JPH06242420A - 液晶フィルム用エマルジョンの製造方法および液晶セルの製造方法 - Google Patents
液晶フィルム用エマルジョンの製造方法および液晶セルの製造方法Info
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- JPH06242420A JPH06242420A JP2782193A JP2782193A JPH06242420A JP H06242420 A JPH06242420 A JP H06242420A JP 2782193 A JP2782193 A JP 2782193A JP 2782193 A JP2782193 A JP 2782193A JP H06242420 A JPH06242420 A JP H06242420A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】液晶液滴の粒径分布が均一になるように制御し
て、特性の優れた液晶ディスプレイを得る。 【構成】膜乳化法を用いて多孔質膜に液晶を透過させて
ポリマ水溶液中に分散させてエマルジョンを作成する。
すると、ホモジナイザーにより分散させた液晶粒径分布
(b)に比して狭い液晶粒径分布(a)を有するエマル
ジョンができる。このエマルジョンを透明電極基板に塗
布し、水を乾燥除去後、対向電極基板を貼り合わせて、
基板間にポリママトリックスに分散された液晶の小滴か
らなるポリマ分散型液晶フィルムを形成した液晶セルを
製造する。
て、特性の優れた液晶ディスプレイを得る。 【構成】膜乳化法を用いて多孔質膜に液晶を透過させて
ポリマ水溶液中に分散させてエマルジョンを作成する。
すると、ホモジナイザーにより分散させた液晶粒径分布
(b)に比して狭い液晶粒径分布(a)を有するエマル
ジョンができる。このエマルジョンを透明電極基板に塗
布し、水を乾燥除去後、対向電極基板を貼り合わせて、
基板間にポリママトリックスに分散された液晶の小滴か
らなるポリマ分散型液晶フィルムを形成した液晶セルを
製造する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶粒径分布を改善し
た液晶フィルム用エマルジョンの製造方法および液晶セ
ルの製造方法に関する。
た液晶フィルム用エマルジョンの製造方法および液晶セ
ルの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリママトリックス中に液晶が分散され
た、いわゆるポリマ分散型液晶フィルムは、通常の液晶
ディスプレイに比べ偏光板を使用しないため表示が明る
く、画面を大型化できる等、種々の利点を有する。この
ポリマ分散型液晶フィルムのポリママトリックス中の液
晶小滴を均一に分散させる方法としては、重合、熱、溶
媒除去などによる相分離による方法と、ポリビニルアル
コールに代表される水溶性ポリマの水溶液と液晶のエマ
ルジョンを利用する方法との2つがある。
た、いわゆるポリマ分散型液晶フィルムは、通常の液晶
ディスプレイに比べ偏光板を使用しないため表示が明る
く、画面を大型化できる等、種々の利点を有する。この
ポリマ分散型液晶フィルムのポリママトリックス中の液
晶小滴を均一に分散させる方法としては、重合、熱、溶
媒除去などによる相分離による方法と、ポリビニルアル
コールに代表される水溶性ポリマの水溶液と液晶のエマ
ルジョンを利用する方法との2つがある。
【0003】水溶性ポリマの水溶液と液晶のエマルジョ
ンを利用する方法は、相分離による方法に比較して液滴
の制御や、フィルム作成が容易であるなどの利点を有す
る。このエマルジョンを使用するフィルム作成方法は、
ポリマ水溶液中に液晶が液滴として分散しているエマル
ジョンを、ITO(Indium Tin oxide)などの透明導電
性膜を具備した電極基板上にドクターブレードなどの塗
装器具により塗布した後、水を乾燥させ、さらに、もう
一方の電極基板を貼り合わせることによって行われる。
ンを利用する方法は、相分離による方法に比較して液滴
の制御や、フィルム作成が容易であるなどの利点を有す
る。このエマルジョンを使用するフィルム作成方法は、
ポリマ水溶液中に液晶が液滴として分散しているエマル
ジョンを、ITO(Indium Tin oxide)などの透明導電
性膜を具備した電極基板上にドクターブレードなどの塗
