JPH06242049A - 奪熱雰囲気検出装置および奪熱雰囲気検出装置用の雰囲気センサ - Google Patents

奪熱雰囲気検出装置および奪熱雰囲気検出装置用の雰囲気センサ

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JPH06242049A
JPH06242049A JP3045993A JP3045993A JPH06242049A JP H06242049 A JPH06242049 A JP H06242049A JP 3045993 A JP3045993 A JP 3045993A JP 3045993 A JP3045993 A JP 3045993A JP H06242049 A JPH06242049 A JP H06242049A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、応答性に優れ、また経時変
化が小さく常時安定して高精度に奪熱量を検出できる奪
熱雰囲気検出装置を提供することである。 【構成】 温度により透磁率が大きく変化し、それぞれ
異なる透磁率を有する二種類の金属磁性酸化物膜と、前
記二つの金属磁性酸化物膜に共通に施された一次コイル
と、前記二つの金属磁性酸化物膜に互いに独立してそれ
ぞれ施された二つの二次コイルと、前記二つの金属磁性
酸化物膜の初透磁率を合わせるために一方の金属磁性酸
化物膜を加熱するためのヒータとを有するセンサ部とで
構成されている。本発明の奪熱雰囲気検出装置は、前記
一次コイルに交流励磁電圧を供給し、前記二つのコイル
を差動接続することによって該二つのコイルの出力電圧
の差電圧を検出するというものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2つのセンサ部を備
え、例えば流体の流量または水蒸気の量(奪熱量)に応
じてインダクタンスが変化することを利用して流量、湿
度を検出する湿度センサおよびフローセンサのような奪
熱雰囲気検出装置および奪熱雰囲気検出装置用の雰囲気
センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の奪熱雰囲気検出装置の構
造、および該奪熱雰囲気検出装置に用いる感熱抵抗素子
の構造を示す図であり、図5は図4の奪熱雰囲気検出装
置に用いられるブリッジ回路を示した図である。
【0003】図4(A)に示すように、同一特性の2個
の感熱抵抗素子21、22は、リード端子としてのピン
24を介して異なるステム26に半田付け、あるいは溶
接等により固定されている。感熱抵抗素子21を固定し
たステム26には、通気孔を設けた金属管のキャップ2
5が被せられている。一方、感熱抵抗素子22を固定し
たステム26には、極低温(−40℃程度)条件にて金
属管のキャップ25´が被せられている。
【0004】これにより、感熱抵抗素子21は外気に晒
された状態になり、感熱抵抗素子22は乾燥雰囲気中に
封入される。
【0005】図4(B)に示すように、感熱抵抗素子2
1,22は、バルク感熱抵抗体32の表面と裏面に電極
31を焼き付け、さらに電極31にリード線33を取り
付けて構成されている。
【0006】図5に示すように、2個の感熱抵抗素子2
1,22を備えた奪熱雰囲気検出装置は、2個の感熱抵
抗素子21,22をそれぞれRHT,RT とし、RHTとR
T を互いに異なるブリッジ辺とするホイートストンブリ
ッジ回路を形成している。ここで、2個の感熱抵抗素子
21,22の温度−抵抗特性および抵抗値は等しい。
【0007】以下に従来の奪熱雰囲気検出装置の動作を
説明する。
【0008】感熱抵抗素子21,22は、リード線33
に電圧を印加すると発熱し、周囲温度よりも高くなる。
このとき、感熱抵抗素子21,22の温度は前記発熱の
消費に寄与する電力と、前記発熱の熱放散とにより決定
される。そのため、感熱抵抗素子21は大気中の水蒸気
による熱伝導が作用して熱放散が大きくなるため感熱抵
抗素子21の温度は感熱抵抗素子22の温度よりも小さ
くなる。
【0009】これにより、水蒸気の量(湿気の多少)あ
