JPH0624097A - インパクトドットマトリックスプリンタ - Google Patents
インパクトドットマトリックスプリンタInfo
- Publication number
- JPH0624097A JPH0624097A JP4177909A JP17790992A JPH0624097A JP H0624097 A JPH0624097 A JP H0624097A JP 4177909 A JP4177909 A JP 4177909A JP 17790992 A JP17790992 A JP 17790992A JP H0624097 A JPH0624097 A JP H0624097A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yoke
- carriage
- cover member
- printing
- electromagnetic coil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Impact Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高密度の高速、連続印字を可能とすると共
に、印字音を低減したインパクトドットマトリックスプ
リンタを提供することを目的とする。 【構成】 カバー部材19により第1ヨーク7、第2ヨ
ーク8の外周方向より第1ヨーク7、第2ヨーク8部を
キャリッジ1に接合した。また、キャリッジ1に固定さ
れたカバー部材19により印字ヘッド5を覆った。 【効果】 第1ヨーク7、第2ヨーク8からキャリッジ
1への伝熱性が大幅に向上し、電磁コイル26が過熱し
ない為、印字の制限が不要となる。また、印字ヘッド5
の音を放射音の低いカバー部材19により遮蔽できる。
に、印字音を低減したインパクトドットマトリックスプ
リンタを提供することを目的とする。 【構成】 カバー部材19により第1ヨーク7、第2ヨ
ーク8の外周方向より第1ヨーク7、第2ヨーク8部を
キャリッジ1に接合した。また、キャリッジ1に固定さ
れたカバー部材19により印字ヘッド5を覆った。 【効果】 第1ヨーク7、第2ヨーク8からキャリッジ
1への伝熱性が大幅に向上し、電磁コイル26が過熱し
ない為、印字の制限が不要となる。また、印字ヘッド5
の音を放射音の低いカバー部材19により遮蔽できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インパクトドットマト
リックスプリンタに関するものである。
リックスプリンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のインパクトドットマトリックスプ
リンタとしては、例えば特開昭63ー173649号公
報に記載された印字ヘッドを備えたものが知られてい
る。そこで開示されているものは図5に示すように印字
ヘッド100は内部に図示されない電磁コイルを備えた
ヨーク101の外周が接合する受け部102とアマチュ
ア側端面103に接合するフランジ部104を備えた固
定部材105を介してキャリッジ106に固定されるも
のである。
リンタとしては、例えば特開昭63ー173649号公
報に記載された印字ヘッドを備えたものが知られてい
る。そこで開示されているものは図5に示すように印字
ヘッド100は内部に図示されない電磁コイルを備えた
ヨーク101の外周が接合する受け部102とアマチュ
ア側端面103に接合するフランジ部104を備えた固
定部材105を介してキャリッジ106に固定されるも
のである。
【0003】また、従来のインパクトドットマトリック
スプリンタとしては、例えば特開平1ー190461号
広報に記載された印字ヘッドを備えたものが知られてい
る。そこで開示されているものは図6に示すように印字
ヘッド200の背面を放熱器201の上から弾性材から
なる遮蔽部材202により密閉するものである。
スプリンタとしては、例えば特開平1ー190461号
広報に記載された印字ヘッドを備えたものが知られてい
る。そこで開示されているものは図6に示すように印字
ヘッド200の背面を放熱器201の上から弾性材から
なる遮蔽部材202により密閉するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図5に示す従
来のインパクトドットマトリックスプリンタでは、印字
ヘッド100は固定部材105へフランジ部104にお
いて固定されるためヨーク101と固定部材105は堅
固に固定されず、発熱源を含んだヨーク101から固定
部材105への伝熱が不十分であった。さらにキャリッ
ジ106への伝熱は固定部材105を介してなされるた
め熱抵抗が大きくなりキャリッジ106及びガイド軸1
07等の他の部材への伝熱は不十分なものであった。よ