装器具により塗布した後、水を乾燥させ、さらに、もう
一方の電極基板を貼り合わせることによって行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】液晶フィルム中の分散
されている液晶液滴の粒径は、フィルムの電気光学特性
等の基本特性に極めて強く影響を及ぼし、特性の優れた
液晶セルを作成するためには液滴の粒径を制御すること
は極めて重要である。
されている液晶液滴の粒径は、フィルムの電気光学特性
等の基本特性に極めて強く影響を及ぼし、特性の優れた
液晶セルを作成するためには液滴の粒径を制御すること
は極めて重要である。
【0005】しかしながら、従来の方法はエマルジョン
の作成方法が、ポリマ水溶液と液晶を撹拌により分散乳
化させる方法を使用していた。このため、分散する液晶
の液滴の粒径が撹拌装置により決定されてしまい、この
撹拌による乳化方法では液滴の粒径の制御が難しく、分
散液滴の粒径の分布が広いという問題点を有する。
の作成方法が、ポリマ水溶液と液晶を撹拌により分散乳
化させる方法を使用していた。このため、分散する液晶
の液滴の粒径が撹拌装置により決定されてしまい、この
撹拌による乳化方法では液滴の粒径の制御が難しく、分
散液滴の粒径の分布が広いという問題点を有する。
【0006】本発明は、エマルジョンの作成に膜乳化法
を導入して粒径を均一化することにより、上述した従来
技術の欠点を解消し、良好な特性を有する液晶フィルム
用エマルジョンの製造方法および液晶セルの製造方法を
提供することにある。
を導入して粒径を均一化することにより、上述した従来
技術の欠点を解消し、良好な特性を有する液晶フィルム
用エマルジョンの製造方法および液晶セルの製造方法を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の液晶フィルム用エマルジョンの製造方法
は、ポリママトリクッス中に液晶の液滴を分散させる液
晶フィルム用エマルジョンの製造方法において、膜乳化
法により液晶を多孔質膜に透過してポリマ水溶液中に分
散させるようにしたものである。ここで、ポリママトリ
ックスとは、ミクロンオーダの液晶の小滴がポリマ中に
分散している複合材料を構成しているポリマ部のことで
あり、液晶小滴の形状を保持させる壁の役割をしてい
る。
に、本発明の液晶フィルム用エマルジョンの製造方法
は、ポリママトリクッス中に液晶の液滴を分散させる液
晶フィルム用エマルジョンの製造方法において、膜乳化
法により液晶を多孔質膜に透過してポリマ水溶液中に分
散させるようにしたものである。ここで、ポリママトリ
ックスとは、ミクロンオーダの液晶の小滴がポリマ中に
分散している複合材料を構成しているポリマ部のことで
あり、液晶小滴の形状を保持させる壁の役割をしてい
る。
【0008】また、上記目的を達成するために、本発明
の液晶セルの製造方法は、上記方法で製造したエマルジ
ョンを電極基板に塗布し、水を乾燥除去した後、対向電
極基板を貼り合わせて基板間にポリマ分散型液晶フィル
ムを形成したものである。
の液晶セルの製造方法は、上記方法で製造したエマルジ
ョンを電極基板に塗布し、水を乾燥除去した後、対向電
極基板を貼り合わせて基板間にポリマ分散型液晶フィル
ムを形成したものである。
【0009】なお、ここでエマルジョンの乳化状態を安
定にさせるために、液晶およびポリマ水溶液中に必要に
応じて界面活性剤を添加することもできる。
定にさせるために、液晶およびポリマ水溶液中に必要に
応じて界面活性剤を添加することもできる。
【0010】
【作用】膜乳化法は、宮崎工業試験場で開発された方法
(下記文献1、2)であり、2種類の混じり合わない液
体の一方(分散相となる液体、以下、分散相という)を
加圧して、多孔質膜に透過させ、他方の液体(連続相と
なる液体、以下、連続相という)中に分散させるという
方法である。本発明では、分散相として液晶を用い、連
続相としてポリマ水溶液を用いる。
(下記文献1、2)であり、2種類の混じり合わない液
体の一方(分散相となる液体、以下、分散相という)を
加圧して、多孔質膜に透過させ、他方の液体(連続相と
なる液体、以下、連続相という)中に分散させるという
方法である。本発明では、分散相として液晶を用い、連
続相としてポリマ水溶液を用いる。
【0011】文献1:中島、清水、化学工学会1988年秋
