴としている。
は、上記の課題を解決するために、磁気回路を形成する
軟磁性薄膜が成膜され、この軟磁性薄膜上に低融点ガラ
スが設けられた基板を備えた磁気ヘッドにおいて、磁気
ヘッド摺動面の軟磁性薄膜の膜厚を所定のトラック幅寸
法に規制するため上記軟磁性薄膜に隣接して形成された
トラック幅規制用溝に、上記低融点ガラスよりもさらに
低い融点を有するセラミクス材料が埋設されていること
を特徴としている。
【0012】
【作用】請求項1の方法によれば、基板の接合時に、軟
磁性薄膜が多少ずれて接合された場合でも、基板の接合
後に行われるトラック幅規制加工により、軟磁性薄膜の
膜厚が所定のトラック幅寸法に規制されると共に、トラ
ックのずれが補正されるようになっている。したがっ
て、完成した磁気ヘッドにおいては、トラックずれが生
じることはなく、漏れ磁界によるサイドイレースも回避
されるので、磁気ヘッドの品質が向上すると共に、軟磁
性薄膜の成膜時等において、その膜厚規制が緩和される
ので、歩留まりも向上する。
磁性薄膜が多少ずれて接合された場合でも、基板の接合
後に行われるトラック幅規制加工により、軟磁性薄膜の
膜厚が所定のトラック幅寸法に規制されると共に、トラ
ックのずれが補正されるようになっている。したがっ
て、完成した磁気ヘッドにおいては、トラックずれが生
じることはなく、漏れ磁界によるサイドイレースも回避
されるので、磁気ヘッドの品質が向上すると共に、軟磁
性薄膜の成膜時等において、その膜厚規制が緩和される
ので、歩留まりも向上する。
【0013】また、請求項2の構成では、軟磁性薄膜に
隣接して設けられたトラック幅規制用溝にセラミクス材
料が埋設されている。このセラミクス材料は、実施例に
記載の実験結果から明らかなように、前記した従来で、
上記の溝に充填されていた低融点ガラスと比較して、摺
動性に優れ、かつ記録媒体との摩擦抵抗も小さいので、
長時間使用した場合でも、白濁が生じることはなく、走
行劣化を防ぐことができると共に、記録媒体の摺動時に
おける摩擦帯電も皆無であり、この摩擦帯電に起因する
放電ノイズを抑制できるので、磁気ヘッドの品質が向上
する。
隣接して設けられたトラック幅規制用溝にセラミクス材
料が埋設されている。このセラミクス材料は、実施例に
記載の実験結果から明らかなように、前記した従来で、
上記の溝に充填されていた低融点ガラスと比較して、摺
動性に優れ、かつ記録媒体との摩擦抵抗も小さいので、
長時間使用した場合でも、白濁が生じることはなく、走
行劣化を防ぐことができると共に、記録媒体の摺動時に
おける摩擦帯電も皆無であり、この摩擦帯電に起因する
放電ノイズを抑制できるので、磁気ヘッドの品質が向上
する。
【0014】
【実施例】本発明の一実施例について図1ないし図9に
基づいて説明すれば、以下の通りである。
基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0015】本実施例の製造方法により作製される磁気
ヘッドは、図2に示すような、高飽和磁束密度を有する
ヘッドチップ1を備えている。このヘッドチップ1
は、、例えば感光性結晶化ガラス、結晶化ガラス等の非
磁性材料や、軟磁性フェライト等の酸化物磁性材料から
なる一対の基板11・11を有している。この基板11
・11には、記録媒体との摺動面となるヘッドチップ1
の上端面で所定のトラック幅寸法となるように膜厚が規
制された軟磁性薄膜13・13が形成され、さらにこの
軟磁性薄膜13・13上に第1の低融点ガラス12・1
2が充填されている。また、この軟磁性薄膜13・13
の両側に設けられたトラック幅規制用溝27・27に
は、上記第1の低融点ガラス12よりもさらに低い融点
を有する第2の低融点ガラス(トラック幅規制部材)2
6がモールドされている。