って、このような構造のインパクトドットマトリックス
プリンタでは、高密度の文字等を高速かつ連続的に印字
するとヨーク101内の電磁コイルから発生する熱が放
熱量を上回り、温度上昇するため印字動作を継続させる
ことができなくなるという問題があった。
来のインパクトドットマトリックスプリンタでは、印字
ヘッド100は固定部材105へフランジ部104にお
いて固定されるためヨーク101と固定部材105は堅
固に固定されず、発熱源を含んだヨーク101から固定
部材105への伝熱が不十分であった。さらにキャリッ
ジ106への伝熱は固定部材105を介してなされるた
め熱抵抗が大きくなりキャリッジ106及びガイド軸1
07等の他の部材への伝熱は不十分なものであった。よ
って、このような構造のインパクトドットマトリックス
プリンタでは、高密度の文字等を高速かつ連続的に印字
するとヨーク101内の電磁コイルから発生する熱が放
熱量を上回り、温度上昇するため印字動作を継続させる
ことができなくなるという問題があった。
【0005】また、図6に示す従来のインパクトドット
マトリックスプリンタでは放熱器201は振動源である
印字ヘッド200に固定され他の部材に固定されていな
い為、放熱器の振動は拘束されず、放熱器の放射音が大
きいという問題があった。
マトリックスプリンタでは放熱器201は振動源である
印字ヘッド200に固定され他の部材に固定されていな
い為、放熱器の振動は拘束されず、放熱器の放射音が大
きいという問題があった。
【0006】そこで、本発明はこのような問題点を解決
するためになされたもので高密度の印字を高速かつ連続
して行うことが可能なインパクトドットマトリックスプ
リンタを得ることを目的とする。また、印字音の小さな
インパクトドットマトリックスプリンタを得ることを目
的とする。
するためになされたもので高密度の印字を高速かつ連続
して行うことが可能なインパクトドットマトリックスプ
リンタを得ることを目的とする。また、印字音の小さな
インパクトドットマトリックスプリンタを得ることを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明のインパクトドットマトリックスプリンタ
は、電磁コイルと、電磁コイルを取り付けるヨークと、
ヨークの端部に設けたアマチュアとによって磁気回路を
形成し、アマチュアを前記電磁コイルにより駆動し印字
を行う印字ヘッドと、印字ヘッドを搭載したキャリッジ
とを備えたインパクトドットマトリックスプリンタにお
いて、キャリッジを熱伝導性の高い材質で構成すると共
に、カバー部材によりヨークをカバー部材とキャリッジ
との間に挟持したことを特徴とする。
め、本発明のインパクトドットマトリックスプリンタ
は、電磁コイルと、電磁コイルを取り付けるヨークと、
ヨークの端部に設けたアマチュアとによって磁気回路を
形成し、アマチュアを前記電磁コイルにより駆動し印字
を行う印字ヘッドと、印字ヘッドを搭載したキャリッジ
とを備えたインパクトドットマトリックスプリンタにお
いて、キャリッジを熱伝導性の高い材質で構成すると共
に、カバー部材によりヨークをカバー部材とキャリッジ
との間に挟持したことを特徴とする。
【0008】また、カバー部材とキャリッジの間に伝熱
性の弾性シートを介在させたことを特徴とする。
性の弾性シートを介在させたことを特徴とする。
【0009】また、電磁コイルと、電磁コイルが取り付
けられるヨークと、ヨークの端部に設けたアマチュアと
によって磁気回路を形成し、アマチュアを電磁コイルに
より駆動し印字を行う印字ヘッドと、印字ヘッドを搭載
したキャリッジを備えたインパクトドットマトリックス
プリンタにおいて、キャリッジに固定され、印字ヘッド
を密閉するカバー部材備えたことを特徴とする。
けられるヨークと、ヨークの端部に設けたアマチュアと
によって磁気回路を形成し、アマチュアを電磁コイルに
より駆動し印字を行う印字ヘッドと、印字ヘッドを搭載
したキャリッジを備えたインパクトドットマトリックス
プリンタにおいて、キャリッジに固定され、印字ヘッド
を密閉するカバー部材備えたことを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明の上記の構成によれば発熱源を含んだヨ
ークをキャリッジに直接堅固に接合するためキャリッジ
への熱伝達が十分となりヨーク内の電磁コイルの温度上
昇を防ぐことが可能となる。よって、電磁コイルの過熱
により印字を制限する必要はなく、高密度の印字を高速
かつ連続して印字することが可能となる。また、キャリ
ッジに固定されたカバー部材により印字ヘッドが覆われ
るため印字ヘッドから発生する音を遮蔽される。また、
カバー部材の放射音もキャリッジに固定されて振動が抑
えられるため小さい。よって、印字音の小さなインパク
トドットマトリックスプリンタを得ることができる。
