JP2589835B2 - 崖崩れ自動監視装置 - Google Patents

崖崩れ自動監視装置

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JP2589835B2 JP2007394A JP739490A JP2589835B2 JP 2589835 B2 JP2589835 B2 JP 2589835B2 JP 2007394 A JP2007394 A JP 2007394A JP 739490 A JP739490 A JP 739490A JP 2589835 B2 JP2589835 B2 JP 2589835B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は崖斜面近傍を通過する道路上の崖崩れ発生指
定区域において、崖崩れの発生を自動的に検出し、即座
に警報信号および階調画像データを出力して、その情報
をもとに迅速な道路閉鎖等の表示または現地対応の判断
を与える崖崩れ自動監視装置に関するものである。
従来の技術 一般的に崖崩れの検出は、崖崩れの予想される斜面に
ピアノ線を張り巡らし、そのピアノ線に微小電流を流し
ておき、崖崩れによってピアノ線が切断され電流が流れ
なくなったことによって、崖崩れを検出する方式をとっ
ており、最終的な判断は人間が該地点にいって崖崩れが
発生し、道路通行が危険であるかをチェックすることに
よって行われていた。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来の方法では、人間がその地点
に行くか、もしくは通報があるまでは崖崩れを確実には
検出することができず、また人間がその地点に行かなけ
ればどの程度の崖崩れであり、道路通行が危険であるか
どうかの判断ができない等、安全を確保すべき判断が遅
れるという問題点があった。
本発明は上記のような問題点を解決するために、テレ
ビジョンカメラその他の画像処理装置を用いて自動的に
崖崩れを検出し、遠隔地にある中央装置に警報信号およ
び画像データを送信し、中央装置に送られてきた警報信
号および画像データにより現地の状況を判断して、適切
な処理を行うことができる優れた崖崩れ自動監視装置を
提供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 したがって、本発明は上記の目的を達成するために、
崖崩れ自動監視装置に、通信回線で接続された端末装置
と中央装置とからなり、上記端末装置は、崖崩れ発生予
想区域を撮像し、この画像を送出する撮像部と、上記画
像を一定周期でアナログ・デジタル変換し、前回の画像
と今回の画像との差画像情報の演算処理では一定以上の
変化を検出し、次回の差画像情報の演算処理では一定以
上の変化は検出されなかった場合には崖崩れによる落石
と判断し、落石が判断されるとその旨の信号と画像デー
タを送出する画像処理部と、上記信号および画像データ
を上記中央装置に送信する伝送制御部とを備え、上記中
央装置は、上記端末装置より送信された上記信号および
上記画像データを受信する伝送制御手段と、上記信号お
よび上記画像データを表示する表示手段とを設けたもの
である。
作用 本発明は上記のような構成により、撮像部によって撮
像された崖崩れ発生予想区域の画像信号を、画像処理部
によって一定周期でアナログ・ディジタル変換し、前回
の画像と今回の画像との差画像情報を演算処理し、一定
周期毎の差画像の変化に基づいて崖崩れかどうかかを判
断し、崖崩れと判断したときには警報信号と画像データ
を伝送制御部によって中央装置に送信する。中央装置で
は、上記警報信号と画像データを受信し、格納するとと
もに、警報と画像データを表示するという作用を有す
る。
以上の作用により、人間が崖崩れの現場にいなくとも
崖崩れの状態を検出および監視できるという効果を有す
る。
実施例 第1図は本発明の崖崩れ自動監視装置の一実施例の構
成を示す図であり、第2図は本実施例における撮像部の
構成を示す図である。第1図において、Aは崖崩れ発生
予想区域に設置される端末装置、Bは端末装置Aと通信
回線等で接続された中央装置である。端末装置Aにおい
て、1は崖崩れ発生予想区域を常に撮像し、画像信号を
出力する撮像部であり、第2図に示すように、ズーム・
アイリス・フォーカスの遠隔制御機能を有するレンズ1
a、および電子シャッタ動作機能を有するCCDカメラ1bで
構成される。2は画像処理部であり、撮像部1から出力
された画像信号を処理し、落石があったと判断すると警
報信号及び画像データを伝送制御部3に送出する。3は
伝送制御部であり、画像処理部2より送出された警報信
号および画像データを中央装置Bに送信し、中央装置B
からの撮像部1の制御信号を受信する。中央装置Bにお