るいは流体の流速に応じて感熱抵抗素子21,22間に
温度差が生じ、その温度差に対応して発生する抵抗の差
を固定抵抗R3 の両端電圧VOUT にて検出し、大気中の
絶対湿度および流体の流速を検出することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の奪熱雰囲気検出
装置では、電圧印加時、温度変化時又は湿度変化の間に
おいて、バルク感熱抵抗体21,22全体の温度が均一
になるまでの熱的均衡に時間がかかり、感熱抵抗素子2
1,22の抵抗値が不安定になりやすい。それゆえ従来
の奪熱雰囲気検出装置は、ブリッジバランス出力が安定
するまでに長い時間を要し、応答性が悪いという問題が
ある。
【0011】又、バルク感熱抵抗体の表面は経時変化を
起こしやすいのでバルク感熱抵抗体の表面にコーティン
グを施す必要がある。そのため、更に応答性が悪くなる
という問題が生じる。
【0012】本発明はかかる問題を解決し、応答性に優
れ、また経時変化が小さく常時安定して高精度に奪熱量
を検出できる奪熱雰囲気検出装置及び奪熱雰囲気検出装
置用の雰囲気センサを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、温度に
より透磁率が大きく変化し、それぞれ異なる透磁率を有
する第一および第二の金属磁性酸化物膜と、該第一およ
び第二の金属磁性酸化物膜に共通に蛇行された一次コイ
ルと、該第一および第二の金属磁性酸化物膜に互いに独
立してそれぞれ蛇行された第一および第二の二次コイル
と、該第一の金属磁性酸化物膜と第二の金属磁性酸化物
膜の初透磁率を合わせるために該第一および第二の金属
磁性酸化物膜の一方を加熱するための加熱手段とを有す
るセンサ部と、前記一次コイルに交流励磁電圧を供給す
る手段と、前記第一および第二のコイルの出力電圧の差
電圧を検出する手段とを有し、前記センサ部の雰囲気の
奪熱量を前記差電圧として検出することを特徴とする奪
熱雰囲気検出装置が得られる。
【0014】さらに、前記第一の二次コイルと前記第二
の二次コイルとが差動接続されていることを特徴とする
奪熱雰囲気検出装置が得られる。
【0015】また本発明によれば、前記センサ部は第一
および第二のセンサ部からなり、前記一次コイルは第一
および第二の一次コイルからなり、前記第一のセンサ部
が、第一の基板と、該第一の基板上に設けた前記第一の
金属磁性酸化物膜と、該第一の基板上に前記第一の一次
コイルとして形成された第一の一次導体パターンと、該
第一の基板上に前記第一の二次コイルとして形成された
第一の二次導体パターンとで構成され、第二のセンサ部
が、第二の基板と、該第二の基板上に設けた前記第二の
金属磁性酸化物膜と、該第二の基板上に前記第二の一次
コイルとして形成された第二の一次導体パターンと、該
第二の基板上に前記第二の二次コイルとして形成された
第二の二次導体パターンと、該第二の基板上に前記加熱
手段として形成されたヒータとで構成され、前記第一の
一次導体パターンと前記第二の一次導体パターンとが直
列に接続されていることを特徴とする奪熱雰囲気検出装
置用の雰囲気センサが得られる。
【0016】さらに、前記第一の金属磁性酸化物膜が前
記第一の基板の表面に設けられ、前記第一の一次導体パ
ターンおよび第一の二次導体パターンが該基板の裏面に
設けられ、前記第二の金属磁性酸化物膜および前記ヒー
タが前記第二の基板の表面に設けられ、前記第二の一次
導体パターンおよび第二の二次導体パターンが該基板の
裏面に設けられて構成されることを特徴とする奪熱雰囲
気検出装置用の雰囲気センサが得られる。
【0017】さらに、前記第一および第二の一次導体パ
ターン、第一および第二の二次導体パターンンが蛇行状
またはらせん状に形成されていることを特徴とする奪熱
雰囲気検出装置用の雰囲気センサが得られる。
【0018】さらに、前記第一および第二の基板が、共
通の基板の互いに異なる基板部からなることを特徴とす
る奪熱雰囲気検出装置用の雰囲気センサが得られる。
【0019】また本発明によれば、前記第一および第二
の金属磁性酸化物膜がMn−Zn系金属磁性酸化物膜で