季年会、発表講演要旨集、P86 文献2:清水ら、化学工学会1991年秋季年会、発表講演
要旨集、P468 本発明において使用する液晶は、特に限定されないが、
アゾメチン化合物、アゾキシ化合物、シアノビフェニル
類、シアノフェニルエステル、安息香酸エステル、シク
ロヘキサカルボン酸フェニルエステル、シアノフェニル
シクロヘキサン、シアノ置換フェニルピリミジン、アル
コキシ置換フェニルピリミジン、フェニルジオキサン、
アルケニルシクロヘキシルベンゾニトリル等及びそれら
の混合物に代表されるネマチック液晶があげられる。さ
らに、ネマチック液にスメクティック液晶、コレステリ
ック液晶を含んでいてもよい。また、これらの液晶にコ
ントラストを高める目的で2色性の色素を添加してもよ
い。
季年会、発表講演要旨集、P86 文献2:清水ら、化学工学会1991年秋季年会、発表講演
要旨集、P468 本発明において使用する液晶は、特に限定されないが、
アゾメチン化合物、アゾキシ化合物、シアノビフェニル
類、シアノフェニルエステル、安息香酸エステル、シク
ロヘキサカルボン酸フェニルエステル、シアノフェニル
シクロヘキサン、シアノ置換フェニルピリミジン、アル
コキシ置換フェニルピリミジン、フェニルジオキサン、
アルケニルシクロヘキシルベンゾニトリル等及びそれら
の混合物に代表されるネマチック液晶があげられる。さ
らに、ネマチック液にスメクティック液晶、コレステリ
ック液晶を含んでいてもよい。また、これらの液晶にコ
ントラストを高める目的で2色性の色素を添加してもよ
い。
【0012】また、本発明において使用する水溶性ポリ
マは特に限定するものではなく、通常の水溶性ポリマで
あればよく、具体的には、ポリビニルアルコール、メチ
ルセルロース、ヒドロキシエチルメチルセルロース、ヒ
ドロキシプロピルメチルセルロース、ポリアクリル酸、
ポリオキシエチレン等をあげることができる。
マは特に限定するものではなく、通常の水溶性ポリマで
あればよく、具体的には、ポリビニルアルコール、メチ
ルセルロース、ヒドロキシエチルメチルセルロース、ヒ
ドロキシプロピルメチルセルロース、ポリアクリル酸、
ポリオキシエチレン等をあげることができる。
【0013】液晶を多孔質膜に透過してポリマ水溶液中
に分散させると、液晶液滴が適宜の粒径に制御されたエ
マルジョンが作成される。このエマルジョンを用いて液
晶セルを製造方法するには、まず上記方法で製造したエ
マルジョンを電極基板に塗布するが、この電極基板は透
明なガラス板の上に透明電極を設けたものである。電極
基板は必ずしもガラスでなくてもよく、セラミックでも
プラスチックでもよいが、少なくとも一方は透明である
必要がある。
に分散させると、液晶液滴が適宜の粒径に制御されたエ
マルジョンが作成される。このエマルジョンを用いて液
晶セルを製造方法するには、まず上記方法で製造したエ
マルジョンを電極基板に塗布するが、この電極基板は透
明なガラス板の上に透明電極を設けたものである。電極
基板は必ずしもガラスでなくてもよく、セラミックでも
プラスチックでもよいが、少なくとも一方は透明である
必要がある。
【0014】エマルジョンの塗布後、水を乾燥除去する
とポリママトリックス中に適宜の粒径を有する液晶液滴
の分散したフィルムが得られる。水の乾燥除去は自然乾
燥でも強制乾燥でも良い。
とポリママトリックス中に適宜の粒径を有する液晶液滴
の分散したフィルムが得られる。水の乾燥除去は自然乾
燥でも強制乾燥でも良い。
【0015】フィルム形成後、対向電極基板を貼り合わ
せてポリマ分散型液晶フィルムを用いた液晶セルが製造
される。このようにしてポリマ分散型液晶フィルムを2
枚の電極基板の間に挟んで構成された液晶セルは、上記
のような材料および膜乳化法を用いることにより良好な
特性を有する。
せてポリマ分散型液晶フィルムを用いた液晶セルが製造
される。このようにしてポリマ分散型液晶フィルムを2
枚の電極基板の間に挟んで構成された液晶セルは、上記
のような材料および膜乳化法を用いることにより良好な
特性を有する。
【0016】
【実施例】以下、本発明のポリマ分散型液晶フィルム用
エマルジョンの製造方法およびポリマ分散型液晶フィル
ムを用いた液晶セルの製造方法の一実施例を説明する。
エマルジョンの製造方法およびポリマ分散型液晶フィル
ムを用いた液晶セルの製造方法の一実施例を説明する。
【0017】[実施例]独国MERCK社製液晶E7
