JPH0624185U - サッシュの水切り部材 - Google Patents

サッシュの水切り部材

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Publication number
JPH0624185U
JPH0624185U JP6124492U JP6124492U JPH0624185U JP H0624185 U JPH0624185 U JP H0624185U JP 6124492 U JP6124492 U JP 6124492U JP 6124492 U JP6124492 U JP 6124492U JP H0624185 U JPH0624185 U JP H0624185U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sash
opening
draining member
width
plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP6124492U
Other languages
English (en)
Inventor
敏之 早川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taisei Corp
Original Assignee
Taisei Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Taisei Corp filed Critical Taisei Corp
Priority to JP6124492U priority Critical patent/JPH0624185U/ja
Publication of JPH0624185U publication Critical patent/JPH0624185U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】サッシュの水切り部材の取り付け作業にかかる
手間を軽減するとともに、風を伴う降雨時であっても確
実に水切りができるようにする。 【構成】本考案の水切り部材1は、皿板11と、その両
側面に固定された側面板12とからなる。皿板11の幅
1 を、コンクリート壁2に形成された開口部21の幅
2 より狭く形成した。この水切り部材1は、サッシュ
3下枠31の下部に取り付けられて、サッシュ3ととも
に開口部21の所定位置に設置される。水切り部材1の
左右両側と開口部21との隙間D1は、コーキング材を
埋め込んで塞ぐ。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、サッシュの下端に取り付けられる水切り部材に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、コンクリート壁の所定位置にサッシュを取り付ける場合には、前記位置 にサッシュの外形に対応させた寸法の開口部を形成して、この開口部にサッシュ を嵌め込んでいる。ここで、サッシュの下端に水切り部材を取り付ける場合には 、従来の水切り部材はその幅がサッシュ下枠の幅より大きいため、前記開口部の 下端の両側となるコンクリートを削り取るか、コンクリート打設時に前記開口部 の下端が幅広となる型枠を使用することで、水切り部材を収める空間を確保して いた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の方法のうち、後からコンクリートを削り取る方法で は、作業に手間がかかるとともに外観が悪くなるという不具合があった。また型 枠の工夫で開口部の下端を幅広とする方法では、型枠が複雑になるため、脱型時 にコンクリートの破損を伴うことがあった。さらに、通常の水切り部材では、風 を伴う降雨時に水切り部材の側面から水が漏れて、その水が当たる部分に白色物 質が析出し(いわゆる、鼻垂れが生じて)、美観が損なわれるという不具合があ った。
【0004】 本考案は、このような不具合を解決するためのものであり、サッシュの水切り 部材の取り付け作業にかかる手間を軽減するとともに、風を伴う降雨時であって も確実に水切りができるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、外壁の開口部に取り付けられるサッシ ュの下端に固定される水切り部材において、前記開口部の幅より狭い幅を有して サッシュの下端に固定される皿板の両側面に、この皿板の上方に所定高さだけ立 ち上がる側面板を設けたことを特徴とするサッシュの水切り部材を提供する。
【0006】
【作用】
本考案の水切り部材では、皿板の幅をサッシュ取り付け用開口部の幅より狭く したので、コンクリート壁への設置の際に、従来のように開口部の下端の幅を拡 げる作業をしなくて済む。また、皿板の両側面に、この皿板の上方に所定高さだ け立ち上がる側面板を設けたため、風を伴う降雨時であっても確実に水切りがで きるようになる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づき説明する。 図1はこの実施例における水切り部材の取り付け状態を示す平断面図であり、 図2は図1のA−A線断面図である。 図1および2から分かるように、この水切り部材1は、コンクリート壁2に形 成された開口部21において、サッシュ3の下端に取り付けられるものであり、 サッシュ3下端からの水を受ける皿板11と、その両端面に溶接等で固定された 側面板12とで構成される。
【0008】 皿板11は、サッシュ3側に対して外部側が下方となるように傾斜した形状の 皿部11aと、この皿部11aからサッシュ3側に連続して立ち上がる立ち上が り部11bと、皿部11aから外部側に連続して立ち下がる立ち下がり部11c とからなる。そして、皿板11の幅W1 を、コンクリート壁2の開口部21の幅 W2 より狭く形成してある。