いて、4は伝送制御手段であり、端末装置Aの伝送制御
部3から送信された警報信号および画像データを受信
し、撮像部1の制御信号を送信する。5は表示手段であ
り、伝送制御手段4で受信した警報信号および画像デー
タにより、モニター7に警報および画像データを表示す
る。6は伝送制御手段4で受信した警報信号および画像
データを格納する情報格納手段、7は警報および画像デ
ータを表示するモニターである。
次に上記実施例の動作について説明する。上記実施例
において、撮像部1は崖崩れ発生予想区域を常に撮像
し、画像信号を画像処理部2に送出する。画像処理部2
は撮像部1から送られてくる画像信号をある一定周期で
アナログ・ディジタル変換して画像処理部2内に備えた
メモリに記録するとともに、上記一定周期だけ前の時間
に記録した画像と今回の画像との階調の差画像情報を演
算する。つまり、毎周期の階調の差画像情報を演算す
る。この情報により、撮像エリア内で何らかの異常が発
生し、差画像にある一定サイズ以上の変化が計測された
時点で何らかの物体が撮像エリア内に進入したと判断す
る。ここで、これが車両の進入によるものであれば、次
の差画像で一定サイズ以上の変化が移動するが、これが
崖崩れによる落石であれば、一定の位置から移動せずに
検出される。以上の動作により走行車両か落石かを判断
し、落石であると判断したら、警報信号および画像デー
タを伝送制御部3へ送出する。伝送制御部3では、上記
警報信号および画像データを中央装置Bへと送信し、こ
れを伝送制御手段4で受信し、情報格納手段6に格納す
るとともに表示手段5によって、警報ならびに画像デー
タをモニター7に表示する。
したがって上記実施例によれば、撮像部1により常時
崖崩れ発生予想区域を撮像し、画像処理部2によって一
定周期ごとに差画像の演算を行い、この差画像の変化か
ら崖崩れの発生を検出し、崖崩れがあったときに中央装
置Bにこのことを送信し、モニター7に警報および画像
データを表示するので、わざわざ人が崖崩れの現場に行
かなくても崖崩れが起きたことを判断することができる
という効果を有する。
発明の効果 本発明は上記実施例からも明らかなように、車両の進
入の場合では、次回の差画像情報の演算処理でも一定以
上の変化がさらに検出されるため、端末装置の画像処理
部が、前回の画像と今回の画像との差画像情報の演算処
理では一定以上の変化を検出し、次回の差画像情報の演
算処理では一定以上の変化は検出されなかった場合には
崖崩れによる落石と判断することにより、車両の進入と
崖崩れによる落石とを区別できるため、崖崩れ検出の信
頼性をより高めることができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の崖崩れ自動監視装置の一実施例の構成
を示すブロック図、第2図は本実施例における撮像部の
構成を示すブロック図である。 A……端末装置、B……中央装置,1……撮像部,1a……
レンズ、1b……CCDカメラ,2……画像処理部,3……伝送
制御部,4……伝送制御手段,5……表示手段、6……情報
格納手段、7……モニター。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信回線で接続された端末装置と中央装置
    とからなり、 上記端末装置は、崖崩れ発生予想区域を撮像し、この画
    像を送出する撮像部と、上記画像を一定周期でアナログ
    ・デジタル変換し、前回の画像と今回の画像との差画像
    情報の演算処理では一定以上の変化を検出し、次回の差
    画像情報の演算処理では一定以上の変化は検出されなか
    った場合には崖崩れによる落石と判断し、落石が判断さ
    れるとその旨の信号と画像データを送出する画像処理部
    と、上記信号および画像データを上記中央装置に送信す
    る伝送制御部とを備え、 上記中央装置は、上記端末装置より送信された上記信号
    および上記画像データを受信する伝送制御手段と、上記
    信号および上記画像データを表示する表示手段とを備え
    た崖崩れ自動監視装置。
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JP2003173435A (ja) * 2001-12-06 2003-06-20 Tietech Co Ltd 移動体検出方法及び移動体検出装置
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JPH0248263A (ja) * 1988-08-08 1990-02-19 Nippon Signal Co Ltd:The 踏切道監視装置

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