JPH06243365A - 地震監視端末装置 - Google Patents
地震監視端末装置Info
- Publication number
- JPH06243365A JPH06243365A JP2564693A JP2564693A JPH06243365A JP H06243365 A JPH06243365 A JP H06243365A JP 2564693 A JP2564693 A JP 2564693A JP 2564693 A JP2564693 A JP 2564693A JP H06243365 A JPH06243365 A JP H06243365A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- earthquake
- terminal device
- monitoring terminal
- maximum value
- vibration
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 建物周囲の交通事情等に影響されて不必要な
処理を行なうことを防止することのできる地震監視端末
装置の提供。 【構成】 振動測定を行なうサーボ型加速度センサ2
a、2bと、測定値に基づき地震強度を演算する演算処
理部6とを有する地震監視端末装置において、あらかじ
めセンサ2a、2bにより地震未発生時に行なわれた振
動測定の最大値を記憶する第2の記憶部8と、測定値と
最大値とを比較するとともに、測定値が最大値を超えた
ときに演算処理部6へ演算指令を出力する比較部9とを
設けている。 【効果】 正確な地震情報を監視センタに送信すること
ができる。
処理を行なうことを防止することのできる地震監視端末
装置の提供。 【構成】 振動測定を行なうサーボ型加速度センサ2
a、2bと、測定値に基づき地震強度を演算する演算処
理部6とを有する地震監視端末装置において、あらかじ
めセンサ2a、2bにより地震未発生時に行なわれた振
動測定の最大値を記憶する第2の記憶部8と、測定値と
最大値とを比較するとともに、測定値が最大値を超えた
ときに演算処理部6へ演算指令を出力する比較部9とを
設けている。 【効果】 正確な地震情報を監視センタに送信すること
ができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物の振動状態を通信
回線を介して監視センタ装置に送信する地震監視端末装
置に関する。
回線を介して監視センタ装置に送信する地震監視端末装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に地震監視端末装置は、建物の所定
個所に設置された加速度センサにより建物の振動加速度
を測定するとともに、この加速度センサから出力される
測定値に基づき演算処理部により地震強度を演算し、こ
の演算された測定結果を送信部を介して監視センタに送
信するようになっている。
個所に設置された加速度センサにより建物の振動加速度
を測定するとともに、この加速度センサから出力される
測定値に基づき演算処理部により地震強度を演算し、こ
の演算された測定結果を送信部を介して監視センタに送
信するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の地震監視端末装置では、周囲の交通事情等が建物に
及ぼす振動と、地震による振動との分別ができない。こ
のため周囲の交通事情等によって建物が振動した際に、
演算処理部による測定値の演算処理、および送信部によ
る送信処理を不必要に行なってしまうという問題があっ
た。
来の地震監視端末装置では、周囲の交通事情等が建物に
及ぼす振動と、地震による振動との分別ができない。こ
のため周囲の交通事情等によって建物が振動した際に、
演算処理部による測定値の演算処理、および送信部によ
る送信処理を不必要に行なってしまうという問題があっ
た。
【0004】本発明はこのような従来技術における実情
に鑑みてなされたもので、その目的は、建物周囲の交通
事情等に影響されて不必要な処理を行なうことを防止す
ることのできる地震監視端末装置を提供することにあ
る。
に鑑みてなされたもので、その目的は、建物周囲の交通
事情等に影響されて不必要な処理を行なうことを防止す
ることのできる地震監視端末装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、建物の所定個所に設置され、振動測定を行
なう加速度センサと、この加速度センサから出力される
測定値に基づき地震強度を演算する演算処理部と、測定
結果を通信回線を介して監視センタに送信する送信部と
を有する地震監視端末装置において、あらかじめ地震未
発生時に行なわれる振動測定の最大値を記憶する記憶部
と、前記測定値と前記最大値とを比較するとともに、前
記測定値が前記最大値以上のときに前記演算処理部へ演
算指令を出力する比較部とを設けた構成にしてある。
に本発明は、建物の所定個所に設置され、振動測定を行
なう加速度センサと、この加速度センサから出力される
測定値に基づき地震強度を演算する演算処理部と、測定
結果を通信回線を介して監視センタに送信する送信部と
を有する地震監視端末装置において、あらかじめ地震未
発生時に行なわれる振動測定の最大値を記憶する記憶部
と、前記測定値と前記最大値とを比較するとともに、前