ヘッドは、図2に示すような、高飽和磁束密度を有する
ヘッドチップ1を備えている。このヘッドチップ1
は、、例えば感光性結晶化ガラス、結晶化ガラス等の非
磁性材料や、軟磁性フェライト等の酸化物磁性材料から
なる一対の基板11・11を有している。この基板11
・11には、記録媒体との摺動面となるヘッドチップ1
の上端面で所定のトラック幅寸法となるように膜厚が規
制された軟磁性薄膜13・13が形成され、さらにこの
軟磁性薄膜13・13上に第1の低融点ガラス12・1
2が充填されている。また、この軟磁性薄膜13・13
の両側に設けられたトラック幅規制用溝27・27に
は、上記第1の低融点ガラス12よりもさらに低い融点
を有する第2の低融点ガラス(トラック幅規制部材)2
6がモールドされている。
【0016】上記のような構成のヘッドチップ1の製造
工程を説明すると、まず、図3に示すように、上記した
非磁性材料、あるいは酸化物磁性材料等からなる方形状
の基板11表面に、回転ブレード等を用いるダイシング
加工により、所定の深さ及びピッチ寸法Aを有する略V
字状の複数の薄膜形成用溝20…を相互に隣接して互い
に平行に延びる形状で形成する。そして、図4に示すよ
うに、上記薄膜形成用溝20…の一方の傾斜面に、例え
ば真空蒸着、あるいはスパッタ法等により、所定の膜厚
で例えばFe−Al−Si系合金からなる軟磁性薄膜1
3…を形成する。
工程を説明すると、まず、図3に示すように、上記した
非磁性材料、あるいは酸化物磁性材料等からなる方形状
の基板11表面に、回転ブレード等を用いるダイシング
加工により、所定の深さ及びピッチ寸法Aを有する略V
字状の複数の薄膜形成用溝20…を相互に隣接して互い
に平行に延びる形状で形成する。そして、図4に示すよ
うに、上記薄膜形成用溝20…の一方の傾斜面に、例え
ば真空蒸着、あるいはスパッタ法等により、所定の膜厚
で例えばFe−Al−Si系合金からなる軟磁性薄膜1
3…を形成する。
【0017】次に、図5に示すように、上記薄膜形成用
溝20…に第1の低融点ガラス12を充填し、図6に示
すように、第1の低融点ガラス12の上端面と薄膜形成
用溝20…の頂点とが一致するところまで、第1の低融
点ガラス12を平面状に研磨する。また、同時に、記録
媒体との摺動面となる基板11の側面からはみ出した第
1の低融点ガラス12も研磨して取り除く。
溝20…に第1の低融点ガラス12を充填し、図6に示
すように、第1の低融点ガラス12の上端面と薄膜形成
用溝20…の頂点とが一致するところまで、第1の低融
点ガラス12を平面状に研磨する。また、同時に、記録
媒体との摺動面となる基板11の側面からはみ出した第
1の低融点ガラス12も研磨して取り除く。
【0018】その後、図7に示すように基板11の両側
面に、内部巻線溝21と外部巻線溝22とを形成し、さ
らに、上記第1の低融点ガラス12の研磨面であるギャ
ップ面23に所定のギャップとなるように、SiO2 等
からなる非磁性ギャップ材(図示せず)を、真空蒸着、
あるいはスパッタリング等により形成して、基板ブロッ
ク24を作製する。
面に、内部巻線溝21と外部巻線溝22とを形成し、さ
らに、上記第1の低融点ガラス12の研磨面であるギャ
ップ面23に所定のギャップとなるように、SiO2 等
からなる非磁性ギャップ材(図示せず)を、真空蒸着、
あるいはスパッタリング等により形成して、基板ブロッ
ク24を作製する。
【0019】次いで、図8に示すように、上記一対の基
板ブロック24・24の各ギャップ面23・23を対向
させ、上記軟磁性薄膜13・13が略一直線上になるよ
うに位置合わせして加圧固定することにより、一対の基
板ブロック24・24を接合し、コアブロック25を作
製する。
板ブロック24・24の各ギャップ面23・23を対向
させ、上記軟磁性薄膜13・13が略一直線上になるよ