ークをキャリッジに直接堅固に接合するためキャリッジ
への熱伝達が十分となりヨーク内の電磁コイルの温度上
昇を防ぐことが可能となる。よって、電磁コイルの過熱
により印字を制限する必要はなく、高密度の印字を高速
かつ連続して印字することが可能となる。また、キャリ
ッジに固定されたカバー部材により印字ヘッドが覆われ
るため印字ヘッドから発生する音を遮蔽される。また、
カバー部材の放射音もキャリッジに固定されて振動が抑
えられるため小さい。よって、印字音の小さなインパク
トドットマトリックスプリンタを得ることができる。
【0011】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明のインパクトドットマトリックスプ
リンタの実施例の正面図。図2は本発明の実施例の側面
図である。図3は図1のA−A断面を示す部分断面図で
ある。図4は本発明の実施例の印字ヘッド、カバー部
材、キャリッジの分解斜視図である。
する。図1は本発明のインパクトドットマトリックスプ
リンタの実施例の正面図。図2は本発明の実施例の側面
図である。図3は図1のA−A断面を示す部分断面図で
ある。図4は本発明の実施例の印字ヘッド、カバー部
材、キャリッジの分解斜視図である。
【0012】図1〜図4に基づき構成について説明す
る。熱伝導性の高いアルミダイキャストよりなるキャリ
ッジ1は摺動抵抗の小さな金属製のブッシュ2を介して
金属製のガイド軸3に摺動可能に取り付けられている。
キャリッジ1は印字動作中にベルト4により摺動駆動さ
れる。キャリッジ1には印字ヘッド5を受ける為の受け
部6が形成され、第1ヨーク7、第2ヨーク8が受け部
6に接合する。本実施例においては第1ヨーク7、第2
ヨーク8とともにノ−ズ9、ホルダー10も同一面の受
け部6に接合しており、第1ヨーク7、第2ヨーク8、
ノ−ズ9、ホルダー10が同一面で保持されるため相互
の部材の位置が正確となる。また、受け部6には基板1
1の挿入されるスリット12が形成されている。スリッ
ト12の下にはコネクタ13が保持され、印字ヘッド5
を受け部6に接合したときに基板11がコネクタ13に
挿入される。コネクタ13はフラットケーブル14を通
じて図示されていないドライバー回路につながってい
る。キャリッジ1には位置決めピン15がたっており、
ノーズ9の位置決め穴16と係合して印字ヘッド5の水
平方向の位置を正確に決めることができる。
る。熱伝導性の高いアルミダイキャストよりなるキャリ
ッジ1は摺動抵抗の小さな金属製のブッシュ2を介して
金属製のガイド軸3に摺動可能に取り付けられている。
キャリッジ1は印字動作中にベルト4により摺動駆動さ
れる。キャリッジ1には印字ヘッド5を受ける為の受け
部6が形成され、第1ヨーク7、第2ヨーク8が受け部
6に接合する。本実施例においては第1ヨーク7、第2
ヨーク8とともにノ−ズ9、ホルダー10も同一面の受
け部6に接合しており、第1ヨーク7、第2ヨーク8、
ノ−ズ9、ホルダー10が同一面で保持されるため相互
の部材の位置が正確となる。また、受け部6には基板1
1の挿入されるスリット12が形成されている。スリッ
ト12の下にはコネクタ13が保持され、印字ヘッド5
を受け部6に接合したときに基板11がコネクタ13に
挿入される。コネクタ13はフラットケーブル14を通
じて図示されていないドライバー回路につながってい
る。キャリッジ1には位置決めピン15がたっており、
ノーズ9の位置決め穴16と係合して印字ヘッド5の水
平方向の位置を正確に決めることができる。
【0013】また、キャリッジ1には印字ヘッド5の背
面17を覆う壁18が形成されている。熱伝導性のよい
アルミダイカストからなるカバー部材19は第1ヨーク
7、第2ヨーク8をキャリッジ1との間に挟持し固定ネ
ジ20により第1ヨーク7、第2ヨーク8を堅固にキャ
リッジ1の受け部6に結合するとともにキャリッジ1に
固定される。また、本実施例ではノ−ズ9、ホルダー1
0もカバー部材19とキャリッジ1との間に挟持しキャ
リッジ1の受け部6に密着させているため第1ヨーク
7、第2ヨーク8、ノ−ズ9、ホルダー10相互の位置
が正確となる。カバー部材19には、印字ヘッド5の背
面17を覆う壁21が形成されている。カバー部材19
とキャリッジ1の接合面の間には熱伝導性のよいシリコ
ンゴムからなる弾性シート22が介在し、カバー部材1
9が固定されたときにカバー部材19とキャリッジ1双
方に密着するようになっており、印字ヘッド5を密閉し
ている。
面17を覆う壁18が形成されている。熱伝導性のよい
アルミダイカストからなるカバー部材19は第1ヨーク
7、第2ヨーク8をキャリッジ1との間に挟持し固定ネ
ジ20により第1ヨーク7、第2ヨーク8を堅固にキャ
リッジ1の受け部6に結合するとともにキャリッジ1に
固定される。また、本実施例ではノ−ズ9、ホルダー1
