JPH0624226B2 - スタック形cmos装置の製造方法 - Google Patents

スタック形cmos装置の製造方法

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JPH0624226B2
JPH0624226B2 JP59123548A JP12354884A JPH0624226B2 JP H0624226 B2 JPH0624226 B2 JP H0624226B2 JP 59123548 A JP59123548 A JP 59123548A JP 12354884 A JP12354884 A JP 12354884A JP H0624226 B2 JPH0624226 B2 JP H0624226B2
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明はCMOS集積回路、即ちnチヤンネルとPチヤンネ
ル両方の絶縁ゲート電界効果トランジスタを持つ集積回
路に関する。
<従来技術> 実用可能なスタツク型CMOS集積回路即ち、nチヤンネル
とPチヤンネル両方の装置を制御する為に一箇所に設け
た一つのゲートを容量的に接続して使うCMOS集積回路を
提供することが非常に待望されていることは当業者に知
られる通りである。このことは、必須の要件ではない
が、通常Nチヤンネル装置は基板内に形成され、Pチヤ
ンネル装置は、ポリシリコン層内に形成されることが多
い。
スタツク型CMOSは、非常に高密度の集積回路を実現でき
る可能性があり特に非常に高密度のメモリ回路を提供す
るという点での将来性が高い。しかしながら、既知のス
タツク型CMOS構成の製造方法では基板中の装置とセルフ
アラインするように基板上の装置を形成することができ
なかつた。これは、ゲートをおおうポリシリコン層内の
チヤンネル領域をパターン形成する為に使用されるマス
ク工程とは違う工程でこのチヤンネルのアドレスに使わ
れるゲートのパターン形成の為のマスクが提供されるた
めであつた。同じ工程で作れないということは、ゲート
とチヤンネルとの間で不整合を起こしやすいことを意味
しこれによつて装置の特性を低下させてしまうので微細
な幾何学的寸法を持つ装置を形成することを不可能にし
てしまうことを意味する。
<発明が解決しようとする問題点> 以上の様に従来技術では、基板内の装置のチヤンネル領
域をパターン形成するマスクとゲートをパターン形成す
るマスクとは違うものを使つていたので基板内の装置の
チヤンネル領域はゲートにセルフアラインしていても、
基板上のポリシリコン装置のチヤンネルもゲートにセル
フアラインしたスタツク型CMOS回路はなかつた。故にゲ
ートとチヤンネルとの間が不整合であるため、装置の直
列抵抗が上がり特性を劣下させ結局装置の実効利用を不
可能にしていた。従つて実際に利用可能なCMOS装置は、
基板上の装置とその下の共通ゲートとをセルフアライン
で形成可能な構成で形成されることが必要である。
故に本発明の目的は基板をおおうポリシリコン内に作る
装置のチヤンネル領域が、その下のゲート電極にセルフ
アラインされるスタツク型CMOS集積回路構成を提供する
ことである。
さらに従来技術のスタツク型CMOS装置の他の問題点とし
ては、今まで形成可能であつたポリシリコンチヤンネル
装置の特性が非常に悪いということがあげられる。故に
基板上をおおうポリシリコン層内の装置も、比較的良好
な特性を保持できるようなCMOS装置の工程技術を提供す
ることが要求されている。
故に本発明の目的は、基板上のポリシリコン装置も良好
な装置特性を持つスタツク形CMOS集積回路を提供するこ
とである。
<問題点を解決する為の手段> 上述の目的を達成する本発明のスタック形CMOS装置
は、第1の導電形の基板と、上記基板の表面の中の第2
の導電形の第1及び第2のソース/ドレイン領域であっ
て上記第1及び第2のソース/ドレイン領域の間に第1
のチャンネル領域が画定されている上記第1及び第2の
ソース/ドレイン領域と上記第1のチャンネル領域の上
の上記基板の表面上に形成された第1の絶縁層と、上記
第1のチャンネル領域上の上記第1の絶縁層の上に位置
し、基板に対しほぼ垂直な両側壁部を有するゲートと上
記ゲートの上記両側壁部にそれぞれ隣接して位置し、ド
ーパントを含む絶縁物残部と上記ゲートの上に位置する
第2のゲート絶縁層と、上記第2のゲート絶縁物層と上
記絶縁物残部の表面上に位置し、上記ゲートに隣接した