うに位置合わせして加圧固定することにより、一対の基
板ブロック24・24を接合し、コアブロック25を作
製する。
【0020】この工程の後、図1に示すように、例えば
ダイシング加工により、トラック幅規制加工を行う。つ
まり、上記コアブロック25の摺動面に露出する軟磁性
薄膜13…の両側や、この軟磁性薄膜13…に隣接する
第1の低融点ガラス12及び基板11を研削することに
より、所定の形状で互いに平行に位置する複数のトラッ
ク幅規制用溝27…を形成し、上記摺動面上の軟磁性薄
膜13…の膜厚を所定のトラック幅寸法に規制する。続
いて、図9に示すように、上記トラック幅規制用溝27
…を、前記第1の低融点ガラス12よりもさらに低い融
点を有する第2の低融点ガラス26でモールドする。
ダイシング加工により、トラック幅規制加工を行う。つ
まり、上記コアブロック25の摺動面に露出する軟磁性
薄膜13…の両側や、この軟磁性薄膜13…に隣接する
第1の低融点ガラス12及び基板11を研削することに
より、所定の形状で互いに平行に位置する複数のトラッ
ク幅規制用溝27…を形成し、上記摺動面上の軟磁性薄
膜13…の膜厚を所定のトラック幅寸法に規制する。続
いて、図9に示すように、上記トラック幅規制用溝27
…を、前記第1の低融点ガラス12よりもさらに低い融
点を有する第2の低融点ガラス26でモールドする。
【0021】そして、上記コアブロック25の摺動面上
の軟磁性薄膜13…が、表面に露出するところまで、上
記第2の低融点ガラス26を平面状に研磨し、所定のピ
ッチ寸法Bで図中二点鎖線に沿って、コアブロック25
を切断することにより、図2に示すような個々のヘッド
チップ1を作製する。さらに、このヘッドチップ1を図
示しないベース板に接着固定した後、コイル巻線および
摺動面研磨を施すことにより、磁気ヘッドが完成する。
の軟磁性薄膜13…が、表面に露出するところまで、上
記第2の低融点ガラス26を平面状に研磨し、所定のピ
ッチ寸法Bで図中二点鎖線に沿って、コアブロック25
を切断することにより、図2に示すような個々のヘッド
チップ1を作製する。さらに、このヘッドチップ1を図
示しないベース板に接着固定した後、コイル巻線および
摺動面研磨を施すことにより、磁気ヘッドが完成する。
【0022】以上のように、本実施例では、一対の基板
ブロック24・24の接合時に、対向する軟磁性薄膜1
3・13が多少ずれて接合された場合でも、基板ブロッ
ク24・24を接合して、コアブロック25を形成した
後で、軟磁性薄膜13…の両側にトラック幅規制用溝2
7…を形成し、摺動面上に露出する軟磁性薄膜13…に
対してトラック幅規制加工を行うようになっているの
で、完成したヘッドチップ1においてトラックずれが生
じることはない。したがって、記録の際に、漏れ磁界に
よるサイドイレースが生じる虞れが回避され、磁気ヘッ
ドの品質の向上を図れると共に、磁気ヘッドの製造工程
における軟磁性薄膜13…の形成時等においても、膜厚
の規制がラフにできるので、歩留まりも向上する。
ブロック24・24の接合時に、対向する軟磁性薄膜1
3・13が多少ずれて接合された場合でも、基板ブロッ
ク24・24を接合して、コアブロック25を形成した
後で、軟磁性薄膜13…の両側にトラック幅規制用溝2
7…を形成し、摺動面上に露出する軟磁性薄膜13…に
対してトラック幅規制加工を行うようになっているの
で、完成したヘッドチップ1においてトラックずれが生
じることはない。したがって、記録の際に、漏れ磁界に
よるサイドイレースが生じる虞れが回避され、磁気ヘッ
ドの品質の向上を図れると共に、磁気ヘッドの製造工程
における軟磁性薄膜13…の形成時等においても、膜厚
の規制がラフにできるので、歩留まりも向上する。
【0023】尚、上記実施例では、トラック幅規制部材