あることを特徴とする奪熱雰囲気検出装置および奪熱雰
囲気検出装置用の雰囲気センサが得られる。
【0020】
【実施例】以下、図1,図2,及び図3を参照して本発
明の実施例を説明する。
【0021】図1は本発明の奪熱雰囲気検出装置用の雰
囲気センサの構造を示す図である。
【0022】図1(A),図1(B)に示すように、薄
膜ヒータ11は、アルミナ基板13の表面上に形成さ
れ、具体的にはスパッタ法によりアルミナ基板13の表
面上に薄膜白金を蒸着し、エッチング法により蛇行状の
薄膜パターンを形成した後、大気中で800〜1100
℃の温度範囲で熱処理して得られる。さらに、図1
(C)に示すように、アルミナ基板13の裏面上に、か
つ薄膜ヒータ11の真下の位置に一次導体パターン17
−1および二次導体パターン16を蒸着し、エッチング
法により蛇行状のパターンを形成する。さらに薄膜ヒー
タ11の上にMn−Zn系の金属磁性酸化物12を厚膜
印刷した後800℃で焼成してセンサ部14が得られ
る。
【0023】又、金属磁性酸化物12が印刷された領域
とは異なる領域に、かつ基板13の表面上に金属磁性酸
化物12´を厚膜印刷した後800℃で焼成して、基板
13の裏面上に上述の導体パターンの製造法と同様の方
法で一次導体パターン17−2および二次導体パターン
16´を設けてセンサ部15が得られる。
【0024】尚、一次導体パターン17−1および17
−2は互いに一端が接続されており、一次コイルとして
働き、又二次導体パターン16、16´は二次コイルと
して働く。
【0025】図2は、奪熱雰囲気検出装置に用いる差動
検出回路を示した図である。
【0026】図2において、一次導体パターン17−
1,17−2をそれぞれ一次コイルL1 ,一次コイルL
2 とし、二次導体パターン16,16´をそれぞれ二次
コイルL3 およびL4 とし、二次コイルL3 と二次コイ
ルL4 は図2に示すように差動接続されており、二次コ
イルL3 と二次コイルL4 とのインダクタンス値の差を
検出可能とする。
【0027】本発明は、一方のセンサ部14にヒータ1
1を設け、ヒータ11の発熱による熱伝導効果ににより
雰囲気に晒したとき奪熱するようにし、他方のセンサ部
15にはヒータを設けず雰囲気に晒しても奪熱しないよ
うにし、それによるセンサ部14とセンサ部15との温
度差を利用して奪熱量を検出するものである。従って、
センサ部14にのみヒータ11を設けることが本発明の
奪熱雰囲気検出装置の使用による奪熱量の検出にあたり
必要な条件となる。
【0028】このとき、センサ部14に用いられる金属
磁性酸化物12の材料とセンサ部15に用いられる金属
磁性酸化物12´の材料をキュリー点の同じものとすれ
ば、金属磁性酸化物12の方がヒータ11で加熱される
ので、図3に示す初透磁率の温度特性より加熱後の温度
が金属磁性酸化物12のキュリー温度を越えた場合、金
属磁性酸化物12の透磁率がなくなってしまう。従っ
て、温度変化による透磁率の変化に応じたインダクタン
ス値が求められなくなり、この装置は全く意味をなさな
くなる。又、本発明がセンサ部14とセンサ部15との
インダクタンス値の差をもって雰囲気の奪熱量を検出す
るものであるから、加熱後の状態で金属磁性酸化物12
と金属磁性酸化物12´の初透磁率を揃える必要があ
る。
【0029】このことに鑑みれば、センサ部14に用い
られる金属磁性酸化物12は、そのキュリー温度が、あ
らかじめヒータ11によって発熱して温度上昇する分だ
けセンサ部15に用いられる金属磁性酸化物12´のキ
ュリー温度より高めの材料であって、かつ、加熱後の金
属磁性酸化物12の初透磁率が加熱しない方の金属磁性
酸化物12´の常温での透磁率と一致するような材料を
選択する必要がある。
【0030】例えば加熱温度を27〜28℃とした場
合、図3に示すように曲線Aの初透磁率温度特性を有す
る材料からなる磁性体を金属磁性酸化物12´、曲線B
の初透磁率温度特性を有する材料からなる磁性体を金属
磁性酸化物12とし、このように選択しておけば、一次
コイルL1 およびL2 に交流励磁電圧を供給し、ヒータ
11に電圧を印加すると、ヒータ11に密着している金