第2のチャンネル領域及び上記第2のチャンネル領域の
両側の第3及び第4のソース/ドレイン領域を含む薄い
ポリシリコン層とから構成される。
また、本発明のスタック形CMOS装置の製造方法にお
いては、基板に第1及び第2のソース/ドレイン領域を
形成し、上記第1及び第2のソース/ドレイン領域は、
それらの間に第1のチャンネル領域を画定する工程と、
上記第1のチャンネル領域の上方の上記基板上に第1の
ゲート絶縁層を形成1する工程と、上記第1のゲート絶
縁層上にゲートを形成し、上記ゲートは基板に対しほぼ
垂直な両側壁部を持つようにする工程と、ドーパントを
含む材料の層をデポジットし、上記材料の層に異方性エ
ッチングを行って上記ゲートの上記両側壁部に隣接して
上記ドーパントを含む材料を残し側壁部ドーパント材料
残部を作る工程と、上記ゲート上に第2のゲート絶縁層
を形成する工程と、薄いポリシリコン層を全体にデポジ
ットする工程と、上記ゲートをおおうマスクを形成し、
上記マスクは上記ゲートの幅より広い幅を持ち、また上
記薄いポリシリコン層内にドーパントを注入して上記薄
いポリシリコン層内に第3及び第4のソース/ドレイン
領域を形成する工程と、上記ドーパントを含む材料の層
の中のドーパントの一部を上記ドーパントを含む材料か
ら上記薄いポリシリコン層へ拡散させる工程とからな
る。
また、本発明の別のスタック形CMOS装置の製造方法
においては、上述の製造方法の全工程に加えて、薄いポ
リシリコン層の中にパッシベーションスピーシィの導入
を行い、上記薄いポリシリコン層のキャリアの移動度を
向上させる工程をさらに含む。
<作 用> 上記の様な構成では、基板上の薄いポリシリコン層で形
成する装置のチヤンネル領域がゲートの頂面と整合して
いるため、従来装置の抵抗が高すぎる為不充分であつた
装置の特性が直列抵抗が下がることによつて向上され、
有効利用が可能となる。
また、本発明の製造工程では、ゲート壁部に沿つて第2
導電形のドーパントを多量に含む絶縁物を設けこの絶縁
物を拡散源として用いその上に形成する薄いポリシリコ
ン層の上記拡散源絶縁物に隣接する部分のみ第2導電形
不純物を拡散させ、これをポリシリコントランジスタの
延長領域とするので不純物を含まないゲート上に相当す
る部分のみ低濃度の不純物を含む。この部分がポリシリ
コン装置のチヤンネル領域となるのでポリシリコントラ
ンジスタのチヤンネル領域は自動的にゲートの頂面と整
合する。故に特にマスクを使わずにゲートに整合してチ
ヤンネル領域の形成が可能で工程は簡略化する。尚、既
に延長領域がゲートの頂面端部と整合しているのでソー
ス/ドレイン領域の注入におけるアライメントトレラン
スは、充分にとれるようになる。
<実施例> 第1図は、本発明に従つた装置の製造工程の最初の段階
を示す。ここまでの製造工程は、まつたく従来通り行わ
れる。即ち、モート領域のパターン形成を行い、チヤン
ネルストツプ注入を行い、厚いフイールド酸化物を成長
させ窒化物のモート用マスクをとり除きモート表面がは
がされた後でゲート酸化物が成長され、第1のポリシリ
コン層がデポジツトされドーピングされてからパターン
形成されている。
第1のポリシリコン層はエツチングを行い、基板表面に
対しほぼ垂直に切りたつ側壁部を持つゲート14を作り
だす必要がある。これは、通常いずれにしろ従来技術で
あるポリシリコンプラズマエツチング法によつて行われ
る。本発明の好ましい実施例では、第1のポリシリコン
層には約 500Åの厚さを持ち、シート抵抗が30Ω/□
の値を示すまでドーピングの行われたPOCl3を用いる。
ソース及びドレイン領域12の注入が次に行われる。こ
の注入は例えば1×1016/cm2のヒ素を50keVのエネ
ルギーによつて打ちこむものである。さらにこの注入領
域には、ドライブインが行われる。次に第1のポリ層1
4及び基板上に、これら全体をおおう酸化物20が成長
させられる。この全体をおおう酸化物20は好ましくは
500から1000Åの厚さまでゲートを形成する第1
のポリ層14をおおつて成長させられる。
この酸化物層20の厚みは、1000℃のドライ酸素中
に20分間さらすという条件による酸化物成長工程で作
ることができる。
この時点で、ボロンを多量に含む酸化物がデポジシヨン
又はスピンオンによつて形成される。これには、バイポ
ーラ技術において基礎拡散として従来から使用されてい
るような、適当なボロンケイ化物ガラスが使用される。
幅1ミクロンのN+形ポリシリコンゲートを用いる本発
明の好ましい実施例では、ボロンケイ化物ガラス16