として、第1の低融点ガラスよりも融点の低い第2の低
融点ガラスを使用したが、これに限定されるものではな
く、請求項1の発明に係る磁気ヘッドの製造方法におい
ては、エポキシ樹脂や紫外線硬化樹脂等についても、記
録媒体との摺動性等に問題がなければ、上記トラック幅
規制部材として適用可能である。
として、第1の低融点ガラスよりも融点の低い第2の低
融点ガラスを使用したが、これに限定されるものではな
く、請求項1の発明に係る磁気ヘッドの製造方法におい
ては、エポキシ樹脂や紫外線硬化樹脂等についても、記
録媒体との摺動性等に問題がなければ、上記トラック幅
規制部材として適用可能である。
【0024】また、請求項2に記載のように、上記第2
の低融点ガラスに代えて、トラック幅規制用溝に、セラ
ミクス材料として、例えば東亜合成化学工業株式会社製
のアロンセラミック(c)等のセラミクス接着剤と、接
着剤中のセラミクス濃度を上げるため、粉末のセラミク
スを混ぜたものを充填して磁気ヘッドを作製することも
可能である。このようなセラミクス接着剤は、非磁性で
あるため、上記低融点ガラスと同様に、記録媒体との摺
動による摺動ノイズがほとんどない。
の低融点ガラスに代えて、トラック幅規制用溝に、セラ
ミクス材料として、例えば東亜合成化学工業株式会社製
のアロンセラミック(c)等のセラミクス接着剤と、接
着剤中のセラミクス濃度を上げるため、粉末のセラミク
スを混ぜたものを充填して磁気ヘッドを作製することも
可能である。このようなセラミクス接着剤は、非磁性で
あるため、上記低融点ガラスと同様に、記録媒体との摺
動による摺動ノイズがほとんどない。
【0025】また、トラック幅規制用溝に、上記セラミ
クス材料を充填した磁気ヘッドと、結晶化ガラス、ある
いは低融点ガラスを充填した磁気ヘッドとについて、各
々を数時間摺動させ、その前後で摺動面の状態を観察す
ると、結晶化ガラス、あるいは低融点ガラスには、白濁
が見られ、走行劣化(出力が小さくなる)が起こるが、
セラミクス材料には、白濁がほとんど見られず、長時間
の使用によっても走行劣化が起きることはない。
クス材料を充填した磁気ヘッドと、結晶化ガラス、ある
いは低融点ガラスを充填した磁気ヘッドとについて、各
々を数時間摺動させ、その前後で摺動面の状態を観察す
ると、結晶化ガラス、あるいは低融点ガラスには、白濁
が見られ、走行劣化(出力が小さくなる)が起こるが、
セラミクス材料には、白濁がほとんど見られず、長時間
の使用によっても走行劣化が起きることはない。
【0026】さらに、上記両者の磁気ヘッドについて、
摺動により起こる摩擦帯電を比較するため、表面電位計
により各充填材料の帯電を測定したところ、結晶化ガラ
スの帯電を100%とすると、低融点ガラスは45%程
度、セラミクス材料は0.1%程度であった。上記の数値
が約55%以上になると、放電ノイズが発生することか
ら、上記セラミクス材料を充填材料として使用すること
により、摩擦帯電に起因する放電ノイズが抑制されるこ
とがわかる。したがって、上記セラミクス材料を使用す
ることにより、磁気ヘッドの品質向上を図ることができ
る。
摺動により起こる摩擦帯電を比較するため、表面電位計
により各充填材料の帯電を測定したところ、結晶化ガラ
スの帯電を100%とすると、低融点ガラスは45%程
度、セラミクス材料は0.1%程度であった。上記の数値
が約55%以上になると、放電ノイズが発生することか
ら、上記セラミクス材料を充填材料として使用すること
により、摩擦帯電に起因する放電ノイズが抑制されるこ
とがわかる。したがって、上記セラミクス材料を使用す
ることにより、磁気ヘッドの品質向上を図ることができ
る。
【0027】
【発明の効果】請求項1の発明に係る磁気ヘッドの製造
方法は、以上のように、上記一対の基板を接合した後、