(シアノビフェニル系ネマチック液晶組成物)を、平均
孔径0.32μmの多孔質ガラス膜に加圧により透過さ
せ、クラレ(株)製ポバール224(ポリビニルアルコ
ール)10重量%水溶液に、液晶/ポバール10重量%
水溶液の割合で4重量部/10重量部で分散させてエマ
ルジョンを得た。このエマルジョンの粒度分布をコール
ター社の粒度分布測定器(コールターカウンタ)により
測定した。図1に示すように、かなり粒度分布幅の狭い
液晶液滴が作成されていることが分かった。
(シアノビフェニル系ネマチック液晶組成物)を、平均
孔径0.32μmの多孔質ガラス膜に加圧により透過さ
せ、クラレ(株)製ポバール224(ポリビニルアルコ
ール)10重量%水溶液に、液晶/ポバール10重量%
水溶液の割合で4重量部/10重量部で分散させてエマ
ルジョンを得た。このエマルジョンの粒度分布をコール
ター社の粒度分布測定器(コールターカウンタ)により
測定した。図1に示すように、かなり粒度分布幅の狭い
液晶液滴が作成されていることが分かった。
【0018】次に、このエマルジョンを透明電極付きガ
ラス基板に30μmのギャップのドクターブレードで塗
布した後、20℃、40%RHの温湿度環境で24時間
放置して水を乾燥させることにより、ポリマ分散型液晶
フィルムを得た。さらに、対向電極基板として透明電極
付きガラス基板を貼り合わせポリマ分散型液晶フィルム
層厚さ7μmの液晶セルを得た。この液晶セルは、10
Vrms(50Hz)印加の時、555nm波長光のほ
ぼ平行な光線の透過率は75%以上であった。なお、電
圧OFF時の透過率は5%であった。その結果、かなり
駆動電圧の低いポリマ分散型液晶を用いた液晶ディスプ
レイを作成することができた。
ラス基板に30μmのギャップのドクターブレードで塗
布した後、20℃、40%RHの温湿度環境で24時間
放置して水を乾燥させることにより、ポリマ分散型液晶
フィルムを得た。さらに、対向電極基板として透明電極
付きガラス基板を貼り合わせポリマ分散型液晶フィルム
層厚さ7μmの液晶セルを得た。この液晶セルは、10
Vrms(50Hz)印加の時、555nm波長光のほ
ぼ平行な光線の透過率は75%以上であった。なお、電
圧OFF時の透過率は5%であった。その結果、かなり
駆動電圧の低いポリマ分散型液晶を用いた液晶ディスプ
レイを作成することができた。
【0019】[比較例]独国MERCK社製液晶E7
(シアノビフェニル系ネマチック液晶組成物)4gを、
クラレ(株)製ポバール224(ポリビニルアルコー
ル)10重量%水溶液10gに加え、4枚羽根式のホモ
ジナイザーで5,000RPMの回転数で10分間撹拌
してエマルジョンを得た。このエマルジョンの粒度分布
をコールター社のコールターカウンタにより測定した。
図1に重ねて示したように、かなり分散幅の広い液晶液
滴が作成されていることがわかった。このエマルジョン
を実施例と同じ製法を用いてポリマ分散型液晶フィルム
層厚さ7μmの液晶セルを得た。このセルは10Vrm
s(50Hz)印加の時、555nm波長光のほぼ平行
な光線の透過率は30%であり、実施例に比して透過率
が低くなって。25Vrms(50Hz)印加時で漸く
光線透過率が75%となった。なお、電圧OFF時の透
過率は3%であった。
(シアノビフェニル系ネマチック液晶組成物)4gを、
クラレ(株)製ポバール224(ポリビニルアルコー
ル)10重量%水溶液10gに加え、4枚羽根式のホモ
ジナイザーで5,000RPMの回転数で10分間撹拌
してエマルジョンを得た。このエマルジョンの粒度分布
をコールター社のコールターカウンタにより測定した。
図1に重ねて示したように、かなり分散幅の広い液晶液
滴が作成されていることがわかった。このエマルジョン
を実施例と同じ製法を用いてポリマ分散型液晶フィルム
層厚さ7μmの液晶セルを得た。このセルは10Vrm
s(50Hz)印加の時、555nm波長光のほぼ平行
な光線の透過率は30%であり、実施例に比して透過率
が低くなって。25Vrms(50Hz)印加時で漸く
光線透過率が75%となった。なお、電圧OFF時の透
過率は3%であった。
【0020】
(1) 請求項1に記載の液晶フィルム用エマルジョンの製
造方法によれば、ポリママトリックス中に液晶液滴を分
散させるために膜乳化法を利用したので、撹拌により分
散乳化させる従来方法に比して、液晶液滴の粒径の均一
なエマルジョンを作成することができる。