は、少くとも5000Åの厚さまでスピンオンによつて
形成される。ゲート14の存在によつてボロンケイ化物
ガラス16の厚さが非常に厚くなつている上記ゲート1
4付近にのみボロンケイ化物ガラス16を残しゲート1
4の壁部にボロンケイ化物ガラスの残部18を形成する
為にゲート付近以外の部分のボロンケイ化物ガラス層の
厚みに相当する分をとり除くエツチングがこのガラス層
に行われる。ボロンケイ化物ガラスをとり除くエツチン
グ工程は、典型的にゲート層14の頂面をおおつていた
上記絶縁物層20もとり除いてしまうので新たな2番目
のゲート酸化物22がまた成長させられる。この第2の
ゲート酸化物層22は比較的厚さが薄く例えば300Å
である。この第2のゲート酸化物層22はゲート上をお
おうポリシリコン層内に作るPチヤンネルトランジスタ
の為のゲート酸化物として使われる。それから第1のポ
リシリコン層より薄い第2のポリシリコン層がデポジツ
トされ、これに基板上トランジスタを作る。
本発明の好ましい実施例において、第2のポリシリコン
層の厚さは2000Å未満で体積当りのドーパント濃度
が少くとも1017/cm3に達するようにドーピングが行わ
れている。実施例では、ポリシリコン層のうち1500
Åの厚さまでは低温CVDによつてデポジツトされ、Pチ
ヤンネル装置の閾値電圧にあわせて調整する為1017〜10
18/cm3の範囲でP形にドーピングされている。(しか
しながら、ポリシリコンチヤンネル領域24のドーピン
グレベルは1019/cm3程度の濃度を持ち、これは明らか
に望ましくない値であるが1017/cm3以下又は1016/cm3
まで下げることができることに注意して欲しい。)ドー
ピングレベルが低すぎると装置の閾値が高くなりすぎて
しまう。チヤンネルのドーピングレベルが高すぎると今
度は2000Å以上の厚さのポリシリコン層を使うと装
置の開閉特性が悪くなる「ソフトターンオン」が問題と
なる。
次にアニーリング処理工程が行なわれることによつて上
記ゲート14の側壁部に沿つて残るボロンを大量に含む
ボロンケイ化物ガラス残部18内から第2のポリシリコ
ン層内へとボロンが拡散してゆきP+ソース/ドレイン
延張領域20が形成される。本発明の好ましい実施例で
は、非常に高濃度にドーピングされたボロンケイ化物ガ
ラスが上記側壁部付近に残す残部18に使用され、約9
00℃のアニーリングを15分間行う。ボロンを大量に
含むゲート壁部付近のボロンケイ化物残部18は絶縁物
を介しゲートに隣接し形成されているのでアニーリング
によつて残部18内のボロンを薄いポリシリコン層内に
拡散させると不純物を含まないゲート14の頂面に相当
する部分以外の残部18と隣接する部分のみボロンが拡
散されこれがソース/ドレイン拡散領域となる。故に残
るドーピングレベルの低い部分はポリシリコントランジ
スタのチヤンネルとなり自動的にゲート頂面と整合して
形成される。ここで注意してもらいたいのは、ボロンが
典型的にはわずかに基板に対し水平方向に拡散しチヤン
ネル領域24内に入りこむがこのようなボロンの侵入は
非常にわずかにおさえることができる点である。即ちポ
リシリコン内にボロンが拡散する距離をやや短くし、ソ
ース/ドレイン延長領域26を形成したい深さまでボロ
ンが注入するようにするアニーリングを行う条件を制御
するだけでよい。
更に、第3図では、ちようど先に形成したボロンケイ化
物ガラス層の厚さに相当する分だけエツチングが行われ
た条件で残るゲート側壁部の当該絶縁物残部18が図示
されていることに注意してほしい。即ち残部18の表面
は、n+ポリゲート14の表面とまつたく一致している
ものが図示されている。しかし実際は、例えば絶縁物の
厚さを100%とすると、110%又は120%といつ
た誤差でオーバーエツチングが行われてしまう方が多
い。この場合残部18の表面は第1のポリ層であるゲー
ト14の表面よりわずかに低くなつてしまう。このこと
によつてチヤンネル領域24はn+ポリゲート14の側
壁と頂面との辺部をおおつて曲がつてのびることにな
る。これによつてチヤンネル24の長さがわずかに長く
なると、絶縁物残部18内のドーパントが基板に対し水
平方向に拡散しチヤンネル領域24内に入りこむことに
よつておこる、チヤンネル長の短縮という問題を低減す
ることが可能で適度な長さのチヤンネル長を保持するこ
とができる。
次に薄いポリシリコン層をおおつて薄い例えば300Å
の保護酸化物層27が好ましくは形成される。これによ