摺動面上における上記軟磁性薄膜の膜厚が所定のトラッ
ク幅寸法になるように、軟磁性薄膜の両側を研削してト
ラック幅規制加工を行い、このトラック幅規制加工によ
り生じた溝に、上記低融点ガラスよりもさらに低い融点
を有するトラック幅規制部材を充填するものである。
方法は、以上のように、上記一対の基板を接合した後、
摺動面上における上記軟磁性薄膜の膜厚が所定のトラッ
ク幅寸法になるように、軟磁性薄膜の両側を研削してト
ラック幅規制加工を行い、このトラック幅規制加工によ
り生じた溝に、上記低融点ガラスよりもさらに低い融点
を有するトラック幅規制部材を充填するものである。
【0028】それゆえ、作製された磁気ヘッドにトラッ
クずれが生じることはなく、漏れ磁界によるサイドイレ
ースを防ぐことができるので、磁気ヘッドの品質を向上
できるという効果を奏する。
クずれが生じることはなく、漏れ磁界によるサイドイレ
ースを防ぐことができるので、磁気ヘッドの品質を向上
できるという効果を奏する。
【0029】さらに、基板上への軟磁性薄膜形成時等に
おける膜厚の規制を緩和できるので、歩留まりも向上で
きるという効果を併せて奏する。
おける膜厚の規制を緩和できるので、歩留まりも向上で
きるという効果を併せて奏する。
【0030】また、請求項2の発明に係る磁気ヘッド
は、以上のように、磁気ヘッド摺動面の軟磁性薄膜の膜
厚を所定のトラック幅寸法に規制するため上記軟磁性薄
膜に隣接して形成されたトラック幅規制用溝に、上記低
融点ガラスよりもさらに低い融点を有するセラミクス材
料が埋設されている構成である。
は、以上のように、磁気ヘッド摺動面の軟磁性薄膜の膜
厚を所定のトラック幅寸法に規制するため上記軟磁性薄
膜に隣接して形成されたトラック幅規制用溝に、上記低
融点ガラスよりもさらに低い融点を有するセラミクス材
料が埋設されている構成である。
【0031】それゆえ、トラック幅規制用溝に充填する
材料として、上記セラミクス材料を用いた場合には、低
融点ガラスを用いた場合と比較して、記録媒体の摺動に
よる白濁や、摩擦帯電による放電ノイズ等の発生が抑制
されるので、磁気ヘッドの品質が向上するという効果を
奏する。
材料として、上記セラミクス材料を用いた場合には、低
融点ガラスを用いた場合と比較して、記録媒体の摺動に
よる白濁や、摩擦帯電による放電ノイズ等の発生が抑制
されるので、磁気ヘッドの品質が向上するという効果を
奏する。
【図1】本発明の一実施例における磁気ヘッドの製造方
法において、トラック幅規制用溝が形成されたコアブロ
ックの斜視図である。
法において、トラック幅規制用溝が形成されたコアブロ
ックの斜視図である。
【図2】上記コアブロックから切り出されたヘッドチッ
プの斜視図である。
プの斜視図である。
【図3】上記磁気ヘッドの製造工程において、薄膜形成
用溝が形成された基板の正面図である。
用溝が形成された基板の正面図である。
【図4】上記薄膜形成用溝の傾斜面上に軟磁性薄膜が形
成された基板の正面図である。
成された基板の正面図である。
【図5】上記薄膜形成用溝に第1の低融点ガラスが充填
された基板の正面図である。
された基板の正面図である。
【図6】上記第1の低融点ガラスが平面状に研磨された
基板の正面図である。
基板の正面図である。
【図7】上記基板から作製された基板ブロックの斜視図
である。
である。
【図8】上記基板ブロックを接合してなるコアブロック
の斜視図である。
の斜視図である。
【図9】上記トラック幅規制用溝に第2の低融点ガラス
が充填されたコアブロックの斜視図である。
が充填されたコアブロックの斜視図である。
【図10】従来の製造方法により作製されたヘッドチッ
プの斜視図である。
プの斜視図である。
【図11】従来の磁気ヘッドの製造工程において、薄膜
形成用溝及び軟磁性薄膜が形成され、さらに低融点ガラ