記測定値が前記最大値以上のときに前記演算処理部へ演
算指令を出力する比較部とを設けた構成にしてある。
【0006】
【作用】本発明は上記のように構成したので、まず、あ
らかじめ地震未発生時に振動測定を行ない、この測定結
果の最大値を記憶部に記憶しておく。そして、前記加速
度センサが建物の振動を検知した際に、比較部により前
記加速度センサから出力される測定値を前記最大値と比
較し、前記測定値が前記最大値を超えたときに演算指令
を演算処理部へ出力する。次いで、演算処理部は前記測
定値に基づき地震強度を演算し、送信部により測定結果
を通信回線を介して監視センタに送信するようになって
いる。これによって、周囲の交通事情等に影響されて加
速度センサが振動を検知した場合、前記比較部によって
この検知を無効とするので、地震監視端末装置が不必要
な処理を行なうことを防止することができる。
らかじめ地震未発生時に振動測定を行ない、この測定結
果の最大値を記憶部に記憶しておく。そして、前記加速
度センサが建物の振動を検知した際に、比較部により前
記加速度センサから出力される測定値を前記最大値と比
較し、前記測定値が前記最大値を超えたときに演算指令
を演算処理部へ出力する。次いで、演算処理部は前記測
定値に基づき地震強度を演算し、送信部により測定結果
を通信回線を介して監視センタに送信するようになって
いる。これによって、周囲の交通事情等に影響されて加
速度センサが振動を検知した場合、前記比較部によって
この検知を無効とするので、地震監視端末装置が不必要
な処理を行なうことを防止することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の地震監視端末装置の実施例を
図に基づいて説明する。図1は本発明の地震監視端末装
置の一実施例を示すブロック図である。
図に基づいて説明する。図1は本発明の地震監視端末装
置の一実施例を示すブロック図である。
【0008】一般に、図1に示すように地震監視端末装
置1は、図示しない建物の所定個所に設置され、x軸
と、y軸との加速度を測定するサーボ型加速度センサ2
a、2bと、これらのサーボ型加速度センサ2a、2b
からの出力を選択する切換部3と、この切換部3を介し
てサーボ型加速度センサ2a、2bのいずれかから出力
された電圧をデジタル信号に変換するA/D変換部4
と、デジタル信号に変換された測定値を記憶する第1の
記憶部5と、切換部3、A/D変換部4および第1の記
憶部5と接続され、第1の記憶部5に記憶された測定値
に基づき地震強度を演算する演算処理部6と、測定結果
を図示しない通信回線を介して監視センタに送信する送
信部7とを有している。
置1は、図示しない建物の所定個所に設置され、x軸
と、y軸との加速度を測定するサーボ型加速度センサ2
a、2bと、これらのサーボ型加速度センサ2a、2b
からの出力を選択する切換部3と、この切換部3を介し
てサーボ型加速度センサ2a、2bのいずれかから出力
された電圧をデジタル信号に変換するA/D変換部4
と、デジタル信号に変換された測定値を記憶する第1の
記憶部5と、切換部3、A/D変換部4および第1の記
憶部5と接続され、第1の記憶部5に記憶された測定値
に基づき地震強度を演算する演算処理部6と、測定結果
を図示しない通信回線を介して監視センタに送信する送
信部7とを有している。
【0009】そして、本実施例の地震監視端末装置1
は、サーボ型加速度センサ2a、2bにより地震未発生
時に行なわれた振動測定の最大値を記憶する第2の記憶
部8と、前記デジタル信号に変換された測定値と前記最
大値とを比較するとともに、前記測定値が前記最大値よ
り大きいときに演算処理部6へ演算指令を出力する比較
部9とが設けられている。
は、サーボ型加速度センサ2a、2bにより地震未発生
時に行なわれた振動測定の最大値を記憶する第2の記憶
部8と、前記デジタル信号に変換された測定値と前記最
大値とを比較するとともに、前記測定値が前記最大値よ
り大きいときに演算処理部6へ演算指令を出力する比較
部9とが設けられている。
【0010】この実施例にあっては、まず、あらかじめ
所定期間の間、建物に設置されサーボ型加速度センサ2
a、2bにより地震未発生時に振動測定を行なう。すな
わち、周囲の交通事情等によって建物が振動すると、サ
ーボ型加速度センサ2a、2bは前記振動に応じた電圧
を出力する。出力されたそれぞれの電圧は演算処理部6
により制御される切換部3によって一方が選択され、A
/D変換部4により電圧からデジタル信号へ変換し、第
1の記憶部5に記憶される。次いで、演算処理部6は、
第1の記憶部5に記憶された測定値に基づいて演算を行
うとともに、前記所定期間に行なわれた振動測定の内、
最大値を算出し、この最大値を交通事情等による建物の
振動と、地震による建物の振動とを分別する基準値とし
て第2の記憶部8に記憶しておく。
所定期間の間、建物に設置されサーボ型加速度センサ2
a、2bにより地震未発生時に振動測定を行なう。すな
わち、周囲の交通事情等によって建物が振動すると、サ
ーボ型加速度センサ2a、2bは前記振動に応じた電圧
を出力する。出力されたそれぞれの電圧は演算処理部6
により制御される切換部3によって一方が選択され、A
/D変換部4により電圧からデジタル信号へ変換し、第
1の記憶部5に記憶される。次いで、演算処理部6は、
第1の記憶部5に記憶された測定値に基づいて演算を行