造方法によれば、ポリママトリックス中に液晶液滴を分
散させるために膜乳化法を利用したので、撹拌により分
散乳化させる従来方法に比して、液晶液滴の粒径の均一
なエマルジョンを作成することができる。
【0021】(2) 請求項2に記載の液晶セルの製造方法
によれば、液晶粒径の均一なエマルジョンを用いてポリ
マ分散型液晶フィルムを形成するので、液晶セルの特性
を向上させることができる。
によれば、液晶粒径の均一なエマルジョンを用いてポリ
マ分散型液晶フィルムを形成するので、液晶セルの特性
を向上させることができる。
【図1】本発明方法における膜乳化法を用いた実施例と
ホモジナイザーを用いた比較例とを比較した液晶液滴に
関する粒度分布特性図。
ホモジナイザーを用いた比較例とを比較した液晶液滴に
関する粒度分布特性図。
Claims (2)
- 【請求項1】ポリママトリクッス中に液晶の液滴を分散
させる液晶フィルム用エマルジョンの製造方法におい
て、膜乳化法により液晶を多孔質膜に透過してポリマ水
溶液中に分散させることを特徴とする液晶フィルム用エ
マルジョンの製造方法。 - 【請求項2】ポリママトリクッス中に分散された液晶の
液滴からなるポリマ分散型液晶フィルムを用いた液晶セ
ルの製造方法において、膜乳化法により液晶を多孔質膜
に透過してポリマ水溶液中に分散させることによりエマ
ルジョンを作成し、このエマルジョンを電極基板に塗布
し、水を乾燥除去した後、対向電極基板を貼り合わせて
基板間にポリマ分散型液晶フィルムを形成した液晶セル
の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2782193A JPH06242420A (ja) | 1993-02-17 | 1993-02-17 | 液晶フィルム用エマルジョンの製造方法および液晶セルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2782193A JPH06242420A (ja) | 1993-02-17 | 1993-02-17 | 液晶フィルム用エマルジョンの製造方法および液晶セルの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06242420A true JPH06242420A (ja) | 1994-09-02 |
Family
ID=12231625
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2782193A Pending JPH06242420A (ja) | 1993-02-17 | 1993-02-17 | 液晶フィルム用エマルジョンの製造方法および液晶セルの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06242420A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013055028A1 (en) * | 2011-10-10 | 2013-04-18 | Imagelab Co., Ltd. | Method of manufacturing microcapsule for display |
WO2019112082A1 (ko) * | 2017-12-06 | 2019-06-13 | 주식회사 엘지생활건강 | 콜레스테릭 액정 입자를 포함하는 화장료 조성물 및 그의 제조방법 |
-
1993
- 1993-02-17 JP JP2782193A patent/JPH06242420A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013055028A1 (en) * | 2011-10-10 | 2013-04-18 | Imagelab Co., Ltd. | Method of manufacturing microcapsule for display |
WO2019112082A1 (ko) * | 2017-12-06 | 2019-06-13 | 주식회사 엘지생활건강 | 콜레스테릭 액정 입자를 포함하는 화장료 조성물 및 그의 제조방법 |
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