つて第4図に示す構成が完成する。
この時ソース/ドレイン延長領域26が既に形成されて
いるのでソース/ドレイン領域の残り部分をパターン形
成する為のアライメントトレランスを充分に確保でき
る。即ち、第5図に示す様にPチヤンネル装置のソース
/ドレイン領域のパターン形成には大きめのマスクを使
うことができる。第1のポリ層であるn+ゲート14の
幅をaとしこのマスク層とポリゲート14をパターン形
成する為に使用されたマスク層とのアライメントトレラ
ンスをbとした場合このマスクは、少くともa+2bで
表わされる幅を持つ必要がある。第5図に示す通り、こ
の図で示されるボロン注入領域は、必ず先に作つたソー
ス/ドレイン拡張領域まで達するように形成し、故にソ
ース/ドレイン拡張領域26によつてP形チヤンネル領
域24に接続するP+ソース/ドレイン領域30を持つ
操作可能なPチヤンネルトランジスタを薄いポリシリコ
ン層内に形成することができる。
ソース/ドレイン注入は、好ましくは、90keVのエネ
ルギーで1×1015/cm3の濃度の二フツ化ボロンの打ち
こみを行う。
この注入されたボロンのドライブインが行われた後好ま
しくは水素添加アニーニングを行う。これによつてポリ
シリコントランジスタ内のP形チヤンネル領域24の特
性を非常に向上させる。水素添加アニーリングは、例え
ば圧力1トル、温度が300℃の水素中でプラズマ放電
をおこしこの中に装置全体を60分間さらすことによつ
て行なわれる。これによつて水素イオンを拡散しPチヤ
ンネル領域24の粒界付近でトラツプのパツシベーシヨ
ン(不動能化)を行う。この水素添加パツシベーシヨン
によつてポリシリコンチヤンネル領域24内の有効移動
度がかなり向上され故に装置の直列抵抗を下げることが
できる。また、このパツシベーシヨンにより装置の漏出
電流も低減することができる。
この水素添加イニーリング工程の後では、できれば長時
間にわたる高熱処理工程を行うのは避けることが望まし
い。即ち、この後で装置が高温下におかれると、ドレイ
ンの粒界でトラツプされている水素原子の再結合が起こ
り水素分子となつてドレインの外へ拡散してしまう。し
かしながら、あまり長くない期間、徐々に熱を上げてゆ
くようにして高温処理を徐々に行い、急激に熱を上げる
ようにしなければ問題とはならない。例えば1時間、温
度も450℃なら問題を起こさない。しかしながら、例
えばCO2レーザーなどによるレーザー照写による加熱工
程を用いるか及び/又は多重層酸化物層に低温で溶ける
材料、例えばボロン リンケイ化物ガラス又はリードド
ープガラスあるいはPlQやポリイミドのような有機材料
等を使つて多重層絶縁物層のリフロー処理を行うことが
望ましい。
本発明の好ましい実施例では、多重層絶縁物層は、OCD
によつて提供され、この層はスピンオンによつて形成さ
れた後で低温でのベーキングを行い有機溶剤がとり除か
れる。
電極をシンタリングする為に高温にさらす時間は短くす
ることが望ましい。本実施例では、1%のケイ素がドー
ピングされたアルミニウムで形成した電極のシンタリン
グを400℃の水素雰囲気中で10分間行う。
当然、多重層絶縁物層を形成する前に第2のポリシリコ
ン層のパターン形成を行うが、これをソース/ドレイン
注入を行う前にするか後にするかは問題とならない。好
ましくは、P形不純物が誤つて基板の不要な箇所に導入
されることがない様に、ソース/ドレイン注入工程は第
2のポリ層のパターン形成を行う前に行う方が望まし
い。
これ以降の処理工程は、上記で説明したように高温処理
を行う時間を制限するという厳格な要求ではないが望ま
しいとされる制約を守るという点を除き、全く同様であ
る。即ち、以後の工程では、当業者に周知の通りの電極
のパターン形成、金属層のデポジシヨン及びパターン形
成、保護用オーバーコート層のデポジシヨン及びパター
ン形成といつた工程を続ける。
<発明の効果> 以上の様な構成のCMOS回路は、共通ゲートを用いる2つ
の装置をスタツク型で形成する為領域利用の効率が向上
する。装置の構成自体が基板上装置のチヤンネルとゲー
トの頂面とが合致するように構成されている為製造工程
が簡略でかつ不整合による誤動作から完全に開放され
る。
以上の様な利点に加え従来技術の基板上装置は、基板上
のポリシリコントランジスタは装置の直列抵抗が高く特
性が劣悪でチヤンネルとゲートの不整合は致命的な問題
であつたが本発明では、チヤンネルとゲートとは必ず整
合しかつ水素添加によるチヤンネル領域のパツシベーシ