0もカバー部材19とキャリッジ1との間に挟持しキャ
リッジ1の受け部6に密着させているため第1ヨーク
7、第2ヨーク8、ノ−ズ9、ホルダー10相互の位置
が正確となる。カバー部材19には、印字ヘッド5の背
面17を覆う壁21が形成されている。カバー部材19
とキャリッジ1の接合面の間には熱伝導性のよいシリコ
ンゴムからなる弾性シート22が介在し、カバー部材1
9が固定されたときにカバー部材19とキャリッジ1双
方に密着するようになっており、印字ヘッド5を密閉し
ている。
【0014】次に図3に基づき印字ヘッド5の内部構造
と動作について説明する。本実施例は印字ワイヤを24
本有するが各印字ワイヤを駆動する構成と動作は何れも
同じであるため、一つの印字ワイヤ23に関して説明す
る。高透磁率の材料からなる第1ヨーク7に平面上に複
数個配置され一体に形成されたコア24に対しコイルボ
ビン25に巻線が巻き付けられた電磁コイル26が装着
されている。電磁コイル26の端子は絶縁板27を介し
基板11に半田付けされ、基板11はコネクタ13に挿
入され、フラットケーブル14を通して図示されていな
いドライバー回路につながっている。第1ヨーク7に第
2ヨーク8、第1スペーサ28、位置決め板29、第2
スペーサ30、及びホルダー10は積層され、板バネ3
1によりノ−ズ9に対し固定されている。電磁コイル2
6と第1ヨーク7の隙間には熱伝導率の高い樹脂32が
充填されている。高透磁率の磁性材料からなるアマチュ
ア33が支点軸34により回転可能に支持される。支点
軸34は第1スペーサ28と第2スペーサ30に挟持さ
れ、位置決め板29により位置決めされている。アマチ
ュア33はバネ保持部材35に保持された復帰バネ36
により押され、ダンパー37に押し付けられている。印
字ワイヤ23はアマチュア33の先端に固着され、複数
のワイヤガイド41に摺動可能に保持されている。
と動作について説明する。本実施例は印字ワイヤを24
本有するが各印字ワイヤを駆動する構成と動作は何れも
同じであるため、一つの印字ワイヤ23に関して説明す
る。高透磁率の材料からなる第1ヨーク7に平面上に複
数個配置され一体に形成されたコア24に対しコイルボ
ビン25に巻線が巻き付けられた電磁コイル26が装着
されている。電磁コイル26の端子は絶縁板27を介し
基板11に半田付けされ、基板11はコネクタ13に挿
入され、フラットケーブル14を通して図示されていな
いドライバー回路につながっている。第1ヨーク7に第
2ヨーク8、第1スペーサ28、位置決め板29、第2
スペーサ30、及びホルダー10は積層され、板バネ3
1によりノ−ズ9に対し固定されている。電磁コイル2
6と第1ヨーク7の隙間には熱伝導率の高い樹脂32が
充填されている。高透磁率の磁性材料からなるアマチュ
ア33が支点軸34により回転可能に支持される。支点
軸34は第1スペーサ28と第2スペーサ30に挟持さ
れ、位置決め板29により位置決めされている。アマチ
ュア33はバネ保持部材35に保持された復帰バネ36
により押され、ダンパー37に押し付けられている。印
字ワイヤ23はアマチュア33の先端に固着され、複数
のワイヤガイド41に摺動可能に保持されている。
【0015】図示されていないドライバー回路により電
磁コイル26が通電されると第1ヨーク7、第2ヨーク
8、アマチュア33よりなる磁気回路内に磁束が発生
し、アマチュア33がコア24に対し吸引され、印字ワ
イヤ23が図3において右向きに飛行し、インクリボン
38を介して、プラテン40に保持された印字媒体39
に打接し、印字を行う。印字後にアマチュア33は復帰
バネ36に押圧され待機位置に戻る。なお、符号41は
ワイヤガイドを示す。
磁コイル26が通電されると第1ヨーク7、第2ヨーク
8、アマチュア33よりなる磁気回路内に磁束が発生
し、アマチュア33がコア24に対し吸引され、印字ワ
イヤ23が図3において右向きに飛行し、インクリボン
38を介して、プラテン40に保持された印字媒体39
に打接し、印字を行う。印字後にアマチュア33は復帰
バネ36に押圧され待機位置に戻る。なお、符号41は
ワイヤガイドを示す。
【0016】次に図1〜図4に基づき本実施例の作用に
ついて説明する。電磁コイル26に通電されると電磁コ
イル26でジュール損による熱が発生するとともに磁気
回路内にも鉄損により熱が発生するが、第1ヨーク7と
第2ヨーク8がカバー部材19により堅固にキャリッジ
1の受け部6に接合しているため速やかにキャリッジ1
に放熱される。よって、高密度の印字を高速かつ連続に
しても電磁コイル26が過熱せず、印字量を制限する必
要がなくなる。キャリッジ1へ伝達された熱はさらに金
属製のブッシュ2を介して金属製のガイド軸3に伝熱さ
れキャリッジ1の温度上昇を防ぐことができる。また、
カバー部材19は熱伝導性の高い材料からなり、第1ヨ