属磁性酸化物12は発熱し、金属磁性酸化物12の温度
が上昇する。これにより、その初透磁率は、図3に示さ
れるように初透磁率が上昇し、金属磁性酸化物12と金
属磁性酸化物12´の初透磁率は同じになり、二次コイ
ルL3 側と二次コイルL4 側のインダクタンス値は同じ
になる。この状態で、差動電圧VOUT はバランスされる
ことになる。
【0031】以下、本発明の奪熱雰囲気検出装置を絶対
湿度センサとして用いた場合の水蒸気の量の測定方法を
具体的に説明する。センサ部14は発熱しているので、
大気中の水蒸気による熱伝導が作用し熱放散が大きくな
る。従ってセンサ部14の周囲温度は低くなり、金属磁
性酸化物12の初透磁率も小さくなり、それに応じて二
次コイルL3 側のインダクタンス値も小さくなる。一
方、センサ部15は発熱していないので、大気中の水蒸
気による熱伝導が作用せず大気中の水蒸気によって温度
が変化しない。従って、このときセンサ部15は周囲温
度となり温度補償として使用されるので、二次コイルL
3 側と二次コイルL4 側のインダクタンス値に差が生
じ、二次コイルL3 および二次コイルL4 に異なる誘導
起電圧が生じる。その差を差動電圧VOUT の電圧として
得る。
【0032】以上のように水蒸気の量を差動電圧VOUT
の電圧として検出することができる。
【0033】尚、図示されていないが、一次コイル
1 ,L2 及び二次コイルL3 ,L4 と、ヒータ11及
び金属磁性酸化物12,12´とを基板13の同一面上
に上記形成方法と同様の方法で形成しても上記と同様の
効果が得られる。
【0034】又、本発明の奪熱雰囲気検出装置は水蒸気
の量を検出する絶対湿度センサのみならず、流体の流量
を検出するフローセンサとしても用いることができる。
【0035】即ち、絶対湿度センサの場合は水蒸気によ
る温度変化に伴うインダクタンスの変化分を測定するこ
とによって水蒸気の量を検出し、他方フローセンサの場
合は流体の流量の変化に対応する温度変化に伴うインダ
クタンスの変化分を測定することによって流量を検出す
ることができる。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、感熱素子として、従来
の感熱抵抗素子の抵抗の温度特性に比べて温度に対する
応答性に優れている金属磁性酸化物の膜を用い、一次お
よび二次コイルを含む一組のセンサ部を用いているの
で、奪熱雰囲気の変化に対する応答性を高めることがで
きる。又、センサ部に用いられる金属磁性酸化物の厚膜
は経時変化が少なく、耐久性が高いため、耐久性の良い
奪熱雰囲気検出装置および奪熱雰囲気検出装置用の雰囲
気センサを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図(A)は本発明の雰囲気センサの構造を示す
平面図であり、図(B)は図(A)の雰囲気センサの断
面図であり、図(C)は図(A)の雰囲気センサの下面
図である。
【図2】本発明の奪熱雰囲気検出装置に用いられる差動
検出回路を示した図である。
【図3】本発明の奪熱雰囲気検出装置に用いられる磁性
体の初透磁率の温度特性を示す図である。
【図4】図(A)は従来の雰囲気センサの構造を示す平
面図であり、図(B)は図(A)の雰囲気センサに用い
られる感熱抵抗素子の構造を示す斜視図である。
【図5】従来の奪熱雰囲気検出装置に用いられるブリッ
ジ回路を示した図である。
【符号の説明】
11 薄膜ヒータ 12,12´ 金属磁性酸化物 13 アルミナ基板 14,15 センサ部 16,16´ 二次コイル 17−1,17−2 一次コイル 21,22 感熱抵抗素子 23 通気孔 24 ピン端子 25,25´ ケース 26,26´ ステム 31 電極 32 バルク感熱抵抗体 33 リード線

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温度により透磁率が大きく変化し、それ
    ぞれ異なる透磁率を有する第一および第二の金属磁性酸
    化物膜と、該第一および第二の金属磁性酸化物膜に共通