ヨンを行うので特性が向上し、信頼しうる装置を提供す
ることができる。
当業者であれば本発明は、根本的に全く新規な構成を提
供するものでありこの構成は、あらゆる種類の集積回路
構成に使用可能である。
装置をおおい薄いポリシリコン層に関するこの他の情報
は、米国特許第505,156号に開示されておりこれ
もこの中で参考として用いている。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明の製造工程の各段階を示す図で
ある。 第5図は、製造工程の最終段階を示し本発明に従うスタ
ツク形CMOS装置の完成図である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板に第1及び第2のソース/ドレイン領
    域を形成し、上記第1及び第2のソース/ドレイン領域
    は、それらの間に第1のチャンネル領域を画定する工程
    と、 上記第1のチャンネル領域の上方の上記基板上に第1の
    ゲート絶縁層を形成する工程と、 上記第1のゲート絶縁層上にゲートを形成し、上記ゲー
    トは基板に対しほぼ垂直な両側壁部を持つようにする工
    程と、 ドーパントを含む材料の層をデポジットし、上記材料の
    層に異方性エッチングを行って上記ゲートの上記両側壁
    部に隣接して上記ドーパントを含む材料を残し側壁部ド
    ーパント材料残部を作る工程と、 上記ゲート上に第2のゲート絶縁層を形成する工程と、 薄いポリシリコン層を全体にデポジットする工程と、 上記ゲートをおおうマスクを形成し、上記マスクは上記
    ゲートの幅より広い幅を持ち、また上記薄いポリシリコ
    ン層内にドーパントを注入して上記薄いポリシリコン層
    内に第3及び第4のソース/ドレイン領域を形成する工
    程と、 上記ドーパントを含む材料の層の中のドーパントの一部
    を上記ドーパントを含む材料から上記薄いポリシリコン
    層へ拡散させる工程とからなるスタック形CMOS装置
    の製造方法。
  2. 【請求項2】基板に第1及び第2のソース/ドレイン領
    域を形成し、上記第1及び第2のソース/ドレイン領域
    は、それらの間に第1のチャンネル領域を画定する工程
    と、 上記第1のチャンネル領域の上方の上記基板上に第1の
    ゲート絶縁層を形成する工程と、 上記第1のゲート絶縁層上にゲートを形成し、上記ゲー
    トは基板に対しほぼ垂直な両側壁部を持つようにする工
    程と、 ドーパントを含む材料の層をデポジットし、上記材料の
    層に異方性エッチングを行って上記ゲートの上記両側壁
    部に隣接して上記ドーパントを含む材料を残し側壁部ド
    ーパント材料残部を作る工程と、 上記ゲート上に第2のゲート絶縁層を形成する工程と、 薄いポリシリコン層を全体にデポジットする工程と、 上記ゲートをおおうマスクを形成し、上記マスクは上記
    ゲートの幅より広い幅を持ち、また上記薄いポリシリコ
    ン層内にドーパントを注入して上記薄いポリシリコン層
    内に第3及び第4のソース/ドレイン領域を形成する工
    程と、 上記ドーパントを含む材料の層の中のドーパントの一部
    を上記ドーパントを含む材料から上記薄いポリシリコン
    層へ拡散させる工程と、 上記薄いポリシリコン層の中にパッシベーションスピー
    シィの導入を行い、上記薄いポリシリコン層のキャリア
    の移動度を向上させる工程とからなるスタック形CMO
    S装置の製造方法。
  3. 【請求項3】パッシベーション工程が水素プラズマにさ
    らす工程を含む特許請求の範囲第2項の方法。
JP59123548A 1983-06-17 1984-06-15 スタック形cmos装置の製造方法 Expired - Lifetime JPH0624226B2 (ja)

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US505155 1983-06-17

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JPS6016458A JPS6016458A (ja) 1985-01-28
JPH0624226B2 true JPH0624226B2 (ja) 1994-03-30

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