ーク7、第2ヨーク8と接合しているため、カバー部材
19からも効率よく放熱され、電磁コイル26の過熱を
防ぐことができる。カバー部材19に放熱フィンを備え
れば放熱性が向上することは言うまでもない。また、カ
バー部材19とキャリッジ1の間に熱伝導性の高い弾性
シート22を介装したためカバー部材19とキャリッジ
1間の熱伝達が良好となり、印字ヘッド5の一部で発生
した熱を速やかに他の場所に放熱できる。
ついて説明する。電磁コイル26に通電されると電磁コ
イル26でジュール損による熱が発生するとともに磁気
回路内にも鉄損により熱が発生するが、第1ヨーク7と
第2ヨーク8がカバー部材19により堅固にキャリッジ
1の受け部6に接合しているため速やかにキャリッジ1
に放熱される。よって、高密度の印字を高速かつ連続に
しても電磁コイル26が過熱せず、印字量を制限する必
要がなくなる。キャリッジ1へ伝達された熱はさらに金
属製のブッシュ2を介して金属製のガイド軸3に伝熱さ
れキャリッジ1の温度上昇を防ぐことができる。また、
カバー部材19は熱伝導性の高い材料からなり、第1ヨ
ーク7、第2ヨーク8と接合しているため、カバー部材
19からも効率よく放熱され、電磁コイル26の過熱を
防ぐことができる。カバー部材19に放熱フィンを備え
れば放熱性が向上することは言うまでもない。また、カ
バー部材19とキャリッジ1の間に熱伝導性の高い弾性
シート22を介装したためカバー部材19とキャリッジ
1間の熱伝達が良好となり、印字ヘッド5の一部で発生
した熱を速やかに他の場所に放熱できる。
【0017】また、印字ワイヤ23の印字媒体打接時及
び待機位置への復帰時に衝撃音が発生するが、カバー部
材19が印字ヘッド5を密閉するため印字ヘッド5から
発生する音を遮蔽することができる。また、カバー部材
19はキャリッジ1に固定されているため振動が抑えら
れ、カバー部材19からの放射音も低いものとなる。ま
た、弾性シート22を備えたため密閉性が上がり、音の
遮蔽を確かなものとするとともにキャリッジ1とカバー
部材19の振動を吸収する効果も有する。キャリッジ
1、カバー部材19を制振性の材料で形成すればさらに
騒音を低減できることは言うまでもない。
び待機位置への復帰時に衝撃音が発生するが、カバー部
材19が印字ヘッド5を密閉するため印字ヘッド5から
発生する音を遮蔽することができる。また、カバー部材
19はキャリッジ1に固定されているため振動が抑えら
れ、カバー部材19からの放射音も低いものとなる。ま
た、弾性シート22を備えたため密閉性が上がり、音の
遮蔽を確かなものとするとともにキャリッジ1とカバー
部材19の振動を吸収する効果も有する。キャリッジ
1、カバー部材19を制振性の材料で形成すればさらに
騒音を低減できることは言うまでもない。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、カバ
ー部材により発熱源を含んだヨークをキャリッジに外周
方向から堅固に接合するためキャリッジへの伝熱性が大
幅に向上し、電磁コイルの温度上昇を防ぐことが可能と
なりる。よって、電磁コイルの過熱を防止できるため印
字を制限する必要がなくなり、高密度の印字を高速かつ
連続して行うことが可能となる。また、キャリッジに固
定されたカバー部材により印字ヘッドを覆ったため印字
音の小さなインパクトドットマトリックスプリンタを得
ることができる。
ー部材により発熱源を含んだヨークをキャリッジに外周
方向から堅固に接合するためキャリッジへの伝熱性が大
幅に向上し、電磁コイルの温度上昇を防ぐことが可能と
なりる。よって、電磁コイルの過熱を防止できるため印
字を制限する必要がなくなり、高密度の印字を高速かつ
連続して行うことが可能となる。また、キャリッジに固
定されたカバー部材により印字ヘッドを覆ったため印字
音の小さなインパクトドットマトリックスプリンタを得
ることができる。
【図1】本発明のインパクトドットプリンタの実施例を
示す正面図。
示す正面図。
【図2】本発明のインパクトドットプリンタの実施例を
示す側面図。
示す側面図。
【図3】図1に示す本発明のインパクトドットプリンタ
のA−A面の部分断面図。
のA−A面の部分断面図。
【図4】本発明のインパクトドットプリンタの分解斜視
図。
図。
【図5】従来のドットプリンタの分解斜視図。
【図6】従来のドットプリンタの分解斜視図。
1 キャリッジ 2 ブッシュ 3 ガイド軸 4 ベルト 5 印字ヘッド 6 受け部 7 第1ヨーク 8 第2ヨーク 9 ノ−ズ 10 ホルダー 11 基板 12 スリット 13 コネクタ 14 フラットケーブル 15 位置決めピン 16 位置決め穴 17 背面 18 壁 19 カバー部材 20 固定ネジ 21 壁 22 弾性シート 23 印字ワイヤ 24 印字ワイヤ 25 ボビン 26 電磁コイル 27 絶縁板 28 第1スペーサ 29 位置決め板 30 第2スペーサ 31 板バネ 32 樹脂 33 アマチュア 34 支点軸 35 バネ保持部材 36 復帰バネ 37 ダンパー 38 インクリボン 39 印字媒体 40 プラテン 41 ワイヤガイド