うとともに、前記所定期間に行なわれた振動測定の内、
最大値を算出し、この最大値を交通事情等による建物の
振動と、地震による建物の振動とを分別する基準値とし
て第2の記憶部8に記憶しておく。
【0011】そして、地震が発生してサーボ型加速度セ
ンサ2a、2bが建物の振動を検知すると、前述と同様
の手順によって測定値を第1の記憶部5に記憶する。次
いで、比較部9により第1の記憶部5に記憶された測定
値と、第2の記憶部8に記憶された前記最大値とを比較
するとともに、前記測定値が前記最大値を超えたときに
演算指令を演算処理部6へ出力する。演算処理部6は前
記測定値に基づき地震強度を演算し、送信部7により演
算された測定結果を通信回線を介して監視センタに送信
するようになっている。
ンサ2a、2bが建物の振動を検知すると、前述と同様
の手順によって測定値を第1の記憶部5に記憶する。次
いで、比較部9により第1の記憶部5に記憶された測定
値と、第2の記憶部8に記憶された前記最大値とを比較
するとともに、前記測定値が前記最大値を超えたときに
演算指令を演算処理部6へ出力する。演算処理部6は前
記測定値に基づき地震強度を演算し、送信部7により演
算された測定結果を通信回線を介して監視センタに送信
するようになっている。
【0012】このように構成した実施例では、周囲の交
通事情等に影響されてサーボ型加速度センサ2a、2b
が建物の振動を検知した場合、比較部9によってこの検
知を無効とするので、地震監視端末装置1が不必要な処
理を行なうことを防止することができる。
通事情等に影響されてサーボ型加速度センサ2a、2b
が建物の振動を検知した場合、比較部9によってこの検
知を無効とするので、地震監視端末装置1が不必要な処
理を行なうことを防止することができる。
【0013】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、建
物周囲の交通事情等に影響されて不必要な処理を行なう
ことを防止することができ、これによって、正確な地震
情報を監視センタに送信することができるという効果が
ある。
物周囲の交通事情等に影響されて不必要な処理を行なう
ことを防止することができ、これによって、正確な地震
情報を監視センタに送信することができるという効果が
ある。
【図1】本発明の地震監視端末装置の一実施例を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
1 地震監視端末装置 2a、2b サーボ型加速度センサ 6 演算処理部 7 送信部 8 第2の記憶部 9 比較部
Claims (1)
- 【請求項1】 建物の所定個所に設置され、振動測定を
行なう加速度センサと、この加速度センサから出力され
る測定値に基づき地震強度を演算する演算処理部と、測
定結果を通信回線を介して監視センタに送信する送信部
とを有する地震監視端末装置において、あらかじめ地震
未発生時に行なわれる振動測定の最大値を記憶する記憶
部と、前記測定値と前記最大値とを比較するとともに、
前記測定値が前記最大値以上のときに前記演算処理部へ
演算指令を出力する比較部とを設けたことを特徴とする
地震監視端末装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2564693A JPH06243365A (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | 地震監視端末装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2564693A JPH06243365A (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | 地震監視端末装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06243365A true JPH06243365A (ja) | 1994-09-02 |
Family
ID=12171598
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2564693A Pending JPH06243365A (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | 地震監視端末装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06243365A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009168509A (ja) * | 2008-01-11 | 2009-07-30 | Mitsutoyo Corp | 振動警報装置 |
-
1993
- 1993-02-15 JP JP2564693A patent/JPH06243365A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009168509A (ja) * | 2008-01-11 | 2009-07-30 | Mitsutoyo Corp | 振動警報装置 |
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