スが充填された基板の正面図である。
形成用溝及び軟磁性薄膜が形成され、さらに低融点ガラ
スが充填された基板の正面図である。
【図12】上記低融点ガラスが平面状に研磨された基板
の正面図である。
の正面図である。
【図13】上記基板上に設けられた軟磁性薄膜にトラッ
ク幅規制加工を施して得られた基板ブロックの斜視図で
ある。
ク幅規制加工を施して得られた基板ブロックの斜視図で
ある。
【図14】上記基板ブロックを接合し、摺動面用低融点
ガラスが充填されたコアブロックの斜視図である。
ガラスが充填されたコアブロックの斜視図である。
【図15】上記摺動面用低融点ガラスが平面状に研磨さ
れたコアブロックの斜視図である。
れたコアブロックの斜視図である。
1 ヘッドチップ 11 基板 12 第1の低融点ガラス 13 軟磁性薄膜 26 第2の低融点ガラス(トラック幅規制部材) 27 トラック幅規制用溝
Claims (2)
- 【請求項1】磁気回路を形成する軟磁性薄膜が成膜さ
れ、さらにこの軟磁性薄膜上に低融点ガラスが設けられ
た一対の基板を、磁気ヘッド摺動面上で上記軟磁性薄膜
が連なるように接合する磁気ヘッドの製造方法におい
て、 上記一対の基板を接合した後、摺動面上における上記軟
磁性薄膜の膜厚が所定のトラック幅寸法になるように、
軟磁性薄膜の両側を研削してトラック幅規制加工を行
い、このトラック幅規制加工により生じた溝に、上記低
融点ガラスよりもさらに低い融点を有するトラック幅規
制部材を充填することを特徴とする磁気ヘッドの製造方
法。 - 【請求項2】磁気回路を形成する軟磁性薄膜が成膜さ
れ、さらにこの軟磁性薄膜上に低融点ガラスが設けられ
た基板を備えた磁気ヘッドにおいて、 磁気ヘッド摺動面の軟磁性薄膜の膜厚を所定のトラック
幅寸法に規制するため上記軟磁性薄膜に隣接して形成さ
れたトラック幅規制用溝に、上記低融点ガラスよりもさ
らに低い融点を有するセラミクス材料が埋設されている
ことを特徴とする磁気ヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5030749A JP2996826B2 (ja) | 1993-02-19 | 1993-02-19 | 磁気ヘッドの製造方法および磁気ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5030749A JP2996826B2 (ja) | 1993-02-19 | 1993-02-19 | 磁気ヘッドの製造方法および磁気ヘッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06243422A true JPH06243422A (ja) | 1994-09-02 |
JP2996826B2 JP2996826B2 (ja) | 2000-01-11 |
Family
ID=12312340
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5030749A Expired - Fee Related JP2996826B2 (ja) | 1993-02-19 | 1993-02-19 | 磁気ヘッドの製造方法および磁気ヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2996826B2 (ja) |
-
1993
- 1993-02-19 JP JP5030749A patent/JP2996826B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2996826B2 (ja) | 2000-01-11 |
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