Claims (3)
- 【請求項1】 電磁コイルと、前記電磁コイルを取り付
けるヨークと、前記ヨークの端部に設けたアマチュアと
によって磁気回路を形成し、前記アマチュアを前記電磁
コイルにより駆動し印字を行う印字ヘッドと、前記印字
ヘッドを搭載したキャリッジとを備えたインパクトドッ
トマトリックスプリンタにおいて、前記キャリッジを熱
伝導性の高い材質で構成すると共に、カバー部材により
前記ヨークを前記カバー部材と前記キャリッジとの間に
挟持したことを特徴とするインパクトドットマトリック
スプリンタ。 - 【請求項2】 前記カバー部材と前記キャリッジの間に
伝熱性の弾性シートを介在させたことを特徴とするイン
パクトドットマトリックスプリンタ。 - 【請求項3】 電磁コイルと、前記電磁コイルが取り付
けられるヨークと、前記ヨークの端部に設けたアマチュ
アとによって磁気回路を形成し、前記アマチュアを前記
電磁コイルにより駆動し印字を行う印字ヘッドと、前記
印字ヘッドを搭載したキャリッジを備えたインパクトド
ットマトリックスプリンタにおいて、前記キャリッジに
固定され、前記印字ヘッドを密閉するカバー部材備えた
ことを特徴とするインパクトドットマトリックスプリン
タ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4177909A JPH0624097A (ja) | 1992-07-06 | 1992-07-06 | インパクトドットマトリックスプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4177909A JPH0624097A (ja) | 1992-07-06 | 1992-07-06 | インパクトドットマトリックスプリンタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0624097A true JPH0624097A (ja) | 1994-02-01 |
Family
ID=16039185
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4177909A Pending JPH0624097A (ja) | 1992-07-06 | 1992-07-06 | インパクトドットマトリックスプリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0624097A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7192116B2 (en) * | 2003-11-26 | 2007-03-20 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Systems and methods for dissipating heat from a fluid ejector carriage |
US7261389B2 (en) * | 2003-11-26 | 2007-08-28 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Systems and methods for dissipating heat into a fluid ejector carriage device |
-
1992
- 1992-07-06 JP JP4177909A patent/JPH0624097A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7192116B2 (en) * | 2003-11-26 | 2007-03-20 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Systems and methods for dissipating heat from a fluid ejector carriage |
US7261389B2 (en) * | 2003-11-26 | 2007-08-28 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Systems and methods for dissipating heat into a fluid ejector carriage device |
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