    に蛇行された一次コイルと、該第一および第二の金属磁
    性酸化物膜に互いに独立してそれぞれ蛇行された第一お
    よび第二の二次コイルと、該第一の金属磁性酸化物膜と
    第二の金属磁性酸化物膜の初透磁率を合わせるために該
    第一および第二の金属磁性酸化物膜の一方を加熱するた
    めの加熱手段とを有するセンサ部と、前記一次コイルに
    交流励磁電圧を供給する手段と、前記第一および第二の
    コイルの出力電圧の差電圧を検出する手段とを有し、前
    記センサ部の雰囲気の奪熱量を前記差電圧として検出す
    ることを特徴とする奪熱雰囲気検出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の奪熱雰囲気検出装置にお
    いて、前記第一の二次コイルと前記第二の二次コイルと
    が差動接続されていることを特徴とする奪熱雰囲気検出
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の奪熱雰囲気検出装置に用
    いる雰囲気センサにおいて、前記センサ部は第一および
    第二のセンサ部からなり、前記一次コイルは第一および
    第二の一次コイルからなり、前記第一のセンサ部が、第
    一の基板と、該第一の基板上に設けた前記第一の金属磁
    性酸化物膜と、該第一の基板上に前記第一の一次コイル
    として形成された第一の一次導体パターンと、該第一の
    基板上に前記第一の二次コイルとして形成された第一の
    二次導体パターンとで構成され、第二のセンサ部が、第
    二の基板と、該第二の基板上に設けた前記第二の金属磁
    性酸化物膜と、該第二の基板上に前記第二の一次コイル
    として形成された第二の一次導体パターンと、該第二の
    基板上に前記第二の二次コイルとして形成された第二の
    二次導体パターンと、該第二の基板上に前記加熱手段と
    して形成されたヒータとで構成され、前記第一の一次導
    体パターンと前記第二の一次導体パターンとが直列に接
    続されていることを特徴とする奪熱雰囲気検出装置用の
    雰囲気センサ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の奪熱雰囲気検出装置に用
    いる雰囲気センサにおいて、前記第一の金属磁性酸化物
    膜が前記第一の基板の表面に設けられ、前記第一の一次
    導体パターンおよび第一の二次導体パターンが該基板の
    裏面に設けられ、前記第二の金属磁性酸化物膜および前
    記ヒータが前記第二の基板の表面に設けられ、前記第二
    の一次導体パターンおよび第二の二次導体パターンが該
    基板の裏面に設けられて構成されることを特徴とする奪
    熱雰囲気検出装置用の雰囲気センサ。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4記載の奪熱雰囲気検出装
    置用の雰囲気センサにおいて、前記第一および第二の一
    次導体パターン、第一および第二の二次導体パターンン
    が蛇行状またはらせん状に形成されていることを特徴と
    する奪熱雰囲気検出装置用の雰囲気センサ。
  6. 【請求項6】 請求項3乃至5のいずれか一つに記載の
    奪熱雰囲気検出装置用の雰囲気センサにおいて、前記第
    一および第二の基板が、共通の基板の互いに異なる基板
    部からなることを特徴とする奪熱雰囲気検出装置用の雰
    囲気センサ。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれか一つに記載の
    奪熱雰囲気検出装置および奪熱雰囲気検出装置に用いる
    雰囲気センサにおいて、前記第一および第二の金属磁性
    酸化物膜がMn−Zn系金属磁性酸化物膜であることを
    特徴とする奪熱雰囲気検出装置および奪熱雰囲気検出装
    置用の雰囲気センサ。
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