【0009】 側面板12は、図2から分かるように、立ち下がり部11cの下端から立ち上 がり部11bの上端まで達する幅で、立ち上がり部11bから立ち下がり部11 cの少し先までを覆う板材からなり、その長手方向を皿部11aの傾斜に平行に 設置してあり、外部側の先端部分の下端面は、立ち下がり部11cの下端面に平 行に形成してある。
【0010】 この例においては、水切り部材1を立ち上がり部11bにおいてサッシュ3の 下枠31に取り付けて、サッシュ3とともに、コンクリート壁2の開口部21に 屋内側から嵌め込んで所定位置に設置する。 ここでは、図1から分かるように、サッシュ3の両竪枠32の上下方向所定位 置に、例えば外側に筒体4aが固定してあるような板状の取り付け部材4を取り 付け、この筒体4a内に、開口部21を形成するコンクリート壁2に一端を埋め 込んだ棒材5の他端を挿入して溶接接合すること等により、サッシュ3および水 切り部材1の幅方向における取り付け位置を保持している。
【0011】 上下方向における取り付け位置の保持は、例えば以下のようにして行う。すな わち、図2から分かるように、前記取り付け部材4と同様の取り付け部材6を下 枠31下部の所定位置に取り付け、筒体4aの代わりに断面U字で下側が開口部 となっている部材7aを備えた取り付け部材7を、皿部11a下部の所定位置に 金具8を介して取り付ける。
【0012】 また、これらに係合させる棒材9を、コンクリート壁2における開口部21の 下側となる部分2aに、何らかの方法で固定させる。そして、棒材9の先端部を 部材7a内に前記と同様に溶接接合により固定し、棒材9の中途部に上方に延び る棒材10を固定してその先端を筒体6a内に挿入し、前記と同様に溶接接合に より固定する。
【0013】 このようにして、所定位置に保持されたサッシュ3および水切り部材1の下側 と開口部2との隙間B、およびサッシュ3の左右両側と開口部2との隙間Cをモ ルタル等で埋めて塞ぎ、水切り部材1の左右両側と開口部2との隙間D1、サッ シュ3の竪枠32と開口部2との隙間D2、および水切り部材1の下側の前記モ ルタルで塞がれた隙間Bの先端B1をコーキング材で塞げば、水切り部材1の取 り付けが完了する。
【0014】 このように、この水切り部材1によれば、取り付け位置である開口部21の下 端の幅を拡げる必要がない。また、皿板11の両側面に側面板12を設けたため 、風を伴う降雨時であっても確実に水切りができるようになる。
【0015】
【考案の効果】
以上説明してきたように、本考案の水切り部材では、皿板の幅をサッシュ取り 付け用開口部の幅より狭くしたので、コンクリート壁への設置の際に、従来のよ うに開口部の下端の幅を拡げる作業をしなくて済む。また、皿板の両側面に、こ の皿板の上方に所定高さだけ立ち上がる側面板を設けたため、風を伴う降雨時で あっても確実に水切りができるようになる。
【0016】 その結果、水切り部材の取り付け作業を省力化できるとともに、通常の水切り 部材で生じていたいわゆる鼻垂れが防止できるため、コンクリート外壁の美観が 保持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例における、サッシュの水切り
部材の取り付け状態を示す平断面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【符号の説明】
1 水切り部材 11 皿板 12 側面板 2 コンクリート壁 21 開口部 3 サッシュ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外壁の開口部に取り付けられるサッシュ
    の下端に固定される水切り部材において、前記開口部の
    幅より狭い幅を有してサッシュの下端に固定される皿板
    の両側面に、この皿板の上方に所定高さだけ立ち上がる
    側面板を設けたことを特徴とするサッシュの水切り部
    材。
JP6124492U 1992-08-31 1992-08-31 サッシュの水切り部材 Pending JPH0624185U (ja)

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JP6124492U JPH0624185U (ja) 1992-08-31 1992-08-31 サッシュの水切り部材

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JP6124492U JPH0624185U (ja) 1992-08-31 1992-08-31 サッシュの水切り部材

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JPH0624185U true JPH0624185U (ja) 1994-03-29

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ID=13165631

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JP6124492U Pending JPH0624185U (ja) 1992-08-31 1992-08-31 サッシュの水切り部材

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5948988B2 (ja) * 1977-04-04 1984-11-30 エフ・ジェイ・ブルルス アンド コンパニ− エス・ア−・ 巻煙草フイルタユニツトの製造方法および装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5948988B2 (ja) * 1977-04-04 1984-11-30 エフ・ジェイ・ブルルス アンド コンパニ− エス・ア−・ 巻煙草フイルタユニツトの製造方